JP2001109819A - クリーニング管理システム及びクリーニング管理方法並びに刺繍チップ - Google Patents
クリーニング管理システム及びクリーニング管理方法並びに刺繍チップInfo
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 病院のリネン製品など多量なクリーニング品
に対する回収、納品などのクリーニングのサービスシス
テムの全体の工程を効率よく管理する。 【解決手段】リネン製品Dに刺繍チップ1を取り付けて
おく。刺繍チップ1には共通コードと連番コードのバイ
ナリーコードのビットパターンを刺繍により形成する。
サーバ24に共通コードと顧客情報、連番コードと識別
情報のそれぞれの関係を記憶しておく。クリーニング済
みの包装の前段階で撮像装置33により刺繍チップ1の
ビットパターンを撮像する。画像処理装置32で二値化
の画像処理を行う。パーソナルコンピュータ31でビッ
トパターンから共通コードと連番コードを読み取る。共
通コードと連番コードに対応する顧客情報と識別情報を
サーバ24から読み出す。顧客情報と識別情報をラベル
プリンタ35でラベルFにプリントして出力する。ラベ
ルFを包装袋に貼付する。
に対する回収、納品などのクリーニングのサービスシス
テムの全体の工程を効率よく管理する。 【解決手段】リネン製品Dに刺繍チップ1を取り付けて
おく。刺繍チップ1には共通コードと連番コードのバイ
ナリーコードのビットパターンを刺繍により形成する。
サーバ24に共通コードと顧客情報、連番コードと識別
情報のそれぞれの関係を記憶しておく。クリーニング済
みの包装の前段階で撮像装置33により刺繍チップ1の
ビットパターンを撮像する。画像処理装置32で二値化
の画像処理を行う。パーソナルコンピュータ31でビッ
トパターンから共通コードと連番コードを読み取る。共
通コードと連番コードに対応する顧客情報と識別情報を
サーバ24から読み出す。顧客情報と識別情報をラベル
プリンタ35でラベルFにプリントして出力する。ラベ
ルFを包装袋に貼付する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば病院などで
使用されるリネン製品をクリーニングするクリーニング
工場等で、そのリネン製品のクリーニング管理を行なう
のに適した、クリーニング管理システム、および、クリ
ーニング管理方法に関する。
使用されるリネン製品をクリーニングするクリーニング
工場等で、そのリネン製品のクリーニング管理を行なう
のに適した、クリーニング管理システム、および、クリ
ーニング管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、病院などで使用されたシーツや枕
カバー等のリネン製品は、クリーニングした後も同じ病
棟や同じ病室で使用することが要求されており、多数の
リネン製品をクリーニングに出した後、リネン製品の個
々のものを識別する必要がある。このため、従来は、リ
ネン製品に病院名、部屋番号、ベッド番号などをペンな
どで直接書き込むことが行われている。しかし、このよ
うな方法では、洗濯を繰り返すリネン製品等では洗濯に
より文字が薄れるなどして、識別に手間を要するという
問題がある。また、目視で識別しなければならないので
多数のリネン製品を管理するのに手間を要するという問
題がある。
カバー等のリネン製品は、クリーニングした後も同じ病
棟や同じ病室で使用することが要求されており、多数の
リネン製品をクリーニングに出した後、リネン製品の個
々のものを識別する必要がある。このため、従来は、リ
ネン製品に病院名、部屋番号、ベッド番号などをペンな
どで直接書き込むことが行われている。しかし、このよ
うな方法では、洗濯を繰り返すリネン製品等では洗濯に
より文字が薄れるなどして、識別に手間を要するという
問題がある。また、目視で識別しなければならないので
多数のリネン製品を管理するのに手間を要するという問
題がある。
【0003】そこで、刺繍によりリネン製品にバーコー
ドを付加することが例えば特開平9−269966号公
報において提案されている。また、このようなバーコー
ドの情報によりクリーニング品の品質管理等を行うクリ
ーニング管理システムが特開平10−290900号公
報において提案されている。この従来のクリーニング管
理システムでは、クリーニング品に付加したバーコード
から識別情報を読み取り、一方で、クリーニング日時、
クリーニング工場名、洗浄剤の種類等の管理情報を入力
手段で入力し、上記読み取った識別情報と入力した管理
情報とを結合してクリーニング管理情報を作成し、この
クリーニング管理情報をデータベースに記憶するもので
ある。そして、顧客からクリーニングに対する苦情等が
あった場合に、再度そのクリーニング品から識別情報を
読み取り、この識別情報でクリーニング管理情報を検索
して、クリーニング処理の履歴等を判定するものであ
る。
ドを付加することが例えば特開平9−269966号公
報において提案されている。また、このようなバーコー
ドの情報によりクリーニング品の品質管理等を行うクリ
ーニング管理システムが特開平10−290900号公
報において提案されている。この従来のクリーニング管
理システムでは、クリーニング品に付加したバーコード
から識別情報を読み取り、一方で、クリーニング日時、
クリーニング工場名、洗浄剤の種類等の管理情報を入力
手段で入力し、上記読み取った識別情報と入力した管理
情報とを結合してクリーニング管理情報を作成し、この
クリーニング管理情報をデータベースに記憶するもので
ある。そして、顧客からクリーニングに対する苦情等が
あった場合に、再度そのクリーニング品から識別情報を
読み取り、この識別情報でクリーニング管理情報を検索
して、クリーニング処理の履歴等を判定するものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のク
リーニング管理システムによれば、クリーニング工場等
においてクリーニング品の品質管理等を行うことはでき
るが、例えば、病院のリネン製品など多量なクリーニン
グ品を回収し、クリーニングし、さらに納品するなどの
クリーニングのサービスシステムの全体の工程を効率よ
く管理するまでには至っていない。例えば、回収したリ
ネン製品のバーコードを読み取りながら、そのつど、入
力手段によりクリーニング工場名、クリーニング回数、
納品日、受け入れ日、納品先名称等の各種の情報を入力
しなければならず、手間を要するという問題がある。す
なわち、不特定多数の顧客に対するクリーニング品の管
理には適しているが、一箇所から回収した多数のクリー
ニング品を管理するには効率が悪いという問題がある。
リーニング管理システムによれば、クリーニング工場等
においてクリーニング品の品質管理等を行うことはでき
るが、例えば、病院のリネン製品など多量なクリーニン
グ品を回収し、クリーニングし、さらに納品するなどの
クリーニングのサービスシステムの全体の工程を効率よ
く管理するまでには至っていない。例えば、回収したリ
ネン製品のバーコードを読み取りながら、そのつど、入
力手段によりクリーニング工場名、クリーニング回数、
納品日、受け入れ日、納品先名称等の各種の情報を入力
しなければならず、手間を要するという問題がある。す
なわち、不特定多数の顧客に対するクリーニング品の管
理には適しているが、一箇所から回収した多数のクリー
ニング品を管理するには効率が悪いという問題がある。
【0005】本発明は、病院のリネン製品など多量なク
リーニング品を回収し、クリーニングし、さらに納品す
るなどのクリーニングのサービスシステムの全体の工程
を効率よく管理できるようにすることを課題とする。
リーニング品を回収し、クリーニングし、さらに納品す
るなどのクリーニングのサービスシステムの全体の工程
を効率よく管理できるようにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のクリ
ーニング管理システムは、共通コードと連番コードのビ
ットパターンが刺繍され該連番コードが互いに異なる複
数の刺繍チップを、複数のクリーニング品にそれぞれ取
り付け、該刺繍チップに基づいて該クリーニング品を管
理するクリーニング管理システムであって、前記共通コ
ードを顧客情報に対応付ける対応関係と、前記連番コー
ドをクリーニング品の識別情報に対応付ける対応関係と
をそれぞれ記憶する記憶手段と、前記クリーニング品の
クリーニング後の工程において該クリーニング品の前記
刺繍チップのビットパターンが示す共通コードと連番コ
ードを読み取る読み取り手段と、該読み取り手段で読み
取った共通コードと連番コードにそれぞれ対応する顧客
情報と識別情報とを前記記憶手段から読み出し、該読み
出した顧客情報および識別情報を記載した情報付加物を
形成する情報付加物形成手段と、を備えたことを特徴と
する。
ーニング管理システムは、共通コードと連番コードのビ
ットパターンが刺繍され該連番コードが互いに異なる複
数の刺繍チップを、複数のクリーニング品にそれぞれ取
り付け、該刺繍チップに基づいて該クリーニング品を管
理するクリーニング管理システムであって、前記共通コ
ードを顧客情報に対応付ける対応関係と、前記連番コー
ドをクリーニング品の識別情報に対応付ける対応関係と
をそれぞれ記憶する記憶手段と、前記クリーニング品の
クリーニング後の工程において該クリーニング品の前記
刺繍チップのビットパターンが示す共通コードと連番コ
ードを読み取る読み取り手段と、該読み取り手段で読み
取った共通コードと連番コードにそれぞれ対応する顧客
情報と識別情報とを前記記憶手段から読み出し、該読み
出した顧客情報および識別情報を記載した情報付加物を
形成する情報付加物形成手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0007】本発明の請求項2のクリーニング管理シス
テムは請求項1の構成を備え、前記情報付加物が、前記
顧客情報と前記識別情報とをプリントしたシールである
ことを特徴とする。
テムは請求項1の構成を備え、前記情報付加物が、前記
顧客情報と前記識別情報とをプリントしたシールである
ことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項3のクリーニング管理シス
テムは、共通コードと連番コードのビットパターンが刺
繍され該連番コードが互いに異なる複数の刺繍チップ
を、複数のクリーニング品にそれぞれ取り付け、該刺繍
チップに基づいて該クリーニング品を管理するクリーニ
ング管理システムであって、前記クリーニング品を回収
するときに該クリーニング品の前記刺繍チップのビット
パターンが示す共通コードと連番コードを読み取り、該
共通コードと連番コードとを記憶する携帯用読み取り手
段と、前記回収したクリーニング品をクリーニングする
施設に配設され、前記共通コードを顧客情報に対応付け
る対応関係と、前記連番コードをクリーニング品の識別
情報に対応付ける対応関係とをそれぞれ記憶していると
ともに、前記携帯用読み取り手段に記憶された共通コー
ドと連番コードとを記憶して該クリーニング品を管理す
る管理手段と、を備えたことを特徴とする。
テムは、共通コードと連番コードのビットパターンが刺
繍され該連番コードが互いに異なる複数の刺繍チップ
を、複数のクリーニング品にそれぞれ取り付け、該刺繍
チップに基づいて該クリーニング品を管理するクリーニ
ング管理システムであって、前記クリーニング品を回収
するときに該クリーニング品の前記刺繍チップのビット
パターンが示す共通コードと連番コードを読み取り、該
共通コードと連番コードとを記憶する携帯用読み取り手
段と、前記回収したクリーニング品をクリーニングする
施設に配設され、前記共通コードを顧客情報に対応付け
る対応関係と、前記連番コードをクリーニング品の識別
情報に対応付ける対応関係とをそれぞれ記憶していると
ともに、前記携帯用読み取り手段に記憶された共通コー
ドと連番コードとを記憶して該クリーニング品を管理す
る管理手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】本発明の請求項4のクリーニング管理シス
テムは、請求項3の構成を備え、前記携帯用読み取り手
段は、前記共通コードを顧客情報に対応付ける対応関係
と、前記連番コードをクリーニング品の識別情報に対応
付ける対応関係とをそれぞれ記憶する記憶手段と、情報
を印字する印字手段とを備え、前記クリーニング品を回
収するとき、前記携帯用読み取り手段で読み取った共通
コードと連番コードにそれぞれ対応する顧客情報と識別
情報とを前記記憶手段から読み出し、該読み出した顧客
情報および識別情報を前記印字手段で印字出力すること
を特徴とする。
テムは、請求項3の構成を備え、前記携帯用読み取り手
段は、前記共通コードを顧客情報に対応付ける対応関係
と、前記連番コードをクリーニング品の識別情報に対応
付ける対応関係とをそれぞれ記憶する記憶手段と、情報
を印字する印字手段とを備え、前記クリーニング品を回
収するとき、前記携帯用読み取り手段で読み取った共通
コードと連番コードにそれぞれ対応する顧客情報と識別
情報とを前記記憶手段から読み出し、該読み出した顧客
情報および識別情報を前記印字手段で印字出力すること
を特徴とする。
【0010】本発明の請求項5のクリーニング管理シス
テムは、請求項1、2、3、または4の構成を備え、前
記クリーニング品がリネン製品であることを特徴とす
る。
テムは、請求項1、2、3、または4の構成を備え、前
記クリーニング品がリネン製品であることを特徴とす
る。
【0011】本発明の請求項6のクリーニング管理方法
は、共通コードと連番コードのビットパターンが刺繍さ
れ該連番コードが互いに異なる複数の刺繍チップを、複
数のクリーニング品にそれぞれ取り付け、該刺繍チップ
に基づいて該クリーニング品を管理するクリーニング管
理方法であって、前記共通コードを顧客情報に対応付け
る対応関係と、前記連番コードをクリーニング品の識別
情報に対応付ける対応関係とをそれぞれ記憶しておき、
前記クリーニング品のクリーニング後の工程において該
クリーニング品の前記刺繍チップのビットパターンが示
す共通コードと連番コードを読み取り、前記読み取り手
段で読み取った共通コードと連番コードにそれぞれ対応
する顧客情報と識別情報とを前記記憶手段から読み出
し、該読み出した顧客情報および識別情報を記載した情
報付加物を形成し、該情報付加物により前記読み取り対
象となったクリーニング品に前記顧客情報と前記識別情
報を付加するようにしたことを特徴とする。
は、共通コードと連番コードのビットパターンが刺繍さ
れ該連番コードが互いに異なる複数の刺繍チップを、複
数のクリーニング品にそれぞれ取り付け、該刺繍チップ
に基づいて該クリーニング品を管理するクリーニング管
理方法であって、前記共通コードを顧客情報に対応付け
る対応関係と、前記連番コードをクリーニング品の識別
情報に対応付ける対応関係とをそれぞれ記憶しておき、
前記クリーニング品のクリーニング後の工程において該
クリーニング品の前記刺繍チップのビットパターンが示
す共通コードと連番コードを読み取り、前記読み取り手
段で読み取った共通コードと連番コードにそれぞれ対応
する顧客情報と識別情報とを前記記憶手段から読み出
し、該読み出した顧客情報および識別情報を記載した情
報付加物を形成し、該情報付加物により前記読み取り対
象となったクリーニング品に前記顧客情報と前記識別情
報を付加するようにしたことを特徴とする。
【0012】本発明の請求項7の刺繍チップは、請求項
1〜5のクリーニング管理システムまたは請求項6のク
リーニング管理方法に用いる刺繍チップであって、複数
ビットの各ビットに対応するセルを有し、各ビットのう
ち1または0を示すビットに対応するセルにビットブロ
ックを刺繍してビットパターンを形成し、該ビットパタ
ーンの周囲に位置出しマークを刺繍したことを特徴とす
る。
1〜5のクリーニング管理システムまたは請求項6のク
リーニング管理方法に用いる刺繍チップであって、複数
ビットの各ビットに対応するセルを有し、各ビットのう
ち1または0を示すビットに対応するセルにビットブロ
ックを刺繍してビットパターンを形成し、該ビットパタ
ーンの周囲に位置出しマークを刺繍したことを特徴とす
る。
【0013】本発明の請求項1のクリーニング管理シス
テムにおける複数の刺繍チップは、共通コードと連番コ
ードのビットパターンが刺繍されたものであり、連番コ
ードは複数の刺繍チップにおいて互いに異なっている。
また、共通コードは複数の刺繍チップにおいて同じコー
ドである。そして、複数のクリーニング品の一つ一つに
例えば一対一に対応つけた刺繍チップが取り付けられて
いる。これにより、連番コードにより個々のクリーニン
グ品を識別することができる。また、記憶手段には、共
通コードを顧客情報に対応付ける対応関係と、連番コー
ドをクリーニング品の識別情報に対応付ける対応関係と
がそれぞれ記憶されている。一方、クリーニング後の例
えば包装直前の工程において、読み取り手段により、ク
リーニング品の刺繍チップのビットパターンを例えば撮
像し、画像処理を施し、ビットパターンが示す共通コー
ドと連番コードを読み取る。そして、読み取った共通コ
ードと連番コードにそれぞれ対応する顧客情報と識別情
報とを前記記憶手段から読み出し、該読み出した顧客情
報および識別情報を記載した情報付加物(例えば請求項
2のシール等)を形成する。
テムにおける複数の刺繍チップは、共通コードと連番コ
ードのビットパターンが刺繍されたものであり、連番コ
ードは複数の刺繍チップにおいて互いに異なっている。
また、共通コードは複数の刺繍チップにおいて同じコー
ドである。そして、複数のクリーニング品の一つ一つに
例えば一対一に対応つけた刺繍チップが取り付けられて
いる。これにより、連番コードにより個々のクリーニン
グ品を識別することができる。また、記憶手段には、共
通コードを顧客情報に対応付ける対応関係と、連番コー
ドをクリーニング品の識別情報に対応付ける対応関係と
がそれぞれ記憶されている。一方、クリーニング後の例
えば包装直前の工程において、読み取り手段により、ク
リーニング品の刺繍チップのビットパターンを例えば撮
像し、画像処理を施し、ビットパターンが示す共通コー
ドと連番コードを読み取る。そして、読み取った共通コ
ードと連番コードにそれぞれ対応する顧客情報と識別情
報とを前記記憶手段から読み出し、該読み出した顧客情
報および識別情報を記載した情報付加物(例えば請求項
2のシール等)を形成する。
【0014】したがって、この情報付加物を、クリーニ
ング品を包装したビニール袋等に貼付しておけば、その
クリーニング品の顧客情報と識別情報を確認できる。ま
た、共通コードで1の顧客の多数のクリーニング品を全
体として管理することができ、連番コードで例えばクリ
ーニング品個々のものを管理することができる。
ング品を包装したビニール袋等に貼付しておけば、その
クリーニング品の顧客情報と識別情報を確認できる。ま
た、共通コードで1の顧客の多数のクリーニング品を全
体として管理することができ、連番コードで例えばクリ
ーニング品個々のものを管理することができる。
【0015】なお、例えば病院のリネン製品を対象とす
る場合、顧客情報としては、例えば病院名、納品先等と
することができ、識別情報としては、例えばリネン製品
がシーツや枕カバーであれば病棟名、あるいは部屋番号
とすることができる。また、リネン製品が白衣等であれ
ば、識別情報として従業者の名前等とすることができ
る。なお、シーツや枕カバー等は部屋毎のようにある程
度の数を纏めて包装する場合は、情報付加物(例えば請
求項2のシール等)はその纏まり毎に形成すればよい。
る場合、顧客情報としては、例えば病院名、納品先等と
することができ、識別情報としては、例えばリネン製品
がシーツや枕カバーであれば病棟名、あるいは部屋番号
とすることができる。また、リネン製品が白衣等であれ
ば、識別情報として従業者の名前等とすることができ
る。なお、シーツや枕カバー等は部屋毎のようにある程
度の数を纏めて包装する場合は、情報付加物(例えば請
求項2のシール等)はその纏まり毎に形成すればよい。
【0016】このように、共通コードを顧客情報に対応
付ける対応関係と、連番コードをクリーニング品の識別
情報に対応付ける対応関係とがそれぞれ記憶手段に予め
記憶されているので、共通コードと連番コードによりそ
のクリーニング品の配送先等の管理が容易に行える。
付ける対応関係と、連番コードをクリーニング品の識別
情報に対応付ける対応関係とがそれぞれ記憶手段に予め
記憶されているので、共通コードと連番コードによりそ
のクリーニング品の配送先等の管理が容易に行える。
【0017】本発明の請求項2のクリーニング管理シス
テムによれば、請求項1と同様な作用効果が得られると
ともに、情報付加物がたシールであるので、これをクリ
ーニング品の包装袋等に貼り付けるだけでよく、作業性
がよい。
テムによれば、請求項1と同様な作用効果が得られると
ともに、情報付加物がたシールであるので、これをクリ
ーニング品の包装袋等に貼り付けるだけでよく、作業性
がよい。
【0018】本発明の請求項3のクリーニング管理シス
テムにおける複数の刺繍チップも請求項1と同様なビッ
トパターンが刺繍されたものであり、また、複数のクリ
ーニング品にもそれぞれ対応付けた刺繍チップが取り付
けられている。請求項3のクリーニング管理システムに
おいては、携帯用読み取り手段を用い、クリーニング品
を回収するときに該クリーニング品の前記刺繍チップの
ビットパターンが示す共通コードと連番コードを読み取
り、該共通コードと連番コードとを記憶する。そして、
回収したクリーニング品をクリーニングするクリーニン
グ工場等の施設には管理手段が配設されており、この管
理手段は、前記共通コードを顧客情報に対応付ける対応
関係と、前記連番コードをクリーニング品の識別情報に
対応付ける対応関係とをそれぞれ記憶している。また、
この管理手段は、前記携帯用読み取り手段に記憶された
共通コードと連番コードとを記憶し、この管理手段で該
クリーニング品を管理する。
テムにおける複数の刺繍チップも請求項1と同様なビッ
トパターンが刺繍されたものであり、また、複数のクリ
ーニング品にもそれぞれ対応付けた刺繍チップが取り付
けられている。請求項3のクリーニング管理システムに
おいては、携帯用読み取り手段を用い、クリーニング品
を回収するときに該クリーニング品の前記刺繍チップの
ビットパターンが示す共通コードと連番コードを読み取
り、該共通コードと連番コードとを記憶する。そして、
回収したクリーニング品をクリーニングするクリーニン
グ工場等の施設には管理手段が配設されており、この管
理手段は、前記共通コードを顧客情報に対応付ける対応
関係と、前記連番コードをクリーニング品の識別情報に
対応付ける対応関係とをそれぞれ記憶している。また、
この管理手段は、前記携帯用読み取り手段に記憶された
共通コードと連番コードとを記憶し、この管理手段で該
クリーニング品を管理する。
【0019】管理手段としては、携帯用読み取り手段と
データの授受を行えるパーソナルコンピュータやデータ
ベース等を用いることができ、この管理手段により、携
帯用読み取り手段に記憶されていた共通コードと連番コ
ードとをメモリに記憶し、この共通コードと連番コード
にそれぞれ対応する顧客情報と識別情報に基づいてクリ
ーニング品を管理することができる。すなわち、顧客先
でクリーニング品を回収するとき、携帯用読み取り手段
でクリーニング品の刺繍チップから共通コードと連番コ
ードとを読み取り、各クリーニング品について蓄積して
おくことができるので、クリーニング工場等において、
回収した多数のクリーニング品の顧客情報と識別情報を
管理手段に簡単に入力することができ、管理が容易にな
る。
データの授受を行えるパーソナルコンピュータやデータ
ベース等を用いることができ、この管理手段により、携
帯用読み取り手段に記憶されていた共通コードと連番コ
ードとをメモリに記憶し、この共通コードと連番コード
にそれぞれ対応する顧客情報と識別情報に基づいてクリ
ーニング品を管理することができる。すなわち、顧客先
でクリーニング品を回収するとき、携帯用読み取り手段
でクリーニング品の刺繍チップから共通コードと連番コ
ードとを読み取り、各クリーニング品について蓄積して
おくことができるので、クリーニング工場等において、
回収した多数のクリーニング品の顧客情報と識別情報を
管理手段に簡単に入力することができ、管理が容易にな
る。
【0020】本発明の請求項4のクリーニング管理シス
テムにおける携帯用読み取り手段は、前記共通コードを
顧客情報に対応付ける対応関係と、前記連番コードをク
リーニング品の識別情報に対応付ける対応関係とをそれ
ぞれ記憶する記憶手段と、情報を印字する印字手段とを
備えている。そして、前記クリーニング品を回収すると
きに読み取った共通コードと連番コードにそれぞれ対応
する顧客情報と識別情報とを記憶手段から読み出し、該
読み出した顧客情報および識別情報を印字手段で印字出
力する。したがって、回収したクリーニング品の情報を
例えば受領書として顧客側に渡すこともでき、クリーニ
ング品の管理が確実になる。
テムにおける携帯用読み取り手段は、前記共通コードを
顧客情報に対応付ける対応関係と、前記連番コードをク
リーニング品の識別情報に対応付ける対応関係とをそれ
ぞれ記憶する記憶手段と、情報を印字する印字手段とを
備えている。そして、前記クリーニング品を回収すると
きに読み取った共通コードと連番コードにそれぞれ対応
する顧客情報と識別情報とを記憶手段から読み出し、該
読み出した顧客情報および識別情報を印字手段で印字出
力する。したがって、回収したクリーニング品の情報を
例えば受領書として顧客側に渡すこともでき、クリーニ
ング品の管理が確実になる。
【0021】本発明の請求項5のクリーニング管理シス
テムのようにリネン製品を対象とすると、請求項1、
2、3、または4の作用効果に加えて、共通コードで1
の顧客の多数のクリーニング品を全体として管理し、連
番コードで例えばクリーニング品個々のものを管理する
場合に特に効果的である。
テムのようにリネン製品を対象とすると、請求項1、
2、3、または4の作用効果に加えて、共通コードで1
の顧客の多数のクリーニング品を全体として管理し、連
番コードで例えばクリーニング品個々のものを管理する
場合に特に効果的である。
【0022】本発明の請求項6のクリーニング管理方法
によれば請求項1と同様な作用効果が得られる。
によれば請求項1と同様な作用効果が得られる。
【0023】本発明の請求項7の刺繍チップによれば、
ビットパターンと位置出しマークが刺繍により形成され
ているのでクリーニング処理等に対して耐久性がある。
また、位置出しマークによりビットパターンの読み取り
が容易になり、かつ読み取りを確実に行うことができ
る。
ビットパターンと位置出しマークが刺繍により形成され
ているのでクリーニング処理等に対して耐久性がある。
また、位置出しマークによりビットパターンの読み取り
が容易になり、かつ読み取りを確実に行うことができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図3は本発明の一実施形態の
クリーニング管理システムの概略図であり、リネン工場
(クリーニング工場)Aで病院Bにおけるリネン製品の
クリーニングを行うとともに、リネン工場Aでリネン製
品の管理を行う場合を示している。リネン工場Aから
は、定期的にあるいは病院Bからの依頼があると、回収
車Cで病院Bにリネン製品の回収に向かう。このとき回
収車Cの作業者は、携帯用読み取り装置としてのハンデ
ィターミナル10と小型プリンタ20を携帯している。
施形態について説明する。図3は本発明の一実施形態の
クリーニング管理システムの概略図であり、リネン工場
(クリーニング工場)Aで病院Bにおけるリネン製品の
クリーニングを行うとともに、リネン工場Aでリネン製
品の管理を行う場合を示している。リネン工場Aから
は、定期的にあるいは病院Bからの依頼があると、回収
車Cで病院Bにリネン製品の回収に向かう。このとき回
収車Cの作業者は、携帯用読み取り装置としてのハンデ
ィターミナル10と小型プリンタ20を携帯している。
【0025】病院Bのリネン製品Dには刺繍チップ1が
取り付けられており、病院Bでリネン製品Dを回収する
とき、ハンディターミナル10により刺繍チップ1の後
述説明するビットパターン1aから共通コードと連番コ
ードを読み取る。この共通コードと連番コードからは、
リネン製品Dの例えば「何号室のシーツ」「何病棟の白
衣」等のアイテムを識別し、アイテム毎に回収した数量
をカウントする。そして、アイテム毎に、アイテムの種
類とそのアイテムの数量を印刷した受領書Eを小型プリ
ンタ20でプリントアウトし、受領書とする。なお、小
型プリンタ20とハンディターミナル10は赤外線を利
用したIrDA方式で接続される。
取り付けられており、病院Bでリネン製品Dを回収する
とき、ハンディターミナル10により刺繍チップ1の後
述説明するビットパターン1aから共通コードと連番コ
ードを読み取る。この共通コードと連番コードからは、
リネン製品Dの例えば「何号室のシーツ」「何病棟の白
衣」等のアイテムを識別し、アイテム毎に回収した数量
をカウントする。そして、アイテム毎に、アイテムの種
類とそのアイテムの数量を印刷した受領書Eを小型プリ
ンタ20でプリントアウトし、受領書とする。なお、小
型プリンタ20とハンディターミナル10は赤外線を利
用したIrDA方式で接続される。
【0026】病院Bで回収したリネン製品Dは、ハンデ
ィターミナル10と小型プリンタ20とともに回収車C
でリネン工場Aに向かい、リネン工場Aにおいてリネン
製品Dはクリーニング処理に回される。
ィターミナル10と小型プリンタ20とともに回収車C
でリネン工場Aに向かい、リネン工場Aにおいてリネン
製品Dはクリーニング処理に回される。
【0027】リネン工場Aは、その事務所等に配設され
た管理コンピュータシステム2と、クリーニング後の乾
燥工程と包装工程の間に配設された読み取りコンピュー
タシステム3とを備えている。管理コンピュータシステ
ム2は、リネン製品Dを回収したときのハンディターミ
ナル10に読み込んだ共通コードと連番コードの情報お
よびサーバに蓄積されたデータに基づいてリネン製品の
管理を行う。また、読み取りコンピュータシステム3
は、クリーニングが終わったリネン製品の包装の前段で
リネン製品の識別を行う。なお、リネン工場Aでクリー
ニング後、識別および包装が終わったリネン製品は病院
Bあるいは別の施設など、識別された納品先に配送され
る。
た管理コンピュータシステム2と、クリーニング後の乾
燥工程と包装工程の間に配設された読み取りコンピュー
タシステム3とを備えている。管理コンピュータシステ
ム2は、リネン製品Dを回収したときのハンディターミ
ナル10に読み込んだ共通コードと連番コードの情報お
よびサーバに蓄積されたデータに基づいてリネン製品の
管理を行う。また、読み取りコンピュータシステム3
は、クリーニングが終わったリネン製品の包装の前段で
リネン製品の識別を行う。なお、リネン工場Aでクリー
ニング後、識別および包装が終わったリネン製品は病院
Bあるいは別の施設など、識別された納品先に配送され
る。
【0028】図2は実施形態における刺繍チップ1の平
面図である。なお、この刺繍チップ1の寸法は4cm角
程度である。刺繍チップ1は、矩形で淡色の基布を生地
とし、その周囲に淡色の刺繍の縁取り部11が施され、
その内側の3つの隅に小円形で濃色の位置出しマーク1
2が刺繍により形成されている。この位置出しマーク1
2で囲われた内側に碁盤目状の淡色の区画枠13が刺繍
により形成されている。そして、この区画枠13で区分
けされた部分に濃色のビットブロック14(斜線の部
分)が刺繍により形成されている。なお、淡色の区画枠
13は濃色のビットブロック14を刺繍した後に刺繍さ
れたものである。これにより、濃色のビットブロック1
4の隣合うもの同士が淡色の区画枠13により区切られ
るので、ビットブロック14が隣り合っていても、後述
の画像処理時に個々のビットブロック14を容易に識別
することができる。
面図である。なお、この刺繍チップ1の寸法は4cm角
程度である。刺繍チップ1は、矩形で淡色の基布を生地
とし、その周囲に淡色の刺繍の縁取り部11が施され、
その内側の3つの隅に小円形で濃色の位置出しマーク1
2が刺繍により形成されている。この位置出しマーク1
2で囲われた内側に碁盤目状の淡色の区画枠13が刺繍
により形成されている。そして、この区画枠13で区分
けされた部分に濃色のビットブロック14(斜線の部
分)が刺繍により形成されている。なお、淡色の区画枠
13は濃色のビットブロック14を刺繍した後に刺繍さ
れたものである。これにより、濃色のビットブロック1
4の隣合うもの同士が淡色の区画枠13により区切られ
るので、ビットブロック14が隣り合っていても、後述
の画像処理時に個々のビットブロック14を容易に識別
することができる。
【0029】また、図2において、区画枠13で区切ら
れた各セルは、横方向に並ぶ8つのセルが8ビットに対
応し、図の左端のセルが最上位ビット(MSB)で、右
端のセルが最下位ビット(LSB)に対応している。そ
して、ビットブロック14が形成されているセルが
“1”に、ビットブロック14が形成されてないセルが
“0”に対応するビットパターン1aが形成されてお
り、これによりバイナリーコードを表現している。この
例では、上下方向に並ぶ7列により7種類のバイナリー
コードが表現されている。
れた各セルは、横方向に並ぶ8つのセルが8ビットに対
応し、図の左端のセルが最上位ビット(MSB)で、右
端のセルが最下位ビット(LSB)に対応している。そ
して、ビットブロック14が形成されているセルが
“1”に、ビットブロック14が形成されてないセルが
“0”に対応するビットパターン1aが形成されてお
り、これによりバイナリーコードを表現している。この
例では、上下方向に並ぶ7列により7種類のバイナリー
コードが表現されている。
【0030】図1はリネン工場Aにおける管理コンピュ
ータシステム2と読み取りコンピュータシステム3のブ
ロック図である。管理コンピュータシステム2はパーソ
ナルコンピュータ21、ハンディターミナル10からデ
ータを読み取ってパーソナルコンピュータ21に送信す
る送信装置22、各種データを出力するプリンタ23、
サーバ(サーバコンピュータ)24で構成されている。
また、読み取りコンピュータシステム3は、パーソナル
コンピュータ31、画像処理装置32、撮像装置33、
撮像装置33の撮像画像を確認するモニター34、クリ
ーニング包装品に貼付するラベルFを印刷するラベルプ
リンタ35で構成されており、パーソナルコンピュータ
31は、管理コンピュータシステム2側のパーソナルコ
ンピュータ21およびサーバ24に接続されている。撮
像装置33は、ガラス板等の透明板36aを有する作業
台36の下に配設され、レンズを透明板36a側(上
方)に向けたCCDカメラ33a、透明板36aに対し
て斜め方向から照明光を照らす照明装置33bを備えて
いる。
ータシステム2と読み取りコンピュータシステム3のブ
ロック図である。管理コンピュータシステム2はパーソ
ナルコンピュータ21、ハンディターミナル10からデ
ータを読み取ってパーソナルコンピュータ21に送信す
る送信装置22、各種データを出力するプリンタ23、
サーバ(サーバコンピュータ)24で構成されている。
また、読み取りコンピュータシステム3は、パーソナル
コンピュータ31、画像処理装置32、撮像装置33、
撮像装置33の撮像画像を確認するモニター34、クリ
ーニング包装品に貼付するラベルFを印刷するラベルプ
リンタ35で構成されており、パーソナルコンピュータ
31は、管理コンピュータシステム2側のパーソナルコ
ンピュータ21およびサーバ24に接続されている。撮
像装置33は、ガラス板等の透明板36aを有する作業
台36の下に配設され、レンズを透明板36a側(上
方)に向けたCCDカメラ33a、透明板36aに対し
て斜め方向から照明光を照らす照明装置33bを備えて
いる。
【0031】管理コンピュータシステム2側のサーバ2
4には、例えば図4に示したように、複数の共通コード
に対応させて各共通コードに対応する顧客情報が記憶さ
れている。また、各顧客情報は、病院名、納品先等の他
に連番領域の情報を含んでおり、この連番領域は、その
顧客情報に対応する連番コードと識別情報との対応関係
を記憶した記憶領域を示している。なお、識別情報は連
番コードに対応する病棟名、病室番号、人名、その他の
情報である。また、この共通コードと連番コードとによ
って識別される顧客毎の各リネン製品の識別情報に対応
させて、例えば、そのリネン製品の洗濯回数や、回収さ
れた段階か、クリーニングされた段階か、あるいは納品
されている段階であるかなどの履歴情報が記憶されてお
り、この履歴情報は、リネン製品の回収、クリーニング
処理、配送処理に応じて逐次更新される。なお、連番コ
ードとは10進数で“1,2,3,…,n”などの数で
ある。
4には、例えば図4に示したように、複数の共通コード
に対応させて各共通コードに対応する顧客情報が記憶さ
れている。また、各顧客情報は、病院名、納品先等の他
に連番領域の情報を含んでおり、この連番領域は、その
顧客情報に対応する連番コードと識別情報との対応関係
を記憶した記憶領域を示している。なお、識別情報は連
番コードに対応する病棟名、病室番号、人名、その他の
情報である。また、この共通コードと連番コードとによ
って識別される顧客毎の各リネン製品の識別情報に対応
させて、例えば、そのリネン製品の洗濯回数や、回収さ
れた段階か、クリーニングされた段階か、あるいは納品
されている段階であるかなどの履歴情報が記憶されてお
り、この履歴情報は、リネン製品の回収、クリーニング
処理、配送処理に応じて逐次更新される。なお、連番コ
ードとは10進数で“1,2,3,…,n”などの数で
ある。
【0032】パーソナルコンピュータ21の例えばハー
ドディスクには管理制御プログラムが記憶されており、
この管理制御プログラムを実行して、サーバ24からの
データの読み出しやデータの更新、あるいはプリンタ2
3による管理情報の出力等を行う。例えば、パーソナル
コンピュータ21は、サーバ24に対してデータの読み
出しや書き換えが可能であり、共通コードに対応する顧
客情報、連番コードに対応する識別情報、あるいは履歴
情報等のデータをサーバ24から読み出すことができ
る。また、リネン製品を回収したときは、ハンディター
ミナル10を送信装置22にセットし、このハンディタ
ーミナル10に記憶されている共通コードと連番コード
のデータを送信装置22に読み取り、そのデータをパー
ソナルコンピュータ21に送信する。そして、パーソナ
ルコンピュータ21は、受信した共通コードと連番コー
ドのデータに基づいてサーバ24の履歴情報の更新も行
う。
ドディスクには管理制御プログラムが記憶されており、
この管理制御プログラムを実行して、サーバ24からの
データの読み出しやデータの更新、あるいはプリンタ2
3による管理情報の出力等を行う。例えば、パーソナル
コンピュータ21は、サーバ24に対してデータの読み
出しや書き換えが可能であり、共通コードに対応する顧
客情報、連番コードに対応する識別情報、あるいは履歴
情報等のデータをサーバ24から読み出すことができ
る。また、リネン製品を回収したときは、ハンディター
ミナル10を送信装置22にセットし、このハンディタ
ーミナル10に記憶されている共通コードと連番コード
のデータを送信装置22に読み取り、そのデータをパー
ソナルコンピュータ21に送信する。そして、パーソナ
ルコンピュータ21は、受信した共通コードと連番コー
ドのデータに基づいてサーバ24の履歴情報の更新も行
う。
【0033】読み取りコンピュータシステム3側におい
ては、クリーニング後の乾燥、プレスされたリネン製品
Dを、刺繍チップ1の部分を下にして作業台36に載
せ、刺繍チップ1を透明板36a上に当てる。これによ
り、刺繍チップ1は透明板36aを透して照明装置33
bで照明されて、刺繍チップ1の部分がCCDカメラ3
3aによって撮像される。撮像して得られた画像データ
は画像処理装置32に送られ、画像処理装置32によっ
て、モノクロの画像データとされるとともに、画素毎に
二値化処理が行なわれる。この二値化処理で得られた画
像データはパーソナルコンピュータ31によって読み取
られ、パーソナルコンピュータ31によりビットパター
ンの判定処理が行われる。
ては、クリーニング後の乾燥、プレスされたリネン製品
Dを、刺繍チップ1の部分を下にして作業台36に載
せ、刺繍チップ1を透明板36a上に当てる。これによ
り、刺繍チップ1は透明板36aを透して照明装置33
bで照明されて、刺繍チップ1の部分がCCDカメラ3
3aによって撮像される。撮像して得られた画像データ
は画像処理装置32に送られ、画像処理装置32によっ
て、モノクロの画像データとされるとともに、画素毎に
二値化処理が行なわれる。この二値化処理で得られた画
像データはパーソナルコンピュータ31によって読み取
られ、パーソナルコンピュータ31によりビットパター
ンの判定処理が行われる。
【0034】パーソナルコンピュータ31における判定
処理は次のように行う。すなわち、二値化された画像デ
ータは、刺繍チップ1における濃色の位置出しマーク1
2と濃色のビットブロック14の部分だけが抽出された
画像データとなる。また、位置出しマーク12の3点と
ビットブロック14(および区画枠13)の位置関係、
およびCCDカメラ33aの画角等の光学的な条件は予
め解っているので、画像データから位置出しマーク12
を検出することができ、さらに、この位置出しマーク1
2の配置から個々のビットブロック14の位置を検出す
ることができる。これにより、パーソナルコンピュータ
31は共通コードと連番コードを読み取り、この共通コ
ードと連番コードにそれぞれ対応する顧客情報および識
別情報をサーバ24から読み出す。そして、この顧客情
報および識別情報のデータをラベルプリンタ35に出力
し、ラベルプリンタ35で顧客情報と識別情報を印刷し
たラベルFをプリントアウトする。
処理は次のように行う。すなわち、二値化された画像デ
ータは、刺繍チップ1における濃色の位置出しマーク1
2と濃色のビットブロック14の部分だけが抽出された
画像データとなる。また、位置出しマーク12の3点と
ビットブロック14(および区画枠13)の位置関係、
およびCCDカメラ33aの画角等の光学的な条件は予
め解っているので、画像データから位置出しマーク12
を検出することができ、さらに、この位置出しマーク1
2の配置から個々のビットブロック14の位置を検出す
ることができる。これにより、パーソナルコンピュータ
31は共通コードと連番コードを読み取り、この共通コ
ードと連番コードにそれぞれ対応する顧客情報および識
別情報をサーバ24から読み出す。そして、この顧客情
報および識別情報のデータをラベルプリンタ35に出力
し、ラベルプリンタ35で顧客情報と識別情報を印刷し
たラベルFをプリントアウトする。
【0035】こうしてプリントアウトされたラベルFを
リネン製品Dを包装したビニール袋等に貼付し、配送工
程に送る。これにより、リネン製品Dに対応する病院名
や納品先、病棟名、病室番号、人名等をラベルから簡単
に識別することができ、配送工程や仕分け作業等が容易
に確実に行うことができる。
リネン製品Dを包装したビニール袋等に貼付し、配送工
程に送る。これにより、リネン製品Dに対応する病院名
や納品先、病棟名、病室番号、人名等をラベルから簡単
に識別することができ、配送工程や仕分け作業等が容易
に確実に行うことができる。
【0036】なお、パーソナルコンピュータ31は、読
み取った共通コードと連番コードのデータをパーソナル
コンピュータ21に送出し、パーソナルコンピュータ2
1はこの共通コードと連番コードを、読み取りが済んだ
リネン製品のものとして所定の領域に記憶しておく。そ
して、管理コンピュータシステム2側では、オペレータ
等が所定の処理を行うことにより、この記憶された共通
コードと連番コードに基づいてサーバ24の履歴情報を
更新し、クリーニング、包装済みのリネン製品として管
理する。
み取った共通コードと連番コードのデータをパーソナル
コンピュータ21に送出し、パーソナルコンピュータ2
1はこの共通コードと連番コードを、読み取りが済んだ
リネン製品のものとして所定の領域に記憶しておく。そ
して、管理コンピュータシステム2側では、オペレータ
等が所定の処理を行うことにより、この記憶された共通
コードと連番コードに基づいてサーバ24の履歴情報を
更新し、クリーニング、包装済みのリネン製品として管
理する。
【0037】以上の実施形態では病院のリネン製品を対
象とした場合について説明したが、クリーニング品はそ
の他の衣類等であってもよく、特に、制服などのように
個々の製品を区別しにくい多数のクリーニング品に対し
て効果的である。
象とした場合について説明したが、クリーニング品はそ
の他の衣類等であってもよく、特に、制服などのように
個々の製品を区別しにくい多数のクリーニング品に対し
て効果的である。
【0038】なお、実施形態では、刺繍チップの基布と
区画枠は淡色で、位置出しマークとビットブロックは濃
色として説明したが、画像処理において位置出しマーク
とビットブロックを基布や区画枠から分離して識別でき
るものであれば、これらの色や明度等は適宜選択するこ
とができる。例えば淡色を「白」、濃色を「黒」とすれ
ば容易に識別ができるが、デザイン等を考慮してその他
の色としてもよい。また、位置出しマークとビットブロ
ックが淡色で、基布と区画枠が濃色であってもよい。さ
らに、ビットブロックの隣同士の間隔をある程度とれ
ば、区画枠はなくてもよい。
区画枠は淡色で、位置出しマークとビットブロックは濃
色として説明したが、画像処理において位置出しマーク
とビットブロックを基布や区画枠から分離して識別でき
るものであれば、これらの色や明度等は適宜選択するこ
とができる。例えば淡色を「白」、濃色を「黒」とすれ
ば容易に識別ができるが、デザイン等を考慮してその他
の色としてもよい。また、位置出しマークとビットブロ
ックが淡色で、基布と区画枠が濃色であってもよい。さ
らに、ビットブロックの隣同士の間隔をある程度とれ
ば、区画枠はなくてもよい。
【0039】また、実施形態の刺繍チップでは8ビット
のバイナリーコードを用いているがビット数なこれより
多くても少なくてもよい。また、実施形態では一列に並
んだセル(8つのセル)を一つのバイナリーコードに対
応させているが、一つのバイナリーコードに対応するセ
ルの位置を決めておけば、バイナリーコードに対応する
セルの位置はどのような配置でもよい。また、実施形態
では位置出しマークを円形にしているがその他の形状で
あってもよい。さらに、実施形態では位置出しマークは
区画枠の四隅の内の三箇所に対応して形成されている
が、この位置出しマークの位置はその他の位置でもよ
い。特に、ビットパターンを囲うような位置で三点が3
角形(正三角形以外)の頂点となるような位置に配置す
るとよい。
のバイナリーコードを用いているがビット数なこれより
多くても少なくてもよい。また、実施形態では一列に並
んだセル(8つのセル)を一つのバイナリーコードに対
応させているが、一つのバイナリーコードに対応するセ
ルの位置を決めておけば、バイナリーコードに対応する
セルの位置はどのような配置でもよい。また、実施形態
では位置出しマークを円形にしているがその他の形状で
あってもよい。さらに、実施形態では位置出しマークは
区画枠の四隅の内の三箇所に対応して形成されている
が、この位置出しマークの位置はその他の位置でもよ
い。特に、ビットパターンを囲うような位置で三点が3
角形(正三角形以外)の頂点となるような位置に配置す
るとよい。
【0040】また、実施形態では、作業台36上にて、
透明板36aに刺繍チップ1を当てて下から刺繍チップ
1を撮像するようにしているので、作業台36上にスペ
ースがとれるので作業性がよくなっているが、これに限
らず、刺繍チップを上に向けて上から撮像するようにし
てもよい。
透明板36aに刺繍チップ1を当てて下から刺繍チップ
1を撮像するようにしているので、作業台36上にスペ
ースがとれるので作業性がよくなっているが、これに限
らず、刺繍チップを上に向けて上から撮像するようにし
てもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
のクリーニング管理システムまたは請求項6のクリーニ
ング管理方法によれば、クリーニングの包装前に、刺繍
チップから読み出した顧客情報および識別情報を記載し
た情報付加物が形成されるので、クリーニング品の顧客
情報と識別情報を確認できる。また、共通コードで1の
顧客の多数のクリーニング品を全体として管理すること
ができ、連番コードで例えばクリーニング品個々のもの
を管理することもできる。したがって、クリーニングの
サービスシステムの全体の工程を効率よく管理すること
ができる。
のクリーニング管理システムまたは請求項6のクリーニ
ング管理方法によれば、クリーニングの包装前に、刺繍
チップから読み出した顧客情報および識別情報を記載し
た情報付加物が形成されるので、クリーニング品の顧客
情報と識別情報を確認できる。また、共通コードで1の
顧客の多数のクリーニング品を全体として管理すること
ができ、連番コードで例えばクリーニング品個々のもの
を管理することもできる。したがって、クリーニングの
サービスシステムの全体の工程を効率よく管理すること
ができる。
【0042】また、本発明の請求項3のクリーニング管
理システムによれば、顧客先でクリーニング品を回収す
るとき、携帯用読み取り手段でクリーニング品の刺繍チ
ップから共通コードと連番コードとを読み取り、各クリ
ーニング品について蓄積しておくことができるので、ク
リーニング工場等において、回収した多数のクリーニン
グ品の顧客情報と識別情報を管理手段に簡単に入力する
ことができ、管理が容易になる。したがって、クリーニ
ングのサービスシステムの全体の工程を効率よく管理す
ることができる。
理システムによれば、顧客先でクリーニング品を回収す
るとき、携帯用読み取り手段でクリーニング品の刺繍チ
ップから共通コードと連番コードとを読み取り、各クリ
ーニング品について蓄積しておくことができるので、ク
リーニング工場等において、回収した多数のクリーニン
グ品の顧客情報と識別情報を管理手段に簡単に入力する
ことができ、管理が容易になる。したがって、クリーニ
ングのサービスシステムの全体の工程を効率よく管理す
ることができる。
【0043】また、本発明の請求項4のクリーニング管
理システムによれば、クリーニング品を回収するときに
読み取った共通コードと連番コードにそれぞれ対応する
顧客情報と識別情報を印字手段で印字出力すできるの
で、回収したクリーニング品の情報を例えば受領書とし
て顧客側に渡すこともでき、クリーニング品の管理が確
実になる。したがって、クリーニングのサービスシステ
ムの全体の工程を効率よく管理することができる。
理システムによれば、クリーニング品を回収するときに
読み取った共通コードと連番コードにそれぞれ対応する
顧客情報と識別情報を印字手段で印字出力すできるの
で、回収したクリーニング品の情報を例えば受領書とし
て顧客側に渡すこともでき、クリーニング品の管理が確
実になる。したがって、クリーニングのサービスシステ
ムの全体の工程を効率よく管理することができる。
【0044】また、本発明の請求項5のクリーニング管
理システムによれば、請求項1、2、3、または4の作
用効果に加えて、共通コードで1の顧客の多数のリネン
製品を全体として管理し、連番コードでリネン製品の個
々のものを管理することができる。
理システムによれば、請求項1、2、3、または4の作
用効果に加えて、共通コードで1の顧客の多数のリネン
製品を全体として管理し、連番コードでリネン製品の個
々のものを管理することができる。
【0045】また、本発明の請求項7の刺繍チップによ
れば、クリーニング処理等に対して耐久性がある。ま
た、位置出しマークによりビットパターンの読み取りが
容易になり、かつ読み取りを確実に行うことができる。
れば、クリーニング処理等に対して耐久性がある。ま
た、位置出しマークによりビットパターンの読み取りが
容易になり、かつ読み取りを確実に行うことができる。
【図1】本発明の実施形態における管理コンピュータシ
ステムと読み取りコンピュータシステムのブロック図で
ある。
ステムと読み取りコンピュータシステムのブロック図で
ある。
【図2】本発明の実施形態における刺繍チップの平面図
である。
である。
【図3】本発明の実施形態のクリーニング管理システム
の概略図である。
の概略図である。
【図4】本発明の実施形態における共通コードと顧客情
報および連番コードと識別情報の記憶状態を概念的に示
す図である。
報および連番コードと識別情報の記憶状態を概念的に示
す図である。
1 刺繍チップ 1a ビットパターン 10 ハンディターミナル(携帯用読み取り手段) 20 小型プリンタ(印字手段) 24 サーバ(記憶手段) 31 パーソナルコンピュータ(情報付加物形成手段、
読み取り手段) 32 画像処理装置(読み取り手段) 33 撮像装置(読み取り手段) 35 ラベルプリンタ(情報付加物形成手段) D リネン製品(クリーニング品) E 受領書 F ラベル(情報付加物)
読み取り手段) 32 画像処理装置(読み取り手段) 33 撮像装置(読み取り手段) 35 ラベルプリンタ(情報付加物形成手段) D リネン製品(クリーニング品) E 受領書 F ラベル(情報付加物)
フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA06 BB41 CC05 DD02 EE05 FF02 FF09 GG04 GG07 5B072 BB00 CC21 DD01 DD21 GG07 JJ11 LL11 LL18 LL19
Claims (7)
- 【請求項1】 共通コードと連番コードのビットパター
ンが刺繍され該連番コードが互いに異なる複数の刺繍チ
ップを、複数のクリーニング品にそれぞれ取り付け、該
刺繍チップに基づいて該クリーニング品を管理するクリ
ーニング管理システムであって、 前記共通コードを顧客情報に対応付ける対応関係と、前
記連番コードをクリーニング品の識別情報に対応付ける
対応関係とをそれぞれ記憶する記憶手段と、 前記クリーニング品のクリーニング後の工程において該
クリーニング品の前記刺繍チップのビットパターンが示
す共通コードと連番コードを読み取る読み取り手段と、 該読み取り手段で読み取った共通コードと連番コードに
それぞれ対応する顧客情報と識別情報とを前記記憶手段
から読み出し、該読み出した顧客情報および識別情報を
記載した情報付加物を形成する情報付加物形成手段と、
を備えたことを特徴とするクリーニング管理システム。 - 【請求項2】 前記情報付加物が、前記顧客情報と前記
識別情報とをプリントしたシールであることを特徴とす
る請求項1記載のクリーニング管理システム。 - 【請求項3】 共通コードと連番コードのビットパター
ンが刺繍され該連番コードが互いに異なる複数の刺繍チ
ップを、複数のクリーニン製品にそれぞれ取り付け、該
刺繍チップに基づいて該クリーニング品を管理するクリ
ーニング管理システムであって、 前記クリーニング品を回収するときに該クリーニング品
の前記刺繍チップのビットパターンが示す共通コードと
連番コードを読み取り、該共通コードと連番コードとを
記憶する携帯用読み取り手段と、 前記回収したクリーニング品をクリーニングする施設に
配設され、前記共通コードを顧客情報に対応付ける対応
関係と、前記連番コードをクリーニング品の識別情報に
対応付ける対応関係とをそれぞれ記憶しているととも
に、前記携帯用読み取り手段に記憶された共通コードと
連番コードとを記憶して該クリーニング品を管理する管
理手段と、を備えたことを特徴とするクリーニング管理
システム。 - 【請求項4】 前記携帯用読み取り手段は、前記共通コ
ードを顧客情報に対応付ける対応関係と、前記連番コー
ドをクリーニング品の識別情報に対応付ける対応関係と
をそれぞれ記憶する記憶手段と、情報を印字する印字手
段とを備え、 前記クリーニング品を回収するとき、前記携帯用読み取
り手段で読み取った共通コードと連番コードにそれぞれ
対応する顧客情報と識別情報とを前記記憶手段から読み
出し、該読み出した顧客情報および識別情報を前記印字
手段で印字出力することを特徴とする請求項3記載のク
リーニング管理システム。 - 【請求項5】 前記クリーニング品がリネン製品である
ことを特徴とする請求項1、2、3、または4記載のク
リーニング管理システム。 - 【請求項6】 共通コードと連番コードのビットパター
ンが刺繍され該連番コードが互いに異なる複数の刺繍チ
ップを、複数のクリーニング品にそれぞれ取り付け、該
刺繍チップに基づいて該クリーニング品を管理するクリ
ーニング管理方法であって、 前記共通コードを顧客情報に対応付ける対応関係と、前
記連番コードをクリーニング品の識別情報に対応付ける
対応関係とをそれぞれ記憶しておき、 前記クリーニング品のクリーニング後の工程において該
クリーニング品の前記刺繍チップのビットパターンが示
す共通コードと連番コードを読み取り、 前記読み取り手段で読み取った共通コードと連番コード
にそれぞれ対応する顧客情報と識別情報とを前記記憶手
段から読み出し、該読み出した顧客情報および識別情報
を記載した情報付加物を形成し、 該情報付加物により前記読み取り対象となったクリーニ
ング品に前記顧客情報と前記識別情報を付加するように
したことを特徴とするクリーニング管理方法。 - 【請求項7】 請求項1〜5のクリーニング管理システ
ムまたは請求項6のクリーニング管理方法に用いる刺繍
チップであって、複数ビットの各ビットに対応するセル
を有し、各ビットのうち1または0を示すビットに対応
するセルにビットブロックを刺繍してビットパターンを
形成し、該ビットパターンの周囲に位置出しマークを刺
繍したことを特徴とする刺繍チップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28387499A JP2001109819A (ja) | 1999-10-05 | 1999-10-05 | クリーニング管理システム及びクリーニング管理方法並びに刺繍チップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28387499A JP2001109819A (ja) | 1999-10-05 | 1999-10-05 | クリーニング管理システム及びクリーニング管理方法並びに刺繍チップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001109819A true JP2001109819A (ja) | 2001-04-20 |
Family
ID=17671302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28387499A Pending JP2001109819A (ja) | 1999-10-05 | 1999-10-05 | クリーニング管理システム及びクリーニング管理方法並びに刺繍チップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001109819A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003104554A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Sato Corp | 物流管理システム |
JP2007172304A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Sony Corp | 2次元バーコード、情報処理装置、情報処理方法、並びにプログラム |
CN109118318A (zh) * | 2018-07-13 | 2019-01-01 | 北京蓝天清科控股有限公司 | 用于洗涤租赁的管理方法及装置 |
CN109191228A (zh) * | 2018-07-13 | 2019-01-11 | 北京蓝天清科控股有限公司 | 用于洗涤租赁的管理方法及装置 |
-
1999
- 1999-10-05 JP JP28387499A patent/JP2001109819A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003104554A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Sato Corp | 物流管理システム |
JP2007172304A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Sony Corp | 2次元バーコード、情報処理装置、情報処理方法、並びにプログラム |
CN109118318A (zh) * | 2018-07-13 | 2019-01-01 | 北京蓝天清科控股有限公司 | 用于洗涤租赁的管理方法及装置 |
CN109191228A (zh) * | 2018-07-13 | 2019-01-11 | 北京蓝天清科控股有限公司 | 用于洗涤租赁的管理方法及装置 |
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