JP2001095270A - 超音波モータを用いた直動機構およびそれを用いた電子機器 - Google Patents

超音波モータを用いた直動機構およびそれを用いた電子機器

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JP2001095270A JP26932599A JP26932599A JP2001095270A JP 2001095270 A JP2001095270 A JP 2001095270A JP 26932599 A JP26932599 A JP 26932599A JP 26932599 A JP26932599 A JP 26932599A JP 2001095270 A JP2001095270 A JP 2001095270A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転型の超音波モータを用い、微動、粗動が
可能で外乱に強い小型な低消費電力な直動機構を得るこ
とにある。 【解決手段】 回転型の超音波モータと、超音波モータ
の回転運動を移動体部の直動運動に変換させる回転直動
変換機構を設けることにより超音波モータ付き直動機構
を実現させる。これによりバックラッシュがなく高精度
で粗動と微動の送りができ、また剛性が強く外部の振動
等の影響を受け難い直動機構が構成できる。また、小型
で高出力の超音波モータを使っていることから機構全体
の小型・薄型化、並びに磁気の影響を受けずまた他に影
響を与えない直動機構が構成できる。また、停止時に消
費電力を要しない。従って、小型で低消費電力で高精度
位置決めが可能な超音波モータ付き直動機構並びにそれ
を用いた精密移動台、光学的な強度可変ならびに距離可
変装置などの電子機器が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧電素子を有する振
動体でロータを摩擦駆動させる超音波モータを用いた直
動機構及びそれを用いた電子機器に係わり、特に回転型
の超音波モータを用い移動部材を直動運動させる微小位
置決め機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電子機器、とりわけ光学機
器、医療機器等において微小な位置決めが可能でかつ大
きな移動範囲の直線的な動きを要求される用途が多くな
っている。このような場合、例えば電磁型のモータと送
りネジを組み合わせたり、ボイスコイルモータや可動コ
イルモータを用いたり、圧電素子を用いたアクチュエー
タが一般に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電磁型
のモータと送りネジを組み合わせた場合、機構が複雑で
大型化してしまうとともに送り機構でのバックラッシュ
により細かな送り量の制御ができなかった。また、モー
タとして、保持トルクを有するステッピングモータを用
いた場合には、小型化に伴なう角度分解能が粗くなり、
細かな送り量の制御ができなかった。また、ボイスコイ
ルモータや可動コイルモータを用いた場合には微小な位
置決めが難しいと共に、剛性が低く外部の振動により位
置がずれてしまうことがあった。特にボイスコイルモー
タや可動コイルモータは板ばね等と組み合わせて使用す
ることが多く、この場合更に剛性が低下してしまう。そ
してこれら電磁力を使うアクチュエータは電磁ノイズの
影響を受け易く、また同時に電磁ノイズを発生する為、
磁気ディスク等の記録媒体に影響を与えたり、通信で用
いられる電波に影響を与える可能性がある。
【0004】圧電素子を用いたアクチュエータを用いた
場合、微動制御は可能であるが変位は小さく粗動はでき
ない。拡大機構を設けると機構が複雑で大きくなってし
まう。そして、以上に示したようなモータ、アクチュエ
ータの場合には、特定位置に停止している場合に、ステ
ッピングモータを用いた場合を除いて常に通電状態にし
ておく必要があり、大きな電力を消費してしまうため、
小型携帯機器などへの利用には困難をともなっていた。
【0005】そこで本発明では、回転型の超音波モータ
を用い、微動、粗動が可能な小型な直動機構を得ること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は回転型の超音波
モータと、超音波モータのロータと連動して回転する回
転体部や直動体部等の出力伝達手段により移動部材を直
動運動させる超音波モータ付き直動機構を実現させるも
のである。請求項1記載の発明によれば固定支持部材
と、圧電素子を有する振動体に弾性振動を発生するステ
ータと、ステータの弾性振動により摩擦力を介して回転
運動に変換されるロータと、ステータとロータに適当な
加圧力を与える第1の加圧機構と、ロータの回転運動を
直動運動に変換するための回転直動変換機構と、ロータ
の回転運動に伴ない直動運動される移動体部を設けたこ
とにより超音波モータ付き直動機構を実現する。
【0007】請求項2記載の発明によれば請求項1記載
の回転直動変換機構は、固定支持部材に固定されたガイ
ド部材と、ロータの円周方向に対して厚みの異なる傾斜
部を有するとともにロータと一体になって回転運動され
る回転体部と、回転体部の傾斜部に少なくとも一部分が
接する突起部を有するのとともにロータの回転運動にと
もないガイド部材を案内とすることでロータの厚み方向
に直動運動される直動体部と、移動体と直動体部が回転
体部に適当な圧力をもって加圧接触されるように配置さ
れた第2の加圧機構を設けたことにより超音波モータ付
き直動機構を実現する。
【0008】請求項3記載の発明によれば第2の加圧機
構における加圧力が、第1の加圧機構における加圧力よ
りも小さいことを特徴とする。これにより超音波モータ
の駆動力は移動部材の負荷などの外乱に対して影響を受
けないため、小型・薄型でも安定し駆動力が得られる超
音波モータ付き直動機構が実現できる。請求項4記載の
発明によれば、請求項1ないし請求項3記載の超音波モ
ータ付き直動機構において回転体部と移動部材とを一体
的に構成する。これにより、小型・薄型な超音波モータ
付き直動機構が実現できる。
【0009】請求項5記載の発明によればステータとロ
ータに適当な加圧力を与える第1の加圧機構と、直動体
部が回転体部に適当な圧力をもって加圧接触されるよう
に配置された第2の加圧機構とを共通化させることを特
徴とする。これによれば、さらに小型・薄型な超音波モ
ータ付き直動機構が実現できる。請求項6記載の発明に
よれば請求項1〜5記載の超音波モータ付き直動機構
は、回転体部が直動体部と3点で接触されるようば突起
部を有することを特徴とする。これによれば、移動体部
と一体に動作する直動体部の力の作用点が回転体部に均
等かつ安定に作用する為、スムーズに動作するととも
に、振動等の外乱に対して強くなる。
【0010】請求項7記載の発明によれば請求項1〜6
記載の超音波モータ付き直動機構を電子機器に用い、移
動部材により負荷部材を駆動することを特徴とする。こ
れにより電子機器の小型化、低電力化、並びに振動等の
外乱に強く、また電磁ノイズの影響を受けない電子機器
が実現できる。請求項8記載の発明によれば請求項1〜
6記載の超音波モータ付き直動機構を電子機器に用い、
移動部材により光学的な強度を可変することを特徴とす
る。これにより電子機器の小型化、低電力化、並びに振
動等の外乱に強く、また電磁ノイズの影響を受けない電
子機器が実現できる。
【0011】請求項9記載の発明によれば請求項1〜6
記載の超音波モータ付き直動機構を電子機器に用い、移
動部材により光学的な距離を可変することを特徴とす
る。これにより電子機器の小型化、低電力化、並びに振
動等の外乱に強く、また電磁ノイズの影響を受けない電
子機器が実現できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図1から図10を参照して本
発明を適用した実施の形態を詳細に説明する。 {実施の形態1}図2は、本発明の超音波モータを用い
た直動機構の第一の例のブロック図を示したものであ
る。超音波モータ1は、圧電素子を有する振動体に弾性
振動を発生するステータ2と、ステータの弾性振動によ
り摩擦力を介して回転運動に変換されるロータ7と、ス
テータとロータに適当な加圧力を与える第1の加圧機構
10で構成されている。ここで、ステータ2は固定支持
部材11に固定されており、ロータ7の回転運動は、回
転直動変換機構12により移動体部13の直動運動に変
換される。
【0013】図1は、本発明の超音波モータを用いた直
動機構の第一の例を示したものである。円板状の振動体
4はその中心を支持板3に固定された中心軸6によって
支持されている。振動体4の第1の面には圧電素子5が
接合されており、第2の面には振動体4の振動変位を拡
大し、ロータ7に回転力を与える突起4aが設けられて
いる。ロータ4の中心には軸受8が設けられ、その中心
を中心軸6で案内している。また軸受8は、その外輪部
がロータに固定されており、内輪部は加圧ばね座9を介
して中心軸6に一端を固定された第1の加圧機構である
加圧ばね10によって加圧することにより振動体4の突
起4aとロータ7の間に接触圧を与える。ここで、圧電
素子5の圧電効果によって振動体4に励振された振動波
は摩擦力を介してロータ7の回転力に変換される。な
お、本発明に適用可能な超音波モータの具体例について
は、従来の特許公報に記載されており、詳細な説明は省
略する。例えば特開昭58―148682公報に進行波
型を用いた超音波モータの基本原理および駆動方法が開
示されており、また、特開平 2―287281号公報
には正逆回転が可能な単相駆動型の超音波モータの基本
原理および駆動方法が開示されている。特に、後者の方
式によれば、特開平7―170772公報に開示されて
いる自励発振回路を用いた駆動方式が容易に適用できる
ため、本発明における小型薄型な超音波モータ付き直動
機構が実現できる。
【0014】回転体部14はロータ7の円周方向に対し
て少なくても一つ以上の厚みの異なる傾斜部を有すると
ともにロータと一体になって回転運動されるように固定
されており、回転体部14の傾斜部に少なくとも一部分
が接する突起部を有する直動体部15が、ロータの回転
運動にともないガイド部材17a、17bを案内とする
ことでロータの厚み方向に直動運動される。直動体部1
5の一部には駆動対象となる移動体部13を有する。こ
こで、移動体13と直動体部15が回転体部14に適当
な圧力をもって加圧接触されるように第2の加圧機構で
ある加圧ばね16を設けたことにより微小なガタ量を補
正することが可能となり、高精度な超音波モータ付き直
動機構が実現される。尚、第2の加圧機構である加圧ば
ね16における加圧力は、第1の加圧機構である加圧ば
ねの加圧力よりも小さく設定することにより、超音波モ
ータの駆動力は移動部材の負荷などの外乱に対して影響
を受けないため、小型・薄型でも安定し駆動力が得られ
る超音波モータ付き直動機構が実現できる。
【0015】図3は超音波モータを用いた直動機構の第
一の例の変形例一を示したブロック図である。基本構成
は図1に示したものと変わり無いが、移動体部13の移
動量を移動体検出手段にて検出し、その信号を制御回路
に送って、超音波モータ駆動回路にて位置を補正駆動す
る仕組みを示したものである。移動体検出手段として
は、光の変化量としての強弱、干渉、波長や、磁気の変
化量などである。
【0016】図4は超音波モータを用いた直動機構の第
一の例の変形例二を示した図である。基本的な構成は図
1と同じであるが、固定支持部材11にファイバー20
及びレンズ24を中心部に配したコネクター22を取り
付けており、同様に移動部材13にファイバー21及び
レンズ25を中心部に配したコネクター23を取り付け
ることで、超音波モータの回転により移動体部13を直
動させることで、ファイバー22から出る光の強度をフ
ァイバー21で受光する際の光学的な強度を可変するよ
うにしている。このような構成とすることで、例えば、
小型化、低電力化、並びに振動等の外乱に強く、また電
磁ノイズの影響を受けない光情報通信用モジュールであ
るアッテネータが実現できる。
【0017】図5は超音波モータを用いた直動機構の第
一の例の変形例三を示した図である。基本的な構成は図
1と同じであるが、固定支持部材11にレンズ26を取
り付けており、同様に移動部材13にレンズ27を取り
付けることで、超音波モータの回転により移動体部13
を直動させることで、光学的な距離を可変するようにし
ている。このような構成とすることで、例えば、小型
化、低電力化、並びに振動等の外乱に強く、また電磁ノ
イズの影響を受けないカメラ、ビデオカメラ、光ピック
アップなどのアイリス機構や、オートフォーカス機構、
焦点設定機構が実現できる。
【0018】図6は超音波モータを用いた直動機構の第
一の例の変形例四を示した図である。基本的な構成は図
1と同じであるが、先の実施例では軸受にベアリングを
用いていたのに対して、本実施例ではロータ7の中心部
にピボット部7aを設け、固定支持部材11もしくは支
持板3と一体的に構成されているばね座18に設けた第
1の加圧機構である加圧ばね10によりロータ7を振動
体4に加圧接触させている点で異なる。すなわち、小型
化に際しても簡易な構造で加圧機構が実現できるため、
小型な直動機構が実現できる。
【0019】図7は超音波モータを用いた直動機構の第
一の例の変形例五を示した図である。本実施例では、固
定支持部材11に直接レンズ27を設け、ロータと一体
化されたされるのとともに中心部にレンズ27からの光
を貫通できる穴部14aを設けており、直動体部15に
も直接レンズ26を埋め込むことで、先の実施例に示し
た直動装置の更なる小型化を実現するものである。な
お、この場合の回転体部14の駆動は、側面に配した振
動体4に生じた微小振動を突起4aを介して伝えるもの
で、この場合の第1の加圧機構である加圧ばね10は回
転体部14の側面より振動体4に対して配されている。
なお、本実施例では、直接、振動体4で側面より駆動す
る場合を示したが、回転体部14の外周部に歯車を形成
し、歯車減速輪列を介してモータより駆動することも可
能である。
【0020】なお、本実施例の超音波モータ付き直動機
構は、回転体部14が直動体部15と1点で接触する場
合を示したが、3点で接触されるようば突起部を有する
ことによれば、移動体部13と一体に動作する直動体部
15の力の作用点が回転体部に均等かつ安定に作用する
為、スムーズに動作するとともに、振動等の外乱に対し
て強くなる。 {実施の形態2}本発明の実施の形態2について説明す
る。図8は本発明の超音波モータを用いた直動機構の第
二の例を示したもので、図9は本発明の超音波モータを
用いた直動機構の第二の例のブロック図を示したもので
ある。先の実施例と基本的な構成は同じであるが、異な
る点は、ステータとロータに適当な加圧力を与える第1
の加圧機構と、直動体部が回転体部に適当な圧力をもっ
て加圧接触されるように配置された第2の加圧機構とを
共通化させたことで、さらに小型・薄型な超音波モータ
付き直動機構が実現できる。すなわち、加圧ばね座18
に固定された加圧ばね10により、ロータと一体的に構
成された回転体部15を加圧接触させるようにしてい
る。
【0021】図10は本発明の超音波モータを用いた直
動機構の第二の例の変形例一を示したものである。基本
的な構成は図8と同様であるが、移動体部にステージ2
8を設けることにより、負荷部材を駆動することで、電
子機器の小型化、低電力化、並びに振動等の外乱に強
く、また電磁ノイズの影響を受けない電子機器が実現で
きる。とくに、超小型で微動可能な直動ステージが実現
できる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明は回転型の超音波
モータと、回転運動を直動運動に変換するための回転直
動変換機構により、超音波モータの回転運動を移動体部
の直動運動に変換される超音波モータ付き直動機構を実
現させるものであり、これによりバックラッシュがなく
高精度で粗動と微動の送りができ、また剛性が強く外部
の振動等の影響を受け難い直動機構が構成できる。
【0023】また、小型で高出力の超音波モータを使っ
ていることから機構全体の小型・薄型化、並びに磁気の
影響を受けずまた他に影響を与えない直動機構が構成で
きる。また、停止時に消費電力を要しない点も特徴であ
る。従って、小型で低消費電力で高精度位置決めが可能
な超音波モータ付き直動機構並びにそれを用いた電子機
器が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超音波モータを用いた直動機構の第一
の例を示したものである。
【図2】本発明の超音波モータを用いた直動機構の第一
の例のブロック図を示したものである。
【図3】本発明の超音波モータを用いた直動機構の第一
の例の変形例一を示したものである。
【図4】本発明の超音波モータを用いた直動機構の第一
の例の変形例二を示したものである。
【図5】本発明の超音波モータを用いた直動機構の第一
の例の変形例三を示したものである。
【図6】本発明の超音波モータを用いた直動機構の第一
の例の変形例四を示したものである。
【図7】本発明の超音波モータを用いた直動機構の第一
の例の変形例五を示したものである。
【図8】本発明の超音波モータを用いた直動機構の第二
の例を示したものである。
【図9】本発明の超音波モータを用いた直動機構の第二
の例のブロック図を示したものである。
【図10】本発明の超音波モータを用いた直動機構の第
二の例の変形例一を示したものである。
【符号の説明】
1 超音波モータ 2 ステータ 3 支持板 4 振動体 4a 突起 5 圧電素子 6 中心軸 7 ロータ 8 軸受 9 、18 加圧ばね座 10 加圧ばね 11 固定支持部材 12 回転直動機構 13 移動体部 14 回転体部 15 直動体部 16 第2の加圧ばね 17a、17b ガイド部材 20、21 ファイバー 22、23 コネクター 24、25、26、27 レンズ 28 ステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 誠 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 Fターム(参考) 5H680 AA06 AA19 BB03 BB13 BB16 BC00 BC01 CC07 DD01 DD15 DD23 DD53 DD59 DD66 DD73 DD85 DD92 DD93 EE03 EE11 EE22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波モータの回転運動を移動体の直進
    運動に変換する超音波モータを用いた直動機構におい
    て、固定支持部材と、前記固定支持部材に固定されると
    ともに、圧電素子を有する振動体に弾性振動を発生する
    ステータと、前記ステータの弾性振動により摩擦力を介
    して回転運動に変換されるロータと、前記ステータと前
    記ロータに適当な加圧力を与える第1の加圧機構と、前
    記ロータの回転運動を直動運動に変換するための回転直
    動変換機構と、前記回転直動変換機構により前記ロータ
    の回転運動に伴ない前記固定支持部材との間を直動運動
    される移動体部とから構成される超音波モータ付き直動
    機構。
  2. 【請求項2】 前記回転直動変換機構は、固定支持部材
    に固定されたガイド部材と、前記ロータの円周方向に対
    して厚みの異なる傾斜部を有するとともにロータと一体
    になって回転運動される回転体部と、前記回転体部の傾
    斜部に少なくとも一部分が接する突起部を有するのとと
    もに前記ロータの回転運動にともない前記ガイド部材を
    案内とすることでロータの厚み方向に直動運動される直
    動体部と、移動体と直動体部が回転体部に適当な圧力を
    もって加圧接触されるように配置された第2の加圧機構
    とから構成されることを特徴とする請求項1記載の超音
    波モータ付き直動機構。
  3. 【請求項3】 前記第2の加圧機構における加圧力が、
    前記第1の加圧機構における加圧力よりも小さいことを
    特徴とする請求項1ないし請求項2記載の超音波モータ
    付き直動機構。
  4. 【請求項4】 前記回転体部と前記移動部材とが一体的
    に構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求
    項3記載の超音波モータ付き直動機構。
  5. 【請求項5】 超音波モータの回転運動を移動体の直進
    運動に変換する超音波モータを用いた直動機構におい
    て、固定支持部材と、前記固定支持部材に固定されると
    ともに、圧電素子を有する振動体に弾性振動を発生する
    ステータと、前記ステータの弾性振動により摩擦力を介
    して回転運動に変換されるロータと、固定支持部材に固
    定されたガイド部材と、前記ロータの円周方向に対して
    厚みの異なる傾斜部を有するとともにロータと一体にな
    って回転運動される回転体部と、前記回転体部の傾斜部
    に少なくとも一部分が接する突起部を有するのとともに
    前記ロータの回転運動にともない前記ガイド部材を案内
    とすることでロータの厚み方向に直動運動される直動体
    部と、前記ステータと前記ロータに適当な加圧力を与え
    るのとともに直動体部が回転体部に適当な圧力をもって
    加圧接触されるように配置された加圧機構と、前記回転
    体部と一体的に構成され前記ロータの回転運動に伴ない
    前記固定支持部材との間を直動運動される移動部材とか
    ら構成される超音波モータ付き直動機構。
  6. 【請求項6】 前記回転体部は前記直動体部と3点で接
    触されるようば突起部を有することを特徴とする請求項
    1ないし請求項5記載の超音波モータ付き直動機構。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6記載の超音波モ
    ータ付き直動機構を有し、前記移動部材により負荷部材
    を駆動することを特徴とする電子機器。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項6記載の超音波モ
    ータ付き直動機構を有し、前記移動部材により前記固定
    支持部材との光学的な強度を可変することを特徴とする
    電子機器。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項6記載の超音波モ
    ータ付き直動機構を有し、前記移動部材により前記固定
    支持部材との光学的な距離を可変することを特徴とする
    電子機器。
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