JP2001108968A - 液晶表示部付電子機器 - Google Patents
液晶表示部付電子機器Info
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- JP2001108968A JP2001108968A JP28130799A JP28130799A JP2001108968A JP 2001108968 A JP2001108968 A JP 2001108968A JP 28130799 A JP28130799 A JP 28130799A JP 28130799 A JP28130799 A JP 28130799A JP 2001108968 A JP2001108968 A JP 2001108968A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 空気調和機等の遠隔制御装置に用いられる液
晶表示部付電子機器に関するもので、液晶表示部の破損
を防止すると共に、小型で安価なものを提供することを
目的とする。 【解決手段】 上ケース２６と配線基板２１の間に配置
された液晶表示部２４を、別部材からなる弾性体を用い
ることなく、両辺を弾性コネクタ２９とスイッチ操作部
２５に一体に設けた保持部２５Ｅにより弾性保持するこ
とにより、液晶表示部２４の破損を防止することができ
ると共に、液晶表示部２４の下方に電子回路部２３を設
けることにより、配線基板２１上の液晶表示部２４と電
子回路部２３の占有面積を共有でき、小型で安価なもの
を提供できる。
晶表示部付電子機器に関するもので、液晶表示部の破損
を防止すると共に、小型で安価なものを提供することを
目的とする。 【解決手段】 上ケース２６と配線基板２１の間に配置
された液晶表示部２４を、別部材からなる弾性体を用い
ることなく、両辺を弾性コネクタ２９とスイッチ操作部
２５に一体に設けた保持部２５Ｅにより弾性保持するこ
とにより、液晶表示部２４の破損を防止することができ
ると共に、液晶表示部２４の下方に電子回路部２３を設
けることにより、配線基板２１上の液晶表示部２４と電
子回路部２３の占有面積を共有でき、小型で安価なもの
を提供できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、音響・映像機器お
よび空気調和機等の遠隔制御装置に用いられる液晶表示
部付電子機器に関するものである。
よび空気調和機等の遠隔制御装置に用いられる液晶表示
部付電子機器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の液晶表示部付電子機器について、
遠隔制御装置を例として図面を用いて説明する。
遠隔制御装置を例として図面を用いて説明する。
【０００３】図５は従来の液晶表示部付電子機器として
の遠隔制御装置を示す断面図、図６は同分解斜視図であ
る。
の遠隔制御装置を示す断面図、図６は同分解斜視図であ
る。
【０００４】同図において、１は硬質の絶縁材料を用い
て形成された配線基板で、この配線基板１の上面に一対
となった複数組の操作スイッチ用の固定接点２と電子回
路部３を配すると共に、後述する機能表示用の略四角形
の液晶表示部４を保持するスペースを設けている。
て形成された配線基板で、この配線基板１の上面に一対
となった複数組の操作スイッチ用の固定接点２と電子回
路部３を配すると共に、後述する機能表示用の略四角形
の液晶表示部４を保持するスペースを設けている。
【０００５】５は配線基板１の固定接点２上に重ねて載
せられた弾性材料からなる平板状のスイッチ操作部で、
このスイッチ操作部５の上面には配線基板１の固定接点
２に対応する位置に、スイッチ操作用の操作キー５Ａが
上方へ突出して設けられ、各操作キー５Ａの下方は薄肉
のドーム部５Ｂで下方の平板部５Ｃに繋がっていると共
に、そのドーム部５Ｂの内側天面には各固定接点２に対
向した可動接点５Ｄが設けられている。
せられた弾性材料からなる平板状のスイッチ操作部で、
このスイッチ操作部５の上面には配線基板１の固定接点
２に対応する位置に、スイッチ操作用の操作キー５Ａが
上方へ突出して設けられ、各操作キー５Ａの下方は薄肉
のドーム部５Ｂで下方の平板部５Ｃに繋がっていると共
に、そのドーム部５Ｂの内側天面には各固定接点２に対
向した可動接点５Ｄが設けられている。
【０００６】そして、６は配線基板１を上方から覆って
固定する絶縁材料からなる下面開口の箱形の上ケース
で、この上ケース６にはスイッチ操作部５の複数の操作
キー５Ａを通すためのキー孔６Ａと、液晶表示部４の対
応する箇所に表示孔６Ｂを有し、この上ケース６から下
方へ突出したボス（図示せず）に配線基板１がネジ７に
より締付け・固定されている。
固定する絶縁材料からなる下面開口の箱形の上ケース
で、この上ケース６にはスイッチ操作部５の複数の操作
キー５Ａを通すためのキー孔６Ａと、液晶表示部４の対
応する箇所に表示孔６Ｂを有し、この上ケース６から下
方へ突出したボス（図示せず）に配線基板１がネジ７に
より締付け・固定されている。
【０００７】また、４は機能表示用の略四角形の液晶表
示部で、その上面が上ケース６に設けられた表示孔６Ｂ
の外周下面に当接し、下面は配線基板１の上面に配設さ
れた所定厚みで板状の弾性体１０に押し上げられて上ケ
ース６との間に挟持され、その液晶表示部４の下面の一
辺側に設けられた電極部４Ａが配線基板１上の接続部８
と弾性コネクタ９により電気的に接続されている。
示部で、その上面が上ケース６に設けられた表示孔６Ｂ
の外周下面に当接し、下面は配線基板１の上面に配設さ
れた所定厚みで板状の弾性体１０に押し上げられて上ケ
ース６との間に挟持され、その液晶表示部４の下面の一
辺側に設けられた電極部４Ａが配線基板１上の接続部８
と弾性コネクタ９により電気的に接続されている。
【０００８】さらに、１１は上ケース６の下面開口を覆
う絶縁材料からなる上面開口の箱形の下ケースで、上ケ
ース６の壁部に嵌合して固定されている。
う絶縁材料からなる上面開口の箱形の下ケースで、上ケ
ース６の壁部に嵌合して固定されている。
【０００９】このように構成された液晶表示部付電子機
器としての遠隔制御装置は、あらかじめ設定された機能
を動作させるスイッチ操作部５と、動作状態を示す液晶
表示部４が配されており、液晶表示部４の表示内容を確
認しながらスイッチ操作部５を操作できるものである。
器としての遠隔制御装置は、あらかじめ設定された機能
を動作させるスイッチ操作部５と、動作状態を示す液晶
表示部４が配されており、液晶表示部４の表示内容を確
認しながらスイッチ操作部５を操作できるものである。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の液晶表示部付電子機器においては、液晶表示部４には
一般的にガラス基板が用いられており、高所からの落下
など液晶表示部４への過負荷による破損を防止するため
に、液晶表示部４は上ケース６と配線基板１の間で衝撃
を吸収するための弾性体１０を介して装着される必要が
あった。
の液晶表示部付電子機器においては、液晶表示部４には
一般的にガラス基板が用いられており、高所からの落下
など液晶表示部４への過負荷による破損を防止するため
に、液晶表示部４は上ケース６と配線基板１の間で衝撃
を吸収するための弾性体１０を介して装着される必要が
あった。
【００１１】このため、配線基板１上で液晶表示部４を
支持する弾性体１０の占有面積が大きなものとなって、
この領域に他の構成物を配置できないため、電子機器を
小型化する上で支障となるものであった。
支持する弾性体１０の占有面積が大きなものとなって、
この領域に他の構成物を配置できないため、電子機器を
小型化する上で支障となるものであった。
【００１２】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、液晶表示部への衝撃などによる破損を防
止すると共に、小型で安価な液晶表示部付電子機器を提
供することを目的とする。
るものであり、液晶表示部への衝撃などによる破損を防
止すると共に、小型で安価な液晶表示部付電子機器を提
供することを目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の液晶表示部付電子機器は、配線基板の上方に
配置された液晶表示部の一辺側を弾性コネクタで支持
し、他辺側を弾性材料製のスイッチ操作部から延設され
た保持部で支持することによって、液晶表示部を押し上
げて上ケースとの間で挟持させると共に、液晶表示部下
方の空間部に電子回路部を配設したものである。
に本発明の液晶表示部付電子機器は、配線基板の上方に
配置された液晶表示部の一辺側を弾性コネクタで支持
し、他辺側を弾性材料製のスイッチ操作部から延設され
た保持部で支持することによって、液晶表示部を押し上
げて上ケースとの間で挟持させると共に、液晶表示部下
方の空間部に電子回路部を配設したものである。
【００１４】これにより、液晶表示部への衝撃などによ
る破損を防止すると共に、小型で安価な液晶表示部付電
子機器を提供することができる。
る破損を防止すると共に、小型で安価な液晶表示部付電
子機器を提供することができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、上面に複数の固定接点および電子回路部を配した配
線基板と、この配線基板の上記固定接点に対応する可動
接点を下面に備えた弾性材料からなるスイッチ操作部
と、上記電子回路部の上方に所定の高さをおいて一辺側
を弾性コネクタ、また他辺側を上記スイッチ操作部の端
部から延設された保持部により保持された略四角形の液
晶表示部と、この液晶表示部の上面と当接し、上記液晶
表示部の下面が上記弾性コネクタおよび上記スイッチ操
作部の保持部を上記配線基板側へ押圧するように上記配
線基板に固定された上ケースと、この上ケースの下面開
口を覆う下ケースからなる液晶表示部付電子機器とした
ものであり、上ケースと配線基板の間に配置された略四
角形の液晶表示部を、別部材からなる弾性体を用いるこ
となく、両辺を弾性コネクタとスイッチ操作部に一体に
設けた保持部により弾性保持することにより、落下衝撃
などによる液晶表示部の破損を防止することができると
共に、液晶表示部の下方に電子回路部を設けることによ
り、配線基板上の液晶表示部と電子回路部の占有面積を
共有でき、小型で安価な液晶表示部付電子機器を提供す
ることができるという作用を有する。
は、上面に複数の固定接点および電子回路部を配した配
線基板と、この配線基板の上記固定接点に対応する可動
接点を下面に備えた弾性材料からなるスイッチ操作部
と、上記電子回路部の上方に所定の高さをおいて一辺側
を弾性コネクタ、また他辺側を上記スイッチ操作部の端
部から延設された保持部により保持された略四角形の液
晶表示部と、この液晶表示部の上面と当接し、上記液晶
表示部の下面が上記弾性コネクタおよび上記スイッチ操
作部の保持部を上記配線基板側へ押圧するように上記配
線基板に固定された上ケースと、この上ケースの下面開
口を覆う下ケースからなる液晶表示部付電子機器とした
ものであり、上ケースと配線基板の間に配置された略四
角形の液晶表示部を、別部材からなる弾性体を用いるこ
となく、両辺を弾性コネクタとスイッチ操作部に一体に
設けた保持部により弾性保持することにより、落下衝撃
などによる液晶表示部の破損を防止することができると
共に、液晶表示部の下方に電子回路部を設けることによ
り、配線基板上の液晶表示部と電子回路部の占有面積を
共有でき、小型で安価な液晶表示部付電子機器を提供す
ることができるという作用を有する。
【００１６】請求項２に記載の発明は、請求項１記載の
発明において、液晶表示部の下方に、この液晶表示部を
照光可能なエレクトロルミネセンス素子とこのエレクト
ロルミネセンス素子を所定の高さで保持する中空で略四
角形のスペーサを設けたものであり、請求項１で記載し
た作用に加え、液晶表示部を下方から照光可能なエレク
トロルミネセンス素子を配線基板上のスペーサで支持し
て設けることにより、暗場所においても液晶表示部の表
示内容を確認できるバックライト機能を持たせることが
できるという作用を有する。
発明において、液晶表示部の下方に、この液晶表示部を
照光可能なエレクトロルミネセンス素子とこのエレクト
ロルミネセンス素子を所定の高さで保持する中空で略四
角形のスペーサを設けたものであり、請求項１で記載し
た作用に加え、液晶表示部を下方から照光可能なエレク
トロルミネセンス素子を配線基板上のスペーサで支持し
て設けることにより、暗場所においても液晶表示部の表
示内容を確認できるバックライト機能を持たせることが
できるという作用を有する。
【００１７】請求項３に記載の発明は、請求項２記載の
発明において、スイッチ操作部を、透過性または半透過
性の弾性材料製とし、スイッチ操作部の端部から延設さ
れた保持部を導光機能を有する導光保持部としたもので
あり、エレクトロルミネセンス素子から照射された光を
液晶表示部のバックライトとして用いると共に、スイッ
チ操作部の導光保持部を介して操作キーを照光させるこ
とができるので、暗場所においても液晶表示部の表示内
容を確認しながらスイッチ操作部の操作ができるという
使い勝手の良いものを提供できるという作用を有する。
発明において、スイッチ操作部を、透過性または半透過
性の弾性材料製とし、スイッチ操作部の端部から延設さ
れた保持部を導光機能を有する導光保持部としたもので
あり、エレクトロルミネセンス素子から照射された光を
液晶表示部のバックライトとして用いると共に、スイッ
チ操作部の導光保持部を介して操作キーを照光させるこ
とができるので、暗場所においても液晶表示部の表示内
容を確認しながらスイッチ操作部の操作ができるという
使い勝手の良いものを提供できるという作用を有する。
【００１８】請求項４に記載の発明は、請求項３記載の
発明において、スイッチ操作部を、蓄光性を備えた蛍光
材料を含有する透過性または半透過性の弾性材料製とし
たものであり、スイッチ操作部の蛍光材料にエレクトロ
ルミネセンス素子から照射された光を蓄え、エレクトロ
ルミネセンス素子の照光停止後もスイッチ操作部の蛍光
材料が一定時間光を放つので、暗場所においても電子機
器を探し易く、容易にスイッチ操作部を操作することが
できるという作用を有する。
発明において、スイッチ操作部を、蓄光性を備えた蛍光
材料を含有する透過性または半透過性の弾性材料製とし
たものであり、スイッチ操作部の蛍光材料にエレクトロ
ルミネセンス素子から照射された光を蓄え、エレクトロ
ルミネセンス素子の照光停止後もスイッチ操作部の蛍光
材料が一定時間光を放つので、暗場所においても電子機
器を探し易く、容易にスイッチ操作部を操作することが
できるという作用を有する。
【００１９】以下、本発明の実施の形態について、従来
の技術と同様に遠隔制御装置を例として図面を用いて説
明する。
の技術と同様に遠隔制御装置を例として図面を用いて説
明する。
【００２０】（実施の形態１）図１は本発明の実施の形
態１における液晶表示部付電子機器としての遠隔制御装
置を示す断面図、図２は同分解斜視図である。
態１における液晶表示部付電子機器としての遠隔制御装
置を示す断面図、図２は同分解斜視図である。
【００２１】同図において、２１は硬質の絶縁材料を用
いて形成された配線基板で、この配線基板２１上面に一
対となった複数組の操作スイッチ用の固定接点２２と電
子回路部２３を配している。
いて形成された配線基板で、この配線基板２１上面に一
対となった複数組の操作スイッチ用の固定接点２２と電
子回路部２３を配している。
【００２２】２５は配線基板２１の固定接点２２上に重
ねて載せられた弾性材料からなる平板状のスイッチ操作
部で、このスイッチ操作部２５の上面には配線基板２１
の固定接点２２に対応する位置に、スイッチ操作用の操
作キー２５Ａが上方へ突出して設けられ、各操作キー２
５Ａの下方は薄肉のドーム部２５Ｂで下方の平板部２５
Ｃに繋がっていると共に、そのドーム部２５Ｂの内側天
面には各固定接点２２に対向した可動接点２５Ｄが設け
られている。
ねて載せられた弾性材料からなる平板状のスイッチ操作
部で、このスイッチ操作部２５の上面には配線基板２１
の固定接点２２に対応する位置に、スイッチ操作用の操
作キー２５Ａが上方へ突出して設けられ、各操作キー２
５Ａの下方は薄肉のドーム部２５Ｂで下方の平板部２５
Ｃに繋がっていると共に、そのドーム部２５Ｂの内側天
面には各固定接点２２に対向した可動接点２５Ｄが設け
られている。
【００２３】そして、２６は配線基板２１を上方から覆
って固定する絶縁材料からなる下面開口の箱形の上ケー
スで、この上ケース２６にはスイッチ操作部２５の複数
の操作キー２５Ａを通すためのキー孔２６Ａと、後述す
る機能表示用の略四角形の液晶表示部２４の対応する箇
所に表示孔２６Ｂを有し、この上ケース２６から下方へ
突出したボス（図示せず）に配線基板２１がネジ２７に
より締付け・固定されている。
って固定する絶縁材料からなる下面開口の箱形の上ケー
スで、この上ケース２６にはスイッチ操作部２５の複数
の操作キー２５Ａを通すためのキー孔２６Ａと、後述す
る機能表示用の略四角形の液晶表示部２４の対応する箇
所に表示孔２６Ｂを有し、この上ケース２６から下方へ
突出したボス（図示せず）に配線基板２１がネジ２７に
より締付け・固定されている。
【００２４】また、２４は機能表示用の略四角形の液晶
表示部で、その上面が上ケース２６に設けられた表示孔
２６Ｂの外周下面に当接し、下面はその一辺側が配線基
板２１上に載置された弾性コネクタ２９上に支持され、
他辺側はスイッチ操作部２５の端部から一体に延設され
た保持部２５Ｅにより支持されて、弾性保持されてい
る。
表示部で、その上面が上ケース２６に設けられた表示孔
２６Ｂの外周下面に当接し、下面はその一辺側が配線基
板２１上に載置された弾性コネクタ２９上に支持され、
他辺側はスイッチ操作部２５の端部から一体に延設され
た保持部２５Ｅにより支持されて、弾性保持されてい
る。
【００２５】そして、弾性コネクタ２９は液晶表示部２
４下面の電極部２４Ａと配線基板２１上の接続部２８を
電気的に接続し、３１は上ケース２６の下面開口を覆う
絶縁材料からなる上面開口の箱形の下ケースで、上ケー
ス２６の壁部に嵌合して固定されるものである。
４下面の電極部２４Ａと配線基板２１上の接続部２８を
電気的に接続し、３１は上ケース２６の下面開口を覆う
絶縁材料からなる上面開口の箱形の下ケースで、上ケー
ス２６の壁部に嵌合して固定されるものである。
【００２６】このように本実施の形態によれば、上ケー
ス２６と配線基板２１の間に配置された液晶表示部２４
を、別部材からなる弾性体を用いることなく、両辺を弾
性コネクタ２９とスイッチ操作部２５に一体に設けた保
持部２５Ｅにより弾性保持することにより、落下衝撃な
どによる液晶表示部２４の破損を防止することができる
と共に、液晶表示部２４の下方に電子回路部２３を設け
ることにより、配線基板２１上の液晶表示部２４と電子
回路部２３の占有面積を共有でき、小型で安価な液晶表
示部付電子機器としての遠隔制御装置を提供することが
できるものである。
ス２６と配線基板２１の間に配置された液晶表示部２４
を、別部材からなる弾性体を用いることなく、両辺を弾
性コネクタ２９とスイッチ操作部２５に一体に設けた保
持部２５Ｅにより弾性保持することにより、落下衝撃な
どによる液晶表示部２４の破損を防止することができる
と共に、液晶表示部２４の下方に電子回路部２３を設け
ることにより、配線基板２１上の液晶表示部２４と電子
回路部２３の占有面積を共有でき、小型で安価な液晶表
示部付電子機器としての遠隔制御装置を提供することが
できるものである。
【００２７】（実施の形態２）図３は本発明の実施の形
態２における液晶表示部付電子機器としての遠隔制御装
置を示す断面図、図４は同要部を示す外観斜視図であ
る。
態２における液晶表示部付電子機器としての遠隔制御装
置を示す断面図、図４は同要部を示す外観斜視図であ
る。
【００２８】同図において、上記実施の形態１によるも
のに対して、液晶表示部２４の下方に、略四角形のシー
ト状のエレクトロルミネセンス素子４３とこのエレクト
ロルミネセンス素子４３の下面外周部を所定の高さで保
持する中空で略四角形の絶縁材料からなるスペーサ４４
を設け、エレクトロルミネセンス素子４３の一端に設け
られた接続端子４３Ａが配線基板４１の電子回路部４２
に電気的に接続されたものであり、その他の部分は実施
の形態１のものと同様である。
のに対して、液晶表示部２４の下方に、略四角形のシー
ト状のエレクトロルミネセンス素子４３とこのエレクト
ロルミネセンス素子４３の下面外周部を所定の高さで保
持する中空で略四角形の絶縁材料からなるスペーサ４４
を設け、エレクトロルミネセンス素子４３の一端に設け
られた接続端子４３Ａが配線基板４１の電子回路部４２
に電気的に接続されたものであり、その他の部分は実施
の形態１のものと同様である。
【００２９】このように構成された液晶表示部付電子機
器としての遠隔制御装置は、液晶表示部２４の下面に照
光可能なエレクトロルミネセンス素子４３を配線基板４
１の上方にスペーサ４４を介して設けることにより、暗
場所においても液晶表示部２４の表示内容を確認できる
バックライト機能を持たせることができるものである。
器としての遠隔制御装置は、液晶表示部２４の下面に照
光可能なエレクトロルミネセンス素子４３を配線基板４
１の上方にスペーサ４４を介して設けることにより、暗
場所においても液晶表示部２４の表示内容を確認できる
バックライト機能を持たせることができるものである。
【００３０】なお、上記実施の形態において、他の実施
の形態としてスイッチ操作部２５を、透過性または半透
過性の弾性材料製とし、スイッチ操作部２５の端部から
延設された保持部２５Ｅを導光機能を有する導光保持部
とすることにより、エレクトロルミネセンス素子４３か
ら照射された光を液晶表示部２４のバックライトとして
用いると共に、スイッチ操作部２５の上記導光保持部を
介して操作キー２５Ａを照光させることができるので、
暗場所においても液晶表示部２４の表示内容を確認しな
がらスイッチ操作部２５の操作ができるという使い勝手
の良いものを提供できるものである。
の形態としてスイッチ操作部２５を、透過性または半透
過性の弾性材料製とし、スイッチ操作部２５の端部から
延設された保持部２５Ｅを導光機能を有する導光保持部
とすることにより、エレクトロルミネセンス素子４３か
ら照射された光を液晶表示部２４のバックライトとして
用いると共に、スイッチ操作部２５の上記導光保持部を
介して操作キー２５Ａを照光させることができるので、
暗場所においても液晶表示部２４の表示内容を確認しな
がらスイッチ操作部２５の操作ができるという使い勝手
の良いものを提供できるものである。
【００３１】また、上記実施の形態において、他の実施
の形態としてスイッチ操作部２５を、発光が持続する蓄
光性を備えた蓄光顔料等の蛍光材料を含有する透過性ま
たは半透過性の弾性材料製とすることにより、スイッチ
操作部２５の蛍光材料にエレクトロルミネセンス素子４
３から照射された光を蓄え、エレクトロルミネセンス素
子４３の照光停止後もスイッチ操作部２５の蛍光材料が
一定時間光を放つので、暗場所においても電子機器を探
し易く、容易にスイッチ操作部２５を操作することがで
きるものである。
の形態としてスイッチ操作部２５を、発光が持続する蓄
光性を備えた蓄光顔料等の蛍光材料を含有する透過性ま
たは半透過性の弾性材料製とすることにより、スイッチ
操作部２５の蛍光材料にエレクトロルミネセンス素子４
３から照射された光を蓄え、エレクトロルミネセンス素
子４３の照光停止後もスイッチ操作部２５の蛍光材料が
一定時間光を放つので、暗場所においても電子機器を探
し易く、容易にスイッチ操作部２５を操作することがで
きるものである。
【００３２】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、上ケース
と配線基板の間に配置された液晶表示部を、別部材から
なる弾性体を用いることなく、両辺を弾性コネクタとス
イッチ操作部に一体に設けた保持部により弾性保持する
ことにより、落下衝撃などによる液晶表示部の破損を防
止することができると共に、液晶表示部の下方に電子回
路部を設けることにより、配線基板上の液晶表示部と電
子回路部の占有面積を共有でき、小型で安価な液晶表示
部付電子機器を提供することができるという効果が得ら
れる。
と配線基板の間に配置された液晶表示部を、別部材から
なる弾性体を用いることなく、両辺を弾性コネクタとス
イッチ操作部に一体に設けた保持部により弾性保持する
ことにより、落下衝撃などによる液晶表示部の破損を防
止することができると共に、液晶表示部の下方に電子回
路部を設けることにより、配線基板上の液晶表示部と電
子回路部の占有面積を共有でき、小型で安価な液晶表示
部付電子機器を提供することができるという効果が得ら
れる。
【図１】本発明の実施の形態１における液晶表示部付電
子機器としての遠隔制御装置を示す断面図
子機器としての遠隔制御装置を示す断面図
【図２】同分解斜視図
【図３】本発明の実施の形態２における液晶表示部付電
子機器としての遠隔制御装置を示す断面図
子機器としての遠隔制御装置を示す断面図
【図４】同要部を示す外観斜視図
【図５】従来の液晶表示部付電子機器としての遠隔制御
装置を示す断面図
装置を示す断面図
【図６】同分解斜視図
２１，４１ 配線基板 ２２ 固定接点 ２３，４２ 電子回路部 ２４ 液晶表示部 ２４Ａ 電極部 ２５ スイッチ操作部 ２５Ａ 操作キー ２５Ｂ ドーム部 ２５Ｃ 平板部 ２５Ｄ 可動接点 ２５Ｅ 保持部 ２６ 上ケース ２６Ａ キー孔 ２６Ｂ 表示孔 ２７ ネジ ２８ 接続部 ２９ 弾性コネクタ ３１ 下ケース ４３ エレクトロルミネセンス素子 ４３Ａ 接続端子 ４４ スペーサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 正樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 石川 隆幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 2H089 HA40 JA10 QA03 QA13 TA07 TA18 2H091 FA44Z FD06 FD13 GA11 LA02 LA13 5G435 AA07 AA17 AA18 BB12 BB15 EE02 EE04 EE06 EE13 EE26 EE32 EE34 EE44 EE50 FF08 FF11 FF12 GG25 GG43 HH02 HH06 HH12 HH18 KK03 LL01
Claims (4)
- 【請求項１】 上面に複数の固定接点および電子回路部
を配した配線基板と、この配線基板の上記固定接点に対
応する可動接点を下面に備えた弾性材料からなるスイッ
チ操作部と、上記電子回路部の上方に所定の高さをおい
て一辺側を弾性コネクタ、また他辺側を上記スイッチ操
作部の端部から延設された保持部により保持された略四
角形の液晶表示部と、この液晶表示部の上面と当接し、
上記液晶表示部の下面が上記弾性コネクタおよび上記ス
イッチ操作部の保持部を上記配線基板側へ押圧するよう
に上記配線基板に固定された上ケースと、この上ケース
の下面開口を覆う下ケースからなる液晶表示部付電子機
器。 - 【請求項２】 液晶表示部の下方に、この液晶表示部を
照光可能なエレクトロルミネセンス素子とこのエレクト
ロルミネセンス素子を所定の高さで保持する中空で略四
角形のスペーサを設けた請求項１記載の液晶表示部付電
子機器。 - 【請求項３】 スイッチ操作部を、透過性または半透過
性の弾性材料製とし、スイッチ操作部の端部から延設さ
れた保持部を導光機能を有する導光保持部とした請求項
２記載の液晶表示部付電子機器。 - 【請求項４】 スイッチ操作部を、蓄光性を備えた蛍光
材料を含有する透過性または半透過性の弾性材料製とし
た請求項３記載の液晶表示部付電子機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28130799A JP2001108968A (ja) | 1999-10-01 | 1999-10-01 | 液晶表示部付電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28130799A JP2001108968A (ja) | 1999-10-01 | 1999-10-01 | 液晶表示部付電子機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001108968A true JP2001108968A (ja) | 2001-04-20 |
Family
ID=17637270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28130799A Pending JP2001108968A (ja) | 1999-10-01 | 1999-10-01 | 液晶表示部付電子機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001108968A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100743699B1 (ko) * | 2001-04-30 | 2007-07-30 | 주식회사 엘지이아이 | 공기 조화기의 디스플레이부 설치 구조 |
| CN100361004C (zh) * | 2004-08-06 | 2008-01-09 | Lg电子株式会社 | 显示装置 |
| JP2012186851A (ja) * | 2006-02-28 | 2012-09-27 | Panasonic Corp | 電子機器 |
-
1999
- 1999-10-01 JP JP28130799A patent/JP2001108968A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100743699B1 (ko) * | 2001-04-30 | 2007-07-30 | 주식회사 엘지이아이 | 공기 조화기의 디스플레이부 설치 구조 |
| CN100361004C (zh) * | 2004-08-06 | 2008-01-09 | Lg电子株式会社 | 显示装置 |
| JP2012186851A (ja) * | 2006-02-28 | 2012-09-27 | Panasonic Corp | 電子機器 |
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Legal Events
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