JP2001094974A - 映像信号出力装置及び映像信号切換装置 - Google Patents

映像信号出力装置及び映像信号切換装置

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JP2001094974A JP26460099A JP26460099A JP2001094974A JP 2001094974 A JP2001094974 A JP 2001094974A JP 26460099 A JP26460099 A JP 26460099A JP 26460099 A JP26460099 A JP 26460099A JP 2001094974 A JP2001094974 A JP 2001094974A
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Koichi Tsubokura
孝一 坪倉
Toshiyuki Takada
敏行 高田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで監視領域を広げる。 【解決手段】 順次発生する複数のフレーム信号を含む
複数の映像信号が切換スイッチ2に供給され、これらの
うち任意の1つの映像信号を選択して、切換スイッチ2
から出力される。選択された映像信号の1フレーム信号
をA/D変換器10によってA/D変換して、バッファメ
モリ12に順次記憶する。CPU6が、バッファメモリ12
に記憶されたフレーム信号のうち水平及び垂直方向にそ
れぞれ所定の大きさを持つ表示領域に含まれるものを出
力する。CPU6は、表示領域を水平方向に自動的に移
動させ、オートパンさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号が入力さ
れ、これを処理して出力する映像信号出力装置、及び複
数の映像信号が入力され、それらのうち選択されたもの
を処理して、出力する映像信号切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、映像信号切換装置は、上述した
ような複数の映像信号を様々な場所に設置した監視用の
カメラから得て、これら映像信号のうち選択されたもの
を監視用のモニターに供給し、そのモニター画面を監視
することによって、不審者を監視するのに使用されるこ
とがある。或いは、モニター画面での監視を行いつつ、
選択された映像信号をビデオテープレコーダに録画する
こともある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような監
視を行う場合、監視カメラは固定式のものが多く、特定
の箇所だけしか監視することができず、監視できる領域
が狭くなる。監視カメラを機械的にパンしたり、チルト
させられるように、監視カメラにパン機構やチルト機構
を設けると、この点は解決される。しかし、これでは、
複数の監視カメラそれぞれにパン機構やチルト機構を設
けなければならず、しかも、これらパンやチルトは、監
視員が常に操作するのではなく、自動的にパンまたはチ
ルトされることが監視効率の点からも望ましい。従っ
て、監視カメラに自動的にパンやチルトする機構を設け
ると、非常にコストが高くなる。その上、実際にパンま
たはチルトさせられるカメラは、これら複数のカメラの
うち、特定の場所に設置されたものに限られることが多
い。そのため、全てのカメラに自動的なパン機構やチル
ト機構を設けることは、非常に不経済である。
【0004】本発明は、映像信号を処理して、オートチ
ルトまたはオートパンが可能な映像信号出力装置、及び
監視用カメラからの映像信号が供給され、これにオート
パンまたはオートチルト機構を設け、低コストで特定の
場所の監視領域を広げることができる映像信号切換装置
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による映像信号出
力装置は、映像信号に含まれ、それぞれが順次発生する
フレーム信号のうち1フレーム信号を順次記憶する記憶
手段を有している。この記憶手段は、例えばフレーム信
号を所定のサンプリング信号、例えばフレーム信号の最
高周波数の2倍以上の周波数でサンプリングされた信号
を、記憶している。この記憶手段に記憶されたフレーム
信号のうち、このフレーム信号が表す画像の水平及び垂
直方向にそれぞれ所定の大きさを持つ表示領域に含まれ
るものを映像出力手段が出力する。この表示領域の大き
さは、上記画像よりも小さいものである。映像信号出力
手段は、前記表示領域を水平及び垂直方向のうち少なく
とも一方向に自動的に変更する。例えば、記憶手段から
順次表示領域に相当する記憶値を読み出すが、読み出す
位置を順次変更する。表示領域は、水平方向のみに変更
することもできるし、垂直方向にのみ変更することもで
きる。或いは、水平及び垂直両方向に変更することもで
きる。なお、映像出力手段の出力信号は、モニターまた
はビデオテープレコーダーに供給される。また、映像出
力手段の出力信号を補間処理して、表示領域に含まれる
画像を拡大して、出力することもできる。
【0006】この映像信号出力装置によれば、例えばカ
メラやビデオテープレコーダから得られた映像信号のう
ちフレーム信号が、記憶手段に順次記憶される。この記
憶されたフレーム信号のうち、水平及び垂直方向のうち
少なくとも一方の方向に変更される表示領域に含まれる
ものが順次出力されるので、少なくともオートパンまた
はオートチルトされた映像信号が出力される。このオー
トパンまたはオートチルトは、フレーム信号を処理する
ことによって行われているので、例えばカメラ等に機械
的なチルト機構やパン機構を設ける必要がなく、オート
パンやオートチルトに要するコストを低下させることが
できる。またカメラ以外の例えばビデオテープレコーダ
からの映像信号に対しても、オートチルトやオートパン
の処理を行うことができる。
【0007】本発明による映像信号切換装置は、選択手
段を有し、選択手段は、それぞれが複数のフレーム信号
を含む複数の映像信号のうち任意の1つの映像信号を選
択して、出力する。この選択された映像信号の1フレー
ム信号が、記憶手段に順次記憶される。この記憶手段に
記憶されたフレーム信号のうち水平及び垂直方向にそれ
ぞれ所定の大きさを持つ表示領域に含まれるものを映像
出力手段が出力する。さらに、映像出力手段は、前記表
示領域を水平及ぶ垂直方向のうち少なくとも一方向に自
動的に変更する。表示領域は、水平方向のみに変更する
こともできるし、垂直方向にのみ変更することもでき
る。或いは、水平及び垂直両方向に変更することもでき
る。なお、映像出力手段の出力信号は、モニターまたは
ビデオテープレコーダーに供給される。また、映像出力
手段の出力信号を補間処理して、表示領域に含まれる画
像を拡大して、出力することもできる。
【0008】この映像信号切換装置によれば、映像出力
手段は、記憶手段に記憶されているフレーム信号のう
ち、特定の表示領域に相当するものを出力する。この出
力されるものが、水平及び垂直方向のうち少なくとも一
方に、順次変更される。従って、映像出力手段の出力信
号を例えばモニター画面によって監視した場合、監視画
面では、少なくともオートパン若しくはオートチルトが
行われる。しかも、このオートパン若しくはオートチル
トは、映像信号切換装置において、映像信号を処理する
ことによって得られているので、映像信号切換装置に映
像信号を供給する機器には、全くオートチルト機構やオ
ートパン機構を設ける必要はなく、低コストで任意の映
像信号に対して、オートパンやオートチルト処理を行う
ことができる。
【0009】映像出力手段は、水平及び垂直方向のうち
少なくとも一方向を往復して、前記表示領域を変更する
ものにできる。この場合、表示領域は、自動的に往復移
動するので、映像信号出力手段の出力信号をモニターに
よって監視する場合、画面に移る画像は自動的に往復移
動するので、監視員は、広い監視領域を得るために、特
別な作業をなんらする必要はない。
【0010】前記各映像信号は、カメラからの映像信号
とすることができる。例えば、各カメラに、映像信号を
処理して、オートチルトやオートパンする処理装置を設
けることも考えられるが、この場合、各カメラそれぞれ
に映像信号の処理装置を設けなければならず、各カメラ
のコストが高くなる。しかし、映像信号切換装置に、オ
ートパンやオートチルトの機構を設けた場合、カメラに
は、全くオートパンやオートチルト機構を設ける必要が
なく、大いにコストを低下させることができる。また、
各カメラは、それぞれ異なる位置を連続的に撮像してい
るものとすることもできる。この場合、様々な位置を撮
像している各カメラのうち、所望のものが撮像している
位置を連続的にオートパンやオートチルトしながら、監
視することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態の映像
信号切換装置は、図1に示すように、選択手段、例えば
切換スイッチ2を有している。この切換スイッチ2は、
N個の入力端子を有し、これら入力端子には、映像信号
発生手段、例えばN台のカメラ(ビデオカメラ)から、
アナログ映像信号がそれぞれ供給されている。各カメラ
は、監視を行おうとするそれぞれ異なった場所に配置さ
れている。また、外部入力端子4を介してビデオテープ
レコーダ(図示せず)からも、アナログ映像信号が切換
スイッチ2に供給されている。
【0012】切換スイッチ2は、これらN+1個のアナ
ログ映像信号のうち任意の1つを、CPU6からの選択
信号に応動して選択し、出力する。CPU6は、これに
付属する操作部8の操作に関連して、選択信号を発生す
る。
【0013】ビデオカメラやビデオテープレコーダが発
生するアナログ映像信号は、例えばモニター装置に再生
されたとき、1画面に相当するフレーム信号を次々に発
生している。無論、各フレーム信号の間には、垂直同期
信号が挿入されている。また、各フレーム信号は、複数
の走査線信号を含み、各走査線信号の間に水平同期信号
が挿入されている。
【0014】切換スイッチ2から出力されたアナログ映
像信号は、サンプリング手段、例えばA/D変換器10
に供給され、ここでサンプリングされ、かつディジタル
信号に変換される。A/D変換器10でのサンプリング
周波数は、フレーム信号の最高周波数の2倍以上の周波
数であり、1フレーム信号を例えば水平720、垂直4
64の各画素にサンプリング可能なものである。サンプ
リングされた各画素は、所定ビット数のディジタル信号
にA/D変換器10によって変換される。
【0015】これらディジタル信号は、記憶手段、例え
ばバッファメモリ12に1フレーム分が記憶される。な
お、バッファメモリ12の内容は、A/D変換器10が
ディジタル信号を発生するごとに書き換えられる。
【0016】このようなバッファメモリ12の記憶内容
は、映像出力手段として機能するCPU6によって、後
述する処理が行われる。この処理は、記憶手段、例えば
メモリ14と共同して行われる。処理されたディジタル
信号がメモリ14に記憶され、メモリ14のディジタル
信号は、順次読み出され、D/A変換器16によってア
ナログ映像信号に変換され、外部出力端子18を介して
出力手段、例えばモニターに供給される。なお、モニタ
ーに代えてビデオテープレコーダに供給することもでき
る。或いは、モニター及びビデオテープレコーダ双方に
アナログ映像信号を供給することもできる。
【0017】CPU6は、これに付属するシステムメモ
リ20に記憶されているプログラムに従って作動し、上
述したような切換スイッチ2の切換操作や後述するディ
ジタル信号の処理を行う。また、CPU6は、表示部2
2を有し、現在、どのような処理を行っているかを表示
する。
【0018】CPU6は、図2に示すように、バッファ
メモリ12に記憶されている各画素のディジタル信号の
うち、水平方向及び垂直方向に所定の大きさ、例えば所
定数の画素を持つ表示領域aに含まれるものを読み出
す。この表示領域aの画素数は、無論1フレームの水平
及び垂直画素数よりも小さい数である。この表示領域a
に含まれる画素を、モニター画面全域に表示されるよう
に補間し、即ちズームした状態に、メモリ14に書き込
む。これは、例えば同一画素のディジタル信号を複数回
にわたってメモリ14に書き込むことによって行われ
る。ズームが行われているので、監視領域を拡大して監
視することができる。
【0019】しかも、表示領域aは、固定ではなく、図
2に矢印b、cで示すように、水平方向に自動的に往復
移動する。従って、外部出力端子18に接続されたモニ
ター画面では、オートパンが行われ、監視領域を自動的
に水平方向に変更することができる。この表示領域aの
移動は、移動前の表示領域と移動後の表示領域とが一部
で重なるように行われており、バッファメモリ12から
読み出す画素の位置を、毎回、水平方向に所定画素数だ
けずらせることによって行える。
【0020】このようにズーム及びオートパンが行われ
る。しかも、このズームとオートパンは、複数のカメラ
またはビデオテープレコーダからの映像信号のうち、任
意に選択したものに対して行われるので、この映像切換
装置を操作している監視員が、監視する必要があると考
えた任意の位置を、オートパン及びズームした状態で監
視でき、また切換スイッチを切り換えることによって、
監視場所を容易に変更できる。
【0021】例えば、オートパン及びズームを行わず
に、カメラからの映像信号をモニターによって監視した
場合、監視員は比較的広い監視範囲を注視し続けなけれ
ばならず、疲労し、見落としを行う可能性がある。しか
し、オートパン及びズームが行われていると、比較的狭
い範囲が拡大された状態で、しかも、表示される領域が
移動するので、疲労しにくく、かつ見落としすることが
ない。
【0022】このような機能は、例えば各カメラに電気
的または機械的にオートパンまたはズームを行うための
装置を設けることによっても可能である。しかし、オー
トパン及びズームで監視する場所を任意に選択したり、
途中で他の場所に変更したりすることを考えると、全て
のカメラにオートパン機構とズーム機構とを設けなけれ
ばならず、高コストとなる。これに対し、任意に選択
し、かつ変更される映像信号に対して、映像信号切換装
置においてズーム及びオートパンを行っているので、各
カメラにオートパン機構及びズーム機構を設ける必要が
なく、低コストとすることができる。
【0023】図3は、オートパン及びズームを行う際の
CPU6の処理をフローチャートで示したものである。
この処理は、操作部8に設けられたオートパン及びズー
ム開始指示キーを操作することによって開始される。こ
の処理では、まず、パンを当初、右側に行うことが予め
決定される(ステップS2)。なお、操作部8の操作に
よって、右パンから開始するか左パンから開始するかを
監視員が決定する可能とすることもできる。
【0024】次に、パンを開始する領域を予め定めた位
置、例えば左に決定する(ステップS4)。即ち、当初
の表示領域aの位置を図2に示すように画面の左端位置
に決定する。なお、このパン開始領域の決定も、監視員
が操作部8を操作することによって変更可能とすること
もできる。また、表示領域aの大きさも、監視員が設定
できるようにすることも可能である。この表示領域の変
更によってズーム率を変更することができる。
【0025】次に、電子ズーム処理が行われる(ステッ
プS6)。即ち、バッファメモリ12から表示領域aに
含まれる画素のディジタル信号が読み出され、水平方向
及び垂直方向に補間処理が行われ、メモリ14に書き込
まれる。
【0026】次に、オートパン及びズーム処理終了の指
示が操作部8から与えられているか判断し(ステップS
8)、与えられていると、この処理を終了する。終了指
示が与えられていないと、右パンを行うのかの判断が行
われる(ステップS10)。ここでは、ステップS2に
おいて右パンが行われると決定されているので、所定量
だけ右パンが行われる(ステップS12)。この右パン
は、例えば図2に点線で示すように所定画素数だけ水平
方向に表示領域aを右側に移動させることによって行
う。
【0027】この後、右パンが終了か判断される(ステ
ップS14)。パンする場合に、表示領域を何画素分移
動させるかと、水平方向の画素数と表示領域aの大きさ
とは予め定められているので、何回パンを行うと表示領
域aが右端に到達するかは判明している。従って、右パ
ンを行った回数をカウントし、そのカウント値が判明し
ている回数を超えたとき、右パンが終了したと判断でき
る。右パンが終了していないと、ステップS6が再び実
行される。
【0028】以下、同様に、右パンが終了したと判断さ
れるまで、ステップS6、S8、S10、S12、S1
4のループが実行され、ズームと右パンが行われる。無
論、この間に、操作部8からズーム及びオートパン終了
の指示が与えられると、この処理は終了する。
【0029】ステップS14において、右パンが終了し
たと判断されると、所定量だけ左パンが行われる(ステ
ップS16)。これは、表示領域aを所定画素数だけ水
平方向左側に移動させることによって行う。そして、左
パン終了か判断する(ステップS18)。左パン終了か
の判断も右パン終了かの判断と同様に、予め定めた回数
だけ左パンを行ったか判断することによって行える。左
パンが終了していなければ、ステップS6が実行され
る。以下、同様に、ステップS6、S8、S10、S1
6、S18のループが実行される。従って、図2に矢印
cで示すように左パンが行われる。無論、この間に、操
作部8からズーム及びオートパン終了の指示が与えられ
ると、この処理は終了する。
【0030】左パンが終了と判断されると、ステップS
12が実行され、再び右パンが開始される。以下、同様
にして、右パン及び左パンが交互に行われる。
【0031】本発明の第2の実施の形態の映像信号切換
装置は、オートパンに代えて、図4に矢印dで示すよう
に、表示領域aを垂直方向に往復移動させて、オートチ
ルトを行うものである。このようにオートチルトを行う
と、監視領域を垂直方向に変更することができる。
【0032】この場合、CPU6が行う処理は、次のよ
うに変更される。即ち、図3に示したフローチャートに
おけるステップS2における「右パンに決定」を例えば
「下チルトに決定」に変更し、ステップS4の「パン開
始領域決定」を「チルト開始領域決定」に変更し、ステ
ップS10の「右パンか」を「下チルトか」に変更し、
ステップS12の「所定量だけ右パン」を「所定量だけ
下チルト」に変更し、ステップS14の「右パン終了
か」を「下チルト終了か」に変更し、ステップS16の
「所定量だけ左パン」を「所定量だけ上チルト」に変更
し、ステップS18の「左パン終了か」を「上チルト終
了か」に変更すればよい。他の構成は、第1の実施の形
態と同様である。
【0033】本発明の第3の実施の形態の映像信号切換
装置は、図5に矢印eで示すようにオートパンとオート
チルトを行うものである。この場合、上記第1、第2の
実施の形態と比較して表示領域を大きく変更することが
できるので、広い範囲について監視を行うことができ
る。CPU6が行う処理をフローチャートで表すと、図
6のようになる。
【0034】即ち、まず、右パン、下チルトに決定する
(ステップS30)。即ち、当初には、右方向にパン
し、かつ下方向にチルトすることが決定される。次に、
表示領域aの位置を決定する(ステップS32)。例え
ば図5に示すように左上端に決定する。
【0035】そして、表示領域aについてズームを行う
(ステップS34)。ここで言うズームは、第1の実施
の形態のステップS6のズーム処理と同一である(以下
のズームも同じ)。次に、下チルトが終了か判断する
(ステップS36)。下チルトが終了でないと判断され
ると、右パンを行うのか判断する(ステップS38)。
ステップS30において右パンと決定されているので、
右パンを行う(ステップS40)。次に右パンが終了し
たか判断する(ステップS42)。右パンが終了したと
判断されないと、ズームが行われる(ステップS4
4)。次に、操作部8から終了指示が与えられているか
判断し(ステップS46)、この指示が与えられている
と、この処理を終了する。この指示が与えられていない
と、ステップS38を実行する。以下、右パンが終了し
たとステップS42において判断されるまで、ステップ
S38、S40、S42、S44、S46のループが実
行され、右パン及びズームが順次実行される。
【0036】右パン終了が終了したとステップS42に
おいて判断されると、所定量だけ下チルトが実行され
(ステップS48)、ステップS36が再び実行され
る。しかし、下チルトはまだ終了していないので、ステ
ップS38が実行される。前回は右パンが実行されてい
たので、ステップS38では今回は右パンではないと判
断され、左パンが実行される(ステップS50)。そし
て、左パンが終了したか判断される(ステップS5
2)。左パンが終了していないと判断されると、ステッ
プS44が実行され、以下、左パンが終了と判断される
まで、ステップS44、S46、S38、S50、S5
2のループが実行され、左パン及びズームが順次実行さ
れる。ステップS52において、左パンが終了したと判
断されると、ステップS48において下チルトが実行さ
れ、ステップS36において下チルトが終了したか判断
される。以下、下チルトが終了したと判断されるまで、
上述したように下チルトを行いながら、左パン、右パン
が交互に行われる。
【0037】ステップS36において、下チルトが終了
したと判断されると、所定量だけ上チルトが実行され
(ステップS54)、上チルトが終了したか判断される
(ステップS56)。上チルトが終了していないと判断
されると、左パンであるか判断される(ステップS5
8)。左パンであると判断されると、左パンが実行され
(ステップS60)、左パンが終了か判断される(ステ
ップS62)。左パンが終了していないと判断される
と、ズームが実行される(ステップS64)。そして、
CPU6から終了指令が与えられているか判断され、終
了指示が与えられていると、この処理が終了する。与え
られていないと、ステップS58を実行する。以下、ス
テップS62において左パンが終了したと判断されるま
で、ステップS58、S60、S62、S64、S66
のループが実行される。従って、順次左パン及びズーム
が実行される。
【0038】ステップS62において左パンが終了した
と判断されると、ステップS54において上チルトが実
行される。更に、ステップS56において上チルトが終
了したか判断される。上チルトが終了していないと判断
されると、ステップS58において左パンであるか判断
される。しかし、前回左パンが実行されているので、今
回、ステップS58では左パンではないと判断され、右
パンが実行される(ステップS68)。次に、右パンが
終了したか判断される(ステップS70)。右パンが終
了していないと判断されると、ステップS64が実行さ
れ、以下、ステップS70において、右パンが終了した
と判断されるまで、ステップS64、S66、S58、
68、S70のループが実行され、右パン及びズームが
実行される。
【0039】右パン終了したとステップS70において
判断されると、ステップS54において上チルトが実行
され、ステップS56において上チルトが終了していな
いと判断されると、上述したように上チルトを実行しな
がら、左パン、右パンが交互に実行される。そして、上
チルトが終了したとステップS56において判断される
と、ステップS48が実行され、上述したように下チル
トしながら、左パン及び右パンが交互に繰り返される。
【0040】上記の各実施の形態では、本発明による映
像信号出力装置を映像信号切換装置に実施したが、映像
出力装置のみを単独で使用することもできる。また、上
記の各実施の形態では、オートパンやオートチルトと共
に、ズームも行ったが、広大なCCDを使用するならズ
ームを使用しなくても同様の機能を実現できる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、オート
パンやオートチルトが可能な映像信号出力装置を提供す
ることができる上に、低コストで監視領域を広げること
ができる映像信号切換装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の映像信号切換装置
のブロック図である。
【図2】図1の切換装置におけるオートパンを説明する
図である。
【図3】図1の切換装置のフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態の映像信号切換装置
におけるオートチルトを説明する図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の映像信号切換装置
におけるオートチルト及びオートパンの説明図である。
【図6】図5の映像信号切換装置のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
2 切換スイッチ(選択手段) 6 CPU(映像出力手段) 12 バッファメモリ(記憶手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坪倉 孝一 兵庫県神戸市中央区港島中町7丁目2番1 号 ティーオーエー株式会社内 (72)発明者 高田 敏行 兵庫県神戸市中央区港島中町7丁目2番1 号 ティーオーエー株式会社内 (72)発明者 伊藤 貴彦 兵庫県神戸市中央区港島中町7丁目2番1 号 ティーオーエー株式会社内 Fターム(参考) 5C053 FA11 FA27 FA30 HA40 KA04 KA08 KA22 LA01 5C054 CH08 EH00 FD02 FE02 FE12 FE22 GA04 GB01 HA18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号に含まれ順次発生するフレーム
    信号を順次記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されたフレーム信号のうち、このフ
    レーム信号が表す画像の水平及び垂直方向にそれぞれ所
    定の大きさを持つ表示領域に含まれるものを出力し、前
    記表示領域を水平及び垂直方向のうち少なくとも一方向
    に自動的に変更する映像出力手段とを、具備する映像信
    号出力装置。
  2. 【請求項2】 それぞれが順次発生する複数のフレーム
    信号を含む複数の映像信号のうち任意の1つの映像信号
    を選択して出力する選択手段と、 選択された映像信号の1フレーム信号を順次記憶する記
    憶手段と、 この記憶手段に記憶されたフレーム信号のうち水平及び
    垂直方向にそれぞれ所定の大きさを持つ表示領域に含ま
    れるものを出力し、前記表示領域を水平及び垂直方向の
    うち少なくとも一方向に自動的に変更する映像出力手段
    とを、具備する映像信号切換装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の映像信号切換装置におい
    て、映像出力手段は、水平及び垂直方向のうち少なくと
    も一方向を往復して、前記表示領域を変更する映像信号
    切換装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の映像信号切換装置におい
    て、前記各映像信号は、各カメラからの映像信号である
    映像信号切換装置。
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