JP2001108421A - 3次元モデリング装置、3次元モデリング方法および3次元モデリングプログラムを記録した媒体 - Google Patents

3次元モデリング装置、3次元モデリング方法および3次元モデリングプログラムを記録した媒体

Info

Publication number
JP2001108421A
JP2001108421A JP29147399A JP29147399A JP2001108421A JP 2001108421 A JP2001108421 A JP 2001108421A JP 29147399 A JP29147399 A JP 29147399A JP 29147399 A JP29147399 A JP 29147399A JP 2001108421 A JP2001108421 A JP 2001108421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dimensional modeling
dimensional
photographing
image
target
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP29147399A
Other languages
English (en)
Inventor
Kota Fujimura
恒太 藤村
Yukinori Matsumoto
幸則 松本
Toru Kitamura
徹 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP29147399A priority Critical patent/JP2001108421A/ja
Publication of JP2001108421A publication Critical patent/JP2001108421A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より安価で撮影の負担の少なく簡易な3次元
モデリング装置を提供する。 【解決手段】 不規則かつ非対称に参照円マーク6R、
6G、6Y、6O、6Vが配置された参照物体1を用
い、単一色背景板3の前に置いた参照物体1を回転さ
せ、その上に対象物体12を載せ、カメラ2で参照円マ
ーク6R、6G、6Y、6O、6Vとともに対象物体1
2を撮影する。これにより得られた物体画像中の参照円
マークの位置に基づいてカメラ2の撮影位置を計算し、
背景板3の色情報を用いてシルエット画像を生成する。
このようにして得られた物体画像、シルエット画像およ
び撮影位置に基づいて立体モデルを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元モデリング
装置およびその方法ならびに3次元モデリングプログラ
ムを記録した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、3次元グラフィックス画像を得る
ために、3次元対象物体の形状およびテクスチャ(色彩
および模様)をコンピュータに入力する種々の3次元ス
キャナが開発されている。
【0003】たとえば特開平5−135155号公報に
は、回転テーブル上に載置した対象物体を単眼カメラで
撮影し、複数のシルエット画像を得ることによりその対
象物体の立体モデルを生成する3次元モデリング装置が
開示されている。この装置では、複数のシルエット画像
に基づいて複数の水平面(回転テーブルの回転軸に対し
て垂直な面)における対象物体の複数の断面形状が得ら
れる。続いて、隣接する水平面において、対象物体の形
状における輪郭線上の点同士が結ばれ、三角パッチが形
成され、これにより対象物体の立体モデルが生成され
る。このような3次元モデリング装置では、対象物体を
回転テーブルで回転させるため、カメラの撮影位置を固
定することができる。そのため、カメラの撮影位置を、
画像を撮影する毎に計算する必要がない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回転テ
ーブルの回転角度を高精度に制御可能な回転テーブルが
必要であり、これは高価である。また、回転テーブルと
カメラの位置関係を固定する必要がある。つまり、位置
関係は変更毎に求める必要があり、撮影中は変更できな
いという制限がある。さらには、カメラの固定などに特
別な用具が必要でコストが増す。
【0005】これに対し、特開平11-96374号公報には、
回転テーブルを必要としない、不規則かつ非対称に参照
点を配置した参照シートの上に載置した対象物体を周囲
から撮影した画像中の参照点の位置に基づいて撮影位置
を計算し、立体モデルを作成する装置が開示されてい
る。
【0006】しかしながら、この方法では、対象物体の
周りに撮影して動く広い空間が必要であり、またシルエ
ット抽出処理が困難であるという問題があるため、簡易
かつ安価な3次元モデリング装置を実現することの妨げ
となっていた。
【0007】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、高価な回転テーブルを必要としな
い簡易かつ安価な3次元モデリング装置およびその方法
ならびに3次元モデリングプログラムを記録した媒体を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
対象物体の立体モデルを生成する3次元モデリング装置
であって、所定の位置に配置された複数の参照対象と、
前記参照対象とともに前記対象物体を回転させる回転手
段と、前記参照対象とともに前記対象物体を撮影して物
体画像を得る撮影手段と、前記物体画像中の参照対象を
参照して前記撮影手段の撮影位置を計算する撮影位置計
算手段と、前記物体画像および前記撮影位置に基づいて
前記立体モデルを生成する立体モデル生成手段と、前記
物体画像および前記撮影位置を記憶し、前記各手段を制
御する制御・記憶手段とを備えることを特徴とする。
【0009】請求項2に係る発明は、前記複数の参照対
象が不規則かつ非対称に配置されていることを特徴とす
る。
【0010】請求項3に係る発明は、前記複数の参照対
象が複数の属性を有することを特徴とする。
【0011】請求項4に係る発明は、前記属性が色であ
ることを特徴とする。
【0012】請求項5に係る発明は、前記参照対象が立
体構造を有する参照物体に形成されていることを特徴と
する。
【0013】請求項6に係る発明は、前記参照物体が前
記回転体であることを特徴とする。
【0014】請求項7に係る発明は、前記撮影手段が非
固定の撮影装置であることを特徴とする。
【0015】請求項8に係る発明は、前記撮影手段が動
画像撮影装置であることを特徴とする。
【0016】請求項9に係る発明は、前記撮影位置計算
手段がハフ変換法に従うことを特徴とする。
【0017】請求項10に係る発明は、前記立体モデル
生成手段が単一色背景で前記撮影手段により撮影された
複数枚の画像から前記単一色の色情報を用いてシルエッ
ト画像を作成するシルエット作成手段を有することを特
徴とする。
【0018】請求項11に係る発明は、前記参照物体の
前記参照対象以外の色は前記単一色背景と同色または
近似色であることを特徴とする。
【0019】請求項12に係る発明は、前記参照物体が
前記対象物体と接する面には参照対象が生成されていな
いことを特徴とする。
【0020】請求項13に係る発明は、対象物体の立体
モデルを生成する3次元モデリング方法であって、所定
の位置に複数の参照対象を配置した前記参照対象ととも
に前記対象物体を回転させながら前記参照対象とともに
前記対象物体を撮影して物体画像を得るステップと、前
記物体画像中の参照対象を参照して前記撮影手段の撮影
位置を計算するステップと、前記物体画像および前記撮
影位置に基づいて前記立体モデルを生成するステップと
を含むことを特徴とする。
【0021】請求項14に係る発明は、前記複数の参照
対象が不規則かつ非対称に配置されることを特徴とす
る。
【0022】請求項15に係る発明は、前記複数の参照
対象が複数の属性を有することを特徴とする。
【0023】請求項16に係る発明は、前記属性が色で
あることを特徴とする。
【0024】請求項17に係る発明は、前記参照対象が
立体構造を有する参照物体に形成されることを特徴とす
る。
【0025】請求項18に係る発明は、前記参照物体が
前記対象物体をともに回転させることを特徴とする。
【0026】請求項19に係る発明は、前記物体画像が
非固定の撮影方法で得られることを特徴とする。
【0027】請求項20に係る発明は、前記物体画像が
動画像として得られることを特徴とする。
【0028】請求項21に係る発明は、前記撮影位置を
計算するステップがハフ変換法に従うことを特徴とす
る。
【0029】請求項22に係る発明は、前記立体モデル
を生成するステップが単一色背景で前記物体画像を得る
ステップで撮影された複数枚の画像から前記単一色の色
情報を用いて複数のシルエット画像を作成するシルエッ
ト作成ステップを有し、前記複数のシルエット画像に基
づき前記立体モデルを生成することを特徴とする。
【0030】請求項23に係る発明は、所定の位置に配
置された複数の参照対象とともに対象物体を回転させ、
撮影して得られた物体画像に基づいて前記対象物体の立
体モデルをコンピュータにて生成させるためのプログラ
ムを記録した媒体であって、前記物体画像中の参照対象
を参照して前記撮影手段の撮影位置を計算するステップ
と、前記物体画像および前記撮影位置に基づいて前記立
体モデルを生成するステップとを含むことを特徴とす
る。
【0031】請求項24に係る発明は、前記複数の参照
対象は複数の属性を有することを特徴とする。
【0032】請求項25に係る発明は、前記属性は色で
あることを特徴とする。
【0033】請求項26に係る発明は、前記撮影位置を
計算するステップはハフ変換に従うことを特徴とする。
【0034】請求項27に係る発明は、前記立体モデル
を生成するステップは単一色背景で前記物体画像を得る
ステップで撮影された複数枚の画像から前記単一色の色
情報を用いて複数のシルエット画像を作成するシルエッ
ト作成ステップを有し、前記複数のシルエット画像に基
づき前記立体モデルを生成することを特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳しく説明する。
【0036】図1は、本発明の実施の形態による3次元
モデリング装置の全体構成を示す図である。図1を参照
して、この実施の形態による3次元モデリング装置は、
参照物体1と、デジタルスチルカメラ2と、単一色背景
板3と、コンピュータ4と、CD−ROM(コンパクト
ディスク−リードオンリーメモリ)5とを備える。参照
物体1上には、不規則かつ非対称な所定の位置に配置さ
れた複数の参照円マーク例えば6R、6G、6O、6
V、6Yが形成される。
【0037】ここでは手で回すことが可能で慣性により
ある時間回転し続ける回転機構を有した参照物体1を用
いたが、これに代えて、モーターなどによる自動回転機
構を付加したものを用いてもよい。また、回転機構のな
い参照物体を回転台の上に置いてもよい。
【0038】参照物体1は、単一色背景板3の色に近い
色をベースの色とする。デジタルカメラ2は、立体モデ
ルを得ようとする対象物体(図示せず)を参照対象とす
る参照円マークのいずれかとともに、撮影して物体画像
を得る。この際撮影する参照円マークの数は5以上であ
ることが望ましい。
【0039】ここでは手軽に動画のデジタルデータを得
ることが出来るデジタルカメラ2を用いたが、これに代
えて動画のデジタルデータを得ることが出来るデジタル
ビデオカメラを用いてもよい。また、物体画像は、動画
として得ても良いが静止画として得ても良い。
【0040】CD−ROM5には、コンピュータ4に、
デジタルカメラ2で得られた物体画像に基づいて対象物
体の立体モデルを生成させるためのプログラムが記録さ
れる。ここではプログラムを記録する媒体としてCD−
ROM5を用いたが、これに代えてフロッピーディス
ク、CD−R、DVD、メモリカードなどを用いてもよ
い。
【0041】図2(a)は、図1に示されたコンピュータ
4の主要構成を示すブロック図である。図2(a)を参照
して、このコンピュータ4は、中央処理装置(CPU)
7と、リードオンリメモリ(ROM)8と、ランダムア
クセスメモリ(RAM)9と、入出力インタフェース
(I/F)10と、CPU7、ROM8、RAM9およ
びI/F10を相互に結合するためのデータ/アドレス
バス11とを備える。
【0042】デジタルカメラ2、およびCD−ROM5
のためのドライブユニットはI/F10に接続され、こ
れによりデジタルカメラで得られた物体画像およびCD
−ROM5に記録された3次元モデリングプログラムは
I/F10を介してRAM9に格納される。CPU7
は、ROM8およびRAM9に格納されたプログラムに
従って演算処理を行なう。
【0043】図2(b)は、図1に示された装置の構成要
素の関係を示している。図2(b)を参照して、参照対象
および対象物体は、参照物体1と共に回転手段により回
転されながら、撮影手段であるデジタルスチルカメラ2
により撮影される。
【0044】撮影された画像は、制御・記憶手段に格納
され、撮影位置計算手段と立体モデル生成手段で用いら
れる。実施の形態では、撮影位置計算手段、立体モデル
生成手段、制御・記憶手段は、コンピュータ内部にあ
る。
【0045】図3は、図1に示された参照物体1の3面
図である。図3を参照して、参照物体1上の参照円マー
ク6R、6G、6Y、6O、6Vは、対象物体を載せる
上面を除き不規則かつ非対称な所定の位置に配置され、
しかも5色の属性を有する。より具体的には、参照円マ
ーク6Rは赤色の属性を有し、参照円マーク6Oはオレ
ンジ色の属性を有する。ここで、参照円マーク6R、6
G、6Y、6O、6Vは、厳密には所定の面積を有す
る。
【0046】図1、図2、図4および図5を参照して、
まずステップS1では、参照円マーク6R、6G、6
Y、6O、6Vの位置をRAM9に登録するための参照
円マーク登録処理が行なわれる。
【0047】続いてステップS2では、単一色背景板3
の前に置いた参照物体1上の対象物体12が参照物体1
を回転させながら手持ちのデジタルカメラ2によって動
画撮影され、複数の物体画像A1〜Anが得られる。こ
のとき、対象物体は参照物体の上に置かれているため、
対象物体12は参照物体上の参照円マーク6R、6G、
6Y、6O、6Vとともに撮影される。
【0048】なお、すべての参照円マーク6R、6G、
6Y、6O、6Vが撮影される必要はなく、その多くが
撮影されればよい。
【0049】続いてステップS3では、物体画像A1〜
An中の参照円マーク6R、6G、6Y、6O、6Vの
位置に基づいてデジタルカメラ2の撮影位置が計算され
る。これは、ハフ(Hough)変換法に従って計算される。
ハフ変換法は、自動生産ラインなどにおいて撮影された
画像中の物体の3次元位置を計算する方法であって、た
とえば J.Illingworth, J. Kittler, "A survey of the
Hough Transform", Computer Vision, Graphics and I
mage Processing (VGIP) 44, 1988, pp. 87-116などに
開示されている。
【0050】ここではハフ変換法を用いたが、物体画像
A1〜An中の参照円マーク6R、6G、6Y、6O、
6Vの位置に基づいてカメラ2の撮影位置が計算できれ
ば、これに代えていかなる方法を用いてもよい。
【0051】ステップS4では、公知のクロマキー処理
手法に従ってシルエット画像が生成される。すなわち、
物体画像A1〜An中の背景部分の色情報に従って、背
景色に類似した色領域以外の領域として図5(c)に示
されるように複数のシルエット画像B1〜Bnが作成さ
れる。
【0052】ここではクロマキー処理手法を用いて物体
画像A1からAn中の対象物体のシルエットを抽出して
いるが、カメラを固定して、公知の画像間差分処理法を
用いてもよい。画像間差分処理法は、物体画像A1〜A
nと、予め撮影された背景画像との間で差分処理を行な
う。
【0053】続いてステップS5では、公知のボーティ
ング処理が行なわれる。すなわち、複数のシルエット画
像B1〜Bnに基づいてボクセル空間13に投票する。
その投票数が予め定められた数よりも多い部分が対象物
体12の存在領域である。すなわち、ステップS4では
背景色に類似した色領域以外の領域として参照円マーク
もシルエット画像中に含まれてしまうが、これにより、
対象物体12に立体形状が得られる。
【0054】ステップS6では、ステップS5で得られ
た対象物体12の立体形状に基づいて三角パッチからな
るポリゴン14が作成される。したがって、対象物体1
2の立体形状は複数のポリゴン14で表現される。ポリ
ゴン14で表現された立体形状はRAM9に格納され
る。
【0055】最後にステップS7では、S6で作成され
たポリゴン14の各々に、対応するテクスチャがマッピ
ングされる。これにより、対象物体12をモデル化した
立体モデル15が得られる。テクスチャは物体画像A1
〜Anから得られる色情報であってRAM9に格納され
る。
【0056】上記ステップS4〜S7は物体画像A1〜
Anおよびカメラ2の撮影位置に基づいて立体モデル1
5を生成するものであるから、上記以外のいかなる公知
の手法を用いてもよい。また、ステップS3〜S7の処
理は、RAM9に格納されたプログラムに従ってCPU
7が行なう。
【0057】また、図9(c)では、直交座標系のボク
セル空間を用いているが、これに代えて円筒座標系のボ
クセル空間を用いてもよい。
【0058】以上のようにこの実施の形態によれば、既
知の位置に配置された参照円マーク6R、6G、6Y、
6O、6Vを配した参照物体1が回転し、その上に置か
れた対称物体12がその参照物体1とともに撮影され、
その撮影された参照円マーク6R、6G、6Y、6O、
6Vの位置に基づいてカメラ2の撮影位置が計算される
ため、カメラ2を持った撮影者が移動することなく、従
来のように高精度ゆえに高価な回転テーブルではなく、
手回しのような回転テーブルが利用でき、より簡易かつ
安価な3次元モデリング装置を実現する事ができる。
【0059】物体画像中の参照円マークの位置に基づい
て各撮影画像毎に撮影位置を計算しているので、カメラ
位置を変更した撮影が連続して行なえるため、より多く
の角度からの物体画像やシルエット画像が得られ、手軽
にモデリング精度が向上する。
【0060】参照物体が回転するので、一方向からでも
対象物体の全周囲の物体画像が得られる。すなわちクロ
マキー用の単一色背景を設置する事が可能になるので、
シルエット抽出が容易になる。また、参照物体のベース
の色を背景色と同色にすることにより、参照物体がモデ
リングされない。
【0061】また、参照物体1の形状は六角錐台を用い
たが、直方体でもよく、その形状はなんら限定される事
はない。
【0062】また、参照円パターンの数は参照物体1面
につき5個を用いたが、その数は撮影画像中に常に4個
以上が撮影されれば何個でもよい。
【0063】また、参照対象の属性に色を用いたが、□
や△のような形状が与えられていてもよいし、属性を与
えなくてもよい。
【0064】また、参照対象に円パターンを用いたが、
四角パターンや三角パターンでもよく、その形状はなん
ら限定される事はない。
【0065】また、参照物体1は、回転機構を持ってい
たが、回転機構を持たない参照物体を回転機構のある台
に載せて用いてもよい。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、所定の位
置に配置された複数の参照対象とともに対象物体を撮影
し、それにより得られた物体画像中の参照対象の位置に
基づいてカメラの撮影位置を計算するため、従来のよう
に高精度ゆえに高価な回転テーブルではなく、手回しの
ような回転テーブルでも立体モデルを生成できる。
【0067】また、参照シートのような固定した状態で
はなく対象物体と共に回転させることにより、少ないス
ペースでかつ少ない労力で立体モデルを生成できる。し
たがって、簡易かつ安価な3次元モデリング装置を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による3次元モデリング装
置の全体構成を示す図である。
【図2】図1に示されたコンピュータの主要構成を示す
ブロック図および装置の構成要素を示す図である。
【図3】図1に示された参照物体の3面図である。
【図4】図1に示された3次元モデリング装置をもちい
て対象物体の立体モデルを生成する方法を示すフローチ
ャートである。
【図5】(a)は図4のフローチャートにおいて参照円
マークの位置を登録するステップを説明するための図で
あり、(b)は対象物体を撮影するステップを説明する
ための図であり、(c)は撮影位置を計算するステップ
を説明するための図であり、(d)は、シルエット画像
を生成するためのステップを説明するための図であり、
(e)はボーティング処理を行なうステップを説明する
ための図であり、(f)はポリゴンを生成するステップ
を説明するための図であり、(g)はテクスチャをマッ
ピングするステップを説明するための図である。
【符号の説明】
1 …参照物体 2 …デジタルカメラ 3 …単一色背景板 4 …コンピュータ 5 …CD−ROM 6 …6R、6G、6Y、6O、6V 参照円マーク 7 …中央処理装置(CPU) 8 …リードオンリメモリ(ROM) 9 …ランダムアクセスメモリ(RAM) 10…入出力インタフェース(I/F) 11…データ/アドレスバス 12…対象物体 13…ボクセル空間 14…ポリゴン 15…立体モデル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 徹 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA53 BB05 BB28 FF00 FF02 FF04 FF42 GG01 HH02 JJ03 JJ05 JJ26 MM04 MM09 QQ13 QQ21 QQ24 SS02 5C061 AB06 AB12

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物体の立体モデルを生成する3次元
    モデリング装置であって、 所定の位置に配置された複数の参照対象と、 前記参照対象とともに前記対象物体を回転させる回転手
    段と、 前記参照対象とともに前記対象物体を撮影して物体画像
    を得る撮影手段と、 前記物体画像中の参照対象を参照して前記撮影手段の撮
    影位置を計算する撮影位置計算手段と、 前記物体画像および前記撮影位置に基づいて前記立体モ
    デルを生成する立体モデル生成手段と、 前記物体画像および前記撮影位置を記憶し、前記各手段
    を制御する制御・記憶手段とを備える3次元モデリング
    装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の参照対象が不規則かつ非対称
    に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の3
    次元モデリング装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の参照対象が複数の属性を有す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の3
    次元モデリング装置。
  4. 【請求項4】 前記属性が色であることを特徴とする請
    求項3に記載の3次元モデリング装置。
  5. 【請求項5】 前記参照対象が立体構造を有する参照物
    体に形成されていることを特徴とする請求項1から請求
    項4のいずれかに記載の3次元モデリング装置。
  6. 【請求項6】 前記参照物体が前記回転体であることを
    特徴とする請求項5に記載の3次元モデリング装置。
  7. 【請求項7】 前記撮影手段が非固定の撮影装置である
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記
    載の3次元モデリング装置。
  8. 【請求項8】 前記撮影手段が動画像撮影装置であるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載
    の3次元モデリング装置。
  9. 【請求項9】 前記撮影位置計算手段がハフ変換法に従
    うことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに
    記載の3次元モデリング装置。
  10. 【請求項10】 前記立体モデル生成手段が単一色背景
    で前記撮影手段により撮影された複数枚の画像から前記
    単一色の色情報を用いてシルエット画像を作成するシル
    エット作成手段を有することを特徴とする請求項1から
    請求項9のいずれかに記載の3次元モデリング装置。
  11. 【請求項11】 前記参照物体の前記参照対象以外の色
    が前記単一色背景と同色または近似色であることを特徴
    とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の3次
    元モデリング装置。
  12. 【請求項12】 前記参照物体が前記対象物体と接する
    面には参照対象が生成されていないことを特徴とする請
    求項1から請求項11のいずれかに記載の3次元モデリ
    ング装置。
  13. 【請求項13】 対象物体の立体モデルを生成する3次
    元モデリング方法であって、 所定の位置に複数の参照対象を配置した前記参照対象と
    ともに前記対象物体を回転させながら前記参照対象とと
    もに前記対象物体を撮影して物体画像を得るステップ
    と、 前記物体画像中の参照対象を参照して前記撮影手段の撮
    影位置を計算するステップと、 前記物体画像および前記撮影位置に基づいて前記立体モ
    デルを生成するステップとを含む、3次元モデリング方
    法。
  14. 【請求項14】 前記複数の参照対象が不規則かつ非対
    称に配置されることを特徴とする請求項13に記載の3
    次元モデリング方法。
  15. 【請求項15】 前記複数の参照対象が複数の属性を有
    することを特徴とする請求項13または請求項14に記
    載の3次元モデリング方法。
  16. 【請求項16】 前記属性が色であることを特徴とする
    請求項15に記載の3次元モデリング方法。
  17. 【請求項17】 前記参照対象が立体構造を有する参照
    物体に形成されることを特徴とする請求項13から請求
    項16のいずれかに記載の3次元モデリング方法。
  18. 【請求項18】 前記参照物体が前記対象物体をともに
    回転させることを特徴とする請求項17に記載の3次元
    モデリング方法。
  19. 【請求項19】 前記物体画像が非固定の撮影方法で得
    られることを特徴とする請求項13から請求項18のい
    ずれかに記載の3次元モデリング方法。
  20. 【請求項20】 前記物体画像が動画像として得られる
    ことを特徴とする請求項13から請求項19のいずれか
    に記載の3次元モデリング方法。
  21. 【請求項21】 前記撮影位置を計算するステップがハ
    フ変換法に従うことを特徴とする請求項13から請求項
    20のいずれかに記載の3次元モデリング方法。
  22. 【請求項22】 前記立体モデルを生成するステップが
    単一色背景で前記物体画像を得るステップで撮影された
    複数枚の画像から前記単一色の色情報を用いて複数のシ
    ルエット画像を作成するシルエット作成ステップを有
    し、前記複数のシルエット画像に基づき前記立体モデル
    を生成することを特徴とする請求項13から請求項21
    のいずれかに記載の3次元モデリング方法。
  23. 【請求項23】 所定の位置に配置された複数の参照対
    象とともに対象物体を回転させ、撮影して得られた物体
    画像に基づいて前記対象物体の立体モデルをコンピュー
    タにて生成させるためのプログラムを記録した媒体であ
    って、 前記物体画像中の参照対象を参照して前記撮影手段の撮
    影位置を計算するステップと、 前記物体画像および前記撮影位置に基づいて前記立体モ
    デルを生成するステップとを含む、3次元モデリングプ
    ログラムを記録した媒体。
  24. 【請求項24】 前記複数の参照対象は複数の属性を有
    することを特徴とする、請求項23に記載の3次元モデ
    リングプログラムを記録した媒体。
  25. 【請求項25】 前記属性は色であることを特徴とす
    る、請求項24に記載の3次元モデリングプログラムを
    記録した媒体。
  26. 【請求項26】 前記撮影位置を計算するステップはハ
    フ変換法に従うことを特徴とする、請求項23から請求
    項25のいずれかに記載の3次元モデリングプログラム
    を記録した媒体。
  27. 【請求項27】 前記立体モデルを生成するステップは
    単一色背景で前記物体画像を得るステップで撮影された
    複数枚の画像から前記単一色の色情報を用いて複数のシ
    ルエット画像を作成するシルエット作成ステップを有
    し、前記複数のシルエット画像に基づき前記立体モデル
    を生成することを特徴とする、請求項23から請求項2
    6のいずれかに記載の3次元モデリングプログラムを記
    録した媒体。
JP29147399A 1999-10-13 1999-10-13 3次元モデリング装置、3次元モデリング方法および3次元モデリングプログラムを記録した媒体 Withdrawn JP2001108421A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29147399A JP2001108421A (ja) 1999-10-13 1999-10-13 3次元モデリング装置、3次元モデリング方法および3次元モデリングプログラムを記録した媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29147399A JP2001108421A (ja) 1999-10-13 1999-10-13 3次元モデリング装置、3次元モデリング方法および3次元モデリングプログラムを記録した媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001108421A true JP2001108421A (ja) 2001-04-20

Family

ID=17769338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29147399A Withdrawn JP2001108421A (ja) 1999-10-13 1999-10-13 3次元モデリング装置、3次元モデリング方法および3次元モデリングプログラムを記録した媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001108421A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6733105B2 (en) 2001-11-08 2004-05-11 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image recording method and ink jet printer
US6809728B2 (en) 2001-08-24 2004-10-26 Sanyo Electric Co., Ltd. Three dimensional modeling apparatus
JP2005500721A (ja) * 2001-06-25 2005-01-06 リチャーズ アンガス Vtvシステム
EP1519141A2 (de) * 2003-09-25 2005-03-30 Siemens Audiologische Technik GmbH Rundum-Scanner
JP2005189204A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Fuji Xerox Co Ltd 3次元形状計測装置および方法
US7224360B2 (en) 2001-10-25 2007-05-29 Fujifilm Corporation Image display method, image processing method, image processing apparatus, scan capturing apparatus and image signal generation method
JP2011112570A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Sirona Dental Systems Gmbh カメラ及び検索パターンを使用して対象物の空間特性を決定するためのシステム、装置、方法、及びコンピュータプログラム製品
DE202009018183U1 (de) 2009-11-23 2011-06-09 FUCHS engineering GmbH, 72070 Scannen zur Kontrolle von Spritzguss-Teilen und Werkzeugen
JP2011242139A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Pulstec Industrial Co Ltd 3次元形状測定装置及び3次元形状測定方法
JP2013510302A (ja) * 2009-11-03 2013-03-21 デ ビアーズ センテナリー アーゲー 研磨された原石のインクルージョンの検出
EP2680594A1 (en) * 2011-02-24 2014-01-01 Kyocera Corporation Electronic apparatus, image display method and image display program
CN105571519A (zh) * 2016-02-19 2016-05-11 广西玉柴机器股份有限公司 三维扫描仪的点云拼接的辅助装置及其拼接方法
CN105987673A (zh) * 2015-02-12 2016-10-05 北京易景盈达科技有限公司 一体化三维扫描建模系统
CN106679585A (zh) * 2016-08-29 2017-05-17 广州魁科机电科技有限公司 一种用于三维扫描仪逆向测量的辅助装置
JP2019219636A (ja) * 2018-06-19 2019-12-26 株式会社Cubic 3d形状生成のための被写体撮像装置
KR20220153082A (ko) 2020-03-30 2022-11-17 가부시키가이샤 반다이나무꼬 엔터테인먼트 컴퓨터 시스템, 가상 모델 생성 제어 방법, 및 프로그램

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005500721A (ja) * 2001-06-25 2005-01-06 リチャーズ アンガス Vtvシステム
US6809728B2 (en) 2001-08-24 2004-10-26 Sanyo Electric Co., Ltd. Three dimensional modeling apparatus
US7224360B2 (en) 2001-10-25 2007-05-29 Fujifilm Corporation Image display method, image processing method, image processing apparatus, scan capturing apparatus and image signal generation method
US6733105B2 (en) 2001-11-08 2004-05-11 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image recording method and ink jet printer
EP1519141A2 (de) * 2003-09-25 2005-03-30 Siemens Audiologische Technik GmbH Rundum-Scanner
CN100381779C (zh) * 2003-09-25 2008-04-16 西门子测听技术有限责任公司 环视扫描仪
DE10344922B4 (de) * 2003-09-25 2008-06-26 Siemens Audiologische Technik Gmbh Rundum-Scanner
EP1519141A3 (de) * 2003-09-25 2009-03-04 Siemens Audiologische Technik GmbH Rundum-Scanner
JP2005189204A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Fuji Xerox Co Ltd 3次元形状計測装置および方法
JP2013510302A (ja) * 2009-11-03 2013-03-21 デ ビアーズ センテナリー アーゲー 研磨された原石のインクルージョンの検出
DE202009018183U1 (de) 2009-11-23 2011-06-09 FUCHS engineering GmbH, 72070 Scannen zur Kontrolle von Spritzguss-Teilen und Werkzeugen
JP2011112570A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Sirona Dental Systems Gmbh カメラ及び検索パターンを使用して対象物の空間特性を決定するためのシステム、装置、方法、及びコンピュータプログラム製品
JP2011242139A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Pulstec Industrial Co Ltd 3次元形状測定装置及び3次元形状測定方法
EP2680594A1 (en) * 2011-02-24 2014-01-01 Kyocera Corporation Electronic apparatus, image display method and image display program
EP2680594A4 (en) * 2011-02-24 2014-07-09 Kyocera Corp ELECTRONIC APPARATUS, IMAGE DISPLAY METHOD, AND IMAGE DISPLAY PROGRAM
US9432661B2 (en) 2011-02-24 2016-08-30 Kyocera Corporation Electronic device, image display method, and image display program
CN105987673A (zh) * 2015-02-12 2016-10-05 北京易景盈达科技有限公司 一体化三维扫描建模系统
CN105571519A (zh) * 2016-02-19 2016-05-11 广西玉柴机器股份有限公司 三维扫描仪的点云拼接的辅助装置及其拼接方法
CN106679585A (zh) * 2016-08-29 2017-05-17 广州魁科机电科技有限公司 一种用于三维扫描仪逆向测量的辅助装置
JP2019219636A (ja) * 2018-06-19 2019-12-26 株式会社Cubic 3d形状生成のための被写体撮像装置
KR20220153082A (ko) 2020-03-30 2022-11-17 가부시키가이샤 반다이나무꼬 엔터테인먼트 컴퓨터 시스템, 가상 모델 생성 제어 방법, 및 프로그램

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Kowalski et al. Livescan3d: A fast and inexpensive 3d data acquisition system for multiple kinect v2 sensors
JP2001108421A (ja) 3次元モデリング装置、3次元モデリング方法および3次元モデリングプログラムを記録した媒体
US6781618B2 (en) Hand-held 3D vision system
US7046840B2 (en) 3-D reconstruction engine
JP5453000B2 (ja) 対象物を3dデジタル化するための方法及び装置
US7034821B2 (en) Three-dimensional computer modelling
JPH1196374A (ja) 3次元モデリング装置、3次元モデリング方法および3次元モデリングプログラムを記録した媒体
Li et al. 2D LiDAR and camera fusion in 3D modeling of indoor environment
JP2003065736A (ja) 3次元モデリング装置
JP2003196327A (ja) 3次元コンピュータモデリング
JPH09187038A (ja) 3次元形状抽出装置
JP3819662B2 (ja) 三次元モデリング装置、方法及び媒体並びに三次形状データ記録装置、方法及び媒体
JP7479729B2 (ja) 三次元表現方法及び表現装置
JP2000268179A (ja) 三次元形状情報取得方法及び装置,二次元画像取得方法及び装置並びに記録媒体
JP4354708B2 (ja) 多視点カメラシステム
Draréni et al. Methods for geometrical video projector calibration
JP2004280776A (ja) 画像内のオブジェクトの形状を決定する方法
JP2007025863A (ja) 撮影システム、撮影方法及び画像処理プログラム
Hafeez et al. 3D surface reconstruction of smooth and textureless objects
JPH0766436B2 (ja) 連続シルエット画像による3次元モデル構成装置
JP2003070021A (ja) ポータブル三次元データ入力装置及び立体モデル生成装置
JP2003042730A (ja) 表面形状測定装置、及びその方法、並びに表面状態図化装置
Maimone et al. A taxonomy for stereo computer vision experiments
JP2003067726A (ja) 立体モデル生成装置及び方法
CN109341530B (zh) 一种双目立体视觉中物点定位方法及系统

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051227

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061010

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070806