JP2001110469A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JP2001110469A
JP2001110469A JP29177399A JP29177399A JP2001110469A JP 2001110469 A JP2001110469 A JP 2001110469A JP 29177399 A JP29177399 A JP 29177399A JP 29177399 A JP29177399 A JP 29177399A JP 2001110469 A JP2001110469 A JP 2001110469A
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康之 古口
Yasushi Uehara
靖 上原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、プリテンションのための専用のス
ペースを殆ど必要とせず、構成的にも極めて簡単な構造
からなる、プリテンション形のコンタクトを有する電気
コネクタを提供せんとするものである。 【解決手段】 かゝる本発明は、絶縁ブロック20のコ
ンタクト取付け部21にその一端11が植設されると共
に、この一端11から延びる延設接触部が相手方コンタ
クトと弾性的に当接されるコンタクト10を有する電気
コネクタにおいて、コンタクト取付け部21の一部に、
スロープ状の隆起部51などからなる応力付与部50を
設け、上記コンタクト取付け部21に植設されたコンタ
クト10の一端11に一定の応力を負荷するようにした
電気コネクタにあり、これによって、省スペース性に優
れ、かつ、構造の簡単なプリテンション形の電気コネク
タを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンタクトに一定
の応力を負荷するようにした電気コネクタに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】電気コネクタには、現在種々の構造のも
のが提案されているが、その中にハウジング(ケース
体)をなす絶縁ブロックを合成樹脂で形成する一方、こ
の絶縁ブロック内に相手方コンタクトと弾性的に当接さ
れるコンタクトを多数配列させたものがある。
【0003】上記コンタクトは、一般にバネ性(弾性)
に富む金属製薄板の加工品からなり、その接触部が相手
方コンタクトと弾性的に当接されるようになっている。
この関係を、概略的に示すと、図3の如くである。コン
タクト10は、その一端11が絶縁ブロック20に植設
されると共に、この一端11から延びる延設接触部12
が相手方コンタクト30と弾性的に当接されるようにな
っている。なお、延設接触部12の先端寄りには、相手
方コンタクト30の形状にもよるが、良好な接触効果が
得られるように、一般に湾曲形状などの突出した形の接
点部12aが形成してある。
【0004】上記コンタクト10と相手方コンタクト3
0の接触によって、通常は何ら問題のない電気的接続が
得られるものの、近年の電気コネクタにおけるより一層
の小型化や取り扱うデータ量の増大化によって、コンタ
クト自体の数が増えると同時により小片化することで、
十分な接触圧が得らず、安定した電気的接続の確保が困
難になるという問題があった。
【0005】このため、コンタクト10側に予め一定の
応力(プリテンション)を付与して、安定した電気的接
続を得る方法が提案されている。これを、より具体的に
示すと、図4〜図5の如くで、コンタクト10の先端側
を図中少々下向きに押し下げた状態でストッパ40に当
接させてある。つまり、図5から明らかなように、2点
鎖線に示す、フリー状態(無負荷)におけるコンタクト
10の本来の水平位置に対して、距離H1だけ下向きに
押し下げてある。
【0006】この下向きへの押し下げによって、コンタ
クト10の延設接触部12側、即ち接点部12a側に
は、常に上向きの応力が作用することとなる。このた
め、相手方コンタクト30に対して、上記フリー状態の
コンタクト10に比較して、当初からある程度の大きさ
の押圧力(接触圧)を確保することが可能となり、より
安定した電気的接続が得られるようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記コンタ
クト10の先端側にストッパ40を当接させる方法で
は、次のような問題点があった。先ず、電気コネクタの
さらなる小型化によって、ストッパ40を配列するスペ
ース的な余裕がないときには、採用し難いという問題が
あった。次に、ストッパ40を配列する構造の場合、構
成が複雑となり、製造コストの上昇を招くという問題も
あった。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、プリテンションのための専用のスペ
ースを殆ど必要とせず、かつ、構成的にも極めて簡単な
構造からなる、プリテンション形のコンタクトを有する
電気コネクタを提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、絶縁ブロックのコンタクト取付け部にその一端が植
設されると共に、当該一端から延びる延設接触部が相手
方コンタクトと弾性的に当接されるコンタクトを有する
電気コネクタにおいて、前記コンタクト取付け部の一部
に応力付与部を設け、当該コンタクト取付け部に植設さ
れた前記コンタクトの一端に一定の応力を負荷するよう
にしたことを特徴とする電気コネクタにある。
【0010】請求項2記載の本発明は、前記コンタクト
取付け部の応力付与部が前記コンタクトの側面を押圧す
るスロープ状の隆起部からなることを特徴とする請求項
1記載の電気コネクタにある。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜図2は、本発明に係る電気
コネクタの一実施例を示したものであり、そのコンタク
ト取付け部を除いた全体形状は、基本的に上記図3に示
した電気コネクタとほぼ同一である。このため、同一構
成部分には図3と同一の符号を付してある。
【0012】つまり、本発明の電気コネクタでは、ハウ
ジング(ケース体)をなす絶縁ブロック20のコンタク
ト取付け部21の一部に応力付与部50を設け、このコ
ンタクト取付け部21に植設されたコンタクト10の一
端11に一定の応力(プリテンション)を負荷するよう
にしてある。
【0013】上記応力付与部50は、図2から明らかな
ように、コンタクト取付け部21の図中上面側で、コン
タクト10の側面を押圧するスロープ状の隆起部(楔形
状部分)51からなる。この隆起部51は、単体の楔形
状部品などとして提供することもできるが、絶縁ブロッ
ク20側と一体成形することが、生産性の点からする
と、望ましい。
【0014】いずれにしても、このスロープ状の隆起部
51は、図1〜図2の2点鎖線に示す、フリー状態(無
負荷)におけるコンタクト10の本来の水平位置に対し
て、距離H2だけ下向きに押し下げるような形状として
ある。
【0015】このため、コンタクト10の延設接触部1
2側、即ち接点部12a側には、隆起部51の当接部分
よりは小さいものの、常に上向きの応力が作用する傾向
となる。このため、相手方コンタクト30に対する接触
圧は、上記フリー状態のコンタクト10の場合、初期接
触圧がゼロから始まるのに対して、応力の作用により、
初期接触圧が一定の値から始まることになる。つまり、
当初からある程度の大きさの接触圧が確保できるため、
より安定した電気的接続が得られる。言い換えれば、コ
ンタクト自体のより一層の小片化や、また、これに伴う
コンタクト金属材料のより一層の薄板化にも比較的容易
に対応することが可能となる。
【0016】なお、上記実施の態様では、応力付与部5
0をスロープ状の隆起部51とする場合であったが、本
発明はこれに限定されず、要するにコンタクト10の側
面を下向きに押し下げる構成であればよく、例えばコン
タクト取付け部21の上面側の開口付近に設けた単なる
突起などであってもよい。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、コンタクト取付け部の一部に応力付与部を設
けることによって、簡単にプリテンション形のコンタク
トを有する電気コネクタを提供することができる。
【0018】このため、同じプリテンション形であって
も、従来のように、コンタクトの先端側に当接されるス
トッパが不要となる。この結果、ストッパ配列用のスペ
ースが不要となり、省スペース性に優れ、電気コネクタ
のさらなる小型化にも十分対応することができるように
なる。
【0019】また、コンタクトへの応力付与部は、コン
タクト取付け部の一部に設けたスロープ状の隆起部や単
なる突起などでよいため、構成が簡単で、優れた生産性
が得られるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電気コネクタの一実施例になる
概略を示した部分縦断側面図である。
【図2】 図1の電気コネクタにおける絶縁ブロックの
コンタクト取付け部とコンタクトとを示した部分拡大側
面図である。
【図3】 従来の電気コネクタの一例になる概略を示し
た部分縦断側面図である。
【図4】 従来のプリテンション形の電気コネクタの一
例になる概略を示した部分縦断側面図である。
【図5】 図4の電気コネクタにおけるコンタクトとプ
リテンション用のストッパとの関係を示した部分拡大側
面図である。
【符号の説明】
10 コンタクト 11 コンタクトの一端 12 コンタクトの延設接触部 20 絶縁ブロック(ハウジング) 21 コンタクト取付け部 30 相手方コンタクト 50 応力付与部 51 スロープ状の隆起部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ブロックのコンタクト取付け部にそ
    の一端が植設されると共に、当該一端から延びる延設接
    触部が相手方コンタクトと弾性的に当接されるコンタク
    トを有する電気コネクタにおいて、 前記コンタクト取付け部の一部に応力付与部を設け、当
    該コンタクト取付け部に植設された前記コンタクトの一
    端に一定の応力を負荷するようにしたことを特徴とする
    電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記コンタクト取付け部の応力付与部が
    前記コンタクトの側面を押圧するスロープ状の隆起部か
    らなることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
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