JP2001103502A - 位相情報検出回路および位相同期標本化クロック再生回路 - Google Patents

位相情報検出回路および位相同期標本化クロック再生回路

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JP2001103502A
JP2001103502A JP28096499A JP28096499A JP2001103502A JP 2001103502 A JP2001103502 A JP 2001103502A JP 28096499 A JP28096499 A JP 28096499A JP 28096499 A JP28096499 A JP 28096499A JP 2001103502 A JP2001103502 A JP 2001103502A
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sampling clock
circuit
sampling
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Norio Suzuki
典生 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基準クロックで粗く標本化された標本化クロッ
クの標本値から高精度の位相情報を得る位相情報検出回
路および高精度に位相同期した標本化クロックを再生す
るシステムを提供する。 【解決手段】テレビ信号等を標本化および符号化する送
信側と、送信された信号を受けて復号およびアナログ変
換する受信側よりなる。これら送信側および受信側は、
夫々標本化クロック回路5および標本化クロック再生回
路25を有する。これらの回路5、25は、位相情報発
生回路4、メモリ回路6、位相番号発生回路7、制御回路
8、標本化回路10、M分周カウンタ11および分周回路12
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位相情報検出回路お
よび位相同期標本化クロック再生回路、特にテレビ(T
V)信号を標本化および符号化して伝送する装置の標本
化クロックを再生する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーTV信号を送信側で標本化クロッ
クにより標本化および符号化して伝送する(デジタル伝
送)場合、受信側では標本化クロックを再生して、デジ
タル画像信号をD/A(アナログーデジタル)変換して
アナログ信号の再生が行われる。
【0003】従来例として、受信側で標本化クロックを
再生するには、周波数情報を伝送し、一定の周期での標
本化クロックの数が送受共に一致するようにして標本化
周波数の同期化を行う方法がある(例えば特願昭52−
117613号明細書参照)。
【0004】この方法は、送信側の標本化クロックの周
波数情報を一定周期毎に受信側に送り、この周波数情報
に基づき受信側の標本化クロックの周波数を送信側と一
致させる。周波数は同期化できるが、クロックの位相関
係までの同期化はできず、送受の相対位相が周波数情報
の量子化誤差の影響で、時間的に変動する欠点があっ
た。即ち、送信側のアナログTV信号と受信側の再生T
V信号とをベクトルスコープ上で直接比較すると、標本
化クロックの位相のずれ(相対位相の変化)に伴って両
者のカラーバーストの位相角が変動し、送信側を基準に
すると受信側のベクトルは回転変動する。そこで、復号
された信号を用いてカラーTV信号の編集等を行う場
合、カラーバーストの位相を一定に同期化するため、フ
レームシンクロナイザの如き位相同期化のための装置が
必要となった。
【0005】放送局におけるTV信号のカラーサブキャ
リア(副搬送波)の周波数は安定しているので、従来か
らこれを基準信号として使用することが提案されてお
り、郵政省の機関では各放送局から送られるサブキャリ
アの周波数偏差の測定データを公表している。この場
合、周波数の安定度は10のマイナス11乗程度の安定
度で示されており、高精度の安定度が必要となる。高精
度を得るため、伝送路クロックを標本化クロックに同期
させて画像信号を符号化伝送する方法もある。しかし、
伝送路が標準の伝送路網に乗せることができないこと
や、TV信号のサブキャリアに依存して伝送路クロック
が変動し、CHの切替等で伝送路クロックが変動する等
の制約があり、汎用的に使えない欠点があった。
【0006】これを解決するため、周波数情報を送るの
ではなく、送信側では、標本化クロック位相に同期した
位相基準信号からその位相角の信号を、一定周期毎に標
本化して得て映像信号と多重化して受信側に伝送し、受
信側では、送られてきた位相角の信号に基づき位相同期
を行う方法がある。その従来例としては、特開平8−1
26029号公報の「標本化クロック再生システム及び
装置」がある。
【0007】図13および図14には、夫々従来例の送
信側装置および受信側装置のブロック図を、図15に図
13中の位相角発生回路206の構成を、また図16に
図14中の位相角比較回路216の構成を示す。TV信
号は、A/D変換器201とサブキャリア発生回路20
3に供給される。サブキャリア発生回路203は、入力
TV信号のカラーサブキャリアに同期しサブキャリア信
号を発生し、位相角発生回路206と標本化クロック発
生回路202へ供給する。標本化クロック発生回路20
2は、標本化クロックを発生してA/D変換器201へ
供給する。A/D変換器201は、TV信号を標本化し
てデジタル信号を符号化回路204へ出力する。符号化
回路204は、デジタルTV信号をデータ圧縮符号化
し、符号化データを多重化回路205へ供給する。
【0008】位相角発生回路206は、図15にブロッ
クで示す如く構成されている。位相角回路222で発生
する1クロック毎の位相角を加算器221およびレジス
タ223よりなる積分器で伝送路クロック毎に積分し
て、転送クロック毎の位相角を求めて正弦波発生回路2
24および多重化回路205へ供給する。正弦波発生回
路224は、この位相角に対応したデジタルの正弦波を
発生してD/A変換器225でD/A変換される。そし
て、比較器226でサブキャリア発生回路203から供
給されるサブキャリア信号と位相を比較する。誤差信号
を位相角回路222に供給し、次の位相角の値を補正し
て位相が一致するように制御する。サブキャリア(基準
信号)の1周期を360°として、伝送クロックによる
標本化時刻毎の基準信号の位相角を求める。360°を
Nビットのダイナミックレンジで規準化して、伝送路ク
ロック毎の位相角の値をNビットの位相角信号として求
める。そして、制御回路208からの制御信号に応じ
て、一定周期毎の位相角信号を取出して多重化回路20
5へ供給する。伝送クロック発生回路207は、伝送ク
ロックを発生し、多重化回路205、制御回路208お
よび位相角発生回路206へ供給する。制御回路208
は、フレームを構成するためのフレーム制御信号および
位相角信号を送る周期を制御するタイミング制御信号を
発生する。このフレーム制御信号は多重化回路205
へ、タイミング制御信号は位相角発生回206へ供給す
る。多重化回路205は、制御信号に基づき圧縮デー
タ、位相角信号およびその他復号に必要な制御データ等
が多重化されて伝送信号が出力される。
【0009】受信側では、受信信号が、分離回路209
および伝送クロック再生回路210に供給される。伝送
クロック再生回路210は、伝送クロックを再生して分
離回路209、制御回路211および位相角比較回路2
16へ供給する。分離回路209は、制御回路211の
制御信号に基づき、圧縮データと位相角信号および復号
に必要な制御データ等を分離して各部へ供給する。制御
回路211は、伝送信号からフレームを検出して、フレ
ームに多重化されたデータを分離するための制御信号を
分離回路209に送ると共にフレームの周期毎に受信側
の位相角信号を求めるためのタイミング制御信号を位相
角比較回路216へ供給する。復号回路212は、圧縮
データを復号してデジタルTV信号を再生し、D/A変
換器214でアナログ信号に変換される。 標本化クロ
ック再生回路215は、位相角比較回路216からの差
分信号の制御信号に応じてVCO(電圧制御発振器)を
制御して、送信側から送られてきた位相角信号と受信側
で得られた位相角信号とが一致して送受のサブキャリア
信号の位相角が同期するように、再生標本化クロックの
発振周波数を制御する。再生された標本化クロックは、
D/A変換器214へ供給される。サブキャリア発生回
路213は、再生されたTV信号のカラーバースに同期
させて連続正弦波のサブキャリアを再生して位相角比較
回路216へ供給する。
【0010】位相角比較回路216は、図16に示す構
成を有する。再生されたサブキャリアと伝送路クロック
とから、送信側の位相角発生回路206と同様に受信側
の位相角を求め、送信側の位相角信号が送られてくるフ
レーム周期毎に比較回路227で送受の位相角信号の比
較を行って比較誤差信号を出力する。誤差信号は、標本
化クロック再生回路215へ供給される。標本化クロッ
ク再生回路215は、誤差信号の位相角差分信号に基づ
きVCOを制御して、サブキャリアの位相が一致するよ
うに再生標本化クロックを制御する。
【0011】通常、伝送路クロックの伝達時間が一定で
且つ安定したクロックであるので、上述した構成により
送受のサブキャリアの位相が同期化される。そこで、再
生されたTV信号のカラーバーストの位相は、送信側の
カラーバーストに位相同期化される。また、結果的には
標本化クロックの位相と受信側の標本化クロックの位相
を同期化できることになる。即ち、この方法は、位相角
発生回路206において伝送路クロック毎に位相角の値
をデジタル値で発生する。これに対応したROMから正
弦波のPCM値を読出し、D/A変換するデジタル処理
によりアナログ正弦波の局部サブキャリア信号を発生さ
せる。そして、局部サブキャリア信号と映像信号から求
めた基準サブキャリアとの位相比較を行い、比較誤差信
号を位相角の発生値にフィードバック制御する。そし
て、位相角を局部サブキャリアと基準サブキャリアが一
致するように制御して、基準サブキャリアの位相角を等
価的にデジタルの位相角値として求める。得られた位相
角の値を、一定周期毎に受信側に伝送する。
【0012】一方、受信側では、再生されたTV信号か
ら再生サブキャリアを求める。位相角比較回路216
は、送信側と同様に再生サブキャリアに同期した局部サ
ブキャリアを発生することにより、再生サブキャリアの
位相角を求める。送信側から送られてくる周期毎に送信
側と受信側のサブキャリアの位相角を比較する。比較結
果を用いて、送受の位相角が一致するように、標本化ク
ロック再生回路215で再生される再生クロックの周波
数を制御して位相の同期化を図っている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術は種
々の問題を有する。第1の問題は、アナログの回路を含
み、局部サブキャリア信号を高精度にするには特性の良
いフィルタが必要で、装置が大規模になり、実用化が困
難であった。
【0014】第2の問題点は、フィルタを簡単にして、
高精度の位相情報を得るには、基準サブキャリアの周波
数に比較して位相角発生回路の動作は十分高い処理速度
で行う必要がある。そこで、基準サブキャリアの周波数
(3.5795MHz)に対して、位相角を発生するデ
ジタル処理回路の動作クロックは、伝送路クロックを用
いており、高い(DS1の場合、44.736MHz)
周波数のクロックで動作させる必要がある。そこで、処
理回路の高速化による消費電力や実装面積が大きくなっ
た。また、基準サブキャリアと局部サブキャリアを比較
する比較器も高い周波数で比較が十分行えるようにする
必要があった。
【0015】第3の問題点は、装置の小型化を進める場
合、回路はLSI化又はプロセッサ処理化して、部品点
数を少なくする必要がある。しかし、回路が高速処理で
あると、LSI化を行うにも高速のLSI開発が必要と
なる。高速で消費電力が大きいと、小型化や価格の点で
問題があった。更に、D/A変換器を含むアナログ処理
回路が必要であるため、デジタル回路のみのLSI化に
比べて、アナログ/デジタル混在のLSI化は困難且つ
高価となるという問題があった。
【0016】
【発明の目的】従って、本発明の目的は、位相精度を高
くする場合でも、高速の回路が不要であり且つD/A変
換のアナログ回路を用いることなくデジタル回路のみで
簡単に位相情報を得ることができ且つ簡単な構成で送受
が位相同期した標本化クロックを再生できる位相情報検
出回路および位相同期標本化クロック再生回路を提供す
ることである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明による位相情報検
出回路は、標本化クロック信号を基準クロックで1ビッ
トに標本化する標本化手段と、基準クロック周期の整数
倍Mが標本化クロック周期の整数倍に略等しくなるよう
な周期を得る分周カウンタと、1周期のM個の標本点の
位相が標本化クロックの1周期の位相範囲の位相番号と
して表すような変換特性を有し、カウンタ値から位相番
号を得る手段と、位相番号が近傍となる複数の標本値か
ら標本化クロック信号の変化点を検出して基準となる位
相番号を得る手段と、標本化クロック信号を標本化した
ときのカウンタ値に対応する位相番号と基準位相番号と
の差分から標本化クロック信号の位相情報を得る手段と
を備えることを特徴とする。
【0018】また、本発明による位相同期標本化クロッ
ク再生回路は、送信側において、伝送路クロックを分周
した基準クロックで標本化クロックを標本化して標本値
を得る手段と、基準クロック周期の整数倍Mが標本化ク
ロック周期の整数倍に略等しくなるような周期を得る分
周カウンタの手段と、1周期のM個の標本点が標本化ク
ロックの1周期の位相範囲で位相順番になるような変換
特性を有し、カウンタ値から位相順番号を得る手段と、
位相順番が近傍となる複数の標本値から標本化クロック
の変化点を検出して基準となる位相順番号を得る手段
と、標本化クロックを標本化したときのカウンタ値に対
応する位相順番号と基準の位相順番号との差分値から基
準クロックで標本化した標本化クロックの位相情報を得
る手段と、伝送クロックの一定周期毎に標本化クロック
の位相情報を標本化して、画像情報に多重化して送信す
る手段と、受信側において、再生伝送クロックを分周し
た基準クロックで、再生標本化クロックを標本化して標
本値を得る手段と、標本値と基準クロックから送信側と
同様にして再生した標本化クロックの位相情報を得る手
段と、再生伝送クロックの一定周期毎の再生標本化クロ
ックの位相情報を得る手段と、受信側の位相情報と送信
側から送られてくる位相情報とを比較して、比較結果が
一致するように制御して標本化クロックを再生する手段
を備えたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態例を添付
図を参照して詳細に説明する。先ず、図1は、 TV信
号をカラーサブキャリアの4倍の標本化クロックで標本
化した信号を符号化して155.52Mbpsの伝送路
で伝送する装置において、送信側の標本化クロックに位
相同期した標本化クロックを受信側で再生できることに
より、受信側で再生したTV信号のカラーサブキャリア
の位相が送信側と高精度で位相同期したTV信号を再生
できるようにした装置のブロック図を示す。
【0020】図1の送信側は、A/D変換回路1、符号
化回路2、多重化回路3、位相情報発生回路4、標本化
クロック回路5、メモリ回路6、位相番号発生回路7、
制御回路8、伝送クロック回路9、標本化回路10、M
分周カウンタ11および分周回路12より構成される。
【0021】A/D変換回路1は、TV信号を例えば1
0ビットにデジタル化する。符号化回路2は、このデジ
タル化された信号(デジタル信号)を符号化する。多重
化回路3は、符号化信号と一定周期毎に標本化した位相
情報信号およびその他必要な制御信号等を多重化して伝
送する。標本化クロック回路5は、入力TV信号のカラ
ーバーストの4倍に同期した14.3MHzの標本化ク
ロックを発生する。伝送クロック回路9は、155.5
2MHzの伝送クロックを発生して多重化回路3に供給
する。分周回路12は、伝送クロックを8分周して1
9.44MHzの分周伝送クロック(基準クロック)を
発生する。標本化回路10は、14.3MHzの標本化
クロックを19.44MHzの分周伝送クロックで標本
化して1ビットの標本値を出力する。M分周カウンタ1
1は、分周伝送クロックを167分周する。位相番号発
生回路7は、1周期のM分周カウンタ11のカウント値
(標本番号)nのM個の標本点を標本化クロックの1周
期の位相上の標本点として投影したとき、1周期の位相
上に順番に並ぶようにカウント値nに対して位相番号i
を発生する。メモリ回路6は、標本化クロックの標本値
を位相番号のアドレスに記憶する。位相情報発生回路4
は、位相番号の順番に並んだ標本化クロックの標本値の
変化点から標本化クロックの立上がり点を検出して標本
化クロックの基準位相番号を求め、M分周のカウンタ値
nに対応する位相番号と基準位相番号との差分から、標
本化クロックを分周伝送クロックで標本化したときの位
相情報を得る。制御回路8は、位相情報を受信側に送る
ため、一定周期毎に位相情報を標本化するタイミングを
発生する。図12に標本化クロックと基準クロックの関
係を示す。基準クロックの立上がりで標本化クロックの
信号を標本化する。
【0022】次に、受信側の構成を示すブロック図であ
る図2を参照して説明する。この受信側は、D/A変換
回路21、復号回路22、分離回路23、比較制御回路
24、標本化クロック再生回路25、伝送クロック再生
回路26、位相情報発生回路4、メモリ回路6、位相番
号発生回路7、制御回路8、標本化回路10、M分周カ
ウンタ11および分周回路12より構成される。
【0023】ここで、伝送クロック再生回路26は、伝
送路を介して受信した信号からクロックのタイミング抽
出を行って155.52MHzの伝送クロックを再生す
る。分離回路23は、受信信号から符号化信号、位相情
報および制御信号等を分離する。復号回路22は、符号
化信号を復号してデジタルの画像信号を再生する。D/
A変換回路21は、デジタルの画像をアナログの画像信
号に変換する。比較制御回路24は、受信側の位相情報
と送信側から送られて来た位相情報とを比較して、受信
側の位相情報が送信側に一致するように制御信号を発生
する。標本化クロック再生回路25は、制御信号に応じ
て標本化クロックを再生する。
【0024】また、分周回路12は、伝送クロックを8
分周して19.44MHzの分周クロック(基準クロッ
ク)を発生する。標本化回路10は、再生された標本化
クロックを19.44MHzの基準クロックで標本化し
て1ビットの標本化クロックの標本値を出力する。M分
周カウンタ11は、上述した19.44MHzの基準ク
ロックを167分周する。位相番号発生回路7は、分周
カウンタ値nから標本化クロックの1周期の位相が順番
に並ぶように位相番号iを発生する。メモリ回路6は、
標本化クロックの標本値を位相番号に記憶する。また、
位相情報発生回路4は,位相番号順に並んだ標本化クロ
ックの標本値の変化点から求めた標本化クロックの基準
位相の位相番号とM分周カウンタ値に対応する位相番号
との差分から、標本化回路10で標本化するときの標本
化クロック毎の位相情報を得る。制御回路8は、位相情
報を受信側に送るため一定周期毎に位相情報を標本化す
るタイミングを発生するる。
【0025】次に、図1および図2の各部動作を詳しく
説明する。M分周カウンタ11は、供給された19.4
4MHzの分周伝送クロック(基準クロック)を167
分周して0〜166の範囲のカウント値nを位相番号発
生回路7へ出力する。標本化クロック周波数(14.3
1818MHz)と分周伝送路クロック周波数(19.
44MHz)の関係から、分周伝送クロック周期の整数
倍Mが標本化クロック周期の整数倍に略等しくなるMの
値を求める。M=167のとき、123.0008倍と
なることより、M=167に予め設定される。位相番号
発生回路7は、カウンタ値nと位相番号iの間に、n=
MOD(−19×i、167)=MOD(148×i、
167)の関係を持つ変換特性を有し、カウンタ値nの
入力に対応する位相番号iを出力する。n=MOD(−
19×i、167)の特性から、次の特性が得られる。 位相番号 i=0、 1、 2、 3、 4、・
・ 、165、166 カウンタ値n=0、148、129、110、91、・
・ 、 38、19 これを、nの順に並び替えると、i=MOD(123×
n、167)の関係となる。 カウンタ値n=0、 1、 2、 3、 4、・・
、165、166 位相番号 i=0、123、79、35、158、・・
、 88、44 この変換テーブルの特性に従って、カウンタ値nに対す
る位相番号iを出力する。
【0026】制御回路8は、19.44MHzの分周伝
送クロック(基準クロック)を2430×8分周して周
波数1kHzのタイミングを発生し、1mS毎の周期で
位相情報を標本化して、多重化回路3へ供給するように
制御する。伝送速度が155.52MbpsのSDH
(同期デジタルの信号ハイアラーキ)では、9行×27
0列のバイトのフレームを構成しているので、この周期
の8倍毎に位相情報を標本化して送ることになる。
【0027】次に、図1および図2中の位相情報発生回
路4の具体的ブロック図を図3に示す。シフトレジスタ
31、判定回路32、カウンタ回路33、基準位相番号
器34、モジュロ減算器35およびレジスタ36から構
成される。カウンタ回路33は、分周伝送クロックを1
67分周し、M分周カウンタ11と同様機能を有し、1
67分周のカウント値nを発生し、メモリ回路6および
基準位相番号器34へ供給する。カウンタ回路33は、
M分周カウンタ11と共用できる。
【0028】シフトレジスタ31は、メモリ回路6から
カウント値のアドレスに対応した標本化クロックの標本
値を読込んで保持する。標本化クロックの標本値Yn
が、Yn−1=「0」からYn=「1」への変化点を標
本化クロックの立上がり点と判定する。このときの基準
位相の番号は(n−1)とする。但し、標本化クロック
の周波数の変動が大きい用途では、標本化クロックの周
期が時間的に変動して、1周期の位相上に投影した標本
点の並びの順番や標本値がジッタや誤差の影響で狂う可
能性がある。そこで、より安定した判定ができるよう
に、3つの連続する標本点(n−2),(n−1),n
における標本値の変化を検出して判定する場合を示す。
シフトレジスタ31は、メモリ回路6へのアドレスがi
のとき、それから読出した標本値Ynを含め3つの連続
する標本値Yn−2、Yn−1、Ynを判定回路32へ
供給する。
【0029】判定回路32は、Yn−2=「0」、Yn
−1=「0」、Yn=「1」のとき、標本化クロックの
立上がり点と判定して、基準位相番号をセットする信号
を基準位相番号器34へ供給する。基準位相番号器34
は、入力されたアドレス値nが分周伝送クロックで1ク
ロック遅延させて、アドレス値n−1として基準用レジ
スタ36に供給される。判定回路32からのセット信号
がきたとき、基準位相番号をセットする。Yn−2=
「0」、Yn−1=「0」、Yn=「1」のとき、n−
1を標本化クロックの立ち上がり点を示す基準位相番号
inとしてセットする。167の分周周期で約1回基準
位相相番号がセットされることになる。モジュロ減算器
35は、位相番号発生回路7より供給される位相番号i
から基準位相番号器34より供給される基準位相番号i
nを減算する。167のモジュロ演算で減算して、分周
伝送クロックで標本化クロックを標本化したときの位相
を示す基準化された位相番号j=MOD(i−in、1
67)を出力する。
【0030】レジスタ36は、制御回路8から供給され
る位相情報標本化制御信号に従って伝送する周期毎に位
相番号を標本化して位相情報として多重化回路3へ出力
される。
【0031】次に、本発明の第2実施形態例を、図4お
よび図5を参照して説明する。この実施形態例は、位相
の変動が1周期以上にわたっても送受で位相制御を可能
にするものである。送信する位相情報は、位相番号の代
りに正規化した位相角の値で整数部及び小数点以下を含
めた情報として送る。図1の構成に比較して、図4の構
成は、位相情報発生回路41および多重化回路42が、
また図2に比較して、図5は位相情報発生回路41、分
離回路53、比較制御回路54が異なる。
【0032】図4および図5の実施形態例では、標本化
クロック周波数の変動が大きい場合や、位相情報の伝送
周期が長い場合は、標本化クロックの1周期の範囲での
位相情報(小数点以下の値)を送るだけでは、位相の変
動が±0.5を超えると、受信側で正しく位相引込みを
することができない。伝送周期が1mSの周期で位相が
0.5ずれる変動は、標本化クロック周波数では37p
pmの変動に当たる。標本化クロックの変動は、VTR
等からの画像信号入力も考えると通常は数百ppmの変
動を考慮しておく必要がある。
【0033】そこで、位相情報として位相の変動を整数
の部分も必要な精度で送ることにする。また、小数点以
下も、167(=M)の大きさを1として、0から16
6(=M−1)の位相番号値で表すより、2のべき乗の
値で正規化した値で表すと、位相情報として小数点以上
と小数点以下とを含めて位相角値Wとして1つの数値と
して表せる。1例として、小数点以上を4ビット、小数
点以下を8ビットの合計12ビットの位相角値Wとして
位相情報を表す。これで、0〜16周期迄の位相角値W
が小数点以下8ビットの精度で受信側に送ることができ
るので、送受で±8迄の位相のずれを小数点以下8ビッ
トの精度で位相同期化することができる。
【0034】位相情報発生回路41は整数部が4ビット
および小数点以下が8ビットの位相角値を得て、多重化
回路42へ供給する。多重化回路42は位相角値を他の
データに多重化して受信側に送る。受信側では、分離回
路53で位相角値を分離して、比較制御回路54へ供給
する。位相情報発生回路41は、送信側と同様に再生し
た標本化クロックの位相角値を得て比較制御回路54へ
供給する。比較制御回路54は、受信側位相角値から送
信側位相角値を12ビットの精度でモジュロ減算して、
差分信号を得る。12ビットの差分信号の値は―8〜8
迄の差分信号となる。この差分信号に基づき、再生標本
化クロックの位相角値が送信側の位相角値に一致して差
分信号が0となるように標本化クロック再生回路25を
制御する制御信号を発生する。
【0035】図6に、図4および図5中の位相情報発生
回路41の具体的ブロック図を示す。シフトレジスタ3
1,判定回路32,基準位相番号器34、モジュロ減算
器35は、図3中の対応部と同じ機能で同様の動作をす
る。図3中のカウンタ回路33は、M分周カウンタ11
のカウント値nの出力を利用する。モジュロ演算器35
から出力される基準化された位相番号jは、比較器6
2、レジスタ61および変換器65へ供給される。
【0036】レジスタ61は、分周伝送クロックの周期
で遅延した信号を出力する。比較器62は、現在の位相
番号Jと1クロック前の位相番号Jn−1とを比較す
る。位相番号は、167以上になると標本化クロックの
立上がり点を超えるので、167を減算して、再び0か
らの位相となる。従って、Jn<Jn−1ならば、この
間に標本化クロックの立上がりがあったと判定すること
ができ、カウンタ63へ1クロックを供給する。そうで
ない場合は、標本化クロックの立上がりは無いと判定
し、カウンタ63へクロックを供給しない。カウンタ6
3は、4ビットのカウンタで、標本化クロックの立上が
りの数をカウントし、整数の位相角値をレジスタ64へ
供給する。
【0037】変換器65は、基準化された位相番号jを
小数点以下8ビット(256)の値で正規化して出力す
る。変換器65は、位相番号jの入力に対して256/
167×jの値を整数化して出力する。変換器65は、
乗算器やROM等で構成できる。8ビットに規格化した
小数点以下を示す位相番号値は、レジスタ64に供給さ
れる。
【0038】レジスタ64は、小数点以下が8ビット、
小数点以上が4ビットの計12ビットの位相角値Wを位
相情報標本化信号のタイミングで標本化して位相情報と
して多重化回路42に出力する。整数値が4ビットの標
本化クロックの位相情報を伝送周期T毎に送るとする。
受信側では標本化クロックの変動の大きさが伝送周期T
の期間で±8×Tsの範囲なら標本化クロックの位相引
込み再生が正しく行える。位相情報を送る周期がTのと
きは、標本化クロックの変動は 8×Ts/Tの割合ま
で引込みができることになる。Ts=1/14.3MH
z、T=1/1KHzの場合、約±550ppmの変動
に対応できる。
【0039】次に、本発明の第3実施形態例を説明す
る。標本化クロックが13.5MHzの場合の構成を示
す。標本化クロックFS=13.5MHz、分周伝送ク
ロック(基準クロック)FL1=19.44MHzの場
合では、13.5/19.44×Mが整数値に近くなる
のは、M=36のときである。このとき、13.5/1
9.44×36=25となる。
【0040】標本化クロック周波数(13.5MHz)
と分周伝送路クロック周波数(19.44MHz)の関
係から、分周伝送クロック周期の整数倍Mが、標本化ク
ロック周期の整数倍に略等しくなるMの値を求めると、
M=36のとき 25.00000倍となるので、M=
36に設定する。M分周カウンタ11は、供給された1
9.44MHzの分周伝送クロックを36分周して0〜
35の範囲のカウント値nを位相番号発生回7へ出力す
る。36分周ということは、標本化クロックの1周期の
1/36の精度で位相情報を判別できる。
【0041】第1実施形態例と同様に、カウンタ値(標
本化番号)nと位相番号iとの関係を求めた結果、位相
番号発生回路7は、カウンタ値nと位相番号iの間に、 n=MOD(13×i、36) の関係を持つ変換特性を有し、カウンタ値nの入力に対
応する位相番号iを出力する。n=MOD(13×i、
36)の特性から、次の特性が得られる。 位相番号 i=0、 1、 2、 3、 4、 5、・・、
34、 35 カウンタ値n=0、13、26、3、17、30、・
・、10、23 これを、nの順に並び替えると、i=MOD(25×
n、36)の関係となる。 カウンタ値n=0、 1、 2、 3、 4、・・
、 34、 35 位相番号 i=0、25、14、 3、 28、・・
、 22、 11 この変換テーブルの特性に従って、カウンタ値nに対す
る位相番号iを出力する。
【0042】第1実施形態例において、M分周カウンタ
11、位相番号発生回路7、メモリ回路6および位相情
報発生回路4を上述の特性に対応するよう変更する必要
がある。標本化クロック回路5および標本化クロック再
生回路25の周波数数も変更する。その他は、第1実施
形態例の場合と同様に構成される。
【0043】次に、本発明の第4実施形態例について説
明する。第3実施形態例では、標本化クロックが13.
5MHzで分周クロック(基準クロック)FL1=1
9.44MHzの場合である。標本化クロックの位相識
別精度は、1周期(74ns)の1/36の精度であ
り、これは時間軸方向の標本化位相の量子化精度が約2
nSに相当する。分周伝送クロックの周波を高くして、
標本化位相の精度を高くして誤差を小さくする。分周回
路12の分周を8分周から2分周にして、分周伝送クロ
ック(基準クロック)をFL1=77.76MHzとす
る。従って、FS/FL1の整数倍の値が、13.5/
77.76×Mが整数値に近くなるのは、M=144の
場合がある。13.5MHz/77.76MHz×14
4=25で丁度整数となる。
【0044】M分周カウンタ11は、供給された77.
76MHzの分周伝送クロックを144分周して0〜1
43の範囲のカウント値nを位相番号発生回7へ出力す
る。144分周すると、標本化クロックの1周期の1/
144の精度、即ち74nSの1/144=約O.5n
Sの精度で、位相情報を判別できる。
【0045】位相番号発生回路7は、カウンタ値nと位
相番号iの間に、 n=MOD(−23×i、144) の関係を持つ変換特性を有し、カウンタ値nの入力に対
応する位相番号iを出力する。n=MOD(−23×
i、144)の特性から、次の特性が得られる。 位相番号 i=0、 1、 2、 3、 4、 5、・
・ 、142、143 カウンタ値n=0、121、98、75、52、29、
・・ 、46、 23 これを、nの順に並び替えると、i=MOD(25×
n、144)の関係となる。 カウンタ値n=0、 1、 2、 3、 4、 5,・
・ 、142、143 位相番号 i=0、25、50、75、100、12
5、・・、94、119 この変換テーブルの特性に従って、カウンタ値nに対す
る位相番号iを出力する。
【0046】第3実施形態例の構成図において、分周回
路12、M分周カウンタ11、位相番号発生回路7、メ
モリ回路6および位相情報発生回路4を上述した特性に
対応するように変更する必要がある。その他は、上述の
場合と同様の構成である。
【0047】次に、本発明の第5実施形態例について説
明する。第4実施形態例では、基準クロックを高くする
ことにより位相情報の解像度は高くできる。しかし、位
相情報を得るための回路が77.76MHzと高速の処
理が必要となる。そこで、低速処理で精度を高くできる
方法を示す。
【0048】本発明による第5実施形態例の送信側のブ
ロック図を図7に示す。この実施形態例では、分周伝送
クロック(基準クロック)の周波数は19.44MHz
として、M=36の周期で標本化を終わる毎に77.7
6MHzの周期ずつ分周伝送クロックの位相をずらし
て、順次4回の標本化を行う。これにより、標本化の時
間は4倍かかるが、基準クロックの周波数は19.44
MHzで、標本点としては77.76MHzで標本化し
たのと同じ位相精度で標本化クロックの標本点を得るこ
とができる。
【0049】分周回路76は、19.44MHzの基準
クロックを発生するが、一定の周期T(19.44MH
zで36クロックの周期)毎に77.76MHzの周期
の幅で位相が順番に遅れた基準クロックを発生する。
【0050】図8にクロックの波形図を示す。(a)、
(b)、(c)、(d)のクロック波形は、19.44
MHzの4位相クロックである。出力クロックは、これ
らを周期T毎に切替えたクロックとなる。(da)、
(ab)、(bc)、(cd)にわたる4周期で1の周
期となる。位相の遅れは、77.76MHzのクロック
の1周期T1(1/77.76MHz)の大きさで、0
〜3倍の周期(aの位相からdの位相)まで順次遅延し
ている。クロックの立上がり点は、位相が変わる毎に周
期T1ずつ遅れていく。(d)の位相から(a)の位相
に切替るときは、周期T1の3倍だけ早まる。従って、
(d)の位相の最後クロックと(a)位相の最初のクロ
ックは重なる部分がでる。このため、(d)位相の最後
のクロックを出すのを止める。(a)〜(d)の位相の
順番に、各Tの周期でのクロック数(立上がりの数)
は、36、36,36,35で、合計で143となる。
標本化回路10では、このクロックの立上がり点で標本
化が行われる。
【0051】クロックの図中で()の中の数字は、Tの
周期を77.76MHzのクロックで標本化したときの
カウント値(0〜143)と同じ位相に対応する標本点
となる番号である。143の標本点が1つ抜けるが、抜
けた場所の1カ所が1/72の精度で、他の142カ所
は1/144の精度で位相情報を判定できるので、7
7.76MHzで標本化したのと略同等の精度が得られ
る。
【0052】分周回路76は、図8に示如く、位相が一
定周期毎に変わる19.44MHzのクロックからなる
基準クロックを出力し、標本化回路10とM分周カウン
タ75へ供給する。また、(a)〜(d)の遅延の位相
を示す2ビットの位相表示信号k(k=0〜3)を出力
し、M分周カウンタ75へ供給する。M分周カウンタ7
5は19.44MHzの基準クロックを36分周又は3
5分周する。k=0〜2の場合には36分周のカウン
タ、k=3の場合は35分周のカウンタとなる。カウン
タ値をmとすると、カウンタ値を4倍した値に位相表示
信号kを加算した値、4m+kをカウント値nとする。
これは、図8中()内の数値に対応する。M分周カウン
タ75は、求めたカウント値n(=4m+k)を位相番
号発生回路73及び位相情報発生回路72へ供給する。
【0053】位相番号発生回路73は、第4実施形態例
で示しi=MOD(25×n、144)の変換特性を有
し、入力されたカウンタ値nを変換特性に従って位相番
号iへ変換して出力する。位相情報発生回路72は、図
6と同様構成であり、連続する位相番号の標本値に変化
点から基準位相番号を求め、位相番号から基準化した位
相番号を得る。更に、正規化した位相値Wを得て、位相
情報を送信する一定の周期毎に標本化された位相値Wを
得て多重化回路71へ供給する。受信側も同様構成にで
きる。これにより、19.44MHzの周波数の標本化
でも、77.76MHzの周波数の基準クロックによる
標本化と同等の位相引込みの精度を得られる。
【0054】次に、本発明の第6実施形態例を説明す
る。第1乃至第5実施形態例では、分周回路12から出
力される基準クロックとして伝送クロックを分周した分
周伝送クロックを用いる場合を示した。しかし、位相情
報を得るための基準となるクロックとしては、送信側装
置で発生する伝送クロックを必ずしも用いる必要はな
い。伝送システムが同期網で有れば、その同期網の上で
ATM等による送信データがパケット化されて送信する
システム構成でも、送信側装置及び受信側装置におい
て、網のクロックから位相情報を得るための基準クロッ
クを発生するようにすれば、送受で同期のとれた基準ク
ロックを得ることができる。そのため、高精度で標本化
クロックの位相情報を得ることができ、送受で標本化ク
ロックの位相の同期化が高精度で行える。
【0055】次に、本発明の第7実施形態例を説明す
る。標本化クロックの立上がりの基準点を示す位相番号
を得るため、説明を簡単にするためメモリ回路6はM相
当分のアドレスを持ち、一旦標本値を記憶させた後、位
相番号の連続する標本値を読出して、基準点を見つける
構成を示した。しかし、メモリ回路は無くてもよい。
【0056】図9に第7実施形態例の送信側のブロック
図を示す。図1の第1実施形態例の送信側と比べて、メ
モリ回路が無くなり、位相情報発生回路91の構成が一
部異なる他は同じである。図9中の位相情報発生回路9
1の詳細ブロックを図10に示す。即ち、シフトレジス
タ31、判定回路32、基準位相番号器34、モジュロ
減算器35、レジスタ36および判定制御回路101よ
り構成される。第1実施形態例ではカウンタ値nの位相
番号をiとすると、n=MOD(−19×i、167)
の関係がある。カウンタ値nが19毎の標本値は、位相
番号が隣り合うことになる。
【0057】判定制御回路101は、シフトレジスタ3
1に最終書込みした位相番号を最終位相番号として覚え
ておく。次に、位相番号発生回路7から供給される位相
番号iと最終位相番号と比較し、隣の位相番号に一致し
たら、標本化回路10から供給される標本値をシフトレ
ジスタ31に書込む制御信号を出力する。そのときの位
相番号を新たな最終位相番号とする。シフトレジスタ3
1は、3ビットのシフトレジスタで、書込信号により、
位相番号が1ずつ減少する毎に標本化クロックの標本値
が書込まれる。シフトレジスタ31の出力には位相番号
が若い順に連続して並んだ3つの標本値が得られる。
【0058】判定制御回路101は、この連続する3つ
の標本値から標本化クロックの立上がり点を検出する。
検出したら、検出信号を判定制御回路101および基準
位相番号器34へ供給する。基準位相番号器34では、
制御回路から供給される検出位置に対応する位相番号を
検出信号がきたときセットして出力する。立上がりの検
出が行われるまで、最悪19倍の周期がかかる。一旦基
準位相番号が検出されれば、次からは、その基準位相番
号の近傍に対応する位相番号、この場合基準位相番号か
ら6大きい値を最終位相番号にセットして、再び検出を
開始しする。シフトレジスタへの書込みが6〜7回行わ
れると、位相番号は基準位相番号に近くなり、立上がり
の検出を迅速に行うことができ、略1周期毎に基準位相
番号を繰返して検出できる。
【0059】次に、本発明の第8実施形態例を説明す
る。標本化クロックFSを標本化する基準クロック(分
周伝送クロックFL1)は、基準クロックの方が低い場
合でも、特に問題なく、同様に実現できる。カラーTV
信号をITU−T標準H.261/H.263等の方式
で符号化して6.312Mbpsで伝送して、受信側で
再生する場合に適用して、送信側と受信側の標本化クロ
ックを同期化させる。従って、送信側のTV信号と受信
側で再生したTV信号のカラーバーストを同期化するこ
とができる。
【0060】図11に本発明による第8実施形態例の送
信側の構成を示す。受信側は同様に構成される。図11
の送信側は、A/D変換回路1、符号化回路2、多重化
回路3、標本化クロック回路5、標本化回路10、M分
周カウンタ11、制御回路8、伝送クロック回路9、位相
番号発生回路111および位相情報発生回路91より構
成される。符号化回路2は、ITU−Tの標準H.26
3の符号化方式でTV信号を符号化圧縮する。ビデオ信
号の伝送に割当てられたデータレートになるように制御
を行って、所定のレートに圧縮された符号化データが多
重化回路73へ供給される。伝送クロック回路は、6.
312MHzのクロックを発生し、標本化回路10、M
分周カウンタ11および制御回路8へ供給する。
【0061】H.261又は263の方式では、標本化
クロックはFS=13.5MHzである。伝送路は、
6.312MHzで、13.5MHz/6.312MH
z=2.1387832の整数倍Mが整数値に可能な限
り近づくMの値を探す。M=36で、2.138783
2×36=76.9962となる。 誤差は0.003
8となる。1/36の精度が0.027であるで、分解
精度の0.027に対して誤差0.0038の大きさ
は、約1/7で影響は無視できる。M分周カウンタ11
は、36分周のカウンタで構成される。
【0062】位相番号発生回路7は、次の変換特性を有
する。この実施形態例では、カウンタ値nと位相番号i
の間に、 n=MOD(−7×i、36) の関係が成立する。この関係から、次の特性が得られ
る。 位相番号 i=0、 1、 2、 3、 4、 5、・
・ 、34、35 カウンタ値n=0、29、22、15、 8、 1、・
・ 、14、 7 これを、nの順に並び替えると、i=MOD(5×n、
36)の関係となる。 カウンタ値n=0、 1、 2、 3、 4、 5、・
・ 、34、35 位相番号 i=0、 5、10、15、20、25、・
・ 、26、31 位相番号発生回路7は、この変換テーブルの特性に従っ
て、カウンタ値nに対する位相番号iを出力する。位相
情報発生回路91は、標本値と位相番号iから一定周期
毎に標本化された位相番号値Wの位相情報を得て多重化
回路3へ供給する。
【0063】次に、本発明の第9実施形態例を説明す
る。周波数情報を送る伝送周期は、基準クロックを分周
した周期で求めているが、伝送周期は基準クロックの周
期の整数倍でなくてもよい。基準クロックは、伝送クロ
ックである。伝送周期での位相情報は、その近傍での基
準クロックの標本点での位相情報が分かれば、基準クロ
ック毎の標本化クロック位相の進み量と、基準クロック
位相と伝送周期位相の関係から計算で求められる。例え
ば、第1実施形態例では、基準クロックが19.44M
Hzの場合、1クロックで進む標本化クロックの位相
は、0.736532である。従って、155.52M
Hzの伝送路クロックの周期では、その1/8の値0.
0920665となる。このときの位相番号は、15.
375に相当する。換言すると、155.52MHzの
クロック周期では15.375/167ずつ位相がずれ
ることになるので、基準クロックと所定伝送周期の標本
化の位相とのずれのに応じて補正できる。例えば、位相
情報の標本化の位相が、基準クロックより155.52
MHzのクロックで3クロック進んでいる場合は、基準
クロックの位相で得られた位相番号に15.375×3
=約46の値を加算して補正すれば標本点のない位相で
の位相情報が得られる。
【0064】以上、本発明の種々の実施形態例を詳述し
た。しかし、本発明は斯かる特定実施形態例のみに限定
されるべきではなく、本発明の要旨を逸脱することなく
種々の変形変更が可能であること当業者には容易に理解
できよう。
【0065】
【発明の効果】上述の説明から理解される如く、本発明
によると種々の顕著な効果が得られる。第1に、アナロ
グ回路を用いることなく、標本化クロックの位相を高精
度で検出できる。その理由は、基準クロック(分周伝送
クロック)で標本化クロックを標本化したとき、基準ク
ロックの周期の整数倍Mが標本化クロックの周期の整数
倍Nに略等しくできるNとMがある。このとき標本化ク
ロックは、位相の異なるM個の基準クロックで標本化さ
れることになり、標本化クロックの標本値を位相順に並
べ替えて標本化クロックの立上がりを検出することによ
り、標本化クロックの位相を1/Mの高精度で検出でき
るからである。
【0066】第2に、送信側および受信側で同様にして
位相を検出することにより、標本化クロックを送受で高
精度に同期化できる。従って、高精度でTV信号のサブ
キャリアの位相を送受で同期化できる。その理由は、1
/Mの高精度で検出した位相情報を一定周期毎に標本化
して受信側に送り、受信側では再生標本化クロックの位
相を送信側の位相に1/Mの高精度で位相同期化するこ
とで、送受のクロックが同期化するからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施形態例の送信側のブロッ
ク図である。
【図2】本発明による第1実施形態例の受信側のブロッ
ク図である。
【図3】図1中の位相情報発生回路の詳細ブロック図で
ある。
【図4】本発明による第2実施形態例の送信側のブロッ
ク図である。
【図5】本発明による第2実施形態例の受信側のブロッ
ク図である。
【図6】位相情報発生回路の他の具体的構成を示すブロ
ック図である。
【図7】本発明による第5実施形態例の送信側のブロッ
ク図である。
【図8】図7中の分周回路で発生する基準クロックのタ
イミングチャートである。
【図9】本発明による第7実施形態例の送信側のブロッ
ク図である。
【図10】図7中の位相情報発生回路の具体的構成を示
すブロック図である。
【図11】本発明による第8実施形態例の送信側のブロ
ック図である。
【図12】標本化クロックと基準クロックの標本点の関
係を示す図である。
【図13】従来例の送信側の構成を示すブロック図であ
る。
【図14】従来例の受信側の構成を示すブロック図であ
る。
【図15】図13中の位相角発生回路の詳細ブロック図で
ある。
【図16】図14中の位相比較回路の詳細ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1、201 A/D変換回路 2、204 符号化回路 3、42、71 多重化回路 4、41、72、91 位相情報発生回路 5 標本化クロック回路 6 メモリ回路 7、73、111 位相番号発生回路 8 制御回路 9 伝送クロック回路 10 標本化回路 11、75 M分周カウンタ 12、76 分周回路 21 D/A変換回路 22 復号回路 23、53 分離回路 24、54 比較制御回路 25 標本化クロック再生回路 31 シフトレジスタ 32 判定回路 33 カウンタ回路 34 基準位相番号器 35 モジュロ減算器 36、61、64 レジスタ 62 比較器 206 位相角発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 11/04 H04N 7/13 Z Fターム(参考) 5C057 AA01 AA06 AA11 BA01 CC04 EE04 EL01 GF03 GG01 GH02 5C059 KK01 RB06 RC03 SS01 SS06 UA08 UA09 5C066 AA01 AA03 BA01 CA02 DB02 DB07 DD06 EB08 EB11 EG01 GA03 GA16 GA20 GA32 HA02 JA07 KE11 KE18 5K028 AA01 BB04 EE03 KK01 NN31 NN33 5K047 AA03 AA05 CC08 GG03 GG09 GG11 GG28 MM38 MM55

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】標本化クロック信号を基準クロックで1ビ
    ットに標本化する標本化手段と、 前記基準クロック周期の整数倍Mが標本化クロック周期
    の整数倍に略等しくなるような周期を得る分周カウンタ
    と、 1周期のM個の標本点位相が標本化クロックの1周期の
    位相範囲の位相番号として表すような変換特性を有し、
    カウンタ値から位相番号を得る手段と、 位相番号が近傍となる複数の標本値から標本化クロック
    信号の変化点を検出して基準となる位相番号を得る手段
    と、 標本化クロック信号を標本化したときのカウンタ値に対
    応する位相番号と基準の位相番号との差分から標本化ク
    ロック信号の位相の情報を得る手段とを備えることを特
    徴とする位相情報検出回路。
  2. 【請求項2】テレビ信号を標本化および符号化して伝送
    する送信装置および伝送信号を復号して再生する受信装
    置を含む位相同期標本化クロック再生回路において、 前記送信装置は、伝送クロックに同期した基準クロック
    を得る手段と、 請求項1の位相情報検出回路で標本化クロックの位相情
    報を得て、伝送クロックの所定の分周周期毎に標本化し
    た位相情報を求め、テレビ信号の符号化データに多重化
    して出力し、前記受信装置は、伝送クロックに同期した
    基準クロックを得る手段と、 請求項1の位相情報検出回路で再生標本化クロックの位
    相情報を得て、伝送クロックの所定分周周期毎の位相情
    報を求め、送信側から送られてきた位相情報と比較し、
    比較結果が一致するように再生標本化クロックを制御し
    て位相同期した再生標本化クロックを得る手段とを備え
    たことを特徴とする位相同期標本化クロック再生回路。
  3. 【請求項3】テレビ信号を標本化および符号化して伝送
    する送信装置および伝送信号を復号して再生する受信装
    置を含む位相同期標本化クロック再生回路において、 送信側では、伝送クロックから基準クロックを得る手段
    と、標本化クロックを基準クロックで標本化して標本値
    を得る手段と、基準クロックをM分周してカウントする
    手段と、カウント値を予め定めた変換特性に従って位相
    番号に変換する手段と、標本値を位相番号順に記憶する
    手段と、記憶した標本値から標本化クロックの変化点を
    示す基準位相番号に基づき、基準クロックの標本点に対
    応する標本値の位相情報を得る手段と、基準クロックの
    所定の分周周期毎に位相情報を符号化信号と多重化して
    送信する手段とを備え、 受信側では、伝送クロックに同期した基準クロックを得
    る手段と、送信側と同じ手段で再生標本化クロックの位
    相情報を得る手段と、基準クロックの所定の分周周期毎
    に位相情報を求め、前記送信側から送られてきた位相情
    報と比較し、比較結果が一致するように制御信号を発生
    する手段と、制御信号に応じてクロック回路を制御し
    て、前記送信側に位相同期した再生標本化クロックを得
    る手段を備えることを特徴とする位相同期標本化クロッ
    ク再生回路。
  4. 【請求項4】基準クロックとして同一周波数で位相の異
    なるクロックを、一定周期毎に予め決めた順番で切替え
    て得られるクロックを用いることを特徴とする請求項1
    に記載の位相情報検出回路。
  5. 【請求項5】位相番号の変化状態から標本化クロックの
    周期数をカウントした値と、位相番号の情報を分周カウ
    ンタ値Mの値で割って正規化した値とから整数値を含む
    位相情報を得る手段を備えることを特徴とする請求項2
    又は3に記載の位相同期標本化クロック再生回路。
  6. 【請求項6】得られた基準位相番号の近傍から次の分周
    カウンタの周期における標本化クロック信号の基準位相
    を検出する位相情報発生手段を備えることを特徴とする
    請求項2又は3に記載の位相同期標本化クロック再生回
    路。
  7. 【請求項7】位相番号がMの値のモジュロ値で1つ大き
    い(又は1つ小さい)位相番号がくる毎にシフトレジス
    タに該当する位相番号の標本値を書込む手段と、位相番
    号の小さい順(又は大きい順)に並んだシフトレジスタ
    の複数の標本値から標本化クロックの変化点を検出する
    手段とを含む位相情報発生回路を備えることを特徴とす
    る請求項2又は3に記載の位相同期標本化クロック再生
    回路。
  8. 【請求項8】位相情報を送る所定周期と基準クロックの
    周期が整数倍の関係にないとき、近傍の基準クロックの
    位相点における位相情報から所定周期の位相情報を得る
    手段を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の
    位相同期標本化クロック再生回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006157361A (ja) * 2004-11-29 2006-06-15 Toa Corp データ伝送方法およびデータ伝送システム
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DE102007053795A1 (de) * 2007-11-12 2009-05-14 Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zur Vermeidung von Schwankungen eines digital erzeugten Ausgabetakts

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