JP5720623B2 - 二次元コード読取装置 - Google Patents

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本発明は、二次元コード読取装置に関するものである。
例えば、QRコード(登録商標)などの二次元コードは、コード領域内の特定の位置に規定形状の特徴パターン(ファインダパターン)が配置される構造となっている。この種の二次元コードを読み取る読取装置では、二次元コードを撮像した後、得られた撮像画像を解析して特徴パターンを抽出し、その抽出結果に基づいてコード領域の正確な位置や姿勢を把握している。
特開2007−299098公報
二次元コードの使用環境は様々であり、場合によっては、コード領域内にキズや汚れなどが生じることもあり得る。QRコード(登録商標)等には誤り訂正機能があるため、データ領域の一部にキズや汚れが生じても誤り訂正可能な範囲内であればデータを復元できる可能性があるが、キズや汚れ等によって特徴パターンが損傷してしまい、特徴パターンの形状が規定形状から大きく異なってしまうと、二次元コードの撮像画像から特徴パターンを抽出することができなくなってしまい、デコードの初期段階で解読失敗となってしまうことになる。
このような問題を解消しようとする技術としては特許文献1のようなものがある。特許文献1の技術では、QRコード(登録商標)を撮像して得た画像データの傾きを正対に修正した後、その画像データにファインダパターンを付加し、ファインダパターンを付加した後の画像データをデコードしている。しかしながら、この技術は、単に画像データ内の3角にファインダパターンを付加しているだけであるため、コードサイズが変動し得る場合には適切なサイズのファインダパターンが用いられない虞がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、規定形状の特徴パターンがコード領域内の所定位置に配置された二次元コードを読取可能に構成され、且つ、特徴パターンを正確に検出しにくい環境下でも適切なサイズの特徴パターンに置き換えて良好に読み取りを行い得る二次元コード読取装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、
規定形状の特徴パターン(11)がコード領域内の所定位置に配置された二次元コード(10)を撮像する撮像部(3)と、
前記撮像部(3)が前記二次元コード(10)を撮像して得られたコード画像から前記特徴パターン(11)を抽出する抽出部(5)と、
前記撮像部(3)で生成された前記コード画像に基づいて、前記二次元コード(10)の画像サイズを検出する検出部(5)と、
前記検出部(5)による検出結果に基づき、前記コード画像内での前記特徴パターン(11)のサイズに対応するサイズで前記規定形状の置換パターン(21)を生成する生成部(5)と、
前記コード画像において前記特徴パターン(11)の領域と前記生成部(5)で生成された前記置換パターン(21)とを置換し、置換画像を生成する置換部(5)と、
前記抽出部(5)による前記特徴パターン(11)の抽出結果に基づいて前記コード画像の解読を試み、解読不能の場合に前記置換部(5)で生成された前記置換画像の解読を試みる解読部(5)と、
を有し、
前記二次元コード(10)は、前記特徴パターン(11)の外部に隣接してマージン領域(12)が設けられるものであり、
前記生成部(5)は、前記コード画像内での前記特徴パターン(11)のサイズに対応するサイズで前記規定形状の前記置換パターン(21)を生成すると共に当該置換パターン(21)に隣接するように前記マージン領域(12)に対応する色のマージンパターン(22)を生成し、
前記置換部(5)は、前記コード画像において前記特徴パターン(11)の領域と前記置換パターン(21)とを置換すると共に前記マージン領域(12)の一部と前記マージンパターン(22)とを置換するように前記置換画像を生成することを特徴とする。
請求項1の発明では、撮像部によって生成されたコード画像が解読不能の場合に、規定形状(本来の特徴パターンの形状)で構成された置換パターンを生成し、この置換パターンをコード画像内の特徴パターンの領域と置換した上で解読を行うことができる。従って、例えば特徴パターンの領域にキズや汚れなどが生じてしまい特徴パターンの領域が正確に認識できない場合であっても、その領域を規定形状の置換パターンに置き換えた上で解読を試みることができ、これにより解読が成功する確率を高めることができる。更に、置換パターンを生成する際には、二次元コードの画像サイズを検出した上で、コード画像内での特徴パターンのサイズに対応するサイズで規定形状の置換パターンを生成することができるため、二次元コードの画像サイズが変動し得る環境下であっても置換パターンを適切なサイズ(即ち、実際に撮像された二次元コードに合わせたサイズ)で生成し、置き換えることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る二次元コード読取装置と読取対象となる二次元コードとを例示する概略図である。 図2は、図1の二次元コード読取装置の電気的構成を概略的に示すブロック図である。 図3は、図1の二次元コード読取装置での読取処理の流れを例示するフローチャートである。 図4は、図3の読取処理における修正処理の流れを例示するフローチャートである。 図5(A)は、読取対象となる二次元コードの正常な撮像画像を示す説明図であり、図5(B)は、特徴パターンが欠損した二次元コードの画像を示す説明図であり、図5(C)は、図5(B)の画像の一部(特徴パターンの領域)を置換パターンに置き換えた置換画像を示す説明図である。 図6(A)は、撮像部で撮像された画像(二次元コード付近の撮像画像)を例示する説明図であり、図6(B)は、二次元コードの位置を特定するために用いるパターンモデルを例示する説明図である。 図7は、二次元コードの中心位置及び特徴パターンの中心位置等を説明する説明図である。 図8は、マージンパターンのサイズ、置換パターンのサイズ、特徴パターンの中心位置座標を決めるためのデータの関係を示す説明図である。
[第1実施形態]
以下、本発明を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、図1、図2等を参照して二次元コード読取装置1の全体構成を説明する。
本実施形態では、例えば物品15が自動車用部品であり、図1等に示す二次元コード読取装置1は、自動車用部品の製造過程において物品15が所定位置に自動的に配されたときに当該物品15に付された二次元コード10を読み取るように構成されている。この二次元コード読取装置1は、主として、撮像部3と、読取部5とを備えており、物品15が所定位置に配置されたときに撮像部3によって物品15の所定領域(二次元コード10の付近)を撮像し、得られた撮像画像を読取部5によって解析し、二次元コード10を解読するように構成されている。
撮像部3は、例えば、CMOSイメージセンサあるいはCCDイメージセンサ等の固体撮像素子、制御回路、通信回路などを備えた汎用カメラとして構成されており、二次元コード10等を撮像し、この二次元コード10のコード画像を含んだ画像データを生成するように機能している。この撮像部3は、物品15が撮像エリア内に存在する所定のタイミングで当該物品15を撮像し、物品15を撮像したときにはその撮像画像のデータを読取部5に送信するようになっている。
読取部5は、例えば図2のような情報処理装置として構成されており、CPU等からなる制御部31、液晶モニタ等として構成される表示部32、ROM、RAM、HDD等からなる記憶部33、操作ボタン、マウス、キーボード等として構成される操作部34、通信インターフェースとして構成される通信部35などを備えており、上述の撮像部3で生成された画像データが入力されるようになっている。
次に、二次元コード読取装置1によって読み取られる二次元コード10について説明する。
図1の下部に示すように、二次元コード10は公知のQRコード(登録商標)として構成されており、複数のセルCがマトリックス状に配列されている。この二次元コード10は、外形が正方形状に構成されたセルC(明色セル又は暗色セル)が集合してマトリックス状に配置されたセル集合体として構成されており、二次元コード10を構成するコード領域Ca(セルCが配置される領域)は、外形が矩形状の矩形領域とされている。なお、図1では、一部のセルのみについて符号Cを付しており、他のセルの符号は省略している。
この二次元コード10は、予め定められた規定形状の特徴パターン11がコード領域内の所定位置に配置された構成をなしている。特徴パターン11は、公知のファインダパターン(以下、切り出しシンボル、位置検出パターンとも言う)として構成され、二次元コード10のセル配列領域(矩形領域)において4つ設けられた角部のうち、規定の3つの角部に配置されるものである。図1の例では、3つの特徴パターン11(ファインダパターン11a、11b、11c)が同一形状をなし、いずれも外形が矩形状に構成されており、各特徴パターン特定の外縁を構成する2辺によってコード領域Caにおける各角部の角位置が定められている。これら特徴パターン11は、コード領域Ca(矩形領域)における各セルCの位置の特定するための要素として機能するものであり、具体的には、二次元コード読取装置1で得られる画像データにおいて規定の角部の位置を特定するために用いられると共に、その画像データにおいて二次元コード10の向きを特定するために用いられる。
特徴パターン11は、中心部に第1の色のセル(黒色等の暗色セル14a)が3行3列で配置された形状(大きな正方形形状)をなし、その第1の色のセル(暗色セル14a)の周りを第2の色のセル(白色等の明色セル14b)が矩形状に囲んでいる。更に、その環状のセル群(明色セル14bのセル群)の周りを第1の色のセル(黒色等の暗色セル14c)が囲んだ構成をなしている。暗色セル14cによって構成される環状のセル群は、外形が正方形状に構成されている。また、暗色セル14cの環状セル群の2辺(コード外周側ではない2辺)に沿って第2の色のセル(白色等の明色セル13)がL字状に連続するように構成されており、これら暗色セル14a、明色セル14b、暗色セル14c、明色セル13によって特徴パターン11(切出しシンボル)が全体として矩形状として構成されている。なお、図1では、3つの特徴パターン11の内、1つのファインダパターン11a(切出しシンボル)に着目して符号を付しており、ファインダパターン11aの領域の境界付近を符号ARで概念的に示している。
二次元コード10において、特徴パターン11以外の領域には、例えば規格化された公知の要素(タイミングパターン、形式情報、型番情報など)が配置されており、更に、データが記録されるデータ領域や、誤り訂正符号が記録される誤り訂正領域などが設けられている。
また、二次元コード10は、コード領域Caに隣接して当該コード領域Caを囲むように環状のマージン領域12が設けられている。マージン領域12は、特徴パターン11におけるコード領域Ca境界付近の大部分を占めるセル色(図1の例では暗色セル14cのセル色であり、黒色等の暗色)とは異なるセル色(図1の例では白色等の明色)で環状且つ矩形状に構成され、例えば外周縁の形状及び内周縁の形状が略矩形状となっており、左右の幅W1、W2がセル幅の4倍以上(4セル分以上)で構成され、上下の幅H1、H2もセル幅の4倍以上(4セル分以上)で構成されている。なお、マージン領域12の内周縁の形状は、コード領域Ca(セル配列領域)の境界形状と一致することになる。
次に、二次元コード読取装置1での読取処理について説明する。
図3に示す読取処理は、撮像部3及び読取部5で実行される処理であり、例えば、物品15が撮像部3の撮像エリアに配置されたタイミングで開始され、まず、撮像部3にて物品15の二次元コード10付近を撮像し、その画像データ(二次元コード10のコード画像10’を含む画像データ(図6(A)参照))を読取部5に入力する(S1)。そして、S1の処理で得られた画像データに対して所定の前処理を行う(S2)。なお、図3の例では、S2の前処理として公知のエッジ強調処理を行っているが、公知の他の画像処理を行うようにしてもよい。
S2の処理の後には、S1、S2で得られた画像データに基づき、当該画像データに含まれるコード画像の解読を行う(S3)。このS3の解読処理は、QRコード(登録商標)の分野で一般的に用いられる公知の解読方法で行えばよい。具体的には、例えば特許第2867904号公報などに記載された方法により、図6(A)のようなコード画像10’から各特徴パターン11(切り出しシンボル)の領域11’を抽出すると共に撮像画像内での二次元コード10の配置(即ち、コード画像10’におけるコード領域Ca’の配置)を決定し、決定されたコード領域Ca’の配置に基づいて、各セル位置を具体的に特定すると共に各セルの明暗を判別するように解読すればよい。そして、S3でコード画像の解読が成功した場合には、S4にてYesに進み、その解読結果を表示部や外部装置などに出力する(S12)。
なお、本実施形態では読取部5が「抽出部」の一例に相当し、撮像部3が二次元コード10を撮像して得られたコード画像10’から特徴パターン11を抽出するように機能する。
一方、S3でコード画像の解読が失敗した場合には、S4にてNoに進み、S1で得られた画像に対してS2とは異なる条件で前処理を行う。なお、図3の例では、S5の前処理として、例えば、エッジ強調処理に加え、輝度を増減する輝度補正処理を行っているが、公知の他の画像処理を行ってもよい。
S5の処理の後には、S5で得られた画像データに基づき、当該画像データに含まれるコード画像の解読を行う(S6)。このS6の解読処理もS3と同様であり、QRコード(登録商標)の分野で一般的に用いられる公知の解読方法で解読を行う。そして、S6でコード画像の解読が成功した場合には、S7にてYesに進み、その解読結果を表示部や外部装置などに出力する(S12)。なお、S1で得られたコード画像10’が図5(A)のような正常な画像(コード領域内に欠損などが生じていない画像)の場合にはS3又はS6で解読が成功する可能性が高くなる。
一方、S6でコード画像の解読が失敗した場合には、S7にてNoに進み、S1で得られた画像に対して特徴パターン(切り出しシンボル)を修正する処理を行う(S8)。例えば、図5(B)のように、特徴パターン11の部分に傷や汚れなどの汚損部A1,A2が存在し、S1で得られたコード画像10’において特徴パターン11の画像領域11’が規定形状と大きく異なるような場合、S3、S6において特徴パターンを認識できずに解読失敗となる可能性が高い。このような場合、例えば図4のような流れでS8の修正処理を行う。
このS8の修正処理では、図4に示すようにまずS1で取得した画像データの円弧展開を行う。本実施形態では、図1のように円筒状の物品15の表面に二次元コード10が付された構成となっており、このように円筒面に沿って配される二次元コード10をS1で撮像しているため、S20では、二次元コード10を平坦にするように展開する。即ち、円筒面に沿うように構成される二次元コード10を平坦に延ばすように公知の画像処理方式にて画像展開する。なお、S20の処理は省略してもよい。
そして、S1の処理で得られた画像に対してサーチ領域(画像を解析すべき領域)を特定する(S21)。本実施形態では、二次元コード10が所定位置に付された各物品15が例えば図示しない搬送装置によって順次撮像エリア内に搬送されるようになっており、送り込まれる各物品15は、撮像エリア内の所定位置付近に二次元コードが配されるように所定の姿勢及び配置で位置決めされるようになっている。そして、このように各物品15が搬送される毎に撮像部3によって撮像が行われるようになっており、各撮像処理で得られる撮像画像(即ち、図3の解読処理の対象となる各撮像画像)は、画像領域内の特定位置付近に二次元コード10のコード画像10’が配されることになる。従って、画像領域内の特定位置付近をコード画像10’が配されるべき領域(サーチ領域)として予め定めておけばよく、S21の処理では、このような設定に従い、S1で得られた撮像画像においてサーチ領域を特定する。
S21の処理の後には、パターンマッチングに用いるパターンモデル(QRモデル)を取得する処理を行う(S22)。本実施形態では、例えば図6(B)に示すような所定形状のパターンPaがテンプレートとして定められており、このようなパターンPaを生成するための画像データが例えば記憶部33に予め記憶されている。このパターンPaは、物品15において二次元コード10の周囲に形成されるマージン領域12の正規形状(予定された形状)となっており、マージン領域12が本来予定されている形状で正常に撮像された場合にはマージン領域12の画像12’とパターンPaの画像がほぼ相似形になる。なお、図6の例では、パターンPaの矩形状の内周縁を符号Pa1で示し、矩形状の外周縁を符号Pa2で示している。また、パターンPaの中心(即ち、内周縁の中心)を符号P0で示している。S22の処理では、このようなパターンPaの画像データを記憶部33から取得する。
S22の処理の後には、S1の処理で生成された撮像画像においてパターンPaに適合する領域を検出し、その検出結果に基づいてコード領域Caの重心(QR重心)を検出する(S23)。上述したように、S22の処理で取得されるパターンPaは、物品15において二次元コード10の周囲に形成されるマージン領域12の正規形状となっており、S23の処理では、このようなパターンPaの画像を用いてS1で得られた撮像画像と公知のパターンマッチングを行い、例えば図6(A)のような撮像画像の中で図6(B)のようなパターンPaの画像に適合する位置又は最も適合性の高い位置を検出する。そして、パターンPaが適合した位置でのパターンPaの中心位置(パターンPaの内周縁の中心)に相当する位置をコード領域の中心位置(重心位置)とする。
より具体的には、図6(B)のようなパターンPaの画像データを複数サイズ用意し(即ち、パターンPaと相似の複数の画像データを用意し)、各サイズのパターンPaをテンプレートとしてS1で得られた撮像画像に対しパターンマッチング(例えば公知のテンプレートマッチング)を行う。この場合、複数サイズのパターンPaの画像(即ち、複数のテンプレート)の内、マージン領域の画像12’のサイズに最も近いサイズの画像が最も適合性が高くなる。そして、その適合性が最も高いサイズのパターンPaの画像をコード画像10’に対してパターンマッチングしたときの当該撮像画像内でのパターンPaの適合位置(パターンマッチングでの適合性が最も高い位置)を検出し、その適合位置におけるパターンPaの中心位置を求める。図7の例では、撮像画像の一部(図5(B)のような場合のコード画像10’付近)を示しており、適合性が最も高いサイズのパターンPaの画像と撮像画像(S1で得られた画像)とをパターンマッチングしたときの撮像画像内でのパターンPaの適合位置を符号Pa’で示し、そのときの内周縁の位置をPa1’で示している。このような場合、パターンPaの適合位置Pa’の中心位置(具体的には、適合位置における内周縁Pa1’の中心位置P0)をコード画像10’におけるコード領域Ca’(セルが配列される領域:図6も参照)の中心位置(重心位置)とする。
S24にてコード領域Ca’の中心位置P0(重心位置)が算出された後には、コード画像10’における各特徴パターン(切り出しシンボル)の領域11’の中心位置(重心位置)を決定する。図1のようなQRコードでは、矩形状に構成されるコード領域Caの四隅の内の3つの角部に規定形状の特徴パターン11が配置されるように定められており、本実施形態では、撮像画像においてファインダパターン11aの画像11a’が左上、ファインダパターン11bの画像11b’が左下、ファインダパターン11cの画像11c’が右下となるように撮像時の物品15の姿勢が定められている。従って、コード領域Ca’における特徴パターンの中心の候補位置は、コード領域Ca’の中心位置P0からX軸方向、Y軸方向にそれぞれ一定値W,Hだけ離れた左上位置P1、左下位置P2、右下位置P3となる。
S24では、このような3位置P1〜P3の座標を算出し、各特徴パターン(切り出しシンボル)の画像11’の中心位置(重心位置)を求めている。具体的には、S23の処理にてコード領域Ca’の中心位置P0が定まり、S23で最も適合性が高かったパターンPaのサイズによってコード領域Ca’のサイズ(パターンPaの内周縁Pa1’のサイズ)が特定されると、コード領域Ca’の中心位置P0から各特徴パターンの中心位置の候補となる3つの位置P1〜P4までのX軸方向の距離W及びY軸方向の距離Hを特定できる。図7の例では、中心位置P0の座標を(Xg,Yg)とし、コード領域Ca’の行方向(複数行複数列でセルが並ぶコード領域Ca’の横の並び方向)をX軸方向とし、列方向(複数行複数列でセルが並ぶコード領域Ca’の縦の並び方向)をY軸方向としており、P1の座標は、(Xg−W,Yg+H)となり、P2は、(Xg−W,Yg−H)となり、P3は、(Xg+W,Yg−H)となる。
S24の処理の後には、特徴パターン(切り出しシンボル)の画像と置換するためのパターン20(置換用の特徴パターン(切り出しシンボル))を生成し、このパターン20をコード画像内における所定部分に上書きする(S25)。具体的には、図5の右側に示すようなパターン20(置換パターン21及びマージンパターン22)を描画するためのデータが予め記憶部33に記憶されている 図5(B)のように、パターン20は、特徴パターン11の規定形状と同一形状で構成される置換パターン21と、置換パターン21における所定の2辺(暗色セル24cによって大部分が構成される2辺)に隣接して配置されるL字状のマージンパターン22とを有しており、例えば矩形状の画像領域として構成されている。
置換パターン21は、黒色等の暗色セル24aが3行3列で配列されて正方形状に構成される中心部と、白色等の明色セル24bが中心部を囲むように環状且つ矩形状に配列されてなる第1環状部と、黒色等の暗色セル24cが第1環状部を囲むように環状且つ矩形状に配列されてなる第2環状部と、白色等の明色セル23が第2環状部の2辺(マージンパターン22側ではない2辺)に沿うように当該第2環状部に隣接してL字状に設けられるL字状部とによって構成されている。マージンパターン22は、セル幅よりも大きい幅(例えばセル幅の4倍以上の幅)でL字状に構成されている。
S25では、このようなパターン20を形成するための描画データを読み出すと共に、このパターン20をコード領域Ca’のサイズに合わせたサイズに変更する。本実施形態では、パターン20を相似形で変形可能とされており、コード画像10’に含まれる特徴パターンの画像11’のサイズと置換パターン21のサイズが合うようにパターン20のサイズが決められるようになっている。
具体的には、図8のように、マージンパターンPaの各サイズに対応付けて置換用のパターン20のサイズ及び上述のW,Hの値が決められており、S23で最も適合性が高いマージンパターンが決まると(即ち、最も適合性が高いパターンPaのサイズが決まると)、そのマージンパターンのサイズに合わせるべくパターン20の大きさが決まり、W,Hの値も決まるようになっている。この構成では、S23で適合性の高いマージンパターンのサイズが大きければ、パターン20の使用サイズが大きくなるように調整され、且つマージンパターンのサイズに合わせてW,Hの値も大きくなる。一方、適合性の高いマージンパターンのサイズが小さければパターン20の使用サイズが小さくなるように調整され、且つマージンパターンのサイズに合わせてW,Hの値も小さくなる。
このようにパターン20の使用サイズが決まった後には、コード画像10’における位置P1,P2,P3付近の画像と、サイズが調整されたパターン20の画像とを置換するようにコード画像10’を加工する。具体的には、パターン20における中央部(暗色セル24aによって正方形状に構成される部分)の中心位置が位置P1,P2,P3となるようにコード画像10’の3位置に対してパターン20の画像を上書きする。なお、各位置においてパターン20を上書きする際には、マージンパターン22がマージン領域側になるように上書きする。図5の例では、図5(B)の画像に対してパターン20を上書きし、図5(C)のような画像を得ており、この例では、左上の位置P1付近でパターン20を上書きする際には、角部の上側及び左側にマージンパターン22が配されるように上書きしている。また、左下の位置P2付近でパターン20を上書きする際には、角部の左側及び下側にマージンパターン22が配されるように上書きしている。更に、右下の位置P3付近でパターン20を上書きする際には、角部の下側及び右側にマージンパターン22が配されるように上書きしている。
このようにしてS8の修正処理が行われた後には、図3のS9のように修正画像(S25で生成された図5(C)のような置換画像)にてコード画像10’の解読を行う。このS9の解読処理もS3と同様であり、QRコード(登録商標)の分野で一般的に用いられる公知の解読方法で解読を行う。そして、S9でコード画像の解読が成功した場合には、S10にてYesに進み、その解読結果を表示部や外部装置などに出力する(S12)。一方、S9で解読に失敗した場合には、S10にてNoに進み、エラーを報知する処理を行う。
本実施形態では、読取部5が検出部の一例に相当し、撮像部3で生成されたコード画像10’に基づいて、二次元コード10の画像サイズを検出するように機能する。具体的には、上述のパターンマッチングによってコード画像10’とパターンPaの複数サイズとの適合性を調べることで、コード画像10’がどのサイズに最も適合するかを判断し、適合性の高いパターンPaのサイズをコード画像10’のサイズ(画像内でのコード画像10’の大きさを特定しうる情報)としている。
また、本実施形態では、読取部5が生成部の一例に相当し、検出部による検出結果に基づき、コード画像10’内での特徴パターンのサイズに対応するサイズで規定形状の置換パターン21を生成しており、より具体的には、コード画像10’内での特徴パターンのサイズに合わせたサイズで規定形状の置換パターン21を生成すると共に当該置換パターン21に隣接するようにマージン領域12に対応する色のマージンパターン22を生成するように機能する。
また、本実施形態では、読取部5が置換部の一例に相当し、コード画像10’において特徴パターンの領域11’と生成部で生成された置換パターン21とを置換するように置換画像を生成しており、より具体的には、コード画像10’において特徴パターンの領域11’と置換パターン21とを置換すると共にマージン領域12の一部とマージンパターン22とを置換するように置換画像を生成している。
また、本実施形態では、読取部5が解読部の一例に相当し、コード画像10’での特徴パターンの抽出結果に基づいて当該コード画像10’の解読を試みるように機能し、解読不能の場合には、置換部で生成された置換画像の解読を試みるように機能している。
以上のような本実施形態の構成によれば、撮像部3によって生成されたコード画像10’が解読不能の場合に、規定形状(本来の特徴パターンの形状)で構成された置換パターン21を生成し、この置換パターン21をコード画像10’内の特徴パターンの領域11’と置換した上で解読を行うことができる。従って、例えば特徴パターンの領域11’にキズや汚れなどが生じてしまい、特徴パターンの領域11’が正確に認識できない場合であっても、その領域を規定形状の置換パターン21に置き換えた上で解読を試みることができ、これにより解読が成功する確率を高めることができる。更に、置換パターン21を生成する際には、二次元コード10の画像サイズを検出した上で、コード画像10’内での特徴パターン11のサイズに対応するサイズで規定形状の置換パターン21を生成することができるため、二次元コード10の画像サイズが変動し得る環境下であっても置換パターン21を適切なサイズ(即ち、実際に撮像された二次元コード10に合わせたサイズ)で生成し、置き換えることができる。
また、本実施形態において、生成部は、コード画像10’内での特徴パターン11のサイズに対応するサイズで規定形状の置換パターン21を生成すると共に当該置換パターン21に隣接するようにマージン領域12に対応する色のマージンパターン22を生成している。そして、置換部は、コード画像10’において特徴パターンの領域11’と置換パターン21とを置換すると共にマージン領域12の一部とマージンパターン22とを置換するように置換画像を生成している。このようにすると、例えばマージン領域12において特徴パターン11に隣接する部分に汚れなどが存在し、その結果解読不能になるような場合(例えばマージン領域の汚れなどに起因して特徴パターン11が認識できないような場合)であってもマージン領域を良好に復元することができ、解読成功の確率を高めることができる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では、二次元コードとしてQRコード(登録商標)を例示したが、所定位置に特徴パターンが設けられ、この特徴パターンに基づいて各セルを認識する方式の二次元コードであれば他の二次元コードを読取対象としてもよい。例えば、データマトリックスコードなどを読取対象としてもよく、この場合、L字状のアライメントパターンを「特徴パターン」として第1実施形態と同様の方法で読取処理を行えばよい。
二次元コードのサイズを検出する方法として、パターンマッチングによってマージン領域のサイズを検出する方法を例示したが、これに限られない。例えば、S3又はS6にて、1つでも特徴パターンが検出されたときには、その特徴パターンの領域を抽出し、その領域のサイズを「二次元コードのサイズを特定しうる値」としてもよい。或いは、撮像画像内において公知の画像処理方法でコード領域Ca’の外形を特定し、この外形サイズを「二次元コードのサイズを特定しうる値」としてもよい。
上記実施形態では、撮像対象物として物品15を例示したが、二次元コードが付された物品の例はこれに限られるものではなく、広告媒体、書籍、PDF(Portable Document Format)などの文書ファイル等、様々な媒体を対象とすることができる。
1…二次元コード読取装置
3…撮像部
5…読取部(抽出部、検出部、生成部、置換部、解読部)
10…二次元コード
11…特徴パターン
21…置換パターン

Claims (1)

  1. 規定形状の特徴パターン(11)がコード領域内の所定位置に配置された二次元コード(10)を撮像する撮像部(3)と、
    前記撮像部(3)が前記二次元コード(10)を撮像して得られたコード画像から前記特徴パターン(11)を抽出する抽出部(5)と、
    前記撮像部(3)で生成された前記コード画像に基づいて、前記二次元コード(10)の画像サイズを検出する検出部(5)と、
    前記検出部(5)による検出結果に基づき、前記コード画像内での前記特徴パターン(11)のサイズに対応するサイズで前記規定形状の置換パターン(21)を生成する生成部(5)と、
    前記コード画像において前記特徴パターン(11)の領域と前記生成部(5)で生成された前記置換パターン(21)とを置換し、置換画像を生成する置換部(5)と、
    前記抽出部(5)による前記特徴パターン(11)の抽出結果に基づいて前記コード画像の解読を試み、解読不能の場合に前記置換部(5)で生成された前記置換画像の解読を試みる解読部(5)と、
    を有し、
    前記二次元コード(10)は、前記特徴パターン(11)の外部に隣接してマージン領域(12)が設けられるものであり、
    前記生成部(5)は、前記コード画像内での前記特徴パターン(11)のサイズに対応するサイズで前記規定形状の前記置換パターン(21)を生成すると共に当該置換パターン(21)に隣接するように前記マージン領域(12)に対応する色のマージンパターン(22)を生成し、
    前記置換部(5)は、前記コード画像において前記特徴パターン(11)の領域と前記置換パターン(21)とを置換すると共に前記マージン領域(12)の一部と前記マージンパターン(22)とを置換するように前記置換画像を生成することを特徴とする二次元コード読取装置(1)。
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