JP2001050842A - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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JP2001050842A
JP2001050842A JP11223388A JP22338899A JP2001050842A JP 2001050842 A JP2001050842 A JP 2001050842A JP 11223388 A JP11223388 A JP 11223388A JP 22338899 A JP22338899 A JP 22338899A JP 2001050842 A JP2001050842 A JP 2001050842A
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pressure
receiving substrate
terminal
pressure sensor
section
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JP11223388A
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English (en)
Inventor
Takanori Matsukawa
恭範 松川
Hidenori Nishiwaki
英謙 西脇
Shinjiro Ueda
真二郎 上田
Takehiko Inoue
健彦 井上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力測定部における側面部と底面部とを一体
にして強固にするという必要はなく、コスト的にも安価
に得られ、かつ出力感度の高い圧力センサを提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 圧力測定部26、受圧基板30および蓋
41を内包するように相手側圧力導入管42を嵌合部2
1に嵌合させるとともに、圧力測定部26における受圧
基板30で被圧力検出物質43の圧力を検出するように
構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種制御機器や自
動車エンジン制御、サスペンション制御などに使用され
る圧力センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の圧力センサとしては、特
開平10−111206号公報に開示されたものが知ら
れている。
【0003】以下、従来の圧力センサについて、図面を
参照しながら説明する。
【0004】図7は従来の圧力センサの側断面図、図8
は同圧力センサにおける圧力導入部に基板を固着した状
態を示す側断面図である。
【0005】図7、図8において、1は金属で構成され
た有底筒状の圧力導入部で、この圧力導入部1は側面部
1aおよび底面部1bを一体に構成するとともに、この
圧力導入部1の外底面には基板2を固着しており、かつ
この基板2の上面と前記圧力導入部1との間には、空隙
で構成されるコンデンサからなる圧力検出部3と、この
圧力検出部3と電気的に接続される電源電極(図示せ
ず)、GND電極(図示せず)および出力電極(図示せ
ず)を設けている。また前記基板2の下面には電子部品
からなる処理回路4を設けており、この処理回路4によ
り前記圧力検出部3の静電容量の変化を出力電圧に変換
し、前記出力電極(図示せず)に出力している。そして
また、前記圧力導入部1の外側面には嵌合部5を設けて
おり、この嵌合部5を相手側圧力導入管(図示せず)と
嵌合させるようにしている。6は樹脂製の蓋で、この蓋
6は前記基板2を覆うように設けるとともに、この蓋6
の底部には端子挿入孔7を設けており、この端子挿入孔
7から前記基板2における電源電極(図示せず)、GN
D電極(図示せず)および出力電極(図示せず)と電気
的に接続された端子8を下方へ向かって突出させてい
る。9は樹脂製のコネクタ部で、このコネクタ部9の内
側には下方へ突出するようにコネクタ端子10を一体に
設けており、このコネクタ端子10は前記基板2におけ
る端子8と電気的に接続されている。11は金属製の支
持板で、この支持板11は上端を前記圧力導入部1にお
ける底面部1bに溶着により固着し、かつ下端をかしめ
ることにより、この支持板11の内側に蓋6およびコネ
クタ部9における上部分を収納している。
【0006】以上のように構成された従来の圧力センサ
について、次にその動作を説明する。
【0007】相手側圧力導入管(図示せず)には、被圧
力検出物質(図示せず)を充填しており、この相手側圧
力導入管(図示せず)に嵌合部5を介して嵌合される圧
力導入部1の内側に被圧力検出物質(図示せず)の圧力
が負荷されるように構成されている。そしてこの被圧力
検出物質(図示せず)の圧力が上昇すると、圧力導入部
1の外底面に設けられた基板2における圧力検出部3の
静電容量が変化し、この静電容量の変化を処理回路4に
より出力電圧に変換し、この出力電圧の変化を基板2に
おける出力電極(図示せず)から端子8およびコネクタ
端子10を介して、被圧力検出物質(図示せず)に加わ
っている圧力を検出する信号を出力するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成においては、圧力導入部1の被圧力検出物質
(図示せず)の圧力が上昇すると、この圧力の上昇は蓋
6を圧力導入部1から外す方向の力として作用するた
め、蓋6が圧力導入部1から外れないようにするために
は蓋6に直接圧力が負荷されないようにする必要がある
が、この場合は、圧力導入部1の側面部1aと底面部1
bとを一体にして強固にする必要があるため、圧力セン
サの価格が高くなるとともに、圧力検出部3に直接に圧
力が作用しないため、圧力検出部3からの出力感度が低
いという課題を有していた。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、圧力測定部における側面部と底面部とを一体にして
強固にするという必要はなく、コスト的にも安価に得ら
れ、かつ出力感度の高い圧力センサを提供することを目
的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の圧力センサは、端子を突出するように設けた
円柱状の嵌合部と、受圧基板設置部と開口部を有し、か
つ内部に空間部を設けた圧力測定部と、この圧力測定部
における受圧基板設置部に位置して設けられるととも
に、少なくとも一対の圧力検出素子、この圧力検出素子
と電気的に接続される電源電極、GND電極および出力
電極とを有する受圧基板と、前記圧力測定部における空
間部に設けられ、かつ前記受圧基板における少なくとも
一対の圧力検出素子から発生する出力信号を処理して前
記端子に出力する処理回路と、前記圧力測定部における
開口部を閉塞する蓋とを備え、前記圧力測定部、受圧基
板および蓋を内包するように相手側圧力導入管を前記嵌
合部に嵌合させるとともに、前記圧力測定部における受
圧基板で被圧力検出物質の圧力を検出するように構成し
たもので、この構成によれば、圧力測定部における側面
部と底面部とを一体にして強固にするという必要はな
く、コスト的にも安価に得られ、かつ出力感度の高い圧
力センサを提供することができるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は請求項1に記載の発明
は、端子を突出するように設けた円柱状の嵌合部と、受
圧基板設置部と開口部を有し、かつ内部に空間部を設け
た圧力測定部と、この圧力測定部における受圧基板設置
部に位置して設けられるとともに、少なくとも一対の圧
力検出素子、この圧力検出素子と電気的に接続される電
源電極、GND電極および出力電極とを有する受圧基板
と、前記圧力測定部における空間部に設けられ、かつ前
記受圧基板における少なくとも一対の圧力検出素子から
発生する出力信号を処理して前記端子に出力する処理回
路と、前記圧力測定部における開口部を閉塞する蓋とを
備え、前記圧力測定部、受圧基板および蓋を内包するよ
うに相手側圧力導入管を前記嵌合部に嵌合させるととも
に、前記圧力測定部における受圧基板で被圧力検出物質
の圧力を検出するように構成したもので、この構成によ
れば、圧力測定部、受圧基板および蓋を内包するように
相手側圧力導入管を嵌合部に嵌合させるとともに、圧力
測定部における受圧基板で被圧力検出物質の圧力を検出
するように構成しているため、相手側圧力導入管の内部
の圧力が上昇した場合、この圧力は、蓋に対して、蓋が
圧力測定部の開口部を閉塞する方向に作用することにな
り、これにより、従来のように蓋が圧力測定部から外れ
ないようにするために圧力測定部における側面部と底面
部とを一体にして強固にするという必要はないため、圧
力センサの構造も簡単となって、コスト的にも安価に得
られるとともに、受圧基板に直接的に圧力が加わるた
め、出力感度の高いものが得られるという作用を有する
ものである。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の受圧基板設置部および処理回路を略同一面上に設けた
もので、この構成によれば、受圧基板設置部および処理
回路を略同一面上に設けているため、受圧基板における
電源電極、GND電極および出力電極と処理回路におけ
る電極とを電気的に接続する場合、ワイヤボンディング
により電気的な接続が容易に行えるという作用を有する
ものである。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の受圧基板設置部を圧力測定部の側面に設けるととも
に、処理回路を前記圧力測定部の内側面に位置して設け
たもので、この構成によれば、受圧基板設置部を圧力測
定部の側面に設けるとともに、処理回路を前記圧力測定
部の内側面に位置して設けているため、相手側圧力導入
管の内側に挿入するように設ける圧力測定部を相手側圧
力導入管の長手方向に配置することができ、これによ
り、相手側圧力導入管の径を小さくすることができるた
め、相手側圧力導入管に圧力センサを嵌合させた場合に
おける相手側圧力導入管に圧力センサを合わせた全体の
大きさを小型化できるという作用を有するものである。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかに記載の嵌合部を金属で構成するとともに、こ
の嵌合部における端子の外周に端子挿入孔を設け、この
端子挿入孔と端子との間にガラスを介在させたもので、
この構成によれば、嵌合部を金属で構成するとともに、
この嵌合部における端子の外周に端子挿入孔を設け、こ
の端子挿入孔と端子との間にガラスを介在させているた
め、端子に外部よりノイズ信号が負荷されたとしても、
ガラスがハイパスフィルタとなり、これにより、ノイズ
信号がガラスを介して嵌合部に伝わり外部へ流出するた
め、圧力センサの処理回路に到達するノイズ信号を減少
させることができるという作用を有するものである。
【0015】以下、本発明の一実施の形態における圧力
センサについて図面を参照しながら説明する。
【0016】図1は本発明の一実施の形態における圧力
センサの側断面図、図2は同圧力センサの上面図、図3
は同圧力センサにおける嵌合部および圧力測定部の正面
図、図4は同圧力センサにおける基板の上面図、図5は
同圧力センサにおける基板の回路図である。
【0017】図1〜図5において、21は金属で構成さ
れた円柱状の嵌合部で、この嵌合部21の略中央には嵌
合部21を上下に貫通するように端子挿入孔22を設け
ており、この端子挿入孔22にはガラス23を介して3
つの端子24を挿通している。また前記嵌合部21の外
側面にはOリング25を設けている。26は圧力測定部
で、この圧力測定部26は、前記嵌合部21の上面の略
中央から上方へ向かって一体に突出するように設けてお
り、かつこの圧力測定部26の外側面には受圧基板設置
部27を設けるとともに、この受圧基板設置部27を設
けた側と対向する側の側面には開口部28を設け、さら
にこの圧力測定部26の内部には空間部29を設けてい
る。30は金属で構成された受圧基板で、この受圧基板
30は圧力測定部26における受圧基板設置部27に表
面が空間部を向くように設けるとともに、表面に金属薄
膜抵抗体よりなる一対の内側圧力検出素子31および一
対の外側圧力検出素子32を設けている。また前記受圧
基板30の表面には第1の電源電極33、第2の電源電
極34、第1の出力電極35、第2の出力電極36、第
1のGND電極37および第2のGND電極38を設け
ており、これらの電極を前記一対の内側圧力検出素子3
1および外側圧力検出素子32と電気的に接続すること
によりブリッジ回路を構成している。39は電子部品か
らなる処理回路で、この処理回路39は前記圧力測定部
26における空間部29に前記圧力測定部26の内側面
に位置して設けられるとともに、ワイヤ40により、前
記受圧基板30における第1の電源電極33、第2の電
源電極34、第1の出力電極35、第2の出力電極3
6、第1のGND電極37、第2のGND電極38およ
び嵌合部21における端子24と電気的に接続されてお
り、そしてこの処理回路39は受圧基板30における内
側圧力検出素子31および外側圧力検出素子32から発
生する出力信号を処理するとともに端子24に出力して
いる。41は樹脂製の蓋で、この蓋41は前記圧力測定
部26における開口部28を閉塞している。
【0018】以上のように構成された本発明の一実施の
形態における圧力センサについて、次にその組立方法を
説明する。
【0019】まず、受圧基板30の表面に内側圧力検出
素子31、外側圧力検出素子32、第1の電源電極3
3、第2の電源電極34、第1のGND電極37、第2
のGND電極38、第1の出力電極35および第2の出
力電極36をスパッタリングにより形成する。
【0020】次に、エッチングによりブリッジ回路を前
記受圧基板30の表面に形成した後、Al23からなる
保護層(図示せず)をブリッジ回路の上面を保護するよ
うに形成する。
【0021】次に、嵌合部21およびこの嵌合部21か
ら上方へ向かって突出する圧力測定部26を金属を切削
することにより形成した後、この圧力測定部26の側面
に受圧基板設置部27を形成するとともに、嵌合部21
の略中央に端子挿入孔22を形成する。
【0022】次に、前記嵌合部21における端子挿入孔
22に高温で溶融したガラス23を充填した後、このガ
ラス23の略中央に端子挿入孔22における上方から下
方にわたって挿通されるように端子24を挿入する。
【0023】次に、前記圧力測定部26の外側面の外側
から受圧基板設置部27に受圧基板30を固着した後、
圧力測定部26の内側に電子部品からなる処理回路39
を載置する。
【0024】次に、前記受圧基板31における第1の電
源電極33、第2の電源電極34、第1のGND電極3
5、第2のGND電極38、第1の出力電極35および
第2の出力電極36と電子部品からなる処理回路39と
の間にワイヤ40をボンディングすることにより電気的
に接続するとともに、電子部品からなる処理回路39と
端子24との間にワイヤ40をボンディングすることに
より電気的に接続する。最後に、圧力測定部26におけ
る開口部28を蓋41により閉塞する。
【0025】上記した本発明の一実施の形態における圧
力センサにおいては、受圧基板設置部27および処理回
路39を略同一上に設けているため、受圧基板30に設
けた第1の電源電極33、第2の電源電極34、第1の
GND電極37、第2のGND電極38、第1の出力電
極35および第2の出力電極36と処理回路39におけ
る電極(図示せず)と電気的に接続する場合、ワイヤ4
0のボンディングによって電気的な接続が容易に行える
という効果を有するものである。
【0026】以上のようにして組み立てられた本発明の
一実施の形態における圧力センサについて、次にその動
作を説明する。
【0027】図6は本発明の一実施の形態における圧力
センサを相手側圧力導入管に嵌合させた状態を示す側断
面図である。
【0028】図6において、相手側圧力導入管42の内
圧が高くなると、圧力センサにおける受圧基板30が圧
力測定部26における空間部29に向かって変形する。
この受圧基板30の変形に伴って、受圧基板30に設け
た外側圧力検出素子32は圧縮力により縮む方向に、内
側圧力検出素子31は引張力により伸びる方向に変化す
る。ここで、一般に金属薄膜抵抗体等の抵抗体からなる
圧力検出素子の抵抗値は、抵抗体の長さlと比抵抗pに
比例し、断面積sに反比例する。したがって、前記外側
圧力検出素子32および内側圧力検出素子31の抵抗値
は、抵抗体が伸びると抵抗値Rは大きくなり、一方、抵
抗体が縮むと抵抗値Rは小さくなる。そのため、ブリッ
ジ回路で構成された外側圧力検出素子32および内側圧
力検出素子31の抵抗値は、相手側圧力導入管42の内
側の内圧が高くなると内側圧力検出素子31のほうが外
側圧力検出素子32の抵抗値より大となる。したがっ
て、ブリッジ回路を構成している第1の出力電極36と
第2の出力電極37との電位差を出力して測定すること
により圧力センサに加わる圧力を計測することができる
ものである。
【0029】ここで、圧力センサにおける圧力測定部2
6に強い圧力が加わった場合について考えてみると、本
発明の一実施の形態における圧力センサにおいては、圧
力測定部26、受圧基板30および蓋41を内包するよ
うに相手側圧力導入管42を圧力センサの嵌合部21に
嵌合させるとともに、前記圧力測定部26における受圧
基板30で被圧力検出物質43の圧力を検出するように
構成しているため、相手側圧力導入管42の内部の圧力
が上昇した場合、この圧力は、蓋41に対して、蓋41
が圧力測定部26の開口部28を閉塞する方向に作用す
ることになり、これにより、従来のように蓋41が圧力
測定部26から外れないようにするために圧力測定部2
6における側面部と底面部とを一体にして強固にすると
いう必要はないため、圧力センサの構造も簡単となっ
て、コスト的にも安価に得られるとともに、受圧基板3
0に直接的に圧力が加わるため、圧力センサの出力感度
が高くなるという効果を有するものである。
【0030】また本発明の一実施の形態における圧力セ
ンサにおいては、受圧基板設置部27を圧力測定部26
の側面に設けるとともに、処理回路39を前記圧力測定
部26の内側面に位置して設けているため、相手側圧力
導入管42の内側に挿入するように設ける圧力測定部2
6を相手側圧力導入管42の長手方向に配置することが
でき、これにより、相手側圧力導入管42の径を小さく
することができるため、相手側圧力導入管42に圧力セ
ンサを嵌合させた場合における相手側圧力導入管42に
圧力センサを合わせた全体の大きさを小型化できるとい
う効果を有するものである。
【0031】さらに外部より端子24を介してノイズ信
号が圧力センサの内部に侵入しようとした場合を考えて
みると、本発明の一実施の形態における圧力センサにお
いては、嵌合部21を金属で構成するとともに、この嵌
合部21における端子24の外周に端子挿入孔22を設
け、この端子挿入孔22と端子24との間にガラス23
を介在させているため、端子24に外部よりノイズ信号
が負荷されたとしても、ガラス23がハイパスフィルタ
となり、これにより、ノイズ信号がガラス23を介して
金属製の嵌合部21に伝わり外部へ流出するため、圧力
センサの処理回路39に到達するノイズ信号を減少させ
ることができるという効果を有するものである。
【0032】なお、上記本発明の一実施の形態における
圧力センサにおいては、嵌合部21と圧力測定部26と
を一体に設けた構成について説明したが、嵌合部21と
圧力測定部26とを別体とし、そして嵌合部21に圧力
測定部26を固着するようにしても良いものである。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明の圧力センサは、端
子を突出するように設けた円柱状の嵌合部と、受圧基板
設置部と開口部を有し、かつ内部に空間部を設けた圧力
測定部と、この圧力測定部における受圧基板設置部に位
置して設けられるとともに、少なくとも一対の圧力検出
素子、この圧力検出素子と電気的に接続される電源電
極、GND電極および出力電極とを有する受圧基板と、
前記圧力測定部における空間部に設けられ、かつ前記受
圧基板における少なくとも一対の圧力検出素子から発生
する出力信号を処理して前記端子に出力する処理回路
と、前記圧力測定部における開口部を閉塞する蓋とを備
え、前記圧力測定部、重圧基板および蓋を内包するよう
に相手側圧力導入管を前記嵌合部に嵌合させるととも
に、前記圧力測定部における受圧基板で被圧力検出物質
の圧力を検出するように構成したもので、この構成によ
れば、圧力測定部、受圧基板および蓋を内包するように
相手側圧力導入管を嵌合部に嵌合させるとともに、圧力
測定部における受圧基板で被圧力検出物質の圧力を検出
するように構成しているため、相手側圧力導入管の内部
の圧力が上昇した場合、この圧力は、蓋に対して、蓋が
圧力測定部の開口部を閉塞する方向に作用することにな
り、これにより、従来のように蓋が圧力測定部から外れ
ないようにするために圧力測定部における側面部と底面
部とを一体にして強固にするという必要はないため、圧
力センサの構造も簡単となって、コスト的にも安価に得
られるとともに、受圧基板に直接的に圧力が加わるた
め、出力感度の高い圧力センサが得られるという効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における圧力センサの側
断面図
【図2】同圧力センサの上面図
【図3】同圧力センサにおける嵌合部および圧力測定部
の正面図
【図4】同圧力センサにおける基板の上面図
【図5】同圧力センサにおける回路図
【図6】本発明の一実施の形態における圧力センサを相
手側圧力導入管に装着した状態を示す側断面図
【図7】従来の圧力センサの側断面図
【図8】同圧力センサにおける圧力導入部に基板を固着
した状態を示す側断面図
【符号の説明】
21 嵌合部 22 端子挿入孔 23 ガラス 24 端子 26 圧力測定部 27 受圧基板設置部 28 開口部 29 空間部 30 受圧基板 31 内側圧力検出素子 32 外側圧力検出素子 33 第1の電源電極 34 第2の電源電極 35 第1の出力電極 36 第2の出力電極 37 第1のGND電極 38 第2のGND電極 39 処理回路 41 蓋 42 相手側圧力導入管 43 被圧力検出物質
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 真二郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 井上 健彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2F055 AA23 BB20 CC02 DD01 DD07 EE12 FF11 FF43 GG25 HH03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子を突出するように設けた円柱状の嵌
    合部と、受圧基板設置部と開口部を有し、かつ内部に空
    間部を設けた圧力測定部と、この圧力測定部における受
    圧基板設置部に位置して設けられるとともに、少なくと
    も一対の圧力検出素子、この圧力検出素子と電気的に接
    続される電源電極、GND電極および出力電極とを有す
    る受圧基板と、前記圧力測定部における空間部に設けら
    れ、かつ前記受圧基板における少なくとも一対の圧力検
    出素子から発生する出力信号を処理して前記端子に出力
    する処理回路と、前記圧力測定部における開口部を閉塞
    する蓋とを備え、前記圧力測定部、受圧基板および蓋を
    内包するように相手側圧力導入管を前記嵌合部に嵌合さ
    せるとともに、前記圧力測定部における受圧基板で被圧
    力検出物質の圧力を検出するように構成した圧力セン
    サ。
  2. 【請求項2】 受圧基板設置部および処理回路を略同一
    面上に設けた請求項1記載の圧力センサ。
  3. 【請求項3】 受圧基板設置部を圧力測定部の側面に設
    けるとともに、処理回路を前記圧力測定部の内側面に位
    置して設けた請求項2記載の圧力センサ。
  4. 【請求項4】 嵌合部を金属で構成するとともに、この
    嵌合部における端子の外周に端子挿入孔を設け、この端
    子挿入孔と端子との間にガラスを介在させた請求項1〜
    3のいずれかに記載の圧力センサ。
JP11223388A 1999-08-06 1999-08-06 圧力センサ Pending JP2001050842A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001108554A (ja) * 1999-10-14 2001-04-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 圧力センサ
JP2005214735A (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 Kyocera Corp 圧力検出装置用パッケージ
JP2008039778A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Air Products & Chemicals Inc 流体圧力を監視する方法及び装置
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