JP2001102775A - コード抜け止め機構及び電子機器 - Google Patents
コード抜け止め機構及び電子機器Info
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- JP2001102775A JP2001102775A JP27521199A JP27521199A JP2001102775A JP 2001102775 A JP2001102775 A JP 2001102775A JP 27521199 A JP27521199 A JP 27521199A JP 27521199 A JP27521199 A JP 27521199A JP 2001102775 A JP2001102775 A JP 2001102775A
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- Cable Accessories (AREA)
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ホルダーや取付用ネジを使用することなく、し
かも従来のコード抜け止め機能を損なうことなく、簡易
にコードを筐体に固定し抜けるのを防止できるようにす
る。 【解決手段】折り曲げられたコード3の先端が挿入され
コード3の折り曲げ状態を保持する保持部材10と、保
持部材10に挿入されたコード3の先端を係止する係止
部材12と、保持部材10に挿入され、コード3を保持
部材10の内壁に当接させる押さえ部材17とを有する
コード抜け止め機構とした。
かも従来のコード抜け止め機能を損なうことなく、簡易
にコードを筐体に固定し抜けるのを防止できるようにす
る。 【解決手段】折り曲げられたコード3の先端が挿入され
コード3の折り曲げ状態を保持する保持部材10と、保
持部材10に挿入されたコード3の先端を係止する係止
部材12と、保持部材10に挿入され、コード3を保持
部材10の内壁に当接させる押さえ部材17とを有する
コード抜け止め機構とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ACコードが引っ
張られて抜けるのを防止するコード抜け止め機構及び電
子機器に係り、詳しくはホルダー等のコード取付具を用
いることなく、第1の筐体の保持部材にコードを保持
し、第1の筐体に第2の筐体を嵌合させ、第2の筐体の
押さえ部材によりコードを保持部材の内壁に当接させて
押さえ付けることにより、コードが抜けるのを防止でき
るようにしたコード抜け止め機構及び電子機器に関する
ものである。
張られて抜けるのを防止するコード抜け止め機構及び電
子機器に係り、詳しくはホルダー等のコード取付具を用
いることなく、第1の筐体の保持部材にコードを保持
し、第1の筐体に第2の筐体を嵌合させ、第2の筐体の
押さえ部材によりコードを保持部材の内壁に当接させて
押さえ付けることにより、コードが抜けるのを防止でき
るようにしたコード抜け止め機構及び電子機器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子機器において、電源基板に
接続されるACコードは、引っ張られて抜けるのを防止
するためにホルダーが用いられており、このホルダーを
電子機器の筐体に固定することにより、コードが引っ張
られても抜けないようにしている。このようにホルダー
を用いてコードを取り付けるコード抜け止め機構の従来
の一例を、図8に示す。電子機器のシャーシ21にはコ
ードを挿通させるための孔22が開けられており、この
孔22にコード23が挿入されている。挿入されたコー
ド23は上方に突出した突起25に沿って折り曲げられ
ている。
接続されるACコードは、引っ張られて抜けるのを防止
するためにホルダーが用いられており、このホルダーを
電子機器の筐体に固定することにより、コードが引っ張
られても抜けないようにしている。このようにホルダー
を用いてコードを取り付けるコード抜け止め機構の従来
の一例を、図8に示す。電子機器のシャーシ21にはコ
ードを挿通させるための孔22が開けられており、この
孔22にコード23が挿入されている。挿入されたコー
ド23は上方に突出した突起25に沿って折り曲げられ
ている。
【0003】金属製のホルダー26は、図8に示すよう
に、コード23の屈曲部分が突出するための矩形の孔2
6aが開けられており、この矩形の孔26aの両側には
コード23の屈曲部分が突起25から外れないようにす
るための一対のガイド板部26bが立設されている。ホ
ルダー26の左右両側にはボルト28を挿入するための
一対のボルト孔26cと、ホルダー26を位置決めする
ための一対のガイド孔26dが開けられている。一方、
シャーシ21の突起25の周囲には上端にネジ孔が螺設
され、ホルダー26を支えるためのボス部29,29,
29及び一対のガイドピン30が立設されている。
に、コード23の屈曲部分が突出するための矩形の孔2
6aが開けられており、この矩形の孔26aの両側には
コード23の屈曲部分が突起25から外れないようにす
るための一対のガイド板部26bが立設されている。ホ
ルダー26の左右両側にはボルト28を挿入するための
一対のボルト孔26cと、ホルダー26を位置決めする
ための一対のガイド孔26dが開けられている。一方、
シャーシ21の突起25の周囲には上端にネジ孔が螺設
され、ホルダー26を支えるためのボス部29,29,
29及び一対のガイドピン30が立設されている。
【0004】図9はシャーシ21にホルダー26を取り
付けた状態を示す部分斜視図であり、ホルダー26の矩
形の孔26aからコード23の屈曲部分を突出させ、ボ
ス部29,29,29上にホルダー26を載置し、一対
のガイド孔26dをガイドピン30に挿通させて位置決
めし、ボルト孔26cにボルト28を挿入してボス部2
9のネジ孔に螺合させて締め付けることにより、ホルダ
ー26をシャーシ21に固定するようになっている。こ
のように、コード23の屈曲部分をホルダー26で押さ
え付け固定することにより、コード23が引っ張られて
抜けるのを防止するようにしている。
付けた状態を示す部分斜視図であり、ホルダー26の矩
形の孔26aからコード23の屈曲部分を突出させ、ボ
ス部29,29,29上にホルダー26を載置し、一対
のガイド孔26dをガイドピン30に挿通させて位置決
めし、ボルト孔26cにボルト28を挿入してボス部2
9のネジ孔に螺合させて締め付けることにより、ホルダ
ー26をシャーシ21に固定するようになっている。こ
のように、コード23の屈曲部分をホルダー26で押さ
え付け固定することにより、コード23が引っ張られて
抜けるのを防止するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なコード抜け止め機構では、コード23を取り付けるの
に、ホルダー26と2本のボルト28を必要とするの
で、その分、コストが増加することになる。更に、コー
ド23を屈曲させ、一対のガイドピン30にガイド孔2
6dを挿通させて位置決めし、ホルダー26を押さえ付
けながら、2本のボルト28を締め付けなければなら
ず、コードの取り付け作業が複雑で手間がかかり、その
分、組み付け工数が増加するという問題があった。
なコード抜け止め機構では、コード23を取り付けるの
に、ホルダー26と2本のボルト28を必要とするの
で、その分、コストが増加することになる。更に、コー
ド23を屈曲させ、一対のガイドピン30にガイド孔2
6dを挿通させて位置決めし、ホルダー26を押さえ付
けながら、2本のボルト28を締め付けなければなら
ず、コードの取り付け作業が複雑で手間がかかり、その
分、組み付け工数が増加するという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、ホルダーやボルトを使
用することなく、しかも従来の機能を損なうことなく、
簡易にコードをシャーシに抜け止め固定できるように構
成し、もって上述した課題を解決したコード抜け止め機
構及びこのコード抜け止め機構を備えた電子機器を提供
することを目的とするものである。
用することなく、しかも従来の機能を損なうことなく、
簡易にコードをシャーシに抜け止め固定できるように構
成し、もって上述した課題を解決したコード抜け止め機
構及びこのコード抜け止め機構を備えた電子機器を提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコード抜け
止め機構は、折り曲げられたコードの先端が挿入されコ
ードの折り曲げ状態を保持する保持部材と、前記保持部
材に挿入されたコードの先端を係止する係止部材と、前
記保持部材に挿入され、コードを前記保持部材の内壁に
当接させる押さえ部材とを有することを特徴とするもの
である。
止め機構は、折り曲げられたコードの先端が挿入されコ
ードの折り曲げ状態を保持する保持部材と、前記保持部
材に挿入されたコードの先端を係止する係止部材と、前
記保持部材に挿入され、コードを前記保持部材の内壁に
当接させる押さえ部材とを有することを特徴とするもの
である。
【0008】本発明に係るコード抜け止め機構では、保
持部材でコードの折り曲げ状態を保持し、保持部材に挿
入されたコードの先端を係止部材で係止し、保持部材に
挿入された押さえ部材によりコードを保持部材の内壁に
当接させて、コードを固定し、抜けるのを防止すること
ができる。従って、ホルダーや取付ボルトを使用するこ
となく、しかも従来の機能を損なうことなく、極めて簡
便にコードを筐体に取り付けることができる。
持部材でコードの折り曲げ状態を保持し、保持部材に挿
入されたコードの先端を係止部材で係止し、保持部材に
挿入された押さえ部材によりコードを保持部材の内壁に
当接させて、コードを固定し、抜けるのを防止すること
ができる。従って、ホルダーや取付ボルトを使用するこ
となく、しかも従来の機能を損なうことなく、極めて簡
便にコードを筐体に取り付けることができる。
【0009】本発明に係る電子機器は、折り曲げられた
コードの先端が挿入されコードの折り曲げ状態を保持す
る保持部材と、前記保持部材に挿入されたコードの先端
を係止する係止部材とを有する第1の筐体と、前記保持
部材に挿入され、コードを前記保持部材の内壁に当接さ
せる押さえ部材を有する第2の筐体とからなるコード抜
け止め機構を有し、前記第1の筐体と前記第2の筐体が
嵌合されたとき前記押さえ部材が前記保持部材に挿入さ
れることを特徴とするものである。
コードの先端が挿入されコードの折り曲げ状態を保持す
る保持部材と、前記保持部材に挿入されたコードの先端
を係止する係止部材とを有する第1の筐体と、前記保持
部材に挿入され、コードを前記保持部材の内壁に当接さ
せる押さえ部材を有する第2の筐体とからなるコード抜
け止め機構を有し、前記第1の筐体と前記第2の筐体が
嵌合されたとき前記押さえ部材が前記保持部材に挿入さ
れることを特徴とするものである。
【0010】本発明に係る電子機器では、第1の筐体の
保持部材に折り曲げられたコードの先端が挿入され、コ
ードの先端を係止部材で係止し、第2の筐体の押さえ部
材がコードを保持部材の内壁に当接させて、コードを固
定し、抜けるのを防止することができる。
保持部材に折り曲げられたコードの先端が挿入され、コ
ードの先端を係止部材で係止し、第2の筐体の押さえ部
材がコードを保持部材の内壁に当接させて、コードを固
定し、抜けるのを防止することができる。
【0011】本発明に係るコード抜け止め機構は、コー
ドの折り曲げ状態を保持する折り曲げ状態保持部材と、
折り曲げられたコードの先端の位置を規制する位置規制
部材と、コードの上方への移動を規制する押さえ部材と
を有することを特徴とするものである。
ドの折り曲げ状態を保持する折り曲げ状態保持部材と、
折り曲げられたコードの先端の位置を規制する位置規制
部材と、コードの上方への移動を規制する押さえ部材と
を有することを特徴とするものである。
【0012】本発明に係るコード抜け止め機構では、折
り曲げ状態保持部材がコードの折り曲げ状態を保持し、
位置規制部材が折り曲げられたコードの先端の位置を規
制し、押さえ部材がコードの上方への移動を規制するの
で、コードを固定し、抜けるのを防止することができ
る。
り曲げ状態保持部材がコードの折り曲げ状態を保持し、
位置規制部材が折り曲げられたコードの先端の位置を規
制し、押さえ部材がコードの上方への移動を規制するの
で、コードを固定し、抜けるのを防止することができ
る。
【0013】本発明に係る電子機器は、コードの折り曲
げ状態を保持する折り曲げ状態保持部材と、折り曲げら
れたコードの先端の位置を規制する位置規制部材とを有
する第1の筐体と、コードの上方への移動を規制する押
さえ部材を有する第2の筐体とからなり、前記第1の筐
体と前記第2の筐体が嵌合されたとき前記押さえ部材が
コード上に配され、コードの上方への移動を規制するよ
うになされることを特徴とするものである。
げ状態を保持する折り曲げ状態保持部材と、折り曲げら
れたコードの先端の位置を規制する位置規制部材とを有
する第1の筐体と、コードの上方への移動を規制する押
さえ部材を有する第2の筐体とからなり、前記第1の筐
体と前記第2の筐体が嵌合されたとき前記押さえ部材が
コード上に配され、コードの上方への移動を規制するよ
うになされることを特徴とするものである。
【0014】本発明に係る電子機器では、第1の筐体の
折り曲げ状態保持部材がコードの折り曲げ状態を保持
し、位置規制部材が折り曲げられたコードの先端の位置
を規制し、第2の筐体の押さえ部材がコードの上方への
移動を規制するので、コードを固定し、抜けるのを防止
することができる。
折り曲げ状態保持部材がコードの折り曲げ状態を保持
し、位置規制部材が折り曲げられたコードの先端の位置
を規制し、第2の筐体の押さえ部材がコードの上方への
移動を規制するので、コードを固定し、抜けるのを防止
することができる。
【0015】本発明に係るコード抜け止め機構は、折り
曲げられたコードの先端が挿入されコードの折り曲げ状
態を保持する保持部材と、前記保持部材に挿入されたコ
ードの先端の位置を規制する位置規制部材と、前記保持
部材に挿入され、コードを前記保持部材の内壁に当接さ
せると共に、コードの先端を前記位置規制部材に当接さ
せる押さえ部材とを有することを特徴とするものであ
る。
曲げられたコードの先端が挿入されコードの折り曲げ状
態を保持する保持部材と、前記保持部材に挿入されたコ
ードの先端の位置を規制する位置規制部材と、前記保持
部材に挿入され、コードを前記保持部材の内壁に当接さ
せると共に、コードの先端を前記位置規制部材に当接さ
せる押さえ部材とを有することを特徴とするものであ
る。
【0016】本発明に係るコード抜け止め機構では、保
持部材でコードの折り曲げ状態を保持し、位置規制部材
で折り曲げられたコードの先端の位置を規制し、押さえ
部材によりコードを保持部材の内壁に当接させると共
に、コードの先端を位置規制部材に当接させるので、コ
ードを固定し、抜けるのを防止することができる。
持部材でコードの折り曲げ状態を保持し、位置規制部材
で折り曲げられたコードの先端の位置を規制し、押さえ
部材によりコードを保持部材の内壁に当接させると共
に、コードの先端を位置規制部材に当接させるので、コ
ードを固定し、抜けるのを防止することができる。
【0017】本発明に係る電子機器は、折り曲げられた
コードの先端が挿入されコードの折り曲げ状態を保持す
る保持部材と、前記保持部材に挿入されたコードの先端
の位置を規制する位置規制部材とを有する第1の筐体
と、前記保持部材に挿入され、コードを前記保持部材の
内壁に当接させると共に、コードの先端を前記位置規制
部材に当接させる押さえ部材を有する第2の筐体とから
なり、前記第1の筐体と前記第2の筐体が嵌合されたと
き前記押さえ部材が前記保持部に挿入され、前記押さえ
部材が折り曲げられたコードの先端を前記位置規制部材
に当接させるようになされることを特徴とするものであ
る。
コードの先端が挿入されコードの折り曲げ状態を保持す
る保持部材と、前記保持部材に挿入されたコードの先端
の位置を規制する位置規制部材とを有する第1の筐体
と、前記保持部材に挿入され、コードを前記保持部材の
内壁に当接させると共に、コードの先端を前記位置規制
部材に当接させる押さえ部材を有する第2の筐体とから
なり、前記第1の筐体と前記第2の筐体が嵌合されたと
き前記押さえ部材が前記保持部に挿入され、前記押さえ
部材が折り曲げられたコードの先端を前記位置規制部材
に当接させるようになされることを特徴とするものであ
る。
【0018】本発明に係る電子機器では、第1の筐体の
保持部材でコードの折り曲げ状態を保持し、位置規制部
材で折り曲げられたコードの先端の位置を規制し、第2
の筐体の押さえ部材によりコードを保持部材の内壁に当
接させると共に、コードの先端を位置規制部材に当接さ
せるので、コードを固定し、抜けるのを防止することが
できる。
保持部材でコードの折り曲げ状態を保持し、位置規制部
材で折り曲げられたコードの先端の位置を規制し、第2
の筐体の押さえ部材によりコードを保持部材の内壁に当
接させると共に、コードの先端を位置規制部材に当接さ
せるので、コードを固定し、抜けるのを防止することが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って本発明による
コード抜け止め機構及び電子機器の実施の形態の一例を
説明する。図1は本発明に係るコード抜け止め機構を適
用した電子機器の筐体であるベースキャビネット及びリ
アキャビネットの斜視図である。電子機器の第1の筐体
であるベースキャビネット2には後述する係止部材7,
12に折り曲げられたコードの先端が係止された状態で
コード3が保持されている。ベースキャビネット2には
第2の筐体であるリアキャビネット4が嵌合するように
なっており、リアキャビネット4にはコード3を押さえ
付け固定するための押さえ部材16,17が設けられて
いる。
コード抜け止め機構及び電子機器の実施の形態の一例を
説明する。図1は本発明に係るコード抜け止め機構を適
用した電子機器の筐体であるベースキャビネット及びリ
アキャビネットの斜視図である。電子機器の第1の筐体
であるベースキャビネット2には後述する係止部材7,
12に折り曲げられたコードの先端が係止された状態で
コード3が保持されている。ベースキャビネット2には
第2の筐体であるリアキャビネット4が嵌合するように
なっており、リアキャビネット4にはコード3を押さえ
付け固定するための押さえ部材16,17が設けられて
いる。
【0020】本発明は、ベースキャビネット2の係止部
材7,12にコード3を巻き掛けて屈曲した状態でコー
ド3を保持し、コード3を保持したベースキャビネット
2にリアキャビネット4を嵌合することにより、コード
3を押さえ部材16,17で押さえ付け固定し、コード
3が引っ張られても係止部材7,12によって、電子機
器から抜けないように抜け止めするものである。
材7,12にコード3を巻き掛けて屈曲した状態でコー
ド3を保持し、コード3を保持したベースキャビネット
2にリアキャビネット4を嵌合することにより、コード
3を押さえ部材16,17で押さえ付け固定し、コード
3が引っ張られても係止部材7,12によって、電子機
器から抜けないように抜け止めするものである。
【0021】先ず、ベースキャビネット2について説明
する。図2はベースキャビネットのコード取付部分の斜
視図であり、図3はベースキャビネットにコードを取り
付けた状態を示す図である。図2及び図3は、分かりや
すくするため、コード取付側を正面に向けてある。図2
に示すように、ベースキャビネット2の背面側にはコー
ド3を挿通するための孔5が開けられており、この孔5
の図では後方には係止部材7が立設されている。係止部
材7は手前側の第1の立設部8と後方の第2の立設部9
とからなり、第1の立設部8と第2の立設部9の間に折
り曲げられたコード3の先端が挿入され係止されるよう
になっている。第2の立設部9の上端には第1の立設部
8方向に突出した上方向位置規制部材である突部9aが
設けられ、この突部9aにより挿入され係止されたコー
ド3が浮き上がって上方へ移動し係止部材7から外れる
のを阻止するようになっている。
する。図2はベースキャビネットのコード取付部分の斜
視図であり、図3はベースキャビネットにコードを取り
付けた状態を示す図である。図2及び図3は、分かりや
すくするため、コード取付側を正面に向けてある。図2
に示すように、ベースキャビネット2の背面側にはコー
ド3を挿通するための孔5が開けられており、この孔5
の図では後方には係止部材7が立設されている。係止部
材7は手前側の第1の立設部8と後方の第2の立設部9
とからなり、第1の立設部8と第2の立設部9の間に折
り曲げられたコード3の先端が挿入され係止されるよう
になっている。第2の立設部9の上端には第1の立設部
8方向に突出した上方向位置規制部材である突部9aが
設けられ、この突部9aにより挿入され係止されたコー
ド3が浮き上がって上方へ移動し係止部材7から外れる
のを阻止するようになっている。
【0022】係止部材7の横方向には所定間隔を有して
保持部材10が並設されている。保持部材10は正面視
門型で、係止部材7側にコード3を巻き掛けるため手前
側に突出した突部10a、上端に切り込み10b、中央
部に横長の矩形の穴10cを有している。切り込み10
bは上方からコード3を挿入するためのものであり、矩
形の穴10cは切り込み10bから挿入されたコード3
を保持するためのものである。保持部材10の切り込み
10bと矩形の穴10cから溝部が形成されている。
保持部材10が並設されている。保持部材10は正面視
門型で、係止部材7側にコード3を巻き掛けるため手前
側に突出した突部10a、上端に切り込み10b、中央
部に横長の矩形の穴10cを有している。切り込み10
bは上方からコード3を挿入するためのものであり、矩
形の穴10cは切り込み10bから挿入されたコード3
を保持するためのものである。保持部材10の切り込み
10bと矩形の穴10cから溝部が形成されている。
【0023】保持部材10の後方には係止部材12が立
設されている。係止部材12は手前側の第1の立設部1
3と後方の第2の立設部14とからなり、第1の立設部
13と第2の立設部14の間にコード3が挿入され係止
されるようになっている。第2の立設部14の上端には
第1の立設部13方向に突出した上方向位置規制部材で
ある突部14aが設けられ、この突部14aにより挿入
され係止されたコード3が浮き上がって上方へ移動し係
止部材12から外れるのを阻止するようになっている。
設されている。係止部材12は手前側の第1の立設部1
3と後方の第2の立設部14とからなり、第1の立設部
13と第2の立設部14の間にコード3が挿入され係止
されるようになっている。第2の立設部14の上端には
第1の立設部13方向に突出した上方向位置規制部材で
ある突部14aが設けられ、この突部14aにより挿入
され係止されたコード3が浮き上がって上方へ移動し係
止部材12から外れるのを阻止するようになっている。
【0024】図3はコード3を取り付けた状態のベース
キャビネット2を示している。ベースキャビネット2の
孔5を挿通したコード3は、係止部材7の第1の立設部
8と第2の立設部9の隙間に挿入され係止され、第1の
屈曲をされ、次いで保持部材10の突部10aで第2の
屈曲をされ、保持部材10の切り込み10bから矩形の
穴10c内に挿入される。保持部材10の矩形の穴10
c内を挿通したコード3は、係止部材12の第1の立設
部13と第2の立設部14の隙間に挿入され、第3の屈
曲をされ、再び保持部材10の切り込み10bから矩形
の穴10c内に挿入され、矩形の穴10c内を挿通して
第4の屈曲をされ、例えばトランス等に接続されてい
る。コード3は係止部材7,12に巻き掛けられ屈曲し
た状態で係止されているので、コード3が引っ張られて
も係止部材7,12により引っ張り力がトランス等の接
続先に伝達されない。
キャビネット2を示している。ベースキャビネット2の
孔5を挿通したコード3は、係止部材7の第1の立設部
8と第2の立設部9の隙間に挿入され係止され、第1の
屈曲をされ、次いで保持部材10の突部10aで第2の
屈曲をされ、保持部材10の切り込み10bから矩形の
穴10c内に挿入される。保持部材10の矩形の穴10
c内を挿通したコード3は、係止部材12の第1の立設
部13と第2の立設部14の隙間に挿入され、第3の屈
曲をされ、再び保持部材10の切り込み10bから矩形
の穴10c内に挿入され、矩形の穴10c内を挿通して
第4の屈曲をされ、例えばトランス等に接続されてい
る。コード3は係止部材7,12に巻き掛けられ屈曲し
た状態で係止されているので、コード3が引っ張られて
も係止部材7,12により引っ張り力がトランス等の接
続先に伝達されない。
【0025】図4はベースキャビネットに嵌合するリア
キャビネットの斜視図である。図5はベースキャビネッ
トにリアキャビネットを嵌合させた状態を示す図であ
る。図4及び図5に示すように、リアキャビネット4は
周部に鍔部4aが設けられ、この鍔部4aによりリアキ
ャビネット4をベースキャビネット2の後端に嵌合させ
るようになっている。リアキャビネット4の下端にはベ
ースキャビネット2の孔5と連通しコード3を挿通させ
るための孔4bが開けられている。ベースキャビネット
2の孔4bの上方部位には押さえ部材16が前方に向け
て突設されており、押さえ部材16と所定間隔を隔てて
押さえ部材17が前方に向けて突設されている。
キャビネットの斜視図である。図5はベースキャビネッ
トにリアキャビネットを嵌合させた状態を示す図であ
る。図4及び図5に示すように、リアキャビネット4は
周部に鍔部4aが設けられ、この鍔部4aによりリアキ
ャビネット4をベースキャビネット2の後端に嵌合させ
るようになっている。リアキャビネット4の下端にはベ
ースキャビネット2の孔5と連通しコード3を挿通させ
るための孔4bが開けられている。ベースキャビネット
2の孔4bの上方部位には押さえ部材16が前方に向け
て突設されており、押さえ部材16と所定間隔を隔てて
押さえ部材17が前方に向けて突設されている。
【0026】押さえ部材16は、先細の円柱形状で、ベ
ースキャビネット2にリアキャビネット4を嵌合させた
状態では、押さえ部材16はベースキャビネット2の係
止部材7の近傍に位置するようになっている。すなわ
ち、押さえ部材16は、孔5を挿通し係止部材7に巻き
掛けられたコード3を押さえ付け、上方へ浮き上がるの
を防止するためのものである。押さえ部材16は先細の
円柱形状のため、その先端でコード3を押さえ付けなが
ら、スムーズにベースキャビネット2にリアキャビネッ
ト4を嵌合させることができる。
ースキャビネット2にリアキャビネット4を嵌合させた
状態では、押さえ部材16はベースキャビネット2の係
止部材7の近傍に位置するようになっている。すなわ
ち、押さえ部材16は、孔5を挿通し係止部材7に巻き
掛けられたコード3を押さえ付け、上方へ浮き上がるの
を防止するためのものである。押さえ部材16は先細の
円柱形状のため、その先端でコード3を押さえ付けなが
ら、スムーズにベースキャビネット2にリアキャビネッ
ト4を嵌合させることができる。
【0027】押さえ部材17は、先細の角柱形状で、ベ
ースキャビネット2にリアキャビネット4を嵌合させた
状態では、ベースキャビネット2の保持部材10の矩形
の穴10c内に挿入され、矩形の穴10c内に挿通され
たコード3,3の間に入り込み、コード3,3を押さえ
付け、上方へ浮き上がるのを防止するためのものであ
る。押さえ部材17は先細の角柱形状のため、その先端
が保持部材10の矩形の穴10c内に進入しやすく、か
つコード3を押さえ付けながら、スムーズにベースキャ
ビネット2にリアキャビネット4を嵌合させることがで
きる。更に、押さえ部材17の先端が保持部材10の矩
形の穴10c内に進出し、コード3を矩形の穴10cの
それぞれの内側に強く押さえ付けるので、コード3を強
固に挟持することができる。
ースキャビネット2にリアキャビネット4を嵌合させた
状態では、ベースキャビネット2の保持部材10の矩形
の穴10c内に挿入され、矩形の穴10c内に挿通され
たコード3,3の間に入り込み、コード3,3を押さえ
付け、上方へ浮き上がるのを防止するためのものであ
る。押さえ部材17は先細の角柱形状のため、その先端
が保持部材10の矩形の穴10c内に進入しやすく、か
つコード3を押さえ付けながら、スムーズにベースキャ
ビネット2にリアキャビネット4を嵌合させることがで
きる。更に、押さえ部材17の先端が保持部材10の矩
形の穴10c内に進出し、コード3を矩形の穴10cの
それぞれの内側に強く押さえ付けるので、コード3を強
固に挟持することができる。
【0028】図6はコード3が装着されたベースキャビ
ネット2にリアキャビネット4を嵌合させた状態を示す
図である。コード3を装着したベースキャビネット2に
リアキャビネット4を嵌合すると、先ず押さえ部材16
の先端が係止部材7に巻き掛けられたコード3を押さえ
付けながら、係止部材7の第2の立設部9近傍まで進出
する。同時に、押さえ部材17の先端が保持部材10の
矩形の穴10c内に進入し、矩形の穴10c内に挿通さ
れたコード3を押さえ付けながら、係止部材12の第1
の立設部13の近傍まで進出する。押さえ部材16及び
押さえ部材17によりコード3はベースキャビネット2
に押さえ付けられ、4回屈曲した状態を保持したままベ
ースキャビネット2に確実に固定される。このため、コ
ード3が引っ張られても、4回屈曲した状態で固定され
ているのと、係止部材7,12により引っ張り力が吸収
されるので、かなりの引っ張り力に耐えることができ、
従ってコード3が引っ張られて抜けるのを確実に防止す
ることができる。
ネット2にリアキャビネット4を嵌合させた状態を示す
図である。コード3を装着したベースキャビネット2に
リアキャビネット4を嵌合すると、先ず押さえ部材16
の先端が係止部材7に巻き掛けられたコード3を押さえ
付けながら、係止部材7の第2の立設部9近傍まで進出
する。同時に、押さえ部材17の先端が保持部材10の
矩形の穴10c内に進入し、矩形の穴10c内に挿通さ
れたコード3を押さえ付けながら、係止部材12の第1
の立設部13の近傍まで進出する。押さえ部材16及び
押さえ部材17によりコード3はベースキャビネット2
に押さえ付けられ、4回屈曲した状態を保持したままベ
ースキャビネット2に確実に固定される。このため、コ
ード3が引っ張られても、4回屈曲した状態で固定され
ているのと、係止部材7,12により引っ張り力が吸収
されるので、かなりの引っ張り力に耐えることができ、
従ってコード3が引っ張られて抜けるのを確実に防止す
ることができる。
【0029】なお、ベースキャビネット2とリアキャビ
ネット4を嵌合させた後は、図示せぬネジによりベース
キャビネット2とリアキャビネット4を一体に結合する
ようになっている。
ネット4を嵌合させた後は、図示せぬネジによりベース
キャビネット2とリアキャビネット4を一体に結合する
ようになっている。
【0030】従って、コード3をベースキャビネット2
の係止部材7に巻き掛け、保持部材10に挿通させて係
止部材12に巻き掛けるだけでよく、このコード3を装
着したベースキャビネット2にリアキャビネット4を嵌
合させることにより、コード3はベースキャビネット2
に押さえ付けられ確実に固定されるので、従来のように
コードを保持するためのホルダーをベースキャビネット
にネジで固定する必要がなく、取り付けが極めて簡便で
あり、コード取り付け工数を削減することができる。
の係止部材7に巻き掛け、保持部材10に挿通させて係
止部材12に巻き掛けるだけでよく、このコード3を装
着したベースキャビネット2にリアキャビネット4を嵌
合させることにより、コード3はベースキャビネット2
に押さえ付けられ確実に固定されるので、従来のように
コードを保持するためのホルダーをベースキャビネット
にネジで固定する必要がなく、取り付けが極めて簡便で
あり、コード取り付け工数を削減することができる。
【0031】また、コード3をベースキャビネット2と
一体成形の係止部材7,12に巻き掛けるだけなので、
従来のようなホルダー及びその取付用ネジが必要でな
く、部品点数を削減することができる。
一体成形の係止部材7,12に巻き掛けるだけなので、
従来のようなホルダー及びその取付用ネジが必要でな
く、部品点数を削減することができる。
【0032】なお、上述実施の形態では、係止部材7,
12をそれぞれ第1の立設部と第2の立設部からなると
したが、これに限らず、単一の係止部材にコードを係止
するための係合溝を設けてもよい。更に、2個の係止部
材としたが、これに限らず1個の係止部材でもよく、又
は3個等の他の複数個の係止部材であってもよい。
12をそれぞれ第1の立設部と第2の立設部からなると
したが、これに限らず、単一の係止部材にコードを係止
するための係合溝を設けてもよい。更に、2個の係止部
材としたが、これに限らず1個の係止部材でもよく、又
は3個等の他の複数個の係止部材であってもよい。
【0033】次に、第2の実施の形態のコード抜け止め
機構について説明する。図7は第2の実施の形態のコー
ド抜け止め機構を示すベースキャビネットにリアキャビ
ネットを嵌合させた状態を示す図である。保持部材18
は正面視門型で、係止部材7側にコード3を巻き掛ける
ため後方に突出した突部18a、中央部に横長の矩形の
挿入口18bを有している。矩形の挿入口18bはコー
ド3が折り曲げられて挿入されるためのものである。
機構について説明する。図7は第2の実施の形態のコー
ド抜け止め機構を示すベースキャビネットにリアキャビ
ネットを嵌合させた状態を示す図である。保持部材18
は正面視門型で、係止部材7側にコード3を巻き掛ける
ため後方に突出した突部18a、中央部に横長の矩形の
挿入口18bを有している。矩形の挿入口18bはコー
ド3が折り曲げられて挿入されるためのものである。
【0034】保持部材18の手前側には位置規制部材1
9が立設されている。位置規制部材19は保持部材18
の挿入口18bに折り曲げられて挿入されたコードの先
端を位置決めするためのものである。位置規制部材19
の上端には保持部材18方向に突出した上方向位置規制
部材である突部19aが設けられ、この突部19aによ
り折り曲げられて挿入され係止されたコード3が浮き上
がって上方へ移動し位置規制部材19から外れるのを阻
止するようになっている。その他は、上述した第1の実
施の形態のコード抜け止め機構と同様に構成されてい
る。
9が立設されている。位置規制部材19は保持部材18
の挿入口18bに折り曲げられて挿入されたコードの先
端を位置決めするためのものである。位置規制部材19
の上端には保持部材18方向に突出した上方向位置規制
部材である突部19aが設けられ、この突部19aによ
り折り曲げられて挿入され係止されたコード3が浮き上
がって上方へ移動し位置規制部材19から外れるのを阻
止するようになっている。その他は、上述した第1の実
施の形態のコード抜け止め機構と同様に構成されてい
る。
【0035】押さえ部材17の先端が保持部材18の挿
入口18b内に進出し、保持部材18の挿入口18bに
挿入され折り曲げられたコードの先端を内側から位置規
制部材19に対して当接させるので、コード3を一層強
固に抜け止め固定することができる。これにより、従来
のようにコードを保持するためのホルダーをベースキャ
ビネットにネジで固定する必要がなく、取り付けが極め
て簡便であり、コード取り付け工数を削減することがで
きる。なお、保持部材18は、第1の実施の形態に示し
たように、上部中央が離間して切り込みが設けられてい
てもよい。
入口18b内に進出し、保持部材18の挿入口18bに
挿入され折り曲げられたコードの先端を内側から位置規
制部材19に対して当接させるので、コード3を一層強
固に抜け止め固定することができる。これにより、従来
のようにコードを保持するためのホルダーをベースキャ
ビネットにネジで固定する必要がなく、取り付けが極め
て簡便であり、コード取り付け工数を削減することがで
きる。なお、保持部材18は、第1の実施の形態に示し
たように、上部中央が離間して切り込みが設けられてい
てもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コードを第1の筐体と一体成形の係止部材に係止し、こ
の状態で押さえ部材を有する第2の筐体を嵌合させるこ
とにより、コードを確実に電子機器の筐体に固定し抜け
るのを防止することができ、従来のようなホルダー及び
その取付用ネジが必要でなく、部品点数を削減し、コス
トダウンを図ることができる。
コードを第1の筐体と一体成形の係止部材に係止し、こ
の状態で押さえ部材を有する第2の筐体を嵌合させるこ
とにより、コードを確実に電子機器の筐体に固定し抜け
るのを防止することができ、従来のようなホルダー及び
その取付用ネジが必要でなく、部品点数を削減し、コス
トダウンを図ることができる。
【0037】コードを第1の筐体と一体成形の保持部材
の挿入口に折り曲げられて挿入し、この状態で押さえ部
材を有する第2の筐体を嵌合させることにより、押さえ
部材が保持部材の挿入口に折り曲げられて挿入されたコ
ードの先端を内側から位置規制部材に対して当接させる
ので、コードを一層確実に電子機器の筐体に固定し抜け
るのを防止することができる。
の挿入口に折り曲げられて挿入し、この状態で押さえ部
材を有する第2の筐体を嵌合させることにより、押さえ
部材が保持部材の挿入口に折り曲げられて挿入されたコ
ードの先端を内側から位置規制部材に対して当接させる
ので、コードを一層確実に電子機器の筐体に固定し抜け
るのを防止することができる。
【0038】また、コードの取付作業は、コードを第1
の筐体の係止部材又は保持部材に装着し、このコードを
装着した第1の筐体に押さえ部材を有する第2の筐体を
嵌合させるだけでよい。従って、従来のようにコードを
保持するためのホルダーを筐体にネジで固定する必要が
なく、取り付けが極めて簡便であり、コード取り付け工
数の削減を図ることができる。この発明はラジオ受信装
置やテレビジョン受像機やステレオシステムコンプ等の
電子機器の筐体に適用して極めて好適である。
の筐体の係止部材又は保持部材に装着し、このコードを
装着した第1の筐体に押さえ部材を有する第2の筐体を
嵌合させるだけでよい。従って、従来のようにコードを
保持するためのホルダーを筐体にネジで固定する必要が
なく、取り付けが極めて簡便であり、コード取り付け工
数の削減を図ることができる。この発明はラジオ受信装
置やテレビジョン受像機やステレオシステムコンプ等の
電子機器の筐体に適用して極めて好適である。
【図1】本発明に係るコード抜け止め機構を適用したベ
ースキャビネットとリアキャビネットの斜視図である。
ースキャビネットとリアキャビネットの斜視図である。
【図2】コードが装着されない状態のベースキャビネッ
トの斜視図である。
トの斜視図である。
【図3】コードが装着された状態のベースキャビネット
の斜視図である。
の斜視図である。
【図4】リアキャビネットの斜視図である。
【図5】ベースキャビネットにリアキャビネットを嵌合
させた状態を示す図である。
させた状態を示す図である。
【図6】コードが装着されたベースキャビネットにリア
キャビネットを嵌合させた状態を示す図である。
キャビネットを嵌合させた状態を示す図である。
【図7】第2の実施の形態のコード抜け止め機構を示す
図である。
図である。
【図8】従来のホルダーを用いてコードを取り付けるコ
ード抜け止め機構の一例を示す図である。
ード抜け止め機構の一例を示す図である。
【図9】図8に示すホルダーをシャーシに取り付けた状
態を示す部分斜視図である。
態を示す部分斜視図である。
2 ベースキャビネット(第1の筐体) 3 コード 4 リアキャビネット(第2の筐体) 5 孔 7 係止部材 8 第1の立設部 9 第2の立設部 9a 突部(上方向位置規制部材) 10 保持部材 10a 突部 10b 切り込み 10c 矩形の穴 12 係止部材 13 第1の立設部 14 第2の立設部 14a 突部(上方向位置規制部材) 16 押さえ部材 17 押さえ部材 18 保持部材 18b 挿入口 19 位置規制部材 19a 突部(上方向位置規制部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スン・リー シンガポール共和国 シンガポール 0316 ローワー デルタロード 1094 アイワ シンガポールリミテッド内 (72)発明者 タン・ウィー・キャー シンガポール共和国 シンガポール 0316 ローワー デルタロード 1094 アイワ シンガポールリミテッド内 (72)発明者 チャン・ジェーン シンガポール共和国 シンガポール 0316 ローワー デルタロード 1094 アイワ シンガポールリミテッド内 (72)発明者 リー・チー・ホン シンガポール共和国 シンガポール 0316 ローワー デルタロード 1094 アイワ シンガポールリミテッド内 Fターム(参考) 4E352 AA02 BB02 BB03 BB11 CC02 DD02 DD05 DR02 DR05 DR07 DR13 DR14 DR18 DR19 DR26 DR35 DR37 FF09 GG12 GG15 5G363 AA16 AA20 BA01 DC08 5G375 AA20 DA03
Claims (10)
- 【請求項1】 折り曲げられたコードの先端が挿入され
コードの折り曲げ状態を保持する保持部材と、 前記保持部材に挿入されたコードの先端を係止する係止
部材と、 前記保持部材に挿入され、コードを前記保持部材の内壁
に当接させる押さえ部材と、 を有することを特徴とするコード抜け止め機構。 - 【請求項2】 前記係止部材が所定間隔を隔てた2つの
立設部からなり、前記コードは該2つの立設部の間に配
されて係止されることを特徴とする請求項1に記載のコ
ード抜け止め機構。 - 【請求項3】 前記係止部材にコードの上方への移動を
規制する上方向位置規制部材を設けたことを特徴とする
請求項1に記載のコード抜け止め機構。 - 【請求項4】 折り曲げられたコードの先端が挿入され
コードの折り曲げ状態を保持する保持部材と、 前記保持部材に挿入されたコードの先端を係止する係止
部材と、を有する第1の筐体と、 前記保持部材に挿入され、コードを前記保持部材の内壁
に当接させる押さえ部材を有する第2の筐体と、 からなるコード抜け止め機構を有し、 前記第1の筐体と前記第2の筐体が嵌合されたとき前記
押さえ部材が前記保持部材に挿入されることを特徴とす
る電子機器。 - 【請求項5】 コードの折り曲げ状態を保持する折り曲
げ状態保持部材と、 折り曲げられたコードの先端の位置を規制する位置規制
部材と、 コードの上方への移動を規制する押さえ部材と、 を有することを特徴とするコード抜け止め機構。 - 【請求項6】 前記位置規制部材にコードの上方への移
動を規制する上方向位置規制部材を設けたことを特徴と
する請求項5に記載のコード抜け止め機構。 - 【請求項7】 コードの折り曲げ状態を保持する折り曲
げ状態保持部材と、 折り曲げられたコードの先端の位置を規制する位置規制
部材と、を有する第1の筐体と、 コードの上方への移動を規制する押さえ部材を有する第
2の筐体とからなり、 前記第1の筐体と前記第2の筐体が嵌合されたとき前記
押さえ部材がコード上に配され、コードの上方への移動
を規制するようになされることを特徴とする電子機器。 - 【請求項8】 折り曲げられたコードの先端が挿入され
コードの折り曲げ状態を保持する保持部材と、 前記保持部材に挿入されたコードの先端の位置を規制す
る位置規制部材と、 前記保持部材に挿入され、コードを前記保持部材の内壁
に当接させると共に、コードの先端を前記位置規制部材
に当接させる押さえ部材と、 を有することを特徴とするコード抜け止め機構。 - 【請求項9】 前記位置規制部材にコードの上方への移
動を規制する上方向位置規制部材を設けたことを特徴と
する請求項8に記載のコード抜け止め機構。 - 【請求項10】 折り曲げられたコードの先端が挿入さ
れコードの折り曲げ状態を保持する保持部材と、 前記保持部材に挿入されたコードの先端の位置を規制す
る位置規制部材と、を有する第1の筐体と、 前記保持部材に挿入され、コードを前記保持部材の内壁
に当接させると共に、コードの先端を前記位置規制部材
に当接させる押さえ部材を有する第2の筐体とからな
り、 前記第1の筐体と前記第2の筐体が嵌合されたとき前記
押さえ部材が前記保持部に挿入され、前記押さえ部材が
折り曲げられたコードの先端を前記位置規制部材に当接
させるようになされることを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27521199A JP2001102775A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | コード抜け止め機構及び電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27521199A JP2001102775A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | コード抜け止め機構及び電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001102775A true JP2001102775A (ja) | 2001-04-13 |
Family
ID=17552255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27521199A Pending JP2001102775A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | コード抜け止め機構及び電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001102775A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009094901A (ja) * | 2007-10-10 | 2009-04-30 | Yokowo Co Ltd | アンテナ装置 |
-
1999
- 1999-09-28 JP JP27521199A patent/JP2001102775A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009094901A (ja) * | 2007-10-10 | 2009-04-30 | Yokowo Co Ltd | アンテナ装置 |
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