JP2001099683A - エンコ−ダ− - Google Patents

エンコ−ダ−

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JP2001099683A
JP2001099683A JP27669199A JP27669199A JP2001099683A JP 2001099683 A JP2001099683 A JP 2001099683A JP 27669199 A JP27669199 A JP 27669199A JP 27669199 A JP27669199 A JP 27669199A JP 2001099683 A JP2001099683 A JP 2001099683A
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Teiji Hasegawa
貞次 長谷川
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OPT TECHNO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性があり信頼性のあるコ−ド信号を出力
するエンコ−ダ−を提供すること。 【解決手段】 複数の受発光装置12を配設した配線基
板10と、反射部18をコ−ドに応じては配設したコ−
ド板13とを備え、コ−ド板13を配線基板10に対向
させて動かすことによりコ−ド信号が発生する構成とし
てある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コ−ド信号の入
力手段として用いられるエンコ−ダ−に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のエンコ−ダ−で、91は
表面に電極92A、92B、92C、92Dが所定の位
置に設けてある配線基板で、これ等の電極はスルホ−ル
等の手段により端子93A、93B、93C、93Dに
電気接続されている。94は軸孔95を回転中心とした
ブラシで、先端部は分割された接点となっており、電極
92A、92B、92C、92D上を摺動する。
【0003】上記のように構成されたエンコ−ダ−は、
ブラシ94の回転位置にしたがって接続された電極(9
2A〜92D)に応じ、端子93Dを共通端子として端
子93A、93B、93Cと選択的に組合わされて接続
され、コ−ド信号が生成される。
【0004】図11は他の従来例で、96は一部に透光
部97A、97B、97Cをコ−ドに応じて配置した遮
光板である。98A、98B、98CはLED等の発光
素子であり、図示しないプリント基板に取付けられてい
る。
【0005】99A、99B、99Cはフォトトランジ
スタ等の受光素子であり、上記発光素子と同様に、図示
しない配線基板に取付けられている。これら発光素子9
8A、98B、98Cと受光素子99A、99B、99
Cは遮光板96を挟んで対向するように配置されてい
る。
【0006】上記のように構成されたエンコ−ダ−は、
遮光板96のコ−ドに対応して設けられた各々の透光部
(97A〜97C)に応じ、受光素子99A、99B、
99Cが発光素子98A、98B、98Cの光を受光し
光電流が流れ、この光電流を検出することによって遮光
板96の回転位置に応じたコ−ド信号を得ることができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した図10に示し
たエンコ−ダ−は、電気的信号を電極(92A、92
B、92C、92D)とブラシ94との機械的な接触に
よって得ているため、電極とブラシの摺動による摩耗、
腐食、或いは、回転によるブラシ94のバウンド等によ
る接触不良等、耐久性、信頼性に問題がある。
【0008】また、図11に示したエンコ−ダ−は、遮
光板96を挟んで受光素子(99A〜99C)と発光素
子(98A〜98C)を対向するように配置することか
ら複雑で大型な構造となる。また、電気配線も受光素子
側と発光素子側とに2分される等複雑な構成となる。さ
らに、遮光板96にガラス板を用いるときは、印刷或い
は写真的手法で不透明部を作成することになり、そのた
めコストの高いものとなる。そこで、本発明は、構成が
簡単で信頼性が高く、コストの低いエンコ−ダ−を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はエンコ−ダ−の
上記した問題点を解決することを目的としたもので、第
1の発明として、発光素子と受光素子を一組とした複数
の受発光装置を所定位置に配設した配線基板と、複数の
光の反射部と非反射部を所定の位置に設けたコ−ド板と
を備え、上記は配線基板に対し上記コ−ド板を対向さ
せ、このコ−ド板を移動させる構成としたことを特徴と
するエンコ−ダ−を提案する。
【0010】第2の発明としては、支軸を有し、板面上
にほぼ等角度に受発光装置を配設した配線基板と、複数
の光の反射部と非反射部を所定の位置に設けたコ−ド板
とを備え、コ−ド板を上記配線基板の支軸に軸支させ、
このコ−ド板を回転させる構成としたことを特徴とする
エンコ−ダ−を提案する。
【0011】第3、第4の発明としては、上記したコ−
ド板に設ける反射部の垂直な断面形状を、プリズム状、
又は、円弧状としたエンコ−ダ−を提案する。
【0012】第5の発明として、上記した配線基板に複
数個配設した受発光装置の受光部と発光部を、上記コ−
ド板の移動方向と直角に並べて配設したエンコ−ダ−を
提案する。
【0013】第6の発明としては、上記のように構成し
たエンコ−ダ−において、コ−ド板の移動によるコ−ド
信号の変化位置を跨いでハイ信号を出力し、変化位置間
でロ−信号を出力するか、或いは変化位置を跨いでロ−
信号を出力し、変化位置間でハイ信号を出力するように
した反射部と非反射部を持つコ−ド板と、受発光装置と
を備えたことを特徴とするエンコ−ダ−を提案する。
【0014】
【作用】上記したエンコ−ダ−は、反射部と非反射部を
持つコ−ド板及び受光素子と発光素子を備える受発光装
置を、コ−ド板を構成する各ビット毎に設け、この受発
光装置とコ−ド板の反射部が対向したとき発光素子の光
が受光素子に入射し、光電流が流れる。この光電流は抵
抗によって電圧に変換される。また、受発光装置とコ−
ド板の非反射部とが対向したときは発光素子の光が受光
素子に入射せず光電流が流れない。
【0015】ここで、出力信号を、受光素子に光電流が
流れたときをハイとし、光電流が流れないときをロ−と
すると、コ−ド板の移動による位置に応じてコ−ド信号
が生成される。また、第3、第4の発明では、コ−ド板
に設ける反射部を、回帰性を持つ光学形状として受光素
子への入射光を多くし良質な信号を得る構成としてあ
る。
【0016】第5の発明のエンコ−ダ−は、コ−ド板の
反射部をプリズム状としたとき発光素子の光の利用効率
を高めることができる。
【0017】さらに、第6の発明のエンコ−ダ−は、コ
−ドを構成するビットに対応した受発光装置とは別の受
発光装置を設け、この受発光装置に対向する反射部或い
は非反射部を、コ−ド信号の変化位置を跨いでコ−ド板
に設け、コ−ド信号の変化位置で発信するハイ、或いは
ロ−の信号を発信する。この信号はコ−ド信号の受信禁
止の信号として利用できる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面に沿って説明する。図1は、本発明をロ−タリエン
コ−ダ−として構成した例を示した斜視図である。この
図において、10は複数の受発光装置12を配設した配
線基板で、受発光装置12を端子17A〜17Fに電気
接続する導電配線11を備えている。
【0019】13は配線基板10に設けた軸14を中心
として回転するコ−ド板で、配線基板10側の所定位置
に図3に示したところの複数の反射部18が設けてあ
る。このコ−ド板13は、手動或いはモ−タによって回
転させる。そして、複数の受発光装置12に備えた発光
素子の光は、コ−ド板13の回転位置に応じて対面した
コ−ド板13の反射部18によって反射され、この反射
光が受発光装置12に備えた受光素子に入射してコ−ド
信号が得られる。
【0020】図1に示した受発光装置12はコ−ド板1
3の反射部18に対応して配置してあり、この配置によ
って4ビットのバイナリ−コ−ドのエンコ−ダ−とな
る。受発光装置12A、12B、12C、12Dは各々
A、B、C、D(コ−ド信号)の各ビットに対応する受
発光装置である。これらの受発光装置12A、12B、
12C、12Dは回転軸14を中心としてほぼ等角度で
配設されている。
【0021】図2は配線基板10の導電配線11を示
す。この図において、12A、12B、12C、12D
は上記した受発光装置12であり、15A、15B、1
5C、15D発光素子としてのLEDである。16A、
16B、16C、16Dは受光素子としてのフォトトラ
ンジスタであり、これら発光素子と受光素子は、各々1
5Aと16A、15Bと16B、15Cと16C、15
Dと16Dが一対となって受発光装置を構成している。
【0022】そして、発光素子15A、15B、15
C、15Dが直列に接続され、一方が端子17Fに接続
され、他方は端子17Eに接続されている。この複数の
発光素子は並列に接続する構成であってもよい。
【0023】また、受光素子16A、16B、16C、
16Dのコレクタは全て端子17Eに接続され、その各
エミッタ−は端子17A、17B、17C、17Dに各
々接続されている。これ等の端子に付した符号は、図1
に示す配線基板10の端子17A、17B、17C、1
7D、17E、17Fである。
【0024】図3は図1で示したコ−ド板13の裏面図
で、18A、18B、18C、18Dは、コ−ド板13
を回転させたとき、受発光装置12に設けた発光素子1
5A、15B、15C、15Dの光を反射させるための
反射部である。
【0025】この反射部は、白色インクによる印刷或い
はアルミの蒸着等によって形成される。また、反射部1
8A、18B、18C、18D以外の部分は非反射部で
あり黒色系統の色調としてある。このコ−ド板13は軸
孔19を図1に示す配線基板10に設けた軸14によっ
て軸支し、コ−ド板13の反射部側と受発光装置12と
を対面して装着する。
【0026】このように構成したロ−タリ−エンコ−ダ
−は配線基板10の端子17E、17Fより給電して発
光素子を発光させる。発光素子15A、15B、15
C、15Dの光は、これら発光素子の全部又は一部の光
がコ−ド板13に設けた反射部18によって反射され、
その反射光が反射部18に対面している受発光装置12
の受光素子(16A、16B、16C、16D)に選択
組合せ的に入射する。そして光が入射した受光素子には
光電流が流れる。
【0027】ここで、配線基板10の端子17A、17
B、17C、17Dより出力される出力信号は、受光素
子に光電流が流れているときハイ(High)となり、
受光素子に光電流が流れていないときロ−(Low)と
なる。なお、出力信号は、受光素子に電流が流れないと
き不定となるが、この状態を説明の便宜上ロ−の出力信
号として説明する。なお、この出力信号は公知手段で
「1」、「0」のコ−ド信号とする。
【0028】下記する表1のコ−ド表は、上記実施形態
のエンコ−ダ−で得られるバイナリ−コ−ドである。
【0029】
【表1】
【0030】また、先に説明したように受発光装置12
A、12B、12C、12Dは、隣接させて配置せず回
転軸14を中心としてほぼ等角度で配設されている。受
発光装置12A、12B、12C、12Dを上記したよ
うに配設することによって、これ等受発光装置に備えた
発光素子15A、15B、15C、15Dの各々の光は
受発光装置と対面したコ−ド板13の反射部で反射し、
各々受光素子16A、16B、16C、16Dのみに入
射する。
【0031】すなわち、受発光装置12Aに対面したコ
−ド板13の反射部18Dで反射した発光素子15Aの
光は、受光素子16Aのみに入射し、受光素子16B、
16C、16Dに入射することがなく、いわゆるクロス
ト−クのない良好な信号が得られる。
【0032】図4はコ−ド板13の他の実施形態を示す
もので、アクリル樹脂等の透明材で作られたコ−ド板2
2を直径方向に切断した断面図である。配線基板10は
図1で示したように受発光装置12が装着されている。
この受発光装置12に設けた発光素子15の光は、光路
25で示すように、コ−ド板22に反射部として設けた
屋根状の反射面23、24で反射し受光素子16に入射
する。なお、19は軸14に軸支させる軸孔である。
【0033】図5は図4に示したコ−ド板22の非反射
部を示す。この非反射部は、発光素子15の光を光線2
5で示すように、反射面26で受光素子16の反対方向
に反射させ受光素子16に入射しない構成としてある。
【0034】また、受発光装置12A、12B、12
C、12Dは、各々互いに隣接しないように所定の角度
で配線基板10に分散させて配設してあるので、上記反
射面26で反射した光は、どの受光素子にも入射するこ
とがない。上記のようにコ−ド板22の断面をプリズム
状とした透明材で形成することにより、図3で示したコ
−ド板13に比べ反射部を印刷する等の工程がなく廉価
に製作することができる。
【0035】図6は図4に示すコ−ド板22に換えたそ
の他の実施形態を示すもので、27はコ−ド板で、図4
と同様に反射部の断面図を示している。配線基板10に
は図1に示すように受発光装置12が装着されている。
15は発光素子、16は受光素子である。
【0036】コ−ド板27の反射面28は断面曲線が円
弧状となっている。また、入射面29、射出面30の断
面曲線は各々発光素子15、受光素子16を中心とする
円弧となっている。
【0037】ここで、反射面28の円弧状曲線が、発光
素子15と受光素子16を焦点にした楕円曲線の場合に
は、光線25で示すように発光素子15から放射される
広い角度範囲の光が受光素子16に入射する。また、上
記入射面29、射出面30を円弧に形成せず平面とした
場合は、発光素子15、受光素子16を上記平面に近付
けて光学的な補償を行なえばよい。
【0038】また、発光素子15と受光素子16が近接
している場合には、反射面28の円弧状曲線を、発光素
子15と受光素子16の中間点を中心とする円弧として
もよい。さらに、入射面29と射出面30を独立して設
ける必要がなく上記反射面28の同心円としてもよい。
【0039】上記したコ−ド板27は、図1で示したコ
−ド板13、或いは図4で示したコ−ド板22に比べて
発光素子15の光がより多く受光素子16に入射するの
で良質な電気信号が得られる。なお、非反射部について
は、図5で示した反射面26を用いることができる。
【0040】また、図4、図6で説明したコ−ド板2
2、27の回帰性のある反射部では、発光素子15から
受光素子16までの光路を短くするため、発光素子15
と受光素子16の並びを軸孔19の方向としてある。す
なわち、光路を短くすることは発光素子15の光を受光
素子16により多く入射させることになる。
【0041】さらに、発光素子15と受光素子16をコ
−ド板22、27の回転方向に並べた場合は、発光素子
15から受光素子16に向かう光束を、コ−ド板の反射
部がコ−ド板の回転方向に沿って斜めに切る形となり、
反射部の先端或いは終端ではコ−ド板の移動距離に対す
る受光素子16の光電流の変化は、発光素子15と受光
素子16の並びを軸孔19の方向としたものに比べ緩や
かなものとなり好ましいものではない。
【0042】上記したこれらの構成によるエンコ−ダ−
では、コ−ド板の回転によるコ−ド信号の変化位置で、
二つ以上のビット信号が変化する場合、これ等のビット
信号を同時に変化させることは実際には機構的に難し
い。そのため、コ−ド信号の変化位置では、意図しない
コ−ド信号として読み取られることがあり、コ−ド信号
によって制御される機械的、或いは電気的な機器の動作
に支障の生ずる恐れがある。
【0043】このようなコ−ドの誤読防止のため、グレ
イコ−ドが用いられるが、D−A変換するにはCPUの
援用が必要である。それに対しバイナリ−コ−ドは比較
的簡単な手法でD−A変換を行なうことができる。上記
したように、エンコ−ダ−にバイナリ−コ−ドを用いた
ときの誤読を防止する手段を次に説明する。
【0044】図7は、誤読防止手段を講じたエンコ−ダ
−に用いる配線基板の構成を示すもので、31は図1で
示した配線基板10に受発光装置32を増設した配線基
板である。この受発光装置32は、図1に示した受発光
装置12A、12B、12C、12Dと同じものであ
る。
【0045】図8は、図7に示す配線基板31と組合せ
て使用するコ−ド板で、図3と同様に裏面図を示す。こ
のコ−ド板33は、図1で示したコ−ド板13に上記し
た受発光装置32に対応した反射部34、非反射部35
を設けたものである。また、コ−ド板33の非反射部3
5は、反射部18A、18B、18C、18Dで形成さ
れるコ−ド信号の変化位置36に跨るように設けてあ
る。
【0046】ただし、この変化位置36に対する非反射
部35の位置関係は図形的なものでなく、電気信号とし
ての位置関係である。それ故、非反射部35の位置は、
図7で示した受発光装置32と共に同位相角で動かすこ
とによって自由に定めることができる。なお、変化位置
36は複数箇所ある内の一箇所のみに付番してある。
【0047】図9は、受発光装置32を用いたときの配
線基板31の導電配線の一例で、16A、16B、16
C、16Dは、受発光装置12A、12B、12C、1
2Dに備えた受光素子としてのフォトトランジスタであ
り、これ等フォトトランジスタの光電流の有無によりコ
−ド信号が生成される。これ等の配線構成は図2に示す
ものと同じである。また、受発光装置32による出力信
号は下記のように単独で用いられる。
【0048】このように構成されたエンコ−ダ−は、コ
−ド板33を回転したときコ−ド信号の変化位置36で
受発光装置32が、コ−ド板33の非反射部35と対面
している。そのため、コ−ド信号の変化位置では受発光
装置32に備えた受光素子16Eに光電流が流れず、出
力端子17Eはロ−の出力信号となり、また、変化位置
36以外では受発光装置32はコ−ド板33の反射部3
6と対面するので受光素子16Eに光電流が流れ、出力
端子17Eはハイ信号となる。
【0049】この出力端子17Eのロ−出力信号は、エ
ンコ−ダ−が出力するコ−ド信号を処理し利用する装置
に対して、出力端子17A、17B、17C、17Dの
出力信号の受信を禁止する信号として用いられる。
【0050】また、出力端子17Eのハイ出力信号は、
出力端子17A、17B、17C、17Dの出力信号を
受信すべき信号として用いられる。なお、コ−ド板33
の反射部をコ−ド信号の変化位置36に跨るように設
け、出力信号17Eのハイ出力信号を、出力端子17
A、17B、17C、17Dの出力信号の受信を禁止す
る信号として用いてもよい。
【0051】上記したように、受発光装置32を備えた
エンコ−ダ−では、誤読を生じさせないように、コ−ド
信号の変化位置36の曖味な出力は受信を禁止し、確実
で正確なコ−ド信号のみを受信させることができる。
【0052】以上、各種実施形態の説明はロ−タリ−エ
ンコ−ダ−を例としたが、リニア−エンコ−ダ−として
構成してもよい。また、図4、図6で説明したコ−ド板
22、27は透明材で形成されるが、発光素子15の光
が近赤外光の場合、近赤外光に対し光透過性であればよ
く、特に視感的に不透明であってもよい。
【0053】
【発明の効果】上記した通り、本発明によれば、機械的
摺動部分を持つ接点がないので、耐久性のある信頼性の
高いものとなる。また、コ−ド板をアクリル樹脂材等の
成形品として作ることができるので廉価なエンコ−ダ−
となる。さらに、コ−ド板の回転によるコ−ド信号の変
化位置で生ずる曖味なコ−ド信号の受信を禁止する信号
が出力されるので、コ−ド信号を受信する他の関連機器
に正確なコ−ド信号のみを受信させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すロ−タリ−エンコ−
ダ−の簡略的な分解斜視図である。
【図2】配線基板に設けた導電配線を示す図である。
【図3】上記ロ−タリ−エンコ−ダ−に用いるコ−ド板
の裏面図である。
【図4】上記コ−ド板の反射部の他の実施形態を示す断
面図である。
【図5】図4に示すコ−ド板の非反射部を示す断面図で
ある。
【図6】上記コ−ド板のその他の実施形態を示す断面図
である。
【図7】受発光装置を増設した上記ロ−タリ−エンコ−
ダ−の配線基板を示す図である。
【図8】図7に示した配線基板に対応するコ−ド板の裏
面図である。
【図9】図7に示す配線基板の導電配線図である。
【図10】従来のエンコ−ダ−の簡略的な分解斜視図で
ある。
【図11】従来の他のエンコ−ダ−の簡略的な分解斜視
図である。
【符号の説明】 10、31 配線基板 11 導電配線 12 複数の受発光装置 12A、12B、12C、12D、12E、32 受発
光装置 13、22、27、33 コ−ド板 14 軸 15A、15B、15C、15D、15E 発光素子 16A、16B、16C、16D、16E 受光素子 17A、17B、17C、17D、17E 端子 18 複数の反射部 18A、18B、18C、18D、18E、34 反射
部 19 軸孔 36 コ−ド信号の変化位置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子と受光素子を一組とした複数の
    受発光装置を所定位置に配設した配線基板と、複数の光
    の反射部と非反射部を所定の位置に設けたコ−ド板とを
    備え、上記は配線基板に対し上記コ−ド板を対向させ、
    このコ−ド板を移動させる構成としたことを特徴とする
    エンコ−ダ−。
  2. 【請求項2】 支軸を有し、板面上にほぼ等角度に受発
    光装置を配設した配線基板と、複数の光の反射部と非反
    射部を所定の位置に設けたコ−ド板とを備え、コ−ド板
    を上記配線基板の支軸に軸支させ、このコ−ド板を回転
    させる構成としたことを特徴とするエンコ−ダ−。
  3. 【請求項3】 上記コ−ド板は、移動方向に垂直な断面
    がプリズム状の断面の反射部を備えることを特徴とする
    請求項1または2に記載のエンコ−ダ−。
  4. 【請求項4】 上記コ−ド板は、移動方向に垂直な断面
    が円弧状の断面の反射部を備えることを特徴とする請求
    項1または2に記載のエンコ−ダ−。
  5. 【請求項5】 上記配線基板に配設した複数の受発光装
    置の受光素子と発光素子は、受光素子と発光素子の並び
    方向が上記コ−ド板移動方向に対し直角としたことを特
    徴とする請求項1または2に記載のエンコ−ダ−。
  6. 【請求項6】 コ−ド板の移動によるコ−ド信号の変化
    位置を跨いでハイ信号を出力し、変化位置間でロ−信号
    を出力するか、或いは変化位置を跨いでロ−信号を出力
    し、変化位置間でハイ信号を出力するようにした反射部
    と非反射部を持つコ−ド板と、受発光装置とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載したエンコ−ダ
    −。
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JP2020076699A (ja) * 2018-11-09 2020-05-21 帝国通信工業株式会社 光学式エンコーダ
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