JP2007172304A - 2次元バーコード、情報処理装置、情報処理方法、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】2Dコード全体の画像が供給されない場合であっても、所定の処理を実行させる。
【解決手段】2Dコード1は、コーナセル、ガイドセル、およびコード化セル133で構成される要素2Dコード121が、大きな要素2Dコード121Aの中央部分に4個単位で小さな要素2Dコード121Cが包含される入れ子構造を形成して構成されている。すなわち2Dコード全体の画像が得られなくても、2Dコードを構成する要素2Dコード121の画像が得られれば、その要素2Dコード121にコード化された処理を、パーソナルコンピュータに実行させることができる。本発明は、パーソナルコンピュータにより認識される2Dコードに適用することができる。
【選択図】図11
【解決手段】2Dコード1は、コーナセル、ガイドセル、およびコード化セル133で構成される要素2Dコード121が、大きな要素2Dコード121Aの中央部分に4個単位で小さな要素2Dコード121Cが包含される入れ子構造を形成して構成されている。すなわち2Dコード全体の画像が得られなくても、2Dコードを構成する要素2Dコード121の画像が得られれば、その要素2Dコード121にコード化された処理を、パーソナルコンピュータに実行させることができる。本発明は、パーソナルコンピュータにより認識される2Dコードに適用することができる。
【選択図】図11
Description
本発明は、2次元バーコード、情報処理装置、情報処理方法、並びにプログラムに関し、特に、例えば2次元バーコード全体の画像が供給されない場合であっても、所定の処理を実行することができるようにする2次元バーコード、情報処理装置、情報処理方法、並びにプログラムに関する。
図1は、従来の2Dコードシステムの例を示している(特許文献1参照)。
この例においてカード2に印刷されている2次元バーコード(以下、2Dコードと称する)1には、複数のセル(図中、黒色で示される部分)が所定の配列規則に従って2次元配置されることにより所定の情報がコード化されている。
パーソナルコンピュータ4と電気的に接続されているカメラ3は、レンズと電荷の読み出しにCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を利用した撮像素子を有し、光を電気信号に変換するデバイスである。カメラ3は、例えばその設置場所や方向などによって決定される撮影範囲3Aの画像を電気信号(画像データ)として取り込み、パーソナルコンピュータ4に供給する。
パーソナルコンピュータ4は、カメラ3より供給される画像データをモニタ11に供給し、その画像を表示させることができる。図1の例の場合、2Dコード1を含む画像がモニタ11に表示されている。
パーソナルコンピュータ4はまた、カメラ3から供給された画像データに、2Dコード1全体の画像が含まれている場合、2Dコード1を認識することができ、その結果得られた2Dコード1にコード化されている情報に応じた処理を実行することができる。
例えば、パーソナルコンピュータ4は、図1に示すように、カメラ3から供給された画像データに、2Dコード1全体の画像が含まれている場合、図2に示すように、2Dコード1の認識結果として得られたコード化された情報に対応する所定のCG(Computer Graphics)画像(この例の場合、世界地図の画像)を、2Dコード1が表示されていた領域に合成して、モニタ11に表示することができる。
ところで、従来の2Dコード1は、図3に示すように、所定の大きさの長方形の範囲内に設けられたガイド部51およびコード部52から構成されている。
ガイド部51は、所定の大きさの長方形のセルで、2Dコード1の長方形の一辺に対応する位置に配置されている。
コード部52は、4個の方形のコーナセル61−1乃至61−4(以下、個々に個別する必要がない場合、単に、コーナセル61と称する)が四隅に位置する長方形の領域を有し、その領域内に、方形のコード化セル62がコード化する情報に応じて2次元的にパターン化されて配置されている。コード部52は、ガイド部51から、ガイド部51を下側とした場合、ガイド部51の上方に、所定の間隔だけ離れて配置されている。
パーソナルコンピュータ4は、2Dコード1の画像から、ガイド部51およびコード部52のコーナセル61を検出し、それらに基づいて、コード部52が存在する領域を特定するとともに、その領域内に存在するコード化セル62の配列パターンからコード化されている情報を取得する。
すなわち図1に示すように、2Dコード1がカメラ3の撮像範囲3A内に設置され、2Dコード1全体を含む画像がパーソナルコンピュータ4に供給される場合、パーソナルコンピュータ4は、ガイド部51およびコード部52を検出することができるので、2Dコード1を認識することができる。
一方例えば図1におけるカメラ3が、例えば図中右方向に移動し、または図中下方に移動して、撮像範囲3Aの位置または大きさが変化し、図4Aまたは図4Bに示すように、2Dコード1全体が撮像範囲3Aに含まれず、2Dコード1全体の画像がパーソナルコンピュータ4に供給されない場合、パーソナルコンピュータ4は、2Dコード1のガイド部51やコード部52を検出することができないので、2Dコード1を認識することができず、その結果図2に示したような世界地図を表示する処理を実行することができない。
このように従来の2Dコードシステムでは、2Dコード1全体がカメラ3の撮像範囲3Aに含まれるように位置することが必要とされて、カメラ3と2Dコード1との位置関係が制限されるので、システムの利用に不都合が生じる場合があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、例えば、2Dコード全体の画像が供給されない場合であっても、所定の処理を実行することができるようにするものである。
本発明の第1の側面の2次元バーコードは、情報処理装置によって認識可能な2次元バーコードであって、複数のセルが所定の配列規則に従って2次元配置されて所定の情報がコード化されている要素2次元バーコードが入れ子構造を形成して構成されている。
本発明の第2の側面の情報処理装置は、複数のセルが所定の配列規則に従って2次元配置されて所定の情報がコード化されている要素2次元バーコードが入れ子構造を形成して構成されている2次元バーコードを認識する情報処理装置において、前記要素2次元バーコードを認識する認識手段と、前記認識手段により認識された前記要素2次元バーコードにコード化されている、前記入れ子構造の階層および配置位置に応じて割り当てられている識別情報および処理情報を取得する取得手段と、前記処理情報に基づく処理を、前記識別情報に応じて実行する実行手段とを備える。
また、本発明の第2の側面の情報処理方法、またはプログラムは、複数のセルが所定の配列規則に従って2次元配置されて所定の情報がコード化されている要素2次元バーコードが入れ子構造を形成して構成されている2次元バーコードを認識する情報処理方法において、複数のセルが所定の配列規則に従って2次元配置されて所定の情報がコード化されている要素2次元バーコードが入れ子構造を形成して構成されている2次元バーコードを認識する情報処理をパーソナルコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記要素2次元バーコードを認識する認識ステップと、前記認識ステップの処理で認識された前記要素2次元バーコードにコード化されている、前記入れ子構造の階層および配置位置に応じて割り当てられている識別情報および処理情報を取得する取得ステップと、前記処理情報に基づく処理を、前記識別情報に応じて実行する実行ステップとを含む。
本発明の第2の側面の情報処理装置、情報処理方法、またはプログラムにおいては、前記要素2次元バーコードが認識され、認識された前記要素2次元バーコードにコード化されている、前記入れ子構造の階層および配置位置に応じて割り当てられている識別情報および処理情報が取得され、前記処理情報に基づく処理が、前記識別情報に応じて実行される。
本発明の第1および第2の側面によれば、例えば、2Dコード全体の画像が得ることができない場合であっても、所定の処理を実行させることができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の第1の側面の2Dコードは、
情報処理装置によって認識可能な2次元バーコード(例えば、図7の2Dコード101)であって、
複数のセルが所定の配列規則に従って2次元配置されて所定の情報がコード化されている要素2次元バーコード(例えば、図8の要素2Dコード121)が入れ子構造(例えば、図9)を形成して構成されている。
情報処理装置によって認識可能な2次元バーコード(例えば、図7の2Dコード101)であって、
複数のセルが所定の配列規則に従って2次元配置されて所定の情報がコード化されている要素2次元バーコード(例えば、図8の要素2Dコード121)が入れ子構造(例えば、図9)を形成して構成されている。
前記入れ子構造は、第1の前記要素2次元バーコード(例えば、図10の要素2Dコード121A)の領域内に、第2の前記要素2次元バーコード(例えば、図10の要素2Dコード121B)が包含されるようになされており、
前記第2の要素2次元バーコードは、前記入れ子構造の各層毎に、複数単位(例えば、4個単位(図11))で所定の規則に従って配置されるようにすることができる。
前記第2の要素2次元バーコードは、前記入れ子構造の各層毎に、複数単位(例えば、4個単位(図11))で所定の規則に従って配置されるようにすることができる。
前記所定の規則は、各層毎に同一である(例えば、図11および図12)ようにすることができる。
前記要素2次元バーコードのそれぞれには、前記入れ子構造の階層および配置位置に応じた認識情報(例えば、図13に示すID番号)、および所定の処理に対応する情報(例えば、図6で表示されている世界地図の画像)がコード化されるようにすることができる。
前記要素2次元バーコードは、コーナセル(例えば、図8のコーナセル131)、ガイドセル(例えば、図8のガイドセル132)、並びに前記コーナセルおよびガイドセルにより特定される領域に配置される前記所定の情報がコード化されているコード化セル(例えば、図8のコード化セル133)から構成されており、前記第1の要素2次元バーコードの前記コーナセル、前記ガイドセル、または前記コーナセルにより特定される領域内に、前記第2の要素2次元バーコードが包含されるようにすることができる(例えば、図9)。
前記コーナセル(例えば、図8のコーナセル)は、円形のセルであり、所定の大きさの方形の角に配置されているようにすることができる。
本発明の第2の側面の情報処理装置は、
複数のセルが所定の配列規則に従って2次元配置されて所定の情報がコード化されている要素2次元バーコードが入れ子構造を形成して構成されている2次元バーコードを認識する情報処理装置(例えば、図5のパーソナルコンピュータ201)において、
前記要素2次元バーコードを認識する認識手段(例えば、図16のコード認識部242)と、
前記認識手段により認識された前記要素2次元バーコードにコード化されている、前記入れ子構造の階層および配置位置に応じて割り当てられている識別情報および処理情報を取得する取得手段(例えば、図16のコード認識部242)と、
前記処理情報に基づく処理を、前記識別情報に応じて実行する実行手段(例えば、図16の処理部231)と
を備える。
複数のセルが所定の配列規則に従って2次元配置されて所定の情報がコード化されている要素2次元バーコードが入れ子構造を形成して構成されている2次元バーコードを認識する情報処理装置(例えば、図5のパーソナルコンピュータ201)において、
前記要素2次元バーコードを認識する認識手段(例えば、図16のコード認識部242)と、
前記認識手段により認識された前記要素2次元バーコードにコード化されている、前記入れ子構造の階層および配置位置に応じて割り当てられている識別情報および処理情報を取得する取得手段(例えば、図16のコード認識部242)と、
前記処理情報に基づく処理を、前記識別情報に応じて実行する実行手段(例えば、図16の処理部231)と
を備える。
前記実行手段は、
前記要素2次元バーコードに対応付けられている画像を、前記要素2次元バーコードの識別情報に基づいて、大きさ、方向、または位置を変更して表示する(例えば、図20のステップS112等)ことができる。
前記要素2次元バーコードに対応付けられている画像を、前記要素2次元バーコードの識別情報に基づいて、大きさ、方向、または位置を変更して表示する(例えば、図20のステップS112等)ことができる。
本発明の第2の側面の情報処理方法、またはプログラムは、複数のセルが所定の配列規則に従って2次元配置されて所定の情報がコード化されている要素2次元バーコードが入れ子構造を形成して構成されている2次元バーコードを認識する情報処理方法において、複数のセルが所定の配列規則に従って2次元配置されて所定の情報がコード化されている要素2次元バーコードが入れ子構造を形成して構成されている2次元バーコードを認識する情報処理をパーソナルコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
前記要素2次元バーコードを認識する認識ステップ(例えば、図17のステップS1乃至ステップS10)と、
前記認識ステップの処理で認識された前記要素2次元バーコードにコード化されている、前記入れ子構造の階層および配置位置に応じて割り当てられている識別情報および処理情報を取得する取得ステップ(例えば、図17のステップS11)と、
前記処理情報に基づく処理を、前記識別情報に応じて実行する実行ステップ(例えば、図19の処理)と
を含む。
前記要素2次元バーコードを認識する認識ステップ(例えば、図17のステップS1乃至ステップS10)と、
前記認識ステップの処理で認識された前記要素2次元バーコードにコード化されている、前記入れ子構造の階層および配置位置に応じて割り当てられている識別情報および処理情報を取得する取得ステップ(例えば、図17のステップS11)と、
前記処理情報に基づく処理を、前記識別情報に応じて実行する実行ステップ(例えば、図19の処理)と
を含む。
図5は、本発明を適用した2Dコードシステムの構成例を示している。
例えばカード102に印刷されている2Dコード101は、詳細は図8を参照して後述するが、複数のセルが所定の配列規則に従って2次元配置されることにより所定の情報(この例の場合、世界地図の画像を示す情報等)がコード化されている2Dコード(以下、要素2Dコードと称する)121が入れ子構造を形成して構成されている。
パーソナルコンピュータ201と電気的に接続されているカメラ3は、図1の例の場合と同様に、レンズと電荷の読み出しにCCDやCMOSを利用した撮像素子を有し、光を電気信号に変換するデバイスであり、例えばその設置場所や方向などによって決定される撮像範囲3Aの画像を電気信号(画像データ)として取り込み、パーソナルコンピュータ201に供給する。
パーソナルコンピュータ201は、カメラ3より供給される画像データをモニタ211に供給し、その画像を表示させることができる。図5においては、2Dコード101を含む画像がモニタ211に表示されている。
パーソナルコンピュータ201はまた、カメラ3から供給された画像データに、2Dコード101が含まれている場合、2Dコード101を構成する所定の要素2Dコード121(図13)を認識し、それにコード化されている情報と、その2Dコード101上の位置に応じた処理を実行することができる。
この例の場合、詳細は後述するが、コード化されている画像情報に示される画像(以下、コード化画像と称する)が、2Dコード101の表示上の領域に合わせて表示される。
例えば、2Dコード101全体を含む画像データがカメラ3から供給され、2Dコード101全体が表示され得る場合(図5)、図6に示すように、表示され得る2Dコード101全体の領域に合わせてコード化画像全体が表示される。
また、2Dコード101の一部しか含まない画像データがカメラ3から供給され、2Dコード101の一部しか表示され得ない場合、表示され得る2Dコード101の領域に合わせて、その領域に対応するコード化画像の部分が表示される。
図7は、2Dコード101の構成例を示している。
この2Dコード101は、図8に示すように、コーナセル131−1乃至コーナセル131−4(以下、個々に区別する必要がない場合、コーナセル131と称する)、ガイドセル132、およびコード化セル133で構成される要素2Dコード121が、例えば図9に示すように、大きな要素2Dコード121の中央部分に4個単位で小さな要素2Dコード121が、例えばガイドセル132が互いに外側に向くように(対象的に)包含される入れ子構造を形成して構成されている。
すなわち図7の例の場合、図10Aに示す大きな要素2Dコード121Aの中央部分に、図10Bに示す、要素2Dコード121Aの1/9の大きさの要素2Dコード121Bが、図11に示すように4個単位で包含され、その要素2Dコード121Bのそれぞれの中央部分に、図10Cに示す、要素2Dコード121Bの1/9の大きさの要素2Dコード121Cが、図12に示すように4個単位で包含されている。
なお各要素2Dコード121C内の領域にも、さらに小さい要素2Dコード121を組み込んで入れ子構造を形成することも可能であるが、認識できる要素2Dコード121の大きさの制限から、この例の場合、その領域には、要素2Dコード121が組み込まれていない。
また図7の例の場合、要素2Dコード121B間の領域に(図11)、要素2Dコード121Cが、8個単位で包含されている。
なお要素2Dコード121C間の領域にも、さらに小さい要素2Dコード121を組み込み入れ子構造を形成することも可能であるが、認識できる要素2Dコード121の大きさの制限から、この例の場合、その領域には、要素2Dコード121が組み込まれていない。
このように2Dコード101は、要素2Dコード121が入れ子構造を形成して構成されている。
次に要素2Dコード121のコーナセル131、ガイドセル132、およびコード化セル133について説明する(図8)。
コーナセル131は、円形のセルで、所定の大きさの方形の四隅に配置され、ガイドセル132は、その方形の1辺に対応する位置に配置されている。コーナセル131およびガイドセル132は、コード化セル133が配置されている領域を特定するのに用いられる。
コード化セル133は、コーナセル131により形成される方形の4辺に対応する領域に配置されており、配置パターンに応じて所定の情報がコード化されている。
この例の場合、各要素2Dコード121のコード化セル133には、同一の世界地図の画像(コード化画像)を示す情報がコード化されている。
コード化セル133にはまた、要素2Dコード121のID番号がコード化されている。
この例の場合、要素2Dコード121が基本的には3層の入れ子構造を形成しているので、1層目の要素2Dコード121Aには、1桁のID番号が、2層目の要素2Dコード121Bには、1層目の要素2Dコード121AのID番号を1の位の数値とする2桁のID番号が与えられる。そして3層目の要素2Dコード121Cには、要素2Dコード121B内に配置にされている場合、属する2層目の2Dコード121BのID番号を10の位までの数値とする3桁のID番号が、要素2Dコード121B間に配置されている場合、要素2Dコード121AのID番号を1の位の数値とし“0”を10の位の数値とする3桁のID番号が割り与えられる。
具体的には、図13に示すように、要素2Dコード121Aには、“1”のID番号が割り与えられる。なお図13中、()に示されている数値が対応する要素2Dコード121のID番号を示している。
要素2Dコード121に4個単位で包含される要素2Dコード121(以下、適宜、4単位要素2Dコード121と称する)には、図14に示すように、配置位置に応じた番号が与えられるので、要素2Dコード121A内の左上の要素2Dコード121Bには、図13に示すように、“11”が、右上の要素2Dコード121Bには、“21”が、左下の要素2Dコード121Bには、“31”が、そして右下の要素2Dコード121Bには、“41”がそれぞれ割り与えられる。
またID番号“11”の要素2Dコード121Bの左上の要素2Dコード121Cには、図13に示すように、“111”が、右上の要素2Dコード121Cには、“211”が、左下の要素2Dコード121Cには、“311”が、そして右下の要素2Dコード121Cには、“411”がそれぞれ割り与えられる。
他の要素2Dコード121B内の要素2Dコード121Cも、同様な規則に従ってID番号が割り与えられる。
また要素2Dコード121B間に8個単位で包含される要素2Dコード121C(以下、適宜、8単位要素2Dコード121C)には、図15に示すように、配置位置に応じた番号が与えられるので、番号1が与えられた要素2Dコード121Cには、図13に示すように、“101”が、番号2が与えられた要素2Dコード121Cには、“201”が、番号3が与えられた要素2Dコード121Cには、“301”が、番号4が与えられた要素2Dコード121Cには、“401”が、番号5が与えられた要素2Dコード121Cには、“501”が、番号6が与えられた要素2Dコード121Cには、“601”が、番号7が与えられた要素2Dコード121Cには、“701”が、そして番号8が与えられた要素2Dコード121Cには、“801”が、それぞれID番号として割り与えられる。
すなわちこの例の場合、ID番号の桁数により何層目の要素2Dコード121であるかを識別することができ、またその数値により、どのように包含され、かつ、どの位置にあるかを識別することができる。
次に、パーソナルコンピュータ201の構成を、図16を参照して説明する。
処理部231は、演算部や制御部等からなり、ROM232やRAM233等を利用して、各部を制御する。つまり、処理部231は、パーソナルコンピュータ201においてCPU(Central Processing Unit)として動作する。
ROM232は、製造時に回路にデータやプログラムが書き込まれている読み出し専用のマスクROMであり、必要に応じて、そのデータやプログラムを処理部231に供給する。RAM233は、データの更新が可能な半導体メモリであり、処理部231が実行中の処理(プログラム)やその処理に必要なデータを、処理部231の制御に基づいて、一時的に保持する。
入力部234は、例えば、キーボード、マウス等の入力デバイスにより構成され、ユーザがその入力部234を操作することにより入力した指示を処理部231に供給する。
記憶部235は、例えば、ハードディスク等の不揮発性の記憶媒体により構成され、処理部231が実行するプログラムやデータ等の各種の情報を記憶し、必要に応じてそれらの情報を処理部231に供給する。
通信部236は、処理部231に制御され、図示せぬネットワークを介して接続され、図示せぬ他のパーソナルコンピュータ等と通信を行い、情報の授受を行う。
ドライブ237は、装着されたリムーバブルメディア238を駆動させ、リムーバブルメディア238に記憶されているデータを読み出し、それを処理部231に供給する。例えば、リムーバブルメディア238は、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disk)(登録商標)を含む)、もしくは半導体メモリやハードディスクなどで構成される。ドライブ237は、このリムーバブルメディア238に記録されているプログラムを読み出し、処理部231において実行させることもできる。
入力インタフェース241は、例えば、USB(Universal Serial Bus)やIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394等の所定の方式で外部装置とパーソナルコンピュータ201を接続し、外部装置から供給される情報をパーソナルコンピュータ201に供給するためのインタフェースである。図16において入力インタフェース241は、カメラ3に接続され、カメラ3より供給される画像データをコード認識部242または表示制御部243に供給する。
コード認識部242は、処理部231に制御され、入力インタフェース241を介して取得したカメラ3の撮影画像から2Dコード101を認識する処理を行う。コード認識部242における2Dコード認識処理の詳細については後述する。コード認識部242は、2Dコード101を認識すると、その認識結果を処理部231に供給する。処理部231は、その認識結果に基づいて処理を行う。
表示制御部243は、図示せぬ画像用のバッファメモリを有し、モニタ211に表示される表示画像の生成に関する処理を行う。例えば、表示制御部243は、処理部231に制御され、入力インタフェース241を介して取得したカメラ3の撮影画像や処理部231から供給された画像を出力インタフェース244に供給する。
出力インタフェース244は、モニタ211に接続され、表示制御部243より供給される画像データ等をモニタ211に供給するインタフェースである。
次に、コード認識部242における2Dコード認識処理を、図17のフローチャートを参照して説明する。
ステップS1において、所定の輝度値を示す閾値の設定をカウントするカウンタiの値に1が初期設定される。この例の場合、5つの閾値が用意され、設定番号1に示される閾値が最も大きく、設定番号5に示される閾値に向かって、段階的に小さくなっている。
ステップS2において、カウンタiの値に対応する設定番号の閾値に基づいて、パーソナルコンピュータ201に取り込まれた画像データに対して2値化処理が行われる。
ここで、閾値より大きい輝度値を保持する画素は、”1”に符号化され、表示上、その画素は白色とされる。以下においては、このように、”1”に符号化された画素を、白色画素と称する。
一方、閾値以下の輝度値を保持する画素は、”0”に符号化され、表示上、その画素は黒色とされる。以下においては、このように、”0”に符号化された画素を、黒色画素と称する。
次に、ステップS3において、黒色画素が連結する領域(以下、黒色画素連結領域と称する)を1つの領域として、左上から右下に向かって順に番号が設定(ラベリング)される。
ステップS4において、ステップS3でラベリングされた黒色画素連結領域の総数Mが求められ、そして求められた黒色画素連結領域の総数Mが257個以上であるか否かが判定され、Mが257以上であると判定された場合、この2値化画像が、以降の処理を実行するのに適さない画像であるとして、ステップS5に進む。
ステップS5において、カウンタiの値が、閾値の設定数N(=5)と等しい(i=5)か否かが判定され、i=5ではないと判定された場合、ステップS6において、カウンタiの値が1だけ増加された後、ステップS2に戻る。ステップS2において、1つだけ増加されたカウンタiの値に対応する設定番号の閾値に基づいて、取り込まれた画像データに対して、再度、2値化処理が実行される。
このように段階的に小さな閾値を設定して、2値化処理することによって、黒色画素とされる画素、すなわち黒色画素連結領域の数を減少させることができる。
ステップS5において、i=5であると判定された場合、すなわち、いずれの閾値によっても、適当な総数Mの黒色画素連結領域が生成されなかった場合、この1フレーム分の画素データには、要素2Dコード121の画像が存在しないものと判定され、処理が終了される。
ステップS4において、黒色画素連結領域の総数が257個より小さい数であると判定された場合、ステップS7に進み、ガイドセル132(図8)の本来あるべき位置や大きさに基づいて、黒色画素連結領域からガイドセル132を検出する処理が行われる。
ステップS8において、ステップS7の処理でガイドセル132が検出されたか否かが判定され、検出されたと判定された場合、ステップS9に進み、コード化セル検出処理が実行される。この処理では、ガイドセル132からコーナセル131が検出され、ガイドセル132とコーナセル131により、コード化セル133が存在する領域が特定されることによって、コード化セル133が検出される。
次にステップS10に進み、コード化セル133が検出されたか否かが判定され、検出されたと判定された場合、ステップS11において、検出されたコード化セル133のコードマップから、コードデータ、すなわち要素2Dコード121にコード化されたID番号および画像情報、並びにコーナセル131の表示上の座標(以下、適宜、2Dコード座標データと称する)が取得され、保持される。その後、処理は終了される。
ステップS8で、ガイドセル132が検出されていないと判定された場合、またはステップS10で、コード化セル133が検出されていないと判定された場合、今回2Dコード認識処理の対象とされた画像データには、要素2Dコード121が存在しないものとされ、処理は終了される。
以上のようにして2Dコード認識処理が行われる。要素2Dコード121が認識された場合、コード認識部242は、その結果得られたID番号および画像情報、並びに2Dコード座標データを処理部231に供給する。なおこの2Dコード認識処理の詳細は、特許文献1に記載されている。
上述した2Dコード認識処理では、2Dコード101を構成する要素2Dコード121のうち、最も大きい要素2Dコード121A(1層目の2Dコード)を認識することができる場合、要素2Dコード121A内に包含される要素2Dコード121Bおよび要素2Dコード121Cも同時に認識される可能性があるが、上述した認識処理では、黒色画素連結領域が大きいほどガイドセル132として認識されやすいので、要素2Dコード121Aが認識される。
また図18に示すように、2Dコード101の一部しか撮像範囲3Aに含まれていないが複数の要素2Dコード121の画像が含まれる場合、上述した認識処理では、要素2Dコード121Aのガイドセル132を下にした場合、左上からガイドセル132の検出が行われるので、図18の例では、大きな黒色画素連結領域のうち要素2Dコード121Aの左上の要素2Dコード121Bが認識される。
次に以上のようにして要素2Dコード121が認識されたときの処理部231の処理を、図19に示すフローチャートを参照して説明する。なおこの処理については、フローチャートに沿って説明した後、図13を参照して具体的に説明する。
コード認識部242から、2Dコード認識処理の結果得られたID番号、画像情報、および2Dコード座標データが供給されると、ステップS101において、処理部231は、表示制御部243を制御して、画像用のバッファメモリに、四隅の座標が、(1,1,0)、(1,−1,0)、(−1,1,0)、(−1,−1,0)となる画枠を設定させる。この画枠は、要素2Dコード121Aに対応する画像の画枠である。
また処理部231は、コード化画像を、例えば記憶部235から読み出し、それを、表示制御部243を制御して、認識された要素2Dコード121の2Dコード101上に位置に対応する基準画枠上の領域に描画する。なお基準画枠上に描画された画像を、適宜、対象画像と称する。
ステップS102において、処理部231は、コード認識部242から供給された要素2Dコード121のID番号が1桁であるか否かを判定し、1桁ではないと判定した場合、ステップS103に進む。
要素2Dコード121A(1層目の要素2Dコード121)のID番号は1桁で、要素2Dコード121B(2層目の要素2Dコード121)または要素2Dコード121C(3層目の要素2Dコード121)のID番号は2桁または3桁であるので、要素2Dコード121Bまたは要素2Dコード121Cが認識された場合、ステップS103に進む。
ステップS103に進み、処理部231は、ID番号が3桁であり、10の位の数値が“0”であるか否かを判定する。この例の場合、要素2Dコード121B間に配置された要素2Dコード121C(8単位要素2Dコード121C)は、図13に示すように、10の位が“0”の3桁の1D番号を有するので、ここでは、認識された要素2Dコード121が、8単位要素2Dコード121Cであるか否かが判定される。
ステップS103で、ID番号が3桁ではない、またはID番号が3桁あるが、10の位の数値が“0”ではないと判定された場合、すなわち認識された要素2Dコード121が、8単位要素2Dコード121Cではなく、4単位要素2Dコード121であると判定された場合、ステップS104に進む。
ステップS104において、4単位要素2Dコード処理が実行される。この処理の詳細は、図20のフローチャートに示されている。
ステップS111において、処理部231は、ID番号(後述するステップS119でID番号の最も大きい位の数値が削除された後の番号を含む)の最も大きい位の数値が1であるか否かを判定し、1であると判定した場合、ステップS112に進む。
ステップS112において、処理部231は、表示制御部243を制御して、基準画枠上に描画された画像(対象画像)を縦横3倍(9倍)させるとともに、180度回転させる。また処理部231は、対象画像を、(3/7,−3/7)だけ平行移動させる。
なお以下において、処理部231が、表示制御部243を制御して、所定の処理を実行させることを、簡単のために、「処理部231が、所定の処理を実行する」と記述する。
ステップS111で、ID番号の最も大きい位の数値が1ではないと判定された場合、ステップS113に進み、処理部231は、ID番号の最も大きい位の数値が2であるか否かを判定し、2であると判定した場合、ステップS114に進む。
ステップS114において、処理部231は、対象画像を9倍するとともに、180度回転させる。また処理部231は、対象画像を、(−3/7,−3/7)だけ平行移動させる。
ステップS113で、最も大きな位の数値が2ではないと判定された場合、ステップS115に進み、処理部231は、ID番号の最も大きな位の数値が3であるか否かを判定し、3であると判定した場合、ステップS116に進む。
ステップS116において、処理部231は、対象画像を9倍する。また処理部231は、対象画像を、(3/7,3/7)だけ平行移動させる。
ステップS115で、最も大きな位の数値が3ではないと判定された場合、ステップS117に進み、処理部231は、ID番号の最も大きな位の数値が4であるか否かを判定し、4であると判定した場合、ステップS118に進む。
ステップS118において、処理部231は、対象画像を9倍する。また処理部231は、対象画像を、(−3/7,3/7)だけ平行移動させる。
ステップS112、ステップS114、ステップS116、またはステップS118の処理の後は、ステップS119に進み、処理部231は、ID番号の最も大きな位の数値を削除する。
ステップS117で、ID番号の最も大きな位の数値が4ではないと判定された場合、またはステップS119の処理の後は、図19のステップS106に進む。
ステップS106において、処理部231は、エラーが発生したか否かを判定する。4単位要素2Dコード121のID番号を構成する数値は、1乃至4であるので、図20のステップS117で、ID番号の最も大きな位の数値が4ではないと判定された場合、すなわちその数値が1乃至4以外の数字であると認識された場合、エラーが発生したとみなされる。
ステップS106でエラーが発生しなかったと判定された場合、すなわちステップS119の処理が行われた場合、処理は、ステップS107に進み、処理部231は、ID番号が1桁であるか否かを判定し、1桁ではないと判定した場合、ステップS104に戻り、それ以降の処理を同様に実行する。
ステップS103で、ID番号が3桁あり、10の位の数値が“0”であると判定された場合、すなわち認識された要素2Dコード121が、8単位要素2Dコード121Cである場合、ステップS105に進み、8単位要素2Dコード処理が行われる。この処理の詳細は、図21のフローチャートに示されている。
ステップS131において、処理部231は、ID番号の最も大きな位の数値が1であるか否かを判定し、1であると判定した場合、ステップS132に進む。
ステップS132において、処理部231は、対象画像を縦横9倍(81倍)するとともに、180度回転させる。また処理部231は、対象画像を、(0,−4/7)だけ平行移動させる。
ステップS131で、ID番号の最も大きな位の数値が1ではないと判定された場合、ステップS133に進み、処理部231は、その数値が2であるか否かを判定し、2であると判定した場合、ステップS134に進む。
ステップS134において、処理部231は、対象画像を81倍する。また処理部231は、対象画像を、(0,−2/7)だけ平行移動させる。
ステップS133で、ID番号の最も大きな位の数値が2ではないと判定された場合、ステップS135に進み、処理部231は、その数値が3であるか否かを判定し、3であると判定した場合、ステップS136に進む。
ステップS136において、処理部231は、対象画像を81倍するとともに、180度回転させる。また処理部231は、対象画像を、(0,2/7)だけ平行移動させる。
ステップS135で、ID番号の最も大きな位の数値が3ではないと判定された場合、ステップS137に進み、処理部231は、その数値が4であるか否かを判定し、4であると判定した場合、ステップS138に進む。
ステップS138において、処理部231は、対象画像を81倍する。また処理部231は、対象画像を、(0,4/7)だけ平行移動させる。
ステップS137で、ID番号の最も大きな位の数値が4ではないと判定された場合、ステップS139に進み、処理部231は、その数値が5であるか否かを判定し、5であると判定した場合、ステップS140に進む。
ステップS140において、処理部231は、対象画像を81倍する。また処理部231は、対象画像を、(4/7,0)だけ平行移動させる。
ステップS139で、ID番号の最も大きな位の数値が5ではないと判定された場合、ステップS141に進み、処理部231は、その数値が6であるか否かを判定し、6であると判定した場合、ステップS142に進む。
ステップS142において、処理部231は、対象画像を81倍する。また処理部231は、対象画像を、(2/7,0)だけ平行移動させる。
ステップS141で、ID番号の最も大きな位の数値が6ではないと判定された場合、ステップS143に進み、処理部231は、その数値が7であるか否かを判定し、7であると判定した場合、ステップS144に進む。
ステップS144において、処理部231は、対象画像を81倍する。また処理部231は、対象画像を、(−2/7,0)だけ平行移動させる。
ステップS143で、ID番号の最も大きな位の数値が7ではないと判定された場合、ステップS145に進み、処理部231は、その数値が8であるか否かを判定し、8であると判定した場合、ステップS146に進む。
ステップS146において、処理部231は、対象画像を81倍する。また処理部231は、対象画像を、(−4/7,0)だけ平行移動させる。
ステップS132、ステップS134、ステップS136、ステップS138、ステップS140、ステップS142、ステップS144、またはステップS146の処理の後は、ステップS147に進み、処理部231は、ID番号の最も大きい位と次に大きい位の数値(2つの数値)を削除する。
ステップS145の処理で、ID番号の最も大きな位の数値が8ではないと判定された場合、またはステップS147の処理の後は、図19のステップS106に進む。
ステップS106において、処理部231は、エラーが発生したか否かを判定する。8単位要素2Dコード121CのID番号を構成する数値は、1乃至8であるので、ステップS145でID番号の最も大きな位の数値が8ではないと判定された場合、すなわち1乃至8以外の数字であると認識された場合、エラーが発生したとみなされる。
ステップS106でエラーが発生しなかったと判定された場合、すなわちいまの場合ステップS147の処理が行われた場合、処理は、ステップS107でID番号が1桁であるか否かが判定される。いまの場合、ステップS147の処理で、8単位要素2Dコード121Cの3桁のID番号から2つの数値が削除されるので、ID番号は1桁になり、ステップS107の処理で、YESの判定がなされる。
ステップS102で、ID番号が1桁であると判定された場合、すなわち要素2Dコード121Aが認識されたとき、またはステップS107で、ID番号が1桁であると判定された場合(図20のステップS119の処理または図21のステップS147の処理で、ID番号を構成する数値が削除されて、ID番号が1桁になったとき)、ステップS108に進む。
ステップS108において、処理部231は、表示制御部243を制御して、対象画像(基準画枠全体に貼られたコード化画像)を、いま認識された要素2Dコード121の基準画枠上の領域が、その要素2Dコード121の2Dコード座標データ(図17のステップS11)に基づく表示上の領域に対応するように、モニタ211に表示させる。その後処理は終了する。
ステップS106でエラーが発生したと判定された場合、コード化画像は表示されずに処理が終了する。
次に上述した処理部231の処理を、図13を参照して具体的に説明する。
はじめに要素2Dコード121Aが認識された場合について説明する。例えば2Dコード101全体を含む画像データがカメラ3から供給され、図22Aに示すように、2Dコード101全体が表示され得る場合、要素2Dコード121Aが認識され、コード化画像が、例えば記憶部235から読み出され、要素2Dコード121Aの2Dコード101上の領域に対応する基準画枠上の領域(すなわち基準画枠全体領域)に描画される(図19のステップS101)。
要素2Dコード121AのID番号は、“1”であるので、ステップS108に進み、基準画枠に描画された画像(対象画像)が、要素2Dコード121Aの2Dコード座標データに基づく表示上の領域に表示される。すなわち図22Bに示すように、コード化画像(世界地図の画像)全体が表示される。
次に要素2Dコード121Bが認識された場合について説明する。例えば要素2Dコード121A内の左上に配置された要素2Dコード121Bが認識されると、コード化画像が、例えば記憶部235から読み出され、その要素2Dコード121Bの2Dコード101上の領域に対応する基準画枠上の領域(基準画枠の左上の領域)に描画される(ステップS101)。
その要素2Dコード121BのID番号は、“11”であり(図19のステップS102、ステップS103)、最も大きな位の数値が1であるので、図20のステップS112に進み、上述した処理が行われる。
この要素2Dコード121Bの2Dコード101上の大きさは、要素2Dコード121Aの大きさの1/9である。またこの要素2Dコード121Bの上下方向は、要素2Dコード121Aと逆である(ガイドセル132が上側を向き、180度回転されて配置されている)。さらにいま基準画枠上に描画された対象画像の位置は、基準画枠の中心(要素2Dコード121Aの中心)から、(−3/7,3/7)だけ移動した位置に存在する。
すなわちステップS112で、対象画像が9倍され、180度回転され、(3/7,−3/7)だけ平行移動されることにより、コード化画像が基準画枠全体に貼り付けられる(要素2Dコード121Aの表示上の領域に表示される画像が得られる)。
また要素2Dコード121A内の右上に配置された要素2Dコード121Bが認識されると、コード化画像が、記憶部235から読み出され、その要素2Dコード121Bの2Dコード101上の領域に対応する基準画枠上の領域(右上の領域)に描画される(ステップS101)。
要素2Dコード121A内の右上に配置された要素2Dコード121BのID番号は、“21”であり(図19のステップS102、ステップS103)、最も大きな位の数値が2であるので、図20のステップS114に進み、上述した処理が行われる。
この要素2Dコード121Bの2Dコード101上の大きさは、要素2Dコード121Aの大きさの1/9である。またこの要素2Dコード121Bの上下方向は、要素2Dコード121Aと逆である。さらにいま基準画枠上に描画された対象画像の位置は、基準画枠の中心から、(3/7,3/7)だけ移動した位置に存在する。
すなわちステップS114で、対象画像が9倍され、180度回転され、(−3/7,−3/7)だけ平行移動されることにより、コード化画像が基準画枠全体に貼り付けられる。
また要素2Dコード121A内の左下に配置された要素2Dコード121Bが認識されると、コード化画像が、記憶部235から読み出され、その要素2Dコード121Bの2Dコード101上の領域に対応する基準画枠上の領域(左下の領域)に描画される(ステップS101)。
要素2Dコード121A内の左下に配置された要素2Dコード121BのID番号は、“31”であり、最も大きな位の数値が3であるので、図20のステップS116に進み、上述した処理が行われる。
この要素2Dコード121Bの2Dコード101上の大きさは、要素2Dコード121Aの大きさの1/9の画像である。またこの要素2Dコード121Bの上下方向は、要素2Dコード121Aと同じである(ガイドセル132が下側を向くように配置されている)。さらにいま基準画枠上に描画された対象画像の位置は、基準画枠の中心から、(−3/7,−3/7)だけ移動した位置に存在する。
すなわちステップS116で、対象画像が9倍され、(3/7,3/7)だけ平行移動されることにより、コード化画像が基準画枠全体に貼り付けられる。
また要素2Dコード121A内の右下に配置された要素2Dコード121Bが認識されると、コード化画像が、記憶部235から読み出され、その要素2Dコード121Bの2Dコード101上の領域に対応する基準画枠上の領域(右下の領域)に描画される(ステップS101)。
要素2Dコード121A内の右下に配置された要素2Dコード121BのID番号は、“41”であり、最も大きな位の数値が4であるので、図20のステップS118に進み、上述した処理が行われる。
この要素2Dコード121Bの2Dコード101上の大きさは、要素2Dコード121Aの大きさの1/9の画像である。またこの要素2Dコード121Bの上下方向は、要素2Dコード121Aと同じである。さらにいま基準画枠上に描画された対象画像の位置は、基準画枠の中心から、(3/7,−3/7)だけ移動した位置に存在する。
すなわちステップS118で、対象画像が9倍され、(−3/7,3/7)だけ平行移動されることにより、コード化画像が基準画枠全体に貼り付けられる。
以上のようにして認識された要素2Dコード121Bに応じてコード化画像が処理された後、2桁のID番号から、ID番号の最も大きな位の数値が削除されるので(図20のステップS119)、図19のステップS107でYESの判定がなされ、ステップS108で、要素2Dコード121Bの基準画枠上の領域が、その要素2Dコード121Bの2Dコード座標データに基づく表示上の領域に対応するように、対象画像が表示される。
例えば要素2Dコード121Aの右上の要素2Dコード121Bを含む画像データがカメラ3から供給され、図23Aに示すように、その要素2Dコード121B(図中、点線で囲まれている)が表示され得る場合において、その要素2Dコード121Bが認識されたとき、図23Bに示すように、その要素2Dコード121Bの表示上の領域に合わせて、世界地図の画像(コード化画像)の一部が表示される。
次に4単位要素2Dコード121Cが認識された場合について説明する。例えば、図24Aに示すように、要素2Dコード121A内の右上に配置された要素2Dコード121Bの左下に配置された要素2Dコード121C(図中、点線で囲まれている)を含む画像データがカメラ3から供給され、図24Aに示すように、その要素2Dコード121Cが表示され得る場合において、その要素2Dコード121Cが認識されると、コード化画像が、例えば記憶部235から読み出され、その要素2Dコード121Cの2Dコード101上の領域に対応する基準画枠上の領域に描画される(ステップS101)。
その要素2Dコード121CのID番号は、“321”であり(図19のステップS102、ステップS103)、最も大きな位の数値が3であるので、図20のステップS116に進み、上述した処理が行われる。
要素2Dコード121Cの2Dコード101上の大きさは、要素2Dコード121Bの大きさの1/9である。またこの要素2Dコード121Cの上下方向は、要素2Dコード121Aと同じである(ガイドセル132が下側を向くように配置されている)。さらに基準画枠上に描画された対象画像の位置は、基準画枠上のこの要素2Dコード121Cが属する要素2Dコード121Bの中心から、(−3/7,−3/7)だけ移動した位置に存在する。
すなわちステップS116で、対象画像が9倍され、(3/7,3/7)だけ平行移動されることにより、この要素2Dコード121Cが属する要素2Dコード121B(要素2Dコード121Aの右上の要素2Dコード121B)が認識された場合と同じ大きさで同じ位置の対象画像が得られる。
その後、いまの場合、図20のステップS119で、ID番号の“321”から、最も大きな位である100の位の数値3が削除され、図19のステップS107に進み、100の位の数値3が削除された結果得られたID番号“21”は、1桁ではないので、ステップS104の図20のステップS114の処理が行われる。
この要素2Dコード121Cが属する要素2Dコード121B(要素2Dコード121Aの右上の要素2Dコード121B)については、上述したようにその大きさは、要素2Dコード121Aの大きさの1/9であり、上下方向が逆であり、さらその位置は、基準画枠の中心から、(3/7,3/7)だけ移動した位置に存在するので、ステップS114の処理により、コード化画像が基準画枠全体に貼り付けられる(要素2Dコード121Aの表示上の領域に表示される画像が得られる)。
その後、図20のステップS119で、“21”から、“2”が削除されると、ID番号は、“1”となるので、図19のステップS107を介してステップS108に進み、基準画枠全体に貼り付けられた対象画像が表示される。
すなわちいまの場合、図24Bに示すように、要素2Dコード121A内の右上に配置された要素2Dコード121Bの左下に配置された要素2Dコード121Cの表示上の領域に合わせて、世界地図の画像の一部が表示される。
8単位要素2Dコード121Cについても、基本的には同様に変換され、図19のステップS101で設定した画枠に貼り付けられて表示される。
なお以上においては、各要素2Dコード121には、同じ画像が対応付けられるようにしたが、異なる画像を対応付けることもできる。
要素2Dコード121には、例えば図25に示すように日本地図の各部の画像が対応付けることもできる。すなわち例えば要素2Dコード121Aには、日本地図全体の画像が、2Dコード121A内の左下の要素2Dコード121Bには、図26に示す画像が、その要素2Dコード121Bの左下の要素2Dコード121Cには、図27に示す画像が、要素2Dコード121Aの右上の要素2Dコード121Bには、図28に示す画像が対応付けられている。
また画像だけでなく、音声や文字情報を対応付けることもできる。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
またプログラム記録媒体は、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア、または、プログラムが一時的もしくは永続的に格納されるROMや、ハードディスクなどにより構成される。プログラム記録媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどのインタフェースを介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
101 2Dコード, 121 要素2Dコード, 131 コーナセル, 132 ガイドセル, 133 コード化セル, 231 処理部, 242 コード認識部
Claims (10)
- 情報処理装置によって認識可能な2次元バーコードであって、
複数のセルが所定の配列規則に従って2次元配置されて所定の情報がコード化されている要素2次元バーコードが入れ子構造を形成して構成されている
2次元バーコード。 - 前記入れ子構造は、第1の前記要素2次元バーコードの領域内に、第2の前記要素2次元バーコードが包含されるようになされており、
前記第2の要素2次元バーコードは、前記入れ子構造の各層毎に、複数単位で所定の規則に従って配置されている
請求項1に記載の2次元バーコード。 - 前記所定の規則は、各層毎に同一である
請求項2に記載の2次元バーコード。 - 前記要素2次元バーコードのそれぞれには、前記入れ子構造の階層および配置位置に応じた認識情報、および所定の処理に対応する情報がコード化されている
請求項3に記載の2次元バーコード。 - 前記要素2次元バーコードは、コーナセル、ガイドセル、並びに前記コーナセルおよびガイドセルにより特定される領域に配置される前記所定の情報がコード化されているコード化セルから構成されており、前記第1の要素2次元バーコードの前記コーナセル、前記ガイドセル、または前記コーナセルにより特定される領域内に、前記第2の要素2次元バーコードが包含される
請求項2に記載の2次元バーコード。 - 前記コーナセルは、円形のセルであり、所定の大きさの方形の角に配置されている
請求項5に記載の2次元バーコード。 - 複数のセルが所定の配列規則に従って2次元配置されて所定の情報がコード化されている要素2次元バーコードが入れ子構造を形成して構成されている2次元バーコードを認識する情報処理装置において、
前記要素2次元バーコードを認識する認識手段と、
前記認識手段により認識された前記要素2次元バーコードにコード化されている、前記入れ子構造の階層および配置位置に応じて割り当てられている識別情報および処理情報を取得する取得手段と、
前記処理情報に基づく処理を、前記識別情報に応じて実行する実行手段と
を備える情報処理装置。 - 前記実行手段は、
前記要素2次元バーコードに対応付けられている画像を、前記要素2次元バーコードの識別情報に基づいて、大きさ、方向、または位置を変更して表示する
請求項7に記載の情報処理装置。 - 複数のセルが所定の配列規則に従って2次元配置されて所定の情報がコード化されている要素2次元バーコードが入れ子構造を形成して構成されている2次元バーコードを認識する情報処理方法において、
前記要素2次元バーコードを認識する認識ステップと、
前記認識ステップの処理で認識された前記要素2次元バーコードにコード化されている、前記入れ子構造の階層および配置位置に応じて割り当てられている識別情報および処理情報を取得する取得ステップと、
前記処理情報に基づく処理を、前記識別情報に応じて実行する実行ステップと
を含む情報処理方法。 - 複数のセルが所定の配列規則に従って2次元配置されて所定の情報がコード化されている要素2次元バーコードが入れ子構造を形成して構成されている2次元バーコードを認識する情報処理をパーソナルコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
前記要素2次元バーコードを認識する認識ステップと、
前記認識ステップの処理で認識された前記要素2次元バーコードにコード化されている、前記入れ子構造の階層および配置位置に応じて割り当てられている識別情報および処理情報を取得する取得ステップと、
前記処理情報に基づく処理を、前記識別情報に応じて実行する実行ステップと
を含む情報処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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