JP2001094883A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP2001094883A
JP2001094883A JP26401899A JP26401899A JP2001094883A JP 2001094883 A JP2001094883 A JP 2001094883A JP 26401899 A JP26401899 A JP 26401899A JP 26401899 A JP26401899 A JP 26401899A JP 2001094883 A JP2001094883 A JP 2001094883A
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frame
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JP26401899A
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Hidenori Tenkaji
秀紀 天花寺
Toshiya Endo
俊也 遠藤
Yoshitomo Otake
與志知 大竹
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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    • H04N5/262Studio circuits, e.g. for mixing, switching-over, change of character of image, other special effects ; Cameras specially adapted for the electronic generation of special effects
    • HELECTRICITY
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    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/68Control of cameras or camera modules for stable pick-up of the scene, e.g. compensating for camera body vibrations
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    • H04N23/685Vibration or motion blur correction performed by mechanical compensation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素ずらし法を用いて高解像度化を行う従来
の固体撮像装置では、時間的なズレdが増大するため、
被写体ぶれ及び手ぶれが生じる。 【解決手段】 1フレーム目の終りの時刻t3で、時刻
t2から時刻t3までのCCDの蓄積電荷による撮像信
号が取り出される。また、画素ずらしが行われた2フレ
ーム目の始めの時刻t3から時刻t4までの期間のCC
Dの蓄積電荷が2フレーム目の終りの時刻t5で読み出
される。メカニカルシャッター機構により、時刻t4で
シャッターが閉じて光が遮断され、CCDの電荷のオー
バーフローは生じないから電荷排出動作をしないためで
ある。これら両フレームの読み出し信号は信号処理部5
で合成されて出力される。1フレーム目と2フレーム目
の時間的なズレは、第1の露光期間6の相当する時間で
あり、従来に比し大幅に低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固体撮像装置に係
り、特に固体撮像素子に入射する被写体からの光をシフ
トさせて等価的な解像度を高める画素ずらし機能を備え
た固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラのデジタルスチル機能、デ
ジタルスチルカメラなどでは、解像度を高めるために画
素数を多くすると画像の読みだし時間が増加するため、
従来より、固体撮像素子に入射する被写体からの光をシ
フトさせて等価的な解像度を高める画素ずらし機能を備
えた固体撮像装置が知られている。図6はこの従来の固
体撮像装置の画素ずらし法による撮像素子の露光及び読
み出しのタイミングの一例を示す。
【0003】同図(D)に模式的に示すように、時刻t
11から撮像素子である電荷転送素子(CCD)に対す
る1フレーム目の露光が開始され、時刻t12でそれま
でCCDに蓄積された電荷が電子シャッターにより排出
された後、再び露光が開始され、プログレッシブスキャ
ン方式の場合、時刻t13で一旦垂直転送レジスタに各
画素の電荷が転送された後、同図(A)にa1で示すタ
イミングで水平転送レジスタに転送された後読み出され
る。すなわち、時刻t12からt13までの期間が露光
期間c1であり、このときのCCDの蓄積電荷が1フレ
ーム目の撮像信号として出力される。
【0004】次に、時刻t13の直後からCCDに対す
る2フレーム目の露光が開始され、時刻t14でそれま
でCCDに蓄積された電荷が電子シャッターにより排出
された後、再び露光が開始され、時刻t15で一旦垂直
転送レジスタに各画素の電荷が転送された後、同図
(A)にa2で示すタイミングで水平転送レジスタに転
送された後読み出される。すなわち、時刻t14からt
15までの期間が露光期間c2であり、このときのCC
Dの蓄積電荷が2フレーム目の撮像信号として出力され
る。ここで、2フレーム目の露光に先立ち、図6(B)
に模式的に示すタイミングで、被写体からCCDへの入
射光が垂直方向に1ライン分シフトされる。
【0005】この1フレーム目と2フレーム目の撮像信
号が図6(A)に示すように、信号処理部25で合成さ
れることにより、等価的な解像度を高めることができ
る。なお、このいわゆる画素ずらし法により解像度を高
める原理は公知であるので、その詳細な説明は省略す
る。なお、図6(C)は電子シャッターのタイミングを
示す。
【0006】図7は従来の固体撮像装置の画素ずらし法
による撮像素子の露光及び読み出しのタイミングの他の
例を示す。図7は図6よりもシャッタースピードを速く
した例で、図6と同一構成部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。図7(C)、(D)に示すように、
シャッタースピードを速くすると、各フレームの露光期
間がc3、c4で示すように、図6のc1、c2よりも
短くなる。この場合、CCDへの電荷蓄積開始時刻がt
16、t17と遅くなるが、電荷の読み出しは時刻t1
3、t15、すなわちフレームの終りの時刻で行われ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
固体撮像装置では、各フレームの終わりで読み出しを行
うため、被写体ぶれや手ぶれを防止するためシャッター
スピードを速くして撮影しようとしても、撮像素子であ
るCCDのシャッターの原理上、画像の時間的なズレが
図6及び図7にdで示すように生じる。
【0008】撮像素子であるCCDの画像の読み出しス
ピードが決まっているので、上記の時間的なズレdは、
図7に示すように、CCDのシャッタースピードを図6
よりも速くしても改善されない。従って、画素ずらし法
を用いて高解像度化を行う従来の固体撮像装置では、時
間的なズレdが増大するため、被写体ぶれ及び手ぶれが
生じてしまい、画質が劣化するという問題がある。
【0009】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
画素ずらし法を用いた場合でも、実質的なシャッタース
ピードを向上し得る固体撮像装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、固体撮像素子に対する入射光を隣接する2
フレーム間又は2フィールド間でずらして、1フレーム
目又は1フィールド目の固体撮像素子の第1の露光期間
の読み出し信号と2フレーム目又は2フィールド目の固
体撮像素子の第2の露光期間の読み出し信号とを合成し
て出力する画素ずらし法による固体撮像装置において、
固体撮像素子の光入射側にメカニカルシャッター手段を
有し、このメカニカルシャッター手段により少なくとも
第2の露光期間は、第1の露光期間の直後で、かつ、第
1の露光期間と同一時間長さに設定するようにしたもの
である。
【0011】この発明では、第1の露光期間の直後に第
2の露光期間を設け、これら両露光期間の固体撮像素子
の読み出し信号を合成するようにしているため、両露光
期間の間の時間的なズレを第1の露光期間に相当する時
間長さとすることができる。
【0012】また、本発明は、固体撮像素子に対する入
射光の光路をずらす画素ずらし機構を、第1の露光期間
内から制御開始して第2の露光期間内で制御終了するよ
うに制御する制御手段を更に有する構成としたものであ
る。この発明では、第2の露光期間内での画素ずらし機
構の回動時間を短くできる。
【0013】更に、本発明は、上記のメカニカルシャッ
ター手段を、シャッターボタンの押下により第2の露光
期間経過まで被写体からの入射光を固体撮像素子に入射
し、第2の露光期間経過時点で入射光を遮断し、第1の
露光期間は、固体撮像素子からの撮像信号読み出し期間
で、かつ、シャッタースピードに応じた期間である構成
としたものである。
【0014】この発明では、シャッタースピードが速く
なるほど、第1の露光期間と第2の露光期間の間の時間
的なズレを短くすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態につ
いて図面と共に説明する。図1は本発明になる固体撮像
素子の一実施の形態の画素ずらし法による撮像素子の露
光及び読み出しのタイミングを示す図、図2は本発明に
なる固体撮像素子の一実施の形態の構成図、図3は図2
中の画素ずらし機構の一例の原理図を示す。
【0016】まず、本実施の形態の構成について図2及
び図3と共に説明するに、図2において、図示しない被
写体からの光は、レンズ機構10を透過してシャッター
機構11に入射される。このシャッター機構11は、本
実施の形態の要部を構成し、通常は開いているが、シャ
ッターボタン14がユーザにより押下されたときに閉じ
る構成とされたメカニカルシャッターである。
【0017】シャッター機構11を通過した入射光は、
画素ずらし機構12を通してCCD、垂直転送レジス
タ、水平転送レジスタなどからなる撮像回路13に入射
され、ここで光電変換された後、撮像信号とされて信号
処理回路19へ出力される。また、この撮像回路13は
タイミング信号発生器(TG)18の出力タイミング信
号により動作が制御される。
【0018】また、マイクロコンピュータ15はシャッ
ターボタン14の押下の有無に応じて、駆動装置16を
介してシャッター機構11を開閉成制御すると共に、駆
動装置17を介して画素ずらし機構12を制御する。
【0019】画素ずらし機構12は図3に示すように、
21aで示す位置と21bで示す位置のいずれかに制御
される例えば板ガラスから構成されている光学的低域フ
ィルタ(LPF)により構成されている。ここで、光学
的LPFの厚さをt、屈折率をnとすると、光学的LP
Fを位置21a(又は21b)から21b(又は21
a)まで回動角をiとすると、この回動により、光学的
LPFを透過する光は角度δ(={(1−n)/n}・
sin(i)・t)だけずれて出射する。従って、この
画素ずらし機構12により回動する回動角iを設定する
ことにより、入射光の光路をCCDに対して1ライン分
ずらすことができる。
【0020】次に、この実施の形態の動作について図1
及び図2と共に説明する。ユーザが例えば静止画被写体
を撮像し、シャッターボタン14を押下したものとする
と、被写体からの入射光はレンズ機構10、シャッター
機構11及び画素ずらし機構12をそれぞれ透過して撮
像回路13に入射され、シャッターボタン14を押下し
た直後の1フレームの開始時刻(図1(E)の時刻t
1)から撮像回路13のCCDに電荷が蓄積されてい
き、図1(E)の時刻t2で電荷がCCDの電子シャッ
ターにより排出された後、再び電荷が蓄積されていく。
【0021】そして、1フレーム目の終りの時刻t3で
TG18からの信号に基づき、上記のCCDの蓄積電荷
は撮像回路13内の垂直転送レジスタへ一括転送され、
その後水平転送レジスタを順次に転送されて読み出され
る。従って、撮像回路13からは時刻t2から時刻t3
までの蓄積電荷による撮像信号が時刻t3(図1(A)
の読み出しタイミングa1)で取り出されるから、図1
(E)に示すように、時刻t2から時刻t3までの期間
が電子シャッターによる露光期間6である。
【0022】時刻t3の後、マイクロコンピュータ15
は駆動装置17を介して画素ずらし機構12を前記CC
Dへの入射光が垂直方向に1ライン分シフトするように
制御し(図1(B)に画素ずらしのタイミングを示
す)、更に、時刻t2から時刻t3までの露光期間6と
同一の期間経過後の時刻t4に達した時点で、図1
(C)に模式的に示すように、駆動装置16を介してシ
ャッター機構11を閉成するように制御する。これによ
り、時刻t4以降はCCDへの入射光が遮断される。
【0023】時刻t3から上記の時刻t4までの期間
は、撮像回路13のCCDに入射光に基づく2フレーム
目の電荷が再び蓄積されていき、時刻t4での電荷が保
持される。時刻t4以降はCCDに光が入射されないた
め、CCDに電荷が蓄積されず、オーバーフローになる
ことはなく、よって電荷排出動作は行われないためであ
る。
【0024】そして、2フレーム目の終りの時刻t5で
TG18からの信号に基づき、上記のCCDの蓄積電荷
は撮像回路13内の垂直転送レジスタへ一括転送され、
その後水平転送レジスタを順次に転送されて読み出され
る。従って、撮像回路13からは時刻t3から時刻t4
までの蓄積電荷による撮像信号が時刻t5(図1(A)
の読み出しタイミングa2)で取り出されるから、図1
(E)に示すように、時刻t3から時刻t4までの期間
がメカニカルシャッターによる露光期間7である。ま
た、図1(D)は電子シャッターのタイミングを示す。
【0025】撮像回路から読み出された1フレーム目の
撮像信号と2フレーム目の撮像信号は信号処理回路19
(図1(A)の5)に供給されて、合成され撮像信号と
して出力される。このように、この実施の形態では、1
フレーム目と2フレーム目の撮像信号の時間的なズレ
は、図1(E)に示すように時刻t2から時刻t3まで
の露光期間6であるため、従来に比べて時間的なズレが
小さく、よって従来装置で問題であった被写体ぶれ及び
手ぶれを低減できる。
【0026】次に、シャッタースピードを図1の場合よ
りも高速にしたときの図2の実施の形態の動作について
図4と共に説明する。図4中、図1と同一部分は同一符
号を付してある。ユーザがシャッターボタン14を押下
した直後の1フレームの開始時刻(図4(E)の時刻t
1)から撮像回路13のCCDに電荷が蓄積されてい
き、図4(E)の時刻t6で電荷がCCDの電子シャッ
ターにより排出された後、再び電荷が蓄積されていく。
上記の時刻t6は前記時刻t2よりも遅い。電子シャッ
ターは図4(D)に示すように、時刻t6以降開く。
【0027】そして、1フレーム目の終りの時刻t3で
TG18からの信号に基づき、上記のCCDの蓄積電荷
は撮像回路13内の垂直転送レジスタへ一括転送され、
その後水平転送レジスタを順次に転送されて読み出され
る。従って、撮像回路13からは時刻t6から時刻t3
までの短期間の蓄積電荷による撮像信号が時刻t3(図
4(A)の読み出しタイミングa1)で取り出されるか
ら、図4(E)に示すように、時刻t6から時刻t3ま
での期間が電子シャッターによる露光期間8である。こ
の露光期間8はシャッタースピードが速くなるほど短く
なる。
【0028】時刻t3の後、マイクロコンピュータ15
は駆動装置17を介して画素ずらし機構12を前記CC
Dへの入射光が垂直方向に1ライン分シフトするように
制御し(図4(B)に画素ずらしのタイミングを示
す)、更に、時刻t6から時刻t3までの露光期間8と
同一の期間経過後の時刻t7に達した時点で、図4
(C)に模式的に示すように、駆動装置16を介してシ
ャッター機構11を閉成するように制御する。これによ
り、時刻t7以降はCCDへの入射光が遮断される。
【0029】時刻t3から上記の時刻t7までの期間
は、撮像回路13のCCDに入射光に基づく2フレーム
目の電荷が再び蓄積されていき、時刻t7での電荷が保
持される。時刻t7以降はCCDに光が入射されないた
め、CCDに電荷が蓄積されず、オーバーフローになる
ことはなく、よって電荷排出動作は行われないためであ
る。
【0030】そして、2フレーム目の終りの時刻t7で
TG18からの信号に基づき、上記のCCDの蓄積電荷
は撮像回路13内の垂直転送レジスタへ一括転送され、
その後水平転送レジスタを順次に転送されて読み出され
る。従って、撮像回路13からは時刻t3から時刻t7
までの蓄積電荷による撮像信号が時刻t5(図4(A)
の読み出しタイミングa2)で取り出されるから、図4
(E)に示すように、時刻t3から時刻t7までの期間
がメカニカルシャッターによる露光期間9である。
【0031】撮像回路から読み出された1フレーム目の
撮像信号と2フレーム目の撮像信号は信号処理回路19
(図4(A)の5)に供給されて、合成され撮像信号と
して出力される。このように、この実施の形態では、1
フレーム目と2フレーム目の撮像信号の時間的なズレ
は、図4(E)に示すように時刻t6から時刻t3まで
の露光期間8であるため、図1の場合よりもより一層時
間的なズレが小さく、よって従来装置で問題であった被
写体ぶれ及び手ぶれを大幅に低減できる。
【0032】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。上記の図1及び図4に示したタイミングチャー
トでは、時刻t3の2フレーム目の開始時刻で画素ずら
し機構12を画素ずらしのために、図3の所定角度iだ
け回動制御するように説明したが、この画素ずらし機構
12は光学的LPFを回動制御しているので、短時間で
はあるが回動開始位置(例えば図3の21b)から回動
終了位置(例えば図3の21a)まである時間かかり、
その回動中の期間の露光により第2の露光期間7、9で
の画質が劣化し、シャッター機構11によるシャッター
効果が十分に得られない。
【0033】そこで、この実施の形態では、画素ずらし
機構12により図3に示した光学的LPFを、図5
(B)に示すように、1フレーム目の信号読み出し時刻
(図5(A)のt3で、図1、図4のt3と同じ)の直
前の第1の露光期間8内の時刻taから回動制御を開始
し、第2の露光期間9内の時刻tbで回動制御を終了す
るようにする。なお、時刻ta〜t3の期間Tと時刻t
3〜tbの期間Tは同一である(同一でなくてもよ
い)。このように、第1の露光期間8と第2の露光期間
9に、光学的LPFの回動期間を割り振ることにより、
シャッター機構11のメカニカルシャッターによる効果
を高速に得ることができる。
【0034】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば1フレーム目の露光期間は電
気的処理による電子シャッターによるものとしたが、メ
カニカルシャッターにより決めてもよい。また、画素ず
らしによる撮像信号は2フレーム間の撮像信号を合成し
て得るように説明したが、2フィールド間の撮像信号を
合成して得ることもでき、また、静止画のみならず、動
画に対しても適用可能である。更に、上記の実施の形態
では、プログレッシブスキャン方式について説明した
が、インターレーススキャン方式の撮像装置にも適用可
能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1の露光期間の直後に第2の露光期間を設け、これら
両露光期間の固体撮像素子の読み出し信号を合成するこ
とにより、両露光期間の間の時間的なズレを第1の露光
期間に相当する時間長さとするようにしたため、露光期
間がフレーム(又はフィールド)の終りにある従来装置
に比べて上記の時間的なズレを短くすることができ、よ
って、従来装置に比べて、画素ずらし法の固体撮像装置
の欠点である被写体ぶれや手ぶれを低減できる。
【0036】また、本発明によれば、固体撮像素子に対
する入射光の光路をずらす画素ずらし機構を、第1の露
光期間内から制御開始して第2の露光期間内で制御終了
するように制御する制御手段を更に有する構成とするこ
とにより、第2の露光期間内での画素ずらし機構の回動
時間を短くするようにしたため、メカニカルシャッター
手段により露光される第2の露光期間における画質劣化
を最小限にでき、メカニカルシャッター手段のシャッタ
ー効果を高速に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる固体撮像装置の一実施の形態の第
1のシャッタースピードにおける読み出しタイミングや
露光タイミングを示すタイミングチャートである。
【図2】本発明になる固体撮像装置の一実施の形態の構
成図である。
【図3】図2中の画素ずらし機構による画素ずらしの原
理を説明する図である。
【図4】本発明になる固体撮像装置の一実施の形態の第
2のシャッタースピードにおける読み出しタイミングや
露光タイミングを示すタイミングチャートである。
【図5】画素ずらし機構の制御方法を説明する図であ
る。
【図6】従来の固体撮像装置の一例の第1のシャッター
スピードにおける読み出しタイミングや露光タイミング
を示すタイミングチャートである。
【図7】従来の固体撮像装置の一例の第2のシャッター
スピードにおける読み出しタイミングや露光タイミング
を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
5 信号処理部 6、8 第1の露光期間 7、9 第2の露光期間 10 レンズ機構 11 シャッター機構(メカニカルシャッター手段) 12 画素ずらし機構 13 撮像回路 14 シャッターボタン 15 マイクロコンピュータ(メカニカルシャッター手
段) 16 駆動装置(メカニカルシャッター手段) 17 駆動装置 18 タイミング信号発生器(TG) 19 信号処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大竹 與志知 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AA13 AB17 AC42 AC51 AC52 AC69 5C024 AA01 CA11 CA17 EA00 EA01 FA01 GA11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子に対する入射光を隣接する
    2フレーム間又は2フィールド間でずらして、1フレー
    ム目又は1フィールド目の固体撮像素子の第1の露光期
    間の読み出し信号と2フレーム目又は2フィールド目の
    固体撮像素子の第2の露光期間の読み出し信号とを合成
    して出力する画素ずらし法による固体撮像装置におい
    て、 前記固体撮像素子の光入射側にメカニカルシャッター手
    段を有し、このメカニカルシャッター手段により少なく
    とも前記第2の露光期間は、前記第1の露光期間の直後
    で、かつ、前記第1の露光期間と同一時間長さに設定す
    ることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記固体撮像素子に対する入射光の光路
    をずらす画素ずらし機構を、前記第1の露光期間内から
    制御開始して前記第2の露光期間内で制御終了するよう
    に制御する制御手段を更に有することを特徴とする請求
    項1記載の固体撮像装置。
JP26401899A 1999-09-17 1999-09-17 固体撮像装置 Pending JP2001094883A (ja)

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