JP2001107705A - 冷却回路及び冷却可能な壁 - Google Patents
冷却回路及び冷却可能な壁Info
- Publication number
- JP2001107705A JP2001107705A JP2000303468A JP2000303468A JP2001107705A JP 2001107705 A JP2001107705 A JP 2001107705A JP 2000303468 A JP2000303468 A JP 2000303468A JP 2000303468 A JP2000303468 A JP 2000303468A JP 2001107705 A JP2001107705 A JP 2001107705A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- cooling circuit
- cooling
- pedestals
- pedestal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 title claims abstract description 236
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 5
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 52
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 20
- WYTGDNHDOZPMIW-RCBQFDQVSA-N alstonine Natural products C1=CC2=C3C=CC=CC3=NC2=C2N1C[C@H]1[C@H](C)OC=C(C(=O)OC)[C@H]1C2 WYTGDNHDOZPMIW-RCBQFDQVSA-N 0.000 claims 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 10
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 8
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 5
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 4
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 230000002829 reductive effect Effects 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 2
- 240000000377 Tussilago farfara Species 0.000 description 1
- 235000004869 Tussilago farfara Nutrition 0.000 description 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000000977 initiatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000036961 partial effect Effects 0.000 description 1
- 230000008092 positive effect Effects 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/12—Blades
- F01D5/14—Form or construction
- F01D5/18—Hollow blades, i.e. blades with cooling or heating channels or cavities; Heating, heat-insulating or cooling means on blades
- F01D5/187—Convection cooling
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D25/00—Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
- F01D25/08—Cooling; Heating; Heat-insulation
- F01D25/12—Cooling
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2260/00—Function
- F05D2260/20—Heat transfer, e.g. cooling
- F05D2260/221—Improvement of heat transfer
- F05D2260/2212—Improvement of heat transfer by creating turbulence
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2260/00—Function
- F05D2260/20—Heat transfer, e.g. cooling
- F05D2260/221—Improvement of heat transfer
- F05D2260/2214—Improvement of heat transfer by increasing the heat transfer surface
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 壁の内部に対流冷却を提供する、壁の冷却装
置及び方法を提供する。 【解決手段】 第1の壁部と第2の壁部の間に、1つま
たはそれ以上の入口開口部(40)と1つまたはそれ以
上の出口開口部(44)を含む冷却回路(22)を設け
る。入口開口部(40)は、冷却回路(22)に入る冷
却空気流路を提供し、出口開口部(44)は、冷却回路
(22)から出る冷却空気流路を提供する。冷却回路
(22)は、第1の壁部と第2の壁部の間に延びる複数
の第1のペデスタル(34)を含む。これらの第1のペ
デスタルは、1つまたはそれ以上の列(48)に配置さ
れている。1つの形態では、いずれの列(48)におけ
る隣接する第1のペデスタルも、列内距離(50)によ
って互いに分離されており、隣接する列(48)におけ
る隣接するペデスタル(34)は、列間距離(52)に
よって分離されている。列内距離(50)は、列間距離
(52)よりも大きい。
置及び方法を提供する。 【解決手段】 第1の壁部と第2の壁部の間に、1つま
たはそれ以上の入口開口部(40)と1つまたはそれ以
上の出口開口部(44)を含む冷却回路(22)を設け
る。入口開口部(40)は、冷却回路(22)に入る冷
却空気流路を提供し、出口開口部(44)は、冷却回路
(22)から出る冷却空気流路を提供する。冷却回路
(22)は、第1の壁部と第2の壁部の間に延びる複数
の第1のペデスタル(34)を含む。これらの第1のペ
デスタルは、1つまたはそれ以上の列(48)に配置さ
れている。1つの形態では、いずれの列(48)におけ
る隣接する第1のペデスタルも、列内距離(50)によ
って互いに分離されており、隣接する列(48)におけ
る隣接するペデスタル(34)は、列間距離(52)に
よって分離されている。列内距離(50)は、列間距離
(52)よりも大きい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、ガスター
ビンエンジンに関し、特に、ガスタービンエンジンの壁
の内部に設けられた冷却回路に関する。
ビンエンジンに関し、特に、ガスタービンエンジンの壁
の内部に設けられた冷却回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なガスタービンエンジンは、共通
の長手方向軸に沿って設けられたファン、コンプレッ
サ、燃焼器、及びタービンを含む。ファンとコンプレッ
サの各セクションは、エンジンに引き込まれた空気に働
きかけて、空気の圧力及び温度を上昇させる。続いて、
圧縮された空気に燃料が加えられ、この混合物が燃焼器
で燃焼される。以下で総称してコアガスと呼ばれる燃焼
生成物及び未燃空気は、次にタービンを駆動し、最後に
エンジンから排気されるときに推力を生じさせる。ター
ビンは、ロータアセンブリと固定ベーンアセンブリとを
それぞれ含む複数の段を有する。タービンを通過するコ
アガスが、タービンロータを回転させ、ロータによって
エンジンの他の部分が駆動されるのを可能とする。ロー
タアセンブリの前方または後方に位置する固定ベーンア
センブリは、ロータアセンブリに流入またはここから流
出するコアガスの流れを導く。ブレード外側空気シール
を含むライナは、エンジンに亘って延びるコアガス流路
内にコアガスの流れを維持する。
の長手方向軸に沿って設けられたファン、コンプレッ
サ、燃焼器、及びタービンを含む。ファンとコンプレッ
サの各セクションは、エンジンに引き込まれた空気に働
きかけて、空気の圧力及び温度を上昇させる。続いて、
圧縮された空気に燃料が加えられ、この混合物が燃焼器
で燃焼される。以下で総称してコアガスと呼ばれる燃焼
生成物及び未燃空気は、次にタービンを駆動し、最後に
エンジンから排気されるときに推力を生じさせる。ター
ビンは、ロータアセンブリと固定ベーンアセンブリとを
それぞれ含む複数の段を有する。タービンを通過するコ
アガスが、タービンロータを回転させ、ロータによって
エンジンの他の部分が駆動されるのを可能とする。ロー
タアセンブリの前方または後方に位置する固定ベーンア
センブリは、ロータアセンブリに流入またはここから流
出するコアガスの流れを導く。ブレード外側空気シール
を含むライナは、エンジンに亘って延びるコアガス流路
内にコアガスの流れを維持する。
【0003】非常に高温のコアガスの流れが、燃焼器、
タービン、及びノズルを通過するので、これらのセクシ
ョンを冷却することが必要となる。燃焼器及びタービン
の部材は、局部的なコアガスよりも低い温度でかつ高い
圧力でコンプレッサの段からブリードされた空気によっ
て冷却される。ノズル(及び用途によってはオーグメン
タ)は、コンプレッサの段ではなくファンからブリード
された空気を利用して冷却されることもある。コンプレ
ッサ(またはファン)の加圧空気を冷却目的で利用する
ことには、トレードオフがある。一方では、コンプレッ
サのブリード空気の低い温度によって、エンジンの耐久
性を向上させる有益な冷却が得られる。他方では、コン
プレッサのブリード空気が、コアガス流路内で本来行い
得る仕事をしないので、結果としてエンジン効率が低下
してしまう。このことは、特に、効果的でない冷却によ
って、過剰なブリード空気が冷却目的で使用される場合
に起こる。
タービン、及びノズルを通過するので、これらのセクシ
ョンを冷却することが必要となる。燃焼器及びタービン
の部材は、局部的なコアガスよりも低い温度でかつ高い
圧力でコンプレッサの段からブリードされた空気によっ
て冷却される。ノズル(及び用途によってはオーグメン
タ)は、コンプレッサの段ではなくファンからブリード
された空気を利用して冷却されることもある。コンプレ
ッサ(またはファン)の加圧空気を冷却目的で利用する
ことには、トレードオフがある。一方では、コンプレッ
サのブリード空気の低い温度によって、エンジンの耐久
性を向上させる有益な冷却が得られる。他方では、コン
プレッサのブリード空気が、コアガス流路内で本来行い
得る仕事をしないので、結果としてエンジン効率が低下
してしまう。このことは、特に、効果的でない冷却によ
って、過剰なブリード空気が冷却目的で使用される場合
に起こる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】効果的でない冷却の1
つの理由としては、壁の冷却に冷却空気のフィルムを利
用する用途において、フィルム特性が悪いことが挙げら
れる。多くの場合には、壁面に沿ってフィルム冷却を行
うことが望ましい。壁面に沿って移動する冷却空気のフ
ィルムは、冷却の均一性を向上させるとともに通過する
熱いコアガスから壁を守る。しかし、当業者であれば分
かるように、乱流を含むガスタービンの環境では、フィ
ルム冷却を行うとともにこれを維持することは困難であ
る。ほとんどの場合には、フィルム冷却用の空気は、壁
を貫通する冷却孔からブリードされる。“ブリード”と
いう用語は、エアフォイルの内部キャビティから冷却空
気を外に導くための圧力差が小さいことを表している。
つの理由としては、壁の冷却に冷却空気のフィルムを利
用する用途において、フィルム特性が悪いことが挙げら
れる。多くの場合には、壁面に沿ってフィルム冷却を行
うことが望ましい。壁面に沿って移動する冷却空気のフ
ィルムは、冷却の均一性を向上させるとともに通過する
熱いコアガスから壁を守る。しかし、当業者であれば分
かるように、乱流を含むガスタービンの環境では、フィ
ルム冷却を行うとともにこれを維持することは困難であ
る。ほとんどの場合には、フィルム冷却用の空気は、壁
を貫通する冷却孔からブリードされる。“ブリード”と
いう用語は、エアフォイルの内部キャビティから冷却空
気を外に導くための圧力差が小さいことを表している。
【0005】冷却孔を用いて冷却空気のフィルムを形成
することに関連する問題の1つは、フィルムが冷却孔に
亘る圧力差の影響を受けやすいことである。冷却孔に亘
る圧力差が大きすぎる場合には、冷却空気のフィルムの
形成が促進されずに、通過するコアガス内に空気が噴射
されてしまう。逆に、圧力差が小さすぎる場合には、僅
かな冷却空気流しか冷却孔を通らず、また、更に悪い場
合には、熱いコアガスが流入してしまう。いずれの場合
も、フィルムの冷却効率に悪影響が及ぼされる。冷却孔
を用いてフィルム冷却を行うことに関連する他の問題
は、冷却空気が連続的な線に沿ってではなく、不連続な
点から放出されることである。各冷却孔の間の間隙やこ
れらの間隙のすぐ下流の領域は、冷却孔や冷却孔のすぐ
下流の領域よりも受ける冷却空気が少ないので、熱によ
る劣化が生じやすい。
することに関連する問題の1つは、フィルムが冷却孔に
亘る圧力差の影響を受けやすいことである。冷却孔に亘
る圧力差が大きすぎる場合には、冷却空気のフィルムの
形成が促進されずに、通過するコアガス内に空気が噴射
されてしまう。逆に、圧力差が小さすぎる場合には、僅
かな冷却空気流しか冷却孔を通らず、また、更に悪い場
合には、熱いコアガスが流入してしまう。いずれの場合
も、フィルムの冷却効率に悪影響が及ぼされる。冷却孔
を用いてフィルム冷却を行うことに関連する他の問題
は、冷却空気が連続的な線に沿ってではなく、不連続な
点から放出されることである。各冷却孔の間の間隙やこ
れらの間隙のすぐ下流の領域は、冷却孔や冷却孔のすぐ
下流の領域よりも受ける冷却空気が少ないので、熱によ
る劣化が生じやすい。
【0006】効果的でない冷却の他の原因には、現行の
設計に、必要な箇所に冷却を提供することができないも
のがあることが挙げられる。図6を参照すると、従来の
エアフォイルでは、通常、後縁の冷却開口部が、上流の
第1のキャビティと外側面の正圧側との間に延びてい
る。後縁の冷却開口部は、一般に、計量部と計量部の下
流のディフューザを備える。ディフューザは、上流側端
部と下流側端部を含む表面プロファイルを有する。一般
的な運転条件の下では、上流側端部における静圧
(P1)は、計量部の出口における静圧(P2)よりも大
きく、計量部の入口における静圧(P3)は、計量部の
出口における静圧(P2)以下であり、計量部の入口に
おける静圧(P3)は、キャビティにおける静圧(P4)
に等しい。相対的な静圧の値は、P1>P2,P2≧P3,
P3=P4のように表すことができる。これらの圧力は、
流れの静圧を表し、特定位置における全圧に等しいとは
限らない。全圧とは、特定位置における流れの動圧と静
圧の和である。動圧は、特定位置における流速を考慮
し、流れの運動エネルギを表す。
設計に、必要な箇所に冷却を提供することができないも
のがあることが挙げられる。図6を参照すると、従来の
エアフォイルでは、通常、後縁の冷却開口部が、上流の
第1のキャビティと外側面の正圧側との間に延びてい
る。後縁の冷却開口部は、一般に、計量部と計量部の下
流のディフューザを備える。ディフューザは、上流側端
部と下流側端部を含む表面プロファイルを有する。一般
的な運転条件の下では、上流側端部における静圧
(P1)は、計量部の出口における静圧(P2)よりも大
きく、計量部の入口における静圧(P3)は、計量部の
出口における静圧(P2)以下であり、計量部の入口に
おける静圧(P3)は、キャビティにおける静圧(P4)
に等しい。相対的な静圧の値は、P1>P2,P2≧P3,
P3=P4のように表すことができる。これらの圧力は、
流れの静圧を表し、特定位置における全圧に等しいとは
限らない。全圧とは、特定位置における流れの動圧と静
圧の和である。動圧は、特定位置における流速を考慮
し、流れの運動エネルギを表す。
【0007】上述の圧力プロファイルが存在する用途で
は、開口部にわたる圧力差のために、第1のキャビティ
とエアフォイルの外側面との間に冷却開口部を配置する
ことができない。より詳細には、第1のキャビティにお
ける静圧P4よりも外側面における静圧P1が大きくなる
(即ちP1>P4)ことによって、開口部を通って望まし
くない熱ガスの流入が起こってしまう。後縁の上流の冷
却開口部は、第1のキャビティの上流の第2のキャビテ
ィに接続する必要があり、この第2のキャビティは、後
縁における静圧(P1)よりも大きい静圧(P5)を有す
る冷却空気を含んでいる(P5>P1)。実施上の理由に
より、第2のキャビティに接続された冷却開口部は、後
縁の冷却開口部から比較的長い距離によって離間されて
いる。これらの開口部から放出される冷却空気は、正圧
側に設けられた後縁の冷却開口部の上流の領域を冷却す
るのに有効でない。
は、開口部にわたる圧力差のために、第1のキャビティ
とエアフォイルの外側面との間に冷却開口部を配置する
ことができない。より詳細には、第1のキャビティにお
ける静圧P4よりも外側面における静圧P1が大きくなる
(即ちP1>P4)ことによって、開口部を通って望まし
くない熱ガスの流入が起こってしまう。後縁の上流の冷
却開口部は、第1のキャビティの上流の第2のキャビテ
ィに接続する必要があり、この第2のキャビティは、後
縁における静圧(P1)よりも大きい静圧(P5)を有す
る冷却空気を含んでいる(P5>P1)。実施上の理由に
より、第2のキャビティに接続された冷却開口部は、後
縁の冷却開口部から比較的長い距離によって離間されて
いる。これらの開口部から放出される冷却空気は、正圧
側に設けられた後縁の冷却開口部の上流の領域を冷却す
るのに有効でない。
【0008】従って、従来の冷却機構よりも少ない冷却
空気を使用し、かつより大きな冷却効果を提供するとと
もに、冷却空気の均一なフィルムが形成されるのを促進
し、また、冷却開口部の位置の変更に柔軟に対応できる
冷却装置及び方法が求められている。
空気を使用し、かつより大きな冷却効果を提供するとと
もに、冷却空気の均一なフィルムが形成されるのを促進
し、また、冷却開口部の位置の変更に柔軟に対応できる
冷却装置及び方法が求められている。
【0009】従って、本発明の目的は、壁の内部に対流
冷却を提供する、壁の冷却装置及び方法を提供すること
である。
冷却を提供する、壁の冷却装置及び方法を提供すること
である。
【0010】本発明の他の目的は、壁に沿ったフィルム
冷却を開始する装置及び方法を提供することである。
冷却を開始する装置及び方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によると、第1の
壁部と第2の壁部の間に、1つまたはそれ以上の入口開
口部と1つまたはそれ以上の出口開口部を含む冷却回路
が設けられる。入口開口部は、冷却回路に入る冷却空気
流路を提供し、出口開口部は、冷却回路から出る冷却空
気流路を提供する。冷却回路は、第1の壁部と第2の壁
部の間に延びる複数の第1のペデスタルを含む。これら
の第1のペデスタルは、1つまたはそれ以上の列に配置
されている。本発明の1つの形態では、いずれの列にお
ける隣接する第1のペデスタルも、列内距離によって互
いに分離されており、隣接する列における隣接するペデ
スタルは、列間距離によって分離されている。列内距離
は、列間距離よりも大きい。
壁部と第2の壁部の間に、1つまたはそれ以上の入口開
口部と1つまたはそれ以上の出口開口部を含む冷却回路
が設けられる。入口開口部は、冷却回路に入る冷却空気
流路を提供し、出口開口部は、冷却回路から出る冷却空
気流路を提供する。冷却回路は、第1の壁部と第2の壁
部の間に延びる複数の第1のペデスタルを含む。これら
の第1のペデスタルは、1つまたはそれ以上の列に配置
されている。本発明の1つの形態では、いずれの列にお
ける隣接する第1のペデスタルも、列内距離によって互
いに分離されており、隣接する列における隣接するペデ
スタルは、列間距離によって分離されている。列内距離
は、列間距離よりも大きい。
【0012】本発明の他の形態では、隣接する列におけ
る隣接する第1のペデスタル間に形成された流路は、こ
の流路を通過する冷却空気を拡散させるディフューザ
と、冷却空気流を加速させる一対のスロート部と、を含
む。
る隣接する第1のペデスタル間に形成された流路は、こ
の流路を通過する冷却空気を拡散させるディフューザ
と、冷却空気流を加速させる一対のスロート部と、を含
む。
【0013】本発明の冷却回路の利点は、冷却回路の後
方におけるフィルム冷却層の均一性を促進する点であ
る。(フィルム層の均一性につながる)フィルム冷却の
発達を促進する本発明の冷却回路の1つの形態は、ペダ
スタルの間隔である。経験から、以下で説明する列間及
び列内のペダスタルの間隔は、従来のどのような冷却機
構よりも良好に冷却空気の側方への分散を促進する。側
方への分散が増加することにより、冷却回路の後方でよ
り均一なフィルム冷却が得られる。
方におけるフィルム冷却層の均一性を促進する点であ
る。(フィルム層の均一性につながる)フィルム冷却の
発達を促進する本発明の冷却回路の1つの形態は、ペダ
スタルの間隔である。経験から、以下で説明する列間及
び列内のペダスタルの間隔は、従来のどのような冷却機
構よりも良好に冷却空気の側方への分散を促進する。側
方への分散が増加することにより、冷却回路の後方でよ
り均一なフィルム冷却が得られる。
【0014】冷却回路の後方においてフィルム冷却層の
均一性を促進する本発明の冷却回路の他の形態は、区画
化された冷却回路である。各冷却回路は、入口開口部と
出口開口部との間で圧力が段階的に降下するように設計
された独立した区画となっている。このような段階的な
圧力降下によって、冷却回路への冷却空気の前方の流れ
が常に存在する可能性が増加する。回路を通る冷却空気
の前方への流れは、続いて、回路の後方で冷却回路がフ
ィルム冷却を生じさせる能力に良好な影響を与える。
均一性を促進する本発明の冷却回路の他の形態は、区画
化された冷却回路である。各冷却回路は、入口開口部と
出口開口部との間で圧力が段階的に降下するように設計
された独立した区画となっている。このような段階的な
圧力降下によって、冷却回路への冷却空気の前方の流れ
が常に存在する可能性が増加する。回路を通る冷却空気
の前方への流れは、続いて、回路の後方で冷却回路がフ
ィルム冷却を生じさせる能力に良好な影響を与える。
【0015】入口開口部に亘って圧力降下を低くする本
発明の能力は、他の大きな利点をも提供する。当業者で
あれば分かるように、従来の冷却流路を形成するために
使用される従来の鋳造コアは、強度が弱いために取り扱
いが困難であることが周知である。(相当の圧力降下を
生じさせるため)入口開口部の直径は、小さく設けられ
ているので、入口開口部を形成するために使用される部
分において従来の鋳造コアは特に弱くなっている。本発
明の冷却回路では、冷却性能を犠牲にすることなく、入
口開口部の直径を従来よりもかなり大きく設けることが
可能となる。本発明によって可能となるより強度が高い
鋳造コアによって、鋳造の歩どまりが50%ほど増加す
ることが分かっている。
発明の能力は、他の大きな利点をも提供する。当業者で
あれば分かるように、従来の冷却流路を形成するために
使用される従来の鋳造コアは、強度が弱いために取り扱
いが困難であることが周知である。(相当の圧力降下を
生じさせるため)入口開口部の直径は、小さく設けられ
ているので、入口開口部を形成するために使用される部
分において従来の鋳造コアは特に弱くなっている。本発
明の冷却回路では、冷却性能を犠牲にすることなく、入
口開口部の直径を従来よりもかなり大きく設けることが
可能となる。本発明によって可能となるより強度が高い
鋳造コアによって、鋳造の歩どまりが50%ほど増加す
ることが分かっている。
【0016】本発明の実施例には、冷却回路の後方のフ
ィルム冷却層における均一性を促進するように特化した
出口開口部を含む。ペデスタルの最も後方の列は、冷却
回路の幅に亘って交互に組み合わさって設けられた第2
のペデスタルと第3のペデスタルを含む。第2及び第3
のペデスタルに衝突する冷却空気流は、隣接する第2及
び第3のペデスタルのヘッド部の間の初期流路を通過
し、続いて直線状流路セクションを通過し、最後にディ
フューザ流路セクションを通過する。初期流路セクショ
ンは、冷却空気が出口開口部に流入するときに冷却空気
を計量する実質的に一定の断面積を有する。初期流路セ
クションは、各ペデスタルのヘッド部の後方における流
れの分離を最小とするために、ある距離に亘ってペデス
タルのヘッド部の形状に沿って設けられる。とがってい
ないペデスタル本体の後方における流れの分離は、望ま
しくない冷却特性を生じさせるおそれがある。直線状流
路セクションは、初期セクションと実質的に同一の断面
積を有する。従って、直線状のセクションを通過する流
体は、加速することなく、ディフューザ流路セクション
に流入する前にどちらかというと減速し、大きな圧力損
失はない。初期流路セクションから流出する流れに存在
し得る入口効果は、ディフューザ流路セクションに到達
する前に直線状流路セクション内で実質的に減少する。
従って、直線状流路セクションは、従来の広がった冷却
開口部の計量部とは異なる機能を担う。従来の広がった
冷却孔の計量部は、計量部を通過する流体の圧力を減少
させるために使用される。この計量部に亘る圧力の低下
は、計量部を通過する流体の加速(即ち速度の正方向へ
の変化)を伴う。流体の速度の変化による影響の1つ
は、速度プロファイルの境界層において入口効果が生じ
ることである。経験からは、入口効果によって特徴づけ
られる流体がディフューザに流入すると、比較的減速し
た流れに比べて均一に拡散しないことが分かっている。
更に、減速した流れがディフューザ部に流入すると、比
較的容易に拡散し、結果として冷却回路の後方のフィル
ム冷却層において均一性をより大きく促進することが分
かっている。
ィルム冷却層における均一性を促進するように特化した
出口開口部を含む。ペデスタルの最も後方の列は、冷却
回路の幅に亘って交互に組み合わさって設けられた第2
のペデスタルと第3のペデスタルを含む。第2及び第3
のペデスタルに衝突する冷却空気流は、隣接する第2及
び第3のペデスタルのヘッド部の間の初期流路を通過
し、続いて直線状流路セクションを通過し、最後にディ
フューザ流路セクションを通過する。初期流路セクショ
ンは、冷却空気が出口開口部に流入するときに冷却空気
を計量する実質的に一定の断面積を有する。初期流路セ
クションは、各ペデスタルのヘッド部の後方における流
れの分離を最小とするために、ある距離に亘ってペデス
タルのヘッド部の形状に沿って設けられる。とがってい
ないペデスタル本体の後方における流れの分離は、望ま
しくない冷却特性を生じさせるおそれがある。直線状流
路セクションは、初期セクションと実質的に同一の断面
積を有する。従って、直線状のセクションを通過する流
体は、加速することなく、ディフューザ流路セクション
に流入する前にどちらかというと減速し、大きな圧力損
失はない。初期流路セクションから流出する流れに存在
し得る入口効果は、ディフューザ流路セクションに到達
する前に直線状流路セクション内で実質的に減少する。
従って、直線状流路セクションは、従来の広がった冷却
開口部の計量部とは異なる機能を担う。従来の広がった
冷却孔の計量部は、計量部を通過する流体の圧力を減少
させるために使用される。この計量部に亘る圧力の低下
は、計量部を通過する流体の加速(即ち速度の正方向へ
の変化)を伴う。流体の速度の変化による影響の1つ
は、速度プロファイルの境界層において入口効果が生じ
ることである。経験からは、入口効果によって特徴づけ
られる流体がディフューザに流入すると、比較的減速し
た流れに比べて均一に拡散しないことが分かっている。
更に、減速した流れがディフューザ部に流入すると、比
較的容易に拡散し、結果として冷却回路の後方のフィル
ム冷却層において均一性をより大きく促進することが分
かっている。
【0017】隣接する第1のペデスタル間の流路にディ
フューザセクションを含む本発明の冷却回路の実施例
は、対流冷却を促進する点で更に利点を提供する。第1
のペデスタル間の各流路は、一対のスロート部の間に設
けられたディフューザを含む。上流のスロート部を通過
する流れは、ディフューザで減速し、続いて下流のスロ
ート部の通過時に加速する。ディフューザをこのように
スロート部の間に設けることによって、各流路内に過渡
的な流体速度を有する少なくとも2つの領域が形成され
る。過渡的な流体速度を有するこれらの領域は、直線状
の流路において同様の条件下で完全に発達した流体の流
れに対応する対流熱伝達率よりも、高い平均対流熱伝達
率を有する境界層入口効果によって特徴づけられる。熱
伝達率がより高いことによって、流路内の熱伝達率が個
々に良好に影響されるとともに、冷却回路内の熱伝達率
が全体として良好に影響される。
フューザセクションを含む本発明の冷却回路の実施例
は、対流冷却を促進する点で更に利点を提供する。第1
のペデスタル間の各流路は、一対のスロート部の間に設
けられたディフューザを含む。上流のスロート部を通過
する流れは、ディフューザで減速し、続いて下流のスロ
ート部の通過時に加速する。ディフューザをこのように
スロート部の間に設けることによって、各流路内に過渡
的な流体速度を有する少なくとも2つの領域が形成され
る。過渡的な流体速度を有するこれらの領域は、直線状
の流路において同様の条件下で完全に発達した流体の流
れに対応する対流熱伝達率よりも、高い平均対流熱伝達
率を有する境界層入口効果によって特徴づけられる。熱
伝達率がより高いことによって、流路内の熱伝達率が個
々に良好に影響されるとともに、冷却回路内の熱伝達率
が全体として良好に影響される。
【0018】本発明の冷却回路の他の利点は、冷却開口
部の配置に関して柔軟性を提供する点である。上述のよ
うに、エアフォイルの最も熱い領域は、エアフォイルの
正圧面に設けられた後縁の冷却開口部のすぐ上流の領域
である。本発明の冷却回路の区画化された特性及びその
内部で生じる段階的な圧力降下によって、冷却回路内に
追加の冷却開口部を設けることが可能となる。エアフォ
イルの後縁に沿って設けられた冷却回路の用途では、後
縁の出口のすぐ上流における追加の開口部によって、エ
アフォイルの最も熱い領域に冷却空気を供給することが
できる。
部の配置に関して柔軟性を提供する点である。上述のよ
うに、エアフォイルの最も熱い領域は、エアフォイルの
正圧面に設けられた後縁の冷却開口部のすぐ上流の領域
である。本発明の冷却回路の区画化された特性及びその
内部で生じる段階的な圧力降下によって、冷却回路内に
追加の冷却開口部を設けることが可能となる。エアフォ
イルの後縁に沿って設けられた冷却回路の用途では、後
縁の出口のすぐ上流における追加の開口部によって、エ
アフォイルの最も熱い領域に冷却空気を供給することが
できる。
【0019】本発明に係る上記及びその他の目的、特
徴、及び利点は、以下の実施の形態及び添付図面によっ
てより明らかとなる。
徴、及び利点は、以下の実施の形態及び添付図面によっ
てより明らかとなる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1,図2を参照すると、ガスタ
ービンエンジン10は、ファン12、コンプレッサ1
4、燃焼器16、タービン18、及びノズル20を含
む。コアガスの温度が非常に高いので、燃焼器16内及
びその後方においてコアガスにさらされる部材の多くが
冷却される。例えば、タービン18内の最初のロータ段
22及びステータベーン段は、タービン18を通過する
コアガスよりも高圧力でかつ低温でコンプレッサ段16
からブリードされる冷却空気によって冷却される。冷却
空気は、壁の内部に設けられた複数の冷却回路22(図
2参照)を通り、壁から冷却空気へと熱エネルギが伝達
される。冷却回路22は、冷却を要するどのような壁2
4にも設けることができるが、多くの場合、このような
壁24は、一方の面がコアガスの流れにさらされ、他方
の面が冷却空気にさらされている。詳細な例を提供する
ために、本発明に係る冷却回路22は、ステータベーン
またはロータブレードのエアフォイル部25の壁内に設
けた場合に関して説明する。しかし、本発明の冷却回路
22は、これらの用途に限定されるものではなく、高温
の環境にさらされる(プラットフォーム、ライナ、ブレ
ードシールなどの)他の壁で使用することもできる。
ービンエンジン10は、ファン12、コンプレッサ1
4、燃焼器16、タービン18、及びノズル20を含
む。コアガスの温度が非常に高いので、燃焼器16内及
びその後方においてコアガスにさらされる部材の多くが
冷却される。例えば、タービン18内の最初のロータ段
22及びステータベーン段は、タービン18を通過する
コアガスよりも高圧力でかつ低温でコンプレッサ段16
からブリードされる冷却空気によって冷却される。冷却
空気は、壁の内部に設けられた複数の冷却回路22(図
2参照)を通り、壁から冷却空気へと熱エネルギが伝達
される。冷却回路22は、冷却を要するどのような壁2
4にも設けることができるが、多くの場合、このような
壁24は、一方の面がコアガスの流れにさらされ、他方
の面が冷却空気にさらされている。詳細な例を提供する
ために、本発明に係る冷却回路22は、ステータベーン
またはロータブレードのエアフォイル部25の壁内に設
けた場合に関して説明する。しかし、本発明の冷却回路
22は、これらの用途に限定されるものではなく、高温
の環境にさらされる(プラットフォーム、ライナ、ブレ
ードシールなどの)他の壁で使用することもできる。
【0021】図3〜図5を参照すると、冷却回路22
は、前方端部26、後方端部28、第1の面30、第2
の面32、及び第1の壁部36と第2の壁部38(図4
参照)との間に延びる複数の第1のペデスタル34を含
む。冷却回路22は、その前方端部26と後方端部28
との間で長さ方向に延びるとともに、その第1の面30
と第2の面32との間で幅方向に延びる。少なくとも1
つの入口開口部40が冷却回路22の前方端部26とエ
アフォイル25のキャビティ42(図4参照)との間に
延びて、エアフォイル25のキャビティ42から前方端
部26への冷却空気流路を提供する。複数の出口開口部
が、第2の壁部38を貫通しており、冷却回路22の後
方端部28から壁の外側のコアガス流路への冷却空気流
路を提供している。場合により、更に、(以下では、
“アレイ”開口部46−図4参照と呼ぶ)出口タイプの
開口部を出口開口部44の上流に設けることもできる。
冷却回路22は、通常、コアガスの流れの流線に沿って
前方から後方に方向づけられているが、用途によって向
きを変更することもできる。
は、前方端部26、後方端部28、第1の面30、第2
の面32、及び第1の壁部36と第2の壁部38(図4
参照)との間に延びる複数の第1のペデスタル34を含
む。冷却回路22は、その前方端部26と後方端部28
との間で長さ方向に延びるとともに、その第1の面30
と第2の面32との間で幅方向に延びる。少なくとも1
つの入口開口部40が冷却回路22の前方端部26とエ
アフォイル25のキャビティ42(図4参照)との間に
延びて、エアフォイル25のキャビティ42から前方端
部26への冷却空気流路を提供する。複数の出口開口部
が、第2の壁部38を貫通しており、冷却回路22の後
方端部28から壁の外側のコアガス流路への冷却空気流
路を提供している。場合により、更に、(以下では、
“アレイ”開口部46−図4参照と呼ぶ)出口タイプの
開口部を出口開口部44の上流に設けることもできる。
冷却回路22は、通常、コアガスの流れの流線に沿って
前方から後方に方向づけられているが、用途によって向
きを変更することもできる。
【0022】図5を参照すると、第1のペデスタル34
は、冷却回路22を通過する冷却空気が側方に分散する
のを促進するパターンで互いに離間されている。より詳
細には、第1のペデスタル34は、冷却回路22の実質
的に幅方向に亘って延びる1つまたはそれ以上の列48
を含む配列に設けられている。各列48の第1のペデス
タル34は、隣接する1つまたは複数の列48の第1の
ペデスタル34からずれて配置されている。このような
ずれは、冷却回路22を通る直線状の流路が実質的に存
在しない程度に充分なものである。配列内の第1のペデ
スタル34の間隔は、列内距離(intra−row
distance)50と列間距離(inter−ro
w distance)52で説明することができる。
列内距離50は、特定の列48において隣接する一対の
第1のペデスタル34間の最短距離として定義される。
列間距離52は、隣接する列48において隣接する一対
の第1のペデスタル34間の最短距離として定義され
る。経験により、第1のペデスタル34の配列におい
て、列間距離52よりも列内距離50が大きい方が、そ
の逆の場合よりも冷却空気を良好に側方に分散させるこ
とができる。列間距離52よりも少なくとも1.5倍の
列内距離50を有する第1のペデスタル34の配列が、
列間距離52よりも僅かに大きい列内距離50を有する
配列よりも望ましい。最も望ましい第1のペデスタル3
4の配列は、列間距離52の約2倍の列内距離50を有
する。第1のペデスタルの列48の数と各列における第
1のペデスタル34の数は、以下に説明するように用途
によって変更することができる。図3は、冷却回路22
のいくつかの可能な変型例を示すために、ステータベー
ンの壁24に設けられた(列の数、各列におけるペデス
タルの数、及び入口開口部の数などが異なる)複数の異
なる冷却回路22を示している。
は、冷却回路22を通過する冷却空気が側方に分散する
のを促進するパターンで互いに離間されている。より詳
細には、第1のペデスタル34は、冷却回路22の実質
的に幅方向に亘って延びる1つまたはそれ以上の列48
を含む配列に設けられている。各列48の第1のペデス
タル34は、隣接する1つまたは複数の列48の第1の
ペデスタル34からずれて配置されている。このような
ずれは、冷却回路22を通る直線状の流路が実質的に存
在しない程度に充分なものである。配列内の第1のペデ
スタル34の間隔は、列内距離(intra−row
distance)50と列間距離(inter−ro
w distance)52で説明することができる。
列内距離50は、特定の列48において隣接する一対の
第1のペデスタル34間の最短距離として定義される。
列間距離52は、隣接する列48において隣接する一対
の第1のペデスタル34間の最短距離として定義され
る。経験により、第1のペデスタル34の配列におい
て、列間距離52よりも列内距離50が大きい方が、そ
の逆の場合よりも冷却空気を良好に側方に分散させるこ
とができる。列間距離52よりも少なくとも1.5倍の
列内距離50を有する第1のペデスタル34の配列が、
列間距離52よりも僅かに大きい列内距離50を有する
配列よりも望ましい。最も望ましい第1のペデスタル3
4の配列は、列間距離52の約2倍の列内距離50を有
する。第1のペデスタルの列48の数と各列における第
1のペデスタル34の数は、以下に説明するように用途
によって変更することができる。図3は、冷却回路22
のいくつかの可能な変型例を示すために、ステータベー
ンの壁24に設けられた(列の数、各列におけるペデス
タルの数、及び入口開口部の数などが異なる)複数の異
なる冷却回路22を示している。
【0023】上述のペデスタルの間隔によって得られる
冷却空気の側方への有利な分散は、第1のペデスタル3
4の形状とは実質的に無関係である。しかし、各第1の
ペデスタル34は、この第1のペデスタル34の中心部
に向かって内向きに湾曲し、かつ先端部56によって互
いに分離された複数の弓形側面54によって定まる断面
を含むことが望ましい。(図3,図5に示した)第1の
ペデスタル34の最も好適な形状は、ペデスタルの中心
部に向かって内向きに湾曲した4つの弓形側面54を含
む。弓形側面54で形成されるペデスタルの四方形状に
よって、隣接する第1のペデスタル34間に特徴的な形
状の複数の流路57が形成され、それぞれの流路が、一
対のスロート部62,64の間に設けられたディフュー
ザ60を含む。ディフューザ60は、弓形側面54の間
に形成され、スロート部62,64は、隣接する先端部
56の間に形成される。スロート部62の上流を通過す
る流れは、ディフューザ60の拡大領域において減速
し、続いて下流のスロート部64を通過するときに加速
する。図3,図5に示しているように、所望の形状の第
1のペデスタル34は、各列において先端部と先端部が
向かい合うように配置されている。開示したペデスタル
では、特定の列48におけるペデスタルの先端部56間
の距離は、列内距離50に等しく、隣接する列48にお
ける隣接する第1のペデスタル34の先端部56間の距
離は、列間距離52に等しい。
冷却空気の側方への有利な分散は、第1のペデスタル3
4の形状とは実質的に無関係である。しかし、各第1の
ペデスタル34は、この第1のペデスタル34の中心部
に向かって内向きに湾曲し、かつ先端部56によって互
いに分離された複数の弓形側面54によって定まる断面
を含むことが望ましい。(図3,図5に示した)第1の
ペデスタル34の最も好適な形状は、ペデスタルの中心
部に向かって内向きに湾曲した4つの弓形側面54を含
む。弓形側面54で形成されるペデスタルの四方形状に
よって、隣接する第1のペデスタル34間に特徴的な形
状の複数の流路57が形成され、それぞれの流路が、一
対のスロート部62,64の間に設けられたディフュー
ザ60を含む。ディフューザ60は、弓形側面54の間
に形成され、スロート部62,64は、隣接する先端部
56の間に形成される。スロート部62の上流を通過す
る流れは、ディフューザ60の拡大領域において減速
し、続いて下流のスロート部64を通過するときに加速
する。図3,図5に示しているように、所望の形状の第
1のペデスタル34は、各列において先端部と先端部が
向かい合うように配置されている。開示したペデスタル
では、特定の列48におけるペデスタルの先端部56間
の距離は、列内距離50に等しく、隣接する列48にお
ける隣接する第1のペデスタル34の先端部56間の距
離は、列間距離52に等しい。
【0024】所望の出口開口部44は、第2のペデスタ
ル66と第3のペデスタル68の間に形成され、これら
のペデスタル66,68は、壁部36,38の間に延び
る冷却回路22の後方端部28における冷却回路22の
幅に亘って交互に組み合わさって設けられる。第2のペ
デスタル66と第3のペデスタル68は、本体74,7
6の上流側に結合したヘッド部70,72をそれぞれ有
する。第2のペデスタルのヘッド部70と第3のペデス
タルのヘッド部72は、これらのヘッド部70,72の
間に、望ましくは断面積が一定の流路78が形成される
ような形状となっている。以下で計量流路セクション7
8と呼ぶこの流路78は、冷却空気の流れを計量して、
各第2のペデスタルのヘッド部70の後方における流れ
の分離を最小とするのを助ける。ヘッド部70,72の
下流において、各第2のペデスタルの本体74と各第3
のペデスタルの本体76とは、直線状部分とテーパ状部
分とを含んでいる。隣接する直線状部分は、実質的に幅
が一定の直線状流路セクション84を構成し、隣接する
テーパ状部分は、互いに離れるように先細となってお
り、幅が拡大したディフューザ流路セクション86を構
成する。直線状流路セクション84は、通常、その水力
直径の少なくとも半分(1/2)でかつその水力直径の
4倍を超えない長さ88を有する。更に、直線状流路セ
クション84の長さ88は、少なくとも1水力直径でか
つ2水力直径を超えないことが望ましい。経験からは、
直線状流路セクションの長さ88が水力直径の約1.5
倍に等しいことが最も望ましい。隣接する第2のペデス
タル66と第3のペデスタル68の間の(計量78、直
線状84、及びディフューザ86の各)流路セクション
と壁部36,38によって各出口開口部44が形成され
る。
ル66と第3のペデスタル68の間に形成され、これら
のペデスタル66,68は、壁部36,38の間に延び
る冷却回路22の後方端部28における冷却回路22の
幅に亘って交互に組み合わさって設けられる。第2のペ
デスタル66と第3のペデスタル68は、本体74,7
6の上流側に結合したヘッド部70,72をそれぞれ有
する。第2のペデスタルのヘッド部70と第3のペデス
タルのヘッド部72は、これらのヘッド部70,72の
間に、望ましくは断面積が一定の流路78が形成される
ような形状となっている。以下で計量流路セクション7
8と呼ぶこの流路78は、冷却空気の流れを計量して、
各第2のペデスタルのヘッド部70の後方における流れ
の分離を最小とするのを助ける。ヘッド部70,72の
下流において、各第2のペデスタルの本体74と各第3
のペデスタルの本体76とは、直線状部分とテーパ状部
分とを含んでいる。隣接する直線状部分は、実質的に幅
が一定の直線状流路セクション84を構成し、隣接する
テーパ状部分は、互いに離れるように先細となってお
り、幅が拡大したディフューザ流路セクション86を構
成する。直線状流路セクション84は、通常、その水力
直径の少なくとも半分(1/2)でかつその水力直径の
4倍を超えない長さ88を有する。更に、直線状流路セ
クション84の長さ88は、少なくとも1水力直径でか
つ2水力直径を超えないことが望ましい。経験からは、
直線状流路セクションの長さ88が水力直径の約1.5
倍に等しいことが最も望ましい。隣接する第2のペデス
タル66と第3のペデスタル68の間の(計量78、直
線状84、及びディフューザ86の各)流路セクション
と壁部36,38によって各出口開口部44が形成され
る。
【0025】図4を参照すると、冷却回路22は、出口
開口部44の上流に追加の冷却空気開口部46を含むこ
ともできる。以下でアレイ開口部46と呼ぶこれらの冷
却空気開口部は、第2の壁部38を貫通して第1のペダ
スタルの配列から壁の外側24への冷却空気流路を提供
する。各アレイ開口部46の位置は、用途によって異な
る。上述したように、従来の多くのエアフォイルにおい
て、後縁の冷却開口部のすぐ上流におけるエアフォイル
の後縁の冷却が特に問題となっている。エアフォイルの
後縁を冷却するために本発明の冷却回路22を使用した
場合には、出口開口部44のすぐ上流で冷却空気を提供
する手段として1つまたはそれ以上のアレイ開口部46
を1つまたはそれ以上の冷却回路22に設けることもで
きる。これにより、本発明の冷却回路22のアレイ開口
部46は、従来のエアフォイルの冷却機構と共通であ
る、後縁の冷却開口部のすぐ上流における冷却要求を満
たすのを助けることができる。
開口部44の上流に追加の冷却空気開口部46を含むこ
ともできる。以下でアレイ開口部46と呼ぶこれらの冷
却空気開口部は、第2の壁部38を貫通して第1のペダ
スタルの配列から壁の外側24への冷却空気流路を提供
する。各アレイ開口部46の位置は、用途によって異な
る。上述したように、従来の多くのエアフォイルにおい
て、後縁の冷却開口部のすぐ上流におけるエアフォイル
の後縁の冷却が特に問題となっている。エアフォイルの
後縁を冷却するために本発明の冷却回路22を使用した
場合には、出口開口部44のすぐ上流で冷却空気を提供
する手段として1つまたはそれ以上のアレイ開口部46
を1つまたはそれ以上の冷却回路22に設けることもで
きる。これにより、本発明の冷却回路22のアレイ開口
部46は、従来のエアフォイルの冷却機構と共通であ
る、後縁の冷却開口部のすぐ上流における冷却要求を満
たすのを助けることができる。
【0026】用途によっては、冷却回路22の幅方向の
端部に沿った流路90の断面積を、ペデスタルの配列に
おける他の位置の流路57よりも僅かに大きく(即ち拡
大)することができる。僅かに大きい断面積によって、
冷却回路22を形成するのに使用される鋳造コアの強度
がより高くなり、結果として鋳物の歩どまりが向上す
る。断面積の僅かな拡大は、冷却回路22内の流れ特性
を実質的に変化させるほど大きくない。
端部に沿った流路90の断面積を、ペデスタルの配列に
おける他の位置の流路57よりも僅かに大きく(即ち拡
大)することができる。僅かに大きい断面積によって、
冷却回路22を形成するのに使用される鋳造コアの強度
がより高くなり、結果として鋳物の歩どまりが向上す
る。断面積の僅かな拡大は、冷却回路22内の流れ特性
を実質的に変化させるほど大きくない。
【0027】特定の冷却回路22の特性を決定する主な
条件は、所定の冷却空気流に対してその冷却回路によっ
て形成される冷却空気のフィルムの有効性である。所望
のフィルム効果(及びこの効果を生じるフィルム特性)
によって、冷却回路22に亘る圧力降下が決定される。
第1のペデスタル34の特性、特にペデスタル34の間
に形成される流路57の寸法が、特定の列48に亘る圧
力降下を決定する。従って、第1のペデスタル34の列
48の数は、各列の段階的な圧力降下の総量と、冷却空
気の所定の流れに対して所望のフィルム効果を生じさせ
る冷却回路22に亘る圧力降下の総量と、を一致させる
ことによって決定される。列48内の第1のペデスタル
34の数は、冷却回路22内における冷却空気の側方へ
の分散が、冷却回路22内の出口開口部44の全てに亘
って均一な冷却空気の流れを提供するのに充分であると
きに最適となる。
条件は、所定の冷却空気流に対してその冷却回路によっ
て形成される冷却空気のフィルムの有効性である。所望
のフィルム効果(及びこの効果を生じるフィルム特性)
によって、冷却回路22に亘る圧力降下が決定される。
第1のペデスタル34の特性、特にペデスタル34の間
に形成される流路57の寸法が、特定の列48に亘る圧
力降下を決定する。従って、第1のペデスタル34の列
48の数は、各列の段階的な圧力降下の総量と、冷却空
気の所定の流れに対して所望のフィルム効果を生じさせ
る冷却回路22に亘る圧力降下の総量と、を一致させる
ことによって決定される。列48内の第1のペデスタル
34の数は、冷却回路22内における冷却空気の側方へ
の分散が、冷却回路22内の出口開口部44の全てに亘
って均一な冷却空気の流れを提供するのに充分であると
きに最適となる。
【0028】本発明は、詳細な実施例に基づいて開示及
び説明したが、当業者であれば分かるように、請求項に
係る発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく、形態及び
詳細に関して種々の変更を行うことができる。
び説明したが、当業者であれば分かるように、請求項に
係る発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく、形態及び
詳細に関して種々の変更を行うことができる。
【図1】ガスタービンエンジンの説明図である。
【図2】本発明に係る複数の冷却回路を備えるガスター
ビンエンジンのステータベーンの概略図である。
ビンエンジンのステータベーンの概略図である。
【図3】本発明に係る複数の冷却回路を示したガスター
ビンエンジンのステータベーンの説明図である。
ビンエンジンのステータベーンの説明図である。
【図4】本発明に係る複数の冷却回路が壁内に設けられ
ているエアフォイルの断面図である。
ているエアフォイルの断面図である。
【図5】本発明に係る冷却回路の拡大説明図である。
【図6】従来技術に係るエアフォイルの部分断面図であ
る。
る。
22…冷却回路 34…第1のペデスタル 40…入口開口部40 44…出口開口部 48…列 50…列内距離 52…列間距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロナルド エス.ラフリュー アメリカ合衆国,ニューヨーク,ポツダ ム,チャスナット ストリート 14 (72)発明者 フレッドリッチ オウ.ソーチティング アメリカ合衆国,フロリダ,テクェスタ, リヴァーサイド ドライヴ 19483 (72)発明者 クリストファー アール.ジョー アメリカ合衆国,コネチカット,グラスト ンベリー,コルツフット サークル 29 (72)発明者 ジョー モロソ アメリカ合衆国,サウス カロライナ,グ リーンヴィル,ウエスト ディッストル レーン 4 (72)発明者 ドウグラス エイ.ハイエス アメリカ合衆国,フロリダ,ポート セイ ント ルーシー,エス.ダヴリュー.ロッ グ ドライヴ 377
Claims (23)
- 【請求項1】 ガスタービンエンジンで使用する壁の第
1の壁部と第2の壁部との間に設けられた冷却回路であ
って、 前記第1の壁部と前記第2の壁部との間に延在するとと
もに、複数の列に配列された複数の第1のペデスタルを
有し、同じ列内の隣接する該第1のペデスタルは、列内
距離によって互いから分離されており、 互いに隣接する列における前記第1のペデスタルは、列
間距離によって分離されており、前記列内距離は、前記
列間距離よりも大きく、 更に、前記壁に設けられるとともに、前記冷却回路に入
る冷却空気流路を提供する1つまたはそれ以上の入口開
口部と、 前記壁に設けられるとともに、前記冷却回路から出る冷
却空気流路を提供する1つまたはそれ以上の出口開口部
と、を有することを特徴とする冷却回路。 - 【請求項2】 前記列内距離は、前記列間距離の1.5
倍以上であることを特徴とする請求項1記載の冷却回
路。 - 【請求項3】 前記列内距離は、前記列間距離の2倍以
上であることを特徴とする請求項2記載の冷却回路。 - 【請求項4】 更に、前記出口開口部の上流に設けた1
つまたはそれ以上のアレイ開口部を含むことを特徴とす
る請求項1記載の冷却回路。 - 【請求項5】 互いに隣接する列内の前記第1のペデス
タルは、互いに対してずれており、2つまたはそれ以上
の列の第1のペデスタルを通って延びる流路は、蛇行し
ていることを特徴とする請求項1記載の冷却回路。 - 【請求項6】 前記冷却回路は、更に、後方端部の上流
にある前方端部と、第1の面と、第2の面と、を有し、
これらの面は、前記前方端部と前記後方端部の間に長さ
方向で延在し、これらの面に隣接する前記流路は、拡大
された断面積を有していることを特徴とする請求項5記
載の冷却回路。 - 【請求項7】 前記列内距離は、前記列における前記ペ
デスタル間の最小距離であることを特徴とする請求項1
記載の冷却回路。 - 【請求項8】 前記列間距離は、互いに隣接する列の間
における前記ペデスタル間の最小距離であることを特徴
とする請求項7記載の冷却回路。 - 【請求項9】 ガスタービンエンジンで使用する壁の第
1の壁部と第2の壁部との間に設けられた冷却回路であ
って、 前記第1の壁部と前記第2の壁部との間に延在するとと
もに、複数の列に配列された複数の第1のペデスタル
と、 前記壁に設けられるとともに、前記冷却回路に入る冷却
空気流路を提供する1つまたはそれ以上の入口開口部
と、 前記冷却回路から出る冷却空気流路を提供する複数の出
口開口部と、を有し、 前記出口開口部は、前記冷却回路の後方端部に沿って交
互に設けられた複数の第2のペデスタルと第3のペデス
タルの間に形成され、該第2のペデスタルと該第3のペ
デスタルは、組み合わさる形状寸法を有することを特徴
とする冷却回路。 - 【請求項10】 前記各第2のペデスタルは、 一対の側方突出部と前方突出部とを含むヘッド部と、 前記後方端部に向かってテーパ状となった幅を有するテ
ール部と、を含むことを特徴とする請求項9記載の冷却
回路。 - 【請求項11】 前記各第3のペデスタルは、 前記第2のペデスタルの前記側方突出部と実質的に組み
合わさる形状を有するヘッド部と、 前記後方端部に向かってテーパ状となった幅を有するテ
ール部と、を含むことを特徴とする請求項10記載の冷
却回路。 - 【請求項12】 前記各出口開口部は、 計量流路セクションと、 水力直径と長さとを有する直線状流路セクションと、 テーパ状流路部と、を備えることを特徴とする請求項9
記載の冷却回路。 - 【請求項13】 前記直線状流路セクションの前記長さ
は、前記水力直径の1.5倍以上であり、かつ該水力直
径の4倍以下であることを特徴とする請求項12記載の
冷却回路。 - 【請求項14】 ガスタービンエンジンで使用する壁の
第1の壁部と第2の壁部との間に設けられた冷却回路で
あって、 それぞれ前記第1の壁部と前記第2の壁部との間に延在
するとともに、中心とこの中心に向かって内側に湾曲す
る複数の弓形側面と、をそれぞれ有する第1のペデスタ
ルの1つまたはそれ以上の列と、 前記壁に設けられるとともに、前記冷却回路に入る冷却
空気流路を提供する1つまたはそれ以上の入口開口部
と、 前記冷却回路から出る冷却空気流路を提供する複数の出
口開口部と、を有することを特徴とする冷却回路。 - 【請求項15】 前記各第1のペデスタルは、前記弓形
側面をそれぞれ4つ含むことを特徴とする請求項14記
載の冷却回路。 - 【請求項16】 前記第1のペデスタルの互いに隣接す
る列は、互いに対してずれていることを特徴とする請求
項15記載の冷却回路。 - 【請求項17】 ガスタービンエンジンで使用する壁の
第1の壁部と第2の壁部との間に設けられた冷却回路で
あって、 それぞれ前記第1の壁部と前記第2の壁部との間に延在
する第1のペデスタルの1つまたはそれ以上の列と、 互いに隣接する列における隣接する前記第1のペデスタ
ル間に形成されるとともに、第1のスロート部と、ディ
フューザと、第2のスロート部と、をそれぞれ含む複数
の流路と、 前記壁に設けられるとともに、前記冷却回路に入る冷却
空気流路を提供する1つまたはそれ以上の入口開口部
と、 前記冷却回路から出る冷却空気流路を提供する複数の出
口開口部と、を有することを特徴とする冷却回路。 - 【請求項18】 前記第1のペデスタルの互いに隣接す
る列は、互いに対してずれていることを特徴とする請求
項17記載の冷却回路。 - 【請求項19】 前記各第1のペデスタルは、4つの弓
形側面をそれぞれ有していることを特徴とする請求項1
8記載の冷却回路。 - 【請求項20】 第1の壁部と第2の壁部とを有する冷
却可能な壁であって、この壁は、 前記壁部間に設けられた1つまたはそれ以上の冷却回路
を有し、これらの各冷却回路は、前記壁部間に延在する
とともに複数の列に配列された複数の第1のペデスタル
と、前記冷却回路から出る冷却空気流路を提供する1つ
またはそれ以上の出口開口部と、を含み、 同じ列における隣接する前記第1のペデスタルは、列内
距離によって互いから分離されており、互いに隣接する
列における前記第1のペデスタルは、列間距離によって
分離されており、前記列内距離は、前記列間距離よりも
大きく、 更に、前記冷却回路に入る冷却空気流路を提供する入口
開口部を含むことを特徴とする冷却可能な壁。 - 【請求項21】 ガスタービンエンジンで使用する冷却
可能な壁であって、 第1の壁部と、 第2の壁部と、 前記壁部の間に設けられた1つまたはそれ以上の冷却回
路を有し、該各冷却回路は、 それぞれ前記第1の壁部と前記第2の壁部との間に延在
する、第1のペデスタルの1つまたはそれ以上の列と、 互いに隣接する列における隣接する前記第1のペデスタ
ル間に形成されるとともに、それぞれ第1のスロート部
と、ディフューザと、第2のスロート部と、を含む複数
の流路と、 前記壁に設けられるとともに、前記冷却回路に入る冷却
空気流路を提供する1つまたはそれ以上の入口開口部
と、 前記冷却回路から出る冷却空気流路を提供する複数の出
口開口部と、備えることを特徴とする冷却可能な壁。 - 【請求項22】 ガスタービンエンジンで使用する冷却
可能な壁であって、 第1の壁部と、 第2の壁部と、 前記壁部の間に設けられた1つまたはそれ以上の冷却回
路を有し、該各冷却回路は、 それぞれ前記第1の壁部と前記第2の壁部との間に延在
する、第1のペデスタルの1つまたはそれ以上の列と、 前記壁に設けられるとともに、前記冷却回路に入る冷却
空気流路を提供する1つまたはそれ以上の入口開口部
と、 前記冷却回路から出る冷却空気流路を提供する複数の出
口開口部と、を備え、該出口開口部は、該冷却回路の後
方端部に沿って交互に設けられた第2のペデスタルと第
3のペデスタルとの間に形成されるとともに、計量流路
セクションと、直線状流路セクションと、テーパ状流路
部分とを含むことを特徴とする冷却可能な壁。 - 【請求項23】 冷却可能なガスタービンエアフォイル
であって、 前縁と、 後縁と、 前記前縁と前記後縁との間に延びるとともに、第1の壁
部と第2の壁部とを有する壁と、 前記後縁に隣接して前記壁部の間に設けられた1つまた
はそれ以上の冷却回路と、を有し、これらの各冷却回路
は、 それぞれ前記第1の壁部と前記第2の壁部との間に延在
する第1のペデスタルの1つまたはそれ以上の列と、 前記壁に設けられるとともに、前記冷却回路に入る冷却
空気流路を提供する1つまたはそれ以上の入口開口部
と、 前記冷却回路から出る冷却空気流路を提供する複数の出
口開口部と、を備え、該出口開口部は、前記冷却回路の
後方端部に沿って交互に設けられた第2のペデスタルと
第3のペデスタルとの間に形成されるとともに、計量流
路セクションと、直線状流路セクションと、テーパ状流
路部分と、を含み、 更に、前記出口開口部に隣接してその上流側に設けられ
た1つまたはそれ以上のアレイ開口部を備え、これらの
アレイ開口部から流出する冷却空気が前記出口開口部の
すぐ上流の壁を冷却することを特徴とする冷却可能なガ
スタービンエアフォイル。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/412,950 US6402470B1 (en) | 1999-10-05 | 1999-10-05 | Method and apparatus for cooling a wall within a gas turbine engine |
US09/412950 | 1999-10-05 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001107705A true JP2001107705A (ja) | 2001-04-17 |
Family
ID=23635141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000303468A Pending JP2001107705A (ja) | 1999-10-05 | 2000-10-03 | 冷却回路及び冷却可能な壁 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6402470B1 (ja) |
EP (1) | EP1091092B1 (ja) |
JP (1) | JP2001107705A (ja) |
DE (1) | DE60041025D1 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005299638A (ja) * | 2004-04-15 | 2005-10-27 | General Electric Co <Ge> | 熱シールド型タービン翼形部 |
JP2008151129A (ja) * | 2006-12-18 | 2008-07-03 | United Technol Corp <Utc> | タービンエンジンコンポーネントおよびその製造方法 |
JP2011214575A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | General Electric Co <Ge> | 内部冷却流路 |
JP2011527398A (ja) * | 2008-07-10 | 2011-10-27 | シーメンス アクティエンゲゼルシャフト | ガスタービンのためのタービンブレードまたはベーンならびにその内部の製造のための成型コア |
JP2015512494A (ja) * | 2012-04-03 | 2015-04-27 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | タービン翼の後縁冷却スロット |
JP2015516538A (ja) * | 2012-05-09 | 2015-06-11 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | タービン翼後縁冷却孔のプラグおよびスロット |
JP2018514684A (ja) * | 2015-04-03 | 2018-06-07 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft | 低流量枠状チャネルを備えるタービンブレード後縁 |
KR101866900B1 (ko) * | 2016-05-20 | 2018-06-14 | 한국기계연구원 | 가스 터빈용 블레이드 |
Families Citing this family (179)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6254334B1 (en) * | 1999-10-05 | 2001-07-03 | United Technologies Corporation | Method and apparatus for cooling a wall within a gas turbine engine |
US6924243B2 (en) * | 2001-05-29 | 2005-08-02 | Owens Corning Fiberglas Technology, Inc. | High performance fire-retardant kraft facing for fiberglass insulation |
US6511293B2 (en) * | 2001-05-29 | 2003-01-28 | Siemens Westinghouse Power Corporation | Closed loop steam cooled airfoil |
GB0114503D0 (en) * | 2001-06-14 | 2001-08-08 | Rolls Royce Plc | Air cooled aerofoil |
US6924538B2 (en) * | 2001-07-25 | 2005-08-02 | Nantero, Inc. | Devices having vertically-disposed nanofabric articles and methods of making the same |
US6551062B2 (en) | 2001-08-30 | 2003-04-22 | General Electric Company | Turbine airfoil for gas turbine engine |
US6599092B1 (en) * | 2002-01-04 | 2003-07-29 | General Electric Company | Methods and apparatus for cooling gas turbine nozzles |
WO2003061966A1 (en) * | 2002-01-16 | 2003-07-31 | Ipg Technologies, Inc. | Multi-layered flame retardant wrap |
US7137776B2 (en) * | 2002-06-19 | 2006-11-21 | United Technologies Corporation | Film cooling for microcircuits |
US6705831B2 (en) * | 2002-06-19 | 2004-03-16 | United Technologies Corporation | Linked, manufacturable, non-plugging microcircuits |
US7593030B2 (en) * | 2002-07-25 | 2009-09-22 | Intouch Technologies, Inc. | Tele-robotic videoconferencing in a corporate environment |
US6932571B2 (en) * | 2003-02-05 | 2005-08-23 | United Technologies Corporation | Microcircuit cooling for a turbine blade tip |
US6955522B2 (en) * | 2003-04-07 | 2005-10-18 | United Technologies Corporation | Method and apparatus for cooling an airfoil |
US7014424B2 (en) * | 2003-04-08 | 2006-03-21 | United Technologies Corporation | Turbine element |
US6932573B2 (en) | 2003-04-30 | 2005-08-23 | Siemens Westinghouse Power Corporation | Turbine blade having a vortex forming cooling system for a trailing edge |
US6808367B1 (en) | 2003-06-09 | 2004-10-26 | Siemens Westinghouse Power Corporation | Cooling system for a turbine blade having a double outer wall |
US6832889B1 (en) | 2003-07-09 | 2004-12-21 | General Electric Company | Integrated bridge turbine blade |
US7097425B2 (en) * | 2003-08-08 | 2006-08-29 | United Technologies Corporation | Microcircuit cooling for a turbine airfoil |
US6890154B2 (en) * | 2003-08-08 | 2005-05-10 | United Technologies Corporation | Microcircuit cooling for a turbine blade |
US6896487B2 (en) * | 2003-08-08 | 2005-05-24 | United Technologies Corporation | Microcircuit airfoil mainbody |
US6902372B2 (en) * | 2003-09-04 | 2005-06-07 | Siemens Westinghouse Power Corporation | Cooling system for a turbine blade |
US6824352B1 (en) | 2003-09-29 | 2004-11-30 | Power Systems Mfg, Llc | Vane enhanced trailing edge cooling design |
US6981840B2 (en) * | 2003-10-24 | 2006-01-03 | General Electric Company | Converging pin cooled airfoil |
US6984102B2 (en) * | 2003-11-19 | 2006-01-10 | General Electric Company | Hot gas path component with mesh and turbulated cooling |
US7186084B2 (en) * | 2003-11-19 | 2007-03-06 | General Electric Company | Hot gas path component with mesh and dimpled cooling |
US6984103B2 (en) * | 2003-11-20 | 2006-01-10 | General Electric Company | Triple circuit turbine blade |
US7033140B2 (en) * | 2003-12-19 | 2006-04-25 | United Technologies Corporation | Cooled rotor blade with vibration damping device |
US6929451B2 (en) * | 2003-12-19 | 2005-08-16 | United Technologies Corporation | Cooled rotor blade with vibration damping device |
US7125225B2 (en) * | 2004-02-04 | 2006-10-24 | United Technologies Corporation | Cooled rotor blade with vibration damping device |
US7195448B2 (en) | 2004-05-27 | 2007-03-27 | United Technologies Corporation | Cooled rotor blade |
US7118326B2 (en) * | 2004-06-17 | 2006-10-10 | Siemens Power Generation, Inc. | Cooled gas turbine vane |
US7255534B2 (en) * | 2004-07-02 | 2007-08-14 | Siemens Power Generation, Inc. | Gas turbine vane with integral cooling system |
US7775053B2 (en) * | 2004-09-20 | 2010-08-17 | United Technologies Corporation | Heat transfer augmentation in a compact heat exchanger pedestal array |
US7131818B2 (en) * | 2004-11-02 | 2006-11-07 | United Technologies Corporation | Airfoil with three-pass serpentine cooling channel and microcircuit |
US7478994B2 (en) * | 2004-11-23 | 2009-01-20 | United Technologies Corporation | Airfoil with supplemental cooling channel adjacent leading edge |
US7153096B2 (en) | 2004-12-02 | 2006-12-26 | Siemens Power Generation, Inc. | Stacked laminate CMC turbine vane |
US7255535B2 (en) | 2004-12-02 | 2007-08-14 | Albrecht Harry A | Cooling systems for stacked laminate CMC vane |
US7198458B2 (en) | 2004-12-02 | 2007-04-03 | Siemens Power Generation, Inc. | Fail safe cooling system for turbine vanes |
US7587901B2 (en) | 2004-12-20 | 2009-09-15 | Amerigon Incorporated | Control system for thermal module in vehicle |
US7189060B2 (en) * | 2005-01-07 | 2007-03-13 | Siemens Power Generation, Inc. | Cooling system including mini channels within a turbine blade of a turbine engine |
US7708525B2 (en) * | 2005-02-17 | 2010-05-04 | United Technologies Corporation | Industrial gas turbine blade assembly |
GB2428749B (en) | 2005-08-02 | 2007-11-28 | Rolls Royce Plc | A component comprising a multiplicity of cooling passages |
US20070227706A1 (en) * | 2005-09-19 | 2007-10-04 | United Technologies Corporation | Compact heat exchanger |
US7744347B2 (en) * | 2005-11-08 | 2010-06-29 | United Technologies Corporation | Peripheral microcircuit serpentine cooling for turbine airfoils |
US7351036B2 (en) * | 2005-12-02 | 2008-04-01 | Siemens Power Generation, Inc. | Turbine airfoil cooling system with elbowed, diffusion film cooling hole |
US7300242B2 (en) * | 2005-12-02 | 2007-11-27 | Siemens Power Generation, Inc. | Turbine airfoil with integral cooling system |
US7296973B2 (en) * | 2005-12-05 | 2007-11-20 | General Electric Company | Parallel serpentine cooled blade |
US7600966B2 (en) * | 2006-01-17 | 2009-10-13 | United Technologies Corporation | Turbine airfoil with improved cooling |
EP1813869A3 (en) * | 2006-01-25 | 2013-08-14 | Rolls-Royce plc | Wall elements for gas turbine engine combustors |
US7607890B2 (en) | 2006-06-07 | 2009-10-27 | United Technologies Corporation | Robust microcircuits for turbine airfoils |
US7780413B2 (en) * | 2006-08-01 | 2010-08-24 | Siemens Energy, Inc. | Turbine airfoil with near wall inflow chambers |
US7625179B2 (en) * | 2006-09-13 | 2009-12-01 | United Technologies Corporation | Airfoil thermal management with microcircuit cooling |
US9133715B2 (en) * | 2006-09-20 | 2015-09-15 | United Technologies Corporation | Structural members in a pedestal array |
US7563072B1 (en) * | 2006-09-25 | 2009-07-21 | Florida Turbine Technologies, Inc. | Turbine airfoil with near-wall spiral flow cooling circuit |
US20080087316A1 (en) | 2006-10-12 | 2008-04-17 | Masa Inaba | Thermoelectric device with internal sensor |
US8197184B2 (en) * | 2006-10-18 | 2012-06-12 | United Technologies Corporation | Vane with enhanced heat transfer |
US7530789B1 (en) * | 2006-11-16 | 2009-05-12 | Florida Turbine Technologies, Inc. | Turbine blade with a serpentine flow and impingement cooling circuit |
US7819629B2 (en) * | 2007-02-15 | 2010-10-26 | Siemens Energy, Inc. | Blade for a gas turbine |
US7837441B2 (en) * | 2007-02-16 | 2010-11-23 | United Technologies Corporation | Impingement skin core cooling for gas turbine engine blade |
US7775768B2 (en) * | 2007-03-06 | 2010-08-17 | United Technologies Corporation | Turbine component with axially spaced radially flowing microcircuit cooling channels |
US7946815B2 (en) * | 2007-03-27 | 2011-05-24 | Siemens Energy, Inc. | Airfoil for a gas turbine engine |
US7722327B1 (en) | 2007-04-03 | 2010-05-25 | Florida Turbine Technologies, Inc. | Multiple vortex cooling circuit for a thin airfoil |
US7789625B2 (en) * | 2007-05-07 | 2010-09-07 | Siemens Energy, Inc. | Turbine airfoil with enhanced cooling |
US7854591B2 (en) * | 2007-05-07 | 2010-12-21 | Siemens Energy, Inc. | Airfoil for a turbine of a gas turbine engine |
EP2031244A1 (en) * | 2007-08-31 | 2009-03-04 | Lm Glasfiber A/S | Means to maintain flow of a flowing medium attached to the exterior of a flow control member by use of crossing sub-channels |
US7877827B2 (en) | 2007-09-10 | 2011-02-01 | Amerigon Incorporated | Operational control schemes for ventilated seat or bed assemblies |
US8002525B2 (en) * | 2007-11-16 | 2011-08-23 | Siemens Energy, Inc. | Turbine airfoil cooling system with recessed trailing edge cooling slot |
US8257035B2 (en) * | 2007-12-05 | 2012-09-04 | Siemens Energy, Inc. | Turbine vane for a gas turbine engine |
JP2011514180A (ja) | 2008-02-01 | 2011-05-06 | アメリゴン インコーポレイティド | 熱電デバイスのための凝縮体センサ及び湿度センサ |
US9163518B2 (en) * | 2008-03-18 | 2015-10-20 | United Technologies Corporation | Full coverage trailing edge microcircuit with alternating converging exits |
EP2265800B1 (de) | 2008-03-31 | 2017-11-01 | Ansaldo Energia IP UK Limited | Kühlkanalanordnung innerhalb eines hohlgegossenen gussteils |
EP2341800B8 (en) | 2008-07-18 | 2012-12-26 | Gentherm Incorporated | Climate controlled bed assembly |
US8096770B2 (en) * | 2008-09-25 | 2012-01-17 | Siemens Energy, Inc. | Trailing edge cooling for turbine blade airfoil |
US8113780B2 (en) * | 2008-11-21 | 2012-02-14 | United Technologies Corporation | Castings, casting cores, and methods |
US8109726B2 (en) * | 2009-01-19 | 2012-02-07 | Siemens Energy, Inc. | Turbine blade with micro channel cooling system |
DE102009048665A1 (de) * | 2009-09-28 | 2011-03-31 | Siemens Aktiengesellschaft | Turbinenschaufel und Verfahren zu deren Herstellung |
EP2491230B1 (en) * | 2009-10-20 | 2020-11-25 | Siemens Energy, Inc. | Gas turbine engine comprising a turbine airfoil with tapered cooling passageways |
US8790083B1 (en) * | 2009-11-17 | 2014-07-29 | Florida Turbine Technologies, Inc. | Turbine airfoil with trailing edge cooling |
US8511994B2 (en) * | 2009-11-23 | 2013-08-20 | United Technologies Corporation | Serpentine cored airfoil with body microcircuits |
US8449254B2 (en) * | 2010-03-29 | 2013-05-28 | United Technologies Corporation | Branched airfoil core cooling arrangement |
US8894363B2 (en) | 2011-02-09 | 2014-11-25 | Siemens Energy, Inc. | Cooling module design and method for cooling components of a gas turbine system |
US8959886B2 (en) * | 2010-07-08 | 2015-02-24 | Siemens Energy, Inc. | Mesh cooled conduit for conveying combustion gases |
EP2426317A1 (de) | 2010-09-03 | 2012-03-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Turbinenschaufel für eine Gasturbine |
US8714926B2 (en) * | 2010-09-17 | 2014-05-06 | Siemens Energy, Inc. | Turbine component cooling channel mesh with intersection chambers |
US9121414B2 (en) | 2010-11-05 | 2015-09-01 | Gentherm Incorporated | Low-profile blowers and methods |
US8944141B2 (en) | 2010-12-22 | 2015-02-03 | United Technologies Corporation | Drill to flow mini core |
US10060264B2 (en) * | 2010-12-30 | 2018-08-28 | Rolls-Royce North American Technologies Inc. | Gas turbine engine and cooled flowpath component therefor |
US9017027B2 (en) | 2011-01-06 | 2015-04-28 | Siemens Energy, Inc. | Component having cooling channel with hourglass cross section |
US8764394B2 (en) | 2011-01-06 | 2014-07-01 | Siemens Energy, Inc. | Component cooling channel |
EP2489836A1 (de) | 2011-02-21 | 2012-08-22 | Karlsruher Institut für Technologie | Kühlbares Bauteil |
US9011077B2 (en) | 2011-04-20 | 2015-04-21 | Siemens Energy, Inc. | Cooled airfoil in a turbine engine |
US8807945B2 (en) | 2011-06-22 | 2014-08-19 | United Technologies Corporation | Cooling system for turbine airfoil including ice-cream-cone-shaped pedestals |
US8978385B2 (en) * | 2011-07-29 | 2015-03-17 | United Technologies Corporation | Distributed cooling for gas turbine engine combustor |
US9249675B2 (en) | 2011-08-30 | 2016-02-02 | General Electric Company | Pin-fin array |
US20130052036A1 (en) * | 2011-08-30 | 2013-02-28 | General Electric Company | Pin-fin array |
US8840363B2 (en) | 2011-09-09 | 2014-09-23 | Siemens Energy, Inc. | Trailing edge cooling system in a turbine airfoil assembly |
US8882448B2 (en) | 2011-09-09 | 2014-11-11 | Siemens Aktiengesellshaft | Cooling system in a turbine airfoil assembly including zigzag cooling passages interconnected with radial passageways |
US8882461B2 (en) | 2011-09-12 | 2014-11-11 | Honeywell International Inc. | Gas turbine engines with improved trailing edge cooling arrangements |
US9685599B2 (en) | 2011-10-07 | 2017-06-20 | Gentherm Incorporated | Method and system for controlling an operation of a thermoelectric device |
US8840371B2 (en) * | 2011-10-07 | 2014-09-23 | General Electric Company | Methods and systems for use in regulating a temperature of components |
JP5927893B2 (ja) * | 2011-12-15 | 2016-06-01 | 株式会社Ihi | インピンジ冷却機構、タービン翼及び燃焼器 |
US9989267B2 (en) | 2012-02-10 | 2018-06-05 | Gentherm Incorporated | Moisture abatement in heating operation of climate controlled systems |
US9039370B2 (en) * | 2012-03-29 | 2015-05-26 | Solar Turbines Incorporated | Turbine nozzle |
US9175569B2 (en) | 2012-03-30 | 2015-11-03 | General Electric Company | Turbine airfoil trailing edge cooling slots |
US9234438B2 (en) * | 2012-05-04 | 2016-01-12 | Siemens Aktiengesellschaft | Turbine engine component wall having branched cooling passages |
US9145773B2 (en) | 2012-05-09 | 2015-09-29 | General Electric Company | Asymmetrically shaped trailing edge cooling holes |
US10100645B2 (en) | 2012-08-13 | 2018-10-16 | United Technologies Corporation | Trailing edge cooling configuration for a gas turbine engine airfoil |
US9759072B2 (en) | 2012-08-30 | 2017-09-12 | United Technologies Corporation | Gas turbine engine airfoil cooling circuit arrangement |
CA2884477A1 (en) | 2012-09-14 | 2014-03-20 | Purdue Research Foundation | Interwoven channels for internal cooling of airfoil |
US9995150B2 (en) * | 2012-10-23 | 2018-06-12 | Siemens Aktiengesellschaft | Cooling configuration for a gas turbine engine airfoil |
US8936067B2 (en) | 2012-10-23 | 2015-01-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Casting core for a cooling arrangement for a gas turbine component |
US8951004B2 (en) | 2012-10-23 | 2015-02-10 | Siemens Aktiengesellschaft | Cooling arrangement for a gas turbine component |
EP2956644B1 (en) | 2013-02-14 | 2018-10-03 | United Technologies Corporation | Gas turbine engine component having surface indicator |
EP2964891B1 (en) | 2013-03-05 | 2019-06-12 | Rolls-Royce North American Technologies, Inc. | Gas turbine engine component arrangement |
US9874110B2 (en) | 2013-03-07 | 2018-01-23 | Rolls-Royce North American Technologies Inc. | Cooled gas turbine engine component |
WO2014150681A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-25 | United Technologies Corporation | Gas turbine engine component having shaped pedestals |
SG10201707985SA (en) * | 2013-04-03 | 2017-10-30 | United Technologies Corp | Variable thickness trailing edge cavity and method of making |
US8985949B2 (en) | 2013-04-29 | 2015-03-24 | Siemens Aktiengesellschaft | Cooling system including wavy cooling chamber in a trailing edge portion of an airfoil assembly |
EP2997231B1 (en) | 2013-05-15 | 2021-12-08 | Raytheon Technologies Corporation | A gas turbine engine component being an airfoil and an interrelated core for producing a gas turbine engine component being an airfoil |
US9359902B2 (en) | 2013-06-28 | 2016-06-07 | Siemens Energy, Inc. | Turbine airfoil with ambient cooling system |
US9624779B2 (en) * | 2013-10-15 | 2017-04-18 | General Electric Company | Thermal management article and method of forming the same, and method of thermal management of a substrate |
EP3063388B1 (en) * | 2013-10-29 | 2019-01-02 | United Technologies Corporation | Pedestals with heat transfer augmenter |
US9662962B2 (en) | 2013-11-05 | 2017-05-30 | Gentherm Incorporated | Vehicle headliner assembly for zonal comfort |
KR102252584B1 (ko) | 2014-02-14 | 2021-05-14 | 젠썸 인코포레이티드 | 전도식 대류식 기온 제어 조립체 |
US10329916B2 (en) * | 2014-05-01 | 2019-06-25 | United Technologies Corporation | Splayed tip features for gas turbine engine airfoil |
US9863256B2 (en) * | 2014-09-04 | 2018-01-09 | Siemens Aktiengesellschaft | Internal cooling system with insert forming nearwall cooling channels in an aft cooling cavity of an airfoil usable in a gas turbine engine |
US10731857B2 (en) * | 2014-09-09 | 2020-08-04 | Raytheon Technologies Corporation | Film cooling circuit for a combustor liner |
US9982544B2 (en) * | 2014-11-12 | 2018-05-29 | United Technologies Corporation | Cooling having tailored flow resistance |
CN107251247B (zh) | 2014-11-14 | 2021-06-01 | 查尔斯·J·柯西 | 加热和冷却技术 |
US11857004B2 (en) | 2014-11-14 | 2024-01-02 | Gentherm Incorporated | Heating and cooling technologies |
US11639816B2 (en) | 2014-11-14 | 2023-05-02 | Gentherm Incorporated | Heating and cooling technologies including temperature regulating pad wrap and technologies with liquid system |
US10352181B2 (en) * | 2014-11-26 | 2019-07-16 | Ansaldo Energia Ip Uk Limited | Leading edge cooling channel for airfoil |
US10196900B2 (en) * | 2014-12-15 | 2019-02-05 | United Technologies Corporation | Heat transfer pedestals with flow guide features |
US9995147B2 (en) | 2015-02-11 | 2018-06-12 | United Technologies Corporation | Blade tip cooling arrangement |
US10323524B2 (en) | 2015-05-08 | 2019-06-18 | United Technologies Corporation | Axial skin core cooling passage for a turbine engine component |
US10502066B2 (en) * | 2015-05-08 | 2019-12-10 | United Technologies Corporation | Turbine engine component including an axially aligned skin core passage interrupted by a pedestal |
CA2935398A1 (en) * | 2015-07-31 | 2017-01-31 | Rolls-Royce Corporation | Turbine airfoils with micro cooling features |
US10012091B2 (en) * | 2015-08-05 | 2018-07-03 | General Electric Company | Cooling structure for hot-gas path components with methods of fabrication |
GB201514977D0 (en) * | 2015-08-24 | 2015-10-07 | Rolls Royce Plc | Additive layer manufacturing |
US10174620B2 (en) | 2015-10-15 | 2019-01-08 | General Electric Company | Turbine blade |
US9909427B2 (en) | 2015-12-22 | 2018-03-06 | General Electric Company | Turbine airfoil with trailing edge cooling circuit |
US9938836B2 (en) | 2015-12-22 | 2018-04-10 | General Electric Company | Turbine airfoil with trailing edge cooling circuit |
US10830058B2 (en) | 2016-11-30 | 2020-11-10 | Rolls-Royce Corporation | Turbine engine components with cooling features |
US10724391B2 (en) * | 2017-04-07 | 2020-07-28 | General Electric Company | Engine component with flow enhancer |
EP3421721A1 (en) * | 2017-06-28 | 2019-01-02 | Siemens Aktiengesellschaft | A turbomachine component and method of manufacturing a turbomachine component |
US10830072B2 (en) * | 2017-07-24 | 2020-11-10 | General Electric Company | Turbomachine airfoil |
US20190040796A1 (en) * | 2017-08-03 | 2019-02-07 | United Technologies Corporation | Gas turbine engine cooling arrangement |
US10619489B2 (en) * | 2017-09-06 | 2020-04-14 | United Technologies Corporation | Airfoil having end wall contoured pedestals |
US10731477B2 (en) * | 2017-09-11 | 2020-08-04 | Raytheon Technologies Corporation | Woven skin cores for turbine airfoils |
US10633980B2 (en) * | 2017-10-03 | 2020-04-28 | United Technologies Coproration | Airfoil having internal hybrid cooling cavities |
US10626733B2 (en) | 2017-10-03 | 2020-04-21 | United Technologies Corporation | Airfoil having internal hybrid cooling cavities |
US10704398B2 (en) * | 2017-10-03 | 2020-07-07 | Raytheon Technologies Corporation | Airfoil having internal hybrid cooling cavities |
US10626734B2 (en) | 2017-10-03 | 2020-04-21 | United Technologies Corporation | Airfoil having internal hybrid cooling cavities |
EP3492702A1 (en) * | 2017-11-29 | 2019-06-05 | Siemens Aktiengesellschaft | Internally-cooled turbomachine component |
US10724381B2 (en) * | 2018-03-06 | 2020-07-28 | Raytheon Technologies Corporation | Cooling passage with structural rib and film cooling slot |
US10968752B2 (en) * | 2018-06-19 | 2021-04-06 | Raytheon Technologies Corporation | Turbine airfoil with minicore passage having sloped diffuser orifice |
US20200035898A1 (en) | 2018-07-30 | 2020-01-30 | Gentherm Incorporated | Thermoelectric device having circuitry that facilitates manufacture |
FR3085713B1 (fr) * | 2018-09-12 | 2021-01-01 | Safran Helicopter Engines | Aube d'une turbine de turbomachine |
US11092017B2 (en) | 2018-11-09 | 2021-08-17 | Raytheon Technologies Corporation | Mini core passage with protrusion |
US11149556B2 (en) | 2018-11-09 | 2021-10-19 | Raytheon Technologies Corporation | Minicore cooling passage network having sloped impingement surface |
DE112019005983T5 (de) | 2018-11-30 | 2021-09-09 | Gentherm Incorporated | Thermoelektrisches konditionierungssystem und verfahren |
US10975710B2 (en) | 2018-12-05 | 2021-04-13 | Raytheon Technologies Corporation | Cooling circuit for gas turbine engine component |
US11156363B2 (en) * | 2018-12-07 | 2021-10-26 | Raytheon Technologies Corporation | Dirt tolerant pins for combustor panels |
US11028702B2 (en) | 2018-12-13 | 2021-06-08 | Raytheon Technologies Corporation | Airfoil with cooling passage network having flow guides |
US11352889B2 (en) | 2018-12-18 | 2022-06-07 | General Electric Company | Airfoil tip rail and method of cooling |
US11174736B2 (en) | 2018-12-18 | 2021-11-16 | General Electric Company | Method of forming an additively manufactured component |
US11499433B2 (en) | 2018-12-18 | 2022-11-15 | General Electric Company | Turbine engine component and method of cooling |
US10767492B2 (en) | 2018-12-18 | 2020-09-08 | General Electric Company | Turbine engine airfoil |
US11566527B2 (en) | 2018-12-18 | 2023-01-31 | General Electric Company | Turbine engine airfoil and method of cooling |
GB201900474D0 (en) | 2019-01-14 | 2019-02-27 | Rolls Royce Plc | A double-wall geometry |
US11152557B2 (en) | 2019-02-20 | 2021-10-19 | Gentherm Incorporated | Thermoelectric module with integrated printed circuit board |
US10844728B2 (en) | 2019-04-17 | 2020-11-24 | General Electric Company | Turbine engine airfoil with a trailing edge |
US11486257B2 (en) | 2019-05-03 | 2022-11-01 | Raytheon Technologies Corporation | Cooling passage configuration |
CN111677557B (zh) * | 2020-06-08 | 2021-10-26 | 清华大学 | 涡轮导向叶片及具有其的涡轮机械 |
RU2740627C1 (ru) * | 2020-06-18 | 2021-01-18 | федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Национальный исследовательский университет "МЭИ" (ФГБОУ ВО "НИУ "МЭИ") | Охлаждаемая лопатка газовой турбины |
US11352902B2 (en) * | 2020-08-27 | 2022-06-07 | Aytheon Technologies Corporation | Cooling arrangement including alternating pedestals for gas turbine engine components |
US11859511B2 (en) * | 2021-11-05 | 2024-01-02 | Rolls-Royce North American Technologies Inc. | Co and counter flow heat exchanger |
US11840346B2 (en) | 2022-03-28 | 2023-12-12 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Strut for aircraft engine |
CN116950724B (zh) * | 2023-09-20 | 2024-01-09 | 中国航发四川燃气涡轮研究院 | 一种应用于涡轮叶片尾缘的内部冷却结构及其设计方法 |
Family Cites Families (47)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE535497A (ja) * | 1954-02-26 | |||
GB1257041A (ja) * | 1968-03-27 | 1971-12-15 | ||
US3819295A (en) | 1972-09-21 | 1974-06-25 | Gen Electric | Cooling slot for airfoil blade |
US3858290A (en) * | 1972-11-21 | 1975-01-07 | Avco Corp | Method of making inserts for cooled turbine blades |
US3902820A (en) | 1973-07-02 | 1975-09-02 | Westinghouse Electric Corp | Fluid cooled turbine rotor blade |
US3973874A (en) | 1974-09-25 | 1976-08-10 | General Electric Company | Impingement baffle collars |
CH584347A5 (ja) | 1974-11-08 | 1977-01-31 | Bbc Sulzer Turbomaschinen | |
US4042162A (en) | 1975-07-11 | 1977-08-16 | General Motors Corporation | Airfoil fabrication |
US3994622A (en) * | 1975-11-24 | 1976-11-30 | United Technologies Corporation | Coolable turbine blade |
US4353679A (en) | 1976-07-29 | 1982-10-12 | General Electric Company | Fluid-cooled element |
US4080095A (en) | 1976-09-02 | 1978-03-21 | Westinghouse Electric Corporation | Cooled turbine vane |
US4221539A (en) | 1977-04-20 | 1980-09-09 | The Garrett Corporation | Laminated airfoil and method for turbomachinery |
US4203706A (en) | 1977-12-28 | 1980-05-20 | United Technologies Corporation | Radial wafer airfoil construction |
US4185369A (en) | 1978-03-22 | 1980-01-29 | General Electric Company | Method of manufacture of cooled turbine or compressor buckets |
GB2049152B (en) * | 1979-05-01 | 1983-05-18 | Rolls Royce | Perforate laminated material |
US4382534A (en) * | 1980-06-13 | 1983-05-10 | Rolls-Royce Limited | Manufacture of laminated material |
US4407632A (en) * | 1981-06-26 | 1983-10-04 | United Technologies Corporation | Airfoil pedestaled trailing edge region cooling configuration |
GB2163219B (en) | 1981-10-31 | 1986-08-13 | Rolls Royce | Cooled turbine blade |
US4487550A (en) | 1983-01-27 | 1984-12-11 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force | Cooled turbine blade tip closure |
US4542867A (en) | 1983-01-31 | 1985-09-24 | United Technologies Corporation | Internally cooled hollow airfoil |
US4515523A (en) * | 1983-10-28 | 1985-05-07 | Westinghouse Electric Corp. | Cooling arrangement for airfoil stator vane trailing edge |
US4529358A (en) | 1984-02-15 | 1985-07-16 | The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration | Vortex generating flow passage design for increased film cooling effectiveness |
US4601638A (en) | 1984-12-21 | 1986-07-22 | United Technologies Corporation | Airfoil trailing edge cooling arrangement |
US4669957A (en) | 1985-12-23 | 1987-06-02 | United Technologies Corporation | Film coolant passage with swirl diffuser |
GB2192705B (en) | 1986-07-18 | 1990-06-06 | Rolls Royce Plc | Porous sheet structure for a combustion chamber |
US4768700A (en) | 1987-08-17 | 1988-09-06 | General Motors Corporation | Diffusion bonding method |
US5405242A (en) * | 1990-07-09 | 1995-04-11 | United Technologies Corporation | Cooled vane |
US5383766A (en) * | 1990-07-09 | 1995-01-24 | United Technologies Corporation | Cooled vane |
US5340274A (en) | 1991-11-19 | 1994-08-23 | General Electric Company | Integrated steam/air cooling system for gas turbines |
US5695320A (en) | 1991-12-17 | 1997-12-09 | General Electric Company | Turbine blade having auxiliary turbulators |
US5370499A (en) | 1992-02-03 | 1994-12-06 | General Electric Company | Film cooling of turbine airfoil wall using mesh cooling hole arrangement |
US5368441A (en) * | 1992-11-24 | 1994-11-29 | United Technologies Corporation | Turbine airfoil including diffusing trailing edge pedestals |
US5288207A (en) * | 1992-11-24 | 1994-02-22 | United Technologies Corporation | Internally cooled turbine airfoil |
US5403159A (en) | 1992-11-30 | 1995-04-04 | United Technoligies Corporation | Coolable airfoil structure |
US5344283A (en) | 1993-01-21 | 1994-09-06 | United Technologies Corporation | Turbine vane having dedicated inner platform cooling |
US5649806A (en) * | 1993-11-22 | 1997-07-22 | United Technologies Corporation | Enhanced film cooling slot for turbine blade outer air seals |
US5484258A (en) | 1994-03-01 | 1996-01-16 | General Electric Company | Turbine airfoil with convectively cooled double shell outer wall |
US5413458A (en) | 1994-03-29 | 1995-05-09 | United Technologies Corporation | Turbine vane with a platform cavity having a double feed for cooling fluid |
US5820337A (en) | 1995-01-03 | 1998-10-13 | General Electric Company | Double wall turbine parts |
US5601399A (en) * | 1996-05-08 | 1997-02-11 | Alliedsignal Inc. | Internally cooled gas turbine vane |
US5771577A (en) | 1996-05-17 | 1998-06-30 | General Electric Company | Method for making a fluid cooled article with protective coating |
US5822853A (en) | 1996-06-24 | 1998-10-20 | General Electric Company | Method for making cylindrical structures with cooling channels |
US5813836A (en) | 1996-12-24 | 1998-09-29 | General Electric Company | Turbine blade |
FR2765265B1 (fr) * | 1997-06-26 | 1999-08-20 | Snecma | Aubage refroidi par rampe helicoidale, par impact en cascade et par systeme a pontets dans une double peau |
US6213714B1 (en) * | 1999-06-29 | 2001-04-10 | Allison Advanced Development Company | Cooled airfoil |
US6254334B1 (en) * | 1999-10-05 | 2001-07-03 | United Technologies Corporation | Method and apparatus for cooling a wall within a gas turbine engine |
DE60041774D1 (de) * | 2000-12-05 | 2009-04-23 | United Technologies Corp | Rotorschaufel |
-
1999
- 1999-10-05 US US09/412,950 patent/US6402470B1/en not_active Expired - Lifetime
-
2000
- 2000-10-03 JP JP2000303468A patent/JP2001107705A/ja active Pending
- 2000-10-05 DE DE60041025T patent/DE60041025D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-10-05 EP EP00308796A patent/EP1091092B1/en not_active Expired - Lifetime
-
2001
- 2001-09-26 US US09/965,036 patent/US6514042B2/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005299638A (ja) * | 2004-04-15 | 2005-10-27 | General Electric Co <Ge> | 熱シールド型タービン翼形部 |
JP2008151129A (ja) * | 2006-12-18 | 2008-07-03 | United Technol Corp <Utc> | タービンエンジンコンポーネントおよびその製造方法 |
JP2011527398A (ja) * | 2008-07-10 | 2011-10-27 | シーメンス アクティエンゲゼルシャフト | ガスタービンのためのタービンブレードまたはベーンならびにその内部の製造のための成型コア |
JP2011214575A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | General Electric Co <Ge> | 内部冷却流路 |
JP2015512494A (ja) * | 2012-04-03 | 2015-04-27 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | タービン翼の後縁冷却スロット |
JP2015516538A (ja) * | 2012-05-09 | 2015-06-11 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | タービン翼後縁冷却孔のプラグおよびスロット |
JP2018514684A (ja) * | 2015-04-03 | 2018-06-07 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft | 低流量枠状チャネルを備えるタービンブレード後縁 |
KR101866900B1 (ko) * | 2016-05-20 | 2018-06-14 | 한국기계연구원 | 가스 터빈용 블레이드 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1091092A2 (en) | 2001-04-11 |
US6514042B2 (en) | 2003-02-04 |
EP1091092B1 (en) | 2008-12-10 |
US20020021966A1 (en) | 2002-02-21 |
EP1091092A3 (en) | 2004-03-03 |
US6402470B1 (en) | 2002-06-11 |
DE60041025D1 (de) | 2009-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001107705A (ja) | 冷却回路及び冷却可能な壁 | |
JP4576177B2 (ja) | 収束ピン冷却式翼形部 | |
US7497655B1 (en) | Turbine airfoil with near-wall impingement and vortex cooling | |
JP4659206B2 (ja) | 勾配付きフイルム冷却を備えるタービンノズル | |
US6241468B1 (en) | Coolant passages for gas turbine components | |
JP2001107704A (ja) | 冷却可能なエアフォイル及び冷却回路及び壁の冷却方法 | |
US7004720B2 (en) | Cooled turbine vane platform | |
US8870537B2 (en) | Near-wall serpentine cooled turbine airfoil | |
US9004866B2 (en) | Turbine blade incorporating trailing edge cooling design | |
US4859147A (en) | Cooled gas turbine blade | |
EP3063376B1 (en) | Gas turbine engine component comprising a trailing edge cooling using angled impingement on surface enhanced with cast chevron arrangements | |
US10494931B2 (en) | Internally cooled turbine airfoil with flow displacement feature | |
JP2001059402A (ja) | 回転機械のタービンセクションの冷却方法 | |
JP2001065306A (ja) | 回転機械用の冷却可能なステータベーン | |
KR20050019008A (ko) | 마이크로회로 에어포일 본체 | |
KR20050018594A (ko) | 터빈 블레이드용 마이크로회로 냉각 | |
JP2000186504A (ja) | 中空エアフォイル | |
EP0924384A2 (en) | Airfoil with leading edge cooling | |
JP2015516053A (ja) | タービン翼の後縁分岐冷却孔 | |
US10301954B2 (en) | Turbine airfoil trailing edge cooling passage | |
CA2513036A1 (en) | Airfoil cooling passage trailing edge flow restriction | |
US9562437B2 (en) | Turbine blade airfoils including film cooling systems, and methods for forming an improved film cooled airfoil of a turbine blade | |
EP0927814A1 (en) | Tip shroud for cooled blade of gas turbine | |
JPH11193701A (ja) | タービン翼 | |
EP3981955A1 (en) | Turbine shroud cooling |