JP2001104730A - フィルター装置 - Google Patents

フィルター装置

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JP2001104730A
JP2001104730A JP28956899A JP28956899A JP2001104730A JP 2001104730 A JP2001104730 A JP 2001104730A JP 28956899 A JP28956899 A JP 28956899A JP 28956899 A JP28956899 A JP 28956899A JP 2001104730 A JP2001104730 A JP 2001104730A
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JP
Japan
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filter
outer frame
fixing means
body case
piece
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Pending
Application number
JP28956899A
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English (en)
Inventor
Yutaka Mori
豊 森
Keiichi Matsumura
啓一 松村
Takao Takeyama
隆雄 竹山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体ケースの係止片が破損するとフィルター
を固定できなくなり、また係止片を折れないように周囲
にリブを立てると本体ケースの構造が複雑になるため、
簡単な構造でフィルターが固定不能になるのを防止でき
るフィルター装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 フィルター部6の外枠8の側方には一対
の略字L状の係止片9を一体に形成し、係止片9の先端
には爪部10を備え、本体ケース1のフィルター収納部
5周囲には、爪部10が係合するための一対の係合穴1
1を設けることにより、係止片9が破損してもフィルタ
ー部6を交換することで取付可能となり、また、本体ケ
ース1を安価に製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内空気を浄化す
る空気清浄機に収納されるフィルター装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフィルター装置は特開平
10−311571号公報に記載されたものが知られて
いる。以下、その空気清浄機について図6および図7を
参照しながら説明する。
【0003】図に示すように、本体ケース101の内部
に設けた送風機102の吸気側であるオリフィス面10
3にフィルター104を挿入する壁体105を設け、フ
ィルター104を押し込むことにより、壁体105に形
成した係止片106の鉤爪部107がフィルター枠体1
08を固定するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のフィ
ルター装置では、本体の壁体に形成した係止片でフィル
ターを固定しているが、係止片が破損するとフィルター
を固定できなくなり、係止片を折れないように周囲にリ
ブを立てるようにすれば本体ケースの構造が複雑になる
という課題があり、本体ケースの係止片の破損によりフ
ィルターが固定不能になるのを防止できるとともに、簡
単な構造で実現できるフィルター装置が要求されてい
る。
【0005】また、フィルター固定用の係止片は、フィ
ルターを脱着するときだけでなく、不注意な取扱いによ
り係止片が折れやすいという課題があり、使用者の不注
意な取扱いに対しても係止片の破損を防止できるフィル
ター装置が要求されている。
【0006】また、フィルターの脱着時に、係止片を押
しはずしながらフィルターを引き出すという作業が必要
となり、フィルターを取り出しにくいという課題があ
り、フィルターを取り出し易くしたフィルター装置が要
求されている。
【0007】また、フィルターの外枠を合成樹脂製とし
た場合は剛性が弱く、一対の係止片による固定では外枠
の変形やねじれにより、エアリークを生じやすいという
課題があり、気密を保つことのできるフィルター装置が
要求されている。
【0008】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、簡単な構造で本体ケースへのフィルター
の固定不能となる状態を防止でき、また不用意な取扱い
でも係止片の破損を防止でき、またフィルターの取り出
し操作を容易に行うことができ、またフィルターの剛性
を増して気密を保ち固定できるフィルター装置を提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のフィルター装置
は上記目的を達成するために、本体ケースに設けたフィ
ルター収納部と、このフィルター収納部に収納されるフ
ィルター部と、このフィルター部を構成するフィルター
材および合成樹脂製の外枠を有し、この外枠側方に一対
の固定手段を一体に形成し、この固定手段を前記フィル
ター収納部に設けた係合部に係合させたものである。
【0010】本発明によれば、簡単な構造で本体ケース
へのフィルターの固定不能となる状態を防止できるフィ
ルター装置が得られる。
【0011】また他の手段は、固定手段の先端は、押圧
力により内側へ変形して外枠に当接することにより、係
止片の破損を防止したものである。
【0012】本発明によれば、不用意な取扱いでも係止
片の破損を防止できるフィルター装置が得られる。
【0013】また他の手段は、固定手段に隣接して突起
片を設け、この突起片の外枠側方への突出寸法を前記固
定手段の突出寸法より大きくしたものである。
【0014】本発明によれば、フィルターの取り出し操
作を容易に行うことができるフィルター装置が得られ
る。
【0015】また他の手段は、外枠の端部に補強リブを
一体に形成し、フィルター材をHEPAフィルターまた
はULPAフィルターとしたものである。
【0016】本発明によれば、フィルターの剛性を増し
て気密を保ち固定できるフィルター装置が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は、本体ケースに設けたフ
ィルター収納部と、このフィルター収納部に収納される
フィルター部と、このフィルター部を構成するフィルタ
ー材および合成樹脂製の外枠を有し、この外枠側方に一
対の固定手段を一体に形成し、この固定手段を前記フィ
ルター収納部に設けた係合部に係合したものであり、フ
ィルター部に固定手段を設けることにより、本体ケース
に固定手段としての係止片を設けた場合に固定手段の損
失による固定不能を防止でき、また本体ケースに固定手
段を形成するのに比べて、金型の設計、製造が容易にな
るという作用を有する。
【0018】また、固定手段の先端は、押圧力により内
側へ変形して外枠に当接することにより、固定手段の破
損を防止したものであり、係止片に過剰な押圧力が加わ
った場合であっても、固定手段の先端がフィルターの外
枠に当たり、それ以上に係止片は変形しないという作用
を有する。
【0019】また、固定手段に隣接して突起片を設け、
この突起片の外枠側方への突出寸法を前記固定手段の突
出寸法より大きくしたものであり、固定手段に隣接して
突起片を設けているので、フィルター部をフィルター収
納部から取り出す際、固定手段に押圧力を加える指とは
異なる指で突起片を支えることができ、また突起片の存
在により固定手段が両側から保護されるという作用を有
する。
【0020】また、外枠の端部に補強リブを一体に形成
し、フィルター材をHEPAフィルターまたはULPA
フィルターとしたものであり、フィルター部自体の厚み
寸法が大きくなることで剛性が増し、また外枠の補強リ
ブが端面にあるため、変形によるリークが起こりにくい
という作用を有する。
【0021】
【実施例】(実施例1)図1〜図5に示すように、本体
ケース1は送風装置2、ファンケーシング(図示せず)
および制御部4を内蔵し、この送風装置2の吸気側に
は、フィルター部6を収納するためのフィルター収納部
5を備えている。フィルター部6は合成樹脂で形成され
た外枠8につづら折りのフィルター材7を収納し、隙間
を接着剤にて密封して固定したものである。
【0022】フィルター部6の外枠8の側方には、固定
手段として一対の略L字状の係止片9を一体に形成し、
係止片9は外枠8の前端から側方に突出する支持片9a
と、この支持片9aより略直角方向に延設した屈曲片9
bからなり、屈曲片9bの先端には爪部10を備えてい
る。本体ケース1のフィルター収納部5には、爪部10
が係合するための一対の係合穴11を設けている。
【0023】上記構成において、フィルター部6をフィ
ルター収納部5へ平行に挿入すると、爪部10が係合穴
11を通り抜けて係合面に掛かり、フィルター部6が本
体ケース1に固定される。
【0024】また、フィルター部6を本体ケース1から
取り出す際は、係止片9の屈曲片9bに外枠8方向の押
圧力を加えることにより、爪部10が係合面から外れ、
フィルター部6を本体ケース1から取り出すことができ
る。
【0025】また、フィルター部6の係止片9または爪
部10が破損した場合には、フィルター部6のみを交換
すれば再び本体ケース1に固定することができる。この
ようにフィルター部6に固定手段として係止片9を一体
に設けることにより、本体ケース1に係止片を設けるの
に比べて、フィルター取付不能を回避できるとともに本
体ケース1の金型構造が複雑にならず、安価に製造する
ことができる。
【0026】(実施例2)図1〜図5に示すように、フ
ィルター部6の側方に突出する略L字状の係止片9は支
持片9aと屈曲片9bからなり、支持片9aは外枠8の
前端面より側方に約10mm突出し、さらに支持片9a
より直角に向きを変えて屈曲片9bが外枠8に略平行に
約30mm延設し、わずかに屈曲可能となっている。屈
曲片9bの先端に外枠8とは反対方向に爪部10を備え
ており、この爪部10が本体ケース1の係合穴11に係
合することにより、本体ケース1にフィルター部6が設
置されることになる。
【0027】また係止片9の屈曲片9bは内側(外枠8
方向)に押圧されると屈曲して、先端が外枠8に当接す
ることで内側への移動範囲は制限されている。
【0028】上記構成において、フィルター部6を単体
で取扱う場合、係止片9の屈曲片9bに外枠8方向に押
圧力を加えられても、屈曲片9bはフィルター部6の外
枠8に当接して、屈曲片9bはそれ以上変形することは
ない。従って係止片9に外力が加わって外枠8方向に変
形されても破壊することはなく、フィルター部6を本体
ケースに係合する機能を維持することができる。
【0029】(実施例3)図1〜図5に示すように、係
止片9の支持片9aと同一方向に、かつ隣接して一対の
突起片12を形成している。この突起片12の外枠側方
への突出寸法Bは、支持片9aの突出寸法Aより大なる
寸法としている。
【0030】上記構成において、フィルター部6を本体
ケース1から取り出す際、人差し指と薬指で突起片12
をフィルター部6の裏面から支えながら、係止片9の屈
曲片9bに中指で押圧力を加えることにより、爪部10
を係合穴11から外して、容易にフィルター部6を取り
出すことができる。
【0031】また、突起片12の外枠側方への突出寸法
を係止片9より大きくしていることから、使用者の不注
意などによりフィルター部6の側面が他の物体に接触す
ることがあっても、突出寸法大なる突起片12が支持片
9aに隣接しているので係止片9が破損しないよう保護
することができる。
【0032】(実施例4)図1〜図5に示すように、フ
ィルター部6の合成樹脂製の外枠8は端部全周に補強リ
ブ13を突設して、フィルター収納部5に収納するとき
外枠8が変形しないよう補強している。フィルター材7
としてHEPAフィルターまたはULPAフィルターな
どの容積大なる超高性能フィルターを使用している。室
内に設置する本体ケース1は寸法形状が制約されるた
め、本体ケース1に収納されるフィルター材7および外
枠8の厚み寸法を大きくして、通風量に対して必要なフ
ィルター面積を確保している。本実施例では厚み寸法を
50mm以上になるように設定している。なお、本体ケ
ース1とフィルター部6の接触部分にはシール材14が
嵌入されている。
【0033】上記構成において、外枠8に補強リブ13
を一体に形成しているのでフィルター部8の平面方向の
強度が増し、外枠8の厚み寸法を50mm以上とするこ
とにより、厚み方向における強度も向上するため、フィ
ルター部6自体の剛性が増し、フィルター部6の変形を
押さえることができ、係止片9と係合穴11による簡単
な取付方法であっても、ULPAフィルターなどを気密
を保ちつつ本体ケース1に固定することができる。
【0034】また、外枠8の厚み寸法が大きいフィルタ
ー部6の着脱時に、従来例のように本体ケース1側に係
止片が突き出ているものでは、係止片がフィルター枠に
当接して邪魔になるが、本実施例ではフィルター部6に
係止片9を一体に設けているため邪魔にならず、着脱操
作を容易に行うことができる。
【0035】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば本体ケースに設けた係止片の破損によるフィ
ルター部の固定不能を防止でき、フィルター部を固定す
るための本体ケースの構造を簡単にして、金型製造を含
む製造コストを低減できるという効果のあるフィルター
装置を提供することができる。
【0036】また、使用者の不注意によりフィルター部
の固定手段に過剰な押圧力を加えた場合であっても、固
定手段が外枠に当接して、それ以上の変形を防止し、固
定手段の破損を防止できるという効果のあるフィルター
装置を提供することができる。
【0037】また、突起片に指を掛けて固定手段を押圧
することにより、フィルター部の固定を外す動作と、フ
ィルター部を引き出すという動作を同時に行うことがで
き、容易にフィルター部を外すことができるとともに、
突起片が固定手段より大きく突き出しているので、物体
への接触などで固定手段が破損するのを防止できるとい
う効果のあるフィルター装置を提供することができる。
【0038】また、フィルター部の外枠の強度を上げて
変形を少なくできるので、フィルターを本体ケースに気
密を保ちつつ設置できるとともに、厚み寸法が大きなフ
ィルター部の着脱操作が容易にできるというフィルター
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1〜4のフィルター装置の分解
斜視図
【図2】同フィルター部の部分拡大図
【図3】同本体ケースの部分拡大図
【図4】同要部横断面図
【図5】同要部横断面の部分拡大図
【図6】従来のフィルター装置の分解斜視図
【図7】同要部斜視図
【符号の説明】
1 本体ケース 5 フィルター収納部 6 フィルター部 7 フィルター材 8 外枠 9 係止片(固定手段) 10 爪部(固定手段) 11 係合穴(係合部) 12 突起片 13 補強リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹山 隆雄 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 Fターム(参考) 4D058 KA01 KA06 KA12 KC22 KC30 KC33 KC54

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースに設けたフィルター収納部
    と、このフィルター収納部に収納されるフィルター部
    と、このフィルター部を構成するフィルター材および合
    成樹脂製の外枠を有し、この外枠側方に一対の固定手段
    を一体に形成し、この固定手段を前記フィルター収納部
    に設けた係合部に係合してなるフィルター装置。
  2. 【請求項2】 固定手段の先端は、押圧力により内側へ
    変形して外枠に当接することにより、固定手段の破損を
    防止してなる請求項1記載のフィルター装置。
  3. 【請求項3】 固定手段に隣接して突起片を設け、この
    突起片の外枠側方への突出寸法を前記固定手段の突出寸
    法より大きくした請求項1または2記載のフィルター装
    置。
  4. 【請求項4】 外枠の端部に補強リブを一体に形成し、
    フィルター材をHEPAフィルターまたはULPAフィ
    ルターとしてなる請求項1〜3記載のフィルター装置。
JP28956899A 1999-10-12 1999-10-12 フィルター装置 Pending JP2001104730A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101260943B1 (ko) * 2009-12-10 2013-05-06 (주)에이치엔씨 크린룸용 팬필터유닛

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