JP2001095774A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】スピンエコー2エコー計測時に、2エコー目の画
像中に発生するアーチファクトを、位相エンコード方向
に磁場中心からずれた位置で計測した場合にも、常に画
像の最端部に配置することによって、悪影響を取り除
き、高画質なスピンエコー2エコー画像を取得する。 【解決手段】MRI装置の制御手段は、静磁場の中心に対
する計測領域中心のずれ量に応じて高周波磁場の位相お
よび核磁気共鳴信号の計測位相を調整する手段を備え
る。このずれ量に比例した位相量αを、スピンエコー2
エコー計測時のπ/2パルス印加時に、その位相分だけ計
測をずらしながら計測を行うことにより、発生するアー
チファクト成分を常に画像の最端部に相当する周波数で
発生させる。これにより、アーチファクトの被検体への
混入を防止し、高画質なスピンエコー2 エコー画像の取
得を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気共鳴イメージ
ング装置(以下、MRI装置という)に係わり、特に、スピ
ンエコー(SE)シーケンスでマルチエコー計測を行う際
に発生するアーチファクトの影響を排除し、画質の改善
を可能とするMRI装置に関する。
【0002】
【従来の技術】MRI装置は、いわゆるNMR現象を利用して
被検体中の所望の検査部位に相当する断面における原子
核スピン(以下スピンと称する)の密度分布、緩和時間分
布等を計測して、その計測データから被検体の前記検査
部位を画像表示するものである。
【0003】MRI装置による撮像法としてSEシーケンス
による2エコー計測がある。この2エコー計測では、通常
のSEシーケンスにおけるエコー信号計測に続いて第2の
πパルス(スピンを反転させる高周波パルス)を印加
し、第2のエコー信号を計測する。この第2のエコー信
号は、π/2パルス(スピンを励起するパルス)から計
測までの時間(エコー時間)が、最初に計測するエコー
信号のエコー時間に比べ長いため、撮像対象内の組織間
のコントラストが異なる。2エコー計測では、このよう
な2つのエコー信号のコントラストの相違を利用して、
1回の計測で2種類の画像を得るものである。この手法
を一般にマルチエコー計測という。
【0004】しかし、このマルチエコー計測では、第1
エコー計測のための印加したπパルスによって不必要に
発生した横磁化が、第2エコー計測のために印加したπ
パルスによって反転し、エコー信号となって発生すると
いう問題がある。このエコー信号は第2エコーの直後に
現れ、位相エンコードが印加されない成分であるため、
第2エコーの画像上の位相エンコード方向に1本の線状
アーチファクト60(図6)として現れる。
【0005】この線状アーチファクトは、π/2パルス
の印加位相を励起毎にπずつ変化させて計測することに
よって、位相エンコード方向に見た周波数を最高周波数
として計測することが可能であり、最高周波数として計
測された信号は図6の601に示すように画像の最端部に
配置することが可能である。
【0006】しかしこのような手法を用いても、オフセ
ンターFOV計測の場合には、画像から線状アーチファク
トを除去することができない。オフセンターFOV計測と
は静磁場中心と関心領域(計測領域)中心とが一致しな
い状態の計測であり、この計測で初期的に得られた画像
は図6の602や603に示すように位相エンコード方向に2
分割されているが、画像処理によってシフト処理をする
ことにより関心領域が画像中心に配置される画像605、6
06を得る。この場合、画像最端部に配置した線状アーチ
ファクト60も同様にシフト処理されるため関心領域内に
混入してしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
スピンエコーのマルチエコー計測において、2エコー目
の画像中に混入するアーチファクトを、画像の任意の位
置に移動することが可能であるMRI装置を提供すること
を目的とする。また本発明は、オフセンターFOV計測に
おいて画像をシフト処理した場合でも、常にかかるアー
チファクトを画像の最端に配置することができ、被検体
(関心領域)への混入を防ぎ、高画質なスピンエコーマ
ルチエコー画像の計測が可能であるMRI装置を提供する
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明のMRI装置は、静磁場を発生する静磁場
発生手段、前記静磁場中に置かれた被検体に対して、高
周波電磁波を印加する送信手段、前記静磁場に磁場勾配
を与える傾斜磁場発生手段、前記被検体から発生する核
磁気共鳴信号を計測する受信手段、これら送信手段、傾
斜磁場発生手段および受信手段を所定のパルスシーケン
スに従い制御する制御手段、計測された磁気共鳴共信号
に基づいて画像処理を行う画像処理手段を備え、制御手
段は、静磁場の中心に対する計測領域中心のずれ量に応
じて高周波磁場の位相および核磁気共鳴信号の計測位相
を調整する手段を備えたものである。
【0009】また本発明のMRI装置は、制御手段が、位
相エンコード方向に発生する線状アーチファクトを前記
計測領域に対し任意の位置に移動することを特徴とす
る。
【0010】さらに本発明のMRI装置は、画像処理手段
が、計測領域の中心と静磁場の中心がずれた計測(オフ
センターFOV計測)を行う際に、計測領域の中心を画像
の中心にシフトし且つ線状アーチファクトを画像の端部
に表示することを特徴とする。
【0011】上記構成の本発明のMRI装置は、スピンエ
コーマルチエコー計測を行う際に、静磁場の中心に対す
る計測領域中心のずれ量に応じて、スピンを励起する高
周波パルス(励起RFパルス)の印加位相を変化させ、信
号を取得することにより、2エコー目の画像に混入する
アーチファクトを、位相エンコード方向の所望の位置に
配置することができる。従って計測領域を位相エンコー
ド方向にシフト処理した場合でも常にアーチファクトを
画像の最端部に配置することが可能となる。これにより
アーチファクトの無い高画質な画像を得ることを可能と
する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を説明す
る。図1は本発明を適用したMRI装置を示す全体構成のブ
ロック説明図である。このMRI装置は、主として中央処
理装置(CPI)1と、シーケンサ2と、送信系3と、静磁場
発生磁石4と、受信系5と、信号処理系6とを備えてい
る。
【0013】中央処理装置(CPU)1は、本発明に基づくプ
ログラムに従ってシーケンサ2、送信系3、受信系5、信
号処理系6の各々を制御するものである。シーケンサ2
は、中央処理装置1からの制御指令に基づいて動作し、
被検体7の断層画像のデータ収集に必要な種々の命令を
送信系3、静磁場発生磁石4の傾斜磁場発生系(12、1
3)および受信系6に送るようにしている。
【0014】送信系3は、高周波発信器8と変調器9と高
周波コイルとしての照射コイル11を有し、シーケンサ2
の指令により高周波発信器8からの高周波パルスを変調
器9で振幅変調し、この振幅変調された高周波パルスを
高周波増幅器10を介し増幅して照射コイル11に供給する
ことにより、所定のパルス状の電磁波を被検体7に照射
するようにしている。この高周波パルスの印加位相は中
央処理装置1によって制御される。
【0015】静磁場発生磁石4は、被検体7の回りに任意
の方向に均一な静磁場を発生させるためのものである。
この静磁場発生磁石4の内部には、照射コイル11の他、
傾斜磁場を発生させる傾斜磁場コイル13と、受信系5の
受信コイル14が設置されている。
【0016】傾斜磁場発生系は、互いに直交するデカル
ト座標軸方向にそれぞれ独立に傾斜磁場を印加する傾斜
磁場コイル13と、傾斜磁場コイル13に電流を供給す
る傾斜磁場電源12とから構成され、傾斜磁場電源12は前
述のようにシーケンサ2により制御される。
【0017】受信系5は、高周波コイルとしての受信コ
イル14と受信コイル14に接続された増幅器15と直交位相
検波器16とA/D変換器17とを有し、被検体7からのNMR信
号を受信コイル14が検出すると、その信号を増幅器16、
直交位相検波器16、A/D変換器17を介しデジタル量に変
換するとともに、シーケンサ2からの指令によるタイミ
ングで直交位相検波器16によってサンプリングされた二
系列の収集データに変換して中央処理装置1に送るよう
にしている。この信号計測の位相は、高周波パルスの印
加位相と同様に中央処理装置1によって制御される。
【0018】信号処理系6は、磁気ディスク20、光ディ
スク19等の外部記憶装置と、CRT等からなるディスプレ
イ18とを有し、受信系5からのデータが中央処理装置1に
入力されると、中央処理装置1が信号処理、画像再構成
等の処理を実行し、その結果である被検体7の所望の断
面像をディスプレイ18に表示するとともに、外部記憶装
置の磁気ディスク20等に記録する。
【0019】図2は、このような構成における中央処理
装置1にプログラムとして組み込まれた制御の手順を示
す図で、スピンエコー2エコー計測する場合を示す。ス
ピンエコー2エコー計測のシーケンスは、図3に示すよ
うなシーケンステーブルとしてシーケンサ2内に組み込
まれており、このシーケンスに基づいて高周波パルス、
傾斜磁場パルスのタイミングおよび強度並びに信号計測
のタイミングが決る。
【0020】即ち、まず被検体のスライスを選択する傾
斜磁場27とともに励起パルス24を印加し、位相エンコー
ド傾斜磁場30および読み出し傾斜磁場31を印加し、第1
πパルス25をスライス傾斜磁場28とともに印加する。励
起パルスは通常3°〜120°のパルスが採用される。
励起パルス24印加からエコー時間TE1後に読み出し傾斜
磁場32、33を印加しながら第1エコー37を計測する。エ
コー時間後に印加する読み出し傾斜磁場33は、その面積
(印加時間と強度の積)が、それ以前に印加した読み出
し傾斜磁場31、32の面積の和と等しくなるようにする。
その後、第2πパルス26を同じスライスを選択するスラ
イス傾斜磁場29とともに印加し、エコー時間TE2後に読
み出し傾斜磁場34、35、36を印加しながら第2エコー38
を計測する。
【0021】このようなシーケンスを所定の位相エンコ
ード数繰り返し、計測した第1エコーおよび第2エコーそ
れぞれについて画像を再構成する。尚、第2エコーの後
に発生するエコー39は、第1πパルスによって発生した
不必要な横磁化による信号であり、第2エコーの画像上
に線状アーチファクトとして現れる。
【0022】本発明の制御では、このようなシーケンス
における励起パルスおよび信号計測の位相をオフセンタ
ーFOV計測における画像中心のシフト量に基づき調整す
るステップを含むことを特徴としている。
【0023】次に図2および図3を参照して、本発明のM
RI装置によるスピンエコー2エコー計測を説明する。
【0024】まずスピンエコー2エコー計測に先立って
スカウト画像を計測し、スカウト画像を元に静磁場中心
に対する計測領域の位相エンコード方向のずれ量を求め
る(ステップ201)。このずれ量は、例えばスカウト画
像上で関心領域の中心を指示することにより、中央処理
装置1により自動的に求められる。MRI計測では、画像
と受信した計測データの関係は二次元フーリエ変換と逆
変換の関係になるため、画像の位置のずれは、受信信号
の位相の回転に相当する。よって、中央処理装置1は、
このずれ量をもとに位相調整量αを次式により計算する
(ステップ202、203)。
【0025】
【数1】α=(2×π×P)/FOV ここで、Pは位相エンコード方向の位置のずれ量、FOV
は撮像領域サイズを表す。
【0026】次に図3に示すシーケンスを実行し、スピ
ンエコー2エコー法の計測を行う。このとき1回目の繰
り返しにおける励起パルスおよび信号計測の位相を0と
すると、2回目の繰り返しでは励起パルスおよび信号計
測の位相は、π+αとし、3回目の繰り返しでは2αと
する。以下、偶数番目(n)の繰り返しでは、π+(n
−1)αとし、奇数番目の繰り返しでは0+(n−1)
αとする。
【0027】このような条件で図3のシーケンスを実行
する。この場合の磁化ベクトルの挙動(静磁場方向から
みた平面での挙動)を図4(a)に示す。同図(b)は
比較のために従来の手法における磁化ベクトルの挙動を
示したものである。
【0028】第1回目では、励起パルスによってXY平
面内に磁化ベクトル41が発生し、この磁化ベクトル41は
第1πパルスで反転し磁化ベクトル42となる。このとき
不要な横磁化43がXY平面内に発生する。ここで第2π
パルスを印加すると磁化ベクトル42、43は反転し磁化ベ
クトル44、45となる。ここで磁化ベクトル44は、図3の
シーケンスにおける傾斜磁場パルス31、32、33、34が打
ち消し合い、エコー信号(第2エコー)38を発生させ
る。一方、磁化ベクトル45は、傾斜磁場パルス32、33、
34、35が打ち消し合い、アーチファクトの原因となるエ
コー信号39を発生させる。
【0029】位相エンコード量を変えた第2回目の計測
では(図4(a)の中段)、励起パルスの励起位相をπ反
転させ、さらに上述したように位相調整量αずらして印
加する。すると、XY平面では、第1回目とは逆の軸でさ
らにαずれた位相76で磁化ベクトル46が発生する。 続
けて第1πパルスと第2πパルスは、第1回目と同じ位相
で印加する。すると最初励起パルスによって発生した磁
化ベクトル46は、最終的には磁化ベクトル49となり、第
1回目とは逆で且つαだけずれた方向になる。また第1π
パルスによって発生した磁化ベクトル48は第1回目と同
じ向きの磁化ベクトル50となる。
【0030】さらに位相エンコード量を変えた第3回目
の計測では(図4(a)の下段)、励起パルスの励起位相
をπ反転させて元にもどし、さらに位相2αずらして印
加する。するとXY平面では、第1回目と同じ軸でさらに2
αずれた位相77で磁化ベクトル51が発生する。続けて第
1πパルスと第2πパルスは、第1回目と同じ位相で印加
する。すると、第2エコー計測時には、最初励起パルス
によって発生した磁化ベクトル51は、最終的には磁化ベ
クトル54となり、第1回目と同じ方向でさらに2αずれた
方向になる。また第1πパルスによって発生した磁化ベ
クトル53は第1回目と同じ向きの磁化ベクトル55とな
る。
【0031】これを同図(b)に示す従来の手法と比べ
ると、従来の手法では最初π/2パルスによって発生した
磁化ベクトル41は、第2エコー計測時には、計測毎に向
きが反転するのに対し、本発明の方法では、一定の角速
度で変化している。
【0032】このような条件で計測した信号の位相の状
態を表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】表1からもわかるように、第2信号の位相
が変化せず、位相エンコード方向に見た場合、直流成分
となるのに対して、アーチファクト信号の位相はπずつ
変化し、さらに角速度αで変化する。よって、アーチフ
ァクト信号は、デジタル的には最高周波数にさらにαに
相当する分の周波数ずれた周波数として処理され画像化
される。
【0035】図5に、このような計測によって得られた
信号(第2エコー)を処理して画像再構成(ステップ20
6)した画像を示す。図中、501〜503はそれぞれ静磁場
中心に対するオフセンター量(ずれ量)Pが異なる場合
を示す図で、501はずれ量が0、502はずれ量がFOV/2、5
03はずれ量FOV/m(m>2)の場合をそれぞれ示している。
【0036】これらの図に示されたように、アーチファ
クト信号の最高周波数からのずれαは、位相エンコード
方向のFOVのずれ量に相当するため、アーチファクト成
分はそのずれ量だけシフトして配置される。一方、撮像
された被検体も同じ量だけずれている。従って最終的に
シフト処理を行い得られた画像504〜506においては、ア
ーチファクトは画像の最端部に配置され、被検体に影響
を及ぼすことはない。
【0037】2エコー法では、このようにして計測した
第1エコーおよび第2エコーを画像再構成することにより
(ステップ207)、2種類のコントラストの異なる画像が
得られ(ステップ208)、しかも第2エコー画像では第1
πパルスに起因する不要信号によるアーチファクトの影
響を排除することができる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によるMRI装置によれば、オフセンターFOV計測における
画像のずれ量に基づき励起パルスの位相を調整する手段
を設けたことにより、スピンエコー2エコーシーケンス
で、第1πパルスに起因して2エコー目の画像内に発生
する線状アーチファクトを、位相エンコード方向の任意
の位置に配置することができる。これにより被検体が位
相エンコード方向に磁場中心からずれた位置での計測を
行う場合でも、常にアーチファクトを画像の最端部に配
置することができ、その悪影響を被検体内に及ぼさない
ような計測が可能となる。結果的により高画質なスピン
エコー2エコーシーケンス画像を撮像することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるMRI装置の全体を示すブロ
ック図。
【図2】本発明のMRI装置の制御装置(CPU)による制御
フローを示す図。
【図3】本発明のMRI装置が採用するスピンエコー2エコ
ー計測手法によるパルスシーケンスと発生するエコー信
号を示す説明図。
【図4】スピンエコー2エコー計測における磁化ベクト
ルの挙動を説明する図で、(a)は本発明のMRI装置によ
る手法を、(b)は従来手法を示す。
【図5】本発明によるMRI装置によりオフセンターFOV計
測した場合の画像を示す図。
【図6】従来のMRI装置によりオフセンターFOV計測した
場合の画像を示す図。
【符号の説明】
1…中央処理装置(制御手段) 2…シーケンサ 3…送信系 4…静磁場発生磁石 5…受信系 6…信号処理系(画像処理手段) 7…被検体 12、13…傾斜磁場発生系

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静磁場を発生する静磁場発生手段、前記静
    磁場中に置かれた被検体に対して、高周波電磁波を印加
    する送信手段、前記静磁場に磁場勾配を与える傾斜磁場
    発生手段、前記被検体から発生する核磁気共鳴信号を計
    測する受信手段、これら送信手段、傾斜磁場発生手段お
    よび受信手段を所定のパルスシーケンスに従い制御する
    制御手段、計測された磁気共鳴共信号に基づいて画像処
    理を行う画像処理手段を備えた磁気共鳴イメージング装
    置において、 前記制御手段は、前記静磁場の中心に対する計測領域中
    心のずれ量に応じて前記高周波磁場の位相および核磁気
    共鳴信号の計測位相を調整する手段を備えたことを特徴
    とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、位相エンコード方向に発
    生する線状アーチファクトを前記計測領域に対し任意の
    位置に移動することを特徴とする請求項1記載の磁気共
    鳴イメージング装置。
  3. 【請求項3】前記画像処理手段は、計測領域の中心と前
    記静磁場の中心がずれた計測を行う際に、前記計測領域
    の中心を画像の中心にシフトし且つ前記線状アーチファ
    クトを画像の端部に表示することを特徴とする請求項1
    または2に記載の磁気共鳴イメージング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008080030A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング装置

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