JP2001107093A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents
液体洗浄剤組成物Info
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- JP2001107093A JP2001107093A JP28564999A JP28564999A JP2001107093A JP 2001107093 A JP2001107093 A JP 2001107093A JP 28564999 A JP28564999 A JP 28564999A JP 28564999 A JP28564999 A JP 28564999A JP 2001107093 A JP2001107093 A JP 2001107093A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高い洗浄力と泡立ち性を維持しつつ、低温で
の保存安定性を著しく向上させ、且つ手荒れ防止性が改
善された液体洗浄剤組成物の提供。 【解決手段】 式(I)で表され、且つ式(II)の条件を
満足するアルキル又はアルケニルエトキシ硫酸塩を23〜
40重量%、及び式(III)で表されるアルキル又はアルケ
ニルアミンオキサイドを3〜20重量%含有する液体洗浄
剤組成物。 RO−(CH2CH2O)n−SO3X (I) [Rは炭素数8〜24のアルキル基又はアルケニル基、n
は1〜8の数、Xは陽イオンを示す。] 【数1】 (Nはアルキル又はアルケニルエトキシ硫酸塩における
最大重量%を示すEO付加モル数、YiはEOiモル付
加体の重量%を示す。) 【化1】 [R1は炭素数8〜16のアルキル基又はアルケニル基、
R2及びR3は炭素数1〜5のアルキル基を示す。]
の保存安定性を著しく向上させ、且つ手荒れ防止性が改
善された液体洗浄剤組成物の提供。 【解決手段】 式(I)で表され、且つ式(II)の条件を
満足するアルキル又はアルケニルエトキシ硫酸塩を23〜
40重量%、及び式(III)で表されるアルキル又はアルケ
ニルアミンオキサイドを3〜20重量%含有する液体洗浄
剤組成物。 RO−(CH2CH2O)n−SO3X (I) [Rは炭素数8〜24のアルキル基又はアルケニル基、n
は1〜8の数、Xは陽イオンを示す。] 【数1】 (Nはアルキル又はアルケニルエトキシ硫酸塩における
最大重量%を示すEO付加モル数、YiはEOiモル付
加体の重量%を示す。) 【化1】 [R1は炭素数8〜16のアルキル基又はアルケニル基、
R2及びR3は炭素数1〜5のアルキル基を示す。]
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、台所回りや食器等
に用いられる液体洗浄剤組成物に関する。
に用いられる液体洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】台所用
洗剤等では、使用時に直接皮膚に接触することから、皮
膚刺激性が少なく、洗浄性、起泡性、すすぎ性の優れた
ものが要求される。このような液体洗浄剤組成物に陰イ
オン界面活性剤として、アルキルエトキシ硫酸塩が用い
られているが、上述の性能を満足させるためには複数の
補助活性剤、ブースター等を必要としている。これら補
助活性剤等を配合することにより洗浄性、起泡性は向上
するものの尚十分なものではなく、多数の補助活性剤を
配合するがため低温での保存時に析出物が浮遊する等の
問題点があった。
洗剤等では、使用時に直接皮膚に接触することから、皮
膚刺激性が少なく、洗浄性、起泡性、すすぎ性の優れた
ものが要求される。このような液体洗浄剤組成物に陰イ
オン界面活性剤として、アルキルエトキシ硫酸塩が用い
られているが、上述の性能を満足させるためには複数の
補助活性剤、ブースター等を必要としている。これら補
助活性剤等を配合することにより洗浄性、起泡性は向上
するものの尚十分なものではなく、多数の補助活性剤を
配合するがため低温での保存時に析出物が浮遊する等の
問題点があった。
【0003】このような問題を解決し性能の向上を計る
ために、特開平4−72395号にはアルキルエトキシ
硫酸塩のエチレンオキサイド(以下EOという)付加モ
ル数分布を狭くした陰イオン界面活性剤を用いる方法が
記載されており、低温時の安定性、酵素の安定化に効果
的である旨が記載されているが、この公報記載の配合例
では、洗浄性、起泡性、手荒れ防止性等がまだ十分満足
できるものではなかった。一方、洗浄力、起泡性を向上
させる方法として特表平8−502310号、特表平9
−502211号にアルキル又はアルケニルオリゴグリ
コシドと分布の狭いアルキルエトキシ硫酸塩との混合物
による方法が記載されており、相乗効果によって洗浄
性、起泡性が向上する旨が記載されているが、低温時の
保存安定性の観点からは未だ不十分であった。
ために、特開平4−72395号にはアルキルエトキシ
硫酸塩のエチレンオキサイド(以下EOという)付加モ
ル数分布を狭くした陰イオン界面活性剤を用いる方法が
記載されており、低温時の安定性、酵素の安定化に効果
的である旨が記載されているが、この公報記載の配合例
では、洗浄性、起泡性、手荒れ防止性等がまだ十分満足
できるものではなかった。一方、洗浄力、起泡性を向上
させる方法として特表平8−502310号、特表平9
−502211号にアルキル又はアルケニルオリゴグリ
コシドと分布の狭いアルキルエトキシ硫酸塩との混合物
による方法が記載されており、相乗効果によって洗浄
性、起泡性が向上する旨が記載されているが、低温時の
保存安定性の観点からは未だ不十分であった。
【0004】本発明の課題は、高い洗浄性と起泡性を維
持しつつ、低温での保存安定性を著しく向上させ、且つ
手荒れ防止性が改善された液体洗浄剤組成物を提供する
ことにある。
持しつつ、低温での保存安定性を著しく向上させ、且つ
手荒れ防止性が改善された液体洗浄剤組成物を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記(a)成
分を23〜40重量%、及び(b)成分を3〜20重量%含有
する液体洗浄剤組成物である。 (a)一般式(I)で表され、且つ式(II)の条件を満足
するアルキル又はアルケニルエトキシ硫酸塩 RO−(CH2CH2O)n−SO3X (I) [Rは炭素数8〜24のアルキル基又はアルケニル基を示
し、nはEOの平均付加モル数を示す1〜8の数であ
り、Xは陽イオンを示す。]
分を23〜40重量%、及び(b)成分を3〜20重量%含有
する液体洗浄剤組成物である。 (a)一般式(I)で表され、且つ式(II)の条件を満足
するアルキル又はアルケニルエトキシ硫酸塩 RO−(CH2CH2O)n−SO3X (I) [Rは炭素数8〜24のアルキル基又はアルケニル基を示
し、nはEOの平均付加モル数を示す1〜8の数であ
り、Xは陽イオンを示す。]
【0006】
【数2】
【0007】(Nはアルキル又はアルケニルエトキシ硫
酸塩における最大重量%を示すEO付加モル数、Yiは
EOiモル付加体の重量%を示す。) (b)一般式(III)で表されるアルキル又はアルケニル
アミンオキサイド
酸塩における最大重量%を示すEO付加モル数、Yiは
EOiモル付加体の重量%を示す。) (b)一般式(III)で表されるアルキル又はアルケニル
アミンオキサイド
【0008】
【化2】
【0009】[R1は炭素数8〜16のアルキル基又はア
ルケニル基、R2及びR3は同一又は異なって、炭素数1
〜5のアルキル基を示す。]
ルケニル基、R2及びR3は同一又は異なって、炭素数1
〜5のアルキル基を示す。]
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の(a)成分において、R
の炭素数は、洗浄性、起泡性の点で、8〜24であり、10
〜18が好ましく、12〜16がより好ましい。またRは、複
数の炭素数を持つものの混合物でも良い。nは、皮膚に
対する刺激性を低下させ、洗浄力を向上させる観点か
ら、1〜8であり、1〜5が好ましく、2〜4が更に好
ましい。陽イオンXとしては、例えばカリウム、ナトリ
ウム等のアルカリ金属イオン;カルシウム等のアルカリ
土類金属イオン;アンモニウムイオン;メチルアンモニ
ウム等の置換アンモニウムイオン;モノエタノールアミ
ン等のアルカノールアミンが挙げられ、特に起泡性の点
からカリウム又はナトリウムイオンが好ましい。
の炭素数は、洗浄性、起泡性の点で、8〜24であり、10
〜18が好ましく、12〜16がより好ましい。またRは、複
数の炭素数を持つものの混合物でも良い。nは、皮膚に
対する刺激性を低下させ、洗浄力を向上させる観点か
ら、1〜8であり、1〜5が好ましく、2〜4が更に好
ましい。陽イオンXとしては、例えばカリウム、ナトリ
ウム等のアルカリ金属イオン;カルシウム等のアルカリ
土類金属イオン;アンモニウムイオン;メチルアンモニ
ウム等の置換アンモニウムイオン;モノエタノールアミ
ン等のアルカノールアミンが挙げられ、特に起泡性の点
からカリウム又はナトリウムイオンが好ましい。
【0011】本発明の(a)成分のEO付加モル数の分
布は、保存安定性や起泡性等に悪影響を与えないため
に、式(II)の条件を満足する範囲である。
布は、保存安定性や起泡性等に悪影響を与えないため
に、式(II)の条件を満足する範囲である。
【0012】本発明の(a)成分は、規定された付加モ
ル数分布を満足できるように合成できる触媒を使用し
て、アルコールのEO付加反応を行い、得られるアルキ
ル又はアルケニルポリエトキシエーテルを硫酸化した
後、中和して得ることができる。EO付加反応で使用さ
れる触媒は、好ましくは二価金属として、Mg2+、Zn
2+、Ba2+、Ca2+から選ばれる1種以上の金属と、三
価金属として、Al3+を用いた複合酸化物触媒、又はM
gとSiを主成分とする複合酸化物触媒が用いられる。
ル数分布を満足できるように合成できる触媒を使用し
て、アルコールのEO付加反応を行い、得られるアルキ
ル又はアルケニルポリエトキシエーテルを硫酸化した
後、中和して得ることができる。EO付加反応で使用さ
れる触媒は、好ましくは二価金属として、Mg2+、Zn
2+、Ba2+、Ca2+から選ばれる1種以上の金属と、三
価金属として、Al3+を用いた複合酸化物触媒、又はM
gとSiを主成分とする複合酸化物触媒が用いられる。
【0013】ここで用いられる触媒の調製法として、例
えば、二価金属と三価金属から選ばれる1種以上の金属
を含有する水溶液とアルカリ剤を混合することにより、
沈殿物として得る方法がある。水溶液の調製には硝酸
塩、硫酸塩、塩化物塩等いずれを用いてもよいが、触媒
性能の点から硝酸塩が好ましい。アルカリ剤は、水酸化
ナトリウム、硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウム等の1種
以上が用いられる。
えば、二価金属と三価金属から選ばれる1種以上の金属
を含有する水溶液とアルカリ剤を混合することにより、
沈殿物として得る方法がある。水溶液の調製には硝酸
塩、硫酸塩、塩化物塩等いずれを用いてもよいが、触媒
性能の点から硝酸塩が好ましい。アルカリ剤は、水酸化
ナトリウム、硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウム等の1種
以上が用いられる。
【0014】金属塩水溶液とアルカリ剤との混合は、触
媒性能の点から、一定水量をはった調製槽に金属塩水溶
液とアルカリ剤を同時に滴下し、アルカリ剤の滴下速度
を調節して、混合溶液のpHを一定に保持しながら行う
のが好ましい。保持するpHは金属種により異なり、M
gとAlの場合pH=9〜11の範囲で設定するのが好ま
しい。金属塩水溶液とアルカリ剤の混合によって得られ
る沈殿物は、水溶液と分離し、洗浄、乾燥後、焼成す
る。触媒は粉末状、又はアルミナゾル、シリカゾル、ア
ンチモンゾル、チタンゾル、ジルコニアゾル等のバイン
ダーを用いた成形体のいずれのものも使用することがで
きる。
媒性能の点から、一定水量をはった調製槽に金属塩水溶
液とアルカリ剤を同時に滴下し、アルカリ剤の滴下速度
を調節して、混合溶液のpHを一定に保持しながら行う
のが好ましい。保持するpHは金属種により異なり、M
gとAlの場合pH=9〜11の範囲で設定するのが好ま
しい。金属塩水溶液とアルカリ剤の混合によって得られ
る沈殿物は、水溶液と分離し、洗浄、乾燥後、焼成す
る。触媒は粉末状、又はアルミナゾル、シリカゾル、ア
ンチモンゾル、チタンゾル、ジルコニアゾル等のバイン
ダーを用いた成形体のいずれのものも使用することがで
きる。
【0015】上記のような触媒を用いたアルキル又はア
ルケニルポリエトキシエーテルの合成は、回分式反応器
でも連続式反応器のいずれでも行い得る。回分式反応器
を使用する場合の触媒使用量は、アルコール量に対し、
0.5〜10重量%が好ましく、より好ましくは1〜8重量
%である。反応に供する温度は100〜230℃が好ましく、
より好ましくは150〜180℃である。供給されるEOは窒
素、アルゴン等の不活性ガスで希釈された状態で用いる
のが好ましい。反応圧力は0.2〜1.0MPaが好ましく、よ
り好ましくは0.4〜0.8MPaである。上記反応混合物を冷
却後、触媒を分離又は不活性化することにより、アルキ
ル又はアルケニルポリエトキシエーテルを得ることがで
きる。
ルケニルポリエトキシエーテルの合成は、回分式反応器
でも連続式反応器のいずれでも行い得る。回分式反応器
を使用する場合の触媒使用量は、アルコール量に対し、
0.5〜10重量%が好ましく、より好ましくは1〜8重量
%である。反応に供する温度は100〜230℃が好ましく、
より好ましくは150〜180℃である。供給されるEOは窒
素、アルゴン等の不活性ガスで希釈された状態で用いる
のが好ましい。反応圧力は0.2〜1.0MPaが好ましく、よ
り好ましくは0.4〜0.8MPaである。上記反応混合物を冷
却後、触媒を分離又は不活性化することにより、アルキ
ル又はアルケニルポリエトキシエーテルを得ることがで
きる。
【0016】連続式反応器を用いて製造する場合、ガス
化されたEOと液状のアルコールを上記触媒の存在下、
気液で接触させる反応が好ましい。固定床反応器を使用
する場合には、気液並流でも気液向流のいずれの操作で
もよいが、操作範囲の点から気液並流操作が好ましい。
この時の反応温度は100〜230℃が好ましく、より好まし
くは150〜180℃である。EOをガスとして反応させる場
合、安全のため窒素等の不活性ガスによって希釈された
ものを用いるのが好ましく、反応圧力は0.2〜1.0MPaが
好ましく、より好ましくは0.4〜0.8MPaである。
化されたEOと液状のアルコールを上記触媒の存在下、
気液で接触させる反応が好ましい。固定床反応器を使用
する場合には、気液並流でも気液向流のいずれの操作で
もよいが、操作範囲の点から気液並流操作が好ましい。
この時の反応温度は100〜230℃が好ましく、より好まし
くは150〜180℃である。EOをガスとして反応させる場
合、安全のため窒素等の不活性ガスによって希釈された
ものを用いるのが好ましく、反応圧力は0.2〜1.0MPaが
好ましく、より好ましくは0.4〜0.8MPaである。
【0017】次に上述の如く得られた、アルキル又はア
ルケニルポリエトキシエーテルを硫酸化、中和して
(a)成分を得る。
ルケニルポリエトキシエーテルを硫酸化、中和して
(a)成分を得る。
【0018】アルキル又はアルケニルポリエトキシエー
テルの硫酸化反応は、流下薄膜式反応器又は上昇薄膜式
反応器での気液接触型反応器を用いて行うのが好まし
い。硫酸化剤は、三酸化硫黄、クロル硫酸等が使用で
き、三酸化硫黄ガスによる硫酸化反応は連続生産を可能
とするので経済的に有利となり好ましい。三酸化硫黄ガ
スは過剰反応を避けるために、希釈ガスにより希釈した
状態で供給することが好ましい。使用する三酸化硫黄濃
度は、好ましくは1〜8容量%、より好ましくは2〜5
容量%である。混合ガス中の三酸化硫黄は、未反応物や
副生成物の量を低減し、生成物の着色を防止するため
に、EO付加物の供給モル数に対して0.9〜1.1モル倍で
使用するのが好ましく、より好ましくは0.97〜1.00モル
倍である。反応に供するEO付加物の供給温度は、平均
付加モル数に対応する粘度にもよるが、得られる製品の
色相を良好にし、副反応の進行を抑えるために、30〜80
℃で供給するのが好ましい。反応器内での反応温度は、
反応器外部に設置した除熱装置によって、好ましくは30
〜80℃に制御され、より好ましくは40〜70℃に制御され
る。
テルの硫酸化反応は、流下薄膜式反応器又は上昇薄膜式
反応器での気液接触型反応器を用いて行うのが好まし
い。硫酸化剤は、三酸化硫黄、クロル硫酸等が使用で
き、三酸化硫黄ガスによる硫酸化反応は連続生産を可能
とするので経済的に有利となり好ましい。三酸化硫黄ガ
スは過剰反応を避けるために、希釈ガスにより希釈した
状態で供給することが好ましい。使用する三酸化硫黄濃
度は、好ましくは1〜8容量%、より好ましくは2〜5
容量%である。混合ガス中の三酸化硫黄は、未反応物や
副生成物の量を低減し、生成物の着色を防止するため
に、EO付加物の供給モル数に対して0.9〜1.1モル倍で
使用するのが好ましく、より好ましくは0.97〜1.00モル
倍である。反応に供するEO付加物の供給温度は、平均
付加モル数に対応する粘度にもよるが、得られる製品の
色相を良好にし、副反応の進行を抑えるために、30〜80
℃で供給するのが好ましい。反応器内での反応温度は、
反応器外部に設置した除熱装置によって、好ましくは30
〜80℃に制御され、より好ましくは40〜70℃に制御され
る。
【0019】上述の如く得られた硫酸化物を、中和する
ことにより、本発明の(a)成分を得る。中和剤は、ア
ルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、置換ア
ンモニウム等の陽イオンンを含むアルカリ水溶液を使用
することが好ましい。中和形式は回分式でも連続式でも
良いが、中和時発生する中和熱を効果的に除去できる形
式のものが好ましい。
ことにより、本発明の(a)成分を得る。中和剤は、ア
ルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、置換ア
ンモニウム等の陽イオンンを含むアルカリ水溶液を使用
することが好ましい。中和形式は回分式でも連続式でも
良いが、中和時発生する中和熱を効果的に除去できる形
式のものが好ましい。
【0020】本発明の(b)成分において、R1の炭素
数は8〜16であり、12〜14が好ましい。またR2及びR3
の炭素数は1〜5であり、メチル基又はエチル基が好ま
しい。(b)成分は、単独でも2種以上を併用しても良
い。
数は8〜16であり、12〜14が好ましい。またR2及びR3
の炭素数は1〜5であり、メチル基又はエチル基が好ま
しい。(b)成分は、単独でも2種以上を併用しても良
い。
【0021】本発明の洗浄剤組成物中の(a)成分の含
有量は、組成物粘度、洗浄性の観点から23〜40重量%、
好ましくは26〜34重量%である。また(b)成分の含有
量は、起泡性、保存安定性の観点から、3〜20重量%、
好ましくは5〜20重量%である。
有量は、組成物粘度、洗浄性の観点から23〜40重量%、
好ましくは26〜34重量%である。また(b)成分の含有
量は、起泡性、保存安定性の観点から、3〜20重量%、
好ましくは5〜20重量%である。
【0022】また、本発明の洗浄剤組成物中の(a)成
分と(b)成分の割合は、(b)/(a)(重量比)=
0.3〜0.6が好ましく、0.4〜0.5がより好ましい。この範
囲は、意外にも洗浄性と低刺激性を両立する特異的な範
囲である。つまり(a)及び(b)成分が高濃度である
が、手への刺激性が低く、高い起泡力を有している。
分と(b)成分の割合は、(b)/(a)(重量比)=
0.3〜0.6が好ましく、0.4〜0.5がより好ましい。この範
囲は、意外にも洗浄性と低刺激性を両立する特異的な範
囲である。つまり(a)及び(b)成分が高濃度である
が、手への刺激性が低く、高い起泡力を有している。
【0023】本発明の洗浄剤組成物には、上記必須成分
の他に、減粘効果を高める目的で、種々の可溶化剤を配
合することもできる。好ましくは炭素数7〜12のアリー
ルスルホン酸(塩)及び/又は炭素数7〜12のアリール
カルボン酸(塩)であり、安息香酸、パラトルエンスル
ホン酸及びそれらのナトリウム塩が特に好ましい。可溶
化剤の配合割合は、減粘効果及び低温時の保存安定性の
観点から、組成物中0.5〜20重量%が好ましい。
の他に、減粘効果を高める目的で、種々の可溶化剤を配
合することもできる。好ましくは炭素数7〜12のアリー
ルスルホン酸(塩)及び/又は炭素数7〜12のアリール
カルボン酸(塩)であり、安息香酸、パラトルエンスル
ホン酸及びそれらのナトリウム塩が特に好ましい。可溶
化剤の配合割合は、減粘効果及び低温時の保存安定性の
観点から、組成物中0.5〜20重量%が好ましい。
【0024】また、本発明の洗浄剤組成物中には必要に
応じて公知の洗浄作用を示す界面活性剤を、起泡力や泡
の安定化、洗浄力を向上させる目的で配合することがで
きる。例えば、炭素数8〜18のα−オレフィンスルホン
酸塩、炭素数8〜18のα−スルホ脂肪酸エステル塩等の
陰イオン界面活性剤、アルキルグルコシド、ポリアルコ
キシエーテル等の非イオン界面活性剤、スルホベタイン
等の両性界面活性剤等である。これらの界面活性剤の配
合量は、上記効果を十分に発揮させ、低温時の保存安定
性を損なわないために、組成物中0.5〜15重量%が好ま
しい。
応じて公知の洗浄作用を示す界面活性剤を、起泡力や泡
の安定化、洗浄力を向上させる目的で配合することがで
きる。例えば、炭素数8〜18のα−オレフィンスルホン
酸塩、炭素数8〜18のα−スルホ脂肪酸エステル塩等の
陰イオン界面活性剤、アルキルグルコシド、ポリアルコ
キシエーテル等の非イオン界面活性剤、スルホベタイン
等の両性界面活性剤等である。これらの界面活性剤の配
合量は、上記効果を十分に発揮させ、低温時の保存安定
性を損なわないために、組成物中0.5〜15重量%が好ま
しい。
【0025】また、本発明の洗浄剤組成物中には起泡力
や汚垢洗浄力を増強させるために無機酸の二価金属塩、
特にマグネシウム塩を配合することもできる。マグネシ
ウム塩としては、硝酸マグネシウム、硫酸マグネシウム
及び塩化マグネシウムからなる群より選ばれる1種以上
が挙げられる。これら二価金属塩の配合量は、上記効果
を十分に発揮させ、また保存時の析出物の生成を抑制す
るために、組成物中0.1〜5重量%が好ましい。
や汚垢洗浄力を増強させるために無機酸の二価金属塩、
特にマグネシウム塩を配合することもできる。マグネシ
ウム塩としては、硝酸マグネシウム、硫酸マグネシウム
及び塩化マグネシウムからなる群より選ばれる1種以上
が挙げられる。これら二価金属塩の配合量は、上記効果
を十分に発揮させ、また保存時の析出物の生成を抑制す
るために、組成物中0.1〜5重量%が好ましい。
【0026】更に、固着性の汚垢成分の洗浄力を増強
し、すすぎ性を向上させる成分を配合することも可能で
ある。例えば、有機多価カルボン酸、とりわけクエン
酸、リンゴ酸、マレイン酸、フタル酸及びこれらの塩か
ら成る群より選ばれる1種以上を配合することができ
る。これら有機多価カルボン酸又はその塩の配合量は、
上記効果を十分に発揮させ、低温時の保存安定性を損な
わないために、組成物中0.1〜10重量%が好ましい。
し、すすぎ性を向上させる成分を配合することも可能で
ある。例えば、有機多価カルボン酸、とりわけクエン
酸、リンゴ酸、マレイン酸、フタル酸及びこれらの塩か
ら成る群より選ばれる1種以上を配合することができ
る。これら有機多価カルボン酸又はその塩の配合量は、
上記効果を十分に発揮させ、低温時の保存安定性を損な
わないために、組成物中0.1〜10重量%が好ましい。
【0027】また、本発明の液体洗浄剤組成物には、そ
の効果を損なわない範囲で他の任意成分の添加が可能で
ある。例えば、粘度鉱物や水溶性高分子物質等の粘度調
整剤、方解石、珪石、リン酸カルシウム、ゼオライト、
ポリエチレン、ナイロン等の水不溶性研磨材、グリセリ
ン、ソルビトール等の保湿剤、その他酵素、香料、色
素、防腐剤、防黴剤等を使用することができる。
の効果を損なわない範囲で他の任意成分の添加が可能で
ある。例えば、粘度鉱物や水溶性高分子物質等の粘度調
整剤、方解石、珪石、リン酸カルシウム、ゼオライト、
ポリエチレン、ナイロン等の水不溶性研磨材、グリセリ
ン、ソルビトール等の保湿剤、その他酵素、香料、色
素、防腐剤、防黴剤等を使用することができる。
【0028】
【実施例】例中の%は特記しない限り重量%である。
【0029】触媒調製例 Mg(NO3)2・6H2Oを1.0mol/L及びAl(NO3)3
・9H2Oを0.4mol/L水に溶解した混合溶液を、0.35m
ol/L Na2CO3水溶液及び3.2N NaOH水溶液と
共に、それぞれ20mL/min、10mL/min及び12mL/minの
液量で10L容の反応器に供給した。反応槽には予め水1
Lを入れておき、定速撹拌器で撹拌した。反応液はpH
が9.7〜10.3になるようにNaOH水溶液の添加量を調
節した。2時間沈殿反応を行った後、各水溶液の供給を
停止し、懸濁溶液を撹拌したまま1時間熟成させた。得
られた懸濁溶液を濾過し、得られた白色固体をイオン交
換水を用いて十分に洗浄した。洗浄後、80℃の温風乾燥
器中で12時間乾燥させた。乾燥後の白色固体をN2気流
中で600℃、2時間焼成した。
・9H2Oを0.4mol/L水に溶解した混合溶液を、0.35m
ol/L Na2CO3水溶液及び3.2N NaOH水溶液と
共に、それぞれ20mL/min、10mL/min及び12mL/minの
液量で10L容の反応器に供給した。反応槽には予め水1
Lを入れておき、定速撹拌器で撹拌した。反応液はpH
が9.7〜10.3になるようにNaOH水溶液の添加量を調
節した。2時間沈殿反応を行った後、各水溶液の供給を
停止し、懸濁溶液を撹拌したまま1時間熟成させた。得
られた懸濁溶液を濾過し、得られた白色固体をイオン交
換水を用いて十分に洗浄した。洗浄後、80℃の温風乾燥
器中で12時間乾燥させた。乾燥後の白色固体をN2気流
中で600℃、2時間焼成した。
【0030】アルキルエトキシ硫酸塩の製造例 (1) アルキルポリエトキシエーテルの製造 内容積3.5Lのオートクレーブにラウリルアルコール496
gを入れ、上記調製例で調製した触媒を粉末で10g投入
した後、窒素でオートクレーブ内を置換し160℃まで毎
分300回転の撹拌で昇温させた。所定の反応温度に達し
た後、撹拌回転数を毎分500回転まで上昇させ、窒素圧
力を0.12MPaに設定した。続いてEOを供給し反応圧力
を0.42MPaとし、反応を行った。反応は圧力ゲージの減
少度合いでEOの供給量を制御し、反応圧力と反応温度
を一定に保ちながらEO352gをオートクレーブに投入
したところで供給を停止し、その後圧力が0.12MPaとな
るまで熟成を行った。熟成後、オートクレーブの温度を
80℃まで降温し反応液を取り出した後、濾過により触媒
を分離して、EO平均付加モル数4.0のラウリルポリエ
トキシエーテルを得た。EOの付加モル数分布を下記方
法で分析した。結果を表1及び図1に示す。
gを入れ、上記調製例で調製した触媒を粉末で10g投入
した後、窒素でオートクレーブ内を置換し160℃まで毎
分300回転の撹拌で昇温させた。所定の反応温度に達し
た後、撹拌回転数を毎分500回転まで上昇させ、窒素圧
力を0.12MPaに設定した。続いてEOを供給し反応圧力
を0.42MPaとし、反応を行った。反応は圧力ゲージの減
少度合いでEOの供給量を制御し、反応圧力と反応温度
を一定に保ちながらEO352gをオートクレーブに投入
したところで供給を停止し、その後圧力が0.12MPaとな
るまで熟成を行った。熟成後、オートクレーブの温度を
80℃まで降温し反応液を取り出した後、濾過により触媒
を分離して、EO平均付加モル数4.0のラウリルポリエ
トキシエーテルを得た。EOの付加モル数分布を下記方
法で分析した。結果を表1及び図1に示す。
【0031】<EO付加モル数分布分析法>得られたラ
ウリルポリエトキシエーテルを10mLサンプル管に採取
し、TMS化剤(ジーエルサイエンス社製:TMSI-H)を
用いて、末端活性水素をトリメチルシリルエーテル化し
た後、ガスクロマトグラフ用バイアル管に移し替えた。
このように調製したサンプルをガスクロマトグラフ装置
(HEWLETT PACKARD社製:HP6890)を用いて分析した。
ウリルポリエトキシエーテルを10mLサンプル管に採取
し、TMS化剤(ジーエルサイエンス社製:TMSI-H)を
用いて、末端活性水素をトリメチルシリルエーテル化し
た後、ガスクロマトグラフ用バイアル管に移し替えた。
このように調製したサンプルをガスクロマトグラフ装置
(HEWLETT PACKARD社製:HP6890)を用いて分析した。
【0032】
【表1】
【0033】(2) アルキルエトキシ硫酸塩の製造 (1)で得られたラウリルポリエトキシエーテルを、原料
供給温度45℃、供給速度4.4kg/hr、乾燥空気で2.1容量
%に希釈された三酸化硫黄ガスを反応モル比=0.995と
なるように供給し、反応温度約50℃で内径14mm、長さ4.
0mの薄膜流下式硫酸化反応器を用いて反応を行い、得
られた硫酸化物をすぐに冷却された水酸化ナトリウムで
中和した後、ラウリルエトキシ硫酸ナトリウム濃度25重
量%の水溶液を得た。
供給温度45℃、供給速度4.4kg/hr、乾燥空気で2.1容量
%に希釈された三酸化硫黄ガスを反応モル比=0.995と
なるように供給し、反応温度約50℃で内径14mm、長さ4.
0mの薄膜流下式硫酸化反応器を用いて反応を行い、得
られた硫酸化物をすぐに冷却された水酸化ナトリウムで
中和した後、ラウリルエトキシ硫酸ナトリウム濃度25重
量%の水溶液を得た。
【0034】実施例1 上記で調製したラウリルエトキシ硫酸ナトリウムを用
い、表2に示す組成の液体洗浄剤組成物を調製し、これ
らの液体洗浄剤組成物について、下記の方法で洗浄力、
起泡力、使用時及び使用後の手の感触、手荒れ防止性及
び低温安定性について評価を行った。結果を表2に示
す。
い、表2に示す組成の液体洗浄剤組成物を調製し、これ
らの液体洗浄剤組成物について、下記の方法で洗浄力、
起泡力、使用時及び使用後の手の感触、手荒れ防止性及
び低温安定性について評価を行った。結果を表2に示
す。
【0035】<評価方法> (1) 洗浄力 牛脂に指示薬としてスダンIII(赤色色素)を0.1%添加
し、この2.5gを磁性の皿(直径25cm)に塗布したもの
を、洗浄剤組成物3g、水(硬度3.5°DHの水)27g
を染み込ませたスポンジを用いて20℃でこすり洗いし、
もはや皿より牛脂がきれいに取れなくなるまでの洗浄で
きた皿の枚数をもって表す。
し、この2.5gを磁性の皿(直径25cm)に塗布したもの
を、洗浄剤組成物3g、水(硬度3.5°DHの水)27g
を染み込ませたスポンジを用いて20℃でこすり洗いし、
もはや皿より牛脂がきれいに取れなくなるまでの洗浄で
きた皿の枚数をもって表す。
【0036】(2) 起泡力 汚れ成分として市販のバターを洗浄剤組成物濃度0.5%
の洗剤溶液に0.1%添加した時の起泡力を測定する。測
定方法は、直径5cmのガラス円筒に上記のバターを添加
した洗浄剤溶液40mLを入れ、10分間回転撹拌を行い、停
止直後の泡高を測定する。
の洗剤溶液に0.1%添加した時の起泡力を測定する。測
定方法は、直径5cmのガラス円筒に上記のバターを添加
した洗浄剤溶液40mLを入れ、10分間回転撹拌を行い、停
止直後の泡高を測定する。
【0037】(3) 使用時及び使用後の手の感触 2Lビーカーに40℃、洗浄剤組成物濃度10%の各洗剤水
溶液を調製する。各洗剤水溶液中での手の感触を比較品
3を基準とし、下記及びに示す要領で、被験者10人
を対象に官能試験により評価し、得られた得点の総和で
使用感を評価する。 使用時の手の感触 評価洗剤水溶液及び基準洗剤水溶液に、左右別々に手首
まで浸漬する。浸漬1分後の液の感触を、下記の評価点
で採点する。 +2:評価洗剤の方がヌルヌルしない +1:評価洗剤の方がややヌルヌルしない 0:どちらとも言えない −1:評価洗剤の方がややヌルヌルする ー2:評価洗剤の方がヌルヌルする 使用後の手の感触 十分にすすいだ後、乾いたタオルで手を拭いた後の手の
感触を、上記と同様の評価点で採点する。
溶液を調製する。各洗剤水溶液中での手の感触を比較品
3を基準とし、下記及びに示す要領で、被験者10人
を対象に官能試験により評価し、得られた得点の総和で
使用感を評価する。 使用時の手の感触 評価洗剤水溶液及び基準洗剤水溶液に、左右別々に手首
まで浸漬する。浸漬1分後の液の感触を、下記の評価点
で採点する。 +2:評価洗剤の方がヌルヌルしない +1:評価洗剤の方がややヌルヌルしない 0:どちらとも言えない −1:評価洗剤の方がややヌルヌルする ー2:評価洗剤の方がヌルヌルする 使用後の手の感触 十分にすすいだ後、乾いたタオルで手を拭いた後の手の
感触を、上記と同様の評価点で採点する。
【0038】(4) 手荒れ防止性 洗浄剤組成物濃度5%の洗剤溶液を調製し、液温を30℃
に保ち、毎日20分間手を浸漬した後、良く水洗する。こ
の操作を3日間繰り返す。4日後の被験者5人の手の状
態を次の評価基準により目視判定し、平均点で示した。
この試験においては平均点は4点以上であることが望ま
しい。 5点:手荒れがほとんど認められない 4点:手荒れがほんの僅か認められる 3点:手荒れが若干認められる 2点:手荒れがかなり認められる 1点:手荒れが著しく認められる (5) 低温安定性 洗浄剤組成物原液を100mLのガラス製試薬瓶に入れ、−2
0℃で24時間保冷した後5℃で24時間保冷する操作を10
回繰り返す。操作後の洗浄剤組成物の外観を観察し、初
期の状態と比較する。ほとんど変化していないものを
○、やや変化が生じているものを△、明らかに変化して
いるものを×とした。
に保ち、毎日20分間手を浸漬した後、良く水洗する。こ
の操作を3日間繰り返す。4日後の被験者5人の手の状
態を次の評価基準により目視判定し、平均点で示した。
この試験においては平均点は4点以上であることが望ま
しい。 5点:手荒れがほとんど認められない 4点:手荒れがほんの僅か認められる 3点:手荒れが若干認められる 2点:手荒れがかなり認められる 1点:手荒れが著しく認められる (5) 低温安定性 洗浄剤組成物原液を100mLのガラス製試薬瓶に入れ、−2
0℃で24時間保冷した後5℃で24時間保冷する操作を10
回繰り返す。操作後の洗浄剤組成物の外観を観察し、初
期の状態と比較する。ほとんど変化していないものを
○、やや変化が生じているものを△、明らかに変化して
いるものを×とした。
【0039】
【表2】
【0040】*1:製造例で得られたラウリルエトキシ硫
酸ナトリウム *2:式 R4CON(C2H4OH)2 で表され、R4の炭
素数が10のもの3〜11%、12のもの45〜53%、14のもの
38〜48%の混合物 *3:式 H−(C6H10O5)1.3−OC11.3H23.6 で表
される化合物
酸ナトリウム *2:式 R4CON(C2H4OH)2 で表され、R4の炭
素数が10のもの3〜11%、12のもの45〜53%、14のもの
38〜48%の混合物 *3:式 H−(C6H10O5)1.3−OC11.3H23.6 で表
される化合物
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、高い洗浄力と起泡性を
示し、低温時の保存安定性と手荒れ防止性に優れた液体
洗浄剤組成物が得られる。
示し、低温時の保存安定性と手荒れ防止性に優れた液体
洗浄剤組成物が得られる。
【図1】 製造例で得られたラウリルポリエトキシエー
テルのEO付加モル数分布を示す図である。
テルのEO付加モル数分布を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 下記(a)成分を23〜40重量%、及び
(b)成分を3〜20重量%含有する液体洗浄剤組成物。 (a)一般式(I)で表され、且つ式(II)の条件を満足
するアルキル又はアルケニルエトキシ硫酸塩 RO−(CH2CH2O)n−SO3X (I) [Rは炭素数8〜24のアルキル基又はアルケニル基を示
し、nはエチレンオキサイドの平均付加モル数を示す1
〜8の数であり、Xは陽イオンを示す。] 【数1】 (Nはアルキル又はアルケニルエトキシ硫酸塩における
最大重量%を示すエチレンオキサイド付加モル数、Yi
はエチレンオキサイドiモル付加体の重量%を示す。) (b)一般式(III)で表されるアルキル又はアルケニル
アミンオキサイド 【化1】 [R1は炭素数8〜16のアルキル基又はアルケニル基、
R2及びR3は同一又は異なって、炭素数1〜5のアルキ
ル基を示す。] - 【請求項2】 (a)成分と(b)成分の割合が、
(b)/(a)(重量比)=0.3〜0.6である請求項1記
載の液体洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28564999A JP2001107093A (ja) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | 液体洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28564999A JP2001107093A (ja) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | 液体洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001107093A true JP2001107093A (ja) | 2001-04-17 |
Family
ID=17694279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28564999A Pending JP2001107093A (ja) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | 液体洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001107093A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008523227A (ja) * | 2004-12-21 | 2008-07-03 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 食器洗浄用洗剤組成物 |
-
1999
- 1999-10-06 JP JP28564999A patent/JP2001107093A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008523227A (ja) * | 2004-12-21 | 2008-07-03 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 食器洗浄用洗剤組成物 |
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