JP2001102615A - 太陽電池モジュールの製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュールの製造方法

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JP2001102615A
JP2001102615A JP27443799A JP27443799A JP2001102615A JP 2001102615 A JP2001102615 A JP 2001102615A JP 27443799 A JP27443799 A JP 27443799A JP 27443799 A JP27443799 A JP 27443799A JP 2001102615 A JP2001102615 A JP 2001102615A
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部から水分の侵入による絶縁不良やシリコ
ン層の腐食などの欠陥発生を効果的に防止できる太陽電
池モジュールを簡便に製造できる方法を提供する。 【解決手段】 第1および第2の主面を有する透明絶縁
基板(1)と、透明絶縁基板(1)の前記第1主面上に
順次積層された透明電極層(2)、半導体光電変換層
(3)および裏面電極層(4)からなる太陽電池セル
(5)と、太陽電池セル(5)の裏面を封止する充填材
(6)と、透明絶縁基板(1)の第2主面に形成された
防眩膜(10)とを備えた太陽電池モジュールを製造す
るにあたり、充填材(6)の側面に保護コート(20)
を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は太陽電池モジュール
の製造方法に関し、特にモジュール側面からの水分の侵
入による特性の劣化を防止する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、化石エネルギー資源の枯渇の問題
や大気中のCO2の増加のような環境問題などから、ク
リーンな新エネルギーの開発が望まれており、特に太陽
光発電が期待されている。太陽光発電に用いられる太陽
電池モジュールには、大別して、結晶系モジュールと薄
膜系モジュールとがある。
【0003】結晶系太陽電池モジュールでは、前面カバ
ーガラス上に小面積の単結晶半導体ウェハを用いて形成
された太陽電池セルを20〜30枚配置して相互配線し
ている。そして、これらのセルをEVAなどの充填材で
封止し、テドラー(登録商標)フィルムなどの保護材を
用いて保護している。
【0004】薄膜系太陽電池モジュール(基板一体型モ
ジュール)では、前面カバーガラスを兼ねるガラス基板
上に透明電極層、半導体薄膜光電変換層および裏面電極
層を順に積層している。これらの層は気相成長とレーザ
スクライブなどによるパターニングとを利用して複数の
太陽電池セルに分割され、かつ電気的に相互接続(集積
化)されており、これによって所望の電圧と電流の出力
が得られる。そして、薄膜系太陽電池モジュールでも結
晶系太陽電池モジュールの場合と同様の充填材と保護フ
ィルムが用いられる。
【0005】薄膜系太陽電池モジュールの結晶系太陽電
池モジュールに対する特長は、素子間の配線および素子
−ガラス基板間の封止樹脂が不要なため、コスト面で有
利であるだけでなく、封止樹脂における光吸収によるエ
ネルギー損失および封止樹脂の黄変による特性劣化がな
いことである。
【0006】ところで、薄膜系太陽電池モジュールにお
いては、外部から太陽電池セル領域へ水分が侵入する
と、絶縁不良やシリコン層の腐食などの致命的な欠陥が
発生する。こうした水分の侵入を防止するために、例え
ばガラス基板の周縁部に製膜された裏面電極層およびシ
リコン層をブラスト処理により除去した後にEVAなど
の充填材で封止することにより、周縁部においてガラス
基板(または透明電極層)に対して充填材を直接密着さ
せるようにするなどの対策がとられている。これは、充
填材のガラス基板(または透明電極層)に対する接着性
が、裏面電極やシリコン層に対する接着性よりも良好で
あるためである。
【0007】一方、上記のような構成の太陽電池モジュ
ールを屋根やビルの外壁に配列した場合、太陽と太陽電
池モジュールとの角度によっては、太陽光が反射して隣
接する家屋の中を照らしたりする等の光公害の問題が一
部で指摘されていた。この問題に対しては、ガラス基板
の光入射面に光を乱反射させる作用を有する防眩膜を形
成する対策がなされている。
【0008】しかし、防眩膜は有機溶剤(たとえばキシ
レン/MIBKやIPA)ベースの塗布液を塗布した後
に硬化することにより形成することが多いため、有機溶
剤によってEVAなどからなる充填材が溶解または膨潤
することがある。この結果、ガラス基板と充填材との間
に水分の侵入経路が生じ、絶縁不良やシリコン層の腐食
などの欠陥発生を防止する効果が得られなくなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、外部
から水分の侵入による絶縁不良やシリコン層の腐食など
の欠陥発生を効果的に防止できる太陽電池モジュールを
簡便に製造できる方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の太陽電池モジュ
ールの製造方法は、光入射面側に防眩膜を備えた透明絶
縁基板と、半導体光電変換層、充填材およびモジュール
の光入射側と反対面を保護する保護材を含む太陽電池モ
ジュールを製造するにあたり、防眩膜の塗布液がモジュ
ールの端面に現れている前記充填材に付着しないように
して前記透明絶縁基板の光入射面側に塗布することを特
徴とする。
【0011】この場合、たとえば防眩膜の塗布液の塗布
時に、前記充填材の側面をマスクする方法が用いられ
る。具体的には、マスク用治具を用いて充填材の側面を
マスクしてもよいし、充填材の側面にマスキングテープ
を貼り付けてマスクしてもよい。また、たとえば防眩膜
の塗布液をスプレーノズルから吹き付けて塗布する際
に、充填材の側面がカゲになる方向から吹き付けるよう
にしてもよい。このような方法により、充填材が防眩膜
の塗布液に用いられる有機溶剤に溶解したり膨潤するこ
とがなくなり、水分の侵入を効果的に防止できる。
【0012】本発明の他の太陽電池モジュールの製造方
法は、光入射面側に防眩膜を備えた透明絶縁基板と、半
導体光電変換層、充填材およびモジュールの光入射側と
反対面を保護する保護材を含む太陽電池モジュールを製
造するにあたり、前記充填材の側面に保護コートを形成
することを特徴とする。形成された保護コートは充填材
の側面に残したまま太陽電池モジュールを使用するの
で、水分の侵入を効果的に防止できる。
【0013】本発明の太陽電池モジュールに用いられる
防眩膜は、有機ポリマー、無機ポリマーまたはこれらの
複合材料を含む。本発明において充填材の側面に保護コ
ートを形成する場合、保護コートにも有機ポリマー、無
機ポリマーまたはこれらの複合材料を含む材料が用いら
れる。
【0014】保護コートは防眩膜を形成する前に形成し
てもよいし、防眩膜の形成と同時に形成してもよいが、
同時に形成する方が効率的である。特に、防眩膜と保護
コートとの間に隙間がなく連続的に形成すれば、水の浸
入経路が少なくなるため、信頼性が向上する。
【0015】防眩膜と保護コートは同じ材料を用いても
よいし、異なる材料を用いてもよいが、同じ材料を用い
る方が効率的であり、しかも両者の親和性が高くなるの
で信頼性が向上する。また、EVAなどの充填材を溶解
または膨潤させる有機溶剤を含まない、水系エマルジョ
ンやディスパーション塗料を用いて保護コートを形成す
れば、水の浸入をより効果的に防止することができる。
【0016】本発明において、防眩膜および/または保
護コートとして有機ポリマーを用いる場合、アクリル系
樹脂、フッ素系樹脂、またはこれらの混合物を含むもの
を用いることが好ましい。
【0017】アクリル系樹脂としては、以下の分子構
造:
【0018】
【化2】
【0019】(式中、R1は炭素数1〜10のアルキル
基、R2は水素原子または炭素数1〜10のアルキル
基、アリール基およびアラルキル基からなる群より選択
される一価の炭化水素基、aは0、1、または2を示
す。)で表わされる基を含有する加水分解性シリル基含
有アクリル共重合体を含むものが挙げられる。また、フ
ッ素系樹脂としては、水酸基含有フッ素系樹脂が挙げら
れる。
【0020】本発明において、防眩膜および/または保
護コートとして無機ポリマーを用いる場合、その原料と
してアルキルシリケート(具体的には、エチルシリケー
ト、ブチルシリケートまたはこれらの混合物)を用いる
ことが好ましい。このような原料から生成される無機ポ
リマーはシリカを含む。
【0021】なお、防眩膜は、光を散乱させるのに適し
た微細な凹凸を含む表面を有することが好ましい。この
防眩膜は、さらに無機粒子または/および有機粒子を含
んでいてもよい。また、防眩膜の凹凸表面上に平坦な表
面を有する汚れ防止膜を形成してもよい。
【0022】上記のように防眩膜に無機粒子を含有させ
る場合、無機粒子としてはたとえばシリカ粒子が挙げら
れる。また、防眩膜に有機粒子を含有させる場合、有機
粒子としてはたとえばアクリル系樹脂、フッ素系樹脂、
ポリエチレンワックス、またはこれらの少なくとも2種
以上の混合物が挙げられる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明についてより詳細に
説明する。
【0024】図1に、本発明に係る薄膜系太陽電池モジ
ュールの一部を断面で示す。なお、この図では太陽電池
モジュールの周縁部は図示していない。図1において、
透明絶縁基板1の下面(第1の主面)上には、SnO2
等の透明導電酸化膜(TCO)からなる透明電極層2、
シリコン等からなる半導体光電変換層3、およびAg等
からなる裏面電極層4が順に積層されている。これら
は、図1の紙面に直交する方向に延びる透明電極層2の
スクライブ線2a、半導体光電変換層3のスクライブ線
3a、および裏面電極層4のスクライブ線4aによって
それぞれ複数の細長い短冊状の領域に分割されている。
このように順次積層されたそれぞれ短冊状の透明電極
2、半導体光電変換層3および裏面電極4により1つの
短冊状の太陽電池セル5が形成されている。そして、任
意の太陽電池セル5の透明電極2は半導体層のスクライ
ブ線3aを介して隣り合う太陽電池セル5の裏面電極4
に接続され、複数の太陽電池セル5が電気的に直列に集
積化されている。このように集積化された複数の太陽電
池セルの背面は充填材6によって封止され、さらにその
上に積層された耐候性の背面カバーフィルム7によって
保護されている。
【0025】本発明に係る太陽電池モジュールにおい
て、透明電極層2としては、SnO2、ITO、ITO
/SnO2の積層体、またはZnO等が用いられる。半
導体光電変換層3としては、非晶質シリコンa−Si、
水素化非晶質シリコンa−Si:H、水素化非晶質シリ
コンカーバイドa−SiC:H、非晶質シリコンナイト
ライド等の他、シリコンと炭素、ゲルマニウム、錫等の
他の元素との合金からなる非晶質シリコン系半導体の非
晶質または微結晶を、pin型、nip型、ni型、p
n型、MIS型、ヘテロ接合型、ホモ接合型、ショット
キバリア型あるいはこれら組合せた型等に合成した半導
体層が用いられる。この他、半導体光電変換層として
は、CdS系、GaAs系、InP系等を用いることも
できる。裏面電極層4としては、金属または金属酸化物
/金属の複合膜等が用いられる。充填材6としては、シ
リコン、エチレン−ビニルアセテート共重合体、ポリビ
ニルブチラール等が用いられる。背面カバーフィルム7
としては、フッ素系樹脂フィルム、ポリエチレンテレフ
タレート、またはアルミニウム等の金属フィルムやSi
2等の薄膜をラミネートした多層構造のフィルム等が
用いられる。
【0026】また、透明絶縁基板1の上面(第2の主
面)には、透光性の防眩膜10が形成されている。図1
の防眩膜10は、たとえば塗布液を塗布した後にエンボ
スローラーを押し付けることにより、光を散乱させるの
に適した微細な凹凸を含む表面を有する。
【0027】本発明の一態様においては、この防眩膜1
0を形成する際に、防眩膜の塗布液を充填材6の側面に
付着しないようにして透明絶縁基板1の上面に塗布す
る。たとえば、防眩膜の塗布液の塗布時に充填材6の側
面をマスクしたり、防眩膜の塗布液をスプレーノズルか
ら吹き付けて塗布する際に充填材6の側面がカゲになる
方向から吹き付けるようにしてもよい。
【0028】これらの方法を図2〜図5を参照して具体
的に説明する。このうち図2〜図4は図1に示されてい
ない太陽電池モジュールの周縁部を示す断面図である。
これらの図においては、図1に示される部材に加えて、
はんだ層8およびバスバー電極9が示されている。ま
た、図示した状態で防眩膜が形成されるが、これらの図
には形成される防眩膜は図示していない。
【0029】図2は透明絶縁基板1の上面周縁部上にマ
スク用治具11を水平に外側へ向かって延びるように載
せて、充填材6の側面をマスクした状態を示している。
図3は透明絶縁基板1の側面にマスク用治具11を水平
に押し当てて、充填材6の側面をマスクした状態を示し
ている。図4は充填材6の側面を含むモジュール側面全
面にマスキングテープ12を貼り付けて、充填材6の側
面をマスクした状態を示している。これらの図に示され
るように、充填材6の側面をマスクした状態で防眩膜の
塗布液の塗布することにより、充填材6が防眩膜の塗布
液に用いられる有機溶剤に溶解したり膨潤することがな
くなり、太陽電池モジュールの使用中に水分の侵入を効
果的に防止できる。
【0030】図5は充填材6の側面がカゲになる方向か
らスプレーノズル13によって防眩膜の塗布液を吹き付
ける方法を示している。なお、この図では太陽電池セル
5を簡略化して図示している。この方法でも、充填材6
が防眩膜の塗布液に用いられる有機溶剤に溶解したり膨
潤することがなくなり、太陽電池モジュールの使用中に
水分の侵入を効果的に防止できる。
【0031】本発明の他の態様においては、充填材の側
面に保護コートを形成する。形成された保護コートは充
填材の側面に残したまま太陽電池モジュールを使用する
ので、水分の侵入を効果的に防止できる。
【0032】これらの方法を図6〜図8を参照して具体
的に説明する。図6〜図8は図1に示されていない太陽
電池モジュールの周縁部を示す断面図である。
【0033】図6は充填材6の側面を覆う最小限に保護
コート20を形成した後、防眩膜10を形成し、その表
面に凹凸をつけた状態を示している。図7は充填材6の
側面および透明絶縁基板1の側面を含む太陽電池モジュ
ールの側面全体を覆うように保護コート20を形成した
後、防眩膜10を形成し、その表面に凹凸をつけた状態
を示している。
【0034】なお、図6および図7では、保護コート2
0と防眩膜10との間に隙間があるので、この隙間から
水分が侵入する可能性がある。そこで、図8に示すよう
に、防眩膜10を形成すると同時に太陽電池モジュール
の側面全体を覆うように保護コート20を形成すること
が好ましい。これらを形成した後、防眩撒く10の表面
に凹凸をつける。このように防眩膜10と保護コート2
0とを同じ材料で同時に形成すると、防眩膜10と保護
コート20とが隙間なく連続的に形成されているので水
の浸入経路が少なくなり、しかも両者の親和性が高くな
るので信頼性が向上する。
【0035】また、EVAなどの充填材を溶解または膨
潤させる有機溶剤を含まない、水系エマルジョンやディ
スパーション塗料を用いて保護コートを形成すれば、水
の浸入をより効果的に防止することができる。
【0036】次に、防眩膜および/または保護コートの
材料についてより詳細に説明する。
【0037】防眩膜および/または保護コートの材料
は、十分な耐候性を有し、光透過性が良好で、太陽電池
セルを劣化させない温度、具体的には200℃以下、よ
り好ましくは150℃以下で硬化することが要求され
る。このような要求を満たす防眩膜および/または保護
コートの材料としては、有機ポリマー、無機ポリマー、
またはそれらの複合材料を用いることができる。これら
の原料に必要に応じて硬化剤を添加したり希釈剤(たと
えば有機溶剤)で希釈した塗布液を所定の厚さに塗布し
た後、硬化することにより防眩膜および/または保護コ
ートを形成することができる。このうち、有機ポリマー
は柔軟であってひび割れしにくい点で好ましく、無機ポ
リマーは耐候性や耐熱性が高いという点で好ましい。
【0038】本発明において、防眩膜および/または保
護コートとして有機ポリマーを用いる場合、アクリル系
樹脂、フッ素系樹脂、またはこれらの混合物を含むもの
を用いることが好ましい。有機ポリマー中のアクリル系
樹脂、フッ素系樹脂、またはこれらの混合物の含有率
は、50重量%以上、好ましくは80重量%以上、さら
に好ましくは95重量%以上に設定される。
【0039】アクリル系樹脂としては、アクリル系モノ
マーを含むビニルモノマーと、加水分解性シリル基含有
モノマーとの共重合により得られるものが好ましい。こ
のようなアクリル系樹脂は、主鎖が実質的に炭素−炭素
結合からなり、末端または側鎖に少なくとも1個の加水
分解性シリル基を含有する。加水分解性シリル基とは、
加水分解性基と結合した珪素原子を有する置換基であ
る。なお、上記のアクリル系樹脂は、主鎖または側鎖に
ウレタン結合またはシロキサン結合を一部含んでもよ
い。
【0040】ビニルモノマーは特に限定されない。具体
的には、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチ
ルヘキシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)
アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、シクロ
ヘキシル(メタ)アクリレート、トリフロロエチル(メ
タ)アクリレート、ペンタフロロプロピル(メタ)アク
リレート、ポリカルボン酸(マレイン酸、フマル酸、イ
タコン酸等)と炭素数1〜20の直鎖または分岐のアル
コールとのジエステルまたはハーフエステル等の不飽和
カルボン酸のエステル;スチレン、a−メチルスチレ
ン、クロロスチレン、スチレンスルホン酸、4−ヒドロ
キシスチレン、ビニルトルエン等の芳香族炭化水素系ビ
ニル化合物;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ジアリ
ルフタレート等のビニルエステルやアリル化合物;(メ
タ)アクリロニトリル等のニトリル基含有ビニル化合
物;グリシジル(メタ)アクリレート等のエポキシ基含
有ビニル化合物;ジメチルアミノエチル(メタ)アクリ
レート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、
ビニルピリジン、アミノエチルビニルエーテル等のアミ
ノ基含有ビニル化合物;(メタ)アクリルアミド、イタ
コン酸ジアミド、a−エチル(メタ)アクリルアミド、
クロトンアミド、マレイン酸ジアミド、フマル酸ジアミ
ド、N−ビニルピロリドン、N−ブトキシメチル(メ
タ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミ
ド、N−メチルアクリルアミド、アクリロイルモルホリ
ン等のアミド基含有ビニル化合物;2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシエチルビニルエーテ
ル、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、アロニク
ス5700(東亜合成(株)製)、Placcel FA-1、Plac
cel FA-4、Placcel FM-1、Placcel FM-4(以上ダイセル
化学(株)製)等の水酸基含有ビニル化合物;(メタ)
アクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸および
それらの塩(アルカリ金属塩、アンモニウム塩、アミン
塩等)、無水マレイン酸等の不飽和カルボン酸、酸無水
物、またはその塩;ビニルメチルエーテル、塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン、クロロプレン、プロピレン、ブタ
ジエン、イソプレン、マレイミド、N−ビニルイミダゾ
ール、ビニルスルホン酸等のその他のビニル化合物等が
挙げられる。
【0041】加水分解性シリル基含有モノマーとして
は、具体的には、以下のようなアルコキシシランビニル
モノマーが挙げられる。
【0042】
【化3】
【0043】加水分解性シリル基含有アクリル系共重合
体中のアルコキシシランビニルモノマー単位の含有率
は、5〜90重量%、好ましくは20〜80重量%、さ
らに好ましくは30〜70重量%に設定される。
【0044】アルコキシシランビニルモノマーとビニル
モノマーとの共重合体の製造方法は、たとえば特開昭5
4−36395、特開昭57−36109、特開昭58
−157810等に開示されている。アゾビスイソブチ
ロニトリル等のアゾ系ラジカル開始剤を用いた溶液重合
が最も好ましい。また必要に応じて、連鎖移動剤を用
い、分子量を調節してもよい。連鎖移動剤としては、n
−ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタン、
n−ブチルメルカプタン、γ−メルカプトプロピルトリ
メトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシ
シラン、γ−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラ
ン、γ−メルカプトプロピルメチルジエトキシシラン、
(H3CO)3Si−S−S−Si(OCH3、(C
3O)3Si−S−Si(OCH33等が挙げられ
る。特に、分子中に加水分解性シリル基を有する連鎖移
動剤、たとえばγ−メルカプトプロピルトリメトキシシ
ランを用いれば、末端に加水分解性シリル基が導入され
た加水分解性シリル基含有アクリル系共重合体を得るこ
とができる。
【0045】重合溶剤は炭化水素類(トルエン、キシレ
ン、n−ヘキサン、シクロヘキサン等)、酢酸エステル
類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、アルコール類(メタ
ノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノー
ル等)、エーテル類(エチルセロソルブ、ブチルセロソ
ルブ、セロソルブアセテート等)、ケトン類(メチルエ
チルケトン、アセト酢酸エチル、アセチルアセトン、ジ
アセトンアルコール、メチルイソブチルケトン、アセト
ン等)のような非反応性の溶剤であれば特に限定されな
い。
【0046】市販の加水分解性シリル基含有アクリル系
共重合体としては、鐘淵化学工業株式会社製ゼムラック
(登録商標)が挙げられる。ゼムラックは、上述した (R13-a(R2aSi− (式中、R1、R2、およびaの定義は上記の通りであ
る。)という分子構造を含んでいる。
【0047】一方、フッ素系樹脂としては、水酸基含有
フッ素系共重合体を用いることが好ましい。水酸基含有
フッ素系共重合体としては、水酸基価が5〜300mg
KOH/g、さらに10〜250mgKOH/gのもの
が特に好ましい。水酸基含有フッ素系共重合体は、
(1)フッ素含有ビニルモノマー、(2)水酸基含有ビ
ニルモノマー、および(3)その他のモノマーを共重合
することにより合成できる。
【0048】(1)のフッ素含有ビニルモノマーとして
は、クロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロエチ
レン、トリフルオロエチレン等のフルオロオレフィン;
CH 2=CHCOOCH2CF3、CH2=C(CH3)C
OOCH2CF3、CH2=CHCOOCH(CF2
CH3=C(CH3)COOCH(CF32、CH2=C
HCOOCH2CF2CF2CF、CH2=CHCOOC
3、CH2=C(CH3)COOCH2CF2CF2
3、CH2=C(CH3)COOCF3等を含む(メタ)
アクリル酸フルオロアルキル等が挙げられる。
【0049】(2)の水酸基含有ビニルモノマーとして
は、ヒドロキシエチルビニルエーテル、ヒドロキシプロ
ピルビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテ
ル、ヒドロキシヘキシルビニルエーテル等のヒドロキシ
アルキルビニルエーテル;2−ヒドロキシエチルアクリ
レート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒ
ドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレート、N−メチロールアクリルアミド、N
−メチロールメタクリルアミド、アロニクス5700
(東亜合成(株)製)、Placcel FA-1、同 FA-4、同FM-
1、同FM-4(以上ダイセル化学(株)製)等が挙げられ
る。
【0050】(3)のその他のモノマーとしては、エチ
ルビニルエーテル、プロピルビニルエーテル、ブチルビ
ニルエーテル等のアルキルビニルエーテル;シクロヘキ
シルビニルエーテル;マレイン酸、フマール酸、アクリ
ル酸、メタクリル酸、カルボキシルアルキルビニルエー
テル等のカルボキシル基含有モノマー;エチレン、プロ
ピレン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニル;メ
タクリル酸メチル、アクリル酸メチル等の不飽和カルボ
ン酸エステル;ビニルトリエトキシシラン、γ−(メ
タ)アクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン等
の加水分解性シリル基含有モノマー等が挙げられる。
【0051】市販の水酸基含有フッ素系樹脂としては、
旭硝子コートアンドレジン株式会社製のルミフロン、ボ
ンフロン、株式会社トウベ製ニューガメット、大日本塗
料株式会社製Vフロン(いずれも登録商標)が挙げられ
る。
【0052】上記のうちルミフロンは、以下に示す基本
物性を有する。
【0053】
【表1】
【0054】本発明において、防眩膜および/または保
護コートとして無機ポリマーを用いる場合、その原料と
してアルキルシリケートを用いることができる。アルキ
ルシリケートとしては、たとえばエチルシリケート、ブ
チルシリケート、またはこれらの混合物が挙げられる。
このような原料から生成される無機ポリマーはシリカを
含有する。こうした無機ポリマーを生成させる際には、
原料に触媒好ましくはHCl等の酸触媒を添加した後に
塗布することにより、硬化速度をコントロールしてもよ
い。
【0055】市販の無機ポリマーの原料としては、たと
えば(有)テー・エス・ビー製の無機ワニス、TSB4
200、TSB4300、TSB4400が挙げられ
る。TSB4200はエチルシリケート、TSB440
0はブチルシリケートを主成分とするものであり、TS
B4300はエチルシリケートとブチルシリケートとの
混合物である。これらの原料からは耐候性かつ耐熱性の
無機ポリマーが得られる。
【0056】さらに、防眩膜および/または保護コート
として複合材料を用いてもよい。複合材料としては、無
機ポリマー分子構造中に有機分子を付加したもの、無機
ポリマーと有機ポリマーとの混合物、無機ポリマー中に
有機ポリマーを分散したものなどが挙げられる。
【0057】市販の複合材料としては、日本油脂株式会
社製のセラミック系塗料、ベルクリーン(登録商標)が
挙げられる。ベルクリーンはアルキルシリケートに高耐
久性の有機ポリマーを混合したものである。
【0058】防眩膜10の平均厚さは、0.1〜500
μm、好ましくは0.5〜100μm、さらに好ましく
は1〜30μmに設定される。防眩膜10の平均厚さが
0.1μmより薄い場合には光散乱に適した凹凸を形成
することが困難になる。防眩膜10の平均厚さが500
μmより厚い場合には防眩膜10の透光性が低下して太
陽電池セル5に達する光が減少するおそれがある。
【0059】本発明においては、複数層の光乱反射層を
積層してもよい。たとえば、屈折率の異なる材料からな
る複数層の光乱反射層を組合せることにより光乱反射効
果を向上することができる。上層の防眩膜として無機ポ
リマーを用いれば、表面硬度や耐摩耗性を向上させるこ
とができる。上層の防眩膜として有機ポリマーを用いれ
ば、表面のクラックやひずみを吸収することができる。
また、上層の防眩膜として、汚染防止のために撥水性の
高いフッ素系樹脂や、水分散性のよい無機ポリマーを用
いてもよい。
【0060】本発明においては、有機ポリマーまたは無
機ポリマーからなる防眩膜中に無機粒子または/および
有機粒子を分散させてもよい。
【0061】無機粒子としては、シリカからなるものが
用いられる。具体的には、たとえば、φ4μmのシリカ
からなるデグサジャパン製TS100、φ2μmのシリ
カからなるデグサジャパン製デグサOK−607、φ
0.07〜0.1μmのシリカゾルからなる日産化学工
業株式会社製EG−ST−ZL等が用いられる。
【0062】有機粒子としては、アクリル系樹脂、フッ
素系樹脂、ポリエチレンワックス、またはこれらの少な
くとも2種以上の混合物を主成分とするものが用いられ
る。具体的には、たとえば、φ8μmのPMMA(ポリ
メチルメタクリレート)からなる積水化成製MBX−
8、平均φ15μm、最大φ30μmのPE(ポリエチ
レン)からなる楠本化成製SE480−10T等が用い
られる。
【0063】無機粒子または/および有機粒子の粒径
は、0.05〜200μm、より好ましくは0.5〜1
00μm、特に好ましくは1〜10μmである。
【0064】有機または無機のポリマーと無機または有
機の粒子との混合重量比は、無機または有機粒子の粒径
に応じて調整することが好ましい。粒子の粒径が1μm
未満の場合は50〜2000、特には100〜1500
が好ましい。粒子の粒径が1μm以上、たとえば1〜1
0μmである場合は、0.1〜98、さらに1〜50、
特に1〜10が好ましい。粒径が小さいと光乱反射効果
が十分に発揮されず、逆に粒径が大きいとポリマーに対
する粒子の分散性が低下するため好ましくない。
【0065】さらに、防眩膜の凹凸表面上に平滑な表面
を有する汚れ防止膜を形成してもよい。すなわち、防眩
膜が微細な凹凸構造の表面を有する場合には汚れが付着
しやすいが、その凹凸表面を汚れ防止膜で平坦化するこ
とによって、太陽電池モジュールの表面の汚れを軽減す
ることができる。
【0066】このような汚れ防止膜の材料としては、防
眩膜として例示した材料を用いることができる。光乱反
射効果の観点からは、汚れ防止膜と防眩膜は互いに異な
る材料で形成されていることが好ましい。ただし、汚れ
防止膜と防眩膜が同じ材料で形成されていても、一旦形
成された防眩膜の凹凸表面は汚れ防止膜との間に明瞭な
界面を形成するので、その凹凸界面によって光乱反射効
果は維持される。
【0067】汚れ防止膜としてフッ素系樹脂を用いた場
合、その表面は良好な撥水性を有するので、雨水などに
よる塵の付着が減少する。汚れ防止膜としてアルキルシ
リケートから形成されるシリカを含む無機ポリマーを用
いた場合、太陽電池セルの表面の耐薬品性が向上すると
ともに、親水性が良好になるため汚れがついたとしても
均一化されて目立ちにくくなる。
【0068】なお、以上においては主に薄膜系の太陽電
池モジュールについて説明したが、本願発明は結晶系の
太陽電池モジュールにも適用できることは言うまでもな
い。
【0069】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、外
部から水分の侵入による絶縁不良やシリコン層の腐食な
どの欠陥発生を効果的に防止できる太陽電池モジュール
を簡便に製造できる方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る太陽電池モジュールの概略構成を
示す断面図。
【図2】本発明に係るマスク用治具を用いる太陽電池モ
ジュールの製造方法の例を示す断面図。
【図3】本発明に係るマスク用治具を用いる太陽電池モ
ジュールの製造方法の他の例を示す断面図。
【図4】本発明に係るマスキングテープを用いる太陽電
池モジュールの製造方法の例を示す断面図。
【図5】本発明に係るスプレーノズルを用いる太陽電池
モジュールの製造方法の例を示す断面図。
【図6】本発明に係る保護コートを用いる太陽電池モジ
ュールの製造方法の例を示す断面図。
【図7】本発明に係る保護コートを用いる太陽電池モジ
ュールの製造方法の他の例を示す断面図。
【図8】本発明に係る保護コートを用いる太陽電池モジ
ュールの製造方法のさらに他の例を示す断面図。
【符号の説明】
1…透明絶縁基板 2…透明電極層 3…半導体光電変換層 4…裏面電極層 5…太陽電池セル 6…充填材 7…背面カバーフィルム 10…防眩膜 11…マスク用治具 12…マスキングテープ 13…スプレーノズル 20…保護コート

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光入射面側に防眩膜を備えた透明絶縁基
    板と、半導体光電変換層、充填材およびモジュールの光
    入射側と反対面を保護する保護材を含む太陽電池モジュ
    ールを製造するにあたり、防眩膜の塗布液がモジュール
    の端面に現れている前記充填材に付着しないようにして
    前記透明絶縁基板の光入射面側に塗布することを特徴と
    する太陽電池モジュールの製造方法。
  2. 【請求項2】 防眩膜の塗布液の塗布時に、前記充填材
    の側面をマスクすることを特徴とする請求項1記載の太
    陽電池モジュールの製造方法。
  3. 【請求項3】 光入射面側に防眩膜を備えた透明絶縁基
    板と、半導体光電変換層、充填材およびモジュールの光
    入射側と反対面を保護する保護材を含む太陽電池モジュ
    ールを製造するにあたり、前記充填材の側面に保護コー
    トを形成することを特徴とする太陽電池モジュールの製
    造方法。
  4. 【請求項4】 前記防眩膜と前記保護コートとを同時に
    形成することを特徴とする請求項3記載の太陽電池モジ
    ュールの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記防眩膜は、有機ポリマー、無機ポリ
    マーまたはこれらの複合材料を含むことを特徴とする請
    求項1ないし4いずれか記載の太陽電池モジュールの製
    造方法。
  6. 【請求項6】 前記保護コートは、有機ポリマー、無機
    ポリマーまたはこれらの複合材料を含むことを特徴とす
    る請求項3または4記載の太陽電池モジュールの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記有機ポリマーは、アクリル系樹脂、
    フッ素系樹脂、またはこれらの混合物を含むことを特徴
    とする請求項5または6記載の太陽電池モジュールの製
    造方法。
  8. 【請求項8】 前記アクリル系樹脂は、以下の分子構
    造: 【化1】 (式中、R1は炭素数1〜10のアルキル基、R2は水素
    原子または炭素数1〜10のアルキル基、アリール基お
    よびアラルキル基からなる群より選択される一価の炭化
    水素基、aは0、1、または2を示す。)で表わされる
    基を含有する加水分解性シリル基含有アクリル系共重合
    体を含み、前記フッ素系樹脂は水酸基含有フッ素系樹脂
    であることを特徴とする請求項7記載の太陽電池モジュ
    ールの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記無機ポリマーの原料が、アルキルシ
    リケートであることを特徴とする請求項5または6記載
    の太陽電池モジュールの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記無機ポリマーはシリカを含むこと
    を特徴とする請求項5または6記載の太陽電池モジュー
    ルの製造方法。
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