JP2001100155A - 反射型液晶プロジェクタ - Google Patents

反射型液晶プロジェクタ

Info

Publication number
JP2001100155A
JP2001100155A JP28086299A JP28086299A JP2001100155A JP 2001100155 A JP2001100155 A JP 2001100155A JP 28086299 A JP28086299 A JP 28086299A JP 28086299 A JP28086299 A JP 28086299A JP 2001100155 A JP2001100155 A JP 2001100155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
color
dichroic mirror
mirror
reflected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28086299A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Ebisu
直紀 蝦子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP28086299A priority Critical patent/JP2001100155A/ja
Priority to PCT/JP2000/005315 priority patent/WO2001025838A1/ja
Priority to US09/856,001 priority patent/US6628346B1/en
Priority to EP00950048A priority patent/EP1146383A4/en
Priority to CA002352434A priority patent/CA2352434A1/en
Publication of JP2001100155A publication Critical patent/JP2001100155A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/28Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 for polarising
    • G02B27/283Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 for polarising used for beam splitting or combining
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3102Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators
    • H04N9/3105Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators for displaying all colours simultaneously, e.g. by using two or more electronic spatial light modulators
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/74Projection arrangements for image reproduction, e.g. using eidophor
    • H04N5/7416Projection arrangements for image reproduction, e.g. using eidophor involving the use of a spatial light modulator, e.g. a light valve, controlled by a video signal
    • H04N5/7441Projection arrangements for image reproduction, e.g. using eidophor involving the use of a spatial light modulator, e.g. a light valve, controlled by a video signal the modulator being an array of liquid crystal cells

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射型液晶プロジェクタの価格低減化及び軽
量化を図ること。 【解決手段】 R、B、G用LCD24、28、32で
表示されたR、B、G画像を合成し投射レンズ36でス
クリーンに投射する反射型液晶プロジェクタにおいて、
光源10から出力した白色光をS偏光光に変換する偏光
変換素子12と、このS偏光光からR、B、G光を分離
し、G光をP偏光光に変換し、R光とB、G光の出力方
向を垂直にし、B、G光の出力方向を同一とする色分離
素子40と、色分離素子40から出力したR光を反射し
てR用LCD24に照射し反射光を出力する第1PBS
52と、色分離素子40から出力したB光を反射してB
用LCD28に照射し、G光を透過してG用LCD32
に照射し、各々の反射光を出力する第2PBS54と、
第1、第2PBS52、54から出力したR、B、G光
を合成し投射レンズ36に出力するダイクロイックプリ
ズム56とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1、第2、第3
反射型液晶パネル(例えばR、B、G用の反射型液晶パ
ネル)で表示された第1、第2、第3色光(例えばR、
B、G光)の画像を合成し、投射レンズでスクリーンに
投射してカラー画像を表示する反射型液晶プロジェクタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の反射型液晶プロジェクタは図6に
示すように構成されていた。すなわち、光源10から出
力した白色光を偏光変換素子12でS偏光光に変換し、
このS偏光光をクロスダイクロイックミラー14でR光
(赤色光)とB、G光(青色、緑色光)に分離(分解と
もいう。)し、このB、G光を全反射ミラー16でダイ
クロイックミラー18に導き、このダイクロイックミラ
ー18でB光とG光に分離する。分離後のR光を全反射
ミラー20で第1偏光ビームスプリッタ(以下単に第1
PBSという。)22に導き、その偏光膜で反射してR
画像表示の反射型液晶パネル(以下単にR用LCDとい
う。)24に照射し、その反射光(この反射光はS偏光
からP偏光に変換されている。)を透過して出力する。
分離後のB光を第2偏光ビームスプリッタ(以下単に第
2PBSという。)26の偏光膜で反射してB画像表示
の反射型液晶パネル(以下単にB用LCDという。)2
8に照射し、その反射光(この反射光はS偏光からP偏
光に変換されている。)を透過して出力する。分離後の
G光を第3偏光ビームスプリッタ(以下単に第3PBS
という。)30の偏光膜で反射してG画像表示の反射型
液晶パネル(以下単にG用LCDという。)32に照射
し、その反射光(この反射光はS偏光からP偏光に変換
されている。)を透過して出力する。クロスプリズム3
4によって、第1、第2PBS22、26から出力した
R、B光を反射するとともに、第3PBS30から出力
したG光を透過してR、B、G光を合成し、合成光を投
射レンズ36でスクリーン(図示省略)に投射してカラ
ー画像を表示していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示した従来の反射型液晶プロジェクタは次のような問題
点があった。 (1)色合成素子として高価なクロスプリズム34を必
要とするので、装置の価格が高くなる。すなわち、クロ
スプリズム34は4部品を合わせて作るので歩留まりが
悪く高価になるとともに重くなるからである。 (2)偏光ビームスプリッタとして第1PBS22、第
2PBS26、第3PBS30の3つも必要とするの
で、装置の価格が高くなるとともに重くなる。
【0004】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、高価なクロスプリズムを不要とし、必要とする
偏光ビームスプリッタの数を少なくすることによって、
価格低減化と軽量化を図ることのできる反射型液晶プロ
ジェクタを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1、第2、
第3反射型液晶パネル(例えばR、B、G用のLCD)
で表示された第1、第2、第3色光(例えばR、B、G
光)の画像を合成し、投射レンズでスクリーンに投射し
てカラー画像を表示する反射型液晶プロジェクタにおい
て、白色光を出力する光源と、この光源から出力した白
色光をS偏光光又はP偏光光の一方の偏光光に変換して
出力する偏光変換素子と、この偏光変換素子から出力し
た偏光光から第1、第2、第3色光を分離するととも
に、第1、第2、第3色光のうちの2つの色光(例えば
B、G光)を偏光方向の異なる色光にして同一方向へ出
力し、残りの1つの色光(例えばR光)を2つの色光
(例えばB、G光)の出力方向と垂直な方向へ出力する
色分離素子と、この色分離素子から同一方向へ出力した
2つの色光の一方(例えばG光)を透過するとともに他
方(例えばB光)を反射し、第1、第2、第3反射型液
晶パネルのうちの対応した反射型液晶パネル(例えば
G、B用のLCD)に照射してその反射光を出力する第
1偏光ビームスプリッタと、色分離素子から出力した残
りの1つの色光(例えばR光)を第1、第2、第3反射
型液晶パネルのうちの対応した反射型液晶パネル(例え
ばR用のLCD)に照射してその反射光を出力する第2
偏光ビームスプリッタと、第1、第2偏光ビームスプリ
ッタから出力した第1、第2、第3色光を合成して投射
レンズに出力するダイクロイックプリズムとを具備して
なることを特徴とする。
【0006】前記の構成において、偏光変換素子によっ
て光源から出力した白色光がS偏光光又はP偏光光の一
方の偏光光(例えばS偏光光)に変換され、この偏光光
は、色分離素子によって、第1、第2、第3色光に分離
されるとともに、第1、第2、第3色光のうちの2つの
色光(例えばB、G光)を偏光方向の異なる色光にして
同一方向へ出力し、残りの1つの色光(例えばR光)を
2つの色光(例えばB、G光)の出力方向と垂直な方向
へ出力する。色分離素子から同一方向へ出力した2つの
色光(例えばG、B光)は、第1偏光ビームスプリッタ
によって対応した反射型液晶パネル(例えばG、B用の
LCD)に照射し、その反射光がダイクロイックプリズ
ムに出力する。色分離素子で分離された残りの1つの色
光(例えばR光)は第2偏光ビームスプリッタによって
対応した反射型液晶パネル(例えばR用のLCD)に照
射し、その反射光がダイクロイックプリズムに出力す
る。このダイクロイックプリズムによって第1、第2偏
光ビームスプリッタから出力した第1、第2、第3色光
が合成され、この合成光が投射レンズを介してスクリー
ンに投射され、カラー画像が表示される。
【0007】色分離素子の構成を簡単にするために、色
分離素子を、偏光変換素子から出力した偏光光につき第
1、第2色光を透過し第3色光を反射する第1ダイクロ
イックミラーと、この第1ダイクロイックミラーを透過
した第1、第2色光を90°屈曲した方向へ反射する第
1全反射ミラーと、第1ダイクロイックミラーで反射し
た第3色光を90°屈曲した方向へ反射する第2全反射
ミラーと、第1全反射ミラーで反射した第1、第2色光
の一方を透過し他方を反射して出力するとともに、第2
全反射ミラーで反射した第3色光を反射して出力する第
2ダイクロイックミラーと、位相素子とで構成する。前
記位相素子の第1例は、第1ダイクロイックミラーで反
射した第3色光が第2全反射ミラーを介して第2ダイク
ロイックミラーに達するまでの光路に挿入され、第1ダ
イクロイックミラーで反射した第3色光の偏光方向を一
方の偏光光から他方の偏光光に変換する。前記位相素子
の第2例は、第1ダイクロイックミラーを透過した第
1、第2色光が第1全反射ミラーを介して第2ダイクロ
イックミラーに達するまでの光路に挿入され、第1ダイ
クロイックミラーを透過した第1、第2色光の少なくと
も一方の偏光方向を一方の偏光光から他方の偏光光に変
換する。
【0008】色分離素子の構成を簡単にするために、色
分離素子を、偏光変換素子から出力した偏光光につき第
1、第2色光を透過し第3色光を反射する第1ダイクロ
イックミラーと、この第1ダイクロイックミラーを透過
した第1、第2色光の一方を透過し他方を反射する第3
ダイクロイックミラーと、第1ダイクロイックミラーで
反射した第3色光を90°屈曲した方向へ反射する全反
射ミラーと、第3ダイクロイックミラーで反射した色光
を透過するとともに、全反射ミラーで反射した第3色光
を反射して同一方向へ出力する第2ダイクロイックミラ
ーと、位相素子とで構成する。前記位相素子の第1例
は、第1ダイクロイックミラーで反射した第3色光が第
2全反射ミラーを介して第2ダイクロイックミラーに達
するまでの光路に挿入され、第1ダイクロイックミラー
で反射した第3色光の偏光方向を一方の偏光光から他方
の偏光光に変換する前記位相素子の第2例は、第1ダイ
クロイックミラーを透過した第1、第2色光が第3ダイ
クロイックミラーに達するまでの光路に挿入され、第1
ダイクロイックミラーを透過した第1、第2色光の少な
くとも一方の偏光方向を一方の偏光光から他方の偏光光
に変換する。前記位相素子の第3例は、第3ダイクロイ
ックミラーで反射した色光が第2ダイクロイックミラー
に達するまでの光路に挿入され、第3ダイクロイックミ
ラーで反射した色光の偏光方向を一方の偏光光から他方
の偏光光に変換する。
【0009】第1、第2偏光ビームスプリッタに入出射
する光の入出射角を垂直として、入出射角が非垂直の場
合に生じる収差をなくすために、第1、第2偏光ビーム
スプリッタを第1、第2偏光ビームスプリッタプリズム
で形成する。
【0010】必要とする部品数を少なくして組立てを容
易にするために、第1、第2偏光ビームスプリッタプリ
ズム及びダイクロイックミラープリズムを、これらを一
体化したプリズムブロックで形成する。
【0011】位相素子の構成を簡単にするために、位相
素子を、板面が入射する色光に対して垂直に配置された
1/2波長板とする。
【0012】位相素子を保持するための器具(保持具)
を不要として更なる低価格化及び軽量化を図るととも
に、光路長を短くするために、位相素子を、反射面が入
射する色光に対して45°に配置された全反射ミラー
と、この全反射ミラーの反射面に固着された1/4波長
フィルムとで構成する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面により説明する。図1は本発明による反射型液晶プロ
ジェクタの一実施形態例を示すもので、図6と同一部分
は同一符号とし説明を省略又は簡略する。図1におい
て、10は光源、12は偏光変換素子、24、28、3
2は第1、第2、第3反射型液晶パネルの一例としての
赤、青、緑色光用の反射型液晶パネル(以下単にR、
B、G用LCDという。)、36は投射レンズである。
前記光源10は白色光を出力し、前記偏光変換素子12
は前記光源10から出力した白色光をS偏光光に変換し
て出力し、前記R、B、G用LCD24、28、32
は、図示を省略した表示制御回路からの映像信号によっ
て、第1、第2、第3色光の一例としての赤、青、緑色
光(以下単にR、B、G光という。)の画像を表示す
る。
【0014】40は色分離素子(色分解素子ともい
う。)で、この色分離素子40は、第1、第2ダイクロ
イックミラー42、44、位相素子の一例の1/2波長
板46及び第1、第2全反射ミラー48、50で構成さ
れている。前記第1ダイクロイックミラー42は、前記
偏光変換素子12から出力したS偏光光につき、R、B
光を透過し、G光を反射する。前記1/2波長板46
は、前記第1ダイクロイックミラー42で反射したG光
をS偏光光からP偏光光に変換して出力する。前記第1
全反射ミラー48は、前記第1ダイクロイックミラー4
2を透過したR、B光を90°屈曲した方向へ反射す
る。前記第2全反射ミラー50は、前記1/2波長板4
6から出力したG光を90°屈曲した方向へ反射する。
前記第2ダイクロイックミラー44は、前記第1全反射
ミラー48で反射したR光を反射するとともに、前記第
1全反射ミラー48で反射したB光を透過し、さらに前
記第2全反射ミラー50で反射したG光を反射する。
【0015】52、54は第1、第2偏光ビームスプリ
ッタの一例としての第1、第2偏光ビームスプリッタプ
リズム(以下単に第1、第2PBSという。)、56は
ダイクロイックプリズムである。前記第1PBS52
は、前記第2ダイクロイックミラー44を透過したB光
を反射してB用LCD28に照射するとともに、その反
射光(B用LCD28の変調でP偏光光に変化する。)
を透過して出力し、かつ前記第2ダイクロイックミラー
44で反射したG光を透過してG用LCD32に照射す
るとともに、その反射光(G用LCD32の変調でS偏
光光に変化する。)を反射して出力する。前記第2PB
S54は、前記第2ダイクロイックミラー44で反射し
たR光を反射してR用LCD24に照射するとともに、
その反射光(R用LCD24の変調でP偏光光に変化す
る。)を透過して出力する。前記ダイクロイックプリズ
ム56は、前記第1PBS52から出力したB、G光
と、前記第2PBS54から出力したR光とを合成して
前記投射レンズ36へ出力する。
【0016】つぎに図1の作用を説明する。 (1)光源10から出力した白色光は偏光変換素子12
でS偏光光に変換され、第1ダイクロイックミラー42
でR、B光とG光に分離される。分離後のR、B光は、
第1全反射ミラー48で案内されて第2ダイクロイック
ミラー44に入射する。分離後のG光は、1/2波長板
46でP偏光光に変換され、第2全反射ミラー50で案
内されて第2ダイクロイックミラー44に入射する。入
射したB光は第2ダイクロイックミラー44を透過して
第1PBS52に入力し、入射したG光は第2ダイクロ
イックミラー44で反射して第1PBS52に入力す
る。入射したR光は第2ダイクロイックミラー44で反
射して第2PBS54に入力する。
【0017】(2)第1PBS52に入力したB光は、
その偏光膜で反射してB用LCD28に入射し、その反
射光(B用LCD28の変調でP偏光光に変化する。)
がその偏光膜を透過して出力する。第1PBS52に入
力したG光は、その偏光膜を透過してG用LCD32に
入力し、その反射光(G用LCD32の変調でS偏光光
に変化する。)がその偏光膜で反射して出力する。第2
PBS54に入力したR光は、その偏光膜で反射してR
用LCD24に入射し、その反射光(R用LCD24の
変調でP偏光光に変化する。)がその偏光膜を透過して
出力する。
【0018】(3)第1PBS52から出力したB、G
光と、第2PBS54から出力したR光とは、ダイクロ
イックプリズム56で合成され、合成光が投射レンズ3
6でスクリーン(図示省略)に投射され、カラー画像が
表示される。
【0019】前記実施形態例では、第1、第2偏光ビー
ムスプリッタプリズム、ダイクロイックプリズムがそれ
ぞれ別部品で構成されている場合について説明したが、
本発明はこれに限るものでなく、第1、第2偏光ビーム
スプリッタプリズム及びダイクロイックプリズムを、こ
れらを一体化したプリズムブロックで構成した場合につ
いても利用することができる。例えば、図2に示すよう
に、図1の第1、第2PBS52、54及びダイクロイ
ックプリズム56の代わりにプリズムブロック60を設
けた場合についても本発明を利用することができる。こ
の場合、必要とする部品点数を少なくして組立てを容易
にすることができる。
【0020】前記実施形態例では、色分離素子の構成を
簡単にするために、色分離素子を第1、第2ダイクロイ
ックミラー、位相素子及び第1、第2全反射ミラーで構
成した場合について説明したが、本発明はこれに限るも
のでなく、偏光変換素子は光源から出力した白色光をS
偏光光に変換し、色分離素子は、偏光変換素子から出力
した偏光光からR、B、G光を分離するとともに、G光
を一方の偏光光から他方の偏光光に変換し、かつR光と
B、G光の出力方向を垂直にするとともにB、G光の出
力方向を同一として出力するものであればよい。
【0021】例えば、図3に示すように、色分離素子4
0aを、第1、第2、第3ダイクロイックミラー42、
44a、62、1/2波長板46及び全反射ミラー50
で構成した場合についても利用することができる。図3
において、第1ダイクロイックミラー42は、偏光変換
素子12から出力したS偏光光につきR、B光を透過
し、G光を反射する。1/2波長板46は第1ダイクロ
イックミラー42で反射したG光をS偏光光からP偏光
光に変換して出力する。第3ダイクロイックミラー62
は第1ダイクロイックミラー42を透過したR、B光の
うちのR光を透過し、B光を反射する。第2ダイクロイ
ックミラー44aは、第3ダイクロイックミラー62で
反射したB光を透過するとともに、1/2波長板46か
ら出力し全反射ミラー50で案内されたG光を反射す
る。R、B、G用LCD24、28、32、第1、第2
PBS52、54、ダイクロイックプリズム56及び投
射レンズ36の構成及び作用は図1の場合と同様なので
説明を省略する。また、図3では、第3ダイクロイック
ミラー62と第1PBS52の間隔、第1PBS52と
ダイクロイックプリズム56の間隔、及び第2PBS5
4とダイクロイックプリズム56の間隔を図1の場合よ
り長くすることによって、R、B、G用LCD24、2
8、32のそれぞれで変調されたR、B、G光が、R、
B、G用LCD24、28、32で反射してから色合成
のためのダイクロイックプリズム56に至るまでの光路
長が等しくなるように構成されている。
【0022】前記実施形態例では、色分離素子の構成を
簡単にするために、偏光変換素子は光源から出力した白
色光をS偏光光に変換する構成とした場合について説明
したが、本発明はこれに限るものでなく、偏光変換素子
が光源から出力した白色光をP偏光光に変換する構成と
した場合についても本発明を利用することができる。例
えば、図4に示すように、図1〜図3の偏光変換素子1
2の代わりに、光源10から出力した白色光をP偏光光
に変換して出力する偏光変換素子12aを設け、色分離
素子40bを図3の色分離素子40aに直角ミラー70
を加えた構成とする。図4において、直角ミラー70
は、90°の角度をもって配置された全反射ミラー7
2、74と、この全反射ミラー72、74の入射側に配
置されたリレーレンズ76、78とで構成され、入射光
を平行且つ逆方向の光として反射する。
【0023】つぎに図4の作用を説明する。 (1)光源10から出力した白色光は偏光変換素子12
aでP偏光光に変換され、第1ダイクロイックミラー4
2でR、B光とG光に分離される。第1ダイクロイック
ミラー42で分離されたR、B光は、第3ダイクロイッ
クミラー62でR光とB光に分離される。第3ダイクロ
イックミラー62で分離されたR光は、リレーレンズ7
6、全反射ミラー72、リレーレンズ78及び全反射ミ
ラー74によって、平行且つ逆方向の光となって第1P
BS52に入力する。図4では、R光がR用LCD24
に至るまでの距離がB、G光がB、G用LCD28、3
2に至るまでの距離より長いので、リレーレンズ76、
78でR光を収束調整することによって、光源10から
R、B、G用LCD24、28、32のそれぞれに照射
する光量の均一化を図っている。第3ダイクロイックミ
ラー62で分離されたB光は、第2ダイクロイックミラ
ー44aを透過して第2PBSに入力する。第1ダイク
ロイックミラー42で分離されたG光は、1/2波長板
46でS偏光光に変換され、全反射ミラー50で反射し
て第2ダイクロイックミラー44aに入力し、この第2
ダイクロイックミラー44aで反射して第2PBSに入
力する。
【0024】(2)第1PBS52に入力したB光は、
その偏光膜を透過してB用LCD28に入射し、その反
射光(B用LCD28の変調でS偏光光に変化する。)
がその偏光膜で反射して出力する。第1PBS52に入
力したG光は、その偏光膜で反射してG用LCD32に
入力し、その反射光(G用LCD32の変調でP偏光光
に変化する。)がその偏光膜を透過して出力する。第2
PBS54に入力したR光は、その偏光膜を透過してR
用LCD24に入射し、その反射光(R用LCD24の
変調でS偏光光に変化する。)が偏光膜で反射して出力
する。
【0025】(3)第1PBS52から出力したB、G
光と、第2PBS54から出力したR光とは、ダイクロ
イックプリズム56で合成され、合成光が投射レンズ3
6でスクリーンに投射され、カラー画像が表示される。
【0026】前記実施形態例では、位相素子の構成を簡
単にするために位相素子が1/2波長板の場合について
説明したが、本発明はこれに限るものでなく、第1ダイ
クロイックミラーで反射したG光をS偏光光(又はP偏
光光)からP偏光光(又はS偏光光)に変換して出力す
るものであってもよい。
【0027】例えば、図5に示すように、板面がG光の
入射方向に対して45°に配置されたガラス板80と、
このガラス板80のG光入射面に全反射膜82を介して
固着された1/4波長フィルム84とによって、位相素
子46aを構成した場合についても本発明を利用するこ
とができる。ガラス板80と全反射膜82は全反射ミラ
ーを構成している。図5の場合、第1ダイクロイックミ
ラー42で反射したG光は、まず1/4波長フィルム8
4を通過することによってS偏光光(又はP偏光光)か
ら円偏光光に変換され、ついで全反射膜82で反射し1
/4波長フィルム84を通過することによって円偏光光
からP偏光光(又はS偏光光)に変換され、第2ダイク
ロイックミラー44(又は44a)(図5では省略)側
へ出力される。図5に示した実施形態例では、図1〜図
4の1/2波長板46を保持するための器具(保持具)
を不要として更なる低価格化及び軽量化を図ることがで
きるとともに、光路長を短くすることができる。
【0028】図1、図3又は図4に示した実施形態例で
は、第1、第2偏光ビームスプリッタへの入出射角が非
垂直の場合に生じる収差をなくすために、第1、第2偏
光ビームスプリッタを、2つの直角プリズムの接合斜面
間に偏光膜を固着してなる偏光ビームスプリッタプリズ
ムで構成し、第1、第2偏光ビームスプリッタに入出射
する光の入出射角を垂直とした場合について説明した
が、本発明はこれに限るものでなく、第1、第2偏光ビ
ームスプリッタを透明平板上に偏光膜を固着した偏光ビ
ームスプリッタプレートで構成した場合についても利用
できる。
【0029】前記実施形態例では、位相素子46が第1
ダイクロイックミラー42と全反射ミラー50の間に挿
入された場合について説明したが、本発明はこれに限る
ものではない。例えば、図1、図2の実施形態例では、
位相素子46が全反射ミラー50と第2ダイクロイック
ミラー44の間に挿入された場合、位相素子46が第1
ダイクロイックミラー42と全反射ミラー48の間に挿
入された場合、又は位相素子46が全反射ミラー48と
第2ダイクロイックミラー44の間に挿入された場合に
ついても利用することができる。図1、図2の実施形態
例において、第1ダイクロイックミラー42と全反射ミ
ラー50の間に位相素子46を挿入する代わりに、全反
射ミラー48を図5の位相素子46aで置換した場合に
ついても利用することができる。また、図3、図4の実
施形態例では、位相素子46が全反射ミラー50と第2
ダイクロイックミラー44aの間に挿入された場合、位
相素子46が第1ダイクロイックミラー42と第3ダイ
クロイックミラー62の間に挿入された場合、又は位相
素子46が第3ダイクロイックミラー62と第2ダイク
ロイックミラー44aの間に挿入された場合についても
利用することができる。
【0030】前記実施形態例では、色分離素子内で第
1、第2、第3色光を所定方向へ分離するための構成要
素としてダイクロイックミラー(例えば、図1又は図2
の42及び44、若しくは図3又は図4の42、44a
及び62)を用いた場合について説明したが、本発明は
これに限るものでなく、色分離素子内で第1、第2、第
3色光を所定方向へ分離するための構成要素として、ダ
イクロイックミラーの代わりにプリズムを用いた場合に
ついても利用することができる。
【0031】前記実施形態例では、第1、第2、第3色
光が赤、青、緑色光の場合について説明したが、本発明
はこれに限るものでなく、その他の異なる3色の光であ
ってもよく、又は赤、青、緑色光の順序を異ならせた色
であってもよい。例えば、第1色光を青色光、第2色光
を緑色光、第3色光を赤色光とした場合についても本発
明を利用することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明は、反射型液晶プロジェクタにお
いて、光源、偏光変換素子、色分離素子、第1、第2偏
光ビームスプリッタ及びダイクロイックプリズムを具備
し、偏光変換素子で光源から出力した白色光がS偏光光
又はP偏光光の一方の偏光光(例えばS偏光光)に変換
され、この偏光光が色分離素子によって第1、第2、第
3色光に分離されるとともに、第1、第2、第3色光の
うちの2つの色光(例えばB、G光)を偏光方向の異な
る色光にして同一方向へ出力し、残りの1つの色光(例
えばR光)を2つの色光(例えばB、G光)の出力方向
と垂直な方向へ出力する。色分離素子で分離され同一方
向へ出力した2つの色光(例えばG、B光)は、第1偏
光ビームスプリッタによって対応した反射型液晶パネル
(例えばG、B用のLCD)に照射し、その反射光がダ
イクロイックプリズムに出力する。色分離素子で分離さ
れた残りの1つの色光(例えばR光)は第2偏光ビーム
スプリッタによって対応した反射型液晶パネル(例えば
R用のLCD)に照射し、その反射光がダイクロイック
プリズムに出力し、このダイクロイックプリズムで第
1、第2、第3色光が合成され、この合成光が投射レン
ズを介してスクリーンに投射するように構成した。この
ため、従来3つ必要とした偏光ビームスプリッタを2つ
にすることができ、色合成素子として高価なクロスプリ
ズムを使用する必要がないので、価格低減化と軽量化を
図ることができる。
【0033】色分離素子を、偏光変換素子から出力した
偏光光につき第1、第2色光を透過し第3色光を反射す
る第1ダイクロイックミラーと、この第1ダイクロイッ
クミラーを透過した第1、第2色光を90°屈曲した方
向へ反射する第1全反射ミラーと、第1ダイクロイック
ミラーで反射した第3色光を90°屈曲した方向へ反射
する第2全反射ミラーと、第1全反射ミラーで反射した
第1、第2色光の一方を透過し他方を反射して出力する
とともに、第2全反射ミラーで反射した第3色光を反射
して出力する第2ダイクロイックミラーと、位相素子と
で構成し、この位相素子が、第1ダイクロイックミラー
で反射した第3色光が第2全反射ミラーを介して第2ダ
イクロイックミラーに達するまでの光路に挿入されて、
第1ダイクロイックミラーで反射した第3色光の偏光方
向を一方の偏光光から他方の偏光光に変換するか、又は
第1ダイクロイックミラーを透過した第1、第2色光が
第1全反射ミラーを介して第2ダイクロイックミラーに
達するまでの光路に挿入されて、第1ダイクロイックミ
ラーを透過した第1、第2色光の少なくとも一方の偏光
方向を一方の偏光光から他方の偏光光に変換するように
した場合には、色分離素子の構成を簡単にすることがで
きる。
【0034】色分離素子を、偏光変換素子から出力した
偏光光につき第1、第2色光を透過し第3色光を反射す
る第1ダイクロイックミラーと、この第1ダイクロイッ
クミラーを透過した第1、第2色光の一方を透過し他方
を反射する第3ダイクロイックミラーと、第1ダイクロ
イックミラーで反射した第3色光を90°屈曲した方向
へ反射する全反射ミラーと、第3ダイクロイックミラー
で反射した色光を透過するとともに、全反射ミラーで反
射した第3色光を反射して同一方向へ出力する第2ダイ
クロイックミラーと、位相素子とで構成し、この位相素
子が、第1ダイクロイックミラーで反射した第3色光が
第2全反射ミラーを介して第2ダイクロイックミラーに
達するまでの光路に挿入されて、第1ダイクロイックミ
ラーで反射した第3色光の偏光方向を一方の偏光光から
他方の偏光光に変換するか、又は第1ダイクロイックミ
ラーを透過した第1、第2色光が第3ダイクロイックミ
ラーに達するまでの光路に挿入されて、第1ダイクロイ
ックミラーを透過した第1、第2色光の少なくとも一方
の偏光方向を一方の偏光光から他方の偏光光に変換する
か、若しくは第3ダイクロイックミラーで反射した色光
が第2ダイクロイックミラーに達するまでの光路に挿入
されて、第3ダイクロイックミラーで反射した色光の偏
光方向を一方の偏光光から他方の偏光光に変換するよう
にした場合には、色分離素子の構成を簡単にすることが
できる。
【0035】第1、第2偏光ビームスプリッタを第1、
第2偏光ビームスプリッタプリズムで形成した場合に
は、第1、第2偏光ビームスプリッタに入出射する光の
入出射角を垂直として、入出射角が非垂直の場合に生じ
る収差をなくすことができる。
【0036】第1、第2偏光ビームスプリッタプリズム
及びダイクロイックプリズムを、これらを一体化したプ
リズムブロックで形成した場合には、必要とする部品数
を少なくして組立てを容易にすることができる。
【0037】位相素子を、板面が第3色光の入射光に対
して垂直に配置された1/2波長板とした場合には、位
相素子の構成を簡単にすることができる。
【0038】位相素子を、反射面が第3色光の入射光に
対して45°に配置された全反射ミラーと、この全反射
ミラーの反射面に固着された1/4波長フィルムとで構
成した場合には、位相素子を保持するための器具を不要
として更なる低価格化及び軽量化を図ることができると
ともに、光路長を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による反射型液晶プロジェクタの第1実
施形態例を示す構成図である。
【図2】本発明による反射型液晶プロジェクタの第2実
施形態例を示す構成図である。
【図3】本発明による反射型液晶プロジェクタの第3実
施形態例を示す構成図である。
【図4】本発明による反射型液晶プロジェクタの第4実
施形態例を示す構成図である。
【図5】位相素子の他の実施形態例を示す構成図であ
る。
【図6】従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
10…光源、 12、12a…偏光変換素子、 24…
R用LCD(第1反射型液晶パネルの一例)、 28…
B用LCD(第2反射型液晶パネルの一例)、32…G
用LCD(第3反射型液晶パネルの一例)、 36…投
射レンズ、40、40a、40b…色分離素子、 42
…第1ダイクロイックミラー、 44、44a…第2ダ
イクロイックミラー、 46…1/2波長板(位相素子
の一例)、 46a…位相素子の他の例、 48…第1
全反射ミラー、 50…第2全反射ミラー、 52…第
1PBS(第1偏光ビームスプリッタプリズム)(第1
偏光ビームスプリッタの一例)、 54…第2PBS
(第2偏光ビームスプリッタプリズム)(第2偏光ビー
ムスプリッタの一例)、 56…ダイクロイックプリズ
ム、 60…プリズムブロック、 62…第3ダイクロ
イックミラー、70…直角ミラー、 50a、72、7
4…全反射ミラー、 76、78…リレーレンズ、 8
0…ガラス板、 82…全反射膜、 84…1/4波長
フィルム、 B(P)…P偏光された青色光(第2色光
の一例)、 B(S)…S偏光された青色光(第2色光
の一例)、 G(P)…P偏光された緑色光(第3色光
の一例)、 G(S)…S偏光された緑色光(第3色光
の一例)、 P…P偏光光、 R(P)…P偏光された
赤色光(第1色光の一例)、 R(S)…S偏光された
赤色光(第1色光の一例)、 S…S偏光光。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1、第2、第3反射型液晶パネルで表示
    された第1、第2、第3色光の画像を合成し、投射レン
    ズでスクリーンに投射してカラー画像を表示する反射型
    液晶プロジェクタにおいて、白色光を出力する光源と、
    この光源から出力した白色光をS偏光光又はP偏光光の
    一方の偏光光に変換して出力する偏光変換素子と、この
    偏光変換素子から出力した偏光光から第1、第2、第3
    色光を分離するとともに、第1、第2、第3色光のうち
    の2つの色光を偏光方向の異なる色光にして同一方向へ
    出力し、残りの1つの色光を前記2つの色光の出力方向
    と垂直な方向へ出力する色分離素子と、この色分離素子
    から同一方向へ出力した2つの色光の一方を透過すると
    ともに他方を反射し、前記第1、第2、第3反射型液晶
    パネルのうちの対応した反射型液晶パネルに照射してそ
    の反射光を出力する第1偏光ビームスプリッタと、前記
    色分離素子から出力した残りの1つの色光を前記第1、
    第2、第3反射型液晶パネルのうちの対応した反射型液
    晶パネルに照射してその反射光を出力する第2偏光ビー
    ムスプリッタと、前記第1、第2偏光ビームスプリッタ
    から出力した第1、第2、第3色光を合成して前記投射
    レンズに出力するダイクロイックプリズムとを具備して
    なることを特徴とする反射型液晶プロジェクタ。
  2. 【請求項2】色分離素子は、偏光変換素子から出力した
    偏光光につき第1、第2色光を透過し第3色光を反射す
    る第1ダイクロイックミラーと、この第1ダイクロイッ
    クミラーを透過した第1、第2色光を90°屈曲した方
    向へ反射する第1全反射ミラーと、前記第1ダイクロイ
    ックミラーで反射した第3色光を90°屈曲した方向へ
    反射する第2全反射ミラーと、前記第1全反射ミラーで
    反射した第1、第2色光の一方を透過し他方を反射して
    出力するとともに、前記第2全反射ミラーで反射した第
    3色光を反射して出力する第2ダイクロイックミラー
    と、前記第1ダイクロイックミラーで反射した第3色光
    が前記第2全反射ミラーを介して前記第2ダイクロイッ
    クミラーに達するまでの光路に挿入された位相素子とか
    らなり、この位相素子により前記第1ダイクロイックミ
    ラーで反射した第3色光の偏光方向を一方の偏光光から
    他方の偏光光に変換してなる請求項1記載の反射型液晶
    プロジェクタ。
  3. 【請求項3】色分離素子は、偏光変換素子から出力した
    偏光光につき第1、第2色光を透過し第3色光を反射す
    る第1ダイクロイックミラーと、この第1ダイクロイッ
    クミラーを透過した第1、第2色光を90°屈曲した方
    向へ反射する第1全反射ミラーと、前記第1ダイクロイ
    ックミラーで反射した第3色光を90°屈曲した方向へ
    反射する第2全反射ミラーと、前記第1全反射ミラーで
    反射した第1、第2色光の一方を反射し他方を透過して
    出力するとともに、前記第2全反射ミラーで反射した第
    3色光を反射して出力する第2ダイクロイックミラー
    と、前記第1ダイクロイックミラーを透過した第1、第
    2色光が前記第1全反射ミラーを介して前記第2ダイク
    ロイックミラーに達するまでの光路に挿入された位相素
    子とからなり、この位相素子により前記第1ダイクロイ
    ックミラーを透過した第1、第2色光の少なくとも一方
    の偏光方向を一方の偏光光から他方の偏光光に変換して
    なる請求項1記載の反射型液晶プロジェクタ。
  4. 【請求項4】色分離素子は、偏光変換素子から出力した
    偏光光につき第1、第2色光を透過し第3色光を反射す
    る第1ダイクロイックミラーと、この第1ダイクロイッ
    クミラーを透過した第1、第2色光の一方を透過し他方
    を反射する第3ダイクロイックミラーと、前記第1ダイ
    クロイックミラーで反射した第3色光を90°屈曲した
    方向へ反射する全反射ミラーと、前記第3ダイクロイッ
    クミラーで反射した色光を透過するとともに、前記全反
    射ミラーで反射した第3色光を反射して同一方向へ出力
    する第2ダイクロイックミラーと、前記第1ダイクロイ
    ックミラーで反射した第3色光が前記第2全反射ミラー
    を介して前記第2ダイクロイックミラーに達するまでの
    光路に挿入された位相素子とからなり、この位相素子に
    より前記第1ダイクロイックミラーで反射した第3色光
    の偏光方向を一方の偏光光から他方の偏光光に変換して
    なる請求項1記載の反射型液晶プロジェクタ。
  5. 【請求項5】色分離素子は、偏光変換素子から出力した
    偏光光につき第1、第2色光を透過し第3色光を反射す
    る第1ダイクロイックミラーと、この第1ダイクロイッ
    クミラーを透過した第1、第2色光の一方を透過し他方
    を反射する第3ダイクロイックミラーと、前記第1ダイ
    クロイックミラーで反射した第3色光を90°屈曲した
    方向へ反射する全反射ミラーと、前記第3ダイクロイッ
    クミラーで反射した色光を透過するとともに、前記全反
    射ミラーで反射した第3色光を反射して同一方向へ出力
    する第2ダイクロイックミラーと、前記第1ダイクロイ
    ックミラーを透過した第1、第2色光が前記第3ダイク
    ロイックミラーに達するまでの光路に挿入された位相素
    子とからなり、この位相素子により前記第1ダイクロイ
    ックミラーを透過した第1、第2色光の少なくとも一方
    の偏光方向を一方の偏光光から他方の偏光光に変換して
    なる請求項1記載の反射型液晶プロジェクタ。
  6. 【請求項6】色分離素子は、偏光変換素子から出力した
    偏光光につき第1、第2色光を透過し第3色光を反射す
    る第1ダイクロイックミラーと、この第1ダイクロイッ
    クミラーを透過した第1、第2色光の一方を透過し他方
    を反射する第3ダイクロイックミラーと、前記第1ダイ
    クロイックミラーで反射した第3色光を90°屈曲した
    方向へ反射する全反射ミラーと、前記第3ダイクロイッ
    クミラーで反射した色光を透過するとともに、前記全反
    射ミラーで反射した第3色光を反射して同一方向へ出力
    する第2ダイクロイックミラーと、前記第3ダイクロイ
    ックミラーで反射した色光が前記第2ダイクロイックミ
    ラーに達するまでの光路に挿入された位相素子とからな
    り、この位相素子により前記第3ダイクロイックミラー
    で反射した色光の偏光方向を一方の偏光光から他方の偏
    光光に変換してなる請求項1記載の反射型液晶プロジェ
    クタ。
  7. 【請求項7】第1、第2偏光ビームスプリッタを第1、
    第2偏光ビームスプリッタプリズムで形成してなる請求
    項1、2、3、4、5又は6記載の反射型液晶プロジェ
    クタ。
  8. 【請求項8】第1、第2偏光ビームスプリッタプリズム
    及びダイクロイックプリズムを、これらを一体化したプ
    リズムブロックで形成してなる請求項7記載の反射型液
    晶プロジェクタ。
  9. 【請求項9】位相素子は、板面が入射する色光に対して
    垂直に配置された1/2波長板としてなる請求項1、
    2、3、4、5、6又は8記載の反射型液晶プロジェク
    タ。
  10. 【請求項10】位相素子は、板面が入射する色光に対し
    て垂直に配置された1/2波長板としてなる請求項7記
    載の反射型液晶プロジェクタ。
  11. 【請求項11】位相素子は、反射面が入射する色光に対
    して45°に配置された全反射ミラーと、この全反射ミ
    ラーの反射面に固着された1/4波長フィルムとからな
    る請求項1、2、3、4、5、6又は8記載の反射型液
    晶プロジェクタ。
  12. 【請求項12】位相素子は、反射面が入射する色光に対
    して45°に配置された全反射ミラーと、この全反射ミ
    ラーの反射面に固着された1/4波長フィルムとからな
    る請求項7記載の反射型液晶プロジェクタ。
JP28086299A 1999-09-30 1999-09-30 反射型液晶プロジェクタ Pending JP2001100155A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28086299A JP2001100155A (ja) 1999-09-30 1999-09-30 反射型液晶プロジェクタ
PCT/JP2000/005315 WO2001025838A1 (fr) 1999-09-30 2000-08-08 Projecteur a reflexion a cristaux liquides
US09/856,001 US6628346B1 (en) 1999-09-30 2000-08-08 Reflection type liquid crystal projector
EP00950048A EP1146383A4 (en) 1999-09-30 2000-08-08 REFLECTIVE PROJECTOR WITH LIQUID CRYSTALS
CA002352434A CA2352434A1 (en) 1999-09-30 2000-08-08 Reflection type liquid crystal projector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28086299A JP2001100155A (ja) 1999-09-30 1999-09-30 反射型液晶プロジェクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001100155A true JP2001100155A (ja) 2001-04-13

Family

ID=17631011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28086299A Pending JP2001100155A (ja) 1999-09-30 1999-09-30 反射型液晶プロジェクタ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6628346B1 (ja)
EP (1) EP1146383A4 (ja)
JP (1) JP2001100155A (ja)
CA (1) CA2352434A1 (ja)
WO (1) WO2001025838A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7220002B2 (en) 2003-10-01 2007-05-22 Fujinon Corporation Color separation and synthesis systems, color separation systems and color synthesis systems, illumination optical systems, projection optical systems, and projection display devices using these systems
US7281804B2 (en) 2004-12-16 2007-10-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Prism assembly for separating light
US7287858B2 (en) 2003-03-06 2007-10-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Color separating unit and projection type image display apparatus employing the same
US7300156B2 (en) 2004-12-16 2007-11-27 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Prism assembly for separating light

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3573190B2 (ja) * 1998-07-03 2004-10-06 株式会社富士通ゼネラル 液晶プロジェクタ装置
JP3695288B2 (ja) * 2000-05-30 2005-09-14 松下電器産業株式会社 液晶プロジェクター
US6893130B2 (en) * 2001-08-06 2005-05-17 Advanced Digital Optics, Inc. Color management system having a field lens
US20030048421A1 (en) * 2001-08-22 2003-03-13 Alpha Du Liquid crystal projector
US20030122974A1 (en) * 2001-12-27 2003-07-03 Huei-Young Ma Reflective LCD projector system
JP4077216B2 (ja) * 2001-12-28 2008-04-16 株式会社リコー 色分離素子及び作像光学エンジン及び投影装置
US6819365B1 (en) * 2002-06-05 2004-11-16 Rockwell Collins Color LCD projector with micro display light engine
KR20040079083A (ko) * 2003-03-06 2004-09-14 삼성전자주식회사 광 합성장치
JP4105109B2 (ja) * 2003-03-06 2008-06-25 三星電子株式会社 カラー分離ユニットを適用したプロジェクションタイプ画像表示装置
CN100403155C (zh) * 2004-01-13 2008-07-16 浙江舜宇光学有限公司 透镜合色式光学投影机
EP1610566A1 (en) * 2004-06-25 2005-12-28 Sony Deutschland GmbH Imaging unit for color projection engine comprising reflective displays
DE102005019839B4 (de) * 2005-04-28 2009-04-09 Cinetron Technology Inc. Flüssigkristall-Projektionssystem
US7445341B2 (en) * 2005-09-21 2008-11-04 3M Innovative Properties Company Four panel liquid crystal display system
TWI316612B (en) * 2006-10-20 2009-11-01 Chunghwa Picture Tubes Ltd Light beam splitting and combining system and processing method
US20090102939A1 (en) * 2007-10-18 2009-04-23 Narendra Ahuja Apparatus and method for simultaneously acquiring multiple images with a given camera
US9304384B2 (en) * 2012-08-02 2016-04-05 Nec Corporation Projection display apparatus and projection light generating method
JP6237628B2 (ja) * 2012-08-02 2017-11-29 日本電気株式会社 投射型表示装置及び投射光発生方法
CN109188700B (zh) * 2018-10-30 2021-05-11 京东方科技集团股份有限公司 光学显示系统及ar/vr显示装置
CN113741130A (zh) * 2020-05-29 2021-12-03 苏州佳世达光电有限公司 激光投影机
WO2024118888A1 (en) * 2022-11-30 2024-06-06 The Trustees Of Columbia University In The City Of New York Four-way image splitter for high-speed characterization of tissue samples

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5267029A (en) * 1989-12-28 1993-11-30 Katsumi Kurematsu Image projector
JPH11142792A (ja) * 1997-11-10 1999-05-28 Nikon Corp 偏光装置および投射型表示装置
US6176586B1 (en) * 1998-03-24 2001-01-23 Minolta Co., Ltd. Projection display apparatus
JP3603588B2 (ja) * 1998-03-25 2004-12-22 ミノルタ株式会社 投影表示装置
JP3622500B2 (ja) * 1998-05-20 2005-02-23 株式会社富士通ゼネラル 液晶プロジェクタ装置
TW460730B (en) * 1998-11-13 2001-10-21 Ind Tech Res Inst Dual board Liquid crystal projection display

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7287858B2 (en) 2003-03-06 2007-10-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Color separating unit and projection type image display apparatus employing the same
US7220002B2 (en) 2003-10-01 2007-05-22 Fujinon Corporation Color separation and synthesis systems, color separation systems and color synthesis systems, illumination optical systems, projection optical systems, and projection display devices using these systems
US7438419B2 (en) 2003-10-01 2008-10-21 Fujinon Corporation Color separation and synthesis systems, color separation systems and color synthesis systems, illumination optical systems, projection optical systems, and projection display devices using these systems
US7281804B2 (en) 2004-12-16 2007-10-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Prism assembly for separating light
US7300156B2 (en) 2004-12-16 2007-11-27 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Prism assembly for separating light

Also Published As

Publication number Publication date
CA2352434A1 (en) 2001-04-12
EP1146383A4 (en) 2006-05-03
US6628346B1 (en) 2003-09-30
EP1146383A1 (en) 2001-10-17
WO2001025838A1 (fr) 2001-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001100155A (ja) 反射型液晶プロジェクタ
JP2915467B2 (ja) 液晶プロジェクタ
US6247814B1 (en) Projecting device for displaying electronic images
US6747709B2 (en) Optical system of liquid crystal projector using liquid crystal displays
JP3417757B2 (ja) 液晶表示装置およびその光束分離方法
US6402323B1 (en) Reflective type liquid crystal projection system
KR100381050B1 (ko) 액정 프로젝터의 광학계
US20020089679A1 (en) Color separating/synthesizing apparatus
JP2002090878A (ja) プロジェクタ
JPH11153774A (ja) 反射型光変調プロジェクタ
JP2001264697A (ja) プロジェクタ装置
KR100546644B1 (ko) 반사형 조명 광학계
KR101019478B1 (ko) 투사 표시 장치
US6831788B2 (en) Polarization beam splitter and projection display apparatus using the same
KR100429213B1 (ko) 프로젝터의 광학계
JP2001056449A (ja) 液晶プロジェクタ装置
JPH05100331A (ja) 液晶表示装置
JP2011095404A (ja) 画像表示装置
KR100763396B1 (ko) 조명 광학계
JP2002341346A (ja) 液晶プロジェクタ装置
JP3260821B2 (ja) 光源装置および投影型液晶画像表示装置
JP3570693B6 (ja) 液晶ビデオプロジェクタ
JP3570693B2 (ja) 液晶ビデオプロジェクタ
JP2720728B2 (ja) 液晶表示装置
JPH1026756A (ja) 投射型表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100126