JP2001109737A - データ出力制御装置 - Google Patents

データ出力制御装置

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JP2001109737A
JP2001109737A JP28709799A JP28709799A JP2001109737A JP 2001109737 A JP2001109737 A JP 2001109737A JP 28709799 A JP28709799 A JP 28709799A JP 28709799 A JP28709799 A JP 28709799A JP 2001109737 A JP2001109737 A JP 2001109737A
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Kojiro Yamada
幸治郎 山田
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ出力制御装置において、データ信号の
変換処理のために必要なデータ量が少量で足り、変換処
理を短時間で行うことができるようにする。 【解決手段】 マイコンが外部からデータ信号を受信し
た場合(S1でYES,S2)、マイコン内の記憶部に
記憶されている二次曲線近似計算式を用いて、当該デー
タ信号を特定の値に変換し(S3)、変換後のデータ信
号を出力する(S4)。このように、二次曲線近似計算
式を用いてデータ信号を特定の値に変換することによっ
て、データテーブル等を有していなくても、出力カーブ
に急峻な立ち上がりを持たせる等の制御を簡単に行うこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ出力制御装
置に関し、特に、出力するデータを所定の値に変化させ
る技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、音響・映像機器の音量調整等
に用いられるデータ出力制御装置においては、バスデー
タの変化をそのまま使用しており、バスデータのアナロ
グ量は固定値であることから、その出力を一定割合で変
化させると、図5に示すように、出力変化特性は直線的
になる。そのため、音量に対する人の聴覚感度の特質か
ら、変化度合が少ないものとなり、所望の出力に達する
までに時間がかかるものとなっていた。そこで、外部か
ら入力されたデータ信号を、所定のデータテーブルを用
いて特定の値に変換することで出力変化特性を制御し、
短い時間で所望の出力まで到達可能としたデータ出力制
御装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにデータテーブルを用いて出力変化特性を制御する
従来のデータ出力制御装置では、入力されたデータ信号
に対応する値をデータテーブルとして備えておく必要が
あることから、膨大な量のデータを蓄積しておかなけれ
ばならないという問題があり、さらに、データテーブル
の参照に時間がかかるため、データ信号の変換処理速度
が遅いという問題がある。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、データ信号の変換のために蓄積
しておくデータ量が少量で済み、しかもデータ信号変換
時の処理速度が速く、短かい時間で所望の出力変化を得
ることができるデータ出力制御装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、外部から入力された或る値
を持つデータ信号に基づき、そのデータ信号から特定の
値に変換したデータ信号を出力するデータ出力制御装置
において、外部からのデータ信号を特定の値に変換する
ための計算式を記憶した記憶手段と、記憶手段に記憶さ
れている計算式を用いて、外部からのデータ信号を特定
の値に変換する変換手段と、変換手段によって変換され
た値のデータ信号を出力する出力手段とを有したもので
ある。
【0006】上記構成においては、外部からデータ信号
の入力があった場合、記憶手段に記憶されている計算式
を用いて、変換手段が当該データ信号を特定の値に変換
し、変換後のデータ信号を出力手段から出力する。この
ように、計算式を用いてデータ信号を特定の値に変換す
ることで、データ信号の変換処理を短時間で行うことが
でき、データ信号の変換のために蓄積しておくデータ量
も少量で済む。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のデータ出力制御装置であって、変換手段は、外
部からのデータ信号のうち、所定範囲内の値を持つデー
タ信号についてのみ前記変換を行うものである。
【0008】上記構成においては、外部から入力された
データ信号のうち、変換が必要なデータ信号を選択して
変換を行うことができる。また、データ信号の出力カー
ブの特性に様々な変化を容易に持たせることができる。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は請求項2に記載のデータ出力制御装置であって、記
憶手段に記憶された計算式を二次曲線近似計算式とした
ものである。
【0010】上記構成においては、データ信号の出力カ
ーブに、急峻な立ち上がり特性を持たせたり、緩やかな
立ち上がり特性を持たせる等の制御が可能となる。ま
た、この制御は計算式を用いて行うため、変換のために
蓄積が必要なデータ量が少なくて足りる。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
乃至請求項3のいずれかに記載のデータ出力制御装置で
あって、記憶手段に記憶された計算式の書き換えを可能
としたものである。
【0012】上記構成においては、記憶手段に記憶され
た計算式の書き換えが可能であるので、出力カーブの変
更を容易に行うことができる。しかも、計算式の書き換
えは少量のデータを書き換えれば足りるため、書き換え
作業が簡単である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
データ出力制御装置について図面を参照して説明する。
図1にこのデータ出力制御装置を音量調節に適用する場
合の概略構成を示す。データ出力制御装置1は、装置全
体の動作制御を司るマイコン2、マイコン2からのデー
タ信号に基づいて、不図示のディスプレイの輝度や色合
い、コントラスト、音量ボリウムなどを制御するための
信号を出力するコントロールIC3を備えている。図示
では、コントロールIC3がアンプ4を介してスピーカ
5を駆動する構成を示している。
【0014】マイコン2には、音量調整等のための各種
信号がリモコン6から赤外線信号(IR)で送られる。
以下では音量調節動作の場合を説明する。マイコン2
は、リモコン6からの信号が示す内容に基づいて、音量
調整のためのシリアルデータ信号及びクロック信号を、
所定の計算式を用いて特定値に変換した後でコントロー
ルIC3に出力する。この所定の計算式はマイコン2に
内蔵されたRAM等の記憶部に記憶されている。この計
算式としては、例えば、二次曲線近似計算式が適用され
る。なお、本実施形態では、コントロールIC3とし
て、映像調節用のCROMAと呼ばれるICを使用して
いる。
【0015】上記変換に二次曲線近似計算式を用いた場
合のデータ信号出力カーブについて図2を参照して説明
する。音響・映像機器の音量調節においては、音量を最
小から最大まで均一な変化量で変化させることは必ずし
も好ましくなく、ユーザが多く利用する音量まで迅速に
達するように変化させることが好ましい。例えば、音量
を最小(0)から最大(255FF)まで256段階で
変化させるものとし、二次曲線近似計算による変換で出
力カーブを制御する場合について検討すると、リモコン
6からデータ信号の値をXとし、出力をYとした場合、
【数1】 で表される二次曲線近似計算式を上記変換の計算式とし
て用いれば、図2に示すように、256番目の段階で出
力が最大となり、しかも立ち上がりが急峻で、出力が或
るレベルに達すると緩やかな変化量となる出力カーブを
得ることができる。この出力カーブによればユーザが多
く利用する音量まで迅速に出力が達する。この二次曲線
近似計算式の数値を適宜変更すれば、最大出力や、最大
出力に達するまでの段階数等に応じて出力カーブを簡単
に変更することができる。
【0016】リモコン6から受けたデータ信号を二次曲
線近似計算式を用いて変換する場合の処理について図4
を参照して説明する。図4はかかる変換時の処理の流れ
を示すフローチャートである。マイコン2がリモコン6
からデータ信号を受信すると(S1でYES)、受信し
たデータ信号の内容を分析し(S2)、上記二次曲線近
似計算式を用いてデータ信号の値を変換する(S3)。
例えば、上記256段階の10番目の段階を示すデータ
信号を受信した場合には、上記二次曲線近似計算式を用
いて、10番目の段階に対応する出力値を算出する。ま
た、現段階から1段階上げるという指示内容のデータ信
号を受信した場合には、現段階が何番目であるかを認識
し、認識した段階よりも1段階上の段階に対応する出力
値を二次曲線近似計算式を用いて算出する。このように
して算出した値はコントロールIC3に送られ、アナロ
グ信号としてアンプ4を介してスピーカ5に出力される
(S4)。
【0017】このように、本実施形態のデータ出力制御
装置1は、二次曲線近似計算式を用いてデータ信号を特
定の値に変換することで出力カーブを制御するため、デ
ータ信号の出力カーブに、急峻な立ち上がり特性を持た
せたり、緩やかな立ち上がり特性を持たせる等の制御を
簡単に行うことができる。また、変換処理には計算式の
みを使用するため、従来のようにデータテーブルを用い
てデータ信号を変換する場合に比べて簡単な処理で変換
が可能である。また、変換処理のために必要なデータは
計算式のみで足りるため、変換のために蓄積しておくべ
きデータ量が少量で足り、さらに、記憶部に記憶されて
いる計算式を書き換えるだけで出力カーブの変更を容易
に行うことができ、データテーブルを書き換える場合の
ように大量のデータを書き換える必要がない。
【0018】上記では、音量を最小から最大まで変化さ
せる場合に全ての段階において、データ信号を二次曲線
近似計算式を用いて変換するようにしているが、リモコ
ン6から受けたデータ信号のうち、所定範囲内の値を持
つデータ信号についてのみ上記変換を行うことも可能で
ある。例えば、上記と同様に、音量を最小から最大まで
256段階で変化させる場合、図3に示すように、0か
らa番目の段階、及びb番目から256番目の段階のデ
ータ信号については変換を行わず、a番目からb番目の
段階にあるデータ信号について上記二次曲線近似計算式
を用いて変換処理を行うようにすることも可能である。
この処理を行う場合、マイコン2がリモコン6から受信
したデータ信号の内容を認識したときに、変換処理を行
うべき値であるか否かを判断するようにする。このよう
な変換処理をすれば、複雑な特性の出力カーブを得るこ
とも可能となり、音量制御の幅を拡げることができる。
【0019】なお、本発明は上記実施の形態の構成に限
られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形
態では、データ信号の変換に二次曲線近似計算式を用い
て出力カーブを放物線状にしているが、他の計算式を用
いて他の出力カーブにすることも可能である。また、上
記実施形態では、データ出力制御装置1を音量調節に用
いているが、本発明の適用はこれに限られず、映像調節
におけるブライト、カラー、ティント、コントラスト等
の調節に適用することも可能である。
【0020】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明によ
れば、外部からのデータ信号を計算式を用いて特定の値
に変換するため、データテーブルを参照して変換処理を
行う場合に比べて変換処理を短時間で行うことができ
る。さらに、データ信号の変換のために必要なデータは
計算式のみで足りるため、データテーブルを参照して変
換処理を行う場合に比べ、変換処理に必要なデータ量が
少量で済む。さらに、記憶部に記憶されている計算式を
書き換えるだけで出力カーブを容易に変更することがで
きる。
【0021】また、請求項2に記載の発明によれば、外
部から入力されたデータ信号のうち、変換が必要なデー
タ信号を選択して変換を行うことができ、複雑な特性の
出力カーブを得ることも可能となり、音量制御の幅を拡
げることができる。
【0022】また、請求項3に記載の発明によれば、デ
ータ信号の出力カーブに、急峻な立ち上がり特性を持た
せたり、緩やかな立ち上がり特性を持たせる等の制御を
簡単に行うことができる。この制御は計算式を用いて行
うため、データテーブルを用いた変換処理に比べて簡単
な処理で足りる。
【0023】また、請求項4に記載の発明によれば、記
憶手段に記憶された計算式を書き換えることにより、出
力カーブの変更を容易に行うことができる。これによ
り、データテーブルを参照して変換処理を行う場合のよ
うに、大量のデータを書き換える必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデータ出力制御装置
を音量調節に適用する場合の概略構成を示すブロック図
である。
【図2】上記データ出力制御装置による変換処理に二次
曲線近似計算式を用いた場合の出力カーブの一例を示す
図である。
【図3】リモコンから受けたデータ信号を変換する場合
の処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】リモコンから受けたデータ信号のうち、所定範
囲内の値を持つデータ信号についてのみ二次曲線近似計
算式を用いて変換した場合における出力カーブの一例を
示す図である。
【図5】従来のデータ出力制御装置によるデータ信号変
換で得られる出力の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 データ出力制御装置 2 マイコン(記憶手段、変換手段、出力手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力された或る値を持つデータ
    信号に基づき、そのデータ信号から特定の値に変換した
    データ信号を出力するデータ出力制御装置において、 外部からのデータ信号を特定の値に変換するための計算
    式を記憶した記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている計算式を用いて、外部か
    らのデータ信号を特定の値に変換する変換手段と、 前記変換手段によって変換された値のデータ信号を出力
    する出力手段とを有したことを特徴とするデータ出力制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記変換手段は、外部からのデータ信号
    のうち、所定範囲内の値を持つデータ信号についてのみ
    前記変換を行うことを特徴とする請求項1に記載のデー
    タ出力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に記憶された計算式を二次
    曲線近似計算式としたことを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載のデータ出力制御装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段に記憶された計算式の書き
    換えを可能としたことを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載のデータ出力制御装置。
JP28709799A 1999-10-07 1999-10-07 データ出力制御装置 Withdrawn JP2001109737A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8424042B2 (en) 2007-03-30 2013-04-16 Sony Corporation Information processing apparatus, information processing method, information processing program, and information processing system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8424042B2 (en) 2007-03-30 2013-04-16 Sony Corporation Information processing apparatus, information processing method, information processing program, and information processing system

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Effective date: 20070109