JP2001107003A - オレフィン系合成樹脂レザー用接着剤及びこれを用いたオレフィン系合成樹脂レザー - Google Patents

オレフィン系合成樹脂レザー用接着剤及びこれを用いたオレフィン系合成樹脂レザー

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JP2001107003A
JP2001107003A JP28431599A JP28431599A JP2001107003A JP 2001107003 A JP2001107003 A JP 2001107003A JP 28431599 A JP28431599 A JP 28431599A JP 28431599 A JP28431599 A JP 28431599A JP 2001107003 A JP2001107003 A JP 2001107003A
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synthetic resin
adhesive
olefin
based synthetic
leather
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JP28431599A
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Kazuhiko Kan
和彦 管
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Bando Chemical Industries Ltd
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Bando Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オレフィン系合成樹脂シートと基布との接着
力が大きく、かつ、オレフィン系合成樹脂レザーの生産
工程の簡略化を図ることができるオレフィン系合成樹脂
レザー用接着剤及びこの接着剤を用いたオレフィン系合
成樹脂レザーの提供を目的とするものである。 【解決手段】 オレフィン系合成樹脂レザー1を構成す
るオレフィン系合成樹脂シート3と合成繊維製の基布2
とを接着するために用いる接着剤であって、EVA系接
着剤とポリウレタン系接着剤とを含有することを特徴と
するオレフィン系合成樹脂レザー用接着剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オレフィン系合成
樹脂を用いたオレフィン系合成樹脂レザーの製造に用い
られる接着剤及びこれを用いたオレフィン系樹脂レザー
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂レザー(合成擬革)は、今日、
釣り具用カッパ等の衣料用素材や靴、鞄、家具等の素材
として広く用いられている。かかるレザーは、従来、合
成繊維製の基布にポリ塩化ビニル(PVC)からなる合
成樹脂シートを接着したものが一般的であったが、PV
Cは焼却時にダイオキシンが発生するため、環境保護に
おける脱PVCの要請から、オレフィン系合成樹脂を使
用したレザーへの代替が進められている。
【0003】かかるオレフィン系合成樹脂レザー10
は、図3に示すように、ポリビニルアセテート(EV
A)などのオレフィン系合成樹脂シート12と、ナイロ
ン、ポリエステルなどの合成繊維から形成された基布1
1とが、接着剤層13を介して接着された構造である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、オレフィン系
合成樹脂シート12及び基布11双方に対する接着性の
よい接着剤がないことから、接着剤層13は、基布11
に対する接着性がよい第1接着剤層14と、オレフィン
系合成樹脂シート12に対する接着性がよい第2接着剤
層15との2層構造にし、オレフィン系合成樹脂シート
12と基布11との接着性を改善する必要があった。
【0005】そのため、当該オレフィン系合成樹脂レザ
ー10の製造には、(a)基布11にナイロン、ポリエ
ステルなどの合成繊維との接着性に優れるポリウレタン
系接着剤を塗布し、加熱乾燥させて第1接着剤層14を
形成する第1工程と、(b)この接着剤層14の表面に
オレフィン系合成樹脂シート12との接着性に優れるE
VA系接着剤を塗布して第2接着剤層15を形成し、こ
の第2接着剤層15の表面にオレフィン系合成樹脂シー
ト12を積層する第2工程との2工程が必要があった。
【0006】また、上述のような方法でオレフィン系合
成樹脂シート12と基布11との接着性を改善しても、
第1接着剤層14と第2接着剤層15との界面が剥離し
やすく、かかる方法で得られたオレフィン系合成樹脂レ
ザーは剥離強度や耐久性に問題があった。
【0007】本発明はこれらの不都合に鑑みてなされた
ものであり、オレフィン系合成樹脂シートと基布との接
着力が大きく、かつ、オレフィン系合成樹脂レザーの生
産工程の簡略化を図ることができるオレフィン系合成樹
脂レザー用接着剤及びこの接着剤を用いたオレフィン系
合成樹脂レザーの提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた発明は、オレフィン系合成樹脂レザーを構成
するオレフィン系合成樹脂シートと合成繊維製の基布と
を接着するために用いる接着剤であって、EVA系接着
剤とポリウレタン系接着剤とを含有することを特徴とす
るオレフィン系合成樹脂レザー用接着剤である。
【0009】この接着剤によれば、オレフィン系合成樹
脂シートに対して接着性のよいポリウレタン系接着剤
と、基布に対して接着性のよいEVA系接着剤とを含有
することから、オレフィン系合成樹脂シートと基布の双
方に対する接着性を向上させることができる。
【0010】そのため、オレフィン系合成樹脂レザーの
製造に当たり、これを構成するオレフィン系合成樹脂シ
ートと合成繊維製の基布とを接着するための接着剤とし
て当該接着剤を用いると、1つの接着剤によりオレフィ
ン系合成樹脂シートと基布とを強く接着することがで
き、剥離強度や耐久性の高いオレフィン系合成樹脂レザ
ーにすることができる。また、上記従来のオレフィン系
合成樹脂レザーのように接着剤層を2層構造にする必要
がないことから、製造工程の簡略化を図ることができ
る。
【0011】上記EVA系接着剤とポリウレタン系接着
剤との重量比としては、固形分換算で4:1〜2:3が
好ましい。これは、ポリウレタン系接着剤が上記含有比
率より大きいとオレフィン系合成樹脂シートとの接着力
が弱くなってしまい、逆に、EVA系接着剤が上記含有
比率より大きいと基布との接着力が弱くなってしまうこ
とからである。
【0012】上記ポリウレタン系接着剤は、硬化剤とし
てイソシアネートを用いる2液混合型が本発明のオレフ
ィン系合成樹脂レザー用として好適である。かかる2液
混合型のポリウレタン系接着剤の方が基布に対する接着
力が強固となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しつつ本発
明の実施の形態を詳説する。図1は本発明の一実施形態
に係るオレフィン系合成樹脂レザーを示す模式的断面図
である。図1のオレフィン系合成樹脂レザー1は、基布
2、接着剤層4及びオレフィン系合成樹脂シート3がこ
の順に積層された構造であり、基布2とオレフィン系合
成樹脂シート3とが接着剤層4を介して接着されたもの
である。
【0014】基布2は、ナイロン、ポリエステル等の合
成繊維から形成された織布、編布などであり、その他、
不織布なども用いることができる。この基布2の厚さ
は、特に限定されるものではなく、当該オレフィン系合
成樹脂レザー1の用途、強度等に合わせて、100μm
以上1000μm以下の範囲で適宜選択するとよい。
【0015】オレフィン系合成樹脂シート3を形成する
オレフィン系合成樹脂としては、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、EVA系樹脂などが挙げられ、レザーの用
途、要求される強度などに応じて適宜選択するとよい。
だたし、レザーとしては、EVA系樹脂が好適である。
かかるオレフィン系合成樹脂シート3の厚さも、特に限
定されるものではなく、当該オレフィン系合成樹脂レザ
ー1の用途、強度等に合わせて、100μm以上150
0μm以下の範囲で適宜選択するとよい。
【0016】接着剤層4を構成する接着剤としては、E
VA系樹脂とポリウレタン系接着剤との混合物が用いら
れている。この接着剤によれば、上記基布2及びオレフ
ィン系合成樹脂シート3双方に対して接着性が高く、当
該オレフィン系合成樹脂レザー1の剥離強度を向上させ
ることができる。
【0017】このように配合するEVA系接着剤とポリ
ウレタン系接着剤との重量比は、固形分換算で4:1〜
2:3が好ましく、3:2近傍が特に好ましい。かかる
含有比率により、オレフィン系合成樹脂シート3に対す
る接着性と基布2に対する接着性とを高次元でバランス
させることができる。
【0018】上記ポリウレタン系接着剤としては、a)
イソシアネートを使用前に混合し、水酸基等とのウレタ
ン反応を利用する2液混合型、b)空気中あるいは被着
体中の水分を硬化剤として使用する湿気硬化性1成分
型、c)ブロック化したイソシアネート基と活性水素を
含む材料とを混合しておき、熱でブロック剤を解離して
反応させる熱硬化性1成分型などが挙げられるが、EV
A系接着剤との混合の容易性を考慮すると、2液混合型
が本発明のオレフィン系合成樹脂レザー用接着剤に好適
である。
【0019】次に、当該オレフィン系合成樹脂レザー1
の製造方法について説明する。まず基布2の表面にウレ
タン系接着剤とEVA系樹脂との混合物を塗布し、乾燥
させて接着剤層4を形成する。その後、オレフィン系合
成樹脂シート3を接着剤層4の表面に貼り合わせること
で、当該オレフィン系合成樹脂レザー1が完成する。ま
たオレフィン系合成樹脂シート3は、押し出し加工、イ
ンフレーション加工及びカレンダー加工により製造する
ことができるが、加工速度が大きく、厚さ精度が高いカ
レンダー加工が好ましい。
【0020】当該オレフィン系合成樹脂レザー1によれ
ば、1層の接着剤層4でも大きな接着力が得られ、剥離
強度及び耐久性を向上させることができる。また、接着
剤層4が1層であることから、製造工数が削減でき、生
産性を向上させることができる。
【0021】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を詳述するが、
この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈され
るべきものではないことはもちろんである。
【0022】[実施例1]固形分換算でEVA系接着剤
16重量部とポリウレタン系接着剤4重量部とイソシア
ネート架橋剤5.3重量部を混合して接着剤を形成し、
この接着剤を基布表面に塗布し、その上にカレンダーロ
ールで圧延したオレフィン系合成樹脂シートを圧延と同
時に積層し、加熱圧着することで実施例1のオレフィン
系合成樹脂レザーを得た。このポリウレタン系接着剤と
しては、大日本インキ社製の商品名「パンデックスT−
5205」(固形分20%、MEK80%)を使用し
た。またEVA系接着剤としては、三井デュポン社製の
商品名「エバフレックスEV220」と商品名「HPR
VR103」とを15:5の重量比で混合し、さらにト
ルエンで5倍に希釈し、これを加熱溶融させたものを使
用した。またイソシアネート架橋剤としては、住友バイ
エルウレタン社製の商品名「スミジュールL75」(固
形分75%、トルエン25%)を使用した。
【0023】[実施例2]上記接着剤のEVA系接着剤
を12重量部とし、ポリウレタン系接着剤を8重量部と
した以外は上記実施例1と同様にして実施例2のオレフ
ィン系合成樹脂レザーを得た。
【0024】[実施例3]上記接着剤のEVA系接着剤
を8重量部とし、ポリウレタン系接着剤を12重量部と
した以外は上記実施例1と同様にして実施例3のオレフ
ィン系合成樹脂レザーを得た。
【0025】[比較例1]上記接着剤としてEVA系接
着剤のみを使用した以外は上記実施例1と同様にして比
較例1のオレフィン系合成樹脂レザーを得た。
【0026】[比較例2]上記接着剤としてポリウレタ
ン系接着剤のみを使用した以外は上記実施例1と同様に
して比較例2のオレフィン系合成樹脂レザーを得た。
【0027】[特性の評価]上記実施例1〜3のオレフ
ィン系合成樹脂レザー及び比較例1、2のオレフィン系
合成樹脂レザーを用い、オレフィン系合成樹脂シートと
基布との接着力を測定した。その接着力に関する測定結
果とウレタン系接着剤及びEVA系接着剤の配合比と関
係を図2のグラフに示す。なお接着力は、JIS K−
6772−9−5の方法で測定した。
【0028】図2からわかるように、実施例1〜3のオ
レフィン系合成樹脂レザーは、接着力が0.8kg/c
m以上あり、レザーとして十分な接着力を示した。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のオレフィ
ン系合成樹脂レザー用接着剤を用いれば、1つの接着剤
によりオレフィン系合成樹脂シートと基布とを強く接着
することができ、そのため、剥離強度や耐久性の高いオ
レフィン系合成樹脂レザーを製造することができる。ま
た、当該オレフィン系合成樹脂レザーの製造工程を簡略
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るオレフィン系合成樹
脂レザーを示す模式的断面図である。
【図2】オレフィン系合成樹脂シートと基布との接着力
とウレタン系接着剤及びEVA系接着剤の配合比と関係
を示すグラフである。
【図3】従来のオレフィン系合成樹脂レザーを示す模式
的断面図である。
【符号の説明】
1 オレフィン系合成樹脂レザー 2 基布 3 オレフィン系合成樹脂シート 4 接着剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK01A AK03B AK42 AK48 AK51G AK68G AL05G AT00A BA02 CB02 DG01A DG11A GB72 JL02 JL11 4J040 DE031 DE032 EF001 EF002 MA10 MB02 MB03 MB09 NA05 NA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オレフィン系合成樹脂レザーを構成する
    オレフィン系合成樹脂シートと合成繊維製の基布とを接
    着するために用いる接着剤であって、 EVA系接着剤とポリウレタン系接着剤とを含有するこ
    とを特徴とするオレフィン系合成樹脂レザー用接着剤。
  2. 【請求項2】 上記EVA系接着剤とポリウレタン系接
    着剤との重量比が、固形分換算で4:1〜2:3である
    請求項1に記載のオレフィン系合成樹脂レザー用接着
    剤。
  3. 【請求項3】 上記ポリウレタン系接着剤が2液混合型
    である請求項1又は請求項2に記載のオレフィン系合成
    樹脂レザー用接着剤。
  4. 【請求項4】 上記オレフィン系合成樹脂シートと合成
    繊維製の基布とが上記請求項1、請求項2又は請求項3
    に記載の接着剤で接着されているオレフィン系合成樹脂
    レザー。
JP28431599A 1999-10-05 1999-10-05 オレフィン系合成樹脂レザー用接着剤及びこれを用いたオレフィン系合成樹脂レザー Pending JP2001107003A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020096511A (ko) * 2001-06-20 2002-12-31 주식회사 원풍 폴리올레핀계 인조피혁 및 그 제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020096511A (ko) * 2001-06-20 2002-12-31 주식회사 원풍 폴리올레핀계 인조피혁 및 그 제조방법

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