JP2001102561A - 固体撮像素子の製造方法 - Google Patents

固体撮像素子の製造方法

Info

Publication number
JP2001102561A
JP2001102561A JP27481699A JP27481699A JP2001102561A JP 2001102561 A JP2001102561 A JP 2001102561A JP 27481699 A JP27481699 A JP 27481699A JP 27481699 A JP27481699 A JP 27481699A JP 2001102561 A JP2001102561 A JP 2001102561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductivity type
semiconductor region
value
region
solid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27481699A
Other languages
English (en)
Inventor
Ritsuo Takizawa
律夫 滝澤
Kazuji Wada
和司 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP27481699A priority Critical patent/JP2001102561A/ja
Publication of JP2001102561A publication Critical patent/JP2001102561A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーバーフローバリア領域を所定の領域に形
成して基板電圧のばらつきが低減され、歩留まりよく製
造を行うことができる固体撮像素子の製造方法を提供す
る。 【解決手段】 第2導電型半導体領域4上により低濃度
で赤外線が到達しうる厚さの第1導電型の半導体領域5
を形成した縦型オーバーフロードレイン方式の固体撮像
素子を製造するにあたり、ウエハM1,M2に対して、
第1導電型の半導体領域5を成膜し、拡がり抵抗SRの
深さプロファイルを測定してオーバーフローバリア部の
比抵抗Rと第2導電型半導体領域4と第1導電型の半導
体領域5との接合部の深さDとの積DRを求め、積DR
の値が予め求められた積DRの値と基板電圧との相関図
を用いて設定された所定の範囲A内にあるか確認する工
程を採り、後続の製品ウエハにおいては積DRの値が所
定の範囲A内に入ったエピタキシャル条件C1またはC
2により第1導電型の半導体領域5を成膜する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子の製
造方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子として、受光部(センサ
部)における余剰の電荷を基板側に排出するようにし
た、いわゆる縦型オーバーフロードレイン方式の固体撮
像素子が知られている。本出願人は、先に縦型オーバー
フロードレイン方式の固体撮像素子において、受光部の
空乏領域を厚さ2μm以上の高抵抗エピタキシャル層に
より形成し、近赤外線領域にも感度を有せしめた固体撮
像素子を提案した(特開平9−331058号参照)。
【0003】図8は、この固体撮像素子を示す。この固
体撮像素子51は、第1導電型、例えばn型のシリコン
からなる半導体基板52上に、同導電型の低不純物濃
度、即ちn- のエピタキシャル層53が形成されたn型
の半導体基体60を有し、この半導体基体60のエピタ
キシャル層53内にオーバーフローバリア領域となる第
2導電型、例えばp型の第1の半導体ウエル領域54が
形成される。この第1のp型半導体ウエル領域54は、
例えばイオン注入により形成され、その濃度は例えば1
14〜1016cm-3とされる。
【0004】そして、この第1のp型半導体ウエル領域
54上にエピタキシャル成長により、第1のp型半導体
ウエル領域54より比抵抗の高い高抵抗半導体領域、い
わゆる高抵抗エピタキシャル層55が形成される。この
高抵抗エピタキシャル層55は、その厚さを2μm以
上、好ましくは5μm以上とし、第1のp型半導体ウエ
ル領域54より低濃度のp型領域又はn型領域、又はノ
ンドープ(真性半導体)領域で形成される。
【0005】この高抵抗エピタキシャル層55の表面に
マトリックス配列の各受光部(センサ部)61を構成す
るためのn- の半導体領域56及びこの上のp+ の正電
荷蓄積領域57が形成される。また、高抵抗エピタキシ
ャル層55の各受光部列の一側に対応する位置に、読み
出しゲート部63を挟んで垂直転送レジスタ62のn型
の転送チャネル領域59が形成される。転送チャネル領
域59下には第2のp型半導体ウエル領域58が形成さ
れる。さらに各受光部61を区画するp型のチャネルス
トップ領域64が形成される。
【0006】転送チャネル領域59、チャネルストップ
領域64及び読み出しゲート部63上に、ゲート絶縁膜
65を介して、例えば多結晶シリコンからなる転送電極
66が形成され、転送チャネル領域59、ゲート絶縁膜
65及び転送電極66によりCCD構造の垂直転送レジ
スタ62が構成される。さらに、転送電極66上を被覆
する層間絶縁膜68を介して受光部61の開口を除く他
所全面に遮光膜67が形成される。
【0007】このようにして、受光部61と、オーバー
フローバリア領域となる第1のp型半導体ウエル領域5
4と、オーバーフロードレインとなる基板52が垂直方
向に形成されてなる縦型オーバーフロードレイン方式の
CCD固体撮像素子51が構成される。
【0008】このCCD固体撮像素子51においては、
赤外線が充分に吸収される深さにオーバーフローバリア
領域54が形成され、オーバーフローバリア領域54に
達する高抵抗エピタキシャル層55が空乏化されること
で、近赤外線領域にも高い感度を有することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
p型半導体ウエル領域54をイオン注入により形成し、
この第1のp型半導体ウエル領域54上に第1のp型半
導体ウエル領域54より低濃度のn型、p型又はノンド
ープの高抵抗エピタキシャル層55を形成すると、イオ
ン注入により形成された第1のp型半導体ウエル領域5
4のp型不純物が高抵抗エピタキシャル層55とその下
のn- のエピタキシャル層53との界面に沿って外方拡
散したり、第1のp型半導体ウエル領域54からエピタ
キシャル装置内に蒸発したボロン等のp型不純物が高抵
抗エピタキシャル層55に取り込まれる、いわゆるp型
不純物のオートドーピングが生じたりする。
【0010】これにより、高抵抗エピタキシャル層55
のドーパント濃度が大きく変化すると共に、第1のp型
半導体ウエル領域54により形成されるオーバーフロー
バリア領域も変化するという問題がある。
【0011】そして、このオーバーフローバリア領域の
変化のバラツキが極めて大きいため、所定のオーバーフ
ローバリア領域が形成されず、その結果として受光部6
1に一定の電荷を蓄積するために印加する基板電圧Vs
ubが設計規格内に入らなる。これにより、製造時にお
ける不良率が充分に小さくならず、実用化が困難になっ
ていた。
【0012】この対策としては、オートドープの少ない
エピタキシャル成長条件例えば低温成長や高速成長等を
行うことが考えられるが、現状の実用化されているシリ
コンエピタキシャル技術では、充分に抑制することが困
難である。
【0013】さらに、第1のp型半導体ウエル領域54
が1014〜1016cm-3と低濃度であり、この上にこれ
より低濃度の高抵抗エピタキシャル層55を形成してい
るため、この低濃度の高抵抗エピタキシャル層55の濃
度は、エピタキシャル装置内(例えばサセプタや石英チ
ャンバー等)に蓄積したドーパントの影響を大きく受け
る。従って、直前にエピタキシャル装置内でどの様なエ
ピタキシャルウエハを成長させたか、即ち装置内のp化
又はn化の状態により、出来上がった高抵抗エピタキシ
ャル層55のドーパント濃度が大きく異なってしまう。
【0014】この対策としては、前のエピタキシャル成
長後のクリーニング方法を強化すること等が検討されて
いるが、現状の実用化されているシリコンエピタキシャ
ル装置では充分に抑制できていない。
【0015】現状では、固体撮像素子51を形成してみ
ないとオーバーフローバリア領域54がどのように形成
されているか判別できない。従って、上述した構成の固
体撮像素子51を実用化して製造を行うとすると、結果
として基板電圧Vsubが大きくばらついてしまい、不
良率を低減することができなかった。
【0016】上述した問題の解決のために、本発明にお
いては、オーバーフローバリア領域を所定の領域に形成
して基板電圧のばらつきが低減され、歩留まりよく製造
を行うことができる固体撮像素子の製造方法を提供する
ものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像素子の
製造方法は、第1導電型半導体基板とその上に形成され
た第2導電型半導体領域とさらにその上に形成された第
2導電型半導体領域より低濃度で赤外線が到達しうる厚
さの第1導電型の半導体領域とを有する縦型オーバーフ
ロードレイン方式の固体撮像素子を製造するにあたり、
1枚目のウエハに対して第1導電型の半導体領域を第1
のエピタキシャル条件で成膜する工程と、この1枚目の
ウエハを斜め研磨して拡がり抵抗の深さプロファイルを
測定する工程と、この深さプロファイルから第2導電型
半導体領域のオーバーフローバリア部の比抵抗(R)と
第2導電型半導体領域と第1導電型の半導体領域との接
合部の深さ(D)との積(D・R)の値を求め、この積
(D・R)の値が予め求められた積(D・R)の値と基
板電圧との相関図を用いて設定された所定の範囲内にあ
るか確認する工程とを採り、積(D・R)の値が所定の
範囲内にない場合は、2枚目のウエハに対して第1のエ
ピタキシャル条件とは異なる第2のエピタキシャル条件
で第1導電型の半導体領域を成膜し、再度拡がり抵抗の
深さプロファイルを測定する工程及び積(D・R)の値
が所定の範囲内にあるか確認する工程を行い、後続の製
品ウエハにおいては積(D・R)の値が所定の範囲内に
入ったエピタキシャル条件により第1導電型の半導体領
域を成膜して固体撮像素子を作製するものである。
【0018】上述の本発明製法によれば、後続の製品ウ
エハにおいて、予め積の値と基板電圧との相関図を用い
て設定された所定の範囲内に積の値が入るようなエピタ
キシャル条件を採用して、第1導電型の半導体領域を成
膜することにより、作製される固体撮像素子において基
板電圧を所定の範囲内になるように固体撮像素子を製造
することができる。
【0019】本発明の固体撮像素子の製造方法は、第1
導電型半導体基板とその上に形成された第2導電型半導
体領域とさらにその上に形成された第2導電型半導体領
域より低濃度で赤外線が到達しうる厚さの第1導電型の
半導体領域とを有する縦型オーバーフロードレイン方式
の固体撮像素子を製造するにあたり、第1導電型の半導
体領域をエピタキシャル法により形成した直後のウエハ
に対して、このウエハを斜め研磨して拡がり抵抗の深さ
プロファイルを測定する工程と、この深さプロファイル
から第2導電型半導体領域のオーバーフローバリア部の
比抵抗(R)と第2導電型半導体領域と第1導電型の半
導体領域との接合部の深さ(D)との積(D・R)の値
を求め、この積(D・R)の値が予め求められた積(D
・R)の値と基板電圧との相関図を用いて設定された所
定の範囲内にあるか確認する工程とを採り、積(D・
R)の値が所定の範囲内に入っているウエハのみを良品
として選別し、この良品のウエハに対して第1導電型の
半導体領域の形成工程以降の工程を行って固体撮像素子
を製造するものである。
【0020】上述の本発明製法によれば、第1導電型の
半導体領域をエピタキシャル法により形成した直後のウ
エハに対して、予め積の値と基板電圧との相関図を用い
て設定された所定の範囲内に積の値が入るウエハを良品
として選別するので、基板電圧が所定の範囲に入らない
と予想される良品でないものは第1導電型の半導体領域
を形成した状態で除去され、基板電圧が所定の範囲内の
固体撮像素子のみが形成されるようにすることができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明は、第1導電型半導体基板
と第1導電型半導体基板上に形成された第2導電型半導
体領域と第2導電型半導体領域上に形成された第2導電
型半導体領域より低濃度で赤外線が到達しうる厚さの第
1導電型の半導体領域とを有する縦型オーバーフロード
レイン方式の固体撮像素子を製造するにあたり、1枚目
のウエハに対して第1導電型の半導体領域を第1のエピ
タキシャル条件で成膜する工程と、1枚目のウエハを斜
め研磨して拡がり抵抗の深さプロファイルを測定する工
程と、拡がり抵抗の深さプロファイルから第2導電型半
導体領域のオーバーフローバリア部の比抵抗(R)と第
2導電型半導体領域と第1導電型の半導体領域との接合
部の深さ(D)との積(D・R)の値を求め、積(D・
R)の値が予め求められた積(D・R)の値と基板電圧
との相関図を用いて設定された所定の範囲内にあるか確
認する工程とを採り、積(D・R)の値が所定の範囲内
にない場合は、2枚目のウエハに対して第1のエピタキ
シャル条件とは異なる第2のエピタキシャル条件で第1
導電型の半導体領域を成膜し、再度拡がり抵抗の深さプ
ロファイルを測定する工程及び積(D・R)の値が所定
の範囲内にあるか確認する工程を行い、後続の製品ウエ
ハにおいては積(D・R)の値が所定の範囲内に入った
エピタキシャル条件により第1導電型の半導体領域を成
膜して固体撮像素子を作製する固体撮像素子の製造方
法。
【0022】本発明は、第1導電型半導体基板と第1導
電型半導体基板上に形成された第2導電型半導体領域と
第2導電型半導体領域上に形成された第2導電型半導体
領域より低濃度で赤外線が到達しうる厚さの第1導電型
の半導体領域とを有する縦型オーバーフロードレイン方
式の固体撮像素子を製造するにあたり、第1導電型の半
導体領域をエピタキシャル法により形成した直後のウエ
ハに対して、ウエハを斜め研磨して拡がり抵抗の深さプ
ロファイルを測定する工程と、拡がり抵抗の深さプロフ
ァイルから第2導電型半導体領域のオーバーフローバリ
ア部の比抵抗(R)と第2導電型半導体領域と第1導電
型の半導体領域との接合部の深さ(D)との積(D・
R)の値を求め、積(D・R)の値が予め求められた積
(D・R)の値と基板電圧との相関図を用いて設定され
た所定の範囲内にあるか確認する工程とを採り、積(D
・R)の値が所定の範囲内に入っているウエハのみを良
品として選別し、良品のウエハに対して第1導電型の半
導体領域の形成工程以降の工程を行って固体撮像素子を
製造する固体撮像素子の製造方法である。
【0023】図1は、本発明の一実施の形態として、本
発明を適用する縦型オーバーフロードレイン方式のCC
D型固体撮像素子の概略構成図を示す。この固体撮像素
子1は、第1導電型の、本実施の形態ではn型のシリコ
ンからなる半導体基板2上に、第1導電型の低不純物濃
度の即ちn- のエピタキシャル層3が形成され、このエ
ピタキシャル層3内にイオン注入による第2導電型の半
導体領域、本実施の形態では第1のp型の半導体ウエル
領域4が形成され、この第1のp型の半導体ウエル領域
4上にエピタキシャル成長により、第1のp型半導体ウ
エル領域4より低不純物濃度である第1導電型の高抵抗
の半導体領域5、本実施の形態ではn--の領域が形成さ
れる。この第1導電型の高抵抗の半導体領域5の表面に
受光部11を構成するための、n- の不純物拡散領域6
及びこの上のp+ の正電荷蓄積領域7が形成される。ま
た、受光部11から離れた位置の第1導電型の高抵抗の
半導体領域5に第2のp型半導体ウェル領域8及びn型
の転送チャネル領域9が形成され、さらにp型のチャネ
ルストップ領域14が形成される。
【0024】ここで、第1のp型の半導体ウエル領域4
は、いわゆるオーバーフローバリア領域となる。受光部
11は画素となるもので、複数の受光部11がマトリッ
クス状に配列されている。
【0025】受光部11と後述する垂直転送レジスタ1
2の間に読み出しゲート部13が形成される。転送チャ
ネル領域9、チャネルストップ領域14及び読み出しゲ
ート部13上にゲート絶縁膜15を介して、例えば多結
晶シリコンからなる転送電極16が形成され、転送チャ
ネル領域9、ゲート絶縁膜15及び転送電極16により
CCD構造の垂直転送レジスタ12が構成される。
【0026】さらに、転送電極16上を被覆する層間絶
縁膜18を介して受光部11の開口を除く他所全面に遮
光膜17が形成される。
【0027】第1導電型の低不純物濃度のエピタキシャ
ル層3は、いわゆるシャッタ電圧を調整するために設け
るもので、このエピタキシャル層3を形成することによ
り、基板電圧Vsubによるシャッタ電圧の調節が容易
になる。第2導電型の第1の半導体ウエル領域4は、第
1導電型の低不純物濃度のエピタキシャル層3へのイオ
ン注入により形成され、好ましくは不純物の濃度が10
14〜1016cm-3の範囲内とされる。高抵抗の半導体領
域5の厚さは2μm以上、好ましくは5μm以上とし、
不純物の濃度は第1のp型半導体ウエル領域4より低濃
度である。
【0028】受光部11と、オーバーフローバリアとな
る第1のp型の半導体ウエル領域3と、オーバーフロー
ドレインとなる基板2が垂直方向に形成されてなる、い
わゆる縦型オーバーフロードレイン方式のCCD型の固
体撮像素子1が構成される。
【0029】即ちこの固体撮像素子1は、図8に示した
固体撮像素子51と同様の構成を有し、高抵抗のエピタ
キシャル層5がn型(第1導電型)とされたものであ
る。従って、この固体撮像素子1の製造にあたり、現状
の製法では前述した問題点を生じることになる。
【0030】そこで、次のようにして、図1の固体撮像
素子1の比抵抗の深さプロファイルを求めた。まず、図
1に示す構成の固体撮像素子1を形成した後に、ゲート
絶縁膜15以上の各層を全て剥離する。次に、数mm角
のチップに切り出して、斜め研磨を行う。続いて、研磨
したチップに対して、第1のp型半導体ウエル領域4が
存在する箇所について、拡がり抵抗(SR:Spreading
Resistance)の測定を行う。この拡がり抵抗(SR)か
ら、例えば標準サンプルの測定により得た較正曲線を用
いて、比抵抗値を求めることができる。
【0031】上述のようにして得られた比抵抗の深さプ
ロファイルを図2に示す。縦軸は拡がり抵抗(SR)値
から求めた比抵抗値(Ωcm)を示し、横軸は深さ(μ
m)を示す。
【0032】図2より、比抵抗が次のように変化するこ
とがわかった。表面から比抵抗が増大していき、高抵抗
のエピタキシャル層5と第1のp型半導体ウエル領域4
との界面(PN接合部)で比抵抗が最大となる。p型半
導体ウエル領域4内で比抵抗が極小となり、この極小値
付近の凹部領域がいわゆるオーバーフローバリアであ
る。そして、p型半導体ウエル領域4とn- のエピタキ
シャル層3との界面(PN接合部)で極大となり、n-
のエピタキシャル層3内では界面から比抵抗が減少して
いき、ある程度の深さで比抵抗の値が安定する。
【0033】そして、本発明者等は、この比抵抗の深さ
プロファイルの様々なパラメータと固体撮像素子を形成
した後の基板電圧Vsubとの相関を調査した結果、第
2導電型半導体領域のオーバーフローバリア部の比抵抗
Rとその上に形成した第1導電型の高抵抗エピタキシャ
ル半導体領域との接合部の深さDとの積:DR値(D・
R)が基板電圧と相関があることを見い出した。
【0034】図2の比抵抗の深さプロファイルにおいて
は、第1のp型半導体ウエル領域4内の比抵抗が極小と
なるオーバーフローバリアの比抵抗値R(極小値)と、
比抵抗が極大となる第1のp型半導体ウエル領域4と高
抵抗のエピタキシャル層5との接合部の深さDにより、
上述のDR値を求めることができる。
【0035】実際に、1/2インチ・38万画素のCC
D固体撮像素子において求めたDR値と基板電圧Vsu
bとの相関図を図3に示す。図3より、DR値と基板電
圧Vsubとは良好な直線関係にあり強い相関を有する
ことがわかる。仮に基板電圧Vsubの設計規格値が図
中矢印Vで示す6〜14Vの範囲であるとすれば、DR
値は図中矢印Aで示す0.5〜3(任意単位)の範囲内
に管理すればよいことがわかる。
【0036】尚、この相関は、固体撮像素子の方式、デ
バイス構造、光学サイズ等により値が異なる可能性があ
るため、それぞれの代表的な構成において相関を調べる
ことが必要である。
【0037】そこで、設計条件が新規の固体撮像素子を
製造する際には、新規の固体撮像素子のサンプルについ
てDR値と基板電圧Vsubとの関係を数点測定し、既
に求められている他の設計条件の場合の相関図のいずれ
に当てはまるか調べる。そして、いずれの相関図にも当
てはまらない場合には、測定点数を増やして新たな相関
図を作成する。
【0038】さらに、高抵抗エピタキシャル層5をエピ
タキシャル成長により形成した直後のウエハと、固体撮
像素子1を形成したウエハについて、拡がり抵抗(S
R)から求めたDR値を比較した。このとき、エピタキ
シャル条件が同じになるように、バレル式のエピタキシ
ャル装置では同一バッチでエピタキシャル成長したウエ
ハから、枚様式のエピタキシャル装置では連続してエピ
タキシャル成長したウエハから、それぞれ成長直後のウ
エハと固体撮像素子を形成したウエハと選択した。
【0039】その結果、高抵抗エピタキシャル層5をエ
ピタキシャル成長により形成した直後のウエハの拡がり
抵抗(SR)測定から求めたDR値と、固体撮像素子1
を形成した後に前述のように上層を剥離して拡がり抵抗
(SR)測定を行って求めたDR値とがほぼ一致するこ
とも見い出した。即ち、比抵抗の深さプロファイルはエ
ピタキシャル成長でほぼ決まり、その後の工程で受ける
熱履歴ではあまり変化しないことになる。
【0040】従って、予めDR値と基板電圧との相関を
調べておけば、エピタキシャル成長直後のウエハに対し
て拡がり抵抗(SR)測定を行ってDR値を求めること
により、固体撮像素子形成後の基板電圧を推定すること
ができる。このため、固体撮像素子を形成しなくても、
エピタキシャル成長の段階において、基板電圧が良好に
なるウエハのみを選別することが可能となり、基板電圧
が良好でないウエハに固体撮像素子を形成してしまうこ
とがなくなるため、無駄な時間と費用が大幅に削減され
る。
【0041】また、1枚目の製品ウエハについて、先行
して第1のエピタキシャル条件で高抵抗エピタキシャル
層5を成長させた後、このエピタキシャルウエハを斜め
研磨して、SR(拡がり抵抗)の深さプロファイルを測
定し、上述のDR値が所定の範囲にあるかを確認する。
DR値が所定の範囲にあれば、その第1のエピタキシャ
ル条件で後続の製品ウエハを作製する。
【0042】一方、DR値が所定の範囲になければ、同
様に2枚目の製品ウエハについて、第1のエピタキシャ
ル条件とは異なる第2のエピタキシャル条件で高抵抗エ
ピタキシャル層5を成長させる。そして、再びDR値を
求めて、DR値が所定の範囲にあるか確認する。DR値
が所定の範囲にあれば、この第2のエピタキシャル条件
で後続の製品ウエハを作製する。即ちエピタキシャル条
件を変更して高抵抗エピタキシャル層5の成長を行い、
最初にDR値が所定の範囲に入ったときのエピタキシャ
ル条件を採用して、後続の製品ウエハを作製する。
【0043】これにより、後続の製品ウエハについても
DR値が所定の範囲にあり、基板電圧を所定の規格値の
範囲内とすることができるため、基板電圧が安定した固
体撮像素子を製造することが可能になる。
【0044】尚、第2のエピタキシャル条件でもDR値
が所定の範囲にない場合は、さらにエピタキシャル条件
を変更して上述した工程を繰り返すことになる。しかし
ながら、範囲が極めて狭い場合を除いて、おおむね2枚
目で範囲内に入れることができる。
【0045】次に、上述の方法を採用した図1の固体撮
像素子1の具体的な製造方法を説明する。まず、図4A
に示すように、第1導電型例えばn型の半導体基板2を
用意する。n型の半導体基板2としては、例えば抵抗率
が8〜12Ωcm,8インチ径のCZ法によるシリコン
単結晶基板を用いる。
【0046】次に、図4Bに示すように、第1導電型の
半導体基板2上に、エピタキシャル成長により第1導電
型で低不純物濃度のすなわちn- 型のエピタキシャル層
3を、形成する。例えば枚様式炉にて1050〜118
0℃で抵抗率40〜50Ωcm・厚さ8μmに形成す
る。
【0047】次に、図5Cに示すように、エピタキシャ
ル層3の一部に、低エネルギーの不純物のイオン注入
(例えばボロンを300keV〜3MeVのエネルギー
・ドーズ量0.5〜1.5×1011cm-2)により、第
2導電型すなわちp型の第1の半導体ウエル領域4を形
成する。この第1のp型の半導体ウエル層4は、いわゆ
る撮像領域の全域にわたって形成する。
【0048】次に、図5Dに示すように、エピタキシャ
ル層3と第1のp型半導体ウエル領域4上に、これらを
覆って高抵抗の半導体領域5をエピタキシャル成長によ
り形成する。例えば枚様式炉にて1050〜1180℃
で抵抗率>300Ωcm・厚さ9〜11μmに形成す
る。
【0049】この際に、1枚目の製品ウエハを先行して
第1のエピタキシャル条件で成長させた後、エピタキシ
ャルウエハを斜め研磨してSR(拡がり抵抗)の深さプ
ロファイルを測定し、DR値を求める。このDR値が、
所定の範囲即ち予め求めておいたDR値と基板電圧との
相関から決まるDR値の管理値(例えば図2の場合は
0.5〜3(任意単位))の範囲に入っているかを確認
し、入れることができたそのエピタキシャル条件で後続
の製品ウエハを作製する。
【0050】1枚目のウエハのDR値が所定の範囲に入
っていない場合は前述したように、エピタキシャル条件
を第2のエピタキシャル条件に変更して成長させた2枚
目のウエハについてDR値を求める。エピタキシャル条
件の変更は、例えばPH3 のドープ量の調整で可能であ
る。
【0051】この工程をフローチャートで表したのが図
6Eである。ステップ21で第1のウエハW1を選択
し、ステップ22で第1の条件C1でエピタキシャル成
長を行う。ステップ23で拡がり抵抗(SR)測定を行
って、DR値を求める。そして、ステップ24でDR値
が所定の管理値の範囲Aに入っているか判定し、入って
いればステップ25に進んで後続のウエハについて第1
の条件C1でエピタキシャル成長させて固体撮像素子1
を製造する。一方、ステップ24でDR値が所定の管理
値の範囲Aに入っていない場合には、ステップ31に進
んで第2のウエハW2を選択し、ステップ32で第1の
条件C1とは異なる第2の条件C2でエピタキシャル成
長を行う。そして、再びステップ23で拡がり抵抗(S
R)測定を行って、DR値を求め、ステップ24でDR
値が所定の管理値の範囲Aに入っているか判定する。こ
こで、所定の管理値の範囲Aに入っていればステップ2
5に進んで後続のウエハについて第2の条件C2でエピ
タキシャル成長させて固体撮像素子1を製造する。
【0052】尚、最初のウエハが良好でも、連続成長に
よるオートドープの蓄積で次第に装置内がN化又はP化
していくため、後続の完成したエピタキシャルウエハか
らも抜き取りでSR測定を行い良好なウエハのみを選別
することが望ましい。
【0053】上述のように選別した良好なウエハのみに
対して、以降の製造工程を行う。次に、図6Fに示すよ
うに(但し、図6F以後は1画素に対応する領域のみを
示す)、n--の高抵抗の半導体領域5に選択的にイオン
注入を行って、第2のp型半導体ウェル領域8、n型の
転送チャネル領域9を形成し、さらにp型のチャネルス
トップ領域14を形成した後、表面を覆って全面的にゲ
ート絶縁膜15を形成する。
【0054】次に、図7Gに示すように、転送チャネル
領域9、チャネルストップ領域14及び読み出しゲート
部13となる領域上にゲート絶縁膜15を介して、例え
ば多結晶シリコンからなる転送電極16を形成する。さ
らに転送電極16の開口部表面に受光部11を構成する
ためのn- の不純物拡散領域6及びp+ の正電荷蓄積領
域7を形成する。
【0055】この後は、図7Hに示すように、転送電極
16を層間絶縁膜18で覆い、これの上に例えばAl等
遮光金属からなる遮光膜17を形成する。遮光膜17に
は、受光部11に対応する部分に開口を形成する。この
ようにして、図1に示す固体撮像素子1を形成すること
ができる。
【0056】上述の本実施の形態によれば、DR値が所
定の範囲に入っているかを確認した後、この所定の範囲
に入れることができたそのエピタキシャル条件で後続の
製品ウエハを製造することにより、基板電圧が安定した
固体撮像素子1を製造することが可能になる。
【0057】また、エピタキシャル成長前後のウエハに
対して拡がり抵抗(SR)測定を行い、DR値を求める
ことにより、固体撮像素子を形成した後の基板電圧Vs
ubが推定できるため、固体撮像素子1を形成するまで
もなく、エピタキシャル成長を行った段階で基板電圧V
subに対して良好なウエハのみを選別することが可能
となるため、無駄な時間と費用が大幅に削減できる。
【0058】上述の実施の形態では、半導体基板2上に
- のエピタキシャル層3を形成したが、エピタキシャ
ル層3を形成せず、n型の半導体基板2に、直接イオン
注入により反対導電型の第1のp型の半導体ウエル領域
4を形成する構成としてもよい。ただし、この場合は、
半導体基板2のドーパント濃度むら(Striation )に起
因する画像むらを低減するために、MCZ(Magnetic f
ield Czochralski)法により形成した単結晶基板を用い
ることが望ましい。
【0059】また、上述の実施の形態では、第1のp型
半導体ウエル領域4をイオン注入により形成したが、イ
オン注入に限定されるものではなく、例えば拡散法によ
って形成しても良い。
【0060】また、上述の実施の形態では、本発明をC
CD固体撮像素子に適用して説明したが、その他の構成
の固体撮像素子、例えばMOS型の固体撮像素子におい
ても、縦型オーバーフロードレイン構造を有する構成で
あれば、同様に本発明を適用することができる。
【0061】本発明は、上述の実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他
様々な構成が取り得る。
【0062】
【発明の効果】上述の本発明によれば、基板電圧を所定
の範囲内になるように固体撮像素子を製造することがで
きるので、基板電圧が安定した固体撮像素子を製造する
ことができる。
【0063】また、本発明により、第1導電型の半導体
領域をエピタキシャル法により形成した直後のウエハに
対して、固体撮像素子形成後の基板電圧の値が推定でき
るため、固体撮像素子を形成するまでもなく、エピタキ
シャル成長を行った段階で基板電圧が良好となるウエハ
のみを選別することが可能となるため、製造における無
駄な時間と費用が大幅に削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するCCD固体撮像素子の概略構
成図(断面図)である。
【図2】図1のCCD固体撮像素子の比抵抗の深さプロ
ファイルである。
【図3】1/2インチ・38万画素のCCD固体撮像素
子において求めたDR値と基板電圧との相関図である。
【図4】A、B 図1のCCD固体撮像素子の製造工程
を示す工程図である。
【図5】C、D 図1のCCD固体撮像素子の製造工程
を示す工程図である。
【図6】E 図1のCCD固体撮像素子の製造工程を示
すフローチャートである。F 図1のCCD固体撮像素
子の製造工程を示す工程図である。
【図7】G、H 図1のCCD固体撮像素子の製造工程
を示す工程図である。
【図8】従来のオーバーフローバリア領域を形成したC
CD固体撮像素子の概略構成図(断面図)である。
【符号の説明】
1 固体撮像素子、2 半導体基板、3 エピタキシャ
ル層、4 第1のp型の半導体ウエル領域、5 高抵抗
の半導体領域、6 不純物拡散領域、7 正電荷蓄積領
域、8 第2のp型の半導体ウエル領域、9 転送チャ
ネル領域、11受光部、12 垂直転送レジスタ、1
3、 読み出しゲート部、14 チャネルストップ領
域、15 ゲート絶縁膜、16 転送電極、17 遮光
膜、18 層間絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M118 AA09 AA10 AB01 BA13 CA04 CA18 DA03 FA06 FA13 FA24 FA26 FA35 GB07 5F049 MA02 MB03 NA08 NB05 PA03 PA10 QA14 QA15 RA06 SS03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型半導体基板と、該第1導電型
    半導体基板上に形成された第2導電型半導体領域と、該
    第2導電型半導体領域上に形成された第2導電型半導体
    領域より低濃度で赤外線が到達しうる厚さの第1導電型
    の半導体領域とを有する縦型オーバーフロードレイン方
    式の固体撮像素子を製造するにあたり、 1枚目のウエハに対して、上記第1導電型の半導体領域
    を第1のエピタキシャル条件で成膜する工程と、 上記1枚目のウエハを斜め研磨して、拡がり抵抗の深さ
    プロファイルを測定する工程と、 上記拡がり抵抗の深さプロファイルから、上記第2導電
    型半導体領域のオーバーフローバリア部の比抵抗(R)
    と、上記第2導電型半導体領域と上記第1導電型の半導
    体領域との接合部の深さ(D)との積(D・R)の値を
    求め、該積(D・R)の値が、予め求められた上記積
    (D・R)の値と基板電圧との相関図を用いて設定され
    た所定の範囲内にあるか確認する工程とを採り、 上記積(D・R)の値が上記所定の範囲内にない場合
    は、2枚目のウエハに対して、上記第1のエピタキシャ
    ル条件とは異なる第2のエピタキシャル条件で上記第1
    導電型の半導体領域を成膜し、再度拡がり抵抗の深さプ
    ロファイルを測定する工程及び上記積(D・R)の値が
    上記所定の範囲内にあるか確認する工程を行い、 後続の製品ウエハにおいては、上記積(D・R)の値が
    上記所定の範囲内に入ったエピタキシャル条件により上
    記第1導電型の半導体領域を成膜して上記固体撮像素子
    を作製することを特徴とする固体撮像素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 第1導電型半導体基板と、該第1導電型
    半導体基板上に形成された第2導電型半導体領域と、該
    第2導電型半導体領域上に形成された第2導電型半導体
    領域より低濃度で赤外線が到達しうる厚さの第1導電型
    の半導体領域とを有する縦型オーバーフロードレイン方
    式の固体撮像素子を製造するにあたり、 上記第1導電型の半導体領域をエピタキシャル法により
    形成した直後のウエハに対して、 上記ウエハを斜め研磨して、拡がり抵抗の深さプロファ
    イルを測定する工程と、 上記拡がり抵抗の深さプロファイルから、上記第2導電
    型半導体領域のオーバーフローバリア部の比抵抗(R)
    と、上記第2導電型半導体領域と上記第1導電型の半導
    体領域との接合部の深さ(D)との積(D・R)の値を
    求め、該積(D・R)の値が予め求められた上記積(D
    ・R)の値と基板電圧との相関図を用いて設定された所
    定の範囲内にあるか確認する工程とを採り、 上記積(D・R)の値が上記所定の範囲内に入っている
    ウエハのみを良品として選別し、良品のウエハに対して
    上記第1導電型の半導体領域の形成工程以降の工程を行
    って固体撮像素子を製造することを特徴とする固体撮像
    素子の製造方法。
JP27481699A 1999-09-28 1999-09-28 固体撮像素子の製造方法 Pending JP2001102561A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27481699A JP2001102561A (ja) 1999-09-28 1999-09-28 固体撮像素子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27481699A JP2001102561A (ja) 1999-09-28 1999-09-28 固体撮像素子の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001102561A true JP2001102561A (ja) 2001-04-13

Family

ID=17546975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27481699A Pending JP2001102561A (ja) 1999-09-28 1999-09-28 固体撮像素子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001102561A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100429568B1 (ko) * 2001-11-03 2004-05-03 주식회사 하이닉스반도체 면저항을 측정하기 위한 이미지센서 및 그 제조 방법
KR100705215B1 (ko) * 2001-11-23 2007-04-06 매그나칩 반도체 유한회사 테스트 패턴을 구비한 이미지센서 및 테스트 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100429568B1 (ko) * 2001-11-03 2004-05-03 주식회사 하이닉스반도체 면저항을 측정하기 위한 이미지센서 및 그 제조 방법
KR100705215B1 (ko) * 2001-11-23 2007-04-06 매그나칩 반도체 유한회사 테스트 패턴을 구비한 이미지센서 및 테스트 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Pankove et al. Neutralization of acceptors in silicon by atomic hydrogen
JP2006324686A (ja) 光子感知エレメント及びこれを用いたデバイス
TWI239557B (en) Semiconductor on insulator apparatus and method
US11552123B2 (en) Front-side type image sensors
US8133769B1 (en) Methods for gettering in semiconductor substrate
TW201011906A (en) Image sensor with reduced red light crosstalk
US10340400B2 (en) Photoelectric conversion device, method of manufacturing the same, and camera
JP2001102561A (ja) 固体撮像素子の製造方法
US20220328538A1 (en) Epitaxial semiconductor liner for enhancing uniformity of a charged layer in a deep trench and methods of forming the same
JP4639502B2 (ja) 半導体装置の製造方法および固体撮像装置の選別方法
JP4469454B2 (ja) Pn接合部分を有するドリフト型シリコン放射線検出器の製造方法
US4687537A (en) Epitaxial metal silicide layers
US20030210580A1 (en) Semiconductor, solid-state imaging device, and method for making the same
JP3307756B2 (ja) 固体撮像装置
US9312408B2 (en) Imager having a reduced dark current through an increased bulk doping level
JPH11289076A (ja) 固体撮像素子
CN112216767B (zh) 半导体光敏器件的制造
US6174750B1 (en) Process for fabricating a drift-type silicon radiation detector
JP2005026717A (ja) 固体撮像素子
JP2002124660A (ja) 固体撮像素子およびその製造方法
JPS6224665A (ja) 固体撮像装置
US20200020543A1 (en) Low temperature process for diode termination of fully depleted high resistivity silicon radiation detectors that can be used for shallow entrance windows and thinned sensors
JP2000311994A (ja) 固体撮像素子及びその製造方法
TW202122646A (zh) 固體攝像元件用之矽單晶基板及矽磊晶晶圓以及固體攝像元件
JPH05190825A (ja) 固体撮像素子