JP2001098284A - 軽油の代替燃料製造方法及び装置 - Google Patents

軽油の代替燃料製造方法及び装置

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JP2001098284A
JP2001098284A JP27640399A JP27640399A JP2001098284A JP 2001098284 A JP2001098284 A JP 2001098284A JP 27640399 A JP27640399 A JP 27640399A JP 27640399 A JP27640399 A JP 27640399A JP 2001098284 A JP2001098284 A JP 2001098284A
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Japan
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alternative fuel
fuel
tank
glycerin
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JP27640399A
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Jiro Yamamoto
治郎 山本
Naoki Motofusa
直樹 本房
Yusuke Goto
祐介 後藤
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NANKO KK
Original Assignee
NANKO KK
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/74Recovery of fats, fatty oils, fatty acids or other fatty substances, e.g. lanolin or waxes

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  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原料供給を常に一定の割合で連続的に行うこ
とで、大量に製造できるとともに、計量することで、直
接販売や市場に供給することができる軽油の代替燃料製
造方法及び装置を提供すること。 【解決手段】 軽油の代替燃料製造装置において、反応
タンクから取り出された代替燃料生成物を静置して、前
記代替燃料生成物から、触媒と共にグリセリンを分離す
るグリセリン分離タンク30を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非化石系油から軽
油の代替燃料を製造する方法及び装置に関し、詳しく
は、食用油、特に、植物油からなる廃食用油から軽油の
代替燃料を製造する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、特願平1
1−137034号(以下、従来技術1と呼ぶ)に提案
されたものがある。図4は従来技術1による軽油の代替
燃料製造装置の概略構成を示す図である。図4に示すよ
うに、軽油の代替燃料製造装置(以下、製造装置本体と
呼ぶ)100は、外郭を形成する筺体101を備え、そ
の内部には、一側に配置された第1の原料である非化石
系油としての廃食用油を蓄える第1の原料容器111
と、他側に配置されたメタノール及び触媒である水酸化
カリウムとを混合した第2の原料を生成する第2の原料
容器112と、略中央部に配置された第1の原料に第2
の原料を混合して、反応させる反応容器120とを備え
ている。
【0003】また、第2の原料容器112の更に他端よ
りには、メタノールを蓄え、空気の流入を防止するため
のサービスタンク113を備えている。このサービスタ
ンク113には、メタノールの液位を検知する種々フロ
ートレベルスイッチ114a,114bが設けられてい
る。サービスタンク113の上部には、ポンプ118を
その流路に備えた配管119が設けられ、この配管11
9は、外部に設けられたメタノール容器121に接続さ
れている。
【0004】第1の原料容器111の上端には、開口部
102aが形成され、その開口部102aには脱着可能
な紙もしくはメッシュの金網からなるフィルター103
と、フィルター103を覆うように、開口部102aに
対して脱着可能な板状の蓋102bとが設けられてい
る。また、第1の原料容器111内には、廃食用油の液
位を検知するフロートレベルスイッチ104a〜104
eが設けられている。第1の原料容器12の底部側に
は、底に沈んだ水分等を除去するためのドレイン装置1
05が設けられている。
【0005】第1の原料容器111と反応容器120と
は、ポンプ106を流路中に備えた第1の原料供給配管
107が設けられている。また、反応容器120と第1
の原料容器111とは、オーバーフローのための戻り配
管108が設けられている。
【0006】第2の原料容器112には、その流路にポ
ンプ115を備えたメタノール供給配管116が設けら
れ、また、オーバーフローの為の戻り管117がサービ
スタンク113に流入するように設けられている。第2
の原料容器112には、触媒である水酸化カリウム(K
OH)を投入するための開口部122が設けられてい
る。また、第2の原料容器112には、メタノールと投
入された水酸化カリウムとを混合・攪拌するための攪拌
機123が設けられている。また、第2の原料容器11
2の底部と反応容器120の底部とを繋ぐ第2の原料及
び触媒を供給するための供給配管(以下、第2の原料供
給配管と呼ぶ)127が設けられている。第2の原料供
給配管127は、第2の原料容器112側から反応容器
120に向かう途中で、分岐して分岐した一方は、弁の
設けられた分岐管125となっている。他方は、弁12
8を介してポンプ126に接続されている。ポンプ12
6の下流側の供給配管には、電磁弁129が設けられ、
電磁弁129の下流は分岐して、分岐した一方は、分岐
管132となっている。この分岐管132の分岐点より
も更に下流側の分岐した他方の供給配管は、更に分岐し
て分岐した一方は、配管133となっている。この配管
133の分岐点より更に下流側の他方の分岐した供給配
管は、更に弁131を介してタンク120の底部に接続
されている。ここで、分岐管132は、電磁弁134を
介してポンプ135に接続され、ポンプ135からフィ
ルター136を介して、筺体101外部に延在して、そ
の先端部には、供給ガン137から取り出される。供給
ガン137は、図示のようにドラム缶等の燃料容器14
6に脂肪酸エステル(特に、脂肪酸のメチルエステル)
を供給するのに用いられる。
【0007】また、分岐配管132の下流側には、光フ
ァイバセンサが設けられ、電磁弁139及び弁141を
介してグリセリン取り出し口142となっている。
【0008】反応容器120には、攪拌機143が設け
られている。なお、符号145は、換気用のファンであ
る。
【0009】この様な構成の従来の軽油の代替燃料製造
装置において、第1の原料である廃食用油は、第1の原
料タンクに投入され、濾過されて、所定時間静置され
て、濾過によって除去できなかった細かな夾雑物や水分
が沈殿除去された後、反応容器に投入される。一方、第
2の原料も反応容器に導入され、第1の原料と1時間以
内で混合攪拌されて反応生成物となる。この反応生成物
は、反応容器内で、12時間静置されて、反応生成物か
ら脂肪酸のメチルエステル層及び触媒(KOH)を含む
グリセリン層とが分離する。グリセリン層は、配管13
2を介して、光ファイバセンサ138によって検知さ
れ、電磁弁139及び弁141を介して、取り出し口1
41から取り出される。グリセリン層が除去された後、
電磁弁134が開放され、ポンプ135が駆動されて反
応容器120内に残った代替燃料である脂肪酸のメチル
エステルが供給ガン137によって取り出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
軽油の代替燃料製造装置において、多量の廃食用油を処
理する場合に、1回の投入容量、即ち、第1の原料容器
の容量及び反応容器の容量に制限があるために、連続的
に多量に製造することができないので、市場に出回るま
でには、時間がかかるという欠点を有した。
【0011】また、第1の原料容器に第1の原料である
廃食用油を投入した後、沈殿精製するために数時間要す
ることと、反応容器120内において、第1の原料と第
2の原料とを混合・攪拌してエステル交換反応させた
後、反応生成物を12時間は静置しなければならないの
で、製造容量は第1の原料容器や反応容器の容量によっ
て制限され、連続的に製造できないので、大量生産する
ことができず、また、直接販売に結びつかないという欠
点を有した。
【0012】そこで、本発明の技術的課題は、原料供給
や反応を常に一定の割合で連続的に行うことで、大量に
製造できるとともに、計量することで直接販売や市場に
供給することができる軽油の代替燃料製造装置とそれを
用いた製造方法とを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、非化石
系油からなる第1の原料を投入するための第1の原料投
入タンクと、前記第1の原料と、触媒を含む脂肪族アル
コールからなる第2の原料とを投入して攪拌混合して反
応させてグリセリンを含む代替燃料生成物を生成する反
応タンクとを備えた軽油の代替燃料製造装置において、
前記反応タンクから取り出された前記代替燃料生成物を
静置して、前記代替燃料生成物から、前記触媒と共にグ
リセリンを分離するグリセリン分離タンクを備えている
ことを特徴とする軽油の代替燃料製造装置が得られる。
【0014】また、本発明によれば、前記軽油の代替燃
料製造装置において、前記グリセリン分離タンクにおい
て分離された代替燃料生成物を蓄える代替燃料貯蔵タン
クを備えていることを特徴とする軽油の代替燃料製造装
置が得られる。
【0015】また、本発明によれば、前記いずれかの軽
油の代替燃料製造装置において、前記第1の原料投入タ
ンクと前記反応タンクとの間又は前記第1の原料投入タ
ンクの上流側に第1の原料貯蔵タンクを備えていること
を特徴とする軽油の代替燃料製造装置が得られる。
【0016】また、本発明によれば、前記軽油の代替燃
料製造装置において、前記代替燃料貯蔵タンクは、複数
直列に配置されていることを特徴とする軽油の代替燃料
製造装置が得られる。
【0017】また、本発明によれば、前記軽油の代替燃
料製造装置において、前記複数の代替燃料貯蔵タンクを
接続する配管の内の少なくとも一本に、グリセリンを除
去するグリセリン分離機を備えていることを特徴とする
軽油の代替燃料製造装置が得られる。
【0018】また、本発明によれば、前記いずれかの軽
油の代替燃料製造装置において、前記反応後、直ちに、
前記グリセリン分離タンクに移動させる手段を備えてい
ることを特徴とする軽油の代替燃料製造装置が得られ
る。
【0019】また、本発明によれば、前記いずれかの軽
油の代替燃料製造装置において、前記反応タンクを、前
記第1の原料投入タンクと前記グリセリン分離タンクと
の間に複数並列に設けたことを特徴とする軽油の代替燃
料製造装置が得られる。
【0020】また、本発明によれば、前記いずれかの軽
油の代替燃料製造装置において、前記第1の原料は、廃
食用油からなることを特徴とする軽油の代替燃料製造装
置が得られる。
【0021】また、本発明によれば、前記いずれかの代
替燃料製造装置において、前記脂肪族アルコールは、メ
タノールを主成分とし、前記触媒は水酸化カリウムから
なることを特徴する軽油の代替燃料製造装置が得られ
る。
【0022】また、本発明によれば、前記いずれかの軽
油の代替燃料製造装置において、前記代替燃料生成物
は、脂肪酸のメチルエステルから実質的になることを特
徴とする軽油の代替燃料製造装置が得られる。
【0023】また、本発明によれば、非化石系油からな
る第1の原料と、触媒を含む脂肪族アルコールからなる
第2の原料とを反応タンクに投入して攪拌混合して反応
させて静置してグリセリンを含む代替燃料生成物を生成
する軽油の代替燃料製造方法において、前記攪拌混合し
て反応させてグリセリンを含む代替燃料生成物を生成し
た後、前記反応タンクとは別の容器に移して前記代替燃
料生成物からグリセリンを分離するために静置すること
を特徴とする軽油の代替燃料製造方法が得られる。
【0024】また、本発明によれば、前記軽油の代替燃
料製造方法において、前記第1の原料は、廃食用油から
なることを特徴とする軽油の代替燃料製造方法が得られ
る。
【0025】また、本発明によれば、前記代替燃料製造
方法において、前記脂肪族アルコールは、メタノールを
主成分とし、前記触媒は水酸化カリウムからなることを
特徴する軽油の代替燃料製造方法が得られる。
【0026】さらに、本発明によれば、前記いずれかの
軽油の代替燃料製造方法において、前記代替燃料生成物
は、脂肪酸のメチルエステルから実質的になることを特
徴とする軽油の代替燃料製造方法が得られる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。尚、本発明の実施の形
態においては、非化石油からなる軽油の代替燃料の第1
の原料として、廃食用油,特に、廃植物油を用いた装置
について説明する。
【0028】図1は本発明の第1の実施の形態による軽
油の代替燃料製造装置の概略を示す正面図である。図1
を参照すると、軽油の代替燃料製造装置は、第1の原料
である廃食用油を投入するための廃食用油投入タンク2
0と、廃食用油分離タンク10と、従来の代替燃料製造
装置と殆ど同様の構成の装置本体100と、グリセリン
分離タンク30と、代替燃料一次貯蔵タンク40と、代
替燃料二次貯蔵タンク50と、計量機60とを備えてい
る。また、代替燃料一次貯蔵タンク40と、代替燃料二
次貯蔵タンク50との間には、例えば、一斗缶、ドラム
缶等からなるグリセリンタンク58に接続されたグリセ
リン分離機55を備えている。
【0029】廃食用油投入タンク20は、例えば、一斗
缶41,ドラム缶等によって廃食用油が投入されるタン
クである。廃食用油投入タンク20には、弁22aを備
えたドレイン管22と、ボール弁21aを備えた供給配
管21とが設けられ、この供給配管21は、キアポンプ
23に接続され、さらに供給配管24を介して廃食用油
分離タンク10に接続されている。
【0030】廃食用油分離タンク10は、廃食用油投入
タンク20で濾過・沈殿によって除去できなかった廃食
用油に含まれる若干の細かな夾雑物や水分を更に沈殿さ
せる機能と、第1の原料を連続投入するための大容量の
第1の原料を蓄える機能とを備えている。この廃食用油
分離タンク10の底部には、ドレイン用の排出管26が
設けられ、一端が分離タンク10の側面に弁25を介し
て設けられた透明な配管27の他端に接続され、合流し
て弁28aを有するドレイン管28となっている。この
透明配管27は、弁28aを閉じたままで弁25を開放
すると、目視によって、水分及び夾雑物の沈殿した量を
確認することができる。
【0031】廃食用油分離タンク10の側面に設けられ
た配管27に、対向する側面の位置には、弁29a,3
1aを夫々備えた2つの流出用の配管29,31が設け
られ、この配管29,31は、合流してギアポンプ32
を介して装置本体100に流入する配管33に接続され
ている。
【0032】ここで、装置本体100は、図4に関連し
て説明した従来技術による代替燃料製造装置と同様な構
成を備えている。但し、装置本体100は、給油ガンの
代わりに直動弁(電磁弁)34aを備えた配管34によ
りカスケードポンプ35に接続され、このカスケードポ
ンプ35の流出側は、配管36を介して、グリセリン分
離タンク30の流入口に接続されている。
【0033】グリセリン分離タンク30は、廃食用油分
離タンク10と同様の構造を備えている。即ち、グリセ
リン分離タンク30は、側面に弁37を介して透明の配
管39の一端が接続され、他端は、グリセリン分離タン
ク30の底部に一端が接続された配管38の他端に接続
され、弁41aを介して、グリセリン等の排出管に接続
されている。ただし、透明の配管39は、廃食用油分離
タンク10の場合と異なり、主成分である軽油の代替燃
料から沈殿分離した触媒、水分及びグリセリン等を含む
副成分を目視するために設けられている。
【0034】グリセリン分離タンク30の透明の配管3
9が設けられた側面の部分と対向する側面の部分には、
直動弁42aを備えた流出管42と、直動弁43aを備
えた流出管43とが上下に一列に設けられ、この流出管
42、43は合流して、カスケードポンプ44を介し
て、このカスケードポンプ44の流出側に設けられた配
管45によって、代替燃料一次貯蔵タンク40に流入し
ている。
【0035】代替燃料一次貯蔵タンク40は、廃食用油
分離タンク10やグリセリン分離タンク30と同様な構
造を有している。即ち、代替燃料一次貯蔵タンク40
は、側面の一部に設けられ、弁46を有する透明な配管
47に接続されている。この配管47は、一次貯蔵タン
ク40の底部に一端が接続された配管48の他端に接続
され、これらの配管47、48は合流して弁49aを備
えたグリセリン排出管49に接続されている。
【0036】また、代替燃料一次貯蔵タンク40の配管
47が設けられた側面の部分と対向する側面の部分に、
弁51a,弁52aを有する夫々の配管51,52が接
続され、これらの配管51,52は合流して、ポンプ5
3に接続され、ポンプ53は、配管54を介して、グリ
セリン分離機55に接続されている。グリセリン分離機
55によって分離されたグリセリンは、弁57aを持つ
配管57を介して、例えば、一斗缶,ドラム缶等のグリ
セリンタンク58に接続されている。一方、代替燃料
は、代替燃料二次貯蔵タンク50に接続されている配管
56を介して代替燃料二次貯蔵タンク50に流入する。
【0037】代替燃料二次貯蔵タンク50の側面の下部
寄りには、配管59が設けられ、この配管59は、代替
燃料を計量して供給するための計量機60に接続されて
いる。
【0038】以上述べた本発明の実施の形態において
は、代替燃料配管系の弁は、全て電磁弁で構成されてい
るが、勿論、電磁弁の代わりに他の弁部材,例えば、手
動弁を用いることもできる。
【0039】図2は、廃食用油分離タンクを示す図であ
り、(a)は平面図,(b)は側面概略断面図である。
図2(a)及び(b)に示すように、廃食用油分離タン
ク10は、廃食用油に用いるために設けられ、反応生成
物からグリセリン等を分離するグリセリン分離タンク3
0やグリセリン等の副成分が除去された代替燃料を収容
する代替燃料一次貯蔵タンク40とは、その収容する物
が異なるが、構造上は全く同一の構成を有しているの
で、廃食用油分離タンク10についてのみ説明する。
【0040】図2(a)及び(b)を参照すると、廃食
用油分離タンク10は、円筒状で且つ逆円錐状の底部を
備えたタンク本体1と、タンク本体1を設置するための
支持となる支持部材4とを備えている。タンク本体1の
一側面上部には、流入口(流入ソケット)6aが設けら
れ、下側にはドレイン排出口(排出ソケット)6b、及
び底部にもドレイン排出口(排出ソケット)8が設けら
れている。
【0041】タンク本体1の上方の流入口6aと反対側
の位置には、流出口(流出ソケット)7a,7bが、上
下に並んで夫々設けられている。タンク本体1内の液面
が高い時には,上方の流出口7aが用いられ、液面のレ
ベルが低くなったときには,流出口7bが用いられる。
尚、タンク本体1内には、液面のレベルを表示する液面
計3が設けられ、また天井部には、廃食用油のオーバー
フローを検出するためのフロートスイッチ2が設けられ
ている。この廃食用油分離タンクは、約800L(リッ
トル)の廃食用油を取り出せる容量を有している。
【0042】図3は図1の廃食用油投入タンクを示す図
で、(a)は平面図,(b)は側面図である。図3
(a),及び(b)に示すように、円筒状のタンク本体
11とそれを支持する支持部材17とを備えている。上
部には、蓋14により開閉可能な投入口14aが設けら
れ、その投入口14aには、互いに目の細かさが異なる
二層構造の箱型のフィルター12を有している。尚、こ
のフィルター12は多段にすることも可能である。天井
板に設けられた投入口14aには、二個の一斗缶を傾斜
した状態で並べて支持しながら、内部の廃食用油を投入
可能なように、投入台13が設けられている。また,側
面の一端には、流出口15及びドレイン口16とを備え
ている。
【0043】次に、本発明の実施の形態による軽油の代
替燃料製造装置の動作について、説明する。まず、廃食
用油タンク20に、廃食用油を、例えば、一斗缶等によ
り投入する。数回投入後、廃食用油分離タンク10の残
量を液面計で、読み、投入できることを確認して、ボー
ル弁21aを開き投入用のポンプ23をONにする。こ
こで、廃食用油投入タンク20では、若干の細かな夾雑
物や除去できなかった水分を廃食用油分離タンク10で
沈殿分離させる。廃食用油分離タンク10が一杯(規定
量)となったら、投入ポンプ23をOFFし、ボール弁
21aを閉じる。廃食用油分離タンク10には、サイド
ガラスが設けられているが、配管27も透明材料で構成
しているので、略30分後には、廃食用油中の殆どの夾
雑物や残りの水分が沈殿して、分離するので、これを除
去する。
【0044】次に、廃棄食用油分離タンク10から、廃
食用油を略200lの倍数を目安に装置本体100内
に、ギアポンプ32から配管33を介して送り込む。装
置本体10の動作は従来技術と第1の原料を反応タンク
に投入する動作までは、同様の操作であるので、説明を
省略する。
【0045】本発明の実施の形態による軽油代替燃料製
造装置の動作が従来技術と異なる点は、第1の原料と触
媒を含むメタノール液からなる第2の原料を攪拌、混合
して反応させて、ただちに反応生成物を取り出す点であ
る。即ち、第1の原料と第2の原料を混合する操作か
ら、攪拌して約80分〜2時間後には、反応生成物は、
弁34aを開にして、カスケードポンプ35を作動させ
て、反応タンク(反応容器)112から装置本体100
外に取り出されて、グリセリン分離タンク30に蓄えら
れる。この操作は、グリセリン分離タンク30が一杯
(約800L)になるまで、繰り返し何回でも行うこと
ができる。
【0046】従来技術においては、混合、攪拌反応させ
たのち、反応タンク112内で、12時間静置してお
き、反応生成物から水分やグリセリン、触媒を含む副成
分をグリセリン除去とともに除去した後、主成分である
代替燃料を所定量取り出していたので、次の反応操作ま
でにに、約12時間用していた。
【0047】本発明の実施の形態によるものは、反応生
成物としての主成分と副成分とを合わせて、直接グリセ
リン分離タンク30に送り込み、約12時間後に、沈殿
した水分、触媒、グリセリン等の副成分を弁41aを介
して取り出した後,代替燃料一次貯蔵タンク40にカス
ケードポンプ44を介して送り込み、グリセリン分離機
55を通して、更に微量成分であるグリセリンを除去し
て、代替燃料二次貯蔵タンク50に蓄える。この時点
で、分離されたグリセリン等は、グリセリンタンク58
に蓄えられる。このグリセリン分離機の処理能力は、約
40L/時間である。
【0048】代替燃料二次貯蔵タンク50からは、配管
59を介して計量機60によって、必要な量だけ取り出
すことができる。
【0049】尚、図4に示す従来技術においては、装置
本体100内に容量約800Lの投入用のタンク(第1
の原料容器)111が設けられていたが,夾雑物が少な
い場合や、夾雑物や水分の分離が十分に行われている場
合には、この投入用のタンクを省略して直接反応タンク
に送り込むこともできる。
【0050】また、装置本体100は、必要に応じて何
台でも、廃食用油分離タンク10と、グリセリン分離タ
ンク30との間に設けることができる。このような場合
には、一台の装置本体100では、約200L処理可能
であるが、反応のみだけであると、約2時間ですむの
で、並列に並べると,並べた数だけ、更に単位時間当り
の生成量を増大させることができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原料供給を常に一定の割合で連続的に行うことによっ
て、連続的に製造を行うことができとともに分離工程を
別に設けているの大量に製造することができるととも
に、計量することで、直接販売や市場に供給することが
できる軽油の代替燃料製造装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による軽油の代替燃
料製造装置の概略を示す正面図である。
【図2】廃食用油分離タンクを示す図であり、(a)は
平面図,(b)は側面概略断面図である。
【図3】図1の廃食用油投入タンクを示す図で、(a)
は平面図,(b)は側面図である。
【図4】従来技術による軽油の代替燃料製造装置のを概
略構成図である。
【符号の説明】
1 タンク本体 2 フロートスイッチ 3 液面計 4 支持部材 6a 流入口(流入ソケット) 6b ドレイン排出口(排出ソケット) 8 ドレイン排出口(排出ソケット) 7a,7b 流出口(流出ソケット) 10 廃食用油分離タンク 11 タンク本体 12 箱型のフィルター 13 投入台 14 蓋 14a 投入口 15 流出口 16 ドレイン口 17 支持部材 18,41 一斗缶 20 廃食用油投入タンク 21,24 供給配管 21a ボール弁 22 ドレイン管 22a,25,28a,29a,31a,37,1a,
46,49a,51a,52a,57a 弁 23 ギアポンプ 26 排出管 27,29,31,34,36,38,39,45,4
7,48,51,52,54,56,57,59 配
管 28 ドレイン管 30 グリセリン分離タンク 32 ギアポンプ 34a,42a,43a 直動弁(電磁弁) 35,44 カスケードポンプ 40 代替燃料一次貯蔵タンク 42,43 流出管 49 グリセリン排出管 50 代替燃料二次貯蔵タンク 53 ポンプ 55 グリセリン分離機 58 グリセリンタンク 60 計量機 100 軽油の代替燃料製造装置本体 101 筐体 102a 開口部 102b 蓋 103 フィルター 104a〜104e フロートレベルスイッチ 105 ドレイン装置 107 第1の原料供給配管 108 戻り配管 111 第1の原料容器 112 第2の原料容器 113 サービスタンク 114a、114b フロートレベルスイッチ 115 ポンプ 116 メタノール供給配管 117 戻り管 118 ポンプ 119 配管 120 反応容器 121 メタノール容器 122 開口部 123 攪拌機 125 分岐管 126 ポンプ 127 第2の原料供給配管 129 電磁弁 131,141 弁 132 分岐管 133 配管 134 電磁弁 137 供給ガン 142 グリセリン取り出し口 145 換気用のファン 146 脂肪酸エステル 151 廃食用油投入口 152 操作盤 153 生成表示ライト 154 廃食用油タンクドレイン 155 メタノール投入ノズル収納部 156 触媒投入口 157 給油ガン収納部 158 分離識別用窓 159 グリセリン排出ドレイン 160 メタノールサービスタンクドレイン 161 レベルアジャスター 163 メンテナンス用扉 164 換気扇 165 通気孔 166 分離識別用パイプ 167 グリセリン排出ドレイン兼生成品取り出し口 168 メタノール投入ノズル 169 メタノール一斗缶 170 電源コード
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月21日(1999.10.
21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】第2の原料容器112には、その流路にポ
ンプ115を備えたメタノール供給配管116が設けら
れ、また、オーバーフローの為の戻り管117がサービ
スタンク113に流入するように設けられている。第2
の原料容器112には、触媒である水酸化カリウム(K
OH)を投入するための開口部122が設けられてい
る。また、第2の原料容器112には、メタノールと投
入された水酸化カリウムとを混合・攪拌するための攪拌
機123が設けられている。また、第2の原料容器11
2の底部と反応容器120の底部とを繋ぐ第2の原料及
び触媒を供給するための供給配管(以下、第2の原料供
給配管と呼ぶ)127が設けられている。第2の原料供
給配管127は、第2の原料容器112側から反応容器
120に向かう途中で、分岐して分岐した一方は、弁
25の設けられた分岐管となっている。他方は、弁12
8を介してポンプ126に接続されている。ポンプ12
6の下流側の供給配管には、電磁弁129が設けられ、
電磁弁129の下流は分岐して、分岐した一方は、分岐
管132となっている。この分岐管132の分岐点より
も更に下流側の分岐した他方の供給配管は、更に分岐し
て分岐した一方は、配管133となっている。この配管
133の分岐点より更に下流側の他方の分岐した供給配
管は、更に弁131を介してタンク120の底部に接続
されている。ここで、分岐管132は、電磁弁134を
介してポンプ135に接続され、ポンプ135からフィ
ルター136を介して、筺体101外部に延在して、そ
の先端部には、供給ガン137から取り出される。供給
ガン137は、図示のようにドラム缶等の燃料容器14
6に脂肪酸エステル(特に、脂肪酸のメチルエステル)
を供給するのに用いられる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原料供給を常に一定の割合で連続的に行うことによっ
て、連続的に製造を行うことができとともに分離工程
を別に設けているの大量に製造することができるととも
に、計量することで、直接販売や市場に供給することが
できる軽油の代替燃料製造装置を提供することができ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】従来技術による軽油の代替燃料製造装置の概
構成図である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 タンク本体 2 フロートスイッチ 3 液面計 4 支持部材 6a 流入口(流入ソケット) 6b ドレイン排出口(排出ソケット) 8 ドレイン排出口(排出ソケット) 7a,7b 流出口(流出ソケット) 10 廃食用油分離タンク 11 タンク本体 12 箱型のフィルター 13 投入台 14 蓋 14a 投入口 15 流出口 16 ドレイン口 17 支持部材 18,41 一斗缶 20 廃食用油投入タンク 21,24 供給配管 21a ボール弁 22 ドレイン管 22a,25,28a,29a,31a,37,1a,
46,49a,51a,52a,57a 弁 23 ギアポンプ 26 排出管 27,29,31,34,36,38,39,45,4
7,48,51,52,54,56,57,59 配
管 28 ドレイン管 30 グリセリン分離タンク 32 ギアポンプ 34a,42a,43a 直動弁(電磁弁) 35,44 カスケードポンプ 40 代替燃料一次貯蔵タンク 42,43 流出管 49 グリセリン排出管 50 代替燃料二次貯蔵タンク 53 ポンプ 55 グリセリン分離機 58 グリセリンタンク 60 計量機 100 軽油の代替燃料製造装置本体 101 筐体 102a 開口部 102b 蓋 103 フィルター 104a〜104e フロートレベルスイッチ 105 ドレイン装置106 ポンプ 107 第1の原料供給配管 108 戻り配管 111 第1の原料容器 112 第2の原料容器 113 サービスタンク 114a、114b フロートレベルスイッチ 115 ポンプ 116 メタノール供給配管 117 戻り管 118 ポンプ 119 配管 120 反応容器 121 メタノール容器 122 開口部 123 攪拌機124 配管 125 126 ポンプ 127 第2の原料供給配管128 弁 129 電磁弁 131,141 弁 132 分岐管 133 配管 134 電磁弁135 ポンプ 136 フィルター 137 供給ガン 142 グリセリン取り出し口 145 換気用のファン 146 脂肪酸エステル 151 廃食用油投入口 152 操作盤 153 生成表示ライト 154 廃食用油タンクドレイン 155 メタノール投入ノズル収納部 156 触媒投入口 157 給油ガン収納部 158 分離識別用窓 159 グリセリン排出ドレイン 160 メタノールサービスタンクドレイン 161 レベルアジャスター 163 メンテナンス用扉 164 換気扇 165 通気孔 166 分離識別用パイプ 167 グリセリン排出ドレイン兼生成品取り出し口 168 メタノール投入ノズル 169 メタノール一斗缶 170 電源コード
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C11B 13/00 C11B 13/00 C11C 3/10 C11C 3/10 (72)発明者 後藤 祐介 鹿児島県薩摩郡東郷町斧渕9441−2 Fターム(参考) 4G069 AA15 BB05A BB05B BC03A BC03B CC40 4H013 BA02 4H029 CA00 DA00 4H059 BA12 BA30 BB02 BB03 BC03 BC13 CA36 CA94 CA97 EA17 EA40

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非化石系油からなる第1の原料を投入す
    るための第1の原料投入タンクと、前記第1の原料と、
    触媒を含む脂肪族アルコールからなる第2の原料とを投
    入して攪拌混合して反応させてグリセリンを含む代替燃
    料生成物を生成する反応タンクとを備えた軽油の代替燃
    料製造装置において、前記反応タンクから取り出された
    前記代替燃料生成物を静置して、前記代替燃料生成物か
    ら、前記触媒と共にグリセリンを分離するグリセリン分
    離タンクを備えていることを特徴とする軽油の代替燃料
    製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の軽油の代替燃料製造装置
    において、前記グリセリン分離タンクにおいて分離され
    た代替燃料生成物を蓄える代替燃料貯蔵タンクを備えて
    いることを特徴とする軽油の代替燃料製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の軽油の代替燃料製
    造装置において、前記第1の原料投入タンクと前記反応
    タンクとの間又は前記第1の原料投入タンクの上流側に
    第1の原料貯蔵タンクを備えていることを特徴とする軽
    油の代替燃料製造装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の軽油の代替燃料製造装置
    において、前記代替燃料貯蔵タンクは、複数直列に配置
    されていることを特徴とする軽油の代替燃料製造装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の軽油の代替燃料製造装置
    において、前記複数の代替燃料貯蔵タンクを接続する配
    管の内の少なくとも一本に、グリセリンを除去するグリ
    セリン分離機を備えていることを特徴とする軽油の代替
    燃料製造装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の内のいずれかに記載の
    軽油の代替燃料製造装置において、前記反応後、直ち
    に、前記グリセリン分離タンクに移動させる手段を備え
    ていることを特徴とする軽油の代替燃料製造装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の内のいずれかに記載の
    軽油の代替燃料製造装置において、前記反応タンクを、
    前記第1の原料投入タンクと前記グリセリン分離タンク
    との間に複数並列に設けたことを特徴とする軽油の代替
    燃料製造装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の内のいずれかに記載の
    軽油の代替燃料製造装置において、前記第1の原料は、
    廃食用油からなることを特徴とする軽油の代替燃料製造
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8の内のいずれかに記載の
    軽油の代替燃料製造装置において、前記脂肪族アルコー
    ルは、メタノールを主成分とし、前記触媒は水酸化カリ
    ウムからなることを特徴する軽油の代替燃料製造装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9の内のいずれかに記載
    の軽油の代替燃料製造装置において、前記代替燃料生成
    物は、脂肪酸のメチルエステルから実質的になることを
    特徴とする軽油の代替燃料製造装置。
  11. 【請求項11】 非化石系油からなる第1の原料と、触
    媒を含む脂肪族アルコールからなる第2の原料とを反応
    タンクに投入して攪拌混合して反応させて静置してグリ
    セリンを含む代替燃料生成物を生成する軽油の代替燃料
    製造方法において、前記攪拌混合して反応させてグリセ
    リンを含む代替燃料生成物を生成した後、前記反応タン
    クとは別の容器に移して前記代替燃料生成物からグリセ
    リンを分離するために静置することを特徴とする軽油の
    代替燃料製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の軽油の代替燃料製造
    方法において、前記第1の原料は、廃食用油からなるこ
    とを特徴とする軽油の代替燃料製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項11又は12記載の軽油の代替
    燃料製造方法において、前記脂肪族アルコールは、メタ
    ノールを主成分とし、前記触媒は水酸化カリウムからな
    ることを特徴する軽油の代替燃料製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項11乃至13の内のいずれかに
    記載の軽油の代替燃料製造方法において、前記代替燃料
    生成物は、脂肪酸のメチルエステルから実質的になるこ
    とを特徴とする軽油の代替燃料製造方法。
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