JP2001028043A - 気象検出装置、気象検出システム及び気象検出方法 - Google Patents

気象検出装置、気象検出システム及び気象検出方法

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JP2001028043A
JP2001028043A JP11200579A JP20057999A JP2001028043A JP 2001028043 A JP2001028043 A JP 2001028043A JP 11200579 A JP11200579 A JP 11200579A JP 20057999 A JP20057999 A JP 20057999A JP 2001028043 A JP2001028043 A JP 2001028043A
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Nobuaki Miura
伸明 三浦
Yoshiyuki Ito
義行 井藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数箇所の気象状況を迅速に検出できる気象
検出装置、気象検出システム及び気象検出方法を提供す
ること。 【解決手段】 降雪監視領域を撮影して得られた画像デ
ータを入力し、その画像データにおいてノイズ除去処理
を行い(S12)、ノイズ除去処理を行った画像データ
についてラプラシアンフィルタ等によるエッジ抽出処理
を行い(S14)、エッジ抽出処理を行った画像データ
について二値化処理を行い(S16)、二値化処理され
た画像データにて明部となる画素数に基づいて降雪状態
を判定する(S20)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理技術を用
いて降雪状態を検出する気象検出装置、気象検出システ
ム及び気象検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高速道路などにおいて、冬期には気象状
況により道路の除雪作業などが必要となる。この除雪作
業は、単位時間当たりの降雪量などの気象状況に応じて
除雪車を出動させ、除雪車で路上の雪を除去することに
より行われる。その際、迅速かつ的確な除雪作業を行う
ためには、気象状況を正確に知る必要がある。
【0003】従来、気象状況は、作業員が降雪板を用い
て1時間あたり何cmの雪が降ったかを直接計測するこ
とにより、計測されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな気象検出の手法では、迅速に気象状況を把握するこ
とができない。また、気象状況の計測箇所が多数ある場
合、それに応じて作業員を配備する必要があり、多くの
人員を要する。このようなことから、多数箇所にわたる
気象状況を迅速に検出できる装置などの技術開発が切望
されている。
【0005】そこで本発明は、以上のような問題点を解
決するためになされたものであって、多数箇所の気象状
況を迅速に検出できる気象検出装置、気象検出システム
及び気象検出方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
気象検出装置は、降雪監視領域を撮影して得られた画像
データを入力し、その画像データにおいてノイズ除去処
理を行うノイズ除去手段と、ノイズ除去処理を行った画
像データについてラプラシアンフィルタ、ソーベルフィ
ルタ、プレウィットフィルタ等のエッジ抽出用フィルタ
によるエッジ抽出処理を行うエッジ抽出手段と、エッジ
抽出処理を行った画像データについて二値化処理を行う
二値化処理手段と、二値化処理された画像データにて明
部となる画素数に基づいて降雪状態を判定する判定手段
とを備えている。
【0007】また本発明に係る気象検出システムは、降
雪状況を監視すべき監視領域を撮影する撮影手段と、撮
影手段から出力される映像信号を入力し、その映像信号
の画像データに基づいて監視領域の降雪状態を検出する
前述の気象検出装置とを備えている。
【0008】更に本発明に係る気象検出方法は、降雪監
視領域を撮影して得られた画像データを入力し、その画
像データにおいてノイズ除去処理を行うノイズ除去工程
と、ノイズ除去処理を行った画像データについてエッジ
抽出用フィルタによるエッジ抽出処理を行うエッジ抽出
工程と、エッジ抽出処理を行った画像データについて二
値化処理を行う二値化処理工程と、二値化処理された画
像データにて明部となる画素数に基づいて降雪状態を判
定する判定工程とを備えたものである。
【0009】これらの発明によれば、気象状況を検出す
べき場所を撮影した画像データを画像処理することによ
り、その気象状況を検出することができる。このため、
多数の場所の気象状況を迅速に検出することが可能であ
る。また、画像処理として、ノイズ除去処理を行った
後、エッジ抽出用フィルタによるエッジ抽出処理を行う
ことにより、雪の部分が明確に抽出され、降雪の状態を
正確に検出することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の実施形態について説明する。なお、各図において同一
要素には同一符号を付して説明を省略する。また、図面
の寸法比率は説明のものと必ずしも一致していない。 (第一実施形態)
【0011】図1に本実施形態に係る気象検出システム
及び気象検出装置の構成を示す。
【0012】図1に示すように、気象検出システム1
は、車両などが走行する道路での降雪状況を検出するシ
ステムであって、監視カメラ2、気象検出装置3を備え
ている。
【0013】監視カメラ2は、道路上又は道路付近を撮
影する撮影手段であり、例えば、CCDカメラなどが用
いられる。なお、監視カメラ2としては、動画を撮像す
るものに限られず、静止画を撮像するものであってもよ
い。
【0014】また、道路に交通監視システムに用いられ
る監視用カメラが設置されているときには、その交通監
視用カメラを気象検出システム1の監視カメラ2として
用いてもよい。この場合、既存の監視用カメラで得られ
た映像信号を用い、その映像信号に基づいて気象検出が
可能となる。従って、気象検出システム1のために別個
に監視カメラ2を設置する必要がなく、気象検出システ
ム1の設置コストが大幅に削減できる。
【0015】監視カメラ2の前方には、検出板21が設
けられている。検出板21は、降る雪の検出するための
背景として機能するものであり、黒色の板体により構成
されている。検出板21を黒色とすることにより、白色
の雪の存在が明瞭となり、雪の撮像が容易なものとな
る。また、検出板21は、表面に防水コーティングする
のが望ましい。この場合、検出板21の表面に雪が付着
することが防止され、雪の撮影時の背景としての機能が
損なわれない。更に、夜間でも降雪状態が検出できるよ
うに検出板21を照らす照明を設置するのが望ましい。
【0016】なお、図1では監視カメラ2を一台のみ図
示しているが、気象検出システム1は、複数の監視カメ
ラ2を備えることも可能であり、その場合、道路の各箇
所に監視カメラ2が設置されている。
【0017】各監視カメラ2は、気象検出装置3と電気
的に接続されており、その気象検出装置3に映像信号を
出力する。気象検出装置3は、監視カメラ2の映像信号
を入力し、その映像信号に基づいて画像処理を行い、監
視領域における気象状況を検出するものであり、気象検
出システム1において気象検出手段として機能する。
【0018】この気象検出装置3は、映像入力部31、
画像処理部32、計測処理部33、外部装置出力部34
及びヒューマンインターフェース35を備えて構成され
ている。
【0019】映像入力部31は、監視カメラ2から出力
される映像信号を入力するものであり、アナログ信号で
ある映像信号をデジタル信号にA/D変換し、一定周期
ごとにA/D変換した映像信号を画像データとして画像
メモリに入力する。この画像データの入力は、一定周期
で行われ、例えば、約200msごとに行われる。入力
される画像データは、例えば、x軸、y軸の座標点ごと
に濃淡値を持つ画素の集合であり、その画素の濃淡は例
えば8ビットの256階調とされる。
【0020】画像処理部32は、画像データのノイズ除
去処理、ラプラシアンフィルタによるエッジ抽出処理及
び二値化処理などの画像処理を行うものであり、例え
ば、画像処理プロセッサなどにより構成される。計測処
理部33は、二値化された画像データの明部検出処理、
画像データの明部となる画素数に基づく降雪モード判定
などの制御処理を行うものであり、例えば、汎用マイク
ロプロセッサなどにより構成される。
【0021】外部出力部34は、監視領域における気象
状況を検出信号として出力するものであり、外部装置4
と接続されている。外部装置4は、気象情報の表示など
を行うものであり、例えば、管制センタに設置される警
告表示板や道路付近に設置される表示パネルなどであ
る。
【0022】ヒューマンインターフェース35は、シス
テムパラメータの設定や処理結果の出力などを行うもの
であり、画像処理部32、計測処理部33及び外部出力
部34とモニタ・保守コンソール5との間に設置されて
いる。モニタ・保守コンソール5は、図示しない管制セ
ンタに設置され、気象検出装置3の設定などを行うもの
である。管制センタでは、監視カメラ2から伝送される
映像信号を気象検出装置3を介してモニタに入力し、道
路環境状況を監視員が目視にて監視できるようになって
いる。
【0023】次に、本実施形態に係る気象検出システム
及び気象検出装置における気象検出方法について説明す
る。
【0024】図1において、監視カメラ2により、道路
における監視領域が撮影される。監視カメラ2の映像信
号は、気象検出装置3の映像入力部31に入力され、A
/D変換され、画像データとして記憶される。そして、
この画像データに基づき、気象検出装置3により、気象
状況が検出される。
【0025】図2に気象検出装置3における気象検出処
理のフローチャートを示す。
【0026】図2のステップS10(以下、単に「S1
0」と示す。他のステップについても同様とする。)に
て、画像データの読み込みが行われる。画像データは、
例えば、約200msの一定周期で読み込まれる。次い
で、S12に移行し、読み込まれた画像データのノイズ
除去処理が行われる。
【0027】ノイズ除去処理は、図3に示すように画像
データIが横m×縦nの画素により構成される場合、図
4に示す3×3の要素からなるノイズ除去フィルタを用
いて行われる。すなわち、ノイズ除去処理は、画像デー
タIの座標点(x、y)の画素輝度データO(x、y)
を次の式(1)に基づいて算出して行われる。
【0028】 O(x、y)= 1・I(x−1、y−1)+1・I(x、y−1) +1・I(x+1、y−1)+1・I(x−1、y) +1・I(x、y) +1・I(x+1、y) +1・I(x−1、y+1)+1・I(x、y+1) +1・I(x+1、y+1) ‥‥(1)
【0029】なお、I(x、y)は、画像データIにお
ける座標点(x、y)の画素輝度データを表す。
【0030】そして、S14に移行し、ラプラシアンフ
ィルタ(空間二次微分フィルタ)によるエッジ抽出処理
が行われる。
【0031】エッジ抽出処理は、図5に示す3×3の要
素からなるラプラシアンフィルタを用いて行われる。す
なわち、エッジ抽出処理は、画像データIの座標点
(x、y)の画素輝度データO(x、y)を次の式
(2)に基づいて算出して行われる。
【0032】 O(x、y)= 1・I(x−1、y−1)+1・I(x、y−1) +1・I(x+1、y−1)+1・I(x−1、y) −8・I(x、y) +1・I(x+1、y) +1・I(x−1、y+1)+1・I(x、y+1) +1・I(x+1、y+1) ‥‥(2)
【0033】そして、S16に移行し、画像データの二
値化処理が行われる。二値化処理は、画素の濃淡値につ
いて予め一定のしきい値を設定しておき、画像データの
各画素について設定したしきい値より高い輝度レベルの
画素のデータを「1」とし、設定したしきい値以下の輝
度レベルの画素のデータを「0」とすることにより行わ
れる。
【0034】そして、S18に移行し、二値化された画
像データの明部検出が行われる。明部検出は、二値化さ
れた画像データにおいて、画素データ「1」である画素
の数を算出する処理である。次いで、S20に移行し、
降雪状態の判定が行われる。降雪状態の判定は、算出さ
れた明部(画素データ「1」の画素)の画素の数に基づ
いて行われる。
【0035】例えば、降雪モードを降雪強度の順に
「強」、「中」、「弱」、「微」、「なし」として設定
し、降雪モードの「強」と「中」のしきい値をA1、降
雪モードの「中」と「弱」のしきい値をA2、降雪モー
ドの「弱」と「微」のしきい値をA3、降雪モードの
「微」と「なし」のしきい値をA4と設定する。この場
合、しきい値A1、A2、A3及びA4は、A1>A2
>A3>A4と設定される。
【0036】また、しきい値A1、A2、A3、A4
は、気象検出を行う前に予め実際に降雪なしの監視領域
を撮影し、その撮影画像を上述したノイズ除去処理、エ
ッジ抽出処理、二値化処理及び明部検出処理(S12〜
18)により明部の画素数を検出し、その明部の画素数
に基づいて設定するのが望ましい。
【0037】そして、算出して得られた明部の画素数が
しきい値A1よりも大きければ降雪モードが「強」と判
定され、算出して得られた明部の画素数がしきい値A1
以下でしきい値A2よりも大きければ降雪モードが
「中」と判定され、算出して得られた明部の画素数がし
きい値A2以下でしきい値A3よりも大きければ降雪モ
ードが「弱」と判定され、算出して得られた明部の画素
数がしきい値A3以下でしきい値A4よりも大きければ
降雪モードが「微」と判定され、算出して得られた明部
の画素数がしきい値A4以下であれば降雪モードが「な
し」と判定される。
【0038】そして、S22に移行し、判定された降雪
モードの情報が外部出力部34から外部装置4へ出力さ
れ、制御処理を終了する。
【0039】次に、本実施形態に係る気象検出装置、気
象検出システム及び気象検出方法を用いて行った実際の
気象検出結果について説明する。
【0040】図6〜図10に監視カメラ2の撮影映像に
基づいて得られた画像データを示す。図6は、降雪状態
が強い時の画像データである。図7は、降雪状態が中程
度の時の画像データである。図8は、降雪状態が弱い時
の画像データである。図9は、降雪状態が微弱な時の画
像データである。図10は、降雪していない時の画像デ
ータである。なお、図6〜図10の画像データは、横m
×縦nが320×240(76800点)のbmp画像
である。また、図6〜図10において、黒い部分は、黒
色の検出板21である。
【0041】これらの画像データについて、上述した図
2のS12〜S16までの画像処理、即ちノイズ除去処
理、ラプラシアンフィルタによるエッジ抽出処理及び二
値化処理を行った。その結果、図11〜図15の画像デ
ータを得た。図11は、降雪状態が強い時の画像データ
を画像処理して得られたものである。図12は、降雪状
態が中程度の時の画像データを画像処理して得られたも
のである。図13は、降雪状態が弱い時の画像データを
画像処理して得られたものである。図14は、降雪状態
が微弱な時の画像データを画像処理して得られたもので
ある。図15は、降雪していない時の画像データを画像
処理して得られたものである。
【0042】図11では、雪の輪郭が明部となって明瞭
に現れている。また、図12でも、雪の存在が明瞭であ
る。更に、図13でも、雪の存在が認識できる。図14
では、雪の存在があまり明瞭でない。図15では、雪が
存在していないのに明部が存在しノイズが生じているこ
とが分かる。
【0043】そして、図16に、図11〜図15の画像
について上述した図2のS18の明部検出して得られた
数値データを示す。図16に示すように、画像データの
明部の点数は降雪状態が強くなるほど多くなるという傾
向がある。この場合、例えば、降雪状態の「強」と
「中」のしきい値A1を1690、降雪状態の「中」と
「弱」のしきい値A2を2267、降雪状態の「弱」と
「微」のしきい値A3を4575、降雪状態の「微」と
「なし」のしきい値A4を8430と設定すれば、明部
の点数に基づいて一定の基準をもって降雪状態を判定す
ることが可能となる。
【0044】以上のように、本実施形態に係る気象検出
システム、気象検出装置及び気象検出方法によれば、気
象状況を検出すべき場所を撮影した画像データを画像処
理することにより、その気象状況を検出することができ
る。このため、多数の場所の気象状況を迅速に検出する
ことができる。
【0045】また、画像処理として、ノイズ除去処理を
行った後、ラプラシアンフィルタによるエッジ抽出処理
を行うことにより、雪の部分が明確に抽出され、降雪の
状態を正確に検出することができる。
【0046】また、本実施形態に係る気象検出システ
ム、気象検出装置及び気象検出方法によれば、既存の監
視カメラの映像を利用すれば、新たに監視カメラの設置
工事などが必要なく、気象検出システムの導入が容易で
ある。
【0047】(第二実施形態)次に、第二実施形態に係
る気象検出システムについて説明する。
【0048】本実施形態に係る気象検出システムは、降
雪状態を検出した後、その降雪状態などに基づいて除雪
作業支援の判断を行うシステムである。
【0049】図17に、本実施形態に係る気象検出シス
テムを示す。
【0050】図17に示すように、気象検出システム1
aは、監視カメラ2、気象検出装置3、除雪作業支援装
置6を備えて構成されている。除雪作業支援装置6は、
気象検出装置3の出力側に接続されており、気象検出装
置3の出力信号である監視領域の降雪状態に関する信号
を入力する。この除雪作業支援装置6は、降雪状態に応
じて除雪作業車の出動を判断する装置である。また、気
象検出装置3から除雪作業支援装置6に監視領域の動画
も出力することが望ましい。
【0051】このような気象検出システム1aによれ
ば、監視領域が多数ある場合でも、各地の降雪状態がリ
アルタイムで知ることができるため、その地点に何台の
除雪車を出動させるかなど的確な判断をすることができ
る。これにより、効率よい除雪作業が可能となり、降雪
による道路の通行止めを回避でき又は降雪による道路の
通行止め時間を短縮することができる。
【0052】また、除雪作業支援装置6に過去の降雪状
態のデータを記録させておき、その過去の降雪データに
応じて降雪量の推測する機能を持たせることが望まし
い。
【0053】なお、上述の実施の形態においては、ラプ
ラシアンフィルタをエッジ抽出用フィルタとして用いて
いるが、ソーベル(Sobel)フィルタ、プレウィット(P
rewitt)フィルタ等他のエッジ抽出用フィルタを用いて
もよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、気
象状況を検出すべき場所を撮影した画像データを画像処
理することにより、その気象状況を検出することができ
る。このため、多数の場所の気象状況を迅速に検出する
ことができる。
【0055】また、画像処理として、ノイズ除去処理を
行った後、エッジ抽出用フィルタによるエッジ抽出処理
を行うことにより、雪の部分が明確に抽出され、降雪の
状態を正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態に係る気象検出システムの説明図
である。
【図2】気象検出装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】画像データの説明図である。
【図4】ノイズ除去フィルタの説明図である。
【図5】ラプラシアンフィルタの説明図である。
【図6】画像処理前の画像データの説明図である。
【図7】画像処理前の画像データの説明図である。
【図8】画像処理前の画像データの説明図である。
【図9】画像処理前の画像データの説明図である。
【図10】画像処理前の画像データの説明図である。
【図11】画像処理後の画像データの説明図である。
【図12】画像処理後の画像データの説明図である。
【図13】画像処理後の画像データの説明図である。
【図14】画像処理後の画像データの説明図である。
【図15】画像処理後の画像データの説明図である。
【図16】画像データにおける明部点数の説明図であ
る。
【図17】第二実施形態に係る気象検出システムの説明
図である。
【符号の説明】
1…気象検出システム、2…監視カメラ(撮影手段)、
3…気象検出装置、21…検出板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA19 BA02 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CC01 CE02 CE06 CE12 CH09 DB02 DB09 DC16 DC22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 降雪監視領域を撮影して得られた画像デ
    ータを入力し、その画像データにおいてノイズ除去処理
    を行うノイズ除去手段と、 前記ノイズ除去処理を行った画像データについてエッジ
    抽出用フィルタによるエッジ抽出処理を行うエッジ抽出
    手段と、 前記エッジ抽出処理を行った画像データについて二値化
    処理を行う二値化処理手段と、 前記二値化処理された画像データにて明部となる画素数
    に基づいて降雪状態を判定する判定手段と、を備えた気
    象検出装置。
  2. 【請求項2】 降雪状況を監視すべき監視領域を撮影す
    る撮影手段と、 前記撮影手段から出力される映像信号を入力し、その映
    像信号の画像データに基づいて前記監視領域の降雪状態
    を検出する請求項1に記載の気象検出装置と、を備えた
    気象検出システム。
  3. 【請求項3】 降雪監視領域を撮影して得られた画像デ
    ータを入力し、その画像データにおいてノイズ除去処理
    を行うノイズ除去工程と、 前記ノイズ除去処理を行った画像データについてエッジ
    抽出用フィルタによるエッジ抽出処理を行うエッジ抽出
    工程と、 前記エッジ抽出処理を行った画像データについて二値化
    処理を行う二値化処理工程と、 前記二値化処理された画像データにて明部となる画素数
    に基づいて降雪状態を判定する判定工程と、を備えた気
    象検出方法。
JP11200579A 1999-07-14 1999-07-14 気象検出装置、気象検出システム及び気象検出方法 Pending JP2001028043A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010236932A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Institute Of National Colleges Of Technology Japan 降下物検出装置
JP2017191044A (ja) * 2016-04-14 2017-10-19 株式会社鈴木エンタープライズ 積雪検知装置及び積雪検知システム
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