JP2001106440A - 電子部品包装用リール - Google Patents

電子部品包装用リール

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JP2001106440A JP28444899A JP28444899A JP2001106440A JP 2001106440 A JP2001106440 A JP 2001106440A JP 28444899 A JP28444899 A JP 28444899A JP 28444899 A JP28444899 A JP 28444899A JP 2001106440 A JP2001106440 A JP 2001106440A
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  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンボステープを巻芯の差込口に差込む際
に、電子部品収納部の押しつぶし作業を不要とし、か
つ、エンボステープの誤った巻付けを防止することを可
能とした電子部品包装用リールを提供すること。 【解決手段】 巻芯11と、両側のフランジ板12とか
らなる電子部品包装用リールにおいて、巻芯11は、周
縁部にエンボステープ16の電子部品収納部17の厚み
と略同一か、やや広くなるように形成した差込口21
と、差込口21の一方側に形成され、エンボステープ1
6の電子部品収納部17相互間の隙間を係止するための
突起からなる係止爪22と、差込口21の他方側に形成
され、エンボステープ16引っ掛かりを逃すために滑ら
かに形成された摺動部23と、差込口21に連通し、巻
芯11の中心部側に形成された差込凹部24とを具備
し、エンボステープ16の、差込口21への差込み向き
が正しく、かつ、巻芯11の回転方向が正しい場合の
み、エンボステープ16が巻上げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板等に
実装される電子部品を包装するための電子部品包装用リ
ールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6に示すように、一般的な電
子部品包装用リール10は、エンボステープ16を一定
方向に巻付ける巻芯11と、巻付けたエンボステープ1
6を保持するために巻芯11の両側に接着等で取付けら
れた2枚のフランジ板12とで構成される。前記巻芯1
1は、発砲スチロール、プラスチック等で形成され、円
柱形をなし、その厚みはエンボステープ16の幅に等し
いか、やや厚く形成されている。そして、外周部から中
心部にかけて、エンボステープ16を差込み固定するた
めの差込溝13が切欠き形成されいている。この差込溝
13の従来の形状は、図6に示すように、幅の狭い長方
形状に切欠いたものであり、この切欠きの幅は、エンボ
ステープ16の電子部品収納部17をつぶして差込んだ
ときに容易に外れない程度の狭い幅となっていた。
【0003】又、前記巻芯11の中央部には軸孔14を
設けられている。この軸孔14は、巻芯11の中心部を
円形状に切欠いて形成され、更に、軸に差込み固定する
ための回り止めが、外周部から外側に向かって等間隔に
複数個設けられている。前記巻芯の両側に取付ける前記
フランジ体12は、段ボール等で形成され、円板状をな
し、その径は巻芯11の径より充分大きく、前記巻芯1
1の軸孔14と同様、中央部に軸孔14を有する。更に
フランジ体12には、巻付けたエンボステープの状態を
確認するための窓15が、軸孔14の外側複数箇所に形
成される。
【0004】前記巻芯11に巻付けられるエンボステー
プ16は、図7に示すように、細長いテープ状をなし、
裏面に等間隔に配置された多数の電子部品収納部17を
有する。この電子部品収納部17は凹状をなし、内部に
チップ型のアルミ電解コンデンサ、抵抗素子、半導体素
子等の電子部品18が収納される。その後、収納した電
子部品18が外部に飛び出さないように、エンボステー
プ16の表面に封鎖テープ19を貼着して封鎖する。
又、エンボステープ16の一方の縁部又は両縁部には、
多数の位置合せ孔20が等間隔に配置されている。
【0005】前記巻芯11にエンボステープ16を巻付
けるときは、図6に示すように、エンボステープ16の
先端部の電子部品収納部17を複数個押しつぶし、厚み
を薄くしたものを差込溝13に差込んで抜け止めとす
る。この電子部品収納部17の押しつぶしは、つぶし過
ぎて低くなり過ぎると、差込溝13から容易に抜け出て
しまうし、又、つぶしが足りないと、差込溝13に差込
むことができない。そのため、電子部品収納部17は、
差込溝13に適当な抵抗をもって差込み固定されるよう
に押しつぶされる。この状態において巻芯11は、軸孔
14を中心として一定方向に回転させ、エンボステープ
16を巻上げる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5及び図6に示す従
来の電子部品包装用リールの巻芯11には、以下の問題
があった。上記の通り、前記エンボステープ16を前記
差込溝13に挿入するために、電子部品収納部17を押
しつぶして抜け止めとしているが、この押しつぶし作業
は手作業により行われているため、つぶし加減に個人差
が生じ、又、つぶし方が足りないと、エンボステープ1
6の電子部品収納部17が厚すぎて差込溝13に入ら
ず、逆に押しつぶし過ぎると、差込溝13の幅より狭く
なり、差込溝13に差込んでも固定されずに、簡単に外
れてしまう。更に、押しつぶしたエンボステープ16の
先端部を差込溝13に差込む作業は両手で行っていたた
め作業効率が悪い。このため、片手で作業を行い、作業
効率を向上させることが望まれていた。
【0007】又、前記エンボステープ16の前記差込溝
13への差込み作業を機械化した場合、電子部品収納部
17を押しつぶして差込む方法では、エンボステープ1
6をうまく差込めず、又、差込むことができなかったと
きの復帰が困難となる。すなわち、再度電子部品包装用
リール10を巻上げようとしても、エンボステープ16
の先端は、差込溝13に差込まれていないため、巻芯1
1に巻上がらないことがある。
【0008】又、従来の差込溝13は、前記エンボステ
ープ16を逆向きに差込んでもも固定してしまうので、
そのまま裏返しに巻芯11に巻付けてしまう。更に、エ
ンボステープ16を差込溝13に正しく差込んでも、巻
芯11を逆方向に回転させると、同様に逆方向のまま巻
芯11に巻付けてしまう。
【0009】本発明は、上述のような問題を解決するた
めに、エンボステープを巻芯の差込口に差込む際に、電
子部品収納部の押しつぶし作業を不要とし、かつ、エン
ボステープを逆向きに差込んだり、リールを逆方向へ回
転しても、巻芯11に巻付けできず、正しい向きの場合
だけ巻付けられるようにした電子部品包装用リールを提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、エンボステー
プ16を巻上げるための巻芯11と、この巻芯11の両
側のフランジ板12とからなる電子部品包装用リール1
0において、前記巻芯11は、この巻芯11の周縁部に
エンボステープ16の電子部品収納部17の厚みと略同
一か、やや広くなるように形成した差込口21と、この
差込口21の一方側に形成され、前記エンボステープ1
6の電子部品収納部17相互間の隙間を係止するための
突起からなる係止爪22と、前記差込口21の他方側に
形成され、エンボステープ16の引っ掛かりを逃すため
に滑らかに形成された摺動部23と、前記差込口21に
連通し、前記巻芯11の中心部側に形成された差込凹部
24とを具備してなり、係止爪22は、エンボステープ
16を係止できる好ましい角度、例えば45度以下の鋭
角な角度を有する突起からなり、摺動部23は、エンボ
ステープ16の引っ掛かりを逃すだけの大きな曲率の曲
面からなるものである。
【0011】
【作用】このようにして形成した巻芯11の差込口21
に、エンボステープ16を所定の向きに挿入し、巻芯1
1を、所定の方向に回転させ、エンボステープ16を巻
上げる。このとき、差込口21の幅はエンボステープ1
6の厚みよりも大きいので、電子部品収納部17を押し
つぶさずに差込むことができ、押しつぶし作業が不要と
なる。更に、差込口21の他方側に摺動部23を形成
し、一方側に、エンボステープ16を係止するための係
止爪22を形成したので、エンボステープ16は、所定
の向きで差込口21に差込まれ、かつ巻芯11を所定の
方向に回転したときのみ、係止爪22に引っ掛かり、差
込凹部24内に保持され、巻上げられる。もし、エンボ
ステープ16を誤った向きで差込口21に差込んだり、
巻芯11を誤った方向に回転したときは、摺動部23が
エンボステープ16の引っ掛かりを逃し、エンボステー
プ16が係止爪22から外れ、差込口21から外部に飛
び出すため、巻上げられることがない。つまり、エンボ
ステープ16の、誤った向きの差込み及び巻芯11の誤
った方向への回転が防止される。
【0012】
【実施例】本発明による実施例を図1〜図4に基づき説
明する。本発明に係る電子部品包装用リール10は、図
5に示した場合と同様の2枚のフランジ板12と、本発
明特有の巻芯11とからなる。本発明においては、2枚
のフランジ板12を、従来と同様に構成されたものを使
用したので、以下、その説明については省略して説明す
る。この巻芯11は、後述する係止爪22の強度を持た
せるため、硬度の高い材料、例えば密度の高い発砲スチ
ロール、プラスチック、木材、金属等で形成され、円柱
状をなし、その厚みは、後述するエンボステープ16を
巻付けるため、エンボステープ16の幅と同程度かやや
広めにする。又、この巻芯11には、中心部に軸孔14
が穿設され、外周面から中心部に向かって本発明特有の
差込口21と、係止爪22と、摺動部23と、差込凹部
24が形成されている。
【0013】前記軸孔14は、従来同様の構成で、前記
巻芯11の中心部を円形状に切欠いて形成され、更に、
軸に差込み固定するための回り止めを、外側に向けて、
等間隔に複数個設けてなる。
【0014】前記差込口21と、係止爪22と、摺動部
23と、差込凹部24の詳細を説明する。これらは、前
記巻芯11の外周部から中心部に向かって一部を切欠く
ことにより形成される。このうち、差込口21は、一方
側に形成された係止爪22と、他方側に形成された摺動
部23の隙間であり、この差込口21は、前記エンボス
テープ16が、電子部品収納部17を押しつぶすことな
く差込むことができる程度の幅を有する。この差込口2
1に連続した内方には、差込口21より幅の広い、円弧
状の差込凹部24が形成される。前記摺動部23はエン
ボステープ16のテープ側はもちろんのこと、一定間隔
で配列された電子部品収納部17相互の隙間にも引っ掛
からないような大きな円弧状等の角のない滑らかな曲
面、又は角がある場合は、できるだけ大きな鈍角をもっ
て形成されている。前記係止爪22は、エンボステープ
16の側には引っ掛からないが、一定間隔で配列された
電子部品収納部17相互の隙間に引っ掛かる程度の好ま
しい角度、例えば45度以内の鋭角な角度の突起をもっ
て形成されている。更に具体的には、例えば、巻芯11
の直径が80mm、エンボステープ16の幅が12m
m、電子部品収納部17の高さが5.5mmとしたと
き、摺動部23の半径が4mm、係止爪22の角度が約
30度、差込口21の幅が約8mm、差込凹部24の直
径が18mm、差込凹部24の差込口21からの深さが
約22mmとする。
【0015】このような構成において、エンボステープ
16の端部を巻芯11の差込口21から差込凹部24に
差込み、巻芯11を、軸孔14を中心として所定方向に
回転することによって巻芯11にエンボステープ16が
巻上げられる。このとき、エンボステープ16の上下の
差込み向きと巻芯11の回転方向によって、図2に示す
4通りのパターンがある。このうち正しいパターンは
(a)で、他の(b)、(c)、(d)は誤ったパター
ンである。以下に、4パターンを説明する。
【0016】図2(a)正常なパターン:エンボステー
プ16は、電子部品収納部17側が係止爪22に面した
状態(以下、「下向き」という)で、かつ、電子部品収
納部17をつぶすことなく差込口21に差込む。巻芯1
1が反時計方向に回転すると、この巻芯11の回転に伴
い、エンボステープ16の途中の電子部品収納部17相
互の隙間に係止爪22が食込んで係止し、かつ、差込ま
れたエンボステープ16の先端が、摺動部23の差込凹
部24内壁で押さえつけられるので、電子部品収納部1
7の係止部分で折り曲げられて、エンボステープ16が
差込口21から抜け出ることはない。
【0017】図2(b)誤ったパターン:エンボステー
プ16が、逆向き(以下、「上向き」という)で差込口
21に差込まれ、巻芯11が反時計方向に回転すると、
この巻芯11が回転しても係止爪22にエンボステープ
16の表面が接しているので、エンボステープ16の電
子部品収納部17が摺動部23側から押さえつけられて
も係止することがない。従って、巻芯11の回転が進む
と、エンボステープ16は差込口21から抜け出て巻上
げられることがない。
【0018】図2(c)誤ったパターン:エンボステー
プ16が、上向きで差込口21に差込まれ、巻芯11が
時計方向に回転すると、この巻芯11が回転しても、エ
ンボステープ16の電子部品収納部17が摺動部23に
接しているので、エンボステープ16が係止爪22側か
ら押さえつけられても係止することがない。従って、巻
芯11の回転が進むと、エンボステープ16は差込口2
1から抜け出て巻上げられることがない。
【0019】図2(d)誤ったパターン:エンボステー
プ16が、下向きで差込口21に差込まれ、時計方向に
回転すると、この巻芯11が回転しても、エンボステー
プ16が摺動部23に接しているので、エンボステープ
16の電子部品収納部23側から押さえつけられても係
止することがない。従って、巻芯11の回転が進むと、
エンボステープ16は差込口21から抜け出て巻上げら
れることがない。
【0020】このように、エンボステープ16の電子部
品収納部17が係止爪22に引っ掛かり、差込凹部24
に押さえつけられ、巻芯11巻上げが可能となるのは、
図2(a)の場合のみである。他の図2(b)、
(c)、(d)では、摺動部23がエンボステープ16
の引っ掛かりを逃す形状、すなわち弧状等に形成されて
いることにより、エンボステープ16のすべりがよくな
り、エンボステープ16は、誤った向きに巻付けられた
り、巻芯11が誤った方向に回転しても、巻芯11に巻
上げられることはない。
【0021】図2に示す実施例では、正常な回転方向を
反時計方向としたが、本発明はこれに限るものではな
く、正常な方向を、巻芯11を反時計回りに回転させた
ときにしてもよく、この場合は、摺動部23と係止爪2
2の形成位置を入れ替える。
【0022】図1では、巻芯11の差込口21の係止爪
22と摺動部23を同じ高さに形成した。そのため、図
1に示したように、エンボステープ16において、巻芯
11の巻上げ開始位置で、電子部品収納部17の一部に
つぶれが生じる恐れがある。そこで、図4に示すよう
に、巻芯11における係止爪22側の外周縁を、摺動部
23の外周縁よりも電子部品収納部17の高さ分程度だ
け低くし、係止爪22と摺動部23の高さに段差25を
設けたものである。このような段差25を形成すると、
エンボステープ16を巻き芯11に多重に巻上げても、
つぶれがなくなり、しかも2周目以降の形状が図1に示
す実施例よりも真円に近くなる。従って、押しつぶされ
る電子部品収納部17の数は図1に示す実施例よりも少
なくなり、より多くの電子部品18を収納することがで
きる。
【0023】図1、図2及び図4に示す実施例では、差
込凹部24を弧状に形成したが、本発明はこれに限るも
のではなく、図3に示すように、差込凹部を、差込口2
1より広い長方形状に形成してもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は、上述のように形成したので、
エンボステープ16を差込溝13に差込むときに、電子
部品収納部17を押しつぶしての抜け止め作業の必要が
ない。従って、押しつぶし作業における個人差が生じる
ことがなく、又、つぶし方の過不足により、エンボステ
ープ16が差込溝13に入らなかったり、差込溝13に
固定されずに外れてしまうという問題も起こらない。更
に、押しつぶし作業がなくなるので、挿入作業を片手で
行うことができ、作業効率を向上させることができる。
【0025】又、巻芯11の差込口21は、エンボステ
ープ16の電子部品収納部17の厚みと略同一か、やや
広くなるように形成したので、エンボステープ16を前
記差込溝13に差込んで巻上げる作業を自動機械化でき
る。
【0026】巻芯11の差込口21の他方側にエンボス
テープ16の引っ掛かりを逃すための摺動部23を形成
したので、エンボステープ16は、誤った向きで差込ま
れたときには摺動部23により引っ掛かることなく、巻
芯11に巻付けられてしまうことがない。又、差込口2
1の他方側に弧状の摺動部23を形成し、一方側に、エ
ンボステープ16を係止するための係止爪22を形成し
たので、エンボステープ16は、巻芯11が誤った方向
に回転したときは、摺動部23により引っ掛かりが逃げ
るため、巻芯11に巻付けられてしまうことがない。
【0027】更に、前記係止爪22の外周縁が、摺動部
23の外周縁より低くなるように段差25を設けた場合
は、エンボステープ16を巻き芯11に2周以上巻付け
たときに、2周目以降が真円に近い形状に巻上げられる
ため、押しつぶされる電子部品収納部17の数を減少さ
せることができ、より多くの電子部品18を収納するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子部品包装用リールにおける巻
芯11の第1実施例を示す正面図である。
【図2】本発明に係る電子部品包装用リールにより、エ
ンボステープを巻上げている状態を示す説明図であり、
(a)は正常な巻上げパターンを示し、(b)、
(c)、(d)はそれぞれ誤った巻上げパターンを示
す。
【図3】本発明に係る電子部品包装用リールにおける巻
芯11の他の実施例を示す正面図である。
【図4】本発明に係る電子部品包装用リールにおける巻
芯11の更に他の実施例を示す断面図である。
【図5】従来の電子部品包装用リールを示す分解斜視図
である。
【図6】従来の電子部品包装用リールにおける巻芯11
を示す正面図である。
【図7】電子部品包装用リールで巻上げられるエンボス
テープ16を示すもので、(a)は正面図、(b)はA
−A線断面図である。
【符号の説明】
10…電子部品包装用リール、11…巻芯、12…フラ
ンジ板、13…差込溝、14…軸孔、15…窓、16…
エンボステープ、17…電子部品収納部、18…電子部
品、19…封鎖テープ、20…位置合せ孔、21…差込
口、22…係止爪、23…摺動部、24…差込凹部、2
5…段差。
フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AA16 AB41 AC04 AC18 BA26A CA24 EA29 FA09 FB01 GD07 3E096 AA06 AA16 BA08 BB05 CA15 EA04X 3F058 AA03 AB01 BB19 DA05 DB05 HA02 HB02 5E082 AA01 AA15 AB09 BC38 BC40 HH55 MM13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンボステープ16を巻上げるための巻芯
    11と、この巻芯11の両側のフランジ板12とからな
    る電子部品包装用リールにおいて、前記巻芯11は、こ
    の巻芯11の周縁部にエンボステープ16の電子部品収
    納部17の厚みと略同一か、やや広くなるように形成し
    た差込口21と、この差込口21の一方側に形成され、
    前記エンボステープ16の電子部品収納部17相互間の
    隙間を係止するための突起からなる係止爪22と、前記
    差込口21の他方側に形成され、エンボステープ16の
    引っ掛かりを逃すための摺動部23と、前記差込口21
    に連通し、前記巻芯11の中心部側に形成された差込凹
    部24とを具備してなることを特徴とする電子部品包装
    用リール。
  2. 【請求項2】係止爪22は、エンボステープ16を係止
    できる45度以下の鋭角な角度を有する突起からなり、
    摺動部23は、エンボステープ16の引っ掛かりを逃す
    だけの大きな曲率の曲面からなることを特徴とする請求
    項1記載の電子部品包装用リール。
  3. 【請求項3】巻芯11における係止爪22側の外周縁
    を、摺動部23側の外周縁より低くなるように、段差2
    5を設けたことを特徴とする請求項1記載の電子部品包
    装用リール
  4. 【請求項4】差込凹部24は、差込口21の幅より大き
    な直径の円弧状に形成したことを特徴とする請求項1記
    載の電子部品包装用リール。
  5. 【請求項5】差込凹部24は、差込口21の幅より大き
    な多角形状に形成したことを特徴とする請求項1記載の
    電子部品包装用リール
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