JP2001103496A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2001103496A
JP2001103496A JP27916399A JP27916399A JP2001103496A JP 2001103496 A JP2001103496 A JP 2001103496A JP 27916399 A JP27916399 A JP 27916399A JP 27916399 A JP27916399 A JP 27916399A JP 2001103496 A JP2001103496 A JP 2001103496A
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JP
Japan
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dirt
camera
saturation
image processing
glass surface
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JP27916399A
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English (en)
Inventor
Mamoru Ijiri
守 井尻
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラガラス面の汚れを自動的、かつ定量的
に判定できる画像処理装置を得る。 【解決手段】 判定領域内の彩度を測定し、あらかじめ
設定した基準値と比較することで汚れの有無を判定す
る。また、彩度の比較を色相及び明度が同一条件である
場合に限定して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、カメラ
の映像信号を画像処理し、物体や物体のなす事象を検出
する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としては、ガラス面の汚れ
の検出は設置地点における目視確認による方法、管理事
務所におけるモニタ映像の目視確認による方法が知られ
ている。
【0003】設置地点における目視確認による方法は、
保守作業員が定期的に現地を訪れ、汚れを確認し、清掃
する方法がある。
【0004】管理事務所におけるモニタ映像の目視確認
による方法は、管理事務所に光ファイバー等の伝送経路
を経由して映像を伝送し、管理事務所に設置したモニタ
で目視により確認する方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記保守作業員が定期
的に現地を訪れ、汚れを確認し、清掃する方法は、定量
的にガラス面の汚れを知ることができない。そのため、
性能の低下を避けるには点検周期を短めにとらざるを得
ず、保守のコストアップにつながるという問題点があっ
た。
【0006】また、管理事務所におけるモニタ映像の目
視確認による方法は、明らかに目視で汚れがわかるまで
判定できず、既に画像処理性能が落ちていたりする問題
点や確認者による判断のばらつきが発生するという問題
点があった。
【0007】この発明はかかる課題を解決するためにな
されたもので、従来の設置地点における目視確認による
方法、管理事務所におけるモニタ映像の目視確認による
方法では困難であった、ガラス面の汚れを自動的、かつ
定量的に行い、保守を必要時にのみ行うことを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明の画像処理装
置は、判定領域内の彩度を測定し、あらかじめ設定した
基準値と比較することで汚れの有無を判定するものであ
る。
【0009】第2の発明の画像処理装置は、彩度の比較
を色相及び明度が同一条件である場合に限定して行うも
のである。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の画像処理装置を示す構成図である。カメラ1はカラー
画像を伝送路3に出力し、画像処理装置3に伝送する。
カメラ1及び画像処理装置3は設置柱4に装着してあ
る。カメラ1は道路5を撮影するように配置してあり、
撮影視野6を撮影する。物体7は被写体である。カメラ
1は汚れを測定するガラス面8を前面に持ち、レンズ9
及びカメラ本体10を内蔵している。画像処理装置3
は、画像メモリ11、画像処理部12、事象判定部1
3、外部出力部a14、RGB−HSI変換部15、判
定部16、メモリ17、外部出力b18から構成する。
【0011】画像処理部12、事象判定部13で物体や
事象の検出を行い、外部出力部a14から外部機器19
に結果を出力する。RGB−HSI変換部15はRGB
信号を色相(H)、彩度(S)、明度(I)に変換す
る。判定部16は明度及び色相の比較、タイムアウト判
定及び汚れ判定を行う。判定結果は外部出力b18から
管理事務所20に伝送する。
【0012】図2及び図3を用いて、動作の説明を行
う。あらかじめ、カラー画像のカメラガラス面の汚れ判
定に使用する領域を指定する。図2はカメラで撮影した
カラー画像であり、道路5、樹木21、物体7の存在す
る映像に、カメラガラス面の汚れ判定に使用する領域2
2〜25を指定している。カメラガラス面8の汚れ判定
に使用する領域は移動する物体7ではなく、常設された
構造物、自然物のなかでカメラガラスの汚れにと比べて
年月を経ても変化が少ないものがよい。領域22〜25
は路面を選択している。
【0013】図3を用いて、処理の説明を行う。カメラ
ガラス面8の汚れ判定周期は任意であるが、本実施の形
態では、毎日同一時刻に判定開始するものとする。あら
かじめ設定された時刻tsに処理開始26を行う。ま
ず、RGB−HSI変換28を行う。RGB−HSI変
換28はカメラ1から画像処理装置3に伝送されたカラ
ー画像のRGB信号から彩度(S)、明度(I)、色相
(S)に変換する。RGBから彩度、明度、色相への変
換はGonzalez and Woodsの定義であ
る化式によって行う。
【0014】
【数1】
【0015】次に、I、H比較29、タイムアウト判定
31を行う。色相、明度が次式
【0016】
【数2】
【0017】を満たす場合には汚れ判定30を行う。満
たさない場合には、タイムアウト判定31を行う。汚れ
判定30はまず彩度を年月日時刻の関数として次式のよ
うに保管する。
【0018】
【数3】
【0019】次にカメラガラス面の汚れ判定を行う。領
域i毎に最新のm個(m:設定値、1以上)の彩度デー
タの平均値Anewi及び分散Dnewiを求める。An
ew i、Dnewiの値を用いて次式の判定をする。
【0020】
【数4】
【0021】以上のように実施したカメラガラス面判定
結果を管理事務所20に伝送する。タイムアウト判定3
1は処理開始26からΔt秒経過したか否かを次式によ
り判定する。
【0022】
【数5】
【0023】タイムアウト判定を満たす場合にはタイム
アウトを結果として送信する。満たされない場合には、
1/30秒後に入力される次フレーム画像を用いて、R
GB−HSI変換28以降の処理を繰り返す。
【0024】上記の実施形態では、カメラ設置地点に画
像処理装置を設置して、カメラガラス面の汚れ判定を行
ったが、管理事務所にカメラ画像を光ファイバー等で伝
送し、管理事務所に設置した画像処理装置で判定処理を
実施した場合にも適用できるものである。
【0025】また、上記の実施形態では、屋外の道路上
に設置したカメラの場合を例にとって説明したが、道路
のないフィールド(例えば、山中、海上、沿岸、空中、
や屋内にも適用できるものである。
【0026】また、上記の実施形態では、RGB信号か
ら彩度、明度、色相を求めたが、RGB信号以外の信号
から彩度、明度、色相を求めた場合にも適用できるもの
である。
【0027】また、上記の実施形態では、カメラガラス
面の汚れとして説明しているが、フィルタ面、カメラレ
ンズ面、カメラの受光面の汚れ、劣化も含めて検出さ
れ、外部からの光の入射路の総合的な品質判定に適用で
きるものである。
【0028】また、上記の実施形態では、RGB信号を
HSI表色系に変換したが、色相、明度、彩度の表色方
法は他にHSV、HSL等の表色系についても同様に適
用できるものである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、入力画像中の設定領域の彩度変化を計測、判定する
ことにより、カメラガラス面の汚れを判定することがで
きる。
【0030】また、第2の発明によれば、彩度情報に基
づいて、カメラのガラス面の汚れ具合を判別する際に、
色相及び明度情報を用いることで、運動物体等の影響を
避けてカメラのガラス面の汚れ具合を判別することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる画像処理装置の実施形態図
である。
【図2】 この発明に係わる画像処理装置の判定領域設
定を示す図である。
【図3】 この発明に係わる画像処理装置のカメラガラ
ス面の汚れ状態を判定する処理内容を示す図である。
【符号の説明】
1 カメラ、2 伝送路、3 画像処理装置、4 設置
柱、5 道路、6 撮影視野、7 物体、8 ガラス
面、9 レンズ、10 カメラ本体、11 画像メモ
リ、12 画像処理部、13 事象判定部、14 外部
出力部a、15 RGB−HSI変換部、16 判定
部、17 メモリ、18 外部出力b、19外部機器、
20 管理事務所、21 樹木、22 領域、23 領
域、24 領域、25 領域。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像から、彩度情報を検出した
    後、彩度情報に基づいて、カメラのガラス面の汚れを判
    別することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 彩度情報に基づいて、カメラのガラス面
    の汚れを判別する際に、色相及び明度情報を用いて、同
    一条件でカメラのガラス面の汚れを判別することを特徴
    とする請求項1記載の画像処理装置。
JP27916399A 1999-09-30 1999-09-30 画像処理装置 Pending JP2001103496A (ja)

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