JP2001094730A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2001094730A
JP2001094730A JP26998999A JP26998999A JP2001094730A JP 2001094730 A JP2001094730 A JP 2001094730A JP 26998999 A JP26998999 A JP 26998999A JP 26998999 A JP26998999 A JP 26998999A JP 2001094730 A JP2001094730 A JP 2001094730A
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Kazuyuki Morinaga
和幸 森永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、装置本体に対して着脱可能な画像
読取装置において読取画像の画質を高く維持しつつ操作
性に優れた画像読取装置を提供することを可能にするこ
とを目的としている。 【解決手段】 ファクシミリ装置本体1に対して着脱可
能なハンドスキャナ部6の手動走査時の進行方向の側面
6aに凹部6bを形成し、該凹部6bの下部に上向きの
平面部6eと、その下側に傾斜面6dを有する突出部6
cを設け、該平面部6eに指標23を設けて構成したこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿の画像を読み
取る画像読取装置に係り、特に複写機、ファクシミリ装
置、スキャナプリンタ等の装置本体に対して着脱可能に
構成された画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は一般企業への普及が
略一巡し、近年では一般家庭へも広く普及しつつある。
A4サイズのような定型のシート状の原稿を一度に大量
に読み取ることを必要とする企業では、大容量で高速の
自動原稿給送装置(ADF;オート・ドキュメント・フ
ィーダ)を有するファクシミリ装置の需要が大きかっ
た。
【0003】ところが、一般家庭においては、一度に原
稿を大量に読み取ることはあまりなく、ADFはそれほ
ど大容量でなくても良い。むしろ、新聞のような大判の
原稿や不定型の原稿、本や雑誌、写真等ADFを通せな
い原稿等様々な原稿類を読み取ることが出来るファクシ
ミリ装置に対する要望が強い。
【0004】これ等の要望に応えるため、画像読取部が
ファクシミリ装置本体(以下、単に「装置本体」とい
う)に対して着脱可能に構成された所謂ハンドスキャナ
方式が広く用いられている。これによりADFを通すこ
との出来ない原稿類を装置本体から取り外したハンドス
キャナにより手動で走査することで画像を読み取ること
が出来る。
【0005】以下に図7〜図12を用いて従来のハンドス
キャナを有するファクシミリ装置の一例について説明す
る。図7において、51はファクシミリ装置本体(以下、
単に「装置本体」という)であり、52は該ファクシミリ
装置本体51に対して着脱可能に構成され、原稿の画像情
報を読み取る原稿画像読取部を備えたハンドスキャナ部
である。また、図7中の矢線Hは原稿搬送経路、矢線K
は記録シート搬送経路である。
【0006】53は給送トレイ54上にセットされた原稿D
を1枚ずつ分離給送する自動原稿給送装置であるADF
(オート・ドキュメント・フィーダ)部55と、1枚に分
離された原稿Dを画像読取部へ搬送する原稿給送部とな
る給送ローラ対56からなる原稿分離給送部である。
【0007】57,58は互いに圧接されるローラ対であ
り、夫々装置本体51側、ハンドスキャナ部52側に設けら
れており、ハンドスキャナ部52が装置本体51に装着され
た状態ではローラ対57,58は互いに圧接して画像読取部
で画像情報を読み取られた原稿Dを装置本体51外に排出
する排出ローラ対として働く。
【0008】59はハンドスキャナ部52に設けられた画像
読取手段となるCIS(コンタクト・イメージセンサ)
であり、60は該CIS59に対向する位置で装置本体51側
に設けられた画像読取時の白基準データ読取用の白基準
板である。
【0009】59aはCIS59の画像読取面を形成する透
明のガラス面である。61は矢線Kで示される記録シート
搬送経路に沿って搬送される記録シートに受信データに
基づいた画像を記録する記録部である。
【0010】原稿分離給送部53により1枚ずつ分離給送
された原稿DはCIS59のガラス面59aに対して所定の
角度で進入し、原稿Dの先端が該ガラス面59aに沿って
排出ローラ対57,58のニップ部に向かって搬送される。
【0011】図8はハンドスキャナ部52の周辺の構成を
説明する部分拡大図である。一般に部品や組み付け等の
バラツキ等の理由から原稿給送部側の給送ローラ対56の
周速度と原稿排出部側の排出ローラ対57,58の周速度と
を等しくすることは難しく、必ずと言っていいほど両者
の間に周速度差が生じる。
【0012】原稿給送部側の給送ローラ対56の周速度を
速くすると、CIS59付近で原稿Dが膨らみ気味にな
り、長尺の原稿Dでは余った原稿Dが波打ち暴れて読取
画像の乱れや原稿ジャムの原因となるため原稿排出部側
の排出ローラ対57,58の周速度を速くする方がきれいな
画像を読み取るという観点からは有利である。
【0013】また、矢線Hで示す原稿搬送経路やADF
部55を通すことの出来ない本や雑誌、或いは写真等の不
定型の原稿Dはハンドスキャナ部52を装置本体51から取
り外し、手動で原稿Dの原稿画像面上を走査して画像を
読み取り、記録シートに画像を記録したり、他機に送信
したりすることが可能となる。
【0014】図9はハンドスキャナ部52を装置本体51か
ら取り外し、原稿Dの画像面上にCIS59を対向させて
手動走査により原稿画像を読み取る様子を示す図であ
る。62はハンドスキャナ部52の読み取り動作の開始/終
了等の信号をキー入力する操作部である。
【0015】また、63a,63b,63cは原稿位置合わせ
用の指標であって、63aは原稿Dの左端部D1の位置、63
b,63cは夫々原稿Dの右端部D2の位置を合わせること
によって原稿Dの原稿画像とCIS59による画像読み取
り幅とを一致させることが出来、本や雑誌、或いは写真
等、所望の不定型の原稿の原稿画像を読み取ることが出
来る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、図7の矢線Hで示す原稿搬送経路におい
て、原稿排出部側の排出ローラ対57,58の周速度を、原
稿給送部側の給送ローラ対56の周速度よりも速くする
と、図8に示すように給送ローラ対56と排出ローラ対5
7,58との間で原稿Dにテンションがかかり、原稿Dは
白基準板60を図8の上方に持ち上げながら給送ローラ対
56と排出ローラ対57,58との間で直線状になる。
【0017】即ち、図8中において原稿Dの位置が二点
鎖線で示す位置から実線で示す位置に移動し、原稿Dの
画像面はCIS59のガラス面59aから徐々に浮き上がっ
て遠のき、特にカラー画像を読み取るカラーCIS59で
はR(赤),G(緑),B(青)の各色の浮きに対する
色収差等の特性が異なるため原稿Dの画像面が浮くと色
ずれが起こる等、色の再現性が悪くなり、読み取った画
像が劣化する。また、モノクロCIS59においても同一
原稿Dの副走査方向(原稿搬送方向)の異なる場所で画
質が変化する等の不具合が生じる。
【0018】そこで、白基準板60の上下動を規制して原
稿Dの浮きを抑えたり、図10に示すように、ローラ57及
び白基準板60の代わりにCIS59のガラス面59aに圧接
される圧接ローラ64を設けて、該圧接ローラ64により原
稿Dの画像面をガラス面59aに圧接しながら搬送するこ
とで原稿Dの浮きを抑えて上述した不具合を回避するも
のがある。
【0019】しかしながら、ハンドスキャナ部52が装置
本体51から脱着される構成から、ハンドスキャナ部52が
装置本体51に装着された状態で搬送される原稿Dの先端
がハンドスキャナ部52の原稿搬送方向上流側(以下、単
に「上流側」という)端部に引っ掛かって原稿ジャムを
起こさないように給送ローラ対56により給送された原稿
DはCIS59のガラス面59aに対して所定の角度を持っ
て進入するように矢線Hで示す原稿搬送経路が屈曲して
いるため、厚手の原稿Dを使用した場合、ガラス面59a
が対向する屈曲位置で止まり、原稿ジャムや斜行等の搬
送不良が発生する虞があった。
【0020】また、図9に示すようにハンドスキャナ部
52による手動走査時の原稿位置合せの際に、原稿位置合
わせ用の指標63a〜63cがハンドスキャナ部52の進行方
向側の側面52b、即ち原稿Dの画像面に対して略垂直な
面に設けられているため原稿Dの真上から原稿画像面に
正対してハンドスキャナ部52を手動走査するユーザにと
っては指標63a〜63cが見づらく視認性が悪い。
【0021】そこで、図9に示すように、手動走査する
際のハンドスキャナ部52の上面52aにも指標63a1,63b
1,63c1を設けて原稿Dの真上から原稿画像面に正対し
てハンドスキャナ部52を手動走査する際の視認性を向上
したものがある。
【0022】しかしながら、この場合、原稿画像面と指
標63a1,63b1,63c1が設けられているハンドスキャナ部
52の上面52aとの距離が比較的離れているため、図11に
示すように、ユーザの視線の向きによって原稿Dに対す
るハンドスキャナ部52の位置がずれて所望の位置にハン
ドスキャナ部52を合わせられないという不具合があっ
た。
【0023】即ち、図11に示すように、指標63a1の真上
からの視線Eでハンドスキャナ部52の指標63a1を原稿D
の左端部D1に合わせればハンドスキャナ部52の位置を原
稿Dに正しく合わせることが出来るが、右寄りの視線
E′でハンドスキャナ部52の指標63a1を原稿Dの左端部
D1に合わせると原稿Dの左端部D1は図11の二点鎖線で示
すD1′の位置(正規の位置よりも左寄り位置)にずれて
しまい、逆に左寄りの視線E″でハンドスキャナ部52の
指標63a1を原稿Dの左端部D1に合わせると原稿Dの左端
部D1は図11の二点鎖線で示すD1″の位置(正規の位置よ
りも右寄り位置)にずれてしまうという問題があった。
【0024】従って、ハンドスキャナ部52の高さ寸法
(側面52bの高さ)が比較的大きく、原稿Dの画像面
と、指標63a1,63b1,63c1が設けられているハンドスキ
ャナ部52の上面52aとの距離が離れている場合には、視
線Eの少しのずれでも原稿Dの原稿画像に対するハンド
スキャナ部52の位置ずれが大きくなってしまうという問
題がある。
【0025】更に、図12に示すように、ハンドスキャナ
部52の進行方向側の側面52bが単に平面で構成された場
合、手動走査時にハンドスキャナ部52を把持するため
に、ハンドスキャナ部52の側面52bに指を掛ける際に指
の腹が原稿Dの画像面に触れる虞があり、そのままハン
ドスキャナ部52を動かせば原稿Dに触れた指により原稿
Dを動かして原稿Dに皺を寄せて画像読取不良が生じた
り、更には原稿Dを破損させる虞もあった。また、汚れ
た指で原稿Dの画像面を汚してしまう虞もあった。
【0026】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、装置本体に対して着脱可能な
画像読取装置において読取画像の画質を高く維持しつつ
操作性に優れた画像読取装置を提供せんとするものであ
る。
【0027】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、装置本体に対して着脱
可能な画像読取装置であって、前記装置本体に装着され
た状態では原稿を自動搬送して原稿画像を読み取り、前
記装置本体から取り外した状態では原稿の原稿画像面上
を手動走査可能に構成された画像読取装置において、前
記画像読取装置を前記装置本体から取り外した状態で原
稿の原稿画像面上を手動走査する際の進行方向側の前記
画像読取装置の側面下部に該側面から突出する突出部を
有し、該突出部の少なくとも上向きの面に手動走査時の
原稿位置を合わせる指標を設けたことを特徴とする。
【0028】本発明は、上述の如く構成したので、画像
読取装置を装置本体から取り外した状態で原稿の原稿画
像面上を手動走査する際に進行方向側の画像読取装置の
側面下部の突出部に設けた指標により原稿画像面に対す
る画像読取装置の位置合せが容易に且つ正確に出来る。
【0029】また、前記画像読取装置を前記装置本体か
ら取り外した状態で原稿の原稿画像面上を手動走査する
際の進行方向側の前記画像読取装置の側面に凹部を有
し、該凹部の下部が前記突出部である場合には、この凹
部を手動走査時に画像読取装置を把持するための指掛け
部として利用することで操作性が向上すると共に手動走
査中に指が原稿画像面に触れて画像読取不良を起こした
り原稿画像面を汚したりすることを防止出来る。
【0030】また、前記突出部は原稿画像面と略平行な
上向きの平面部を有し、該平面部に前記指標を設けた場
合には、指標の視認性及び画像読取装置の操作性の向上
が両立出来る。
【0031】前記画像読取装置を前記装置本体から取り
外した状態で原稿の原稿画像面上を手動走査する際の進
行方向側の前記画像読取装置の側面下端部に該進行方向
に向かって原稿画像面からの離間距離が大きくなる傾斜
面を設けた場合には、該傾斜面に沿って原稿がガイドさ
れ、手動走査時の原稿の引っ掛かりを防止することが出
来る。
【0032】また、前記突出部の指標を設けた平面部の
裏側に傾斜面を設け、更に該突出部と前記凹部と前記傾
斜面とを一部材で構成した場合には構成の簡素化を図る
ことが出来る。
【0033】前記画像読取装置を装置本体に装着した状
態で自動搬送される原稿の搬送経路を前記画像読取手段
の画像読取面と平行に構成した場合には、画像読取装置
を装置本体に装着された状態で原稿を自動搬送して原稿
画像を読み取る場合の読取画像の画質の向上が実現出来
る。
【0034】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る画像読取装
置の一例としてファクシミリ装置に適用した場合の一実
施形態を具体的に説明する。図1は本発明に係る画像読
取装置の構成を示す斜視説明図、図2は本発明に係る画
像読取装置の構成を示す断面説明図、図3は本発明に係
る画像読取装置が装置本体に装着された状態での画像読
取部の構成を示す部分断面説明図、図4は本発明に係る
画像読取装置を装置本体から取り外した状態で原稿画像
面上を手動走査する様子を示す断面説明図、図5は本発
明に係る画像読取装置を装置本体から取り外した状態で
原稿画像面上を手動走査する様子を示す斜視説明図、図
6は本発明に係る画像読取装置を装置本体から取り外し
た状態で指標を使って原稿の位置合せを行う様子を示す
斜視図である。
【0035】図1及び図2において、1はファクシミリ
装置本体(以下、「装置本体」という)であり、2は紙
や合成樹脂等で構成される記録シートを1枚ずつ分離給
送するASF(Auto Sheet Feeder)部、3はASF部
2から搬送された記録シートに画像を記録する記録部、
4は原稿Dを1枚ずつ分離給送するADF(Auto Docum
ent Feeder)部である。
【0036】5はADF部4から搬送された原稿Dの画
像を読み取る画像読取部であり、記録部3よりも記録シ
ート搬送方向(原稿搬送方向)下流側に配置されてい
る。6はファクシミリ装置本体1に対して着脱可能に構
成された画像読取装置となるハンドスキャナ部である。
【0037】そして、ハンドスキャナ部6を装置本体1
に装着した状態では紙や合成樹脂等で構成されるシート
状原稿Dを自動搬送して原稿画像を読み取る画像読取部
5の一部を構成し、該ハンドスキャナ部6を装置本体1
から取り外した状態では、本や新聞、雑誌、或いは写真
等の不定型の原稿Dの原稿画像面上を手動走査して原稿
画像を読み取る。
【0038】7は装置本体1の操作を行うための操作ボ
タン類や装置の状態を示す表示部7a等を設けた操作パ
ネル部である。
【0039】次に図2を用いてファクシミリ装置本体1
の記録動作について説明する。図2に示す矢線Kは記録
シートの搬送経路(方向)を示す。8はASF部2にセ
ットされた記録シートの後端が垂れ下がらないように支
持するために装置本体1に対して開閉可能に設けられた
給送トレイである。また、給送トレイ8はADF部4に
セットされた原稿Dの給送トレイとしても兼用してい
る。
【0040】9は記録シートを装置本体1に積載すると
共にASF部2に導くための開口部であり、該開口部9
にセットされた記録シートはASF部2によって1枚毎
分離給送されて記録部3に搬送される。
【0041】記録部3では画像記録手段となるインクジ
ェット記録ヘッド3aにより画像データを記録シートに
記録する。画像データの記録を終えた記録シートは図2
の矢線Kの方向に搬送され、開口部10から機外へ排出さ
れる。
【0042】次に画像読取動作について説明する。図2
の矢線Hは原稿Dの搬送経路(方向)を示す。11は原稿
Dをセットするための開口部であり、12は開口部11にセ
ットされた原稿Dの幅方向を規制する原稿スライダであ
る。
【0043】13は分離ローラであり、14は該分離ローラ
13に対向して支点14aを中心に回動可能に設けられた摩
擦片である。14bは摩擦片14を支点14aを中心に図2の
反時計回り方向に付勢するバネであり、これにより摩擦
片14が分離ローラ13に圧接される。
【0044】そして、図示しない駆動源となる読取モー
タに連結された分離ローラ13が図2の反時計回り方向に
回転することで、開口部11からセットされた複数枚の原
稿Dの最下位の原稿の下面に搬送力が付与される一方
で、摩擦片14が圧接された上位の原稿Dに摩擦力が作用
して進入が阻止されて最下位の原稿Dから1枚ずつ分離
給送される。
【0045】15は給送ローラであり、16は該給送ローラ
15に対向する給送コロである。給送コロ16は板バネ17に
よって付勢されて給送ローラ15に圧接されている。これ
等給送ローラ15と給送コロ16とにより、分離ローラ13と
摩擦片14との協働により1枚ずつ分離給送された原稿D
を挟持して搬送する原稿搬送回転体対を構成する。
【0046】原稿搬送回転体対となる給送ローラ15、給
送コロ16の原稿搬送方向下流側(以下、単に「下流側」
という)には原稿Dの原稿画像面の画像情報を光学的に
読み取る画像読取手段となるCIS(コンタクト・イメ
ージセンサ)18が設けられており、該CIS18の原稿画
像面に対向する位置には透明部材からなる画像読取面を
構成するガラス面18aが設けられている。
【0047】19はCIS18に対向する位置に設けられた
画像読取時の白基準データ読取用の白基準板であり、C
IS18が原稿画像を読み取る前に該白基準板19を読み取
り、読取信号の出力レベルの補正を行い、原稿Dの原稿
画像読取中は原稿Dの上方(裏側)から自重で原稿Dに
当接し、搬送される原稿Dのばたつきを防止する。
【0048】CIS18の原稿搬送方向下流側には、ハン
ドスキャナ部6側に設けられ、手動走査時は原稿Dの画
像面に接触して該ハンドスキャナ部6の移動に追従して
回転する回転体となる従動ローラ20と、装置本体1側に
設けられ、ハンドスキャナ部6が装置本体1に装着され
た状態で従動ローラ20に圧接する回転体となる排出ロー
ラ21とが配置されている。排出ローラ21は板バネ17によ
り従動ローラ20に圧接されている。
【0049】ここで、排出ローラ21と従動ローラ20から
なる回転体対の接点部分と、給送ローラ15と給送コロ16
からなる原稿搬送回転体対の接点部分とを結ぶ直線が画
像読取手段となるCIS18の画像読取面となるガラス面
18aと平行になるように構成されている。
【0050】これにより、ハンドスキャナ部6を装置本
体1に装着した状態で自動搬送される原稿Dの搬送経路
がCIS18のガラス面18aと平行になるように構成され
る。
【0051】そして、開口部11に原稿Dをセットしてユ
ーザが操作パネル部7に設けられた図示しない読取開始
ボタンを押下すると、図示しない読取モータが回転し、
分離ローラ13を図2の反時計回り方向に回転駆動する。
【0052】原稿Dは図2の反時計回り方向に回転する
分離ローラ13と圧接する摩擦片14によって捌かれつつ下
流側方向に搬送され、最下位の1枚のみが分離されて画
像読取部5へ搬送される。
【0053】ADF部4で分離された原稿Dは給送ロー
ラ15と給送コロ16とのニップ部に導かれ、挟持されて搬
送される。給送ローラ15付近に設けられた図示しない原
稿検知センサにより原稿Dの先端を検知すると、図示し
ない読取モータは所定のステップ数回転した後、停止
し、原稿DをCIS18の手前の所定の位置で停止させ
る。
【0054】その後、CIS18が白基準板19のシェーデ
ィングデータを読み取り、読取信号の出力レベルの補正
を行う。そして、再度、読取モータを回転させて原稿D
を所定のステップ数だけ搬送し、CIS18の読取ライン
に到達させた後、原稿Dの下面である原稿画像面を1ラ
インずつ順次読み取る。
【0055】画像読取を終えた原稿Dは排出ローラ21と
従動ローラ20とのニップ部に導かれて挟持搬送され、装
置本体1の前面に設けられた開口部22から機外に排出さ
れる。原稿Dが複数枚セットされている時は、全ての原
稿Dの読取動作を終えるまでADF部4で原稿Dを1枚
ずつ分離給送し、順次CIS18で画像データを読み取る
上述した一連の動作を繰り返す。
【0056】次に図3を用いて画像読取部5の構成につ
いて説明する。ADF部4で1枚毎分離給送された原稿
Dは給送ローラ15と給送コロ16とのニップ部に導かれ、
挟持されて搬送される。CIS18のガラス面18aは、給
送ローラ15と給送コロ16とのニップ部と、排出ローラ21
と従動ローラ20とのニップ部とを結ぶ直線と平行に配置
されている。
【0057】即ち、原稿Dの搬送経路はCIS18のガラ
ス面18aと平行に搬送される所謂ストレートパスであ
る。これによりCIS18のガラス面18aから原稿Dの画
像面までの距離が一定となり、原稿排出側の排出ローラ
21及び従動ローラ20の周速度を速めた場合でも前述した
従来例のように原稿Dの画像面がガラス面18aから浮き
上がって遠ざかることがなく、読取画像の画質が劣化す
ることもない。
【0058】給送ローラ15と給送コロ16とのニップ部
と、排出ローラ21と従動ローラ20とのニップ部とを結ぶ
直線と、CIS18のガラス面18aとの間の離間距離はC
IS18の被写界深度よりも小さくし、画質の劣化しない
範囲に設定されており、例えば、本実施形態では0.5
mmに設定されている。
【0059】図3に示すように、ハンドスキャナ部6が
装置本体1に装着された際の上流側(図3の右側)の側
面6a、即ち、図4に示すように、ハンドスキャナ部6
を装置本体1から取り外した状態で原稿Dの画像面上を
手動走査する際の進行方向(図4の矢印X方向)側(図
4の左側)の側面6aには凹部6bが形成されており、
該凹部6bの図3では上部、図4では下部に該凹部6b
の面から突出する突出部6cがハンドスキャナ部6の手
動走査方向と直交する方向(幅方向)の全長に亘って設
けられている。
【0060】ハンドスキャナ部6の側面6aの図3では
上端部、図4では下端部には、図3では上流側方向(図
3の右側方向)、図4では進行方向(図4の左側方向)
に向かって原稿Dの画像面からの離間距離が大きくなる
傾斜面6dが形成されており、該傾斜面6dの端部のう
ち、CIS18のガラス面18aに近い方の端部6d1が該ガ
ラス面18aよりも原稿Dの画像面側に突出し、ガラス面
18aから遠い方の端部6d2が該ガラス面18aよりも原稿
Dの画像面と反対側に退避する位置に配置されている。
【0061】また、図4に示すように、ハンドスキャナ
部6を装置本体1から取り外した状態で原稿Dの画像面
上を手動走査する際の突出部6cの上向きの面は原稿D
の画像面と略平行な上向きの平面部6eで構成されてお
り、該平面部6eのCIS18の画像読取領域幅に対応す
る所定位置には手動走査時の原稿D位置を合わせるため
の指標23が設けられている。
【0062】突出部6c、凹部6b及び傾斜面6dはハ
ンドスキャナ部6の外装ケースの成型時に一体的に一部
材で形成される。
【0063】尚、本実施形態では突出部6cの上向きの
面が原稿Dの画像面と略平行な上向きの平面部6eで構
成された場合について説明したが、所定の傾斜角度を持
った傾斜面や曲面で突出部6cの上向きの面を構成し、
これに指標23を設けても良い。
【0064】図3において、ハンドスキャナ部6を装置
本体1に装着した状態では、傾斜面6dはハンドスキャ
ナ部6のCIS18の上流側角部にあって原稿搬送経路に
面する位置に形成されている。
【0065】傾斜面6dは原稿Dが通過する幅領域の全
域に亘って形成されており、CIS18のガラス面18aと
平行に搬送されてくる原稿Dの先端をCIS18の画像読
取位置までガイドし、装置本体1に装着されたハンドス
キャナ部6の角部への引っ掛かりを防止する働きをす
る。
【0066】そのため、傾斜面6dの下流側端部6d1は
ガラス面18aよりも突出した位置に配置され、原稿Dの
先端がガラス面18aに引っ掛かり搬送不良とならないよ
うに配慮されている。傾斜面6dの下流側端部6d1のガ
ラス面18aからの突出量はCIS18の被写界深度よりも
小さい値に設定されており、読み取る画質に影響を与え
ることがない。本実施形態では傾斜面6dの下流側端部
6d1のガラス面18aからの突出量を0.4mm程度に設定
している。
【0067】次に図4〜図6を用いてハンドスキャナ部
6による手動走査による画像読取動作について説明す
る。ハンドスキャナ部6の手動走査は図5に示すように
ユーザによってハンドスキャナ部6を手で把持して原稿
Dの画像面上を図4の矢印X方向に移動させることによ
り行う。
【0068】ハンドスキャナ部6側に取り付けられた従
動ローラ20は原稿Dに接触しつつハンドスキャナ部6の
移動に応じて回転し、図示しないエンコーダ部が従動ロ
ーラ20の回転量からハンドスキャナ部6の移動距離を検
知して所定移動量毎に信号を出力し、該信号に同期して
ハンドスキャナ部6の移動量に応じたライン数画像デー
タを読み取る。
【0069】ハンドスキャナ部6は傾斜面6dの端部6d
1と従動ローラ20とによって原稿Dの画像面上に支持さ
れ、CIS18のガラス面18aは原稿Dに直接触れること
のないように構成されている。この時の原稿Dの画像面
とCIS18のガラス面18aとの間の離間距離(浮き量)
は上述したようにCIS18の被写界深度よりも小さい値
になるため読み取った画像が劣化することがない。
【0070】ハンドスキャナ部6の手動走査する際の進
行方向側(図4の左側)に設けられた凹部6bは手動走
査時にハンドスキャナ部6を把持するグリップ部として
の働きをする。即ち、図5に示すように、凹部6bに指
が納まり、操作中に指が下にずれて原稿Dに触れること
を防止して前述した従来例のような原稿Dのずれ(皺)
や指擦れによる原稿画像の汚れを防止することが出来
る。
【0071】また、傾斜面6dは手動走査方向に対して
原稿Dが引っ掛からない方向に傾斜しており、且つ手動
走査進行方向の前方が広くなるように構成されているた
め、波打った原稿Dや皺が寄った原稿Dを走査する場合
も傾斜面6dによって原稿Dの波打ちや皺を伸ばしなが
らハンドスキャナ部6を円滑に移動させて走査すること
が出来る。
【0072】平面部6eは凹部6bの下面部を構成する
面で原稿Dの画像面に対して略平行に構成されており、
該平面部6eに指標23が形成されている。平面部6eは
傾斜面6dの反対側に位置しており、傾斜面6dを構成
する部材と一体的に構成されている。
【0073】平面部6eは傾斜面6dの上方把持部とな
る凹部6bの下方で、しかも原稿Dの画像面に近い位置
にある。このため、指標23と原稿Dの側端部、例えば、
原稿Dの左端部D1を合わせる際に前述した従来例のよう
にハンドスキャナ部6の上面の指標に原稿Dの左端部D1
を合わせる場合と比較して視線のずれによる原稿Dに対
するハンドスキャナ部6の読取位置のずれを低減するこ
とが出来る。
【0074】即ち、図6に示すように、指標23の真上か
らの視線Eによる正しい原稿Dの左端部D1の位置に対し
て左右にずれた視線E′,E″で原稿Dの左端部D1の位
置合せを行った場合でも、そのずれが殆どない状態に出
来、原稿Dの位置ずれによる画像読取不良を防止出来
る。
【0075】また、手動走査時のハンドスキャナ部6と
原稿Dとの位置合わせはハンドスキャナ部6を手で把持
しながら行うためハンドスキャナ部6上面に設けられた
指標では把持した手で指標が隠れてしまう場合があり、
原稿Dの位置合せが困難になるといった問題があった。
【0076】しかしながら、本実施形態では、グリップ
部である凹部6bの下に位置する平面部6eに指標23が
あるためハンドスキャナ部6を把持した際に指標23を手
で隠してしまうといった不具合も解消され、原稿Dに対
するハンドスキャナ部6の位置合せを容易に行うことが
出来る。
【0077】上記構成によれば、ハンドスキャナ部6を
装置本体1から取り外した状態で原稿Dの原稿画像面上
を手動走査する際に進行方向側のハンドスキャナ部6の
側面6aの下部の突出部6cの平面部6eに設けた指標
23により原稿画像面に対するハンドスキャナ部6の位置
合せが容易に且つ正確に出来る。
【0078】また、ハンドスキャナ部6を装置本体1か
ら取り外した状態で原稿Dの原稿画像面上を手動走査す
る際の進行方向側のハンドスキャナ部6の側面6aに凹
部6bを有し、該凹部6bの下部が突出部6cであるこ
とで該凹部6bを手動走査時にハンドスキャナ部6を把
持するための指掛け部として利用することで操作性が向
上すると共に手動走査中に指が原稿画像面に触れて画像
読取不良を起こしたり原稿画像面を汚したりすることを
防止出来る。
【0079】また、突出部6cは原稿画像面と略平行な
上向きの平面部6eを有し、該平面部6eに指標23を設
けたことで指標23の視認性及びハンドスキャナ部6の操
作性の向上が両立出来る。
【0080】また、ハンドスキャナ部6を装置本体1か
ら取り外した状態で原稿Dの原稿画像面上を手動走査す
る際の進行方向側のハンドスキャナ部6の側面6aの下
端部に該進行方向に向かって原稿画像面からの離間距離
が大きくなる傾斜面6dを設けたことで、該傾斜面6d
に沿って原稿Dがガイドされ、手動走査時の原稿Dの引
っ掛かりを防止することが出来る。
【0081】また、突出部6cの指標23を設けた平面部
6eの裏側に傾斜面6dを設け、更に該突出部6cと凹
部6bと傾斜面6dとを一部材で構成した場合には構成
の簡素化を図ることが出来る。
【0082】また、ハンドスキャナ部6を装置本体1に
装着した状態で自動搬送される原稿Dの搬送経路をCI
S18のガラス面18aと平行に構成したことで、ハンドス
キャナ部6を装置本体1に装着した状態で原稿Dを自動
搬送して原稿画像を読み取る場合の読取画像の画質の向
上が実現出来る。
【0083】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、画像読取装置を装置本体から取り外した状態
で原稿の原稿画像面上を手動走査する際に進行方向側の
画像読取装置の側面下部の突出部に設けた指標により原
稿画像面に対する画像読取装置の位置合せが容易に且つ
正確に出来、従来のような原稿位置合わせ時の合わせず
らさを解消出来る。
【0084】また、画像読取装置を装置本体から取り外
した状態で原稿の原稿画像面上を手動走査する際の進行
方向側の画像読取装置の側面に凹部を有し、該凹部の下
部が突出部である場合には、凹部を手動走査時に画像読
取装置を把持するための指掛け部として利用すること
で、指の滑りによる操作上の不具合(原稿の皺や汚し
等)を解消することが出来、操作性が向上すると共に手
動走査中に指が原稿画像面に触れて画像読取不良を起こ
したり原稿画像面を汚したりすることを防止出来る。
【0085】また、突出部は原稿画像面と略平行な上向
きの平面部を有し、該平面部に指標を設けた場合には、
指標の視認性及び画像読取装置の操作性の向上が両立出
来る。
【0086】また、画像読取装置を装置本体から取り外
した状態で原稿の原稿画像面上を手動走査する際の進行
方向側の画像読取装置の側面下端部に該進行方向に向か
って原稿画像面からの離間距離が大きくなる傾斜面を設
けた場合には、該傾斜面に沿って原稿がガイドされ、手
動走査時の原稿の引っ掛かりを防止することが出来る。
【0087】また、画像読取装置を装置本体に装着した
状態で原稿を自動搬送する際に傾斜面が原稿の先端のガ
イドとしての働きをするため原稿の引っ掛かりによるジ
ャムや斜行を防止することが出来る。これにより、装置
本体の原稿搬送経路を直線的なストレートパスとして構
成出来、従来のように画像読取部付近で屈曲した原稿搬
送路(屈曲パス)において生じていた原稿の画像読取面
からの浮きによる画質の劣化を解消することが出来る。
【0088】また、突出部の指標を設けた平面部の裏側
に傾斜面を設け、更に該突出部と凹部と傾斜面とを一部
材で構成した場合には構成の簡素化を図ることが出来
る。
【0089】また、画像読取装置を装置本体に装着した
状態で自動搬送される原稿の搬送経路を画像読取手段の
画像読取面と平行に構成した場合には、画像読取装置を
装置本体に装着された状態で原稿を自動搬送して原稿画
像を読み取る場合の読取画像の画質の向上が実現出来
る。
【0090】また、原稿搬送経路が直線的であるので曲
がり難い厚手の原稿も自動搬送により読み取ることが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読取装置の構成を示す斜視説
明図である。
【図2】本発明に係る画像読取装置の構成を示す断面説
明図である。
【図3】本発明に係る画像読取装置が装置本体に装着さ
れた状態での画像読取部の構成を示す部分断面説明図で
ある。
【図4】本発明に係る画像読取装置を装置本体から取り
外した状態で原稿画像面上を手動走査する様子を示す断
面説明図である。
【図5】本発明に係る画像読取装置を装置本体から取り
外した状態で原稿画像面上を手動走査する様子を示す斜
視説明図である。
【図6】本発明に係る画像読取装置を装置本体から取り
外した状態で指標を使って原稿の位置合せを行う様子を
示す斜視図である。
【図7】従来例を説明する図である。
【図8】従来例を説明する図である。
【図9】従来例を説明する図である。
【図10】従来例を説明する図である。
【図11】従来例を説明する図である。
【図12】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
1…ファクシミリ装置本体、2…ASF部、3…記録
部、3a…記録ヘッド、4…ADF部、5…画像読取
部、6…ハンドスキャナ部、6a…側面、6b…凹部、
6c…突出部、6d…傾斜面、6d1,6d2…端部、6e…
平面部、7…操作パネル部、7a…表示部、8…給送ト
レイ、9,10,11…開口部、12…原稿スライダ、13…分
離ローラ、14…摩擦片、14a…支点、14b…バネ、15…
給送ローラ、16…給送コロ、17…板バネ、18…CIS、
18a…ガラス面、19…白基準板、20…従動ローラ、21…
排出ローラ、22…開口部、23…指標、D…原稿

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に対して着脱可能な画像読取装
    置であって、前記装置本体に装着された状態では原稿を
    自動搬送して原稿画像を読み取り、前記装置本体から取
    り外した状態では原稿の原稿画像面上を手動走査可能に
    構成された画像読取装置において、 前記画像読取装置を前記装置本体から取り外した状態で
    原稿の原稿画像面上を手動走査する際の進行方向側の前
    記画像読取装置の側面下部に該側面から突出する突出部
    を有し、該突出部の少なくとも上向きの面に手動走査時
    の原稿位置を合わせる指標を設けたことを特徴とする画
    像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記突出部は前記画像読取装置の手動走
    査方向と直交する方向の全長に亘って形成されたことを
    特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記画像読取装置を前記装置本体から取
    り外した状態で原稿の原稿画像面上を手動走査する際の
    進行方向側の前記画像読取装置の側面に凹部を有し、該
    凹部の下部が前記突出部であることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記画像読取装置を前記装置本体から取
    り外した状態で原稿の原稿画像面上を手動走査する際の
    進行方向側の前記画像読取装置の側面下端部に該進行方
    向に向かって原稿画像面からの離間距離が大きくなる傾
    斜面を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記突出部及び前記凹部及び前記傾斜面
    は一部材で構成されたことを特徴とする請求項4に記載
    の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記突出部は原稿画像面と略平行な上向
    きの平面部を有し、該平面部に前記指標を設けたことを
    特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像読
    取装置。
  7. 【請求項7】 前記画像読取装置は原稿画像面を光学的
    に読み取る画像読取手段を有し、該画像読取手段は原稿
    画像面に対向する位置に透明部材からなる画像読取面を
    有し、 前記傾斜面の端部のうち、前記画像読取手段に近い方が
    該画像読取手段の画像読取面よりも原稿画像面側に突出
    し、前記画像読取手段から遠い方が該画像読取手段の画
    像読取面よりも原稿画像面と反対側に退避する位置に配
    置されたことを特徴とする請求項4に記載の画像読取装
    置。
  8. 【請求項8】 前記画像読取装置を装置本体に装着した
    状態で自動搬送される原稿の搬送経路を前記画像読取手
    段の画像読取面と平行に構成したことを特徴とする請求
    項7に記載の画像読取装置。
  9. 【請求項9】 前記画像読取装置は、手動走査時は原稿
    画像面に接触して該画像読取装置の移動に追従して回転
    する第1回転体を有し、 前記画像読取装置が装着される装置本体側には、 前記第1回転体と圧接すると共に前記画像読取手段の画
    像読取面よりも原稿搬送方向下流側に配置された第2回
    転体と、 前記画像読取手段の画像読取面よりも原稿搬送方向上流
    側に配置され、原稿を挟持して搬送する原稿搬送回転体
    対と、 を有し、 前記第1、第2回転体対の接点部分と、前記原稿搬送回
    転体対の接点部分とを結ぶ直線が前記画像読取手段の画
    像読取面と平行になるように構成したことを特徴とする
    請求項7に記載の画像読取装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003069890A1 (en) * 2002-02-13 2003-08-21 Silverbrook Research Pty. Ltd. Manually operable printer-scanner

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003069890A1 (en) * 2002-02-13 2003-08-21 Silverbrook Research Pty. Ltd. Manually operable printer-scanner
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