JP2001094609A - ダイヤルアップ端末接続システム - Google Patents

ダイヤルアップ端末接続システム

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JP2001094609A
JP2001094609A JP26520399A JP26520399A JP2001094609A JP 2001094609 A JP2001094609 A JP 2001094609A JP 26520399 A JP26520399 A JP 26520399A JP 26520399 A JP26520399 A JP 26520399A JP 2001094609 A JP2001094609 A JP 2001094609A
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JP26520399A
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Hiroshi Nakajima
宏 中嶋
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】VoIPゲートウェイなしにインターネットを
用いたダイヤルアップによる通話を行うことができるダ
イヤルアップ端末接続システムを提供する。 【解決手段】ISDN交換回線網12を用いて相手先に
対して第1の接続要求を送信し、インターネット14に
対する第2の接続要求を行う接続装置1(11)と、接
続装置1(11)からの第1の接続要求を受けたときに
着信処理を行うことなしにインターネット14への第3
の接続要求を行ない、この第3の接続要求が受理された
ときに接続装置1(11)からの第1の接続要求に対し
て接続切断または接続拒否の通知を行う接続装置2(1
5)とを具備し、第2の接続要求により接続装置1(1
1)がインターネット14に接続され、第3の接続要求
により接続装置2(15)がインターネット14に接続
された状態でインターネット14を介した端末間の通話
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダイヤルアップ端末
接続システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は、ISDN回線網をアクセス回
線として使用してインターネットを介して2つの電話の
間で通話を行う場合の従来のネットワーク構成を示して
いる。インターネット104にはアクセスサーバ103
を介してISDN交換回線網102が接続されている。
インターネット104を利用して通話を行う場合、アナ
ログ電話100からの音声データをIPデータグラムに
乗せるためにVoIPアダプタ101が用いられてい
る。VoIPアダプタ101は音声信号を圧縮してデー
タ信号に変え、IPデータグラムにそのデータ信号を載
せてISDN交換回線網102を介してインターネット
104に送る。
【0003】インターネット104から加入者回線交換
網106に接続するときは、インターネット104と加
入者回線交換網106の境界にVoIPゲートウェイ装
置105を設置し、このVoIPゲートウェイ装置10
5が接続先電話107に発信し、当該接続先電話107
との接続が完了した後、IPデータグラムの中の音声デ
ータを音声信号に復号化して、アナログ電話100との
間の通話を可能にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ネットワーク構成では、接続先の電話107に接続する
ためにインターネット104と加入者回線交換網106
との間にVoIPゲートウェイ装置105を設置するこ
とが必要である。したがって、このような装置が設置さ
れていない地域においてはインターネット104経由で
の通話ができない。また、VoIPゲートウェイ装置1
05が設置されていたとしても、この装置にあらかじめ
登録されている発信者のみしか利用できない。
【0005】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、VoIPゲー
トウェイ装置が設置されていなくともネットワークを用
いたダイヤルアップによる通話を行うことができるダイ
ヤルアップ端末接続システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明は、交換回線をアクセス回線として使
用して、通話が必要なときのみに所定のネットワークを
介して一方の端末と他方の端末とを接続して通話を行う
ダイヤルアップ端末接続システムであって、一方の端末
と他方の端末との間で通話を行うにあたって、前記交換
回線を用いて相手先に対して第1の接続要求を送信する
とともに、前記ネットワークに対する第2の接続要求を
行う第1の接続装置と、前記第1の接続装置からの第1
の接続要求を受けたときに着信処理を行うことなしに前
記ネットワークへの第3の接続要求を行ない、この第3
の接続要求が受理されたときに前記第1の接続装置から
の第1の接続要求に対して接続切断または接続拒否の通
知を行う第2の接続装置とを具備し、前記第2の接続要
求により前記第1の接続装置が前記ネットワークに接続
され、前記第3の接続要求により前記第2の接続装置が
前記ネットワークに接続された状態で前記ネットワーク
を介した端末間の通話を行う。
【0007】また、第2の発明は、第1の発明におい
て、前記第2の接続装置が前記ネットワークに接続され
たときに、前記ネットワークから取得したアドレスを含
む情報を、前記接続切断または接続拒否の情報に付加し
て前記第1の接続装置に送信する。
【0008】また、第3の発明は、第1の発明におい
て、前記第1の接続装置からの第1の接続要求を受けた
ときに前記第2の接続装置は、前記第1の接続要求に含
まれる発信者番号と予め登録された番号とを比較し、一
致した場合にのみ前記ネットワークへの第3の接続要求
を行う。
【0009】また、第4の発明は、第1の発明におい
て、前記第2の接続装置からの第3の接続要求が受理さ
れず前記ネットワークとの接続ができない場合、前記第
2の接続装置は、接続切断または接続拒否の通知に前記
ネットワークとの接続が不可であった旨の情報を付加し
て前記第1の接続装置に送信することにより、前記ネッ
トワークとの接続の代わりに前記交換回線を用いて端末
間の通話を行う。
【0010】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施形態の概略を
説明する。まず、第1の態様について図1を参照して説
明する。図1に示すように、アナログ電話10からダイ
アル発信が発生したときに、第1の接続装置としての接
続装置1(11)はISDN交換回線網12をアクセス
回線として、接続先の電話17に接続された第2の接続
装置としての着信側の接続装置2(15)に対して接続
要求(1)を送信する。また、同時にインターネット14
側への接続要求(2)も行う。インターネット14の入り
口の接続装置3(13)は接続要求(2)に対する着信処
理を行い、接続要求(2)に対する応答として、接続可に
ついての通知を接続装置1(11)に対して行う。これ
によって、接続装置1(11)と接続装置3(13)と
の間で回線が接続される。
【0011】一方、着信側の接続装置2(15)は、接
続装置1(11)からの接続要求(1)を受けるがこれに
対する着信処理を行わず、接続切断または接続不可(4)
の通知を接続装置1(11)に対して行うとともに、イ
ンターネット14に接続するために接続装置4(16)
に対して接続要求(3)を行う。接続装置4(16)は着
信処理を行い接続要求(3)に対する応答として接続可に
ついての通知を接続装置2(15)に対して行う。これ
により接続装置2(15)と接続装置4(16)とが接
続される。接続装置2(15)はインターネット14へ
の接続が完了したことに応答して、接続装置1(11)
に対して接続切断または接続拒否(4)の通知を行う。
【0012】接続装置1(11)は、接続装置2(1
5)からの接続切断または接続拒否(4)の通知を受け取
ったことに応答して、アナログ電話10からの音声信号
をIPデータに変換して接続装置3(13)に送信す
る。IPデータはインターネット14を介して接続装置
4(16)に送信された後、接続装置2(15)に到着
する。接続装置2(15)はIPデータを元の音声信号
に変換して接続先の電話17に出力する。この場合はI
SDN交換回線網12を介して接続装置1(11)と接
続装置2(15)とを直接接続してのデータ通信はおこ
なわない。
【0013】上記した実施形態によれば、VoIPゲー
トウェイ装置が設置されていなくともインターネット1
4を用いたダイヤルアップによる通話を行うことができ
るようになる。
【0014】次に第2の態様について図2を参照して説
明する。接続装置のIPアドレスをネットワークから動
的に取得してインターネットへ接続する場合、接続装置
1(11)は、接続装置2(15)のIPアドレスをあ
らかじめ知ることができないので接続要求(1)を送信で
きない。しかし、接続装置2(15)におけるTEL1
のISDN番号は既知なので、接続装置1(11)はこ
のISDN番号を用いて前述と同様に接続要求(1)をI
SDN交換回線網12をアクセス回線として送出する。
【0015】接続装置2(15)はこれを受けて接続装
置4(16)に接続要求(3)を送信することによりイン
ターネット14への接続を行う。接続装置4(16)は
この接続が完了したときに、割当てられたアドレスG1
を接続装置2(15)に対して通知する(4)。接続装置
2(15)はこのアドレスG1を接続切断または接続拒
否の通知(5)に付加して接続装置1(11)に送る。
【0016】接続装置1(11)は、接続先TEL1の
ネットワークアドレスがG1であることを知ることがで
き、インターネット14経由でG1のアドレス宛にパケ
ットを送出する。このパケットは接続装置3(13)、
接続装置4(16)を介して接続装置2(15)に到達
するので接続先の電話17との通話が可能となる。
【0017】上記した実施形態によれば、ネットワーク
アドレスが接続のたびに変更される場合であっても、接
続先のアドレスが通知されるので、通話を行うことが可
能である。
【0018】次に第3の態様について図3を参照して説
明する。接続装置1(11)のISDN番号がTEL1
であった場合、接続要求(1)の発信者番号はTEL1と
なる。第3の態様における接続装置2(15)は、接続
装置1(11)からの接続要求(1)を受けたとき、当該
接続要求(1)の発信者番号が、接続装置2(15)に予
め登録しておいたISDN番号と一致するか否かを登録
TEL番号テーブル15−1を参照して判断し、両者が
一致した場合にのみインターネット14への接続要求
(3)を接続装置4(16)に対して送信する。したがっ
て、接続装置4(16)が、接続装置1(11)からの
パケットであるかのように見せかけた不正なパケットを
他の接続装置11’から受信した場合であっても、接続
装置4(16)から接続装置2(15)への接続はおこ
なわないようにしておけば、接続先の電話17への不正
なアクセスを防止することができる。
【0019】次に第4の態様について図4を参照して説
明する。接続装置2(15)によるインターネット14
への接続要求(3)に対して、接続装置4(16)の回線
がすべて使用中のために接続装置2(15)との接続が
できない場合がある。このような場合には、接続装置2
(15)は接続装置4(16)からの接続不可の通知
(4)により、接続要求(1)に対する応答として、接続可
(5)についての通知を接続装置1(11)に対して行
う。これにより、接続装置1(11)と接続装置2(1
5)との間で回線が接続されるので2つの電話1(1
0),2(17)間の通話はISDN交換回線網12上
を経由して行なわれる。この態様はインターネット接続
が不可の場合に、ISDN交換回線網12をバックアッ
プ回線として利用する例である。
【0020】上記した実施形態によれば、インターネッ
ト14と接続できない場合であっても、ISDN接続を
バックアップ用の回線として使用することで通話を行う
ことができる。
【0021】以下に、上記した実施形態の具体例とし
て、VoIPアダプタを用いて双方向発信を行う場合の
動作シーケンスを図5及び図6を参照して説明する。こ
こでは図5に示すように電話1(10)から電話2
(1)への通信をVoIPアダプタVA1(11’)と
VoIPアダプタVA2(15’)とを用いて行う例を
説明する。
【0022】アナログ電話1(10)からアナログ電話
2(17)への通話を始めるにあたってVoIPアダプ
タVA1(11’)はVoIPアダプタVA2(1
5’)に対して接続要求setupを送信する(図6の
(A))。VoIPアダプタVA2(15’)はこれを
受けると、VoIPアダプタVA2(15’)内のIS
DN番号テーブルにVoIPアダプタVA1(11’)
のISDN番号TEL1が存在するかどうか確認する。
上記ISDN番号テーブルは、接続してよいISDN番
号を予め登録しておくためのものである。TEL1の番
号が存在した場合、VoIPアダプタVA2(15’)
は、VoIPアダプタVA1(11’)に対して切断要
求DISCを送信(図6の(B))するとともに、ルータ2
(16’)に対して接続要求Setupを送信する(図6の
(C))。
【0023】VoIPアダプタVA1(11’)は、V
oIPアダプタVA2(15’)からの切断要求DISCを
受信すると、ルータ1(13’)へ接続要求Setupを送
信して(図6の(D))、ルータ1(13’)との呼の
接続を行う(図6の(E))。
【0024】一方、ルータ2(16’)は、VoIPア
ダプタVA2(15’)からの接続要求setupに基づき
VoIPアダプタVA2(15’)とルータ2(1
6’)の呼の接続をする(図6の(F))。これによ
り、VoIPアダプタVA1(11’)−ルータ1(1
3’)間の呼(G1、G2)と、VoIPアダプタVA
2(15’)−ルータ2(16’)間の呼(G3、G
4)が確立し、インターネット14経由のデータ通信が
接続される。
【0025】VoIPアダプタVA1(11’)はこの
状態で電話1(10)からの音声信号を音声データに変
換し、IPデータグラムに格納して送信し、電話2(1
7)との通話を行う(H1、H2)。
【0026】通話が終了すると、VoIPアダプタVA
1(11’)は呼を切断するためにルータ1(13’)
に切断要求DISCを送信する(図6の(I))。ルータ1
(13’)はこれを受けて呼は切断される(図6の(J
1、J2))。
【0027】一方、ルータ2(16’)とVoIPアダ
プタVA2(15’)は、相手からの通話終了通知を受
けると、ルータ2(16’)へ切断要求DISCを送信し
(図6の(K))、ルータ2(16’)とVoIPアダ
プタVA2(15’)間の呼が切断される(図6の(L
1、L2))。
【0028】次にネットワークからネットワークアドレ
スを取得する場合の動作シーケンスを図5及び図7を参
照して説明する。
【0029】IPアドレスがVoIPアダプタVA1
(11’)あるいはVoIPアダプタVA2(15’)
に予め登録されておらず、接続時にネットワークから動
的に取得して運用する場合は、VoIPアダプタVA1
(11’)がVoIPアダプタVA2(15’)に対し
て接続要求setupを送信し(図7の(A))、VoIP
アダプタVA2(15’)がこれを受けてルータ2(1
6’)との回線接続を行う(図7の(B)〜(E))。
【0030】次に、VoIPアダプタVA2(15’)
とルータ2(16’)の間でPPP(ポイントツウポイ
ント)のプロトコルでリンク接続が行われ(図7の(F
1))、IPCP(インターネットプロトコルコントロ
ールプロトコル)を使用してネットワークアドレスがル
ータ2(16’)からVoIPアダプタVA2(1
5’)に付与される(図7の(F2))。
【0031】VoIPアダプタVA2(15’)は、こ
の付与されたアドレスを切断要求DISCのユーザ・ユーザ
情報要素としてセットしてVoIPアダプタVA1(1
1’)に送る(図7の(G))。VoIPアダプタVA
1(11’)は、この切断要求DISCのメッセージで通知
されたIPアドレスを用いてVoIPアダプタVA2
(15’)に対してIPデータグラムを送信することに
よりインターネット経由でデータ通信(通話)を行う
(図7の(H1)、(H2))。
【0032】もしVoIPアダプタVA2(15’)と
ルータ2(16’)間の接続が失敗した場合には、上記
切断要求DISCのメッセージ(図7の(G))を送信せず
にISDN交換回線網12によりバックアップ接続す
る。この場合、VoIPアダプタVA1(11’)とV
oIPアダプタVA2(15’)間はISDN交換回線
網12で直接接続(図8の(A))されて、ネットワー
クを経由せずに通常の通話状態(図8の(B))とな
る。
【0033】図9は、上記した切断要求DISCメッセージ
の構成を示す図である。
【0034】図10は、上記した接続装置1(VoIP
アダプタ)11の構成を示す図である。図10におい
て、クロック50は装置全体の同期をとるためのクロッ
ク信号を発生する。プロセッサ51はソフトウェア処理
をする処理装置である。不揮発性メモリ52はソフトウ
ェアを格納するメモリである。メモリ53はイーサネッ
トおよびISDNから受信したデータ、およびプログラ
ム変数を記憶するためのメモリである。ISDNコント
ローラ55はISDN網58に対してデータを送受信す
るためのインタフェースである。イーサネットコントロ
ーラ54はイーサネットLAN57に対してデータを送
受信するためのインタフェースである。電話制御/音声
信号データ変換部56はアナログ電話59に対する制御
およびアナログ音声信号をデータへ変換する回路および
データから音声信号に変換する回路である。
【0035】図11は発信側の接続装置の動作を説明す
るためのフローチャートである。まずステップS1にお
いてダイヤル番号を回して電話からダイヤル発信する。
次にステップS2においてダイヤル番号から接続先電話
番号を組み立てて加入者番号を決定する。ステップS3
では接続先電話番号(第1発信先)に接続要求SETUPを
送信して発呼する。次のステップS4では接続に対する
応答から相手がVoIPで接続可能かどうかを判断す
る。ここで接続先がVoIPでの接続が可能でない場合
にはステップS6に進んで通常の音声通話で接続する。
【0036】また、ステップS4の判断において相手が
VoIP対応である場合にはステップS7に進んで、回
線がインターネットへに対してすでに接続中であるかど
うかを判断する。ここで回線が接続中でない場合は、回
線を接続する必要があるので、ステップS8においてあ
らかじめ設定されている第2接続先電話番号を決定する
(第2発信先の加入者番号を決定する)。そして次のス
テップS10において第2発信先へ発呼する。
【0037】ステップS11では第1発信先が接続完了
かどうかをチェックする。ここでYESの場合にはステ
ップS13に進む。ステップS13では第1発信先がす
でに接続されているため、第2発信先の経路は必要ない
ので直ちに発呼を中止して接続を切断する。
【0038】また、ステップS11の判断がNOの場合
にはステップS12に進む。ステップS12では第2発
信先が接続完了したかどうかをチェックする。ここで接
続できない場合にはステップS15に進む。ステップS
15では通話ビジーの処理を行って終了する。
【0039】また、ステップS12で接続完了であると
判断された場合、ステップS13の処理の後、あるいは
ステップS7の判断がYESの場合にはステップS16
の通話処理に進む。ステップS16では第2発信先また
は第1発信先への接続が完了しているので、音声信号を
データに変換して送信する。
【0040】なお、ステップS11で接続完了の場合、
第1接続先をバックアップルートとしてデータ送信に使
用することができる。
【0041】図12は着信側の接続装置の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【0042】まず、ステップS21において着信要求を
受信する。次にステップS22において着信要求から発
番号(発信元番号)を取り出す。次にステップS23に
おいてあらかじめ登録されている発番号(発信元番号)
を取り出す。ステップS24では登録済みの発番号と着
信要求の発番号を比較し、一致したらステップS26に
進み、一致しない場合にはステップS25において着信
を拒否して終了する。
【0043】ステップS26では着信呼を受理し、次の
ステップS27ではあらかじめ登録されている第2発信
先へ発呼する。ここで第2発信先の加入者番号はネット
ワークへの接続先である。次のステップS28では第2
発信先が接続完了かどうかをチェックする。ここで接続
できない場合には終了する。一方、第2発信先との接続
が完了した場合にはステップS29において音声データ
を受信するまで待つ。データを受信したら、次のステッ
プS30において当該音声データを音声信号に復号す
る。そして次のステップS31で復号した音声信号をア
ナログ電話に送出する。送信する音声信号があればデー
タに変換しデータをネットワークに送信する。
【0044】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、VoI
Pゲートウェイ装置が設置されていなくとも、ネットワ
ークを用いたダイヤルアップによる通話を実現すること
が可能になる。
【0045】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明の効果に加えて、ネットワークアド
レスが接続のたびに変更される場合であっても、接続先
のアドレスが通知されるので、通話を行うことが可能で
ある。
【0046】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明の効果に加えて、ネットワーク側か
らアドレスを不正に変更した接続アタックを受けても、
回線は接続しないのでセキュリティに強いという効果が
ある。
【0047】また、請求項4に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明の効果に加えて、ネットワークと接
続できない場合であっても交換回線をバックアップとし
て用いることにより通話を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の概略における第1の態様を
説明するための図である。
【図2】本発明の実施形態の概略における第2の態様を
説明するための図である。
【図3】本発明の実施形態の概略における第3の態様を
説明するための図である。
【図4】本発明の実施形態の概略における第4の態様を
説明するための図である。
【図5】VoIPアダプタを用いた双方向発信を行うと
きのネットワーク構成を示す図である。
【図6】VoIPアダプタを用いて双方向発信を行う場
合の動作シーケンスを説明するための図である。
【図7】ネットワークからネットワークアドレスを取得
する場合の動作シーケンスを説明するための図である。
【図8】VoIPアダプタVA2(15’)とルータ2
(16’)間の接続が失敗した場合の動作シーケンスを
説明するための図である。
【図9】切断要求DISCメッセージの構成を示す図であ
る。
【図10】接続装置1(VoIPアダプタ)11の構成
を示す図である。
【図11】発信側の接続装置の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図12】着信側の接続装置の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図13】インターネットを利用して2つの電話の間で
通話を行う場合の従来のネットワーク構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
10…アナログ電話、 11…接続装置1、 11’…VoIPアダプタ(VA1)、 12…ISDN交換回線網、 13…接続装置3、 13’…ルータ1、 14…インターネット、 15…接続装置2、 15’…VoIPアダプタ(VA2)、 16…接続装置4、 16’…ルータ2、 17…接続先の電話 50…クロック、 51…プロセッサ、 52…不揮発性メモリ、 53…メモリ、 54…イーサネットコントローラ、 55…ISDNコントローラ、 56…電話制御/音声信号データ変換部、 57…イーサネットLAN、 58…ISDN網、 59…アナログ電話。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/42 H04L 11/02 Z 9A001 11/00 303 Fターム(参考) 5K024 AA01 CC01 DD06 GG01 GG03 5K030 GA04 HC01 HD01 HD09 LB03 5K033 AA04 CB08 DA05 5K051 AA05 BB01 CC04 FF17 GG02 GG07 HH01 HH14 HH18 HH19 LL07 5K101 KK00 LL00 LL03 PP03 PP10 QQ11 RR15 RR25 9A001 BB04 CC04 CC07 DD10 JJ25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換回線をアクセス回線として使用し
    て、通話が必要なときのみに所定のネットワークを介し
    て一方の端末と他方の端末とを接続して通話を行うダイ
    ヤルアップ端末接続システムであって、 一方の端末と他方の端末との間で通話を行うにあたっ
    て、前記交換回線を用いて相手先に対して第1の接続要
    求を送信するとともに、前記ネットワークに対する第2
    の接続要求を行う第1の接続装置と、 前記第1の接続装置からの第1の接続要求を受けたとき
    に着信処理を行うことなしに前記ネットワークへの第3
    の接続要求を行ない、この第3の接続要求が受理された
    ときに前記第1の接続装置からの第1の接続要求に対し
    て接続切断または接続拒否の通知を行う第2の接続装置
    と、 を具備し、 前記第2の接続要求により前記第1の接続装置が前記ネ
    ットワークに接続され、前記第3の接続要求により前記
    第2の接続装置が前記ネットワークに接続された状態で
    前記ネットワークを介した端末間の通話を行うようにし
    たことを特徴とするダイヤルアップ端末接続システム。
  2. 【請求項2】 前記第2の接続装置が前記ネットワーク
    に接続されたときに、前記ネットワークから取得したア
    ドレスを含む情報を、前記接続切断または接続拒否の情
    報に付加して前記第1の接続装置に送信するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載のダイヤルアップ端末接
    続システム。
  3. 【請求項3】 前記第2の接続装置は、前記第1の接続
    装置からの第1の接続要求を受けたときに、この第1の
    接続要求に含まれる発信者番号と予め登録された番号と
    を比較し、一致した場合にのみ前記ネットワークへの第
    3の接続要求を行うようにしたことを特徴とする請求項
    1記載のダイヤルアップ端末接続システム。
  4. 【請求項4】 前記第2の接続装置からの第3の接続要
    求が受理されず前記ネットワークとの接続ができない場
    合、前記第2の接続装置は、接続切断または接続拒否の
    通知に前記ネットワークとの接続が不可であった旨の情
    報を付加して前記第1の接続装置に送信することによ
    り、前記ネットワークとの接続の代わりに前記交換回線
    を用いて端末間の通話を行うようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載のダイヤルアップ端末接続システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010536204A (ja) * 2007-08-08 2010-11-25 アルカテル−ルーセント 電話呼をインターネット呼にブリッジする方法、モデム、およびサーバ
JP2012080274A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Brother Ind Ltd 通信装置、通信方法、及び通信プログラム
JP2013034153A (ja) * 2011-08-03 2013-02-14 Toshiba Corp 通信システム、接続装置および運用支援方法

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