JP2001106478A - ポスト形ジブクレーン - Google Patents

ポスト形ジブクレーン

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JP2001106478A
JP2001106478A JP29056199A JP29056199A JP2001106478A JP 2001106478 A JP2001106478 A JP 2001106478A JP 29056199 A JP29056199 A JP 29056199A JP 29056199 A JP29056199 A JP 29056199A JP 2001106478 A JP2001106478 A JP 2001106478A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成により、ポストに対してコラムを
回転させることができ、コストの低減化および軽量化を
図ることのできる、ポスト形ジブクレーンを提供するこ
と。 【解決手段】 横行レール4を支持するコラム3と、こ
のコラム3が回転可能に支持されるポスト2とを備える
ポスト形ジブクレーン1において、コラム3の下側部
に、減速機付モータ17に連結されるスプロケット18
を、ポスト2の上側部外周と対向するように設けるとと
もに、ポスト2における上側部外周に係合突起16を設
けて、スプロケット18とポスト2の上側部外周との間
に、ローラチェーン15を架け渡すとともに、そのロー
ラチェーン15を、嵌合突起16において固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポスト形ジブクレ
ーン、詳しくは、チェーンブロックなどが取り付けられ
るポスト形ジブクレーンに関する。
【0002】
【従来の技術】ポスト形ジブクレーンは、チェーンブロ
ックなどが取り付けられ、荷を吊るジブと、このジブを
支持するコラムと、このコラムが回転可能に支持される
ポストとを備えており、ポストに対してコラムを回転さ
せることによって、ジブを、荷を吊る所定の位置に旋回
させ、そして、ジブに取り付けられるチェーンブロック
などによって、荷の吊り上げおよび吊り下げを行なうよ
うに構成されている。
【0003】このようなポスト形ジブクレーンにおい
て、コラムを回転させるための駆動方式としては、電動
旋回駆動方式として、たとえば、ギヤ方式、ウオームギ
ヤ方式、ローラチェーン方式、ローラ車輪方式などの方
式が知られている。
【0004】ギヤ方式では、たとえば、ポストおよびコ
ラムのいずれか一方の外周全体に平ギヤが設けられると
ともに、他方に、モータ、減速機およびピニオンギヤが
設けられ、平ギヤとピニオンギヤとが噛み合うように構
成されており、モータを駆動させることによって、減速
機を介してピニオンギヤを、平ギヤに対して回転させ、
これによって、ポストに対してコラムを回転させるよう
にしている。
【0005】また、ウオームギヤ方式では、たとえば、
ポストおよびコラムのいずれか一方の外周全体にウオー
ムホイールが設けられるとともに、他方に、モータ、減
速機およびウオームが設けられ、ウオームホイールとウ
オームとが噛み合うように構成されており、モータを駆
動させることによって、減速機を介してウオームを、ウ
オームホイールに対して回転させ、これによって、ポス
トに対してコラムを回転させるようにしている。
【0006】また、ローラチェーン方式では、たとえ
ば、ポストおよびコラムのいずれか一方の外周全体に固
定側スプロケットが設けられるとともに、他方に、モー
タ、減速機および駆動側スプロケットが設けられ、固定
側スプロケットと駆動側スプロケットとの間には、ロー
ラチェーンが架け渡されるように構成されており、モー
タを駆動させることによって、減速機を介して駆動側ス
プロケットを、ローラチェーンを介して固定側スプロケ
ットに対して回転させ、これによって、ポストに対して
コラムを回転させるようにしている。
【0007】また、ローラ車輪方式では、ポストを回転
可能に支持する支持ローラの外周を硬質ゴムで形成する
とともに、この支持ローラにギヤを設けて、このギヤ
を、ピニオンギヤ、減速機を介してモータによって回転
させることにより、ポストに対してコラムを回転させる
ようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記した、
ギヤ方式、ウオームギヤ方式およびローラチェーン方式
においては、ポストおよびコラムのいずれか一方の外周
全体に、ギヤ方式であれば平ギヤを、ウオームギヤ方式
であればウオームホイールを、ローラチェーン方式であ
ればスプロケットを必ず設ける必要がある。しかし、ポ
ストやコラムは、通常、非常に大径であり、その外周全
体に、大径となる平ギヤやウオームホイールあるいはス
プロケットを設けるためには、加工の手間が非常にかか
り、装置のコストが高くなるという不具合を有してい
る。また、そのような大径の平ギヤやウオームホイール
あるいはスプロケットは、かなりの重量があるため、装
置の重量が重たくなり、そのため、据え付け時の作業性
が低下し、さらには、耐久性が低下するという不具合を
有している。
【0009】また、ローラ車輪方式では、大径の平ギヤ
やウオームホイールあるいはスプロケットを設ける必要
はないが、その一方で、支持ローラの外周を硬質ゴムで
形成したり、あるいは、支持ローラにギヤを設ける必要
があるなど、部品点数が多くなるとともに構成が複雑と
なり、やはり装置のコストが高くなるという不具合を有
している。
【0010】本発明は、上記した不具合に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、簡易な構成によ
り、ポストに対してコラムを回転させることができ、コ
ストの低減化および軽量化を図ることのできる、ポスト
形ジブクレーンを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、ジブを支持するコラム
と、前記コラムが回転可能に支持されるポストとを備え
るポスト形ジブクレーンにおいて、前記コラムおよび前
記ポストのいずれか一方には、駆動源、およびその駆動
源に連結されるスプロケットが設けられるとともに、他
方には、その外周の一部に、ローラチェーンが固定され
る固定部が設けられ、前記スプロケットと、前記固定部
が設けられる前記コラムまたは前記ポストの外周との間
には、ローラチェーンが架け渡されるとともに、前記ロ
ーラチェーンが、固定部において固定されていることを
特徴としている。
【0012】このような構成によると、ローラチェーン
が固定部に固定されているので、駆動源を駆動させる
と、ローラチェーンが移動することなくスプロケットが
回転し、これによって、ポストに対してコラムが相対的
に回転する。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記固定部が、前記コラムまた
は前記ポストの径方向外方に突出する嵌合突起からな
り、前記ローラチェーンには、前記嵌合突起が受け入れ
られる受入部が設けられていることを特徴としている。
【0014】このような構成によると、ローラチェーン
は、その受入部に、嵌合突起が受け入れられることによ
って固定される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のポスト形ジブク
レーンの一実施形態を示す概略側面図、図2は、図1に
示すポスト形ジブクレーンの要部側面図、図3は、図2
に示す要部の上面図である。図1において、このポスト
形ジブクレーン1は、所定の設置場所に設置されるポス
ト2と、このポスト2に回転可能に支持されるコラム3
と、このコラム3から、水平方向に延びるように設けら
れるジブとしての横行レール4とを備えている。
【0016】ポスト2は、長手方向に延びる円筒形状を
なし、設置場所から立ち上がるように設けられており、
その下端部には、このポスト2を支えるための円板状の
ベースプレート5が設けられている。このベースプレー
ト5は、図には示していないが、アンカーボルトなどに
よって設置場所に固定されている。また、このベースプ
レート5には、ポスト2の下側外周面に接合される複数
の補強プレート6が立設されており、これによって、ポ
スト2が確実に支持されている。一方、ポスト2の上側
部には、次に述べるコラム3が嵌め込まれた状態におい
て、そのコラム3を回転可能に支持するためのベアリン
グ(図1には現れていない)が設けられている。
【0017】コラム3は、ポスト2よりもやや大径の長
手方向に延びる円筒形状をなし、その下側部が、ポスト
2の上側部の外周に嵌め込まれており、これによって、
コラム3が、ポスト2に対して相対的に回転可能に支持
されている。また、その下側部には、このポスト2に対
するコラム3の回転を円滑にするとともに、次の述べる
横行レール4の重さによってポスト2に対してコラム3
が傾倒することを防止するための支持ローラ7が設けら
れている。すなわち、図2にも示すように、コラム3の
下側部には、水平方向に沿って矩形状の開口部が形成さ
れており、その開口部を上下方向から挟むようにして1
対の取付ブラケット8が対向状に設けられ、支持ローラ
7は、そのローラ軸9が、この取付ブラケット8に回転
可能に支持されることによって取り付けられている。支
持ローラ7は、取付ブラケット8を介してコラム3に支
持されながら、ポスト2の外周に回転しながら当接する
ので、これによって、ポスト2に対するコラム3の回転
が円滑に行なえるとともに、横行レール4の重さによっ
てポスト2に対してコラム3が傾倒することを防止して
いる。
【0018】横行レール4は、長手方向に延びる断面略
H状をなし、コラム3の上側部において、そのコラム3
の径方向外方に向かって延びるように設けられている。
この横行レール4には、その後側部に、コラム3の上側
外周面に接合される補強プレート10が設けられてお
り、これによって、コラム3に対して確実に固定されて
いる。また、この横行レール4には、この横行レール4
の長手方向を移動するトロリ11が設けられており、こ
のトロリ11には、電気式のチェーンブロック12が吊
り下げられている。なお、この横行レール4の前側部お
よび後側部には、それぞれ、トロリ11の移動を規制す
るためのストッパ部材13が設けられている。
【0019】そして、このようにして構成されている本
実施形態のポスト形ジブクレーン1においては、コラム
3の下側部に、このコラム3をポスト2に対して回転さ
せるための駆動ユニット14が設けられるとともに、ポ
スト2の上側部外周に、後述するローラチェーン15が
固定される固定部としての嵌合突起16が設けられてい
る。
【0020】図2および図3において、駆動ユニット1
4は、駆動源としての減速機付モータ17と、この減速
機付モータ17に連結されるスプロケット18と、減速
機付モータ17を支持するモータ支持部材19とを備え
ており、コラム3の下側部において、その径方向外方に
配置され、スプロケット18がポスト2の上側部外周に
水平方向において対向するように配置されている。
【0021】モータ支持部材19は、コラム3の径方向
外方において、そのコラム3に水平方向に沿って取り付
けられる断面L字状の支持板20と、この支持板20の
両端から対向状に立設し、コラム3の外周面に接合され
る1対の補強板21と、減速機付モータ17を受ける断
面L字状の受け板22から構成されている。
【0022】支持板20は、その屈曲された後端部が下
に向いた状態において、その前端部がコラム3の下端部
に水平方向に沿って接合されるとともに、補強板21に
より確実にコラム3に固定されており、減速機付モータ
17が挿通可能であって、減速機付モータ17が挿通さ
れた状態においてその前後方向においてやや隙間を有す
る開口部23が形成されている。また、受け板22は、
支持板20とほぼ等しい幅に形成され、減速機付モータ
17のドライブシャフト25を挿通することのできる孔
を有しており、その屈曲された後端部が下に向いた状態
において、その上面がモータ支持板20の下面に複数の
ボルト24およびナット29を介して取り付けられてい
る。なお。この取り付けにおいては、支持板20の幅方
向両端部には、ボルト24を挿通するたための4つの孔
が形成されるとともに、受け板22におけるその4つの
孔に対向する位置には、それぞれ前後方向に延びる長孔
30が形成されており、この長孔30によって、受け板
22が支持板20に対して前後方向に調節可能に取り付
けられている。
【0023】より具体的には、支持板20の下面に受け
板22の上面を対向させた状態においては、支持板20
における屈曲された後端部と、受け板22における屈曲
された後端部とが対向状に配置されるが、支持板20に
おける屈曲された後端部には、位置調節ねじ26が挿通
可能な孔27が形成されるとともに、受け板22におけ
る屈曲された後端部における、その孔27の対向位置に
は、ねじ溝28が形成されており、位置調節ねじ26
を、孔27に挿通した状態において、ねじ溝28に対し
て位置調節ねじ26を螺進させ、あるいは、螺退させる
ことにより、支持板20に対して受け板22を前後方向
に調節し、後述するローラチェーン15の緊張状態が好
適となるように調節された状態において、ボルト24お
よびナット29によって、支持板20に対して受け板2
2が固定されている。なお、位置調節ねじ26の先端部
には、ナット35が締め込まれている。なお、支持板2
0の幅方向両側には、下方に向かって延びるカバー部材
36がそれぞれ取り付けられている。
【0024】そして、減速機付モータ17は、そのドラ
イブシャフト25が受け板22の孔に下向きに挿通され
た状態で、その受け板22に支持されており、そのドラ
イブシャフト25の先端部には、スプロケット18がボ
ルト31によって固定されている。なお、ドライブシャ
フト25の先端部におけるスプロケット18と受け板2
2との間には、スプロケット18の上下方向の位置を調
節するためのカラー34が介装されている。この状態に
おいて、スプロケット18は、水平方向において、ポス
ト2の上側部外周と対向するようになる。
【0025】一方、このスプロケット18と水平方向に
おいて対向するポスト2の外周における、スプロケット
18と対向する外周面と反対側の外周面には、嵌合突起
16が径方向外方に向けて突出形成されている。この嵌
合突起16は、図4および図5に示すように、ローラチ
ェーン15を上下方向から挟むようにして、所定の間隔
を隔てて対向状に設けられる2つの直方体状の突起部材
によって構成されている。
【0026】また、ローラチェーン15は、スプロケッ
ト18と、スプロケット18と水平方向において対向す
るポスト2の外周との間において架け渡されるととも
に、2つの嵌合突起16の間に挟まれた状態において固
定されている。すなわち、このローラチェーン15は、
エンドレス状をなし、各ローラのローラリンクプレート
には、そのローラチェーン15が延びる方向と直交する
方向に突出する略L字状の係止片32が設けられてお
り、互いに隣り合う係止片32の間において、2つの嵌
合突起16が受け入れられる受入部33が形成されてい
る。そして、ローラチェーン15の係止片32の間に嵌
合突起16が受け入れられることによって、このローラ
チェーン15の、ポスト2における円周方向の移動が規
制されている。
【0027】そして、このように構成されたポスト形ジ
ブクレーン1において、ポスト2に対してコラム3を回
転させて、横行レール4を荷を吊る任意の位置に旋回さ
せるには、減速機付モータ17を駆動させることによ
り、ドライブシャフト25を介してスプロケット18を
回転させればよい。そうすると、ローラチェーン15
は、嵌合突起16によって、ポスト2における円周方
向、すなわち、ローラチェーン15の架け渡し方向にお
いて移動が規制されているため、このローラチェーン1
5が移動することなくスプロケット18が回転するの
で、このスプロケット18が支持されているコラム3が
ポスト2に対して相対的に回転され、これによって、横
行レール4の旋回が行なわれる。
【0028】そして、旋回された任意の位置において、
トロリ11を横行レール4の長手方向に移動させて、チ
ェーンブロック12を、荷を吊る所定の位置に移動させ
ることにより、荷の吊り上げまたは吊り下げの作業を行
なえばよい。
【0029】このようなポスト形ジブクレーン1では、
ポスト2の外周面の一部に嵌合突起16を設けて、この
嵌合突起16にローラチェーン15を固定するのみで、
ポスト2に対してコラム3を相対的に回転させることが
できるので、従来のように、ポスト2の外周面全体にわ
たって大径の平ギヤやウオームホイールあるいはスプロ
ケットなどを設ける必要がなく、また、支持ローラ7に
ギヤを設ける必要もないため、少ない部品点数で簡易な
構成によって実現することができる。したがって、装置
のコストの低減化を図ることができるとともに、軽量化
を図ることができ、据え付け時の作業性、および耐久性
の向上を図ることができる。なお、ローラチェーン15
は、互いに隣り合う係止片32の間に形成される受入部
33と嵌合突起16との嵌合により固定されているの
で、簡易な構成によって確実に固定され、より一層のコ
ストの低減化が図られている。
【0030】なお、本実施形態においては、コラム3に
駆動ユニット14を設けるとともに、ポスト2に嵌合突
起16を設けたが、この逆、すなわち、コラム3に嵌合
突起16を設けるとともに、ポスト2に駆動ユニット1
4を設けてもよい。
【0031】また、本実施形態では、ポスト2の外周に
おけるスプロケット18と対向する外周面と反対側の外
周面に嵌合突起16を形成したが、横行レール4の旋回
角度範囲に応じて、たとえば、ポスト2の外周面におい
て互いに180°変位するように、ポスト2の外周にお
けるスプロケット18と対向する外周面にさらにもう1
箇所設けてもよく、また、ポスト2の外周面において互
いに120°変位するように3箇所設けてもよく、その
数および配置は特に制限されない。
【0032】また、本実施形態では、ローラチェーン1
5の各ローラのローラリンクプレートに係止片32を突
出形成したが、このような係止片32を設けずに、たと
えば、各ローラの隙間に、直接嵌合するような突起を設
けて、ローラチェーン15を固定するようにしてもよ
い。
【0033】また、本実施形態では、ジブとして横行レ
ール4を用いてトロリ12を介してチェーンブロック1
2を支持するようにしたが、ジブは、その目的および用
途によってどのようなものでもよく、たとえば、アーム
の先端部に滑車などが取り付けられているものであって
もよい。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、ローラチェーンを、コラムまたはポストの
外周の一部に設けられる固定部に固定するのみの構成
で、ポストに対してコラムを相対的に回転させることが
できるので、大径の平ギヤやウオームホイールあるいは
スプロケットなどを設ける必要がなく、また、支持ロー
ラにギヤを設ける必要もないため、少ない部品点数で簡
易な構成によって実現することができる。したがって、
装置のコストの低減化を図ることができるとともに、軽
量化を図ることができ、据え付け時の作業性、および耐
久性の向上を図ることができる。
【0035】請求項2に記載の発明によれば、ローラチ
ェーンが、受入部と嵌合突起との嵌合により固定される
ので、簡易な構成によって確実に固定することができる
とともに、より一層のコストの低減化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポスト形ジブクレーンの一実施形態を
示す概略側面図である。
【図2】図1に示すポスト形ジブクレーンの要部側面図
である。
【図3】図3は、図2に示す要部の上面図である。
【図4】ポストとスプロケットとの間に架け渡されるロ
ーラチェーンを説明するための説明図である。
【図5】嵌合突起が形成されているポストの外周面の要
部側面図である。
【符号の説明】
1 ポスト形ジブクレーン 2 ポスト 3 コラム 4 横行レール 15 ローラチェーン 16 嵌合突起 17 減速機付モータ 18 スプロケット 32 係止片 33 受入部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジブを支持するコラムと、前記コラムが
    回転可能に支持されるポストとを備えるポスト形ジブク
    レーンにおいて、 前記コラムおよび前記ポストのいずれか一方には、駆動
    源、およびその駆動源に連結されるスプロケットが設け
    られるとともに、 他方には、その外周の一部に、ローラチェーンが固定さ
    れる固定部が設けられ、 前記スプロケットと、前記固定部が設けられる前記コラ
    ムまたは前記ポストの外周との間には、ローラチェーン
    が架け渡されるとともに、前記ローラチェーンが、固定
    部において固定されていることを特徴とする、ポスト形
    ジブクレーン。
  2. 【請求項2】 前記固定部が、前記コラムまたは前記ポ
    ストの径方向外方に突出する嵌合突起からなり、 前記ローラチェーンには、前記嵌合突起が受け入れられ
    る受入部が設けられていることを特徴とする、請求項1
    に記載のポスト形ジブクレーン。
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