JP2001099841A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JP2001099841A
JP2001099841A JP28255799A JP28255799A JP2001099841A JP 2001099841 A JP2001099841 A JP 2001099841A JP 28255799 A JP28255799 A JP 28255799A JP 28255799 A JP28255799 A JP 28255799A JP 2001099841 A JP2001099841 A JP 2001099841A
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耕一 浅田
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圭一 飯田
Hakuo Owada
伯男 大和田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のラックを配置できるタイプ、複数の試験
管を配置できるタイプ、複数の尿カップを配置できるタ
イプを相互に互換可能であり、かつ、再検査を容易に実
行できる自動分析装置を実現する。 【解決手段】オペレータが、入出力表示器2に表示され
るパラメータ設定画面により、使用ディスクがラックデ
ィスクか、試験管用のディスクか、尿カップ用のディス
クかを選択する。CPU18は、オペレータにより選択
されたサンプルディスクの種別に応じて定まるサンプル
容器間の距離間隔に合致して分注ノズル6が動作するよ
うに制御する。また、分析開始時と終了時とで試験管等
の試料容器の配置位置が変化しないように構成される。
これにより、複数のラックを配置できるタイプ、複数の
試験管を配置できるタイプ、複数の尿カップを配置でき
るタイプを相互に互換可能な自動分析装置を実現するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体試料などの血
液や尿等の分析を行う自動分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生体試料を分析する自動分析装置には、
図10に示すように、試料を試験管に入れ、その試験管
をラックにセットするラック専用タイプの自動分析装置
27と、図11に示すように、試験管をディスクにセッ
トするディスクタイプの自動分析装置28の2種類の装
置がある。
【0003】また、分注ポジションに尿カップを一個だ
け置いて分析する自動分析装置がある。
【0004】なお、ディスクタイプの自動分析装置の例
としては、特開昭59−67442号公報に記載された
「自動試料採取装置」がある。この公報に記載されたも
のは、ターンテーブルの周縁に切り欠きが設けられ、こ
の切り欠きと駆動アセンブリとの係合状態に応じてター
ンテーブルの回転軸から異なる半径にある2つの位置の
いずれか一方を採択して、採択した円周上の試料を採取
するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、デ
ィスクタイプ又はラックタイプの自動分析装置を購入し
たユーザは、後にラックタイプ又はディスクタイプの自
動分析装置にしようとすると、装置を一式買い換えなけ
ればならない。または、サンプラーユニット一式を買い
換えなければならず、試料の分析に要する費用が高価と
なると言う問題があった。
【0006】また、上述したように、現在では、尿カッ
プを一個だけ置いて分析する自動分析装置は存在する
が、複数の尿カップをテーブル等に配置して分析できる
自動分析装置があれば便利である。
【0007】さらに、ラック専用タイプの自動分析装置
においては、再検査しようとすると、検査が終了したラ
ックは、検査中とは異なる位置に移動されてしまうた
め、再検査する検体を探すためには、分析終了したラッ
クの中からどのラックのどのポジションにある試験管に
収容された検体かを探さなければならず、その動作等が
半ざる煩雑であった。
【0008】このため、複数のラックを配置できるタイ
プ、複数の試験管を配置できるタイプ、複数の尿カップ
を配置できるタイプを相互に互換可能であり、かつ、再
検査が容易に実行できる自動分析装置の実現が望まれて
いた。
【0009】本発明の目的は、複数のラックを配置でき
るタイプ、複数の試験管を配置できるタイプ、複数の尿
カップを配置できるタイプを相互に互換可能であり、か
つ、再検査が容易に実行できる自動分析装置を実現する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のように構成される。 (1)サンプル分注手段により、サンプルを収容した試
料容器からサンプルを吸引し、サンプル分注位置に分注
して、サンプルを分析する自動分析装置において、複数
の試料容器が、それぞれの配置形式で配置される複数種
のサンプルディスクと、上記複数種のサンプルディスク
のうちのいずれか一つのサンプルディスクを選択するデ
ィスク選択手段と、上記ディスク選択手段により選択さ
れたディスクの種別を識別し、識別したディスクの種類
毎によって定まる試料容器間の距離間隔に基づいて、上
記サンプル分注手段の動作を制御する動作制御手段とを
備える。
【0011】(2)好ましくは、上記(1)において、
上記複数種のサンプルディスクのうちの一種類のサンプ
ルディスクは、複数の試料容器を収容するラックが所定
配置位置に複数個配列されるサンプルディスクであり、
このサンプルディスクの外周位置には、各ラックに貼付
されたラック識別用バーコードを読み取るバーコードリ
ーダを備え、上記動作制御手段は、バーコードリーダに
より読み取られたバーコードに従って、優先するラック
に収容された試料容器のサンプルから分析を開始する。
【0012】(3)また、好ましくは、上記(1)にお
いて、上記複数種のサンプルディスクは、その中央部に
緊急検体又は追加検体の配置位置を有し、この緊急検体
配置位置に緊急検体が配置されたことを検知する検知手
段を備え、この検知手段が緊急検体配置位置に検体が配
置されたことを検知すると、上記動作制御手段は、緊急
検体を優先して吸引分注するように、サンプル分注手段
の動作を制御する。
【0013】(4)また、好ましくは、上記(1)にお
いて、上記複数種のサンプルディスクのうちの一種類の
サンプルディスクは、複数の試料容器を収容するラック
が所定配置位置に複数個配列されるサンプルディスクで
あり、所定の分注位置に配置されたラックをサンプルデ
ィスクから取り出すラック取り出し手段を備えるととも
に、上記取り出されたラックに収容された試料容器に貼
付された検体IDを読み取る読み取り手段を備える。
【0014】(5)また、好ましくは、上記(1)にお
いて、上記複数の試料容器のサンプルディスクにおける
配置位置は、サンプルの分析開始時と終了時とで一致し
ている。
【0015】選択されたサンプルディスクの種別に応じ
て定まるサンプル容器間の距離間隔に合致して分注ノズ
ルが動作するように制御する構成したので、複数のラッ
クを配置できるタイプ、複数の試験管を配置できるタイ
プ、複数の尿カップを配置できるタイプを相互に互換可
能な自動分析装置を実現することができる。また、分析
開始時と終了時とで試験管等の試料容器の配置位置が変
化しないように構成したので再検査が容易に実行可能と
なる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態で
ある自動分析装置1の概略構成図である。この一実施形
態である自動分析装置は、複数のラックを配置できるタ
イプ、複数の試験管を配置できるタイプ、複数の尿カッ
プを配置できるタイプを相互に互換可能な自動分析装置
であり、複数のラックを配置できるタイプを選択した場
合の例を図1に示す。そして、この図1に示した例にお
いては、複数のラックは、ラック格納ディスク11に配
置されており、ラックをラック格納ディスク11の外に
取り出さないで試料を分注する。
【0017】図1において、ユーザは、測定する検体数
量分だけの試料を別々のサンプル格納試験管12に入れ
る。試料の入ったサンプル格納試験管12をラック13
に一本一本セットし、5本セットしたら別のラック13
に他のサンプル格納試験管12をセットする。試験管1
2のセットを終えたラック13をラック格納ディスク1
1にセットする。
【0018】ラック格納ディスク11に複数のラック1
3をセット(配置)した状態は、図1に示すように、複
数のラック13は、ディスク11の回転中心である緊急
検体測定位置20を中心として、放射状に配列されてい
る(この例では、15個のラック13が配列されてい
る)。
【0019】検体のセット、つまり、ラック13内への
試験管12のセットを終えたユーザは、次に、測定に必
要な試験紙5が試験紙格納カセット4に充分有るかどう
か入出力表示器2にて確認する。そして、測定に必要な
試験紙5が試験紙格納カセット4に充分に無い場合に
は、試験紙5の入っている新しいカセット4を古いカセ
ット4と交換する。
【0020】また、使用済み試験紙格納箱10が使用済
みの試験紙5で一杯になっていないかどうかを確認し、
一杯であれば使用済みの試験紙5を廃棄して、使用済み
試験紙格納箱10を元の場所にセットし直す。
【0021】以上の準備を終えたユーザは、入出力表示
器2から測定に必要なデータを入力し(シーケンスナン
バ、古いデータのクリア、試験紙格納カセット4の交換
有無等)、入出力表示器2に有るスタートキーを押して
測定を開始させる。
【0022】入出力表示器2のスタートキーが押される
と、CPU18は、ディスク制御機構19へ指令を出
し、ラック格納ディスク11の指定されたラック13を
サンプル分注位置21まで回転させ、停止指令を出して
ディスク11を停止させる。
【0023】また、CPU18は、サンプルピペッティ
ング機構7に対しても制御を行い、ピペッティング機構
7に備えられているサンプルノズル6と一緒にピペッテ
ィング機構7をサンプル分注位置21のラック13内の
ポジションaの上方位置まで水平移動させる。そして、
サンプルノズル6を上記ポジションaに向けて下降し、
その位置の試験管12から検体を吸引する。
【0024】次に、サンプルノズル6をポジションaか
ら上昇させ、試験紙への分注ポジション(図示した試験
紙5の位置)までサンプルノズル6を戻す動作をさせ
る。それと同時に、CPU18は、カセット機構3にも
指令を出し、試験紙格納カセット4から試験紙5を一枚
送り出させる。
【0025】送り出された試験紙5は、試験紙搬送機構
8によって試験紙へのサンプル分注位置へ送られる。そ
して、検体を吸引したサンプルノズル6は、試験紙5上
に貼られてある複数の試薬パッドに検体を必要量だけ分
注しながら水平方向に移動する。
【0026】つまり、図2に示すように、試験紙5には
複数の試薬パッド5a〜5jが添付されている。そし
て、図2の(A)に示すように、サンプルノズル6は、
試験パッド5aの上方に移動され、図2の(B)に示す
ように、試薬パッド5aに向かって下降し、試薬パッド
5aに検体を必要量だけ分注する。その後、図2の
(C)に示すように、サンプルノズル6は、試薬パッド
5aの上方に移動される。
【0027】次に、図2の(D)に示すように、サンプ
ルノズル6は、試薬パッド5aの上方位置から試薬パッ
ド5bの上方位置に移動され、試薬パッド5bに向かっ
て下降する。そして、図2の(E)に示すように、サン
プルノズル6は、試薬パッド5bに検体を必要量だけ分
注する。その後、図2の(F)に示すように、サンプル
ノズル6は、試薬パッド5bの上方に移動される。
【0028】以降、試薬パッド5d〜5iに対して同様
にして、検体を必要量だけ分注し、最後に、図2の
(G)〜(I)に示すように、サンプルノズル6は、試
薬パッド5jに対して検体を必要量だけ分注して、この
試験パッド5jの上方に移動する。
【0029】試験紙5の各試薬パッド5a〜5jに検体
を分注した後、サンプルノズル6内に残った検体は、洗
浄漕17にて吐出され、この洗浄漕17においてサンプ
ルノズル6の洗浄が同時に行われる。また、検体が分注
された試験紙5は、試験紙搬送機構8によって次のポジ
ションに移動される。
【0030】同様に、サンプル分注ポジション21のラ
ック13の次の試験管12内の検体についてもサンプル
ノズル6により吸引され、試験紙5に分注される。つま
り、サンプルピペッティング機構7をサンプル分注位置
21のポジションbまで水平移動させ、サンプルノズル
6をこのポジションbに下降させて、検体を吸引して試
験紙5への分注ポジションまで戻る。そして、次の検体
の為の試験紙5が試験紙格納カセット4からカセット機
構3によって押し出され、試験紙搬送機構8によって、
試験紙5へのサンプル分注位置へ送られる。次に、上述
したと同様にして、サンプルノズル6から試験紙5上の
試薬パッドに検体が分注される。
【0031】このような連続動作をしながら一番最初の
試験紙5が、ちょうど反応時間のタイミングになった時
に、測定機構部9の下に来るように、試験紙搬送機構8
にて動作制御するようCPU18から指令するようにプ
ログラムされている。
【0032】試験紙搬送機構8によって送られてきた試
験紙5は、測定機構部9によって測定され、CPU18
により演算され、測定結果が入出力表示器2に表示さ
れ、ユーザに知らされる。
【0033】サンプル分注位置21で、a〜eの5ポジ
ション分だけの分注が終了すると、CPU18は1ラッ
ク分ディスク11を回転するようにディスク制御機構1
9に指令を出し回転させる。このように、次から次へと
連続して一般検体を測定することが出来る。
【0034】このような一般検体を測定中に、緊急検体
をコップに入れたまま緊急検体側定位置20にセットす
ると、緊急検体測定位置20に設けられたセンサを監視
しているCPU18が、緊急検体の有無を判断し、緊急
検体測定に必要な画面を入出力表示器2に自動的に表示
し、ユーザに知らしめる。
【0035】ユーザは緊急検体の依頼を入出力表示器2
から依頼すると、CPU18が入出力表示器2からその
情報を受け、サンプルピペッティング機構7を緊急検体
側定位置20へ移動させ、一般検体と同様に、緊急検体
用コップから検体を吸引し、試験紙5に分注する。緊急
検体の測定結果は、一般検体か緊急検体か区別できるよ
うにシーケンスナンバで分かるように区別される。
【0036】この場合、緊急検体用コップは、回転する
ディスク11でもその位置が移動しない中央部の緊急検
体測定位置20に配置されるので、ピペッティングの位
置制御も容易であり、緊急時に速やかに検体の吸引分注
を行うことができる。
【0037】このような機構系を持つ尿自動分析装置1
において、例えばラック格納ディスク11を、図3に示
すような試験管専用ディスク11A、図4に示すような
尿コップ専用ディスク11B等と入れ替えできるような
構造、対応可能なプログラムになっており、どのディス
クが現在取り付けてあるか入出力表示器2から指定する
ことで容易に実現できる(後述する)。
【0038】図3に示した試験管専用ディスク11Aに
おいては、試験管12を5つ直列に並べたものが15組
あり、これらは、ディスク11Aの回転中心である緊急
検体測定位置20を中心として、放射状に配列されてい
る。
【0039】また、図4に示した尿コップ専用ディスク
11Bにおいては、ディスク11Bの周縁近傍に、8個
の尿コップ15が等間隔で配置されている。この尿コッ
プ専用ディスク11Bにあっても、その中央部に緊急検
体測定位置20が設けられているものである。
【0040】図5は、ラック格納ディスク11を使用
し、ラックをディスク11の外に取出して試料を分注す
るタイプの装置の概略図である。この装置の特長は、各
ラック13に貼ってあるラックナンバー識別用バーコー
ドラベル22とサンプル格納試験管12に貼ってある検
体ID用バーコードラベル23とを読むことが出来ると
ころである。
【0041】つまり、バーコードラベル22、23を読
むことにより、一般検体用、緊急検体用、キャリブレー
ション用、コントロール用ラックなのかを識別すること
が出来る。また、一般検体用・緊急検体用と識別しない
でも、測定したいラック番号を入出力表示器2から又は
ホストと呼ばれる上位コンピュータからあらかじめ登録
しておくだけでその順番に測定することも出来る。
【0042】つまり、ラックを優先つけて測定したり、
ある検体の測定データをもう一度測定したい場合、その
検体を乗せてあるラック13を再度測定する、いわゆる
再検することも出来る大きな特徴を持っている。
【0043】次に、その機構について説明する。測定原
理等は概ね図1の例と同様であるので異なる部分につい
てのみ説明する。CPU18がディスク制御機構19に
指令を行なうことによりラック格納ディスク11を回転
させ、これから分析するラック13をラック取出し位置
26迄回転させ停止させる。また、CPU18はラック
取出し機構14に対しても指令を行い、ラック取り出し
位置26に停止したディスク11上のラック13をディ
スク11上から引き出させる。
【0044】そして、ディスク11の外周位置に配置さ
れたバーコードリーダ15にて、引き出されたラック1
3のサンプル格納試験管12に貼られたバーコードラベ
ル23を読取り、その検体の分析依頼が有るかどうかを
CPU18が判断する。依頼が有れば、その検体を分注
位置16までラック取出し機構14が移動させる。な
お、このラック取り出し機構14は、チャック等の機構
により構成され、このチャックによりラック13を挟
み、分注位置16まで移動させる。
【0045】また、CPU18は、サンプルピペッティ
ング機構7に対しても動作制御を行い、ピペッティング
機構7に備えられているサンプルノズル6と一緒にピペ
ッティング機構7をサンプル分注位置16まで水平移動
させる。そして、サンプルノズル6を下降させ、試験管
12から検体を吸引し、サンプルノズル6を上昇させて
試験紙5への分注ポジションまでサンプルノズル6を戻
す動作をさせる。それと同時に、CPU18は、カセッ
ト機構3にも指令を出し試験紙格納カセット4から試験
紙5を一枚送り出す。
【0046】送り出された試験紙5は、試験紙搬送機構
8によって試験紙5へのサンプル分注位置へ送られる。
そして、検体を吸引したサンプルノズル6は試験紙5上
に貼られてある試薬パッドに検体を必要量だけ分注しな
がら水平方向に移動する。サンプルノズル6内に残った
検体は、洗浄漕17にて吐出されサンプルノズル6の洗
浄が同時に行われる。検体を分注された試験紙5は、試
験紙搬送機構8によって次のポジションに移動される。
【0047】同様に、次の検体についても、CPU18
がラック送り出し機構14に対し、ラック13を1検体
分ディスク11側へ送り込みながらバーコードリーダ1
5にて検体IDを読む。
【0048】このように、5ポジション分の検体のディ
スク11への送り込み終わると、CPU18はディスク
制御機構19に指令を出し、ディスク11を1ラック分
回転させる。このように、ディスク11を回転した時に
バーコードリーダ15がラック用バーコードラベル22
を読み、ラック取出し機構14がラック13を取り出
す。そして、ラック13が分注位置16へ送り出された
時に、ラック用バーコードラベルを読み出したと同様
に、バーコードリーダ15が試験管12に貼ってある検
体用バーコードラベル23を読み、分析するかしないか
をCPU18が判断しながら他の機構系を制御する。
【0049】24は緊急検体設置位置であり、緊急検体
設置位置24は、ディスク11の周縁部近辺であって、
ラック13と13との間に設定されている。そして、緊
急検体を測定する場合には、緊急検体設置位置24が指
示しているディスク11上の試験管セット位置に、検体
の入った試験管12をセットすると、CPU18が緊急
検体がセットされたことを認識する。緊急検体がセット
されたことを認識したCPU18は、入出力表示器2に
緊急検体依頼画面を表示し、ユーザに緊急検体依頼登録
を促す。
【0050】次に、ユーザは入出力表示器2から緊急検
体依頼を行うと、CPU18は、緊急検体を受け付けた
と判断し、ディスク11を緊急検体側定位置20まで回
転させる。そして、CPU18は、現在測定している一
般検体の測定終了後、サンプルピペッティング機構7を
緊急検体側定位置20まで移動させ、緊急検体をサンプ
ルノズル6に吸引させる。
【0051】サンプルピペッティング機構7が緊急検体
を吸引し終わり、試験紙5へ分注するために試験紙5の
方向に移動し始めると、測定を終了した緊急検体は、元
の緊急検体設置位置24まで戻される。このようにし
て、緊急検体測定を容易に行うことが出来る。
【0052】次に、再検査について説明する。あるラッ
ク13上に有るある検体をもう一度測定したい場合、そ
のラック13をもう一度分注位置13に対応するまで回
転させ、ラック取出し機構14が、そのラック13のあ
る検体を分注位置13まで取出し、分析することで容易
に再検査を行うことが出来る。図10に示すようなラッ
ク専用タイプの自動分析装置では、終了したラックの中
から再検するラックを探すという煩わしさが有った。
【0053】つまり、ディスクタイプの自動分析装置で
は、テーブル上に試験管等が所定の位置に配置されてお
り、この位置は分析開始と終了とで互い一致しており、
検体の再検査しようとする場合には、その再検査しよう
とする検体の位置が容易に判別することができる。
【0054】これに対して、ラック専用タイプの自動分
析装置の場合では、分析開始と終了とラック位置が異な
るため、再検査しようとした検体を探すときには、分析
終了したラックの中からどのラックのどのポジションの
検体が再検査する検体なのかを探し出すのが煩わしかっ
た。一方、図5に示した装置1の場合には、そのような
煩わしさが無い。
【0055】次に、図6、図7、図8、図9を使って入
出力表示器2の表示画面の表示の流れを説明する。図6
は、入出力表示器2に表示される画面の遷移図、図7は
装置の動作と表示する画面と関係を示すフローチャート
である。また、図8はパラメータ設定画面であり、この
パラメータ設定画面により、複数のラックを配置できる
タイプ、複数の試験管を配置できるタイプ、複数の尿カ
ップを配置できるタイプのいずれかを選択する。また、
図9は、装置の動作時に表示する画面の詳細図である。
【0056】まず、表示画面には、図8に示すパラメー
タ設定画面が表示される。そして、オペレータ(ユーザ
ー)は、パラメータ設定画面により、使用ディスクが、
ラックディスクか、試験管用のディスクか、尿カップ用
のディスクかを選択する。CPU18は、選択したタイ
プのディスクに応じた制御動作を準備する。つまり、ラ
ック格納ディスクを選択した場合には、このラック格納
ディスクに配置される各ラックの位置、ラックに収容さ
れる試験管の位置の関係が予め記憶されており、この位
置関係に従って、CPU18が検体の吸引や分注動作を
制御する。
【0057】同様に、試験管用のディスク又は尿カップ
用のディスクを選択した場合には、この試験管用のディ
スクに配置される各試験管の位置の関係、あるいは尿カ
ップ用ディスクに配置される各尿カップの位置の関係が
予め記憶されており、この位置関係に従って、CPU1
8が検体の吸引や分注動作を制御する。
【0058】言い換えれば、CPU18は、選択された
サンプルディスクの種別に応じて定まるサンプル容器間
の距離間隔に合致して分注ノズル6が動作するように制
御する。
【0059】また、このパラメータ設定画面にて、ラッ
クIDを使用するか否か、検体IDを使用するか否かを
設定する。
【0060】次に、図7のステップ100において、オ
ペレーション画面No.1(図9の(A))かメニュー
画面No.2(図9の(B))が表示されている。次
に、ステップ101において、緊急検体の検知がなされ
たか否かを判断し、検知がなされていない場合には、ス
テップ102にて通常の画面とする。
【0061】つまり、ステップ102においては、一般
検体の測定であるため、一般項目選択画面No.4(図
9の(E))にて依頼項目を選択し、スタート条件画面
No.3(図9の(D))にてスタートシーケンス番号
などの入力を行なった後に、スタートキーを押し測定を
開始する。測定中は、通常オペレーションモニタと呼ば
れる画面No.1が表示されている。
【0062】ステップ101において、緊急検体の検知
がなされた場合には、ステップ103に進み、緊急項目
依頼画面No.5(図9の(C))を呼び出して表示す
る。ここで、緊急項目依頼画面No.5の呼び出しは、
ユーザが行うこととすると、装置を熟知したユーザでな
いとなかなかその画面を呼び出すことが出来ない。
【0063】そこで、本発明の実施形態においては、緊
急検体設置位置にセンサを設け、そのセンサをCPU1
8が絶えず監視しており、そのセンサが緊急検体位置に
緊急検体が設置されたことを検知すると、画面を自動的
に緊急項目依頼画面に切り替える。そうすることによっ
てユーザに誤った操作をさせることが無くなる。
【0064】次に、ステップ104において、緊急項目
依頼画面にて必要な項目をオペレータが画面を通じて入
力し、確認キーを押した後に、スタートキーを押す。続
いて、ステップ105において、オペレーションモニタ
画面を表示する。そして、測定が実行される。
【0065】以上のように、本発明の一実施形態によれ
ば、複数の試料容器が、それぞれの配置形式で配置され
る複数種のサンプルディスクが備えられ、オペレータ
が、パラメータ設定画面により、使用ディスクが、ラッ
クディスクか、試験管用のディスクか、尿カップ用のデ
ィスクかを選択すると、CPU18は、選択したタイプ
のディスクに応じた制御動作を行うように構成するとと
もに、分析開始時と終了時とで試験管等の試料容器の配
置位置は変化しないように構成したので、複数のラック
を配置できるタイプ、複数の試験管を配置できるタイ
プ、複数の尿カップを配置できるタイプを相互に互換可
能であり、かつ、再検査が容易に実行できる自動分析装
置を実現することができる。
【0066】また、本発明の一実施形態によれば、緊急
検体設置位置をディスクの回転中心位置としたので、こ
の位置は移動が無く、位置の検知が容易であり、緊急検
体の測定に早急に対応可能となる。
【0067】なお、上述した一実施形態においては、デ
ィスク上の試験管等の配置を放射状としたが、放射状で
はなく、はすば状、つまり、ディスクの半径方向に対し
て所定角度傾斜させて試験管列を配置してもよい。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、選択されたサンプルデ
ィスクの種別に応じて定まるサンプル容器間の距離間隔
に合致して分注ノズルが動作するように制御する構成す
るとともに、分析開始時と終了時とで試験管等の試料容
器の配置位置が変化しないように構成したので、複数の
ラックを配置できるタイプ、複数の試験管を配置できる
タイプ、複数の尿カップを配置できるタイプを相互に互
換可能であり、かつ、再検査を容易に実行可能な自動分
析装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である自動分析装置の概略
構成図である。
【図2】試験紙への分注動作の説明図である。
【図3】試験管専用ディスクの概略図である。
【図4】尿カップをセットできるディスクの概略図であ
る。
【図5】ラックとディスクを使用し、ラックをディスク
の外に取出して試料を分注する装置の例の概略構成図で
ある。
【図6】入出力表示器に表示される画面の遷移図であ
る。
【図7】装置の動作と表示する画面と関係を示すフロー
チャートである。
【図8】パラメータ設定画面の一例を示す図である。
【図9】装置の動作時に表示する画面の詳細図である。
【図10】ラック専用タイプの自動分析装置の概略図で
ある。
【図11】ディスクタイプの自動分析装置の概略図であ
る。
【符号の説明】
1 自動分析装置 2 入出力表示器 3 カセット機構 4 試験紙格納カセット 5 試験紙 6 サンプルノズル 7 サンプルピペッティング機構 8 試験紙搬送機構 9 測定機構部 10 使用済試験紙格納箱 11 ラック格納ディスク 11A 試験管専用ディスク 11B 尿コップ専用ディスク 12 サンプル格納試験管 13 ラック 14 ラック取出し機構 15 バーコードリーダ 16 分注位置 17 洗浄漕 18 CPU 19 ディスク制御機構 20 緊急検体測定位置 21 サンプル分注位置 22 ラック用バーコードラベル 23 検体用バーコードラベル 24 緊急検体設置位置 25 尿コップ 26 ラック取り出し位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅田 耕一 茨城県ひたちなか市大字市毛1040番地 株 式会社日立サイエンスシステムズ内 (72)発明者 飯田 圭一 茨城県ひたちなか市大字市毛1040番地 株 式会社日立サイエンスシステムズ内 (72)発明者 大和田 伯男 茨城県ひたちなか市市毛882番地 株式会 社日立製作所計測器グループ内 Fターム(参考) 2G058 AA07 CB15 CC09 CF12 CF16 EA02 EA11 EA14 ED02 FB05 GB10 GC02 GC06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンプル分注手段により、サンプルを収容
    した試料容器からサンプルを吸引し、サンプル分注位置
    に分注して、サンプルを分析する自動分析装置におい
    て、 複数の試料容器が、それぞれの配置形式で配置される複
    数種のサンプルディスクと、 上記複数種のサンプルディスクのうちのいずれか一つの
    サンプルディスクを選択するディスク選択手段と、 上記ディスク選択手段により選択されたディスクの種別
    を識別し、識別したディスクの種類毎によって定まる試
    料容器間の距離間隔に基づいて、上記サンプル分注手段
    の動作を制御する動作制御手段と、 を備えることを特徴とする自動分析装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動分析装置において、上
    記複数種のサンプルディスクのうちの一種類のサンプル
    ディスクは、複数の試料容器を収容するラックが所定配
    置位置に複数個配列されるサンプルディスクであり、こ
    のサンプルディスクの外周位置には、各ラックに貼付さ
    れたラック識別用バーコードを読み取るバーコードリー
    ダを備え、上記動作制御手段は、バーコードリーダによ
    り読み取られたバーコードに従って、優先するラックに
    収容された試料容器のサンプルから分析を開始すること
    を特徴とする自動分析装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の自動分析装置において、上
    記複数種のサンプルディスクは、その中央部に緊急検体
    又は追加検体の配置位置を有し、この緊急検体配置位置
    に緊急検体が配置されたことを検知する検知手段を備
    え、この検知手段が緊急検体配置位置に検体が配置され
    たことを検知すると、上記動作制御手段は、緊急検体を
    優先して吸引分注するように、サンプル分注手段の動作
    を制御することを特徴とする自動分析装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の自動分析装置において、上
    記複数種のサンプルディスクのうちの一種類のサンプル
    ディスクは、複数の試料容器を収容するラックが所定配
    置位置に複数個配列されるサンプルディスクであり、所
    定の分注位置に配置されたラックをサンプルディスクか
    ら取り出すラック取り出し手段を備えるとともに、上記
    取り出されたラックに収容された試料容器に貼付された
    検体IDを読み取る読み取り手段を備えることを特徴と
    する自動分析装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の自動分析装置において、上
    記複数の試料容器のサンプルディスクにおける配置位置
    は、サンプルの分析開始時と終了時とで一致しているこ
    とを特徴とする自動分析装置。
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