JP2001097730A - 磁気ディスク用成形ガラス基板、その成形素材、および磁気ディスク用成形ガラス基板の成形装置 - Google Patents

磁気ディスク用成形ガラス基板、その成形素材、および磁気ディスク用成形ガラス基板の成形装置

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JP2001097730A
JP2001097730A JP27739099A JP27739099A JP2001097730A JP 2001097730 A JP2001097730 A JP 2001097730A JP 27739099 A JP27739099 A JP 27739099A JP 27739099 A JP27739099 A JP 27739099A JP 2001097730 A JP2001097730 A JP 2001097730A
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mold
glass
glass substrate
magnetic disk
molding
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Shoji Nakamura
正二 中村
Yoshiyuki Shimizu
義之 清水
Takahisa Kondo
隆久 近藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • C03B11/088Flat discs
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
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    • C03B2215/45Ring or doughnut disc products or their preforms

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法
では、研磨材、研削液などの産業廃棄物の排出による環
境面の悪化と、工程の煩雑さからコスト高が課題であっ
た。 【解決手段】 第1加工平面を有する上型23と、第2
加工平面を有し、その第2加工平面が第1加工平面と対
向するように配置された下型22と、上型23の第1加
工平面と下型22の第2加工平面との空間に、磁気ディ
スク用成形ガラス基板のガラス成形素材であって、環形
状を有するガラス成形素材が配置されたときに、上型2
3を移動させてガラス成形素材に圧力を加えることがで
きる加圧手段37と、上型23、下型22を加熱する上
加熱板33、下加熱板32と、上型23、下型22を冷
却する冷却板29、35と、一部が上型23と下型22
との間に存在することができるように配置される、円柱
状の中子型25を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピューターの
記憶装置等に用いられる磁気ディスク用成形ガラス基板
と、その成形素材と、磁気ディスク用成形ガラス基板の
成形装置等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ディスクにおいては高容量化
と低価格化との相反する技術課題の解決に向けた取り組
みが行われているが、従来のアルミニュウムを基板とし
たディスクでは、所望する平面度と平滑度を得るため
に、研削法、研磨法を主体とした機械加工による極めて
煩雑で多大の製造工程を必要としている。
【0003】高剛性と高硬度に優れたガラス基板は、平
滑化に有利なことから高容量化と高信頼性化が同時に満
足できるものの、従来の研削法、研磨法を主体とした機
械加工では、低価格化に向けた取り組みに限界が考えら
れる。さらに従来の機械加工では、加工時に発生するガ
ラス粉、研磨材、溶液などの廃棄物処理に対して環境上
好ましくない。
【0004】ところで、光学ガラスレンズの分野におい
ては、ガラス素材を加熱、加圧、冷却して成型金型の表
面精度を精密転写させる成形装置として特開昭62−2
92629号公報に示された装置が、またダイレクト成
形法として特願平1−308840号公報に示された方
法が提案されている。何れも一長一短を兼ね備え、前者
は、ガラス素材と金型との温度を極めて近似させられる
ことから精度の高い転写性を実現できる反面、加熱と冷
却とに多くの時間を必要とするが、成型工程を分割する
ことで課題解決を図っている。
【0005】後者は、溶融ガラスの表面温度を低く、内
部温度を高くし、直接金型で成形する製造方法であっ
て、予熱時間を著しく短縮できる反面、ガラスの内部温
度が高いこと、偏肉比が大きいことから成形品の収縮が
大きく、精密な転写性に難点を有する。そこで、精密成
形法と機械加工法との組み合わせ技術を用い、両者のメ
リットを引き出す取り組みも行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、磁気デ
ィスク用成形基板としてのガラス基板を、従来の研削
法、研磨法を主体とした機械加工で製造した場合、上述
したように、加工時にガラス粉が発生し、また、研磨
材、溶液などの産業廃棄物が発生する。また磁気ディス
ク用成形基板としてのガラス基板は、研削、研磨等の加
工がされるため加工工程数が多く、高価であるという課
題を有する。
【0007】そこで、本発明は、上述した課題を考慮
し、ガラス粉や研磨材、溶液などの産業廃棄物を発生さ
せないで製造され、少ない加工工程数で製造された磁気
ディスク用成形ガラス基板を提供することを目的とする
ものである。また、本発明は、その磁気ディスク用成形
ガラス基板のガラス成形素材を提供することを目的とす
るものである。さらに、本発明は、その磁気ディスク用
成形ガラス基板を製造する磁気ディスク用成形ガラス基
板の成形装置および成形方法を提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の本発明(請求項1
に対応)は、所定の加工平面を有する加工部材の前記加
工平面が精密転写された磁気媒体形成面である上下主面
を備えた磁気ディスク用成形ガラス基板であって、中央
部に所定の貫通孔が設けられており、前記上下主面以外
の前記磁気ディスク用成形ガラス基板の内側面および/
または外側面が成形自由面であることを特徴とする磁気
ディスク用成形ガラス基板である。
【0009】第2の本発明(請求項2に対応)は、所定
の加工平面を有する加工部材の前記加工平面が精密転写
された磁気媒体形成面である上下主面を備えた磁気ディ
スク用成形ガラス基板であって、中央部に所定の貫通孔
が設けられており、前記上下主面以外の前記磁気ディス
ク用成形ガラス基板の内側面および/または外側面が前
記加工部材とは別の加工部材によって形成されているこ
とを特徴とする磁気ディスク用成形ガラス基板である。
【0010】第3の本発明(請求項3に対応)は、第1
または第2の本発明の磁気ディスク用成形ガラス基板の
ガラス成形素材であって、環形状を有することを特徴と
する磁気ディスク用成形ガラス基板の成形素材である。
【0011】第4の本発明(請求項4に対応)は、所定
の第1加工平面を有する上型と、所定の第2加工平面を
有し、その第2加工平面が前記第1加工平面と対向する
ように配置された下型と、前記上型の前記第1加工平面
と前記下型の前記第2加工平面との空間に、磁気ディス
ク用成形ガラス基板のガラス成形素材であって、環形状
を有するガラス成形素材が配置されたときに、前記上型
および/または前記下型を移動させて前記ガラス成形素
材に圧力を加えることができる加圧手段と、前記上型お
よび/または前記下型を加熱する加熱手段と、前記上型
および/または前記下型を冷却する冷却手段とを備えた
ことを特徴とする磁気ディスク用成形ガラス基板の成形
装置である。
【0012】第5の本発明(請求項5に対応)は、少な
くとも一部が前記上型と前記下型との間に存在すること
ができるように配置される、筒状または円柱状の中子型
を備え、前記ガラス成形素材が、前記中子型を囲うこと
ができる環形状を有する成形素材であることを特徴とす
る第4の本発明記載の磁気ディスク用成形ガラス基板の
成形装置である。
【0013】第6の本発明(請求項6に対応)は、前記
中子型が、前記ガラス成形素材に転写することができる
所定の加工側面を有するとともに、前記ガラス成形素材
を加工するさいのその加工後のガラス加工品の貫通孔の
内径を規制するものであることを特徴とする第5の本発
明記載の磁気ディスク用成形ガラス基板の成形装置であ
る。
【0014】第7の本発明(請求項7に対応)は、前記
中子型を、前記筒状の実質上中心軸方向に移動させる中
子型移動制御手段を備えたことを特徴とする第5または
第6の本発明記載の磁気ディスク用成形ガラス基板の成
形装置である。
【0015】第8の本発明(請求項8に対応)は、前記
下型が前記中子型の前記移動を可能とするための貫通孔
を有しており、前記中子型の少なくとも一部は前記貫通
孔に配置されており、前記中子型移動制御手段が、前記
下型の前記貫通孔に少なくとも一部が配置され、前記中
子型に連接している気体導入管と、その気体導入管に導
入される所定の気体とであることを特徴とする第7の本
発明記載の磁気ディスク用成形ガラス基板の成形装置で
ある。
【0016】第9の本発明(請求項9に対応)は、前記
下型が前記中子型の前記移動を可能とするための貫通孔
を有しており、前記中子型の少なくとも一部は前記貫通
孔に配置されており、前記中子型移動制御手段が、前記
下型の前記貫通孔に少なくとも一部が配置され、前記中
子型に連接しており、前記中子型に圧力を加えて前記移
動させることができる手段であることを特徴とする第7
の本発明記載の磁気ディスク用成形ガラス基板の成形装
置である。
【0017】第10の本発明(請求項10に対応)は、
所定の貫通孔を有する胴型を備え、その胴型の実質上中
心軸と、前記上型および/または前記下型の移動方向と
が実質上平行となる関係になるように、前記胴型は、前
記上型および前記下型を囲うように配置されることを特
徴とする第4から第9のいずれかの本発明記載の磁気デ
ィスク用成形ガラス基板の成形装置である。
【0018】第11の本発明(請求項11に対応)は、
前記胴型が、前記ガラス成形素材に転写することができ
る所定の第2加工側面を有するとともに、前記ガラス成
形素材を加工するさいのその加工後のガラス加工品の外
径を規制するものであることを特徴とする第10の本発
明記載の磁気ディスク用成形ガラス基板の成形装置であ
る。
【0019】第12の本発明(請求項12に対応)は、
前記中子型の熱膨張係数が、前記ガラス成形素材の熱膨
張係数より大きい、もしくは前記中子型の熱膨張係数は
前記ガラス成形素材の熱膨張係数より大きく、前記ガラ
ス成形素材の熱膨張係数は前記胴型の熱膨張係数より大
きく、前記胴型の熱膨張係数は前記上型および前記下型
の熱膨張係数以上であることを特徴とする第5から第1
1のいずれかの本発明記載の磁気ディスク用成形ガラス
基板の成形装置である。
【0020】第13の本発明(請求項13に対応)は、
第4から第12のいずれかの本発明記載の磁気ディスク
用成形ガラス基板の成形装置を用いて、磁気ディスク用
成形ガラス基板を成形する方法であって、前記成形装置
の前記上型の前記第1加工平面と前記下型の前記第2加
工平面との空間に、環形状を有する所定のガラス成形素
材を配置する配置工程と、前記成形装置の前記加熱手段
を用いて前記上型および/または前記下型を加熱するこ
とによって、前記ガラス成形素材を加熱する加熱工程
と、前記成形装置の前記加圧手段を用いて前記上型およ
び/または前記下型を移動させて、前記ガラス成形素材
に圧力を加える加圧工程と、前記加圧工程の後に、前記
成形装置の前記冷却手段を用いて前記上型および/また
は前記下型を冷却することによって、前記ガラス成形素
材を冷却する冷却工程と、前記冷却工程の後に、前記成
形装置から前記ガラス成形素材が加工されたガラス加工
品を取り出す取り出し工程とを備えたことを特徴とする
磁気ディスク用ガラス基板の成形方法である。
【0021】第14の本発明(請求項14に対応)は、
前記ガラス成形素材が、前記成形装置の前記中子型を囲
うことができる環形状を有する成形素材であって、前記
配置工程において、前記成形装置の前記中子型を囲うよ
うに、または前記中子型を囲うことができるように、前
記ガラス成形素材を配置し、前記配置工程において、前
記中子型を囲うことができるように前記ガラス成形素材
を配置した場合、前記成形装置の前記中子型移動制御手
段を用いて、前記ガラス成形素材が前記中子型を囲うよ
うに前記中子型を移動させ、前記取り出し工程におい
て、前記中子型移動制御手段を用いて、前記中子型を前
記ガラス加工品から離れるように移動させた後、前記ガ
ラス加工品を取り出すことを特徴とする第13の本発明
記載の磁気ディスク用ガラス基板の成形方法である。
【0022】第15の本発明(請求項15に対応)は、
前記ガラス成形素材が、磁気ディスクの有効範囲以外と
なる位置に対応する位置に配置することができるガラス
成形素材であって、前記配置工程において、前記ガラス
成形素材を、磁気ディスクの有効範囲以外となる位置に
対応する位置に配置することを特徴とする第13または
第14の本発明記載の磁気ディスク用ガラス基板の成形
方法である。
【0023】第16の本発明(請求項16に対応)は、
前記ガラス成形素材の熱膨張係数が、前記中子型の熱膨
張係数より小さいか、もしくは、前記中子型の熱膨張係
数より小さく、前記胴型、前記上型および前記下型の熱
膨張係数より大きいことを特徴とする第13から第15
のいずれかの本発明記載の磁気ディスク用ガラス基板の
成形方法である。
【0024】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の実施の
形態1に於ける磁気ディスク用成形ガラス基板を図1を
用いて説明し、その成形ガラス基板を得るための成形金
型および成形装置の構成を図2〜図5を用いて説明す
る。
【0025】本発明の実施の形態1の図1の成形ガラス
基板11は、磁気媒体を形成する成形転写面12と、基
板の内側面および外側面である成形自由面13とで構成
されていることが特徴である。成形転写面12とは成形
型の精密加工面が忠実に転写された面であり、成形自由
面13は金型加工面で規制されない面を指す。通常、磁
気ディスク用のガラス基板は、まず内外周およびその面
取りを研削加工で行い、磁気媒体形成面は研磨加工によ
って所望の面粗さと、基板厚みとが整えられる。
【0026】それに対し、本発明の実施の形態1の成形
ガラス基板は、研削や研磨加工が施されておらず、研磨
材や研削液などの産業廃棄物の排出を皆無にし、成型自
由面13として形成された内側面および外側面は鏡面状
態をなし、ガラス自身からの発塵を抑制する効果をも有
する。
【0027】以下、上記本発明の実施の形態1の成形ガ
ラス基板を得るために準備した成形素材と成形金型およ
び成形装置の構成を図2および図3を用いて説明する。
【0028】図2において、成形金型21は、リング形
状からなる下型22、上型23と、これら上型23と下
型22を摺動案内する胴型24と、下型22の実質上中
心に設けられ成形ガラス基板の内径を規制し、かつ上下
動が可能な中子型25と、上型23の実質上中心に設け
られ中子型25を下方に移動させて成形ガラスから中子
型25を離脱させる可動ピン26とで構成されている。
【0029】中子型25は下型22の上方に抜け出さな
いための、可動ピン26は上型23の下方に抜け出さな
いために、それぞれがストッパー構造をしている。上型
23と下型22の対向する金型面は、磁気媒体を形成す
る為に必要な面粗さに鏡面仕上げされ、その表面には成
形されるガラスとの溶着防止を目的とした貴金属系の成
膜が施されている。胴型24は成形ガラスの厚み規制を
行うことを目的とし、胴型24の上端面と上型23の鍔
部とが当接した状態で厚みが規制される。成形素材27
は環形状をしたもので中子型25と上型22、下型23
とに填め込むように配置される。
【0030】成形装置は、冷却板29、断熱板30、ヒ
ータ31を埋設した下加熱板32が積層された構造をな
して基台28上に機械的に締結され、装置下方側の加熱
部を構成している。一方、上加熱板33、断熱板34、
冷却板35がプレス軸36に締結されて装置の上方側加
熱部を構成している。プレス軸36は図示しないプレス
機構、例えばエアーシリンダー等に連結され、上加熱板
33と上型23を介して加熱軟化された成形素材27を
押圧できる構成にしている。なお、図2のプレス軸36
に付されている「Z」は装置の上下方向を意味し、また
矢印は、その上下方向にプレス軸36が可動であること
を示すものである。
【0031】下加熱板32には気体導入口37が連通し
て設けられ、下型22の中心孔と合致させ中子型25を
上方に持ち上げるために不活性ガスが導入出来るように
構成されている。上加熱板33の中心には可動ピン26
の上端が収納可能となるように凹部38が設けられてい
る。上述した成形金型、成形装置の全体が酸化防止を目
的として不活性ガス中のチャンバー(図示せず)内に収
容された構成である。尚、上加熱板33、下加熱板32
の温度制御、冷却板29、35の水冷回路は一般的な技
術で考えられるものであるので本明細書では記載を省略
する。
【0032】次に、図1で示した本発明の実施の形態1
の成形ガラス基板11を得るためのより具体的な説明を
する。
【0033】図3は本発明の実施の形態1の成形ガラス
基板11の素材である成型素材27を示し、環形状から
なる硼珪酸ガラス(屈伏点:549℃、ガラス転移点:
501℃)を用いて外径φ14×内径φ10×2.5ミ
リ厚の形状に切り抜き加工を施したものを準備した。上
記寸法は所望する成形ガラス基板の体積と同量に加工さ
れており、成形ガラス基板11の寸法として外径φ30
×内径φ10×0.3ミリ厚のものを得るために設計さ
れたものである。産業廃棄物や環境の観点からは溶融ガ
ラスから直接、環形状のガラス素材を得る方法や、板ガ
ラスを割断する方法が望ましいが、本実施の形態では発
明の効果を確認する意味で機械加工したものを用いた。
【0034】成形素材27の形状が環形状で、かつ上記
寸法とした理由は、成形素材の内外径寸法と成形ガラス
基板として使用される際に機器への取り付け箇所である
内周部とが合致するような寸法関係としているため、以
下に挙げる欠点、例えば、金型面上においてガラスが流
動しないために起こりうるガラスの白濁現象や、微小気
泡の発生などがあっても所望の寸法精度が確保されてい
れば成形ガラス基板としての機能は満足される。したが
って本実施の形態のガラス素材27の環形状が、成形ガ
ラス基板における磁気媒体形成面以外のデッドスペース
に載置可能な形状としたことに特徴がある。
【0035】図2に示した成型金型21では、上型2
3、下型22、胴型24、中子型25および可動ピン2
6にはタングステンカーバイトの材料を用いた。上型2
3、下型22の外径をφ35mm、厚みを24mmと
し、互いの対向する面、すなわちガラスを転写させる面
は1.5nm以下の凹凸しか有さない光学的鏡面にポリ
ッシュを行い、その表面にガラスとの融着防止を目的と
した貴金属系の膜をスパッタリング法で2μm厚みとな
るように成膜した。
【0036】下型22、上型23の内径はそれぞれ中子
型25、可動ピン26の外径に対応し、胴型24の内径
は上下型23,22の外径に対応し、いずれも高温下に
おいて上下に摺動可能なように、6〜10μmのクリア
ランスを設けて互いに対応する摺動面に鏡面加工を施し
た。中子型25は成形素材27が変形完了したのと同時
に一旦、成形ガラス11の内径を規制することに作用
し、その時点で中子型を成形ガラスから離脱させた場合
に、成形ガラスは若干変形が継続されて、規制された成
形ガラスの内径寸法が中子型の外径寸法より小さくな
る。その後、成形ガラスが冷却された時点で中子型を上
昇させることで、中子型が成形ガラスを下型転写面から
持ち上げて離型させることに作用する特徴を有してい
る。
【0037】また、中子型25の材料にステンレス鋼を
用いると成形ガラスの内径を規制したまま成形を完了す
ることができる。すなわち、内側面も金型転写面とする
ことが可能である。その場合、熱収縮量の関係を、中子
型25>成形素材27の条件を満足することで実現でき
る。さらに、内側面および外側面ともに金型転写面とす
る場合には、中子型25>成形素材27>胴型24≧上
型23および下型22の関係にすることで実現できるも
のである。
【0038】成形金型21は上述したように単純なリン
グ形状の組み合わせで構成されており、金型21を得る
ための加工費用が安価であり、しいては成形ガラス基板
11のコスト低減に寄与できる。
【0039】次に、本発明の実施の形態1の成形装置と
成形方法について図2、4、5を用いてさらに説明す
る。
【0040】図2は成形金型21内に成形素材27をセ
ットした状態を示す。中子型25は下加熱板32に設け
た気体導入口37から毎分10リットルの窒素ガスを吐
出した圧力で上方に持ち上げられて上型23の転写面に
当接している。供給する窒素ガスは、熱分布の観点から
加熱する方が望ましく、成形する温度と同一にするのが
より望ましい。可動ピン26は上方に持ち上げられ、そ
の上端は上加熱板33の凹部38に収納されいる。
【0041】この状態で上下の加熱板32,33のヒー
タ31の電源を入れ、610℃まで昇温加熱後、2分間
保持した後に、図示しないエアーシリンダなどの加圧機
構を用い、プレス軸36を介して総圧2tonの力で上
型23の鍔部が胴型24の上端面と当接するまで成形素
材27を押圧変形させて所望の基板厚0.3mmに制御
して変形を完了する。
【0042】図4は変形完了後に、図2と同様の上下の
加熱板32,33が装備された別のステージ(別の装
置)に成形型を移送して冷却工程に至る寸前の状態を示
している。図2と異なる点は上加熱板33に設けた凹部
38は可動ピン26を下降できるように浅く構成してい
る。冷却工程では凹部38が浅いために上加熱板33を
下降させると、まず可動ピン26が凹部38に当接して
徐々に中子型25は、上方に持ち上げられている力にう
ち勝って下方に押し下げられる。加圧力は変形時の2t
onを継続したまま500℃まで冷却する。
【0043】この状態で成形ガラスの外径は、胴型24
には当接せずに成形自由面を有し、その面は鏡面状態で
Rの形状が形成されている。成形ガラスの内側面は、変
形完了後には一旦、中子型25で規制されるが、中子型
25が離脱してからも押圧を継続しているため内径寸法
が若干小さくなるが、成形自由面を有することになる。
したがって内外側面は成形自由面の鏡面状態を呈し、磁
気媒体の形成面も成形転写面で鏡面状態を呈おり、図1
に示すような本発明の実施の形態1の磁気ディスク用成
形ガラス基板11が得られた。
【0044】本実施の形態に於いて中子型25を移動さ
せる手段に気体圧を用いた理由は以下にある。さらに、
室温付近まで冷却した後、図5で示すように上加熱板3
3を上方に持ち上げるのに連動して中子型25は気体圧
で上方に持ち上げられる。吐出する窒素ガスは下型22
と中子型25とのクリアランスから適度にもれることを
利用して、密着する成形ガラスと下型22の転写面との
間隙に流入して離型を容易にするのに作用し、成形ガラ
スの内径が中子型25の外径より小さいことが、中子型
25を成形ガラスを離型させることに作用する。
【0045】その後、上型23を分解し、成形ガラスを
金型内より取り出して成形を完了する。図5は成形ガラ
スを中子型25で上方に持ち上げて離型した状態を示す
ものである。取り出した成形ガラス基板を評価すると、
両面の平坦度は2μm以内であり、平行度は3μmであ
り、また磁気媒体形成面の表面粗さは、ほぼ金型面を忠
実に転写していることを確認し、精度的には十分実用に
耐えるものが得られた。
【0046】(実施の形態2)図6は実施の形態2での
成形装置と成形方法とを説明するためのものである。実
施の形態1と異なる点は、中子型25に下可動ピン40
を連接し、図示しない第2のプレス機構によって図中Z
方向に前記中子型25を上下自在に摺動可能な構成とし
たことである。また可動ピン26を廃した点である。し
たがって実施の形態1での成形装置および成形方法では
成形金型を別の上下の加熱板32,33に載置する型移
動方式に対し、本成形装置、成形方法は同一の上下の加
熱板32,33を用いるものである。すなわち型固定方
式である。成形型を構成する上型23、下型22および
胴型24、成形素材27は実施の形態1と同様の構成で
ある。中子型25の材質は熱膨張係数が成形素材27
や、タングステンカーバイトよりも大きなステンレス鋼
材を用いた。上述した成形装置を用い、成形温度590
℃で2.5tonの圧力で変形を完了し、加圧を継続し
たままの状態で500℃まで冷却した後、第2のプレス
機構を用いて前記中子型25を下方に下げて成型ガラス
から離脱させた。熱収縮量を、中子型25>成形素材2
7となるように構成しているため、中子型25が成形ガ
ラスに焼きばめられることなくスムーズに離脱できた。
成形型全体を室温まで冷却して成形ガラスを取り出し
た。磁気形成面の転写は実施の形態1と同様の面粗さが
確認された。両面の平坦度は1.5〜2.0μmの幅で
ばらついていたが、実用上問題とはならない。平行度は
3μm以下であった。さらにガラス基板の内側面は中子
型25の外径表面が転写されており内径精度もφ10に
対し約50μmマイナスの寸法が確認された。また外側
面は成型自由面であった。胴型の内径を所望の寸法とす
ることで、磁気媒体形成面と内外径の全てを金型の転写
面とすることも可能で、どちらか一方が成型自由面でも
成形できることが確認された。
【0047】実施の形態1および2で説明したとおり、
成形プロセスによる廃棄物を皆無にし環境対策上、望ま
しい形態に効果し、内外径を成形自由面とすることで研
磨面と等価の表面性が得られガラス自身の発塵抑制と、
面取り工程が不要となり、工程削減に効果する。
【0048】さらに、工程削減が可能となることでコス
ト低減に寄与し、産業上の利用価値に効果する。
【0049】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、ガラス粉や研磨材、溶液などの産業廃棄
物を発生させないで製造され、少ない加工工程数で製造
された磁気ディスク用成形ガラス基板を提供することが
できる。また、本発明は、その磁気ディスク用成形ガラ
ス基板のガラス成形素材を提供することができる。さら
に、本発明は、その磁気ディスク用成形ガラス基板を製
造する磁気ディスク用成形ガラス基板の成形装置および
成形方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1で得られる磁気ディスク
用ガラス基板を説明する立体斜視図
【図2】本発明の実施の形態1での成形金型と成形装置
の構成を説明する要部断面図
【図3】本発明の実施の形態1での成形素材の形状を説
明する立体斜視図
【図4】本発明の実施の形態1で、成形方法における冷
却工程以降を説明する要部断面図
【図5】本発明の実施の形態1で、成形方法における成
形ガラス基板を取り出す工程を説明する要部断面図
【図6】本発明の実施の形態2で、成形装置と成形方法
を説明する要部断面図
【符号の説明】
11 成形ガラス基板 12 成形転写面 13 成形自由面 21 成形金型 22 下型 23 上型 24 胴型 25 中子型 26 可動ピン 27 成形素材 28 基台 29、35 冷却板 30、34 断熱板 31 ヒータ 32 下加熱板 33 上加熱板 36 プレス軸 37 気体導入口 38 凹部 40 下可動ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 隆久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D112 AA02 AA24 BA03 BA09

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の加工平面を有する加工部材の前記
    加工平面が精密転写された磁気媒体形成面である上下主
    面を備えた磁気ディスク用成形ガラス基板であって、中
    央部に所定の貫通孔が設けられており、前記上下主面以
    外の前記磁気ディスク用成形ガラス基板の内側面および
    /または外側面が成形自由面であることを特徴とする磁
    気ディスク用成形ガラス基板。
  2. 【請求項2】 所定の加工平面を有する加工部材の前記
    加工平面が精密転写された磁気媒体形成面である上下主
    面を備えた磁気ディスク用成形ガラス基板であって、中
    央部に所定の貫通孔が設けられており、前記上下主面以
    外の前記磁気ディスク用成形ガラス基板の内側面および
    /または外側面が前記加工部材とは別の加工部材によっ
    て形成されていることを特徴とする磁気ディスク用成形
    ガラス基板。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の磁気ディスク用
    成形ガラス基板のガラス成形素材であって、環形状を有
    することを特徴とする磁気ディスク用成形ガラス基板の
    成形素材。
  4. 【請求項4】 所定の第1加工平面を有する上型と、 所定の第2加工平面を有し、その第2加工平面が前記第
    1加工平面と対向するように配置された下型と、 前記上型の前記第1加工平面と前記下型の前記第2加工
    平面との空間に、磁気ディスク用成形ガラス基板のガラ
    ス成形素材であって、環形状を有するガラス成形素材が
    配置されたときに、前記上型および/または前記下型を
    移動させて前記ガラス成形素材に圧力を加えることがで
    きる加圧手段と、 前記上型および/または前記下型を加熱する加熱手段
    と、 前記上型および/または前記下型を冷却する冷却手段と
    を備えたことを特徴とする磁気ディスク用成形ガラス基
    板の成形装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも一部が前記上型と前記下型と
    の間に存在することができるように配置される、筒状ま
    たは円柱状の中子型を備え、 前記ガラス成形素材は、前記中子型を囲うことができる
    環形状を有する成形素材であることを特徴とする請求項
    4記載の磁気ディスク用成形ガラス基板の成形装置。
  6. 【請求項6】 前記中子型は、前記ガラス成形素材に転
    写することができる所定の加工側面を有するとともに、
    前記ガラス成形素材を加工するさいのその加工後のガラ
    ス加工品の貫通孔の内径を規制するものであることを特
    徴とする請求項5記載の磁気ディスク用成形ガラス基板
    の成形装置。
  7. 【請求項7】 前記中子型を、前記筒状の実質上中心軸
    方向に移動させる中子型移動制御手段を備えたことを特
    徴とする請求項5または6記載の磁気ディスク用成形ガ
    ラス基板の成形装置。
  8. 【請求項8】 前記下型は前記中子型の前記移動を可能
    とするための貫通孔を有しており、前記中子型の少なく
    とも一部は前記貫通孔に配置されており、 前記中子型移動制御手段は、前記下型の前記貫通孔に少
    なくとも一部が配置され、前記中子型に連接している気
    体導入管と、その気体導入管に導入される所定の気体と
    であることを特徴とする請求項7記載の磁気ディスク用
    成形ガラス基板の成形装置。
  9. 【請求項9】 前記下型は前記中子型の前記移動を可能
    とするための貫通孔を有しており、前記中子型の少なく
    とも一部は前記貫通孔に配置されており、 前記中子型移動制御手段は、前記下型の前記貫通孔に少
    なくとも一部が配置され、前記中子型に連接しており、
    前記中子型に圧力を加えて前記移動させることができる
    手段であることを特徴とする請求項7記載の磁気ディス
    ク用成形ガラス基板の成形装置。
  10. 【請求項10】 所定の貫通孔を有する胴型を備え、 その胴型の実質上中心軸と、前記上型および/または前
    記下型の移動方向とが実質上平行となる関係になるよう
    に、前記胴型は、前記上型および前記下型を囲うように
    配置されることを特徴とする請求項4から9のいずれか
    に記載の磁気ディスク用成形ガラス基板の成形装置。
  11. 【請求項11】 前記胴型は、前記ガラス成形素材に転
    写することができる所定の第2加工側面を有するととも
    に、前記ガラス成形素材を加工するさいのその加工後の
    ガラス加工品の外径を規制するものであることを特徴と
    する請求項10記載の磁気ディスク用成形ガラス基板の
    成形装置。
  12. 【請求項12】 前記中子型の熱膨張係数は、前記ガラ
    ス成形素材の熱膨張係数より大きい、 もしくは前記中子型の熱膨張係数は前記ガラス成形素材
    の熱膨張係数より大きく、前記ガラス成形素材の熱膨張
    係数は前記胴型の熱膨張係数より大きく、前記胴型の熱
    膨張係数は前記上型および前記下型の熱膨張係数以上で
    あることを特徴とする請求項5から11のいずれかに記
    載の磁気ディスク用成形ガラス基板の成形装置。
  13. 【請求項13】 請求項4から12のいずれかに記載の
    磁気ディスク用成形ガラス基板の成形装置を用いて、磁
    気ディスク用成形ガラス基板を成形する方法であって、 前記成形装置の前記上型の前記第1加工平面と前記下型
    の前記第2加工平面との空間に、環形状を有する所定の
    ガラス成形素材を配置する配置工程と、 前記成形装置の前記加熱手段を用いて前記上型および/
    または前記下型を加熱することによって、前記ガラス成
    形素材を加熱する加熱工程と、 前記成形装置の前記加圧手段を用いて前記上型および/
    または前記下型を移動させて、前記ガラス成形素材に圧
    力を加える加圧工程と、 前記加圧工程の後に、前記成形装置の前記冷却手段を用
    いて前記上型および/または前記下型を冷却することに
    よって、前記ガラス成形素材を冷却する冷却工程と、 前記冷却工程の後に、前記成形装置から前記ガラス成形
    素材が加工されたガラス加工品を取り出す取り出し工程
    とを備えたことを特徴とする磁気ディスク用ガラス基板
    の成形方法。
  14. 【請求項14】 前記ガラス成形素材は、前記成形装置
    の前記中子型を囲うことができる環形状を有する成形素
    材であって、 前記配置工程において、前記成形装置の前記中子型を囲
    うように、または前記中子型を囲うことができるよう
    に、前記ガラス成形素材を配置し、 前記配置工程において、前記中子型を囲うことができる
    ように前記ガラス成形素材を配置した場合、前記成形装
    置の前記中子型移動制御手段を用いて、前記ガラス成形
    素材が前記中子型を囲うように前記中子型を移動させ、 前記取り出し工程において、前記中子型移動制御手段を
    用いて、前記中子型を前記ガラス加工品から離れるよう
    に移動させた後、前記ガラス加工品を取り出すことを特
    徴とする請求項13記載の磁気ディスク用ガラス基板の
    成形方法。
  15. 【請求項15】 前記ガラス成形素材は、磁気ディスク
    の有効範囲以外となる位置に対応する位置に配置するこ
    とができるガラス成形素材であって、 前記配置工程において、前記ガラス成形素材を、磁気デ
    ィスクの有効範囲以外となる位置に対応する位置に配置
    することを特徴とする請求項13または14記載の磁気
    ディスク用ガラス基板の成形方法。
  16. 【請求項16】 前記ガラス成形素材の熱膨張係数は、 前記中子型の熱膨張係数より小さいか、 もしくは、前記中子型の熱膨張係数より小さく、前記胴
    型、前記上型および前記下型の熱膨張係数より大きいこ
    とを特徴とする請求項13から15のいずれかに記載の
    磁気ディスク用ガラス基板の成形方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011175726A (ja) * 2010-02-01 2011-09-08 Asahi Glass Co Ltd 磁気記録媒体用ガラス基板及びその製造方法
WO2013100152A1 (ja) * 2011-12-29 2013-07-04 Hoya株式会社 磁気ディスク用ガラスブランクの製造方法および磁気ディスク用ガラス基板の製造方法
WO2013191096A1 (ja) * 2012-06-21 2013-12-27 コニカミノルタ株式会社 ガラス成形品の製造方法および製造装置

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