JP2001101785A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2001101785A
JP2001101785A JP27951399A JP27951399A JP2001101785A JP 2001101785 A JP2001101785 A JP 2001101785A JP 27951399 A JP27951399 A JP 27951399A JP 27951399 A JP27951399 A JP 27951399A JP 2001101785 A JP2001101785 A JP 2001101785A
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optical disk
write
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cartridge
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Masayoshi Kato
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Fujitsu Ltd
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    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/12Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing distinguishing features of or on records, e.g. diameter end mark
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/28Speed controlling, regulating, or indicating
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/002Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier
    • G11B7/0037Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier with discs

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生専用のディスクから読み出されるデータ
の転送効率を上げることを課題とする。 【解決手段】 属性検出ピンの状態を検出して、ローデ
ィングされたディスクがリードオンリーか否かを識別
し、リードオンリーであれば、ライトイネーブルである
ときよりも速い速度でスピンドルモーターを回転させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクやフロッピ
ーディスクなど、可換媒体に対してデータの読取や書込
を行うディスク装置に関する。より詳細には、ディスク
を回転させるスピンドルモータの回転制御に関する。
【0002】
【従来技術】光ディスクに対する記録および消去におい
ては、光ディスクの記録膜にレーザー光を照射し、熱に
よる記録膜の変質を利用して記録および再生が行われ
る。一方、データの再生においては、光ディスクの記録
面にレーザ光を照射し、反射光の光学的変化を信号とし
て検出する。
【0003】上述の光ディスク装置の動作原理による
と、記録および消去においては、光ディスクの記録膜を
十分に加熱する必要があることから、必要とされるレー
ザーパワーは、再生において必要なレーザーパワーより
も大きい。具体的には、記録及び消去に必要なレーザー
パワーは8〜9mWであり、再生に必要なレーザーパワ
ーは1〜2mwである。
【0004】ところで、レーザーパワーの最大値はレー
ザー素子の寿命を考慮して決められている。レーザーパ
ワーに余裕が無ければ、記録および消去において記録膜
を十分に加熱できない。そのため、ディスクの回転速度
を比較的遅い値に設定することにより、レーザパワーの
弱さを補償している。
【0005】一方、光ディスクに記録された膨大な情報
を検索したり、配信したりするときは、データを高速に
再生かつ転送する要求がある。そのためには、ディスク
を高速で回転させる必要がある。しかし、上述のよう
に、ディスクの回転速度は、記録及び消去動作を考慮し
た制限された値に設定されており、高速再生および高速
転送は困難であった。
【0006】そこで、特開平5−62195号公報は、
再生時におけるディスクの回転数を記録時のディスク回
転速度よりも大きく設定することにより、高速な再生を
実現する情報記録再生装置を開示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記特開平5
−62195号公報が開示する情報記録再生装置は、回
転中のスピンドルモータに対して、ホストからの記録、
再生等のコマンドに応じて回転速度を切り替える。その
ため、低速モードと高速モードとの間で回転速度に差を
付け過ぎると、例えば、前回が再生コマンドで、すぐに
続く今回が記録コマンドの場合、モードの切替が発生
し、目標速度に到達するまでに時間がかかってしまい、
処理効率が落ちる。切替時間を短縮するには、各々のモ
ードにおける回転速度を接近させる必要がある。その結
果、高速モードにおける回転速度をあまり速い値に設定
することができず、再生速度を著しく向上するには至ら
ない。切替時間を短縮するには、トルクの大きなモータ
を使用することも考えられるが、ディスク装置の小型化
が困難になる。また、次に来るコマンドを予想できない
ので、予め回転速度を切り替えておくこともできない。
【0008】ところで、情報の検索やデータのコピー等
を用途として、光ディスクを主に再生専用で使用するユ
ーザーがいる。そのようなユーザーからは特に高速な再
生の要求がある。再生専用のディスクの使用中は、上位
装置からの記録/消去コマンドは受付けられないため、
前記特開平5−62195号に開示される制御方式を採
用すると、常時、高速回転モードでの運転となる。しか
し、記録/消去コマンドは受け付けられないにもかかわ
らず、回転速度は、上述のように、制御モードの切替時
間を考慮して設定されるため、余り速くはなく、ユーザ
ーの要求に十分に応えてはいない。
【0009】そこで、本発明の第1の目的は、高速再生
が可能な光ディスク装置を提供することである。
【0010】本発明の第2の目的は、ディスクの回転速
度または線速度が可変な光ディスク装置を提供すること
である。
【0011】本発明の第3の目的は、小型なディスク装
置を提供することである。
【0012】
【発明を解決する手段】通常、光ディスクは、そのディ
スクが再生専用であるのか、記録及び消去も可能である
のかを光ディスク装置に認識させる仕組みを有してい
る。そこで、本発明における光ディスク装置は、ディス
クにライトプロテクトがかかっているか否かを検出する
検出手段、および検出手段における検出結果に応じて、
スピンドルモータの回転速度を切り換えるコントローラ
を備える。これによると、スピンドルモータの回転速度
の制御モードは個々のディスクの属性に応じて固定され
る。つまり、ディスクの回転中に制御モードを切り替え
るわけではなく、回転速度の設定にあたって、制御モー
ドの切り替え時間を考慮する必要が無いため、各々のモ
ードにおける回転速度の設定の自由度が高くなる。ま
た、大型のモータも不要である。
【0013】特に、ディスクにライトプロテクトがかか
っている、即ち、ディスクがリードオンリーであること
を検出すると、ディスクの回転速度を、ディスクがライ
トイネーブルであるときのそれよりも高速に設定する。
これにより、高速な再生が可能となる。更に、記録/消
去コマンドがきても受け付けない、つまり、再生コマン
ドしか受け付けないので、速度の設定にあたっては、他
のモードへの切替時間を考慮する必要が無く、最大限に
速い値を設定できる。
【0014】更に、ライトプロテクトがかかっているこ
とを検出すると、光ディスクに照射するレーザ光のパワ
ーを、ライトプロテクトがかかっていないときよりも大
きくする。これにより、ディスクの回転速度を更に上げ
ることができ、高速再生が図れる。
【0015】なお、ライトプロテクト情報は、光ディス
クを格納するカートリッジに設けられたライトプロテク
トスイッチの状態を検出するか、光ディスクに記録され
たライトプロテクトフラグを読取ることにより得られ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の光デ
ィスク装置の実施例を説明する。
【0017】図1は光ディスク装置の外観図である。光
ディスク装置1には、光ディスクが収納された光ディス
クカートリッジ2が挿入され、光ディスク装置1は、こ
の光ディスクカートリッジ2内の光ディスクに対してデ
ータの読出および書込を行う。光ディスク装置1内に
は、光ディスクカートリッジ2をロードおよびイジェク
トする機構、光ディスクを回転させるスピンドルモー
タ、磁界印加機構、ポジショナ、レンズアクチュエー
タ、及び固定光学系が内蔵されている。
【0018】光ディスクカートリッジ2は、光ディスク
装置1の挿入口15から光ディスク装置1の中に挿入さ
れる。
【0019】図2は、図1に示された光ディスク装置1
を構成する部品を示す図である。
【0020】光ディスク装置1には、ドライブベース1
6、プリント配線板3、絶縁シート4、ディスクローデ
ィングアセンブリ5、フレーム6、固定光学アセンブリ
7、トップカバー8、およびボトムカバー9がある。ド
ライブベース16には、図1に示された光ディスクカー
トリッジ2内の光ディスクを回転させるスピンドルモー
タ14、光ディスク上のデータを読み取る光ピックアッ
プ45、および、プリント配線板3とのコネクタ37が
設けられている。スピンドルモータ14と光ピックアッ
プ45とは精度が必要であるので、ドライブベース16
は前工程で精密に組み立てられる。
【0021】プリント配線板3には、図示されない表側
に光ディスク装置の駆動回路が実装されており、裏面側
にドライブベース16に設けられたコネクタ37と接続
するコネクタ35が設けられている。プリント配線板3
はこのドライブベース16の上に図の状態から反転して
取り付けられ、その上がトップカバー8で覆われる。プ
リント配線板3の端部に設けられているコネクタ36は
上位装置(ホスト)との接続をとるために設けられる。
【0022】カートリッジホルダ5には、図1に示され
た光ディスクカートリッジ2のシャッタを開閉する開閉
アーム38と、光ディスクにデータを記録する磁界を発
生するバイアス磁石アセンブリ50がある。このカート
リッジホルダ5は、絶縁シート4を挟んでプリント配線
板3とドライブベース16の間に取り付けられる。ま
た、ドライブベース16の下面側には、固定光学アセン
ブリ7が取り付けられ、ボトムカバー9で封止される。
プリント配線板3、絶縁シート4、カートリッジホルダ
5、固定光学アセンブリ7、トップカバー8、およびボ
トムカバー9が組み付けられたドライブベース16は、
フレーム6に設けられた防振ゴム46の上に載置され、
ねじ等でフレーム6に固定される。
【0023】図3は、図2に示された光ディスク装置1
のディスクベース16、カートリッジホルダ5、および
固定光学アセンブリ7のみを組み立てた状態を示すもの
である。従って、カートリッジホルダ5には、開閉アー
ム38とバイアス磁石アセンブリ50があり、ディスク
ベース16上にはコネクタ37がある。なお、図3にお
いて39はディスクベース16上に設けられたイジェク
トモータであり、カートリッジホルダ5内に収容された
光ディスクカートリッジを排出する。また、この図3に
示される符号51,52,53はそれぞれフレキシブル
印刷回路(以後FPCという)を示し、FPC51はが
後述するキャリッジと信号の授受を行い、FPC52は
イジェクトモータ39とバイアス磁石アセンブリ50と
信号の授受を行い、FPC53は後述するスピンドルモ
ータと信号の授受を行う。
【0024】図4は、図3からカートリッジホルダ5を
取り外した状態を示す。カートリッジホルダ5に隠れて
いた部分のドライブベース16には、スピンドルモータ
14と光ピックアップ45、およびイジェクトモータ3
9に駆動されるイジェクトレバー49がある。スピンド
ルモータ14の頂部にはターンテーブル13が取り付け
られており、このターンテーブル13が光ディスクのハ
ブと係合して光ディスクを回転させる。また、光ピック
アップ45には、磁気回路48に沿って移動するキャリ
ッジ47があり、このキャリッジ47に光ディスクにレ
ーザ光を照射する対物レンズ49が設けられている。更
に、ドライブベース16の光ディスクカートリッジの挿
入口側(図4の下側)の一端には光ディスクカートリッ
ジの種類を検出するためのカートリッジ識別スイッチ1
9が設けられている。
【0025】識別スイッチ19は、ディスクカートリッ
ジ2に設定されたライトイネーブルを検出するピン3
2、ディスクカートリッジ2に設定されたライトプロテ
クト検出するピン33、ディスクカートリッジ2の光デ
ィスク装置へのローディングを検出するピン31が取り
付けられている。各ピンは、バネによりに付勢されてい
る。カートリッジが挿入されると、カートリッジとロー
ディング検出ピン31とが接触し、ローディング検出ピ
ン31が押下する。更に、ライトイネーブル検出ピン3
2かライトプロテクト検出ピン33のどちらか一方がカ
ートリッジのライトプロテクトスイッチに接触し、接触
した方のピンが押下する。各ピンの押下はFPC53を
介して電気的に図2のプリント配線板3に伝達され、光
ディスク装置1はカートリッジの装着や光ディスクの属
性を認識する。
【0026】図5は、光ディスク装置の本体内に挿入さ
れる光ディスク23の構成を示す。光ディスク23は、
内周部から外周部に向かって複数個のゾーンに分けられ
ており、本実施形態では最内周部がゾーン0、最外周部
がゾーン9である。各ゾーンには複数本のトラックがあ
り、ユーザーデータ領域23bの内周側と外周側に、光
ディスク23の属性情報等が記録される媒体情報管理領
域23aおよび23cが数ゾーン分設けられる。各トラ
ックには、前述のレーザダイオードが発生した光束を単
に反射するID部24(エンボス部、プリフォーマット
部とも呼ばれる)と、光束によってデータを記録したり
再生したりするMO記録部25(データ部とも呼ばれ
る)がある。ID部2は図5において短い黒い線の部分
であり、ピットと呼ばれる多数のエンボスの集合体であ
る。ID部24には、セクタマーク、トラック信号、セ
クション信号、CRC信号などが書き込まれている。こ
のID部2の信号を再生することにより、再生中のゾー
ン番号やトラック番号等を検出することができる。MO
記録部25は、このID部24とID部24の間にある
データを記録するための領域である。
【0027】以上のように構成された光ディスク23の
各セクションの長さはほぼ同じであるので、光ディスク
23の回転速度が一定であった場合は、最外周部のゾー
ン内のID部の周期が最も早いことになる。
【0028】3.5インチ光磁気ディスクカートリッジ
は、128MBでISO/IEC10090、230M
BでISO/IEC13963にて規格化され既に市販
されている。図6は、光ディスク1を格納するカートリ
ッジ2の平面図である。
【0029】カートリッジ2には、開閉自在のシャッタ
ー22が設けられ、光ディスク23の表面に塵埃が付着
することを防止する。シャッター22はバネにより閉ま
る方向に付勢されているが、カートリッジ2が光ディス
ク装置に挿入された状態では開いている。
【0030】また、カートリッジ2には、ディスクがリ
ードオンリーか、ライトイネーブルかを指示するライト
プロテクトスイッチ21が設けられている。ライトプロ
テクトスイッチ21の位置は、光ディスク装置1側で機
械的な接触によって認識される。
【0031】図7は、光ディスク装置1の機能ブロック
図である。
【0032】光ディスク装置1は、ホストコンピュータ
に対し、MPU(マイクロ・プロセッサ・ユニット)4
2がインタフェース43を介してコマンドおよびデータ
の送受信を行う。MPU42には、MPU42の初期動
作に必要なイニシャル・プログラム・ローダ(IPL)
が記憶された読み出し専用のメモリ(ROM)31が接
続されている。識別スイッチ19が検出した情報はMP
U42に送られ、MPU42は、その情報に応じた制御
情報をSPM制御部44へ伝える。
【0033】光ディスク23を回転させるスピンドルモ
ータ(SPM)14は、SPM制御部44により回転制
御される。
【0034】データの再生を行う光ピックアップ45
は、粗動モータ制御部51で制御される磁気回路48に
より光ディスク23の半径方向に移動し、光ディスク2
3のデータ面にレーザ光を照射して、その反射光を受光
する。光ピックアップ37は、レーザ光を照射するため
のLD(レーザダイオード)と光ディスク23のトラッ
クに追従(トラッキング)するためのモータを備えてお
り、LDのフォーカッシングやトラッキングがピックア
ップ制御部52により制御される。光ピックアップ37
により再生されるデータは信号処理部41で処理され
る。
【0035】ピックアップ制御部52、SPM制御部4
4、粗動モータ制御部51はディスクコントローラ9に
よりコントロールされ、ディスクコントローラ9と信号
処理部41との間で信号の送受信が行われる。このディ
スクコントローラ9は、MPU42に対し、クロックに
同期してコマンドやデータの送受信を行う。
【0036】上述のように、光ディスク装置1は、光デ
ィスク23をSPM14により一定角速度で回転させ、
光ピックアップ45を光ディスク23の半径方向に移動
させてフォーカシング、トラッキングを行い、データ再
生を行う。実際には、上述のように、光ピックアップ4
5は、レーザダイオードによって光束を発生する固定光
学部と、この光束をミラーに投射して光路を変更させ、
対物レンズを介して光ディスク23に投射するキャリッ
ジとから構成されている。
【0037】キャリッジの対物レンズはレンズアクチュ
エータの動作により、上位装置から指定された光ディス
ク23上のトラックに位置付けされ、このトラック上に
焦点を結ぶことにより、データの書き込みを行なわせる
か、又は、光ディスク23から反射する光を前述の経路
とは逆の経路で対物レンズとミラーを介して受光し、信
号処理部41においてデータやサーボ情報を再生する。
【0038】モータ49はキャリッジをレールに沿って
移動させるボイスコイルモータから構成されている。
【0039】モード表示灯61は、光ディスクがリード
オンリーかライトイネーブルかを示し、例えば、リード
オンリーのときは点灯し、ライトイネーブルのときは消
灯する。これにより、オペレータは、光ディスク装置1
に投入された光ディスクの属性を認識できる。
【0040】図8は、図7のSPM制御部44の一例を
示すブロック図である。
【0041】クロック発生器416は、所定の基準周波
数のクロックパルスを出力する。
【0042】プログラマブル分周器418は、基準周波
数のクロックパルスをレジスタ420に設定された分周
比に従って分周し、目標クロックを生成する。分周比
は、光ディスクがリードオンリーかライトイネーブルか
によって決まり、MPU42からの指示で設定される。
【0043】誤差検出回路422には、スピンドルモー
タ14に設けられたパルスジェネレータ430からの回
転検出パルスが入力している。パルスジェネレータ43
0の代わりにホール素子や、モータの逆起電力から回転
数を検出してもよい。誤差検出回路422は、プログラ
マブル分周器418からの目標クロックとパルスジェネ
レータ430からの回転検出パルスとの位相差を誤差と
して検出する。
【0044】誤差はフィルタ回路436を通り、ゲイン
制御回路438にて所定のゲイン制御を受ける。ドライ
バ440は誤差に応じた電流をスピンドルモータ14に
流す。
【0045】レジスタ442には、ローディングされて
いる光ディスクの属性に対応するフィルタ定数及びゲイ
ンがセットされ、フィルタ回路436を最適フィルタ定
数に制御し、またゲイン制御回路438を最適ゲインに
制御する。
【0046】図9は、角速度一定制御におけるトラック
位置に対する光ディスクの目標回転速度の特性を示すグ
ラフである。回転速度は、トラック位置によらず、一定
に制御される。また、回転速度は、光ディスクの属性が
リードオンリーであるときのほうが、ライトイネーブル
であるときよりも速い。
【0047】図10は、本発明の光ディスク装置1にお
けるセットアップ処理のフローチャートである。各ステ
ップにおける処理を以下に述べる。 S1:ディスクカートリッジの投入により電源が投入さ
れる。 S2:ディスクカートリッジ12がロードされたか否か
を識別すべく、ローディング検出ピン31の押下状態を
検出する。 S3:カートリッジのロードされている否かを識別す
る。ロードされていれば、ステップS4へ進み、ロード
されていなければステップS2に戻る。 S4:ロードされた光ディスクの属性を識別すべく、検
出ピン32または33の押下状態を検出する。 S5:光ディスクがリードオンリーかライトイネーブル
かを識別する。リードオンリーであればステップS6に
進み、ライトイネーブルであればS9に進む。 S6:高速モードでスピンドル制御のセットアップを行
う。 S7:高速モードに対応した光学系のセットアップを行
なう。例えば、レーザーパワーの強度を2.3mW程度
に設定する。 S8:高速モードに対応した信号処理系のセットアップ
を行なう。 S9:低速モードでスピンドル制御のセットアップを行
う。 S10:低速モードに対応した光学系のセットアップを
行う。例えば、再生動作時は1.7mW程度、記録/消
去動作時は、レーザーパワーを8mW程度に設定する。 S11:低速モードに対応した信号処理系のセットアッ
プを行なう。
【0048】図11は、スピンドル制御のセットアップ
を示すフローチャートである。各ステップにおける処理
を以下に述べる。 S21:そのときの速度モードで決まる回転速度を得る
ための分周比をプログラマブル分周器418にセット
し、CAV誤差検出回路422に対する目標周波数クロ
ックの周波数をセットする。 S22:そのときの速度モードに対応した最適フィルタ
定数をフィルタ回路436にセットする。 S23:最適ゲインをゲイン制御回路438にセットす
る。 S24:各制御パラメータの設定が完了すると、スピン
ドルモータ14を起動する。 S25:スピンドルモータの回転速度が目標値に達した
か否かを識別する。スピンドルモータの目標回転数は、
低速回転モードでは、例えば、4500rpmであり、
高速回転モードでは、例えば、5400rpmである。
達していたらS16へ進み、未達成であれば、達成する
まで監視する。 S26:スピンドルモータ14が目標回転速度に達した
ら、メインルーチンにリターンする。
【0049】上記実施の形態においては、ライトプロテ
クトは、ディスクカートリッジに設けられたライトプロ
テクトスイッチにより設定されたが、ディスクにライト
プロテクト情報を記録することによっても設定できる。
ディスク上には、図5に示されるように、媒体情報管理
領域23aおよび23cが設けられており、媒体の属性
を記録することが可能である。
【0050】ライトプロテクト情報は、ホストコンピュ
ータからの指示により設定および変更可能である。ライ
トプロテクト情報の媒体への書込処理は、上位装置から
のセキュリティ設定コマンドに応答して行なわれる。図
12は、セキュリティ設定コマンドのCDB(コマンド
・ディスクリプタ・ブロック)であり、セキュリティ設
定コマンドとそれに対応する設定事項を示す。ライトプ
ロテクト情報は、コマンド「02」によって設定される
セキュリティレベルのライトプロテクトビットRPで表
現される。
【0051】図13は、ライトプロテクト情報が書き込
まれた光ディスクをスピンドル制御を示すフローチャー
トである。 S31:ディスクカートリッジの投入により電源が投入
される。 S32:ディスクカートリッジ12がロードされたか否
かを識別すべく、ローディング検出ピン88の押下状態
を検出する。 S33:カートリッジがロードされている否かを識別す
る。ロードされていれば、ステップS34へ進み、ロー
ドされていなければステップS32に戻る。 S34:高速モードでスピンドル制御のセットアップを
行う。 S35:光学系のセットアップを行う。 S36:信号処理系のセットアップを行なう。 S37:光ピックアップ37が光ディスク23のセキュ
リティ情報を読み取る。ライトプロテクト情報は、1ビ
ットの数値情報から構成されており、ライトプロテクト
ピットRPは、光ディスクがリードオンリーであれば
「1」、ライトイネーブルであれば「0」が書き込まれ
ている。 S38:光ディスクがリードオンリーかライトイネーブ
ルかを識別する。リードオンリーであれば、セットアッ
プ処理を終了する。ライトイネーブルであればS39に
進む。 S39:低速モードでスピンドル制御のセットアップを
行なう。 S40:低速モードに対応した光学系のセットアップを
行う。 S41:低速モードに対応した信号処理系のセットアッ
プを行なう。
【0052】なお、図13におけるステップS34およ
びS39におけるスピンドル制御のセットアップは、図
11に示される手順とほぼ同様であるので、ここでは省
略する。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ディ
スクがリードオンリーかライトイネーブルかに応じて、
予め、スピンドルモータの回転制御モードを設定するの
であり、スピンドルモータの回転動作中に、上位装置の
コマンドに応じて回転速度を切り替えるわけではない。
そのため、切替時間を考慮しなくてもよい自由度の高い
速度設定ができる。その結果、リードオンリーのディス
クの回転速度を最大限に速い値に設定できる。また、大
きなトルクを発生させる大型のモータを使用する必要な
く、ディスク装置の小型化が図れる。また、ユーザー
は、再生情報の高速転送用として使用したい場合は、ラ
イトプロテクトスイッチをオンしておくだけでよく、再
生が主体のユーザーの使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスク装置の外観図である。
【図2】光ディスク装置の分解図である。
【図3】光ディスク装置の平面図である。
【図4】図3において、ディスクカートリッジアセンブ
リを取り外した状態を示す図である。
【図5】光磁気ディスクの構成を示す図である。
【図6】光磁気ディスクカートリッジの平面図である。
【図7】光ディスク装置の機能ブロック図である。
【図8】スピンドル制御部のブロック図である。
【図9】トラック位置に対するスピンドルモータの回転
速度の特性を示すグラフである。
【図10】本発明の光ディスクドライブにおけるセット
アップ処理のフローチャートである。
【図11】スピンドル制御のセットアップを示すフロー
チャートである。
【図12】セキュリティ設定コマンドのCDBである。
【図13】ライトプロテクト情報が記録された光ディス
クがローディングされた光ディスクドライブにおけるセ
ットアップ処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・光ディスク装置 2・・・光ディスクカートリッジ 23・・・光ディスク 42・・・MPU 14・・・スピンドルモータ 44・・・スピンドルモータ制御部 21・・・ライトプロテクトスイッチ 31・・・ローディング検出ピン 32・・・ライトイネーブル検出ピン 33・・・リードオンリー検出ピン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクにライトプロテクトがかかって
    いるか否かを検出する検出手段と、 前記ディスクを回転させるスピンドルモータと、 前記検出手段の検出結果に応じて、前記スピンドルモー
    タの制御モードを切り換えるコントローラと、を備える
    ことを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段がライトプロテクトがかか
    っていることを検出すると、前記コントローラは、ディ
    スクの回転速度をライトプロテクトがかかっていないと
    きよりも速くすることを特徴とする請求項1に記載のデ
    ィスク装置。
  3. 【請求項3】 前記コントローラは、前記検出手段がラ
    イトプロテクトがかかっていることを検出すると、ディ
    スクに照射するレーザ光のパワーをライトプロテクトが
    かかっていないとき以上にすることを特徴とする請求項
    2に記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、ディスクを格納するカ
    ートリッジに設けられたライトプロテクトスイッチの状
    態を検出することを特徴とする請求項1または請求項3
    のいずれかに記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、前記ディスクに記録さ
    れたライトプロテクト情報を読取ることを特徴とする請
    求項1ないし請求項3のいずれかに記載のディスク装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009282993A (ja) * 2002-10-03 2009-12-03 I-O Data Device Inc ハードディスク管理装置

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