JP2001102825A - 携帯型電話端末 - Google Patents

携帯型電話端末

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JP2001102825A
JP2001102825A JP28056599A JP28056599A JP2001102825A JP 2001102825 A JP2001102825 A JP 2001102825A JP 28056599 A JP28056599 A JP 28056599A JP 28056599 A JP28056599 A JP 28056599A JP 2001102825 A JP2001102825 A JP 2001102825A
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portable telephone
telephone terminal
antenna
camera
monitor
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Susumu Kashiwase
薦 柏瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用性に優れ、構造的な信頼性が向上した携
帯型電話端末を提供する。また、小型化が容易な携帯型
電話端末を提供する。 【解決手段】 携帯型電話端末1の筐体1aの前面にモ
ニター2(表示パネル)を設ける。筐体1aの上部に、
回転軸Oを介して筐体1aのモニター2の表面に対して
略直交する面上での筐体1aの上下方向への回転を可能
にして可動部8を設ける。可動部8にカメラ11とナビ
ゲーション用アンテナ12とを一体に設ける。カメラ1
1をその光軸fが可動部8の前面の法線L1に対してモ
ニター2側に10度から20度傾斜するように設ける。
ナビゲーション用アンテナ12を、可動部8をその法線
L1がモニター2の法線Lと平行となる向きに向けた状
態で、その主たる指向性の方向dが筐体1aの上面の法
線L2に対して10度から30度傾斜させて設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型電話端末、
特に衛星通信、ナビゲーションシステムとして利用で
き、またカメラ等の撮像装置も備える携帯型電話端末に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に衛星通信用の端末やナビゲーショ
ンシステム等の携帯型電話端末は、低軌道または中軌道
の衛星軌道上を周回する衛星との通信(受信のみの場合
も含む)を行うものである。衛星は地表に対して常に移
動しているため、これら衛星通信用の端末やナビゲーシ
ョンシステム等では、通信可能範囲が全天に及ぶよう、
衛星との通信を行うためのアンテナを、主たる指向性が
天頂方向を向くようにすることが妥当である。そのた
め、通常は例えばアンテナが平面アンテナであればその
法線を略垂直方向に向けることができるように、またヘ
リカルアンテナであればその軸を略垂直方向に向けるこ
とができるように、携帯型電話端末の筐体に対して向き
を可変にして設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな端末では、使用のたびにアンテナの方向を調整しな
ければならない。ところで、携帯型電話端末において
は、使用時における端末の角度がある程度想定できる。
すなわち、ナビゲーションシステムを備える端末では、
使用者がモニタに対面した状態で端末の筐体を傾けてい
ると想定される。また、衛星通信で電話をかける際に
は、通常の携帯型電話端末等と同様、端末を耳に押し当
てた状態で筐体を傾けていると想定される。このため、
毎回アンテナ角度を調整する必要があるにも関わらず、
その角度は一定の範囲内となることが多く、アンテナの
角度調整には不要な手間がかかっているとも言える。と
ころで、近年携帯型電話端末に、CCDカメラなどの撮
像装置と液晶モニタなどの画像表示装置とを有し、撮像
装置によって撮影した映像を無線や無線公衆回線網等を
通じて他者に送信し、また同様にして他者が撮影した映
像を受信して画像表示装置に表示する、いわゆるテレビ
電話通信を行うことのできるものが実用化されている。
このような携帯型電話端末においては、撮影範囲を選択
することができるよう、撮像装置が筐体に対して例えば
一軸回りで全周または所定角度範囲回転する自由度をも
って設けられているものがある。
【0004】しかしながら、上記した衛星通信またはナ
ビゲーションシステムと、テレビ電話通信との両方の機
能を備えようとすると、アンテナと撮像装置とを上記の
ように適切な向きに向けることができるよう、筐体に二
つの可動部を設けて、これら可動部にそれぞれアンテナ
と撮像装置とを独立して設ける必要が生じる。しかし、
可動部には使用を続けることでへたってしまうなど劣化
が生じるため、可動部を複数設けると構造的な信頼性に
欠けてしまうのが現状である。また、可動部が構造的に
スペースをとるために、携帯型電話端末の小型化が困難
であるのが現状である。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、使用性に優れ、かつ構造的な信頼性が向上した携帯
型電話端末を提供することを目的とし、また、小型化が
容易な携帯型電話端末を提供することも目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
衛星との通信または衛星からの受信を行うアンテナを備
えた携帯型電話端末であって、前記アンテナを、その主
たる指向性の方向が前記端末の筐体上面に対し、定めら
れた角度傾斜するよう設けたことを特徴としている。
【0007】請求項2に係る発明は、前記角度が10度
から30度であることを特徴としている。
【0008】アンテナを、その主たる指向性の方向が端
末の筐体上面に対し、例えば10度から30度傾斜させ
て設けるようにした。これにより、使用時において、ア
ンテナが天頂方向に向けられることとなる。
【0009】請求項3に係る発明は、前記アンテナが、
前記筐体に対して回動自在とされた可動部に設けられて
いることを特徴としている。これにより、アンテナの向
きの調整範囲が広げられる。
【0010】請求項4に係る発明は、前記端末に、撮像
機能を有するカメラと、画像データを表示する表示パネ
ルとが備えられ、前記カメラが前記可動部に前記アンテ
ナと一体に備えられていることを特徴としている。アン
テナとカメラとを可動部に一体に備えることで、可動部
の数を減らした。また、カメラの光軸の調整とアンテナ
の指向性の方向の調整は、一つの可動部の向きを調整す
ることで行われる。
【0011】請求項5に係る発明は、前記カメラが、そ
の光軸を、前記可動部前面に直交する方向に対し、定め
られた角度傾斜するよう設けられていることを特徴とし
ている。
【0012】請求項6に係る発明は、前記角度が、10
度から20度であることを特徴としている。
【0013】カメラを、その光軸が可動部前面に直交す
る方向に対し、例えば10度から20度傾斜させて設け
るようにした。これにより、使用時において、可動部を
操作しなくとも、カメラが使用者の顔に向けられること
となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る携帯型電話端
末の一実施形態を、図1及び図2を用いて説明する。図
1に示すものは、無線通信回線を介して、通常の音声情
報による電話通信だけでなく画像情報をやりとりするこ
とによっていわゆるテレビ電話通信を行うことができ、
また、衛星からの電波を受けることによって現在地の位
置情報を得るいわゆるナビゲーションシステムを備える
携帯型電話端末1である。本実施の形態中では、無線通
信回線とはPHS回線もしくは携帯電話回線等を指して
いる。ここで、図1は前記携帯型電話端末1の外観を説
明する正面図であり、図2は前記携帯型電話端末1の外
観を説明する側面図である。
【0015】図1に示すように、携帯型電話端末1に
は、その筐体1aの前面に画像表示用のモニター2(表
示パネル)が設けられている。このモニター2は例えば
液晶板からなるものであって、テレビ電話通信を行う場
合には例えば相手方の画像、あるいは後述するカメラ1
1で撮像した画像等を表示し、ナビゲーションシステム
を使用する場合には例えば現在地周辺の地図と現在地等
を表示するものである。そして、通常使用する場合に
は、表示内容の上下方向と筐体1aの上下方向(長手方
向)とが一致するよう設定されている。ここで本実施の
形態では、モニター2は、筐体1aに対して、その法線
Lを筐体1aの前面の法線と一致させて設けられてい
る。また、モニター2の下方側には、操作用の複数のキ
ー3が設けられており、これらキー3を押下することに
より、各種の操作を行うことができるようになってい
る。ここで、キー3は、この他にも筐体1aの側部等に
も設けてもよい。そしてキー3の下方には、音声を入力
するためのマイク4が設けられている。
【0016】筐体1aの上部1bには、その片側に上下
方向に長い略矩形の切り欠きkが設けられている。この
上部1bには、その上端に伸縮可能な無線通信用アンテ
ナ6が設けられ、また上部1bの前面には、無線通信回
線から受信した相手方の音声、着信音、アラーム等を出
力するスピーカ7も設けられている。ここで、上部1b
の切り欠きk側には、回転軸Oを介して、切り欠きkと
略同形状をなす可動部8が設けられている。
【0017】可動部8は、回転軸Oを介して上部1bの
側方に取り付けられる略矩形の部材であって、図2に示
すように、筐体1aのモニター2の表面に対して略直交
する平面上での筐体1aの上下方向への回転を可能にし
て設けられている。ここで可動部8は、通常は図2の実
線で示すようにその前面の法線L1がモニター2の表面
の法線L(筐体1aの前面の法線)と平行となる向き
(以下、単に通常の向きという)に向けられるものであ
って、必要に応じて図2の破線で示すように向きの調整
が行われる。この可動部8には、撮像機能を有するカメ
ラ11と、ナビゲーションシステムに用いるナビゲーシ
ョン用アンテナ12とが一体に設けられている。カメラ
11はカラーまたはモノクロでの動画もしくは静止画像
の撮像が可能なものであって、例えばCCDカメラ等が
用いられる。そして、カメラ11が撮像した画像はモニ
ター2に表示することが可能となっている。ナビゲーシ
ョン用アンテナ12は、衛星からの電波を受けるための
アンテナであって、略平板形状をなしている。また、そ
の主たる指向性の方向dはアンテナ上面の法線方向に向
いている。
【0018】カメラ11は、テレビ電話通信を行う際に
モニター2をみている使用者の顔の撮影に用いられるも
のであるが、使用者の視線のカメラ11に対するずれが
大きいと、撮像された使用者の画像が違和感をもってし
まう。このため、使用者の視線のカメラ11に対するず
れを低減して違和感をなくすよう、カメラ11は可動部
8においてモニター2の近傍位置、すなわち可動部8に
おいて下側に設けられる。そして、カメラ11は、その
光軸fを可動部8の前面の法線L1に対してモニター2
側に角度β傾斜させて設けられている。ここで、本実施
の形態では、傾斜角度βは10度から20度とされてい
る。
【0019】このように、可動部8はモニター2よりも
上方に位置して設けられているので、カメラ11は、使
用者の顔を最も自然に写る方向である斜め上方から撮影
することとなり、より違和感のない画像を得ることが可
能となっている。ここで、可動部8が通常の向きを向い
ている場合には、可動部8の前面の法線L1はモニター
2の法線Lと平行であるので、法線L1に対する光軸f
の傾斜角度βは、法線Lに対する光軸fの傾斜角度に等
しい。すなわち、カメラ11の光軸fはモニター2の表
面の法線Lに対して10度から20度傾斜することとな
る。そして、携帯型電話端末1を、通常使用において想
定される角度範囲以外の角度に傾斜させて使用する場合
には、可動部8の向きを変えて調整を行う。
【0020】ナビゲーション用アンテナ12は、主たる
指向性の方向dを天頂方向に向けることが妥当である。
そのため、携帯型電話端末1が通常は図2に示すよう
に、上部を後方に傾斜させた状態で使用されることを考
慮して、ナビゲーション用アンテナ12は、可動部8が
通常の向きを向いている場合に、筐体1aの上面に対し
て前面側に向けて所定角度傾斜するように設けられてい
る。本実施の形態では、可動部8の上端面8aを筐体1
aの前面側に向けて傾斜して設け、この上端面8aに沿
ってナビゲーション用アンテナ12を取り付けること
で、ナビゲーション用アンテナ12を所定角度傾斜させ
ている。
【0021】ここで、本実施の形態では、携帯型電話端
末1は、通常モニター2の表面が上方を向くように、上
部を後方に向けて、鉛直線Vに対して約10度から30
度程度(図2における角度α)傾斜させた状態で使用さ
れると想定している。そして、前記したように、可動部
8が通常の向きを向いている場合において、カメラ11
は、その光軸fをモニター2の法線Lに対してモニター
2側に10度から20度(図2における角度β)傾斜さ
れて設けられ、またナビゲーション用アンテナ12は、
その主たる指向性の方向dを、筐体1aの上面の法線L
2に対して10度から30度(図2における角度γ)傾
斜されるように設けられている。
【0022】このように構成される携帯型電話端末1で
は、ナビゲーション用アンテナ12がその主たる指向性
の方向dを筐体1aの上面に対して傾斜して設けてある
ので、携帯型電話端末1を通常使用時に想定している傾
斜角度の範囲内で傾斜させて使用している場合には、主
たる指向性の向きdが天頂方向を向くこととなり、ナビ
ゲーション用アンテナ12の向きの調整が最小限で済
む。また、カメラ11とナビゲーション用アンテナ12
が可動部8に一体に設けられており、従来の電話端末に
比べて信頼性において弱点となる可動部8の数を減らす
ことができるので、携帯型電話端末1の信頼性を向上さ
せることができる。さらに、スペースをとる可動部8が
一つで済むので、携帯型電話端末1の小型化が可能とな
る。そして、カメラ11の光軸の調整とナビゲーション
用アンテナ12の指向性の向きの調整は、一つの可動部
8の向きを調整することで済むので、調整操作が容易と
なり、取り回しが向上する。
【0023】また、カメラ11の光軸fをモニター2の
表面の法線Lに対してモニター2側に10度から20度
傾斜する方向に向けることで、カメラ11の光軸fはモ
ニター2をみている使用者の顔に向けられることとな
り、撮像された使用者の画像は違和感のないものにな
る。さらに、可動部8が、通常携帯型電話端末1が使用
される際に傾けられる向きに回転可能であるので、携帯
型電話端末1の傾きに応じてカメラ11の向きまたはナ
ビゲーション用アンテナ12の向きを適切な方向に向け
ることができ、カメラ11による撮像またはナビゲーシ
ョン用アンテナ12による通信を良好に行うことができ
る。
【0024】加えて、カメラ11をその光軸fがモニタ
ー2をみている使用者の顔に向くように位置させた際
に、ナビゲーション用アンテナ12の主たる指向性の方
向dが天頂方向を向くようになるので、カメラ11の光
軸の調整とナビゲーション用アンテナ12の向きの調整
とを両方同時に行うことができ、より簡単にこれらの調
整を行うことができ、取り回しが向上する。すなわち、
テレビ電話通信を行った後にナビゲーションシステムを
使用する場合またはその逆の場合、すでにカメラ11ま
たはナビゲーションアンテナ12のいずれかの向きが調
整されているので、他方の向きも適切な方向を向いてい
ることとなり、テレビ電話通信とナビゲーションシステ
ムとを切り換える際に可動部8を操作する必要がないか
または最低限の調整で済む。ここで、使用者は、テレビ
電話通信時はもちろん、ナビゲーションシステムを使用
している際もモニター2をみることになるので、携帯型
電話端末1の持ち方や携帯型電話端末1に対する使用者
の顔の位置も変わらないと想定される。
【0025】なお、上記実施の形態では、携帯型電話端
末1が用いる通信回線として、PHS回線または携帯電
話回線等を用いる例を示したが、これに限られることな
く、衛星通信回線と置き換えるか、または両方の回線を
使用できるようにしてもよい。この場合には、ナビゲー
ション用アンテナ12の替わりに衛星通信用のアンテナ
を設けることになるが、携帯型電話端末1が通常使用が
予想される持ち方でもたれているのであれば、カメラ1
1の光軸fを使用者に向けた状態で衛星通信用のアンテ
ナの主たる指向性の方向が天頂方向を向くので、衛星通
信を利用したテレビ電話通信を行う際に、カメラ11と
衛星通信用のアンテナの調整を容易に行うことができ
る。なお、ここでいう天頂方向とは、天頂に対して幾分
傾斜した方向も含んでいる。また、上記実施の形態で
は、カメラ11が、その光軸fをモニター2の表面の法
線Lに対して傾斜して設けられる例を示したが、これに
限られることなく、光軸fを法線Lと平行としてもよ
い。また、携帯型電話端末1において、可動部8を設け
ずに、カメラ11とナビゲーション用アンテナ12を筐
体1aに固定的に設けてもよい。また、携帯型電話端末
1において、カメラ11がなくてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る携
帯型電話端末によれば、アンテナの主たる指向性の方向
が、端末の筐体上面に対して所定角度傾斜して設けるよ
うにした。さらに、請求項2に係る携帯型電話端末によ
れば、より具体的にはアンテナの傾斜角度を10度から
30度とした。これにより、携帯型電話端末を通常使用
が想定される角度傾斜させた場合にアンテナの主たる指
向性の方向が天頂方向を向くこととなり、通信を良好に
行うことができる。また、信頼性において弱点となる可
動部がないので、携帯型電話端末の信頼性を向上させる
ことができる。さらに、スペースをとる可動部が不要と
なるので、携帯型電話端末の小型化が可能となる。
【0027】請求項3に係る携帯型電話端末によれば、
アンテナを、筐体に対して回動自在とされた可動部に設
けたので、携帯型電話端末が想定された角度以外の角度
傾斜して使用された場合にも、アンテナの向きを調節し
て、通信を良好に行うことができる。
【0028】請求項4に係る携帯型電話端末によれば、
アンテナとカメラとが可動部に一体的に備えられている
ので、信頼性において弱点となる可動部の数を減らすこ
とができ、携帯型電話端末の信頼性を向上させることが
できる。また、スペースをとる可動部を減らすことがで
きるので、携帯型電話端末の小型化が可能となる。そし
て、カメラの光軸の調整とアンテナの指向性の調整は、
一つの可動部の向きを調整することで済むので、調整操
作が容易となり、取り回しが向上する。
【0029】請求項5に係る携帯型電話端末によれば、
カメラが光軸を可動部の前面に直交する方向に対して定
められた角度傾斜させた。さらに、請求項6に係る携帯
型電話端末によれば、より具体的にはカメラの光軸の傾
斜角度を10度から20度とした。これにより、携帯型
電話端末を通常使用が想定される角度傾斜させた場合
に、可動部を操作しなくとも、カメラが使用者の顔に向
けられることとなり、撮像された使用者の画像は違和感
のないものになる。また、カメラの光軸の調整とアンテ
ナの向きの調整とが両方同時に行われ、より簡単にこれ
らの調整を行うことができる。また、信頼性において弱
点となる可動部の操作を最小限にして可動部にかかる負
担を低減することができるので、信頼性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における携帯型電話端末
を示す正面図である。
【図2】 本発明の実施の形態における携帯型電話端末
を示す側面図である。
【符号の説明】
1 携帯型電話端末 1a 筐体 2 表示パネル 8 可動部 11 カメラ 12 ナビ
ゲーション用アンテナ d アンテナの主たる指向性の方向 f 光軸 L モニターの表面(表示パネルのパネル面)の法線
フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 AA01 AC02 AC06 AC12 AC20 AD08 AD18 5J047 AA01 AA02 AA04 AA09 AB06 AB13 BB03 BF08 BF10 BG04 FD01 5K023 AA07 BB03 BB11 BB26 LL05 MM00 MM21 5K067 AA34 AA42 EE02 EE07 KK02 KK17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星との通信または衛星からの受信を行
    うアンテナを備えた携帯型電話端末であって、 前記アンテナを、その主たる指向性の方向が前記端末の
    筐体上面に対し、定められた角度傾斜するよう設けたこ
    とを特徴とする携帯型電話端末。
  2. 【請求項2】 前記角度が10度から30度であること
    を特徴とする請求項1記載の携帯型電話端末。
  3. 【請求項3】 前記アンテナが、前記筐体に対して回動
    自在とされた可動部に設けられていることを特徴とする
    請求項1または2に記載の携帯型電話端末。
  4. 【請求項4】 前記端末に、撮像機能を有するカメラ
    と、 画像データを表示する表示パネルとが備えられ、 前記カメラが前記可動部に前記アンテナと一体に備えら
    れていることを特徴とする請求項3記載の携帯型電話端
    末。
  5. 【請求項5】 前記カメラが、その光軸を、前記可動部
    前面に直交する方向に対し、定められた角度傾斜するよ
    う設けられていることを特徴とする請求項4記載の携帯
    型電話端末。
  6. 【請求項6】 前記角度が、10度から20度であるこ
    とを特徴とする請求項5記載の携帯型電話端末。
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