JP2001099458A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2001099458A JP27814599A JP27814599A JP2001099458A JP 2001099458 A JP2001099458 A JP 2001099458A JP 27814599 A JP27814599 A JP 27814599A JP 27814599 A JP27814599 A JP 27814599A JP 2001099458 A JP2001099458 A JP 2001099458A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示温度が室内空気温度の場合、常に同じ体
感温度を得ようとするには自らが感覚を便りに設定温度
を変えなければならず、快適な空調環境を設定しにくい
という課題があった。 【解決手段】 室内空気温度を検出する室温センサ17
と、輻射熱温度を検出する輻射センサ15と、これら室
温センサ17及び輻射センサ15から体感温度を得る室
内制御部20と、室内機10に設けられ、室内制御部2
0からの指示により体感温度を表示する温度表示部12
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、輻射熱検出手段
を用いて体感温度を得る空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】室内の人間の快適性を左右する要因とし
て室内空気温度、壁や床からの輻射熱、そして室内空気
湿度がある。空気調和機の運転を制御する場合、室内空
気温度と設定温度との差によって圧縮機の周波数や室内
ファン及び室外ファンの回転速度を制御する方法では適
度な湿度環境にならなかったり、人間が快適と感じる体
感温度とは異なる温度となってしまい、快適空調が不十
分になってしまう。
【0003】そこで、より快適な空調を行うために、室
内空気温度と壁や床からの輻射熱温度とによって室内空
気温度を補正して体感温度として算出し、この体感温度
と設定温度との差を測定することによって空気調和負荷
を算出し、この空調負荷に応じて圧縮機の運転等を制御
している。ただし、この場合でも、設定温度とリモコン
または空気調和機本体に表示されている温度値は、体感
温度ではなく、室内空気温度やそれに基くもののことで
ある。この結果、例えば室内温度の表示は既に設定温度
になっているにも関わらず、体感的には快適でないた
め、設定温度を変更してしまい、かえって希望の体感温
度から離れた設定温度に設定することがある。よって、
常に同じ体感温度を得るために環境変化に応じて設定温
度を感覚的に変更することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これは同じ空気温度で
も空調負荷が変われば体感温度は違ってくることを意味
している。よって、表示温度が室内空気温度の場合、常
に同じ体感温度を得ようとするには自らが感覚を便りに
設定温度を変えなければならず、快適な空調環境を設定
しにくいという課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、体感温度を表示することで、
快適な空調環境の設定がしやすい空気調和機を得ること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
機は、圧縮機、凝縮器、蒸発器を備えた空気調和機にお
いて、室内空気温度を検出する室温検出手段と、輻射熱
温度を検出する輻射熱温度検出手段と、これら室温検出
手段及び輻射熱温度検出手段から体感温度を得る制御部
と、空気調和機本体又はリモコンに設けられ、前記制御
部からの指示により体感温度を表示する表示部とを備え
たものである。
【0007】また、希望体感温度を入力する入力手段
と、この希望体感温度を空気調和機本体又はリモコンに
表示する表示部とを備えたものである。
【0008】また、前記制御部は前記室内空気温度及び
輻射熱温度に基づいて空調制御を行なうものである。
【0009】また、前記制御部は前記表示部に前記体感
温度を表示し、空調制御は輻射熱温度に応じて補正され
た設定温度を用いるものである。
【0010】また、前記希望体感温度を1℃より細かく
したものである。
【0011】また、前記表示部の表示温度間隔を前記体
感温度の間隔よりも大きくしたものである。
【0012】また、室内空気湿度を検出する湿度検出手
段を備え、前記制御部は前記室温検出手段、輻射熱温度
検出手段及び湿度検出手段から体感温度を得るものであ
る。
【0013】また、体感温度と室内空気温度とを前記表
示部に切り換え表示させる切換手段を備えたものであ
る。
【0014】また、前記体感温度と室内空気温度との何
れが表示されているかを表示する切換表示手段を備えた
ものである。
【0015】また、前記制御部は室内空気湿度を所定の
湿度に維持するよう空調制御するものである。
【0016】また、前記蒸発器の面積を可変にする可変
手段を備えたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下この発明の実
施の形態を図について説明する。図1はこの発明の実施
の形態における空気調和機を示す冷媒回路図である。図
1において、1は圧縮機、2は圧縮機1の吐出側に設け
られ、冷房、除湿運転時と暖房運転時とで冷凍サイクル
の冷媒流れ方向を切換える四方弁、3は冷房、除湿運転
時には凝縮器、暖房運転時には蒸発器となる室外熱交換
器、4は例えば電気式膨張弁から成る第1絞り機構、5
は第1室内熱交換器、7は第2室内熱交換器であり、こ
の第1室内熱交換器5と第2室内熱交換器7の間には、
第2絞り機構6が設けられており、これらは配管によっ
て順次接続され、冷凍サイクルを構成している。本実施
の形態では第2絞り機構6は電子式膨張弁を用い、開閉
する弁体には閉時にも冷媒が通過可能な多孔質透過材が
用いられている。
【0018】8は室外熱交換器3へ室外空気を通過させ
るための空気流を発生させる室外ファンで、ここではプ
ロペラファンである。9は第1室内熱交換器5及び第2
室内熱交換器7へ室内空気を通過させるための空気流を
発生させる室内ファンで、ここではクロスフローファン
である。また、圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器3お
よび第1流量制御弁4で室外機11を構成し、第1室内
熱交換器5、第2室内熱交換器7および第2流量制御弁
6で室内機10を構成している。この冷凍サイクルの冷
媒には、R32とR125の混合冷媒であるR410A
が用いられ、冷凍機油には冷媒との相溶性が低い(弱相
溶油と呼ばれる)アルキルベンゼン系油が用いられてい
る。勿論従来のR22冷媒や例えばR407Cのような
他のHFC冷媒でもよく、冷凍機油もエステル油等の相
溶油であってもよい。
【0019】図2は室内機10の外観を示す斜視図であ
る。図1、2において、10aは室内機10内の第1室
内熱交換器5および第2室内熱交換器7へ室内空気を取
り込む吸込口、10bは第1室内熱交換器5および第2
室内熱交換器7にて熱交換された調和空気を室内へと吐
出する吹出口、10cは吹出口10b付近に設けられ、
室内への吐出空気を上下方向へ制御する風向ベーンであ
る。尚図示しないが風向ベーン10cの上流側には室内
への吐出空気を左右方向へ制御する左右風向ベーンも設
けられている。12は室内機10に設けられた温度表示
部で、本実施の形態では1℃刻みの温度毎にLEDが設
けられ、冷房、除湿運転時にはLED上方の数値が温度
として対応し、暖房運転時にはLED下方の数値が温度
として対応している。
【0020】13は室内機10に設けられた体感モニタ
で、本実施の形態ではLEDが設けられ、温度表示部1
2が室内温度を表示している場合は消灯し、体感温度を
表示している場合には点灯する。即ち、体感温度表示ま
たは室内空気温度表示の何れに切り換わったかを示す切
換手段である。この切換手段は体感モニタとして別途設
けずに温度表示部12のLEDの色を変えるものであっ
ても良い。このような切換手段を設けることで、体感温
度、室内空気温度それぞれの温度表示部を設ける必要が
なくなり、電気部品を減らせる分リサイクル時の解体性
が向上する。14は後述するリモコンからの信号を受信
するリモコン信号受光部、15は床面または壁面の輻射
熱温度を検出するための輻射センサ(輻射熱温度検出手
段)で、本実施の形態では室内機10下方の床面温度を
60°の範囲で計測している。17は室内空気温度を検
出する室温センサ(室温検出手段)、18は室内空気湿
度を検出する湿度センサ(湿度検出手段)である。
【0021】20は室内機10に設けられ、リモコン信
号受光部14にてリモコンからの信号を受信し、使用者
の所望の環境を設定するとともに、輻射センサ15、室
温センサ17、湿度センサ18からの検出結果を入力
し、第2絞り機構6の開度(開閉を含む)や室内ファン
9のファン回転速度を制御する室内制御部で、さらに室
内機10の温度表示部12や体感モニタ13への表示内
容を決定し、表示するよう制御している。21は室外機
11に設けられ、室内制御部10と相互に通信して、上
記室内制御部20の情報から圧縮機1の周波数や四方弁
2の切り換え、室外ファン8の回転速度、第1絞り機構
の開度(開閉を含む)を制御する室外機制御部である。
【0022】図3は入力手段であるリモコンを示す正面
図である。図3において、16は室内機10のリモコン
信号受光部14を介して室内制御部20へ運転モードや
設定温度等使用者の所望の設定条件を入力するためのリ
モコン、16aはリモコン16に設けられ、所望の設定
湿度を入力するための湿度設定ボタン、16bはリモコ
ン16に設けられ、所望の設定温度を入力するための温
度設定ボタン、16cはリモコン16から入力可能な設
定内容のうち、選択された設定内容を表示する表示窓、
16dは表示窓16c内に区画形成された温度表示部
で、0.5℃刻みで表示可能である。
【0023】温度設定ボタン16bにて温度を下げる方
向に入力すると、温度表示部16dの表示内容は図4の
ように0.5℃刻みで変化する。また、16eは省エネ
運転ボタンやタイマー設定ボタン等、使用頻度が比較的
少ないボタンを覆う開閉式の蓋で、開時には上記ボタン
が露出し、閉時には蓋により隠蔽される。また、図示し
ないが蓋16eを閉じた状態では蓋16e表面に体感温
度表示切換ボタンが露出し、この体感温度表示切換ボタ
ンの操作によって室内機本体10の温度表示部12の表
示内容を室内空気温度または体感温度に切り換えること
ができる。
【0024】次に冷凍サイクルの動作について説明す
る。除湿及び冷房運転時では、圧縮機1を出た冷媒は四
方弁2を通り、室外ファン8が付設された室外熱交換器
3、第1絞り機構4を通過し、第1室内熱交換器5、第
2絞り機構6、第2室内熱交換器7、四方弁2を通って
圧縮機1に戻る。暖房運転時は四方弁2が切り替わり、
冷媒の流れ方向が逆となる。
【0025】次に冷房、除湿運転時の動作についてさら
に詳細に説明する。図1では冷房、除湿運転時の冷媒の
流れを実線矢印で示している。冷房運転は、起動時や夏
季時など部屋の空調顕熱負荷と潜熱負荷がともに大きい
場合に対応する通常冷房運転と、中間期や梅雨時期のよ
うに空調潜熱負荷は小さいが、顕熱負荷が大きな場合に
対応する除湿運転に分けられる。通常冷房運転は、第2
絞り機構6の図示しない電磁コイルを非通電状態とす
る。このとき圧縮機1を出た高温高圧の冷媒蒸気は、四
方弁2を通って室外熱交換器3に流入し、外気と熱交換
して凝縮、液化する。この高圧の液冷媒は、第1絞り機
構4で低圧に減圧され、気液二相冷媒となって第1室内
熱交換器5および第2室内熱交換器7で室内空気の顕熱
および潜熱を奪って蒸発する。第2絞り機構6では、第
1室内熱交換器5側と第2室内熱交換器7側とが大きな
開口面積で接続されているので、この弁を通過する際の
冷媒圧力損失はほとんどなく、圧力損失による冷房能力
や効率面での低下もない。第2室内熱交換器7を出た低
圧の蒸気冷媒は、四方弁2を通って再び圧縮機1に戻
る。この通常冷房運転時の第1絞り機構4の開度は、例
えば第2室内熱交換器の出口冷媒の過熱度が5℃となる
ように制御されている。
【0026】次に除湿運転時の動作について説明する。
この除湿運転時は、第2絞り機構6の電磁コイルに通電
し、主弁体を主弁座に密着させ、主弁体の通気孔を介し
て第1室内熱交換器5の出口と第2室内熱交換器7の入
口を接続する。この時、圧縮機1を出た高温高圧の冷媒
蒸気(A点)は、四方弁2を通って室外熱交換器3に流
入し、外気と熱交換して凝縮する(B点)。この高圧の
液冷媒あるいは気液二相冷媒は、第1絞り機構4で若干
減圧され(C点)、中間圧の気液二相冷媒となって第1
室内熱交換器5に流入する。この第1室内熱交換器5に
流入した冷媒は、室内空気と熱交換してさらに凝縮する
(D点)。第1室内熱交換器5を出た中間圧の液冷媒あ
るいは気液二相冷媒は、第2絞り機構6に流入する。
【0027】第2絞り機構6では、主弁体が主弁座に密
着しているため、この弁に流入した冷媒は、多孔質透過
材で構成されている主弁体内の通気孔を通って第2室内
熱交換器7に流入する。この主弁体の通気孔は10マイ
クロメートル程度であり、この通気孔を通る冷媒は減圧
されて、低圧の気液二相冷媒となって、第2室内熱交換
器7に流入する(E点)。この第2室内熱交換器7に流
入した冷媒は、室内空気の顕熱および潜熱を奪って蒸発
する。第2室内熱交換器7を出た低圧の蒸気冷媒は、四
方弁2を通って再び圧縮機1に戻る。室内空気は、第1
室内熱交換器5で加熱され、第2室内熱交換器7で冷却
除湿されるため、部屋の室温低下を防ぎながら除湿を行
うことができる。
【0028】なお、この除湿運転では、圧縮機1の回転
周波数や室外熱交換器3のファン回転数を調整して、室
外熱交換器3の熱交換量を制御し、第1室内熱交換器5
による室内空気の加熱量を制御して吹出し温度を広範囲
に制御できる。また第1流量制御弁7の開度や室内ファ
ン回転数を調整して、第1室内熱交換器5の凝縮温度を
制御し、第1室内熱交換器5による室内空気の加熱量を
制御することもできる。また第2絞り機構6の開度は、
例えば第2室内熱交換器7の出口冷媒の過熱度が5℃と
なるように制御されている。
【0029】また、通常の冷房運転や暖房運転では第2
絞り機構6を全開にしておき、圧縮機1の周波数や第1
絞り機構4、室外ファン8、室内ファン9を制御して冷
暖房能力を変化させ、被空調室(被空調空間)の温度を
調整する。いずれの空調運転の場合も、空調制御につい
ては、室温センサ17、湿度センサ18及び輻射センサ
15からの検出結果を用いる。特に温度情報については
室温センサ17で検出した室内空気温度と輻射センサ1
5で検出した輻射熱温度との間に開きがある場合、設定
温度の値を輻射熱温度に応じて補正し、その補正された
値を新たな設定温度としてこの値に近づけるよう室内制
御部20及び室外制御部が圧縮機周波数やファン回転速
度、絞り開度等を制御する。
【0030】輻射熱温度を取り込んだ設定温度の補正に
ついて図5を用いて説明する。図5において、Tfは輻
射センサ15にて検出された輻射熱温度、TH1は室温
センサ17で検出された室内空気温度、Tsetはリモコ
ンから入力設定された設定温度TsetRを輻射熱温度で補
正した結果の設定温度である。輻射熱温度は床面や壁面
の温度であり、床や壁は夏場等の暑い時期は空調前の高
温環境で暖められていて冷房、除湿運転によって室内空
気温度が下がる速度に比べて下がり方が緩やかである。
逆に冬場等の寒い時期は空調前の低温環境で冷やされて
おり暖房運転によって室内空気温度が上がる速度に比べ
て上がり方が緩やかである。
【0031】そのため、室内に居る人間が感じる体感温
度としては室内空気温度と輻射熱温度との影響を受け、
冷房、除湿時には室内空気温度が下がっている程には涼
しさを感じず、暖房時には室内空気温度が上がっている
程には暖かさを感じない。そのため、体感温度をリモコ
ン16から入力された設定温度に近づけるためには、上
述した体感温度の沿った設定温度の補正が必要になる。
輻射による設定温度の補正量Totは下記式(1)によっ
て求められる。 Tot={C1*(TH1−Tf)}/2 式(1) ここでC1は輻射センサ定数である。
【0032】また、TH1−Tfはアナログ値ではな
く、室温センサ17、輻射センサ15からの検出値が室
内制御部20へデジタルに取り込まれるためデジタル値
(本実施の形態では1/3℃刻み)となっている。この
結果、補正された設定温度Tsetも入力設定された設定
温度TsetRに対してデジタル幅で補正される。図5で
は、最初TH1−Tfがデジタル値ではゼロと判断され
ており、補正量Totもゼロである。この結果、Tset
setRのまま変わらない。その後、TH1−Tfがデジ
タル値で検出されたため、Tset=TsetR−0.33に
補正される。この結果、室内空気温度と設定温度との差
は0.33℃さらに開くことになり、室内制御部20及
び室外制御部21はこの温度差に応じた圧縮機周波数、
室内外ファン回転速度、第1、第2絞り機構開度の制御
を行なう。また、室内制御部20は風向ベーン10cを
制御し、吹出し風を床面や壁面に向かって吹出し、輻射
熱温度を室内空気温度に近づけるよう制御する。
【0033】輻射温度に応じて設定温度の補正を行なっ
たにもかかわらず、補正後さらに所定時間Df1が経過し
てTH1−Tfが変化しない場合、室内制御部20は輻
射熱温度を加味した体感温度での空調環境が改善されれ
ていないと判断し、さらにT set=TsetR−0.67に
補正する。この結果、室内空気温度と設定温度との差は
0.67℃さらに開くことになり、室内制御部20及び
室外制御部21はこの温度差に応じた圧縮機周波数、室
内外ファン回転速度、第1、第2絞り機構開度の制御を
行なう。このようにして、図5ではTset=TsetR
1.00にまで補正されていく。その後、風向ベーン1
0cを通常の風向に戻す。
【0034】上記のような設定温度の補正により、制御
上の室内空気温度との温度差が拡大するので、冷房能力
が増大する。そして、床面等の温度が室内空気温度に近
づいてくると、再びTH1−Tfのデジタル値がゼロと
なる。これを受けて室内制御部20は設定温度をTset
=TsetR−0.67に変更する。そして、所定時間Df 2
経過後もTH1−Tfのデジタル値がゼロであれば、室
内空気温度と輻射熱温度との温度差が拡大していないと
判断し、Tset=TsetR−0.33に変更する。ここ
で、再びTH1−Tfのデジタル値が広がる方向に検出
されれば、再びTset=TsetR−0.67に変更する。
図5ではさらに所定時間Df2経過後もTH1−Tfのデ
ジタル値がゼロのままなので、Tset=TsetRとなる。
このようにして、輻射熱温度を含めた体感温度が設定温
度へと導かれる。
【0035】図6は暖房運転時における本実施の形態の
空気調和機と従来の空気調和機との体感温度の変化を比
較した対比図である。暖房運転を開始すると壁面や床面
よりも早く室内空気温度が暖まる。そこで、上記のよう
な制御を行ない、暖房能力を高く維持して風向ベーン1
0cを床面に向け、通常よりも床面を重点的に暖める。
この結果、輻射センサ15から検出される輻射熱温度と
室内空気温度との差を小さくし、体感温度を素早く設定
温度に近づけることができる。そして、床面を暖めるた
に室内空気温度が過度に設定温度より高い状態になる時
間を短くできる。このようにして従来に比べて電気代を
20%節約することができる。
【0036】制御上は上記のように輻射熱温度を考慮し
た体感温度による制御は可能であるが、それだけでは室
内にいる人間は現在の体感温度や制御温度を知ることが
できない。この発明の実施の形態1.に於ける空気調和
機は、希望体感温度でリモコンから設定温度を設定入力
可能にし、空気調和機の室内機10本体に備えたLED
の温度表示部12を用いて温度を表示させる場合、希望
体感温度は点灯、現在の体感温度は点滅させることとし
た。また、リモコン16の温度表示部16dにも希望体
感温度を表示可能にした。
【0037】次に希望体感温度の入力設定や表示、体感
温度の表示について説明する。室温センサ17によって
検出された室内空気温度と輻射センサ15によって検出
された輻射熱温度とから室内に居る人間の体感温度を求
めることができる。ここで、温度補正方法として、室内
空気温度、気流、輻射熱温度の3因子を1つの単位で表
す標準作用温度の算出方法を採用した。例えば算出方法
は下記の式(2)の通りである。 体感温度=(室内空気温度+輻射熱温度)/2 式(2)
【0038】リモコン16に設けられた体感温度表示切
換ボタンを押すと、リモコン16の温度表示部16dの
表示内容は通常の設定温度から希望体感温度へと切り換
わる。即ち、通常表示される設定温度26.5℃に対
し、希望体感温度として26.5℃が表示される。体感
温度表示切換ボタンをもう一度押すと通常の設定温度表
示に切り換わる。設定温度、希望体感温度共に温度表示
なので、それだけではどちらか表示されているかわから
ない。そこで、図3に示すように希望体感温度を表示し
ているときは温度の上に「体感温度」と表示される。通
常の設定温度のときは「温度」と表示される。
【0039】リモコン16から体感温度表示切換ボタン
を押すと、室内機10の体感センサ13が点灯し、同時
に温度表示部12の表示内容が現在の室内空気温度と設
定温度とから、現在の体感温度と希望体感温度とに切り
換わる。いずれの場合も室内空気温度及び現在の体感温
度はLEDの点滅で、設定温度と希望体感温度はLED
の点灯で表示される。希望体感温度は、上述したリモコ
ン16から入力設定され、リモコンに表示された温度で
ある。体感温度表示切換ボタンをもう一度押すと体感セ
ンサ13が消灯し、温度表示部12には現在の室内空気
温度と設定温度とが表示される。
【0040】ここで、上述した制御動作としては、輻射
熱温度に応じて設定温度を補正するものであり、設定温
度が変化していくことになるが、表示部へ表示される希
望体感温度は変化せず、TsetRの値が表示される。そし
て、制御上例えばTset=Ts etR−1.00となると、
室内空気温度と設定温度との差は1℃広がったことにな
るが、表示部に表示される内容は制御とは別に式(2)
で計算された体感温度とTsetRなので、センシング間隔
やDf1、Df2の短い間隔で表示内容がめまぐるしく変わ
ることがない。また、温度表示部12は実際の制御にお
けるデジタル値である1/3℃刻みより大きな幅の1℃
刻みで表示し、t±0.33℃をt℃として表示するか
ら、この点でも表示内容がめまぐるしく変わることを防
止している。なお、体感温度が希望体感温度と一致した
ときは表示部12の該当温度のLED一つが点灯する。
【0041】このような構成及び制御により、使用者は
より自分の感覚に近い希望体感温度で設定温度が設定で
きるようになり、表示部を見ながら現在の体感温度と希
望体感温度との開きを知ることができるようになる。
尚、本実施の形態では希望体感温度の設定を1℃より細
かい0.5℃刻みにしている。これは従来一般的な空気
調和機における温度設定の間隔1℃よりも細かい。体感
温度は室内空気温度を補正するものであり、室内空気温
度との温度差はそれほど大きなものではない。加えて輻
射熱温度を用いた補正は制御動作にもあるように補正す
る温度幅が1℃より細かい単位で行なわれている。この
ように体感温度はデリケートなものであり、またそのよ
うな人による利用価値が高いため、希望体感温度の選択
は通常より細かな温度幅としている。また、冷房運転で
は設定温度1℃上げると電気代が約10%安く済む。
0.5℃刻みにすることで、過度の設定温度の引き下げ
を無くすことができ、5%の省エネ効果が図れる。
【0042】上記実施の形態では体感温度を室内機10
の温度表示部12に表示したが、同様の表示をリモコン
16の表示窓16cに表示させても良い。この場合、温
度センサ、輻射センサと、体感温度を演算する制御部を
リモコン16に持たせても良いが、室内機10と双方向
通信とし、室内制御部20から情報を得るようにしても
良い。また、体感温度の表示は温度表示部16dに表示
させても良いし、切換ボタンを設けて設定温度、体感温
度、希望体感温度、室内空気温度を切換表示するように
しても良い。
【0043】実施の形態2.この発明の実施の形態2.
に於ける空気調和機は、吸込口付近に設置した湿度セン
サ18にて室内空間の湿度を検知し、体感温度補正をよ
りきめ細かなものとした。例えば不快指数を用いる場合
は下記の式(3)を用いる。 不快指数=1.8×乾球温度+32-0.55×(1-相対湿度/100)×(1.8×乾球温度-5 ) 式(3) 冷房、除湿運転時にこの式(3)から得られた不快指数
が高い場合、実施の形態1における表示部12の体感温
度の表示をより高い温度に修正する。このとき、室内空
気湿度に基く圧縮機周波数や室内外ファン回転速度、第
1、2絞り機構の開度の制御は、図5に示す温度補正と
は別の制御であり、室内空気温度、輻射熱温度に基く図
5の制御内容は実施の形態1と変わらない。その他の構
成は実施の形態1.と同様である。
【0044】実施の形態3.この発明の実施の形態3.
に於ける空気調和機は、冷房、除湿運転時に室内熱交換
器のある一部分に冷媒を流し熱交換面積を可変し、空調
制御のあらゆる温度帯で湿度を40%〜60%の所定範
囲に、好ましくはある一定値に維持するよう制御する。
湿度40%〜60%は快適性の面で最適の領域であり、
この低湿度環境では汗かきの暑がりの人ほど蒸発による
放熱量が増加するため涼しく感じやすい。暑がりの人は
汗かきと考えることができ、湿度を下げることで、汗の
少ない人より蒸発による放熱量を増加することができ、
より涼しい環境となる。即ち、寒がりの人と暑がりの人
との個人差が縮まる方向であり、お互いに満足できる環
境を創りやすいという効果がある。
【0045】室内熱交換器の熱交換面積の可変は実施の
形態1.に示されるように、第2絞り機構6を閉じ、第
1室内熱交換器5を凝縮器、第2室内熱交換器7を蒸発
器として利用する。このように制御することで、潜熱分
の仕事の割合を顕熱分の仕事に比べて大きくすることが
でき、室内温度の低下を防止しながら、湿度を下げるこ
とが可能になる。勿論湿度を維持する方法としては他の
制御方法や構成を採用してもよい。
【0046】また、第2絞り機構6を開き、第1室内熱
交換器5及び第2室内熱交換器7を蒸発器として利用す
ると、顕熱分の仕事の割合を潜熱分の仕事に比べて大き
くすることができる。このように室内熱交換器の蒸発器
として作用する部分の面積を変えることで、幅広い潜熱
・顕熱制御が可能になる。そして、空調制御において、
常に湿度40%〜60%の範囲に維持することが可能に
なる。このように湿度幅を所定範囲に維持することで、
体感温度に与える湿度の影響を小さくでき、温度センサ
17から得られる室内空気温度及び輻射センサ15から
得られる輻射熱温度によって求められる図5に示すよう
な体感温度を、実際に人間が感じる体感温度に近づける
ことができる。
【0047】空調制御中において、室内空気湿度を50
%等の常に一定の値に維持するようにすると、この差は
さらに縮めることができる。また、この方法にヒーター
を加えるとさらに素早く湿度を一定値に近づけられる。
その他の構成は実施の形態1.と同様である。
【0048】
【発明の効果】以上のとおり、この発明によれば、圧縮
機、凝縮器、蒸発器を備えた空気調和機において、室内
空気温度を検出する室温検出手段と、輻射熱温度を検出
する輻射熱温度検出手段と、これら室温検出手段及び輻
射熱温度検出手段から体感温度を得る制御部と、空気調
和機本体又はリモコンに設けられ、前記制御部からの指
示により体感温度を表示する表示部とを備えたので、空
調領域の体感温度が室内に居る人にわかり、快適な設定
温度に容易に設定できる効果が得られる。
【0049】また、希望体感温度を入力する入力手段
と、この希望体感温度を空気調和機本体又はリモコンに
表示する表示部とを備えたので、体感温度として希望の
温度を容易に設定できるようになり快適性が向上する効
果が得られる。
【0050】また、前記制御部は前記室内空気温度及び
輻射熱温度に基づいて空調制御を行なうので、体感温度
として快適な設定温度に導かれ、現在の体感温度との差
を表示部から確認することができる効果が得られる。
【0051】また、前記制御部は前記表示部に前記体感
温度を表示し、空調制御は輻射熱温度に応じて補正され
た設定温度を用いるので、空調制御に応じて表示部の表
示内容がめまぐるしく変化することを防止できる効果が
得られる。
【0052】また、前記希望体感温度を1℃より細かく
したので、体感温度の性質、希望体感温度を設定する需
要に沿った温度制御が可能になる効果が得られる。
【0053】また、前記表示部の表示温度間隔を前記体
感温度の間隔よりも大きくしたので、体感温度の細かい
変化に応じて表示部の表示内容がめまぐるしく変化する
ことを防止できる効果が得られる。
【0054】また、室内空気湿度を検出する湿度検出手
段を備え、前記制御部は前記室温検出手段、輻射熱温度
検出手段及び湿度検出手段から体感温度を得るので、温
度だけでなく湿度も含めたより人間の感覚に近い体感温
度を表示できる効果が得られる。
【0055】また、体感温度と室内空気温度とを前記表
示部に切り換え表示させる切換手段を備えたので、従来
と同様な表示をすることも可能になり、使い勝手が向上
する。また、表示スペースを小さくすることが可能にな
る効果が得られる。
【0056】また、前記体感温度と室内空気温度との何
れが表示されているかを表示する切換表示手段を備えた
ので、同じ温度という表示内容でありながら、使用者が
容易に判別できる効果が得られる。
【0057】また、前記制御部は室内空気湿度を所定の
湿度に維持するよう空調制御するので、湿度面での快適
性が向上するとともに、表示される体感温度を人間の感
覚により近づけられる効果が得られる。
【0058】また、前記蒸発器の面積を可変にする可変
手段を備えたので、潜熱冷房の領域が拡大し、湿度面で
の快適性が向上するとともに、表示される体感温度を人
間の感覚により近づけられる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態における空気調和機の
冷凍サイクルを示す冷媒回路図である。
【図2】 この発明の実施の形態における空気調和機の
室内機を示す斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態における空気調和機の
リモコンを示す正面図である。
【図4】 リモコンで温度設定入力操作をした場合の温
度表示部の表示内容の変化を示した概念図である。
【図5】 この発明の実施の形態における空気調和機の
室内空気温度と輻射熱温度とに基いた温度制御の様子を
示すタイミングチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態における空気調和機と
従来の空気調和機との体感温度の変化を比較した対比図
である。
【符号の説明】
1 圧縮機、 2 四方弁、 3 室外熱交換器、 4
第1絞り機構、 5第1室内熱交換器、 6 第2絞
り機構、 7 第2室内熱交換器、 8 室外ファン、
9 室内ファン、 10 室内機、 10c 風向ベ
ーン、 11室外機、 12 温度表示部、 13 体
感モニタ、 14 リモコン信号受光部、 15 輻射
センサ、 16 リモコン、 17 室温センサ、 1
8湿度センサ、 20 室内制御部、 21 室外制御
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24F 11/02 105 F24F 11/02 105Z (72)発明者 地口 聡 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3L060 AA06 CC01 CC02 CC06 DD05 DD06 EE01 3L061 BA01 BB01 BC07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、蒸発器を備えた空気調
    和機において、室内空気温度を検出する室温検出手段
    と、輻射熱温度を検出する輻射熱温度検出手段と、これ
    ら室温検出手段及び輻射熱温度検出手段から体感温度を
    得る制御部と、空気調和機本体又はリモコンに設けら
    れ、前記制御部からの指示により体感温度を表示する表
    示部とを備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 希望体感温度を入力する入力手段と、こ
    の希望体感温度を空気調和機本体又はリモコンに表示す
    る表示部とを備えたことを特徴とする請求項1記載の空
    気調和機。
  3. 【請求項3】 前記制御部は前記室内空気温度及び輻射
    熱温度に基づいて空調制御を行なうことを特徴とする請
    求項1又は2記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記制御部は前記表示部に前記体感温度
    を表示し、空調制御は輻射熱温度に応じて補正された設
    定温度を用いることを特徴とする請求項3記載の空気調
    和機。
  5. 【請求項5】 前記希望体感温度を1℃より細かくした
    ことを特徴とする請求項2記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記表示部の表示温度間隔を前記体感温
    度の間隔よりも大きくしたことを特徴とする請求項1記
    載の空気調和機。
  7. 【請求項7】 室内空気湿度を検出する湿度検出手段を
    備え、前記制御部は前記室温検出手段、輻射熱温度検出
    手段及び湿度検出手段から体感温度を得ることを特徴と
    する請求項1記載の空気調和機。
  8. 【請求項8】 体感温度と室内空気温度とを前記表示部
    に切り換え表示させる切換手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の空気調和機。
  9. 【請求項9】 前記体感温度と室内空気温度との何れが
    表示されているかを表示する切換表示手段を備えたこと
    を特徴とする請求項8記載の空気調和機。
  10. 【請求項10】 前記制御部は室内空気湿度を所定の湿
    度に維持するよう空調制御することを特徴とするする請
    求項1乃至9の何れか1項記載の空気調和機。
  11. 【請求項11】 前記蒸発器の面積を可変にする可変手
    段を備えたことを特徴とする請求項10記載の空気調和
    機。
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