JP2001100397A - 水現像型フレキソ印刷原版 - Google Patents

水現像型フレキソ印刷原版

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JP2001100397A
JP2001100397A JP27961699A JP27961699A JP2001100397A JP 2001100397 A JP2001100397 A JP 2001100397A JP 27961699 A JP27961699 A JP 27961699A JP 27961699 A JP27961699 A JP 27961699A JP 2001100397 A JP2001100397 A JP 2001100397A
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acrylate
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meth
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Keizo Kawahara
恵造 河原
Yoshimitsu Sakaguchi
佳充 坂口
Shigenori Nagahara
重徳 永原
Atsushi Kachi
篤 加地
Satoshi Imahashi
聰 今橋
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高度な画像再現性にすぐれた水現像型フレキソ
印刷原版を得ること。 【解決手段】少なくとも支持体および感光性樹脂層を有
する水現像型フレキソ印刷原版において、前記感光性樹
脂層が、炭素数が1〜4である酢酸アルキルエステルに
溶解する成分(A)と前記エステルに溶解しない成分(B)を
含有し、かつ該成分(B)が、ハロゲン化炭化水素系溶媒
に溶解する成分(B1)と前記溶媒に溶解しない成分(B2)を
含有することを特徴とする水現像型フレキソ印刷原版。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像再現性にすぐ
れた水現像型フレキソ印刷原版に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、フレキソ印刷は、水生インキ
やアルコールを含有する粘度の低いインキを使用するた
め、環境衛生面で好ましく、また印刷機が簡便で、生産
性が高いため、一般に広く用いられているが、油性イン
キを使用する凸版印刷や平板印刷、グラビア印刷等に比
べて画像再現性が劣っており、その画像再現性の向上が
望まれている。
【0003】ところでフレキソ印刷に用いられる印刷版
は、ゴム弾性を有する材料で構成され、版の厚みが1mm
〜7mmと厚いことが特徴である。このため印刷におい
て、印刷版が被印刷体に接触してインキを転移する場
合、印刷版が変形し、印刷画像が原画像に対して大きく
なるといういわゆるドットゲインが生じるという問題を
有する。また印刷版は版の厚みが、油性インキを使用す
る凸版印刷版や平板印刷版に比べて厚いため、画像を形
成するために必要な光が充分内部まで透過しない。この
ため画像の再現性が良くないという問題を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、フレキソ印
刷において画像再現性にすぐれ、ドットゲインの小さい
印刷性の良好なフレキソ印刷原版を提供することを課題
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決するために鋭意研究を重ねた結果、感光層の組成
を、特定の溶媒に対する溶解性にもとづき設計するこ
と、すなわち各組成の極性を求め感光層の組成の分布状
態である相構造を制御することにより、刷版表面と刷版
内部の硬度に差をつけることができ、その結果、高度な
画像再現性を有する水現像型感光性フレキソ印刷版を提
供することを可能とした。すなわち本発明は、少なくと
も支持体および感光性樹脂層を有する水現像型フレキソ
印刷原版において、前記感光性樹脂層が、炭素数が1〜
4である酢酸アルキルエステルに溶解する成分(A)と前
記エステルに溶解しない成分(B)を含有し、かつ該成分
(B)が、ハロゲン化炭化水素系溶媒に溶解する成分(B1)
と前記溶媒に溶解しない成分(B2)を含有することを特徴
とする水現像型フレキソ印刷原版である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明について詳細に説明す
る。本発明印刷原版は、各組成の極性を求め感光層の組
成の分布状態である相構造を制御することにより、刷版
の表面と内部に硬度差をつけることが特徴であり、その
硬度は、ダイナミック硬度、JISA硬度、デュロメー
ター硬度差等が挙げられるが、それらに限定されない。
この中で好ましい硬度としては微小領域の硬度を測定す
るダイナミック硬度が挙げられる。刷版の表面と内部の
硬度差の一例としては、刷版の最表面から深さ0〜10
μmにおけるダイナミック硬度であり、刷版内部のダイ
ナミック硬度とは刷版の最表面から深さ±11μm以上
の深さにおけるダイナミック硬度を挙げることができ
る。本発明におけるダイナミック硬度は、島津評論Vol.
50.No3(1993.12)321に記載されているとおり試料表面の
強度特性情報を提供する装置である島津製作所ダイナミ
ック超微小度計DUH201で測定される硬度である。
【0007】本発明で得られる刷版の表面と内部の硬度
差として、好ましい比率は、刷版表面のダイナミック硬
度(A)と刷版内部のダイナミック硬度(B)の比率(A)/
(B)が1.1以上であることが好ましい。刷版表面の
ダイナミック硬度(A)と刷版内部のダイナミック硬度
(B)の比率(A)/ (B)が1.1以上であると、印刷に
おいて印刷版の表面は、内部より硬い硬度であるため、
この硬度差がクッション効果を生み、変形を阻止するも
のと思われる。この結果、印刷における被印刷体へのイ
ンキの転移は、印刷版の形状に忠実におこなわれ、フレ
キソ印刷特有のドットゲインを小さくすることになり鮮
明な印刷版が得られる。一方、このダイナミック硬度の
比率(A)/ (B)が1.1未満であると前記クッション
効果が生じなくなり、また印刷において刷版表面が変形
して大きなドットゲインが生じて鮮明な印刷画像を得る
ことができないので好ましくない。
【0008】本発明印刷原版は、刷版組成の分布状態で
ある相構造を制御して、いわゆる海島型の相分離構造を
形成し、さらには各海島成分における架橋成分の溶解度
の差を制御して刷版表面と内部に硬度差をつけることが
できる。
【0009】本発明の特徴である海島型の相構造を形成
して架橋密度を制御して刷版表面と内部の硬度差をつけ
る方法として、特定の溶媒に対する溶解度の差を利用し
て組成設計、相構造設計をおこなうことである。
【0010】本発明における海島構造と刷版の表面と内
部の硬度の制御の関係を以下に説明する。海島型の相構
造を形成するにあたって、構成組成が非架橋体である場
合、たとえば文献「ポリマーアロイ」:高分子学会編−
東京化学同人P22(1981)に記載されているよう
に、相対的に粘度が低く流動しやすい組成が海の相構造
をとる。又、構造組成が非架橋体と架橋体である場合、
架橋体は非架橋体に溶解しないため、やはり粘度が低く
流動性のある非架橋体が海の相構造をとる。海島構造に
おいて、刷版の最表面は海成分が主成分になり、刷版内
部は海島構造の島成分の含有量が刷版表面より多くな
る。このため、海成分に溶解しやすい架橋成分又は海成
分自体が架橋性をもつ組成を選ぶと刷版表面と内部で硬
度差をつけることが可能となる。本発明においては、刷
版の最表面の架橋密度が高くなり、そのために感度が高
くなり、従来のフレキソ印刷版に比べて高度な画像再現
性を得ることができるようになったものと思われる。
【0011】前記の如く本発明における海島構造を有す
るフレキソ印刷原版は、特定の溶媒に対する組成の溶解
性の差を用いて組成設計することにより得ることができ
る。
【0012】本発明における炭素数が1〜4である酢酸
アルキルエステルに溶解する成分(A)とは、具体的には
酢酸エチル、酢酸−n−プロピル、酢酸イソプロピル、
酢酸−n−ブチル、酢酸イソブチル等の炭素数が1〜4
である酢酸アルキルエステルに溶解する成分である。具
体的には、分子量が500以下であり、少なくとも2個
以上のエチレン性不飽和基を末端又は側鎖に有する化合
物が挙げられる。このような特定のエチレン性不飽和化
合物としては、エチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,
6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメ
チロールプロパントリ(メタ)アクリレート、グリセリ
ンジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、PEG #200ジ(メタ)アクリレー
ト、PEG #400ジ(メタ)アクリレート、1,3−ブタン
ジオールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジ
(メタ)アクリレート、1,10−デカンジオールジメ
タクリレート、ビスフェノールAのエチレンオキサイド
付加物ジ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変
性トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエ
リスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトール
テトラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサア
クリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリ
レート、ライトエステルP−2M[共栄社化学(株)
製]、ペンタエリスリトールの3モルエチレンオキサイ
ド付加物のトリアクリレート、オリゴプロピレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ポリテトラメチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート等が挙げられ、特にアル
キレングリコール系及びアルキレンエーテル系の架橋剤
が好ましい。
【0013】なお、本発明においては、前記特定のエチ
レン性不飽和化合物以外に、分子量が1000以上であ
り、かつ末端あるいは側鎖にエチレン性不飽和基を有す
る化合物を併用してもよい。このような化合物として
は、特開平1−219833号公報等に記載されている
ようなオリゴブタジエン(メタ)アクリレート、オリゴ
スチレンブタジエン(メタ)アクリレート、オリゴニト
リルブタジエン(メタ)アクリレート、オリゴイソプレ
ン(メタ)アクリレート、オリゴブタジエンウレタン
(メタ)アクリレート、オリゴスチレンブタジエン(メ
タ)アクリレート、オリゴブタジエンアミド(メタ)ア
クリレート等が挙げられるが、これらに限定されるもの
ではない。このような分子量が1000以上であるエチ
レン性不飽和基を有する化合物は前記特定のエチレン性
不飽和化合物と任意の比率で混合して用いてよい。
【0014】前記分子量が500以下の特定のエチレン
性不飽和化合物は、分子量が小さいために前記した刷版
の海島構造において粘度が低く流動性が相対的に大きい
海成分に分布しやすい。この結果として、海成分の量が
多い刷版表面では特定のエチレン性不飽和化合物が刷版
内部より多くなり架橋密度が刷版内部より大きくなる。
この結果本発明の特徴である刷版表面と内部におけるダ
イナミック硬度差が生じる。又、同時に特定のエチレン
性不飽和化合物の含有量が刷版表面で多いために刷版を
構成する感光層全体の感度が飛躍的に高くなり、本発明
の特徴である、従来のフレキソ刷版では実現しえなかっ
た高度な画像再現性を達成することができる。
【0015】以上のような特定のエチレン性不飽和化合
物が刷版表面に分布するためには、その含有量が刷版感
光層中において0.5重量%〜10重量%の範囲、特に
1〜9重量%にあることが好ましい。この範囲より含有
量が多くなると刷版表面と内部のダイナミック硬度の差
が小さくなり、印刷におけるクッション効果が小さくな
る。又、この範囲より含有量が少なくなると刷版表面の
架橋密度が小さくなり、刷版表面が印刷において変形す
ることになるので好ましくない。
【0016】次に本発明における炭素数が1〜4である
酢酸アルキルエステルに溶解しない成分(B)は、ハロゲ
ン化炭化水素系溶媒に溶解する成分(B1)と溶解しない
成分(B2)を含有する。 このようなハロゲン化炭化水
素系溶媒とは具体的には、クロロメタン、ジクロロメタ
ン、クロロホルム、四塩化炭素、モノクロロエタン、ジ
クロロエタン、トリクロロエタン、テトラクロロエタ
ン、トリクロロエチレン等を挙げることができる。
【0017】前記ハロゲン化炭化水素系溶媒に溶解する
成分(B1) としては、非架橋の疎水性ポリマーを挙げ
ることができ、具体的には、共役ジエン系炭化水素を重
合して得られる重合体、共役ジエン系炭化水素とモノオ
レフィン系不飽和化合物を重合させて得られる共重合
体、共役ジエン系炭化水素を含まない重合体等が挙げら
れ、共役ジエン系炭化水素を含む重合体の具体例として
は、ブタジエン重合体、イソプレン重合体、クロロプレ
ン重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−
イソプレン共重合体、スチレン−クロロプレン共重合
体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、アクリロ
ニトリル−イソプレン共重合体、メタクリル酸メチル−
イソプレン共重合体、メタクリル酸メチル−クロロプレ
ン共重合体、アクリル酸メチル−ブタジエン共重合体、
アクリル酸メチル−イソプレン共重合体、アクリル酸メ
チル−クロロプレン共重合体、アクリル酸メチル−クロ
ロプレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレン共重合体、アクリロニトリル−クロロプレン−ス
チレン共重合体等が挙げられる。
【0018】共役ジエン系炭化水素を含まない重合体の
例としては、塩素を特定量含有するエラストマー及び非
共役ジエン系炭化水素を挙げることができ、具体的には
エピクロルヒドリン−プロピレンオキシド共重合体及
び、またはこれらとアクリルグリシジルエーテルの共重
合体であるエピクロルヒドリンゴム[大阪ソーダ工業
(株)エピクロマー、Goodvich(株)製HYDRIN、日本ゼオン
(株)CECHRON、ゼオスパン、Hevcules(株)製HERCLOR]、
塩素化ポリエチレン[昭和電工(株)製エラスレン、大阪
ソーダ工業(株)製ダイソラック、Hoechst(株)HORTALIT
Z, Dow Chemical(株)Dow CPE]等が挙げられる。これら
の疎水性ポリマーは単独でも2種以上組合せても良く、
組成物中の含有率としては20重量%以上80重量%以
下であることが好ましい。20重量%未満であると著し
くハンドリング性が損なわれ、、80重量%を超えると
水現像性が損なわれる。特に好ましい含有率は30重量
%以上70重量%以下である。
【0019】また、本発明における炭素数が1〜4であ
る酢酸アルキルエステルに溶解しない成分(B)は、前記
ハロゲン化炭化水素系溶媒に溶解しない成分(B2)を含
有する。このような成分(B2)としては、非架橋体の親
水性ポリマーと架橋体の親水性ポリマーを挙げることが
できる。
【0020】架橋体の親水性ポリマー(架橋タイプの粒
子状親水性または水膨潤性エラストマーともいう)とし
ては、特開平1−300246号公報等に示されている
ラジカル乳化重合によって得られる部分内部架橋の例が
挙げられる。この部分内部架橋共重合体は脂肪族共役ジ
エンモノマー40〜95モル%及び少なくとも2個の付
加重合可能な基を有する化合物0.1〜10モル%を含
有するモノマー混合物をラジカル乳化重合することによ
って得られる。前記共重合成分としての脂肪族共役ジエ
ンモノマーの例としてはブタジエン、イソプレン、ジメ
チルブタジエン、クロロプレン等が挙げられる。α,β
−エチレン系不飽和カルボン酸の例としてはアクリル
酸、マレイン酸、フマール酸、テトラコン酸、プロトン
酸等が挙げられる。少なくとも2個の付加重合可能な基
を有する化合物の例としては、トリメチロールプロパン
ジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート、ジビニルベンゼン、エチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリストール
テトラ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオール
ジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ
(メタ)アクリレート等が挙げられる。なおα,β−エ
チレン系不飽和カルボン酸のカルボキシル基は塩基性窒
素原子含有化合物によって塩化されていても良く、好ま
しい塩基性窒素原子化合物としてはN,N−ジメチルア
ミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチ
ルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメ
チルアミノエチル−N′−(メタ)アクリロイルカ−バ
メイト、N,N−ジメチルアミノエトキシエタノール、
N,N−ジメチルアミノエトキシエチル(メタ)アクリ
レート等が挙げられる。
【0021】架橋タイプの粒子状親水性または水膨潤性
エラストマーのもう一つの例としては、特開平2−17
5702号公報等に示されたコアシェルミクロゲルバイ
ンダーが挙げられる。ここで言うコアシェルミクロゲル
バインダーとは、10%以下のクロスリンキングをもつ
コアと、酸で変性されたコポリマーからなる、水系で処
理しうるクロスリンキングをしていない外部シェルとの
2つの領域をもつ粒子である。コアを形成するモノマー
類としてはメチルメタクリレート、エチルアクリレー
ト、メタアクリル酸、ブチルメタアクリレート、エチル
メタアクリレート、グリシジルメタアクリレート、スチ
レン及びアリルメタアクリレート、更にクロスリンク剤
としてのブタンジオールアクリレート、エチレングリコ
ールジメタアクリレート、テトラメチレングリコールジ
アクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、テトラメチレングリコールジメタクリレート等が挙
げられる。一方、シェルを形成する酸で変性されたコポ
リマーとしては、メタアクリル酸で変性したn−ブチル
アクリレートが好ましい。コアシェルミクロゲルバイン
ダーはこれらのモノマーを用いて通常乳化重合により製
造される。
【0022】前記以外に、架橋または非架橋タイプの粒
子状親水性または水膨潤性エラストマーとしては、特開
平6−289610号公報等に記されているラテックス
の例が挙げられる。このラテックスはモノオレフィン系
不飽和単量体及び親水性官能基をもつ不飽和単量体から
成る単量体混合物を乳化重合することによって得られ
る。モノオレフィン系不飽和単量体としては、メチルア
クリレート、エチルアクリレート、n−ブチルアクリレ
ート、2−エチルヘキシルアクリレート、n−オクチル
アクリレート、ドデシルアクリレート、メトキシエチル
アクリレート、エトキシエチルアクリレート、シアノエ
チルアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒ
ドロキシプロピルアクリレート等のアクリル酸エステル
類やこれらのメタクリル酸エステル類などが挙げられ
る。その他のモノオレフィン系不飽和単量体としてはス
チレン、アクリロニトリル、塩化ビニル、エチリデンノ
ルボルネン、プロペニルノルボルネン、ジシクロペンタ
ジエン等が挙げられる。また場合によっては1,3−ブ
タジエン、イソプレン、クロロプレン、1,3−ペンタ
ジエン等の共役ジエン系単量体を用いても良いし、架橋
させるために多官能ビニル化合物を導入しても良い。親
水性官能基としてはカルボキシル基、リン酸基、リン酸
エステル基、スルホン酸基、ヒドロヒシル基が挙げられ
るが、洗い出し性の観点から特にリン酸エステル基が好
ましい。
【0023】前記リン酸エステル基含有不飽和単量体と
してはリン酸エチレン(メタ)アクリレート、リン酸ト
リメチレン(メタ)アクリレート、リン酸プロピレン
(メタ)アクリレート、リン酸テトラメチレン(メタ)
アクリレート、リン酸(ビス)エチレン(メタ)アクリ
レート、リン酸(ビス)トリメチレン(メタ)アクリレ
ート、リン酸(ビス)テトラメチレン(メタ)アクリレ
ート、リン酸ジエチレングリコール(メタ)アクリレー
ト、リン酸(ビス)トリエチレングリコール(メタ)ア
クリレート、リン酸(ビス)ポリエチレングリコール
(メタ)アクリレート等が挙げられる。
【0024】その他親水性ポリマーとして、水酸基、カ
ルボキシル基、アミノ基、スルホン酸基等の親水性基お
よび/あるいはポリエチレングリコール鎖を有するポリ
マーが挙げられる。さらに具体的には、ポリビニルアル
コール、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロール、水溶性ポリウレタン、水溶性ポリウレア
ウレタン、水溶性ポリエステル、水溶性エポキシ化合
物、カルボキシル基含有アクリロニトリル−ブタジエン
コポリマー、カルボキシル基含有スチレン・ブタジエン
コポリマー、カルボキシル基含有ポリブタジエン、ポリ
アクリルアミド、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキ
シル基ポリウレアウレタン、ポリアミド基、特開平3−
72353号公報に記載されているポリマー等が挙げら
れるが、これらに限定されるものではない。
【0025】本発明において、ハロゲン系炭化水素に溶
解しない成分(B2)の含有率は、水現像性及び水系イ
ンキ耐性の点から1重量%以上80重量%以下、好まし
くは2重量%以上70重量%以下、特に好ましくは3重
量%以上60重量%以下である。
【0026】次に、本発明における感光性樹脂層として
は、前記炭素数が1〜4である酢酸アルキルエステルに
溶解する成分(A)と炭素数が1〜4である酢酸アルキル
エステルに溶解しない成分(B)以外に、光重合開始剤が
必要であり、本発明で用いられる開始剤としては、例え
ばベンゾフェノン類、アセトフェノン類、α−ジケトン
類、アシロイン類、アシロインエーテル類、ベンジルア
ルケルケタール類、多核キノン類、チオキサントン類、
アシルフォスフィン類等が挙げられ、具体的にはベンゾ
フェノン、クロルベンゾフェノン、アセトフェノン、ベ
ンジル、ジアセチル、ベンゾイン、ビバロイン、ベンゾ
インメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベン
ジルジエチルケタール、ベンジルジイソプロピルケター
ル、アントラキノン、1,4−ナフトキノン、2−クロ
ルアントラキノン、チオキサントン、2−クロルチオキ
サントン、アシルフォスフィンオキサイド等が挙げられ
る。これらは、単独で用いても組合せてもよく、0.0
1〜10重量%未満では開始剤としての機能を果たすこ
とができず、10重量%を越えると内部フィルター的な
働きが強くなるため内部の硬化が不充分となる。より好
ましくは0.5〜5重量%である。
【0027】以上、主に架橋剤によって架橋密度を上げ
るための組成において、親水性または水膨潤性エラスト
マーが分散相(粒子状)となるような、連続相および分
散相を有する組成物の場合を取り上げたが、このような
構造でなくても、つまり系(組成物)が均一であっても
何ら問題はない。例えば、アニオン型ポリウレタンウレ
アを用い、均一構造である例がヨーロッパ特許明細書5
84970号に記載されている。その他、本発明におい
ては、前記組成物以外に熱重合禁止剤、可塑剤、色素、
その他種々の添加剤が配合されていてもよい。
【0028】本発明水現像型フレキソ印刷原版を作製す
る方法としては、通常の方法を採用することができ、例
えば前記感光性樹脂組成物を接着層のコーティングされ
たポリエチレンテレフタレートフイルムと主に水溶性樹
脂からなるスリップコート層のコーティングされたポリ
エチレンテレフタレートフイルムの間にはさみ、加熱、
圧着することによって作製することができる。
【0029】本発明水現像型フレキソ印刷原版を作製す
る方法例の概略は前述したが、次に印刷原版から印刷版
を作製する方法としては、まず、印刷原版の感光性樹脂
層の上に、検査ネガを当てて適切な露光条件で紫外線を
照射した後、現像液を用いて非画像部を除去することに
より、感光性樹脂印刷版が得られる。前記現像液として
は、生活用水一般を含むpH5.0〜9.0の水が最適
であり、その他にアルカリ性化合物、界面活性剤、水溶
性有機溶剤、場合によっては有機酸等を含有していても
よい。なお上記界面活性剤としては、アルキルナフタレ
ンスルホン酸ソーダ、アルキルベンゼンスルホン酸ソー
ダ等が最適であり、他に、アニオン系界面活性剤、ノニ
オン系界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン系界面活
性剤、両性界面活性剤が使用できる。更に、現像液の温
度としては25〜50℃で用いることが好ましい。
【0030】
【実施例】以下本発明を実施例を用いて具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されない。なお部
とあるのは重量部を意味し、各評価値は、以下に示す測
定方法によって得られた値である。 1)ダイナミック硬度の測定条件 機 種:(株)島津製作所製ダイナミック超微小硬
度計 試験モード:軟質材用試験(モード3) 荷 重:2.5gf 2)ダイナミック硬度測定試料及び測定 版厚み1.70mmである感光性フレキソ原版に、画像と
して網点200線−1%〜95%、最小独立点直径10
0μm、最小独立線幅が30μm、最小抜線幅100μ
m、最小凸文字1ポイント、最小抜文字1ポイント、ベ
タ画像、ステップガイドを含む検査ネガを用い、製版は
0.8mm程度の深度になる裏露光時間、300μmス
リット幅の白抜け深度が少なくとも30μm以上でしか
も200線の1%の網点が再現される最小露光量の表露
光時間、適正な現像工程と乾燥工程を経て、後露光硬化
をおこないフレキソ印刷版を得た。得られた印刷版の最
表面及び切り出した断面の最表面から100μm内部の
部分のダイナミック硬度を測定。
【0031】3)溶媒に対する溶解性評価 炭素数が1〜4である酢酸アルキルエステルに対す
る溶解性 (1) 対象組成(A)成分5.0gを酢酸エチル95.0g
に添加し、30℃で24時間攪拌する。 (2) メッシュ3Gのガラスフィルターの重量を秤量する
(a0)。 (3) (1)の液体を(2)のガラスフィルターでろ過する。 (4) (3)のろ過後のガラスフィルターの重量を秤量する
(a1)。 前記a0、a1の値に基づき、下記式(1)より不溶分を
求める。
【0032】
【数1】
【0033】 ハロゲン化炭化水素に対する溶解性 (1) 対象組成(B)成分5.0gをクロロホルム95.0
gに添加し、30℃で24時間攪拌する。 (2) メッシュ3Gのガラスフィルターの重量を秤量する
(b0)。 (3) (1)の液体を(2)のガラスフィルターでろ過する。 (4) (3)のろ過後のガラスフィルターの重量を秤量する
(b1)。 前記b0、b1の値に基づき、下記式(2)より不溶分を
求める。
【0034】
【数2】
【0035】以下の実施例において、各成分の炭素数が
1〜4である酢酸アルキルエステル、及びハロゲン化炭
化水素系溶媒に対する溶解性を表1に示す。
【0036】実施例1 ポリテトラメチレングリコール29.0g(保土谷化学
(株)製PTG−850)ジメチロールプロピオン酸
(藤井義通商)62.0部、ヘキサメチレンジイソシア
ネート119.0部(日本ポリウレタン工業(株)
製)、及びジラウリン酸−n−ブチルスズ5.0部をテ
トラヒドロフラン300.0部に溶解した溶液を攪拌機
の付いた1リットルフラスコに入れ攪拌を続けながらフ
ラスコを65℃に加熱し、3時間反応を続けた。更にヒ
ドロキシエチルメタアクリレート26.0部を加え65
℃に加熱しながら2時間反応を続けた。別の容器で末端
アミノ基含有アクリロニトリル、ブタジエンオリゴマー
(Hycar ATBNX 1300×16宇部興産)184.0部をテトラ
ヒドロフラン270.0部に溶解して調整した溶液を上
記の1リットルフラスコ内に室温下で攪拌しながら添加
した。得られたポリマー溶液を減圧乾燥してテトラヒド
ロフランを除去し、親水性ポリマー[I]を得た。(成
分B2)
【0037】上記親水性ポリマー10.5部、ニトリル
ブタジエンゴム(アクリロニトリル35%)(NIPUL-10
42日本ビオン(株))33部(成分B1)、ブタジエン
ゴム(JSR BROLLL)22部(成分B1)、オリゴブタジ
エンアクリレート(PB−A共栄社化学(株))29部
(成分B1)1,6−ヘキサンジオールジメタクリレー
ト3部(成分A)光開始剤として、ジメチルベンジルケ
タール2部、ハイドロキノンモノメチルエーテル0.1
部をトルエン40部、水10部とともに加熱ニーダーを
用いて105℃で混練し、その後トルエン及び水を減圧
留去した。
【0038】得られた感光性樹脂組成物を厚さ125μ
mのポリエチレンテレフタレートフイルム上にポリエス
テル系接着層をコーティングしたフイルムと、同じポリ
エチレンテレフタレートフイルム上に、粘着防止層(ポ
リビニルアルコール、プロピレングリコール、界面活性
剤を含有)をコーティングしたフイルムで挟み(接着
層、粘着防止層が感光性樹脂組成物と接触するよう
に)、ヒートプレス機で105℃、100kg/cm2
の圧力で1分間加熱加圧することにより厚さ1.7mm
の感光性樹脂原版を作成した。得られた原版のカバーフ
イルムを剥離し、網点200線−1%乃至95%、最小
独立点直径100μm、最小凸文字、1ポイント、最小
抜文字1ポイントベタ画像、ステップガイドを含む検査
ネガをあて、365mm光における照度約17.5w/
m2(Anderson A Vreeland社製製ランプFR20T12
−BL−9−BP)を用いて、裏露光と表露光をおこな
い、ネガフイルムを除去し、アルキルナフタレンスルホ
ン酸ソーダ4重量%を含有する40℃の中性水で12分
間現像し、60分間で20分乾燥した。更に表から露光
をおこない印刷版を得た。
【0039】得られた印刷版は、レリーフ深度が0.8
mmであり、網点200線1%〜95%、最小独立点直
径100μm、最小独立線幅が30μm、最小抜線幅1
00μm、最小凸文字1ポイント、最小抜文字1ポイン
トを再現する従来のフレキソ刷版では実現し得ない画像
再現性が得られた。また得られた印刷版の表面及び内部
のダイナミック硬度及びその比率を表1に示す。表1よ
り明らかであるが、得られた印刷版を用いて水性インキ
で印刷をおこなったらネガ原画を忠実に再現する印刷物
が得られていることが判る。
【0040】実施例2 実施例1において、1,6ヘキサンジオールジメタクリ
レート3部のかわりにジペンタエリスリトールヘキサア
クリレート3部を用いた以外は全て実施例1と同様にお
こなったところ実施例1と同様の結果が得られた。
【0041】実施例3 実施例1においてニトリルブタジエンゴム33部のかわ
りにシスイソプレンゴム(IR−10(株)クラレ製)
33部を用いた以外は全て実施例1と同様におこなった
ところ実施例1と同様の結果が得られた。
【0042】実施例4 イソプレンゴム(IR−310シェルジャパン(株))
21部(成分B1)、ポリブタジエンゴム(JSR B
RO2LL日本合成ゴム(株))10.5部(成分B
1)、ニトリルブタジエンゴム(JSR230S日本合
成ゴム(株))4.5部(成分B1)、液状イソプレン
ゴム(LIR−410(株)クラレ)5.0部(成分B
1)、ポリブタジエンアクリレート(PBA−共栄社化
学(株)30部(成分B1)、親水性ポリマー[I]1
0.5部(成分B1)、1,6ヘキサンジオールジメタ
クリレート5部、ベンジルジメチルケタール2.0部ハ
イドロキノンモノメチルエーテル0.1部を実施例1と
同様にして混合し、評価をおこなったところ実施例1と
同様の結果が得られた。
【0043】実施例5 塩素化ポリエチレン(ダイソラックH−135ダイソー
(株))45部(成分B1)、ブタジエンゴム(JSR
BRO2LL日本合成ゴム(株))14部、ブタジエ
ンオリゴアクリレート(PB−A共栄社化学(株)25
部、1,6ヘキサンジオールジメタクリレート2.5
部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート2.5
部)、親水性ポリマーI10.5部(成分B2)、ベン
ジルジメタルケタール2部、ハイドロキノンモノメチル
エーテル0.3部を実施例1と同様にして混合し、評価
をおこなったところ実施例1と同様の結果が得られた。
【0044】実施例6 リン酸エステル基含有ランダム共重合体(単量体組成ニ
ブタンジエン65%メチルアクリレート4%、リン酸エ
チレンメタクリレート20%、スチレン10%、ジビニ
ルベンゼン1%)40部(成分B2)、ポリスチレン−
ポリブタジエン−ポリスチレン型ブロック共重合体27
部(成分B1)、液状ポリブタジエン(ニッソ−PB−
B1000)25部(成分B1)、ベンジルジメチルケ
タール1部、1,6ヘキサンジオールジメタクリレート
7部(成分A)を加熱ニーダーを用いて溶融混練し、感
光性樹脂組成物を得た。得られた感光性樹脂組成物を実
施例1と同様にして評価をおこなったところ実施例1と
同様の結果が得られた。
【0045】実施例7 実施例6においてリン酸エステル基含有ランダム共重合
体40部のかわりにカルボキシル基含有コアシェルミク
ロゲル(成分B2)(コア:2エチルヘキシルアクリレ
ート−89部、アリルアクリレート 1部、1,4ブタ
ンジオール8部を共重合体、シェル:n−ブチルアクリ
レート80部、メタクリル酸20部共重合体、コアとシ
ェルの反応比は2/1)40部を用いた以外は実施例6
と同様におこなったところ実施例6と同様の結果が得ら
れた。
【0046】実施例8 ポリブタジエン−無水マレイン酸共重合体45部(成分
B2)、スチレンブタジエン−イソプレンブロックポリ
マー45部(成分B1)、1io−ドデカノールジメタ
クリレート2部(成分A)、ポリエチレングリコールモ
ノメタクリレート3部(成分A)、ビスフェノールA−
ジヒドロキシエチルアクリレート3部(成分A)ベンジ
ルジメチルケタノール1部を実施例6と同様にして感光
性樹脂組成物を得た。得られた感光性樹脂組成物を実施
例1と同様にして評価をおこなったところ実施例1と同
様の結果が得られた。
【0047】比較例1 実施例1における1,6ヘキサンジオールジメタクリレ
ートを除いて実施例1と同様に評価したところ、網点1
50線3%乃至95%最小独立点直径200μm、最小
独立線幅が5μm、最小抜線幅150μm最小凸文字3
ポイント、最小抜文字4ポイントの画像再現性しか得ら
れなかった。また印刷版表面及び内部のダイナミック硬
度及びその比率を表2に示す。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【発明の効果】以上かかる構成よりなる本発明水現像型
フレキソ印刷原版は、従来のフレキソ印刷では達成し得
なかった高度な画像再現性を達成し得るので、産業界に
寄与すること大である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加地 篤 滋賀県大津市堅田二丁目1番1号 東洋紡 績株式会社総合研究所内 (72)発明者 今橋 聰 滋賀県大津市堅田二丁目1番1号 東洋紡 績株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 2H025 AA04 AB02 AC01 AD01 BC14 BC43 BC51 CA01 CB11 CB43 CB51 CB53 CB58 FA17 2H096 AA02 AA03 BA05 BA06 BA20 EA02 EA15 GA08 HA03 JA04

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも支持体および感光性樹脂層を有
    する水現像型フレキソ印刷原版において、前記感光性樹
    脂層が、炭素数が1〜4である酢酸アルキルエステルに
    溶解する成分(A)と前記エステルに溶解しない成分(B)を
    含有し、かつ該成分(B)が、ハロゲン化炭化水素系溶媒
    に溶解する成分(B1)と前記溶媒に溶解しない成分(B2)を
    含有することを特徴とする水現像型フレキソ印刷原版。
JP27961699A 1999-09-30 1999-09-30 水現像型フレキソ印刷原版 Pending JP2001100397A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7202297B2 (en) 2001-01-18 2007-04-10 Kraton Polymers Llc Adhesive composition
US7589152B2 (en) 2003-12-22 2009-09-15 Kraton Polymers U.S. Llc Adhesive formulations for novel radial (S-I/B)x polymers

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