JP2001101271A - 認証・決済代行機関によるネットワーク上の決済システム - Google Patents

認証・決済代行機関によるネットワーク上の決済システム

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JP2001101271A
JP2001101271A JP31139699A JP31139699A JP2001101271A JP 2001101271 A JP2001101271 A JP 2001101271A JP 31139699 A JP31139699 A JP 31139699A JP 31139699 A JP31139699 A JP 31139699A JP 2001101271 A JP2001101271 A JP 2001101271A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子商取引において、クレジットカード情報の
悪用などの問題を避け、購入者、販売者双方にとって安
全な取り引きが実現できる方法を購入者の操作が簡単な
方法で構築する。 【解決手段】第三者の認証・決済代行機関を介在させ、
支払いに関する認証手続きを購入者と当該代行機関の間
だけで完結することによりクレジットカード番号等の購
入者情報が販売者に伝わることを防ぎ、且つ当該代行機
関の確認行為と支払い予約行為によって販売者に対する
購入者の信用を補完する。又、販売者が商品を発送した
時点で取り引きが成立することとし、発送後一定期間を
経過した後、即ち購入者が商品を受け取ったと想定され
る時点で当該代行機関が代金支払いを実行する方法によ
り販売者の信用を補完する。これによりトラブルが生じ
た場合にも相当程度対処できる仕組みを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する分野】本発明は、インターネットなどネ
ットワーク上の電子商取引における決済方法に関する。
【0001】
【従来の技術】近年のインターネットの普及に伴い、今
後一般家庭にも急速に電子商取引が普及していくものと
予想されているが、決済手続きの安全性、簡便性が課題
として残っている。クレジットカード情報の悪用といっ
た問題に対し、高度な暗号化技術を用いた安全な決済方
法が提案されているが、一般の主婦が使うには煩わし
く、安全性は劣っていても簡便な方法、銀行振込等これ
まで使い慣れた支払い方法などの方が好まれているのが
実状である。また如何に高度な暗号化技術を用いても、
販売者に悪意があった場合には、代金を支払ったにも拘
わらず商品が届けられないなどといったトラブルは避け
ようがない。
【0002】ネットワーク上の取引では、1)商品を実
際に見たり触ったり出来ない、2)商品を代金と引き替
えに手渡しできないといった制約がある上、今後電子商
取引が普及すると、3)名前の知られていない、即ち信
用度が不明な零細企業、個人の販売者が多数登場する、
4)悪意のある販売者、購入者が登場するといったこと
も予測され、こうした課題に対しての対策も求められ
る。電子商取引が広く普及する上では、商品を販売する
企業と購入する個人が相互に安心できる決済システムを
用いることが望ましいが、それがない場合は、企業を信
用して購入者が先に送金し、入金を確認の上で販売者が
商品を発送するか、安全性の欠けるシステムを用いて決
済した後に販売者が商品を発送するか、あるいは販売者
が商品を先に送って、購入者が受け取った後に送金する
か、いずれにしろ詐欺行為などの危険性を一定程度覚悟
した取り引きとならざるをえない。また高度な暗号化技
術を用いるために煩雑な入力操作を必要としたり、カー
ド番号など個人情報の悪用に常に気を使い続けなければ
ならない。実際、米国でクレジットカード番号を用いて
電子商取引が成長しているのも、販売者等が悪用された
場合の損失補填を保証しているからだと言われている。
【0003】米国で普及しているエスクロー会社のよう
な決済機関を想定しても、電子商取引で商品が注文され
宅配されてくるような販売方法では、購入者にとっては
商品の受け取りの有無をいちいち返答することは煩わし
く、エスクロー会社が購入者に確認を取るには購入金額
に対して手間がかかり過ぎる。また、エスクロー会社が
販売者に対し、購入者の商品受け取り確認の責を負う、
即ち確実な代金支払いの責まで負うことは現実的でな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電子商取引の決済を安
全、簡便に行うということは、1)対価を支払った購入
者は、信用度が未知の販売者から確実に該当商品を受け
取ることができる、2)該当商品を発送した販売者は、
信用度が未知の個人から確実に対価を回収できる、3)
購入者、販売者いずれかに悪意があり、商品を受け取っ
たにも拘わらず対価の支払いを拒絶する、対価を受け取
ったにも拘わらず商品の発送を拒絶する、知り得たクレ
ジットカード情報を悪用するといった問題が発生した場
合や、商品に問題があることが判明したにも拘わらず双
方の合意解約がなされないといった場合にも一定程度対
処できるということであり、購入者にとって簡単な入力
操作でそうした課題を解決する決済システムが求められ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】こうした課題に対し第三
者の認証・決済代行機関を介在させ、支払いに関する認
証手続きを購入者と当該代行機関の間だけで完結するこ
とによりクレジットカード番号等の個人情報が販売者に
伝わることを防ぎ、且つ当該代行機関の確認行為と支払
い予約行為によって購入者の信用を補完するものとす
る。又、販売者が商品を発送した時点ないしそれを代行
機関に報告した時点で取り引きが成立するものとし、そ
の後一定期間を経過した後、即ち商品を既に受け取った
と考えられる時点で当該代行機関が決済を実行する方法
により、購入者に異議を訴える機会を与え販売者の信用
を補完する。これにより、悪意の販売者や購入者が登場
した場合や、商品に関するトラブルが生じた場合にも相
当程度対処できる仕組みを提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第一の特徴は、電子商取
引を行おうとする購入者(以下、単に購入者という)が
予め登録していた認証・決済代行機関(以下、単に代行
機関という。)が口座番号などの購入者情報等の管理を
行い、販売者にはそうした情報が伝わらない点である。
口座番号などの購入者情報が販売者に伝わらない以上、
悪意を持つ販売者であっても購入者情報を悪用しようが
ない。販売者としては代行機関の認証、支払い行為を信
用して取引を行うことになるが、銀行、クレジットカー
ド会社、有名ポータルサイトなどを代行機関として想定
すれば、代行機関が代行することで生じる取引リスクは
無視できる。
【0007】第二の特徴は、販売者の商品発送時までに
商品代金支払いの予約行為が行われるのであるが、販売
者が商品を発送した時点ないしそれを代行機関に報告し
た時点で取り引きが成立したものと見なし、且つそこか
ら一定期間支払いが実行されない点である。これによ
り、商品受け渡しの事実確認の手続きを排しつつ、購入
者に代金支払いの停止を申し立てる機会を与え、代金を
支払ったにも拘わらず商品が届けられないといったトラ
ブルを回避することができるようにしている点である。
【0008】第三の特徴は、購入者が代行機関を継続的
に利用することにより、購入者は商品の購入、支払い状
況を頻繁に確認できるためトラブルの発生をある程度未
然に防止できる点である。更に、購入者が代行機関にア
クセスする度に次回アクセス時に用いるための変更され
たパスワードを受け取りあるいは申請することにより、
ネットワーク上で悪意を持つ者が不正に侵入しようとす
ることを相当程度防ぐことができ、後述するエージェン
トが独自に持つパスワードと組み合わせれば、解読の非
常に難しい暗号化技術も簡単に利用することが可能にな
る。継続的な利用によって代行機関に購入履歴が蓄積さ
れ、これによって販売者に当該購入者の信用度を示しう
るであろうし、逆に販売者が繰り返し本代行機関を介し
て販売を行えば、販売者の信用度も新規の購入者に対し
て示しうる。取り引き前に信用度を確認し取り引きを中
止する、信用度の提示を拒絶する購入者、販売者との取
り引きを中止するといった対策も取りうる。
【0009】代行機関は、購入者からの代金支払い作業
を代行する者であり、販売者が商品を発送したという情
報に基づき、その時点から一定期間経過した後に購入者
に代わって予め購入者が契約している銀行、カード会社
その他の金融機関(以下、単に金融機関という。)に対
し購入商品の代金の支払いを指示する。ここでいう一定
期間とは、宅配による商品発送の場合はそれが配達され
るに十分な期間、例えば一週間程度が適当と考えられ、
ネットワークで送信できる音楽、ゲームその他の電子デ
ータ化できる商品であれば数分で十分と思われる。この
代行機関としては、電子ショッピングモールの運営者や
本発明者が出願した特許願(受付番号19916500
079)における情報提供システム運営者、銀行、クレ
ジットカード会社などが想定される。
【0010】予め購入者は代行機関と、自らの預金口座
からの商品購入代金の引き落とし、販売者への支払いの
業務代行を委託する委託契約(以下、単に委託契約とい
う)を締結し、その実行に際しての認証方法を登録す
る。この認証方法は、パスワード、電子データ化された
筆跡や声紋などどのような形態でもよい。委託契約にお
いては、1)登録された認証方法に基づく認証手続きを
経た後、購入者が代行機関に伝えた購入予定商品の対価
を本委託契約に定められた方法で、当該購入予定商品の
販売者(以下、単に販売者という)に対し支払うよう、
代行機関が購入者に代わって金融機関に指示するという
業務が委託されていること、2)代行機関は、購入者と
金融機関の契約内容を確認し、商品購入の度に購入者の
支払い余力を確認し、金融機関に対し支払い予約を行う
こと、3)金融機関に支払い予約を行った事実を代行機
関が販売者に伝えること、4)販売者が商品を発送した
ことを代行機関が知りえた時点で、その事実を購入者に
伝えること、5)販売者が商品を発送した後、一定期間
内に購入者から支払い停止の申請が無かった場合、ある
いは商品受け取りの確認が合った場合は、金融機関に対
し、予約されていた代金支払いの実行を指示すること、
6)トラブルが生じた際の対処方法の取り決め、7)0
011項の代行機関と金融機関の締結する業務協定に関
する事項などが記載されている。
【0011】代行機関は0010項の委託契約に基づ
き、金融機関と業務協定を締結する。この業務協定にお
いては、1)代行機関は、購入者の商品購入情報に基づ
き、認証手続きを経て、金融機関に代金支払い余力の有
無の確認と購入者に代わっての支払い予約を行なうこ
と、2)この支払い予約は、その後の購入者のその他の
支払い事項に優先すること、3)支払い予約から一定期
間が経過した後、代行機関から支払いの実行ないしは停
止、延期、保留の指示があり、金融機関はこれに従うこ
とといった事項が記載されている。
【0012】購入者は販売者からの購入商品を決定する
と、代行機関に認証手続きを経て、購入商品の販売者、
支払額、支払条件などの情報を伝える。販売者には購入
者から、同一の内容と併せて、代行機関が支払い行為を
代行する旨が伝えられる。販売者は、代行機関から支払
い予約を行ったことの確認を受け、代行機関が提示した
代金支払条件を承諾した後、該当する商品を発送し、そ
の旨と販売者の振り込み口座を代行機関に伝える。この
代金支払条件には、代金支払い予定に関する事項と商品
が届かなかった場合などトラブルが生じた場合の対処方
法が記述されている。
【0013】代行機関は購入者に対し、販売者が商品を
発送した後一定期間を経過する代金支払いの実行予定日
時を伝え、それまでに異議がなければ金融機関に予約し
ていた代金支払いの実行を指示する。
【0014】購入者は、代金支払いの実行予定日時まで
に商品が届かなかった場合や、配送された商品が申し込
んだ物と異なっていた場合など決済条件を満たさない事
態が発生した場合は、その事実を代行機関に伝える。代
行機関は購入者から決済条件が満たされていないとの申
し出を受けたときは、販売者、宅配業者などに事実確認
を行い、その結果を購入者に伝えるとともに、一定期間
代金支払いの実行を保留するよう金融機関に指示する。
例えば一ヶ月間保留されるというように、この一定期間
が十分長ければ、悪意のある販売者に騙された購入者は
それなりの対抗処置を執りうるであろう。悪質であれば
ネット上の掲示板で知らせるなどの状況も予想され、多
数の購入者を騙すことができず僅かな販売数しか期待で
きない悪意のある販売者自身が、本発明による決済シス
テムの利用を敬遠することが期待できる。
【0015】購入者が悪意で代金支払い停止を申し出る
場合も想定しうるが、代行機関は販売者、宅配業者に確
認を行い、一定期間支払い予約の実行を延期している
間、販売者と購入者両者の協議が行われるのであるか
ら、むやみに詐取することはできない。
【0016】0014項の一定期間内に購入者と販売者
の協議が調った場合は、代行機関はその協議結果に従い
金融機関に対し代金支払いの実行、修正、停止を指示す
る。一定期間内に両者の協議が調わなかった場合は、予
め委託契約及び販売者に提示した代金支払条件に記載さ
れた対処方法に基づき、金融機関に対し代金支払いの実
行、修正、停止を指示する。
【0017】こうした一連の行為はインターネット上で
行われることが効率的と思われるが、その一部ないし全
部をインターネット以外のネットワーク上で行ってもよ
いし、郵送、電話、面談など他の方法を組み合わせて行
ってもよい。
【0018】この一連の取り引きにおいては、代行機関
が最初の代金支払い予約を行い、購入者が販売者に商品
購入申し込みを行った時点で、購入者が販売者に対し停
止条件付きの契約締結を申し出たことになる。購入者が
販売者に送付した商品購入申し込みの電子メールに記載
された契約内容にもよるが、販売者が商品を発送した時
点ないし代行機関に商品発送を報告した時点で取り引
き、即ち商品売買契約が成立しているものとする。従っ
て、基本的にはそれ以降の商品引き渡しと代金支払い
は、既に成立している商品売買契約に従って双方に実行
する義務が生じており、代金支払いさえ行えば購入者に
は商品受け取りの報告義務は生じない。
【0019】但し、販売者に送付された商品購入申し込
みの電子メールに記載された代金支払条件の中には、購
入商品の代金支払いが延期、保留されたり契約が解除さ
れる場合の条件が記載されており、これと商品発送後一
定期間経過時点で代金が支払われることによって、購入
者の商品受け取りが担保される仕組みになっている。
【0020】代行機関は、単に購入者の商品購入申し込
み文書を作成し、購入者が行うべき行為を購入者に代わ
って販売者や金融機関に対して行っている立場にあり、
この代行行為を適切に行っている限り、購入者と販売者
の間の取り引き内容について争いが生じても、それ自体
に関与するものではない。あくまで代金支払条件に基づ
いて代金支払いを実行、保留、延期、停止することによ
って、トラブルが発生した場合に購入者と販売者の協議
の機会を作っていることになる。代行機関は、定められ
た期間内に購入者から異議が無かったこと、あるいは代
金支払条件に基づいて金融機関に代金支払いの実行を指
示するのであり、商品受け渡しの事実確認に基づいて指
示しているわけではない。
【0021】従来のエスクロー機関と本代行機関は、
1)正常な取り引きであれば販売者の商品発送をもって
取り引きが成立しているものとし、商品の受け渡しが確
認されることなく、一定期間経過後に販売者に代金が支
払われる点、2)代行機関は単に購入者の行為を代行し
ている立場にあり、代金の支払いをするにあたって商品
の適切な受け渡しを確認しているわけでもなく、商品に
関するトラブルなど取り引き内容についての争い自体に
は関与しないという点で大きく異なる。
【0022】代行機関が予め締結された委託契約や承諾
された代金支払条件に従って機械的に業務を行う結果、
購入者の端末上に所在するエージェントを使い、インタ
ーネットなどネットワーク上での電子商取引の決済シス
テムを構築することが可能となる。
【0023】購入者が継続的に使う代行機関であれば、
購入者の購買履歴が蓄積されていき、購入者の信用を代
行機関が第三者として評価し販売者に示すことも可能に
なる。繰り返し同代行機関を使って販売を行った販売者
の信用度も同様に評価して購入者に示すことができる。
【0024】販売者にとっては、購入者から直接代金を
回収しようとしていたところ、いきなり第三者の代行機
関が登場することで戸惑う場合もあると思われる。販売
者にとっては、購入者ないし代行機関が提示した代金支
払条件に同意して商品を販売することとなるが、この代
行機関が銀行、クレジットカード会社であったり有名な
ポータルサイトであれば、販売者は代金回収リスクをほ
とんど意識せずに済み、むしろ有効な販売促進手段とし
て受け入れられるものと思われる。
【0025】認証方法をより確かなものにするために
は、登録時の手続にインターネットと郵便物の両方を用
いてパスワードの受け渡しや本人確認を行う、エージェ
ントを用いた場合は、前回の商品購入時に次回のパスワ
ードを変更して予め伝えておくなどの方法で認証方法を
毎回変更し、これをエージェントが自動的に行うなどの
方法が取りうる。
【0026】また、販売者も予め代行機関に登録してお
くことで、販売者と代行機関の認証方法を取り決めてお
き、これによって取り引きの安全性を高めることもでき
る。
【0027】購入者と販売者が取引を行うにあたって、
それぞれが代行機関に相手方のこれまでの購入、販売履
歴の中でどの程度トラブルが発生したか、といった信用
情報を問い合わせる仕組みが考えられる。これにより、
初めて取引を行う者よりは健全な取引実績のある者の方
が信頼されることになるし、頻繁にトラブルを発生させ
る購入者あるいは販売者は自然に閉め出されていく。
【0028】トラブルが発生した場合は、購入者と販売
者が一定期間協議し、その間支払いは延期されることに
なるが、一定期間経過した後も協議が調わなかった場合
については、商品の購入申し込み時に代金支払条件の中
で予め対処方法を定めておくこととする。例えば、販売
者、購入者いずれか過去のトラブル発生率の低い方が商
品の代金を預かることして取り決めておき、その後の両
者の争いの結果に委ねるといった方法が現実的かと思わ
れる。尚、この対処方法は任意に取り決めて良い。以
下、このトラブル発生時の対処方法は代金支払条件の中
に記載されているものとする。
【0029】代行機関と金融機関、販売者とのやり取り
については高度な暗号化技術を用いて安全性を高めたと
しても、購入者と代行機関の間での認証手続きその他の
やり取り及び購入者から販売者への発注行為は購入者の
エージェントを用いて入力操作が簡便な方法で実現でき
る。
【0030】エージェントを用いない場合は、購入者は
販売者に代行機関のIPアドレスを記載した注文文書を
eメールで送付し、同一の物を代行機関にも送付し、代
行機関が金融機関に支払い予約をした上で販売者に代金
支払条件を記載した注文文書を送付し、販売者がこれと
先の購入者からの注文文書を照合して商品を発送し、そ
れを代行機関に報告することで取り引きを成立させるこ
とができる。
【0031】購入者が予め登録した代行機関を使わず、
販売者が予め登録した代行機関を用いる方法もあり得
る。この場合は、購入者が利用する金融機関の代金引き
落とし口座に関する情報をその都度入力し、代行機関が
確認を行う必要が生じるなど、購入者の端末入力の煩わ
しさが増えてしまうが、取り引きの安全性については同
様の効果を期待できる。また、購入者が利用できる金融
機関は既に代行機関と業務協定を締結しているものに限
られる。以下、その場合の実施の形態を記す。
【0032】代行機関は販売者と、購入者の預金口座か
らの、あるいはクレジットカードでの代金引き落としの
可否の確認行為と、販売者に代わって金融機関に代金請
求を行うこととその方法についての業務委託契約を締結
する。この業務委託契約においては、1)代行機関が販
売者と購入者に代わって、購入者の口座、支払い余力の
確認、支払い予約、支払いの実行、保留、停止などの指
示を金融機関に対して行うこと、2)それらの行為につ
いて購入者から承諾を受けること、3)代金支払いを予
約した時点で販売者にその旨を伝えること、4)販売者
が商品を発送した後、一定期間内に購入者から支払い停
止の申請が無かった場合あるいは受け取りの確認があっ
た場合には、金融機関に対し予約されていた代金支払い
の実行を指示すること、5)トラブルが生じた際の対処
方法の取り決めなどが記載されている。
【0033】代行機関と金融機関が締結する業務協定は
先の方法と同様であるが、購入者の認証手続きについて
は、購入者と金融機関の間で取り決められた方法に従
う。
【0034】先の方法と異なり、購入者は、販売者のサ
イトの注文書式に注文商品、送付先、支払いに関する取
引口座などの情報を入力し、それが代行機関に送られる
ことになる。代行機関は購入者の支払いに関する情報を
金融機関に確認し、支払い余力があった場合には金融機
関に支払い予約を行い、販売者にその旨を伝える。その
報告を受けて、販売者が商品を発送した時点ないしはそ
れを代行機関に報告した時点で取り引きが成立すること
とする。
【0035】取り引きが成立した時点から一定期間内に
購入者からの支払い停止の申し出が無ければ、予約され
ていた支払いは実行され、取り引きが完結する。支払い
停止の申し出があった場合には、先の方法と同様、支払
いが延期、保留され、又は停止される。トラブルは同様
に当事者である購入者と販売者の協議に委ねられる。
【0036】購入者が登録した代行機関による決済方法
でのサービスが開始されると、販売者も自ら登録をす
る、あるいは販売者が登録した代行機関によるサービス
が開始されると購入者も登録を始めるといった形で、本
特許願で述べた二通りの方法が混在した形態も想定され
る。基本的に購入者にとって安全性の高い決済方法であ
るため、販売者の登録から始めたとしても、購入者がそ
れを利用する度に自ら登録し、購入者の登録が増大して
いくといった効果が期待しうる。購入者の登録が増えれ
ば、販売者の登録増も期待できよう。
【0037】
【実施例】以下、購入者が登録した代行機関15を用い
る場合を記す。購入者11は代行機関15に登録し、商
品購入に当たっての業務委託契約を締結する。この委託
契約では、0010項に示された内容が合意されてい
る。また、購入者の住所、氏名、電話番号、IPアドレ
ス、商品代金を引き落とす金融機関の口座情報とパスワ
ードその他の情報が代行機関に登録され、代行機関がこ
れを用いて種々の確認その他の行為を行うことが委託さ
れる。
【0038】購入者11は代行機関15からエージェン
ト12をダウンロードする。エージェント12は購入者
の端末機器上で自律的に活動を行うプログラムであり、
購入者11に代わって代行機関15宛のeメールを自動
作成したり、ネットワーク接続時に代行機関15から送
られてきたeメールを直ちに受け取り表示する、代行機
関15から送られてきたeメールの中に記述された販売
者14宛の注文文書案を購入者11の確認行為を経て、
正式な注文文書として販売者14にeメールで送付する
といった機能を持つものである。
【0039】上記業務委託契約に基づき、代行機関15
は金融機関13と業務協定を締結し、その中で代行機関
15が認証手続きを経て、購入者11の申し出と前記業
務委託契約に基づき、商品購入代金の支払い予約、支払
いの実行、停止、延期、修正などを指示することが取り
決められる。また、この業務協定においては、代行機関
15が代金支払い予約を行った場合は、当該支払い予約
はその後のその他の支払いに優先する旨が確認されてい
る。
【0040】購入者11は、インターネット上の販売者
14のWebサイトで購入希望の商品を見つけると、販
売者14の注文書式のHTMLフォームに購入商品を記
入した段階でエージェント12を呼び出し、エージェン
ト12はそのHTMLフォームと販売者のIPアドレス
をコピー、記述したeメールを作成し、代行機関15に
送付する。この際、エージェント12は前回の注文ない
しは登録時に代行機関15から取得したパスワードを用
いて、代行機関15との間で購入者の認証手続きを行
う。このeメールの作成、送付、認証手続きはエージェ
ント12が自動的に行うこととする。
【0041】上記eメールを受け取った代行機関15
は、当該HTMLフォームに購入者11の住所、氏名、
電話番号等を記入し、これと代行機関15が支払い行為
を代行する旨と代金支払条件、販売者から代行機関に送
付されるeメールの書式を書き添えた販売者14宛の注
文文書案を作成しエージェント12に送付する。この注
文文書案はエージェント12によって、直ちに購入者1
1の端末機器上に表示される。代金支払条件には、1)
販売者が商品を発送し一定期間が経過した後に商品購入
代金が支払われる旨、2)代金が支払われない、あるい
は支払いが保留されることとなる場合、3)購入者11
と販売者14の間でトラブルが発生し、且つ協議が調わ
なかった場合の代金支払いに関する取り決めなどが記載
されている。
【0042】購入者11は、代行機関15から送られて
きた注文文書案を確認し、販売者14に正式な注文文書
として発信し商品注文を行う。同時に、同一内容の文書
がエージェント12によって代行機関15に送られ確認
される。
【0043】代行機関15は注文文書を受け取ると、金
融機関13に購入者11の預金残高、カード利用限度額
内での支払い余力の有無を確認し、支払い余力があった
場合は金融機関13に対して支払い予約を行い、販売者
14に対し、購入者11の支払い予約がなされた旨をe
メールで伝える。金融機関13は、当該支払い予約をそ
の後に生じたその他の支払いに優先させる。余力がなか
った場合は、代行機関15は購入者11と販売者14に
対し、支払い余力不足で商品注文が取り消された旨を伝
える。
【0044】販売者14は、提示された代金支払条件に
合意し、商品を発送すると、その合意と商品発送の旨を
eメールで代行機関15に伝える。このとき、販売者1
4は代行機関15に対し、購入者11のこれまでのトラ
ブル発生率などの信用度指標を確認することもでき、商
品販売を望まない場合は、その旨を購入者11又は代行
機関15に伝える。
【0045】代行機関15は販売者14からのeメール
での返答を受け取り、販売者14が商品注文に応じたこ
とを確認し、支払い予定日を販売者14の商品発送後一
定期間経過した日時とするよう金融機関13に対して支
払い予約の修正を行う。販売者14からの返答が一定期
間内になければ、代行機関15は当該取引が中止された
ものと見なし、その旨を金融機関13とエージェント1
2を介して購入者11に伝える。
【0046】代行機関15はエージェント12を介して
購入者11に対し、商品が発送された旨と代金引き落と
しの予定日時とをeメールで知らせ、商品が届かない、
注文した物と異なる等の問題が発生した場合はその予定
日時までに代理機関15に支払い停止の申し出を行うこ
とを求める。
【0047】代金支払い予定日時を過ぎても購入者11
から代金支払いの停止の申し出が無かった場合は、無事
に当該商品が届けられたものと見なし、購入者11の金
融機関の口座から販売者14に対して代金の支払いが実
行される。代行機関15は、購入者11のエージェント
12に次回使用するパスワードを渡す。
【0048】購入者11が代金の支払いの停止を申し出
た場合は、代行機関15は金融機関13に対し代金の支
払いを更に一定期間延期する旨を伝える。商品が届いて
いなかった場合は、代行機関15は販売者14や販売者
14が利用した宅配業者に商品発送、受け渡しの有無を
確認し、それを購入者11に伝える。購入者11は販売
者14と協議することとなり、代行機関15はその協議
が調うのを待つ。
【0049】購入者11と販売者14の協議が調えば、
代行機関15は双方からのeメールによってそれを確認
し、その結果に基づいて金融機関13に指示する。
【0050】購入者11と販売者14の協議が調わなか
った場合は、代行機関15は予め取り決めておいた代金
支払条件に従って、金融機関13に対し代金支払いの実
行ないしは停止を指示する。購入者11と販売者14
は、予め定めておいた代金支払条件に従い代金支払いが
停止された状態又は実行された状態で、協議を継続する
ことになる。
【0051】上記実施例において、スパムと言われる承
諾されていない販売促進電子メールが送られてくるのを
防ぐために、購入者11から販売者14宛に代行機関1
5経由で注文文書を送付し、販売者14に購入者11の
IPアドレスを伝えないといった方法も採りうる。
【0052】次に、販売者14が登録した代行機関15
を用いた実施例を記す。販売者14は代行機関15に登
録し、代金回収に当たっての業務委託契約を締結する。
この委託契約では、0032項に示された内容が確認さ
れ、販売者の住所、名称、電話番号、IPアドレス、代
行機関15が業務協定を締結した金融機関13の名称
等、販売者14の振り込み口座その他の情報が代行機関
15に登録され、代行機関15が購入者11から購入商
品の代金支払いの代行することを引き受けることが委託
される。
【0053】上記業務委託契約に基づき、代行機関15
は金融機関13と業務協定を締結し、その中で代行機関
15が金融機関13と購入者11の間での認証手続きを
金融機関13が取り決めた方法で代行し、購入者11の
申し出と前記業務委託契約に基づき、商品購入代金の支
払い予約、支払いの実行、停止、延期、修正などを指示
することが取り決められる。また、この業務協定におい
ては、代行機関15が代金支払い予約を行った場合は、
当該支払い予約はその後のその他の支払いに優先する旨
が確認されている。
【0054】購入者11は、インターネット上の販売者
14のWebサイトで購入希望の商品を見つけると、販
売者14の注文書式のHTMLフォームに購入商品、配
送先、代金引き落とし金融機関名、口座名、パスワード
その他の必要事項を記入し、代行機関15が金融機関1
3に代わって認証手続きを行い、代行機関15が販売者
14に代わって金融機関への支払い予約、支払いの実
行、保留、延期、停止を指示すること、及び代金支払条
件を承諾することに電子署名する。尚、この方法は購入
者11が基本的に初めて商品注文を行う者だと想定する
ものであり、トラブルが生じて両者の協議が調わなかっ
た場合は代金支払いが実行されることになる。従って、
代金支払条件は販売者のWebサイト上で既に購入者1
1に提示されている。代金支払条件には、1)販売者1
4が商品を発送し一定期間が経過した後に商品購入代金
が支払われる旨、2)代金が支払われない、あるいは支
払いが保留されることとなる場合、3)購入者11と販
売者14の間でトラブルが発生し、且つ協議が調わなか
った場合は代金支払いが実行されることなどが記載され
ている。
【0055】以上が記述された商品注文文書は、購入者
が送信ボタンを押すと代行機関15に送信されるように
設定されている。代行機関15はこの注文文書を受け取
ると、代行機関15が業務協定を締結した金融機関の内
で購入者11が指定した金融機関13に問い合わせ、購
入者11の支払い余力を確認し、支払い予約を行う。余
力がなかった場合は、代行機関15は購入者11と販売
者14に対し、支払い余力不足で商品注文が取り消され
た旨を伝える。
【0056】代行機関15は、購入商品の確認リスト、
支払い予約を行った旨を購入者11に送付し、販売者1
4にはこれらの内容と、購入商品の送付先を加えたもの
を送付する。購入者11の代金引き落とし口座等の情報
は伝えない。
【0057】販売者14が商品を発送し、その旨をeメ
ールで代行機関15に伝えると取り引きは成立したこと
になる。代行機関15は販売者14からの返答で販売者
14が商品発送したことを確認し、支払い予定日を販売
者14の商品発送後一定期間経過した日時とするよう金
融機関13に対して支払い予約の修正を行う。
【0058】代行機関15は購入者11に対し、商品が
発送された旨と代金引き落としの予定日時とをeメール
で知らせ、商品が届かない、注文した物と異なる等の問
題が発生した場合はその予定日時までに代理機関15に
支払い停止の申し出を行うことを求める。
【0059】代金支払い予定日時を過ぎても購入者11
から代金支払いの停止の申し出が無かった場合は、無事
に当該商品が届けられたものと見なし、購入者11の金
融機関の口座から販売者14に対して代金の支払いが実
行される。
【0060】購入者11が代金の支払いの停止を申し出
た場合は、代行機関15は金融機関13に対し代金の支
払いを更に一定期間延期する旨を伝える。商品が届いて
いなかった場合は、代行機関15は販売者14や販売者
14が利用した宅配業者に商品発送、受け渡しの有無を
確認し、それを購入者11に伝える。購入者11は販売
者14と協議することとなり、代行機関15はその協議
が調うのを待つ。
【0061】購入者11と販売者14の協議が調えば、
代行機関15は双方からのeメールによってそれを確認
し、その結果に基づいて金融機関13に指示する。
【0062】購入者11と販売者14の協議が調わなか
った場合は、代行機関15は予め取り決めておいた代金
支払条件に従って、金融機関13に対し代金支払いの実
行を指示し、購入者11と販売者14は、代金支払いが
実行された状態で協議を継続することになる。
【0063】販売商品がゲームソフト、音楽などネット
ワーク上で電子データとして配信される物である場合も
同様に決済することができる。安全性を高めるためにデ
ータを暗号化し、暗号解読キーを別途送信する場合は、
暗号化されたデータを販売者14から購入者11に直接
配信し、暗号解読キーを販売者14から代行機関15経
由で購入者11に配信するという方法も採りうる。
【0064】但し、販売者14の注文フォーマットを用
いて配信が自動化されている場合、クレジットカード番
号が記載されていないと配信されないことも想定され
る。この場合は、販売者14が人手によって注文文書を
確認して配信を行う必要が生じてくるため、予め代行機
関15と販売者14が業務委託契約を締結し、本発明に
よる決済方法を販売者14の配信システムに組み込んで
おくことが望ましい。
【0065】以上の実施例ではインターネットを用いた
場合を想定したが、他のネットワーク上の電子商取引で
もかまわない。また、契約、協定の締結、報告行為など
一連の行為の一部を電話、面談その他の伝達手段を用い
て行ってもよい。
【0066】
【発明の効果】販売者、購入者相互に初めての取引であ
っても、販売者が代金回収を確実に行うだけでなく、購
入者も確実な商品受け取りを期待できるため、知名度の
低い個人、零細企業であっても購入者は安心して商品を
注文でき、その結果販売者は電子商取引での販売促進を
期待できる。インターネット上でのオークションなどの
個人間取引やクーリングオフの適用が想定される場合の
対処にも適している。
【0067】比較的高度な暗号化技術は必要とせず、購
入者にとっては安価で簡便なシステムであるため、普及
を図りやすい。購入者は販売者にクレジットカード番号
などを伝える必要が無く、それを悪用される心配がな
い。
【0068】購入者は、従来の名前の知られた販売者ば
かりでなく、世界中の様々な企業や個人から商品を購入
でき、生活の幅が広がる。
【0069】購入履歴、販売履歴などから、購入者、販
売者のトラブル発生率などの信用度情報の問い合わせを
代行機関に行うものとすれば、悪意のある販売者、購入
者の締め出しが自然となされる。悪意のある販売者が商
品販売を行おうとしても、代金支払条件の中にトラブル
が生じた場合には代金が支払われないまま協議をするこ
とになるとの記載があれば、実際上は販売を行うことが
できない。
【0070】住所、氏名、電話番号が予め登録されてお
り、商品発注の際のHTMLフォームなどへ代行機関が
自動的に記入してくれるため、初めての販売者への商品
発注の際でも煩わしさがない。
【0071】購入者が継続的に利用する代行機関であっ
たり、エージェントを利用して頻繁に情報サービスを受
けている場合などでは、何らかのトラブルが生じた場合
も購入者は随時その状況を知ることができるため、事故
の発生を未然に防ぐことも可能になる。
【0072】個人や零細企業を多数含むショッピングモ
ールを形成する、あるいは個人が参加するオークション
サイトを形成するに当たって、その運営者が全ての販売
者の信用を調査するためには膨大な作業量が伴い、その
調査結果が完全だと保証できるものでもない。その点で
は、本発明は決済システムそのもので取り引きの安全性
を高めているため、そうした多数の個人、零細企業が販
売者として多数参加するショッピングモールを形成する
のに適している。例えばインターネット上でのフリーマ
ーケットなども開催可能となる。
【0073】こうした認証・決済代行サービスの対価を
購入者から取るか販売者から取るかはビジネスモデルに
よると思われるが、電子ショッピングモールを運営する
者が、購入者サービスとして本発明を採用することも想
定しうる。また、当初は無料サービスとして開始したと
しても、多数の登録者を得られれば多数の情報配信先を
抱えたことになり、広告収入その他の収益を得ることも
可能になる。特に、本発明者の出願した特許願(受付番
号19916500079)のようなエージェントを用
いた情報サービスにおいては有効な決済手段を提供する
ものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】購入者、エージェント、販売者、金融機関、代
行機関のネットワーク上のつながりを示した図である。
破線は本発明とは別途に締結された契約関係を示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】販売者には購入者の預金口座、クレジット
    カード番号などの決済口座情報を伝えず、購入者が予め
    登録した認証・決済代行機関が当該決済口座情報を管理
    し、当該認証・決済代行機関によって商品購入代金支払
    いの予約、実行がなされることとした決済方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、認証・決済代行機関が
    購入者の指定した金融機関に対して購入商品の代金支払
    いを予約したとの報告に基づき販売者が販売商品を発送
    し、その時点ないしその報告が当該認証・決済機関にあ
    った時点から一定期間経過後に代金が支払われることと
    した決済方法。
  3. 【請求項3】請求項2において、認証・決済機関と販売
    者及び購入者間の商品購入代金支払い予約、商品発送、
    代金支払い予定などの報告、確認行為をネットワーク上
    で実現したシステム。
  4. 【請求項4】請求項3のシステムを用いた商品販売方
    法。
  5. 【請求項5】販売者には購入者の預金口座、クレジット
    カード番号などの決済口座情報を伝えず、販売者が予め
    登録した認証・決済代行機関が当該決済口座情報を管理
    し、当該認証・決済代行機関によって商品購入代金支払
    いの予約、実行がなされることとした決済方法。
  6. 【請求項6】請求項5において、認証・決済代行機関が
    購入者の指定した金融機関に対して購入商品の代金支払
    いを予約したとの報告に基づき販売者が販売商品を発送
    し、その時点ないしその報告が当該認証・決済機関にあ
    った時点から一定期間経過後に代金が支払われることと
    した決済方法。
  7. 【請求項7】請求項6において、認証・決済機関と販売
    者及び購入者間の商品購入代金支払い予約、商品発送、
    代金支払い予定などの報告、確認行為をネットワーク上
    で実現したシステム。
  8. 【請求項8】請求項7のシステムを用いた商品販売方
    法。
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