JP2001108554A - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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JP2001108554A
JP2001108554A JP29203999A JP29203999A JP2001108554A JP 2001108554 A JP2001108554 A JP 2001108554A JP 29203999 A JP29203999 A JP 29203999A JP 29203999 A JP29203999 A JP 29203999A JP 2001108554 A JP2001108554 A JP 2001108554A
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Takanori Matsukawa
恭範 松川
Takehiko Inoue
健彦 井上
Shinjiro Ueda
真二郎 上田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋が外れて被圧力検出物質が外部に漏れると
いうことはなく、かつ出力感度の高い圧力センサを提供
することを目的とする。 【解決手段】 受圧基板29、載置部38および電子部
品40を内側に収納する蓋42を内包するように相手側
圧力導入管43が嵌合される嵌合部21の外側面から受
圧基板29の下面に向かって少なくとも一つの圧力導入
孔26を設け、この圧力導入孔26を介して受圧基板2
9に被圧力検出物質44を接触させ、この受圧基板29
で被圧力検出物質44の圧力を検出する構成としたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種制御機器や自
動車エンジン制御、サスペンション制御などに使用され
る圧力センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の圧力センサとしては、特
開平10−111206号公報に開示されたものが知ら
れている。
【0003】以下、従来の圧力センサについて、図面を
参照しながら説明する。
【0004】図6は従来の圧力センサの側断面図、図7
は同圧力センサにおける圧力導入部に基板を固着した状
態を示す側断面図である。
【0005】図6、図7において、1は金属製の有底円
筒状の圧力導入部で、この圧力導入部1は側面部1aお
よび底面部1bを一体に構成するとともに、この圧力導
入部1の外底面には基板2を固着しており、かつこの基
板2の上面と前記圧力導入部1との間には空隙によるコ
ンデンサからなる圧力検出部3と、この圧力検出部3と
電気的に接続される電源電極(図示せず)、GND電極
(図示せず)および出力電極(図示せず)とを設けてい
る。また前記基板2の下面には電子部品4を設けてお
り、この電子部品4により、前記圧力検出部3の静電容
量の変化を出力電圧に変換し、前記出力電極(図示せ
ず)に出力している。そしてまたこの圧力導入部1の外
側面には嵌合部5を設けており、この嵌合部5を相手側
圧力導入管(図示せず)と嵌合させている。6は樹脂製
の蓋で、この蓋6は前記基板2を覆うように設けるとと
もに、この蓋6の底部には端子挿入孔7を設けており、
そしてこの端子挿入孔7から前記基板2における電源電
極(図示せず)、GND電極(図示せず)および出力電
極(図示せず)と電気的に接続された端子8を下方へ向
かって突出させている。9は樹脂製のコネクタ部で、こ
のコネクタ部9の内側には下方へ突出するようにコネク
タ端子10を一体に設けており、そしてこのコネクタ端
子10は前記基板2における端子8と電気的に接続して
いる。11は金属製の支持板で、この支持板11は上端
を前記圧力導入部1における底面部1bに溶着により固
着するとともに、この支持板11の下端をかしめること
により、支持板11の内側に前記蓋6およびコネクタ部
9の上部を収納している。
【0006】以上のように構成された従来の圧力センサ
について、次にその動作を説明する。
【0007】相手側圧力導入管(図示せず)には、被圧
力検出物質(図示せず)を充填しており、この相手側圧
力導入管(図示せず)に嵌合部5を介して嵌合される圧
力導入部1の内側に被圧力検出物質(図示せず)の圧力
が負荷されるように構成されている。そしてこの被圧力
検出物質(図示せず)の圧力が上昇すると、圧力導入部
1の外底面に固着された基板2における圧力検出部3の
静電容量が変化し、この静電容量の変化を電子部品4に
より出力電圧に変化し、そしてこの出力電圧の変化を基
板2における出力電極(図示せず)から端子8およびコ
ネクタ端子10を介して出力するもので、この出力は被
圧力検出物質(図示せず)に加わっている圧力を検出す
る信号を出力するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成においては、圧力導入部1内の被圧力検出物質
(図示せず)の圧力が上昇した場合、この圧力の上昇は
蓋6を圧力導入部1から外す方向の力として作用するた
め、蓋6が圧力導入部1から外れて被圧力検出物質(図
示せず)が外部に漏れてしまうものである。この漏れを
防止するためには、蓋6に直接圧力が負荷されないよう
にする必要があり、この場合、圧力導入部1の側面部1
aと底面部1bとを一体にして強固にする必要があるた
め、圧力センサのコストが高くなるとともに、圧力検出
部3に直接被圧力検出物質(図示せず)の圧力が作用し
ないため、圧力検出部3からの出力感度が低いという課
題を有していた。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、蓋が外れて被圧力検出物質が外部に漏れるというこ
とはなく、かつ出力感度の高い圧力センサを提供するこ
とを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の圧力センサは、上方および下方へ突出するよ
うに少なくとも3つの端子を設けるとともに上面に基板
設置部を設けた円柱状の嵌合部と、この嵌合部の基板設
置部に底面の外周部が固着されるとともに、少なくとも
一対の圧力検出素子、この圧力検出素子と電気的に接続
される電源電極、GND電極および出力電極を有する受
圧基板と、この受圧基板の上方に位置して設けられると
ともに、前記受圧基板における少なくとも一対の圧力検
出素子から発生する信号を処理して出力信号を出力する
電子部品を上面に設けた載置部と、前記嵌合部の上面外
周部に固着されるとともに、前記受圧基板、載置部およ
び電子部品を内側に収納する蓋とを備え、前記嵌合部の
外側面から受圧基板の下面に向かって少なくとも一つの
圧力導入孔を設け、この圧力導入孔を介して受圧基板に
被圧力検出物質を接触させ、この受圧基板で被圧力検出
物質の圧力を検出するようにしたもので、この構成によ
れば、蓋が外れて被圧力検出物質が外部に漏れるという
ことはなく、かつ出力感度の高い出力センサを提供する
ことができるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、上方および下方へ突出するように少なくとも3つの
端子を設けるとともに上面に基板設置部を設けた円柱状
の嵌合部と、この嵌合部の基板設置部に底面の外周部が
固着されるとともに、少なくとも一対の圧力検出素子、
この圧力検出素子と電気的に接続される電源電極、GN
D電極および出力電極を有する受圧基板と、この受圧基
板の上方に位置して設けられるとともに、前記受圧基板
における少なくとも一対の圧力検出素子から発生する信
号を処理して出力信号を出力する電子部品を上面に設け
た載置部と、前記嵌合部の上面外周部に固着されるとと
もに、前記受圧基板、載置部および電子部品を内側に収
納する蓋とを備え、前記嵌合部の外側面から受圧基板の
下面に向かって少なくとも一つの圧力導入孔を設け、こ
の圧力導入孔を介して受圧基板に被圧力検出物質を接触
させ、この受圧基板で被圧力検出物質の圧力を検出する
ようにしたもので、この構成によれば、嵌合部の外側面
から受圧基板の下面に向かって少なくとも一つの圧力導
入孔を設け、この圧力導入孔を介して受圧基板に被圧力
検出物質を接触させ、この受圧基板で被圧力検出物質の
圧力を検出するようにしているため、受圧基板、載置部
および電子部品を内側に収納する蓋を内包するように嵌
合部に嵌合される相手側圧力導入管の内部の圧力が上昇
した場合、この圧力の上昇は蓋を嵌合部から外す方向の
力としては作用しないため、蓋が嵌合部から外れるとい
うことはなく、その結果、従来のように蓋が外れて被圧
力検出物質が外部に漏れるということはなくなるととも
に、受圧基板に直接被圧力検出物質の圧力が加わるた
め、出力感度の高い圧力センサが得られるという作用を
有するものである。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の受圧基板の電源電極、GND電極および出力電極と対
向しないように電子部品を載置部に設けたもので、この
構成によれば、受圧基板の電源電極、GND電極および
出力電極と対向しないように電子部品を載置部に設けて
いるため、ワイヤーを略直線的に配設することができ、
これにより、ワイヤーを廻りこませるように配設する必
要がないため、受圧基板における電源電極、GND電極
および出力電極と電子部品とをワイヤーにより電気的に
接続するのが容易に行えるという作用を有するものであ
る。
【0013】以下、本発明の一実施の形態における圧力
センサについて図面を参照しながら説明する。
【0014】図1は本発明の一実施の形態における圧力
センサの側断面図、図2は同圧力センサを図1と別の方
向から見た側断面図、図3は同圧力センサにおける基板
の上面図、図4は同圧力センサにおける基板の回路図で
ある。
【0015】図1〜図4において、21は円柱状に構成
された金属製の嵌合部で、この嵌合部21は上面に基板
設置部22を設けるとともに、上面から下面にわたって
端子挿入孔23を設けている。また前記嵌合部21にお
ける端子挿入孔23にはガラス24を介して3つの端子
25を上方および下方へ突出するように設けている。そ
してまた前記嵌合部21の外側面から上面の略中央にわ
たって圧力導入孔26を設けている。さらに前記嵌合部
21の外側面には全周にわたって溝27を設けており、
この溝27にOリング28を装着している。29は金属
製の受圧基板で、この受圧基板29は前記嵌合部21に
おける基板設置部22に底面の外周部が固着されるとと
もに、上面に金属薄膜抵抗体よりなる一対の内側圧力検
出素子30および一対の外側圧力検出素子31を設けて
いる。また前記受圧基板29の表面には第1の電源電極
32、第2の電源電極33、第1の出力電極34、第2
の出力電極35、第1のGND電極36および第2のG
ND電極37を設けており、これらの電極を前記一対の
内側圧力検出素子30および一対の外側圧力検出素子3
1と電気的に接続することによりブリッジ回路を構成し
ている。
【0016】38は金属製の載置部で、この載置部38
は両端に設けた脚部39により前記嵌合部21における
上面に固着されている。また前記載置部38の上面には
電子部品40を受圧基板29の第1の電源電極32、第
2の電源電極33、第1の出力電極34、第2の出力電
極35、第1のGND電極36および第2のGND電極
37と対向しない位置に設置している。そしてまた前記
電子部品40は前記受圧基板29における第1の出力電
極34および第2の出力電極35と金あるいはアルミか
らなるワイヤー41により電気的に接続しており、そし
てこの電子部品40により、受圧基板29における一対
の内側圧力検出素子30および一対の外側圧力検出素子
31から発生する信号を変換して、出力信号として端子
25に出力している。42は有底円筒状の金属製の蓋
で、この蓋42は前記嵌合部21における上面外周部に
固着されるとともに、前記受圧基板29、載置部38お
よび電子部品40を内側に収納している。
【0017】以上のように構成された本発明の一実施の
形態における圧力センサについて、次にその組立方法を
説明する。
【0018】まず、受圧基板29の表面に一対の内側圧
力検出素子30、一対の外側圧力検出素子31、第1の
電源電極32、第2の電源電極33、第1のGND電極
36、第2のGND電極37、第1の出力電極34およ
び第2の出力電極35をスパッタリングにより形成す
る。
【0019】次に、エッチングによりブリッジ回路を前
記受圧基板29の表面に形成した後、Al23からなる
保護層(図示せず)をブリッジ回路の上面を保護するよ
うに形成する。
【0020】次に、円柱状に構成された金属製の嵌合部
21の外側面から上面にわたって圧力導入孔26を形成
した後、外側面の全周にわたって溝27を形成し、さら
にこの溝27にOリング28を装着する。
【0021】次に、前記嵌合部21の上面から下面にわ
たって3つの端子挿入孔23を形成した後、この端子挿
入孔23に高温で溶融したガラス24を充填する。
【0022】次に、溶融したガラス24を充填した端子
挿入孔22に上方および下方に突出するように端子25
を挿入した後、冷却して、嵌合部21に端子25を固着
する。
【0023】次に、嵌合部21における基板設置部22
に受圧基板29を載置した後、嵌合部21の上面に脚部
39を固着することにより載置部38を設置する。
【0024】次に、前記受圧基板29における第1の電
源電極32、第2の電極電極33、第1のGND電極3
6、第2のGND電極37、第1の出力電極34および
第2の出力電極35と電子部品40とをワイヤー41を
ボンディングすることにより電気的に接続するととも
に、電子部品40と端子25とをワイヤー41をボンデ
ィングすることにより電気的に接続する。この場合、前
記電子部品40は、受圧基板29における第1の電源電
極32、第2の電極電極33、第1のGND電極36、
第2のGND電極37、第1の出力電極34および第2
の出力電極35と対向しないように設置部38に設けて
いるため、ワイヤー41を略直線的に配設することがで
き、これにより、ワイヤー41を廻りこませるように配
設する必要がないため、受圧基板29における第1の電
源電極32、第2の電極電極33、第1の出力電極3
4、第2の出力電極35、第1のGND電極36および
第2のGND電極37と電子部品40とをワイヤー41
により電気的に接続するのが容易に行え、これにより、
組立性の向上が図れるものである。
【0025】最後に、前記嵌合部21における上面の外
周部に蓋42を固着することにより、受圧基板29、載
置部38および電子部品40を蓋42の内側に収納す
る。
【0026】以上のようにして組立てられた本発明の一
実施の形態における圧力センサについて、次にその動作
を説明する。
【0027】嵌合部21の外側面に相手側圧力導入管4
3を図5に示すように嵌合させた後、相手側圧力導入管
43の内側に例えば自動車用のブレーキオイルからなる
被圧力検出物質44を充填する。そして、この状態にお
いて、被圧力検出物質44の内圧が高くなると、圧力セ
ンサにおける受圧基板29が上方に向かって変形する。
この受圧基板29の変形に伴って、受圧基板29に設け
た一対の外側圧力検出素子31は圧縮力により縮む方向
に、かつ一対の内側圧力検出素子30は引張力により伸
びる方向に変化する。ここで、一般には金属薄膜抵抗体
等の抵抗体からなる圧力検出素子の抵抗値は、抵抗体の
長さLと比抵抗ρに比例し、断面積sに反比例するもの
である。
【0028】したがって、前記一対の内側圧力検出素子
30および一対の外側圧力検出素子31の抵抗値は、抵
抗体が伸びると抵抗値Rは大きくなり、一方、抵抗体が
縮むと抵抗値Rは小さくなる。そのため、ブリッジ回路
で構成された一対の内側圧力検出素子30および一対の
外側圧力検出素子31の抵抗値は、相手側圧力導入管4
3の内側の内圧が高くなると、一対の内側圧力検出素子
30の方が一対の外側圧力検出素子31の抵抗値より大
となるものであり、したがって、ブリッジ回路を構成し
ている第1の出力電極34と第2の出力電極35との電
位差を出力して測定することにより圧力センサに加わる
圧力を計測することができるものである。
【0029】ここで、圧力センサにおける受圧基板29
に強い圧力が加わった場合について考えてみると、本発
明の一実施の形態における圧力センサにおいては、嵌合
部21の外側面から受圧基板29の下面に向かって圧力
導入孔26を設け、この圧力導入孔26を介して受圧基
板29に被圧力検出物質44を接触させ、この受圧基板
29で被圧力検出物質44の圧力を検出するようにして
いるため、受圧基板29、載置部38および電子部品4
0を内側に収納する蓋42を内包するように嵌合部21
に嵌合される相手側圧力導入管43の内部の圧力が上昇
した場合、この圧力の上昇は蓋42を嵌合部21から外
す方向の力としては作用しないため、蓋42が嵌合部2
1から外れるということはなく、その結果、従来のよう
に蓋42が外れて被圧力検出物質44が外部に漏れると
いうことはなくなるとともに、受圧基板29に直接被圧
力検出物質44の圧力が加わるため、出力感度の高い圧
力センサが得られるものである。
【0030】また外部より端子25を介してノイズ信号
が圧力センサの内部に浸入しようとする場合を考えてみ
ると、本発明の一実施の形態における圧力センサにおい
ては、嵌合部21を金属製にするとともに、この嵌合部
21における端子25の外側に端子挿入孔23を設け、
かつこの端子挿入孔23と端子25との間にガラス24
を介在させているため、端子25に外部からノイズ信号
が負荷されたとしても、ガラス24がハイパスフィルタ
となり、これにより、ノイズ信号がガラス24を介して
金属製の嵌合部21に伝わり、そして外部へ流出するた
め、圧力センサの電子部品40に到達するノイズ信号を
減少させることができるという効果を有するものであ
る。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明の圧力センサは、上
方および下方へ突出するように少なくとも3つの端子を
設けるとともに上面に基板設置部を設けた円柱状の嵌合
部と、この嵌合部の基板設置部に底面の外周部が固着さ
れるとともに、少なくとも一対の圧力検出素子、この圧
力検出素子と電気的に接続される電源電極、GND電極
および出力電極を有する受圧基板と、この受圧基板の上
方に位置して設けられるとともに、前記受圧基板におけ
る少なくとも一対の圧力検出素子から発生する信号を処
理して出力信号を出力する電子部品を上面に設けた載置
部と、前記嵌合部の上面外周部に固着されるとともに、
前記受圧基板、載置部および電子部品を内側に収納する
蓋とを備え、前記嵌合部の外側面から受圧基板の下面に
向かって少なくとも一つの圧力導入孔を設け、この圧力
導入孔を介して受圧基板に被圧力検出物質を接触させ、
この受圧基板で被圧力検出物質の圧力を検出するように
したもので、この構成によれば、嵌合部の外側面から受
圧基板の下面に向かって少なくとも一つの圧力導入孔を
設け、この圧力導入孔を介して受圧基板に被圧力検出物
質を接触させ、この受圧基板で被圧力検出物質の圧力を
検出するようにしているため、受圧基板、載置部および
電子部品を内側に収納する蓋を内包するように嵌合部に
嵌合される相手側圧力導入管の内部の圧力が上昇した場
合、この圧力の上昇は蓋を嵌合部から外す方向の力とし
ては作用しないため、蓋が嵌合部から外れるということ
はなく、その結果、従来のように蓋が外れて被圧力検出
物質が外部に漏れるということはなくなるとともに、受
圧基板に直接被圧力検出物質の圧力が加わるため、出力
感度の高い圧力センサが得られるという効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における圧力センサの側
断面図
【図2】同圧力センサを図1と別の方向から見た側断面
【図3】同圧力センサにおける基板の上面図
【図4】同圧力センサにおける基板の回路図
【図5】同圧力センサにおける嵌合部を相手側圧力導入
管に嵌合させた状態を示す側断面図
【図6】従来の圧力センサの側断面図
【図7】同圧力センサにおける圧力導入部に基板を固着
した状態を示す側断面図
【符号の説明】
21 嵌合部 22 基板設置部 25 端子 26 圧力導入孔 29 受圧基板 30,31 圧力検出素子 32,33 電源電極 34,35 出力電極 36,37 GND電極 38 載置部 40 電子部品 42 蓋
フロントページの続き (72)発明者 上田 真二郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2F055 AA21 AA39 CC02 DD20 EE12 FF11 FF43 GG01 GG12 GG25 GG31 HH05 HH11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方および下方へ突出するように少なく
    とも3つの端子を設けるとともに上面に基板設置部を設
    けた円柱状の嵌合部と、この嵌合部の基板設置部に底面
    の外周部が固着されるとともに、少なくとも一対の圧力
    検出素子、この圧力検出素子と電気的に接続される電源
    電極、GND電極および出力電極を有する受圧基板と、
    この受圧基板の上方に位置して設けられるとともに、前
    記受圧基板における少なくとも一対の圧力検出素子から
    発生する信号を処理して出力信号を出力する電子部品を
    上面に設けた載置部と、前記嵌合部の上面外周部に固着
    されるとともに、前記受圧基板、載置部および電子部品
    を内側に収納する蓋とを備え、前記嵌合部の外側面から
    受圧基板の下面に向かって少なくとも一つの圧力導入孔
    を設け、この圧力導入孔を介して受圧基板に被圧力検出
    物質を接触させ、この受圧基板で被圧力検出物質の圧力
    を検出するようにした圧力センサ。
  2. 【請求項2】 受圧基板の電源電極、GND電極および
    出力電極と対向しないように電子部品を載置部に設けた
    請求項1記載の圧力センサ。
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