JP2001093190A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

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JP2001093190A
JP2001093190A JP26738999A JP26738999A JP2001093190A JP 2001093190 A JP2001093190 A JP 2001093190A JP 26738999 A JP26738999 A JP 26738999A JP 26738999 A JP26738999 A JP 26738999A JP 2001093190 A JP2001093190 A JP 2001093190A
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light beam
dye
anthraquinone
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JP26738999A
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Kazuo Furuyama
和雄 古山
Yoshio Saeki
喜生 佐伯
Takao Okada
隆雄 岡田
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Sony Disc Technology Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の光ディスクを他の光ディスクと目視に
より識別を可能な着色を施しながら、正確な情報信号の
読み出しを可能とする。 【解決手段】 合成樹脂製の基板2の一方の面側に信号
記録部が設けられ、他方の面側から光ビームが照射さ
れ、信号記録部5から反射された光ビームを検出して情
報の読み取りが行われる光ディスク1において、アント
ラキノン系ブルー染料、アントラキノン系バイオレット
染料、ベルリン系黄色蛍光染料が混練された着色剤が添
加された合成樹脂により基板2を形成することにより青
色系の色相を呈するように着色する。この着色は、光デ
ィスク1に入射される630nm〜650nmの波長の
光ビームが60%以上反射するように施される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂製の基板
を用いた光記録媒体に関し、特に、青色系の色相を呈す
るように形成された光記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報信号の記録媒体として、光ビ
ームを用いて情報信号の記録を行い、あるいは記録され
た情報信号の読み出しを行う光ディスクが用いられてい
る。
【0003】この種の光ディスクにあっては、専らオー
ディオ信号を記録したものや、オーディオ信号とともに
ビデオ信号を記録したものが提供されている。さらに、
光ディスクにあっては、コンピュータ等の情報処理装置
の動作を制御するプログラムが記録されたものや、テレ
ビゲームのゲームソフトなどを記録したものが提供され
ている。
【0004】さらにまた、光ディスクにあっては、オー
ディオ信号やビデオ信号、あるいはその他のデータを記
録可能としたものと提供されている。このように、光デ
ィスクは、多様な情報信号の記録媒体として広く用いら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】多様な情報信号の記録
媒体として用いられる光ディスクは、直径及び厚さを共
通にし、外観の形態をほぼ共通にしながら情報信号の記
録フォーマットを異にするものがある。記録フォーマッ
トを異にする光ディスクは、共通の記録及び/又は再生
装置により情報信号の記録及び/又は再生を行うことが
できない。
【0006】直径及び厚さを共通にしながら、記録フォ
ーマットのみを異にする光ディスクを目視により識別す
ことが困難である。この種の光ディスクの識別は、記録
及び/又は再生装置に装着し、光ディスクに記録された
識別信号の検出が行われた後に行われるなどに行われ
る。光ディスクの識別は、記録及び/又は再生装置に装
着されて行われるため、迅速に所望の光ディスクを選択
することができない。
【0007】そこで、多様な種類の光ディスクから特定
の光ディスクを容易に識別するため、このディスクを構
成する基板に特定の着色を施したものが提供されてい
る。
【0008】光ビームの照射によって記録された情報信
号の読み取りを行う光ディスクは、この光ディスクに記
録された情報信号を正確に読み出すためには、光ディス
クに入射される光ビームが一定割合以上の光ビームが反
射されることが要求される。このような条件を満たしな
がら、光ディスクを所望する色彩で着色することが極め
て困難である。
【0009】本発明の目的は、入射される光ビームの反
射率を十分に確保しながら、従来提供されている着色さ
れた光記録媒体との識別を容易に行うことができる光記
録媒体を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、耐光性に優れ、経時
変化によって退色するこなく長期間に亘って一定の色彩
を維持することができる光記録媒体を提供することにあ
る。
【0011】本発明のさらに他の目的は、従来用いられ
ている製造ラインを大きく変更することなく、容易に着
色を施すことができる光記録媒体を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述したような目的を達
成するため、本発明は、合成樹脂製の基板の一方の面側
に信号記録部が設けられ、他方の面側から光ビームが照
射され、信号記録部から反射された光ビームを検出して
信号記録部に記録された情報の読み取りが行われる光記
録媒体において、アンスラキノン系ブルー染料、アンス
ラキノン系バイオレット染料、ペリレン系黄色蛍光染料
が混練された着色剤が添加された合成樹脂により基板を
形成することにより青色系の色相に着色したものであ
る。
【0013】本発明で用いられる着色剤は、分散剤に、
アンスラキノン系ブルー染料1に対し、アンスラキノン
系バイオレット染料を3〜5、ペリレン系黄色蛍光染料
を0.3〜0.8の割合で配合された染料を5重量%〜
10重量%の割合で混合したものである。この着色剤
は、青色系の色相を強調する。
【0014】また、着色剤を0.03重量%〜0.1重
量%の範囲で混入された合成樹脂材料により基板を形成
することにより、光記録媒体に入射される630nm〜
650nmの波長の光ビームを、光記録媒体に記録され
た情報信号を正確に読み出すに足る光量をもって反射さ
せることが可能となる。
【0015】また、本発明に係る光記録媒体は、アンス
ラキノン系ブルー染料1に対し、ジオキサン系顔料を
0.05の割合で配合され、粒子径が30μm以下とさ
れ色素をキシレン系溶剤1リットル中に5g〜10gの
割合で溶解分散させた着色剤を基板の光ビームの入射面
側に塗布して青色系の色相の着色層を設けることによ
り、青色系の光記録媒体として目視される。この光記録
媒体は、光記録媒体に入射される630nm〜650n
mの波長の光ビームを、光記録媒体に記録された情報信
号を正確に読み出すに足る光量をもって反射させること
が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を光ディスクに適用
した例を挙げて説明する。
【0017】本発明が適用された光ディスク1は、図1
に示すように、合成樹脂を成型した第1の基板2を備え
る。この第1の基板2の一方の面側には、この光ディス
ク1に記録される情報信号に対応する微少な凹凸からな
るピットパターン3が形成されている。このピットパタ
ーン3は、第1の基板2を成型する金型装置に装着され
たスタンパに形成されたピットパターンが転写されるこ
とにより形成される。ピットパターン3上には、第1の
基板2の他方の面側である光ビーム入射面側から入射さ
れる光ビームL1を反射させる反射膜4が被着されてい
る。反射膜4は、基板2に入射された光ビームを90%
以上反射させる高反射率を確保できるアルミニウムや銀
などの金属により形成される。このピットパターン3と
反射膜4とにより、信号記録部5が形成される。
【0018】第1の基板2の反射膜4が形成された面側
には、接着層6を介して反射膜4の保護層を兼ねる第2
の基板7が接合されている。第2の基板7の外方に臨む
側の面は、この光ディスク1に記録された情報信号の内
容などが印刷されるレーベル印刷部8とされている。
【0019】なお、第1及び第2の基板2,7は、約
0.6mmの厚さに形成され、互いに貼り合わされて
1.2mmの厚さの光ディスク1を構成する。また、こ
の光ディスク1は、直径が約12cmの大きさに形成さ
れる。
【0020】この光ディスク1は、接着層6に紫外線硬
化型樹脂を用い、第1の基板2と第2の基板7を接合し
て形成される。これら第1及び第2の基板2,7の接合
は、光透過性を有するポリカーボネート樹脂などの合成
樹脂により形成された第2の基板7側から紫外線を照射
し、接着層6を硬化することによって行われる。
【0021】本発明に係る光ディスク1を構成する第1
の基板2は、アンスラキノン系ブルー染料、アンスラキ
ノン系バイオレット染料、ペリレン系黄色蛍光染料が混
練された着色剤が添加されたポリカーボネート樹脂など
の光透過性を有する合成樹脂を射出成型用の金型装置を
用いて成型することによって形成される。
【0022】第1の基板2を構成する合成樹脂材料に添
加される着色剤は、分散媒としてのビヒクルに、アンス
ラキノン系ブルー染料、アンスラキノン系バイオレット
染料及びペリレン系黄色蛍光染料の三種の染料を一定の
割合で混練したものである。
【0023】この着色剤に混練される染料は、アンスラ
キノン系ブルー染料1に対し、アンスラキノン系バイオ
レット染料を3〜5、ペリレン系黄色蛍光染料を0.3
〜0.8の割合で配合される。
【0024】この染料の分散媒として用いられるビヒク
ルとして望ましい基本的な性質としては、着色剤として
の適性、すなわち、安全性、染料の分散安定性、ポンプ
での計量性はもとより、成型する際の温度(約300℃
〜350℃)に耐えられること、さらに第1の基板2を
構成するポリカーボネート樹脂などの合成樹脂材料の分
子量低下を伴わないことは勿論、成型された第1の基板
2の機械的物性、例えば衝撃強度、熱変形温度、クラッ
ク、ブリード等に影響を及ぼさないことである。
【0025】このような理由から、特に、一般に入手が
容易でしかも価格と諸物性の面から可塑剤が推奨でき
る。その他、高沸点のオイルや界面活性剤等が使用でき
る。なお、ビヒクルは一種類、また二種類以上の混合ビ
ヒクルでもよく、何ら制限するものではない。
【0026】可塑剤を例に挙げると、例えば、フタル酸
ジイソデジル(DIDP)、フタル酸トリデシル(DT
DP)等のフタル酸エステル系可塑剤、エポキシ化大豆
油(ESO)、4,5−エポキシシクロヘキサン−1,
2−ジカルボン酸ジ−2−エチルヘキシル(E−P
S)、4,5−エポキシシクロヘキサン−1,2−ジイ
ソデシル(E−PE)、オレイン酸グリシジール、9,
10−エポキシステアリン酸アリル、9,10−エポキ
システアリン酸−2−エチルヘキシル、エポキシ化トー
ル油脂肪酸−2−エチルヘキシル、ビスフェノールAグ
リシジルエーテル等のエポキシ系可塑剤、リン酸トリブ
チル(TBP)、リン酸トリフェチル(TPP)、リン
酸トキシルジフェニル、リン酸トリプロピレングリコー
ル等のリン酸エステル系可塑剤、ステアリン酸プチル
(BS)、アセチルリシノール酸メチル(MAR)、ア
セチルリシノール酸エチル(EAR)等の脂肪酸エステ
ル系可塑剤、トリオクチルトリメリテート、トリメリッ
ト酸エステル、ジペンタエリスリトールエステル、ピロ
メリット酸エステル等の可塑剤、ポリ(プロピレングリ
コール、アジピン酸)エステル、ポリ(1、3−ブタン
ジオール、アジピン酸)エステル、ポリ(プロピレング
リコール、セバシン酸)エステル、ポリ(1、3−ブタ
ンジオール、セバシン酸)エステル、ポリ(プロピレン
グリコール、フタル酸)エステル、ポリ(1、3−ブタ
ンジオール、フタル酸)エステル、ポリ(エチレングリ
コール、アジピン酸)エステル、ポリ(1,6−ヘキサ
ンジオール、アジピン酸)エステル等のポリエステル系
可塑剤が挙げられる。
【0027】また、ビヒクルに分散を容易にしたり保存
安定性を付与するための目的で添加剤を配合することは
有効である。
【0028】ここで用いられる着色剤は、例えばポリエ
ステル系可塑剤に対し、アンスラキノン系ブルー染料、
アンスラキノン系バイオレット染料及びペリレン系黄色
蛍光染料を5重量%〜10重量%の割合で混練して形成
される。染料をポリエステル系可塑剤に混練して着色剤
を形成するには、上記の3種の染料を予備混合した後、
三本ロールにて染料の粒子が0.1μm以下となるよう
に微細化しながら分散する。微細化の程度は、三本ロー
ルの通過回数とクリアランス調整により行われる。この
ように、染料を微細化することにより、粒径の大きな染
料が光ディスクに混入されることにより発生する情報信
号の読み取りエラーの発生を抑えることができる。
【0029】この着色剤は、第1のディスク基板2の主
体となる合成樹脂材料である透明なポリカーボネート樹
脂材料に0.03重量%〜0.1重量%の割合で添加す
る。この割合で着色剤が添加されたポリカーボネート樹
脂などの合成樹脂材料を射出成型機などの成型機を用い
て成型することにより第1の基板2が成型される。
【0030】ここで、上述したような着色剤が添加され
た合成樹脂材料を用いた第1の基板2を備えた光ディス
ク1の製造方法のいくつかを説明する。
【0031】本発明に係る光ディスク1を製造する一つ
の例としては、図2に示すように、上述したようにポリ
エステル系可塑剤に3種の染料を混練した着色剤を用意
し、この着色剤が添加され着色されたポリカーボネート
樹脂のペレットを用意する。
【0032】着色ペレットとともに、情報信号に対応す
る微少な凹凸からなるピットパターンを形成した原盤を
用意し、この原盤に基づいて形成され第1の基板2に形
成されるピットパターンを成型するスタンパを用意す
る。このスタンパを射出成型用の成型機に装着し、この
成型機のホッパに着色ペレットを投入し、射出成型機に
設けたスクリューにより着色ペレットを加熱しながら溶
融する。着色ペレットが溶融されることによって形成さ
れた着色溶融ポリカーボネート樹脂をスタンパが装着さ
れた金型に射出することにより、一方の面にスタンパの
ピットパターンが転写された着色された第1の基板2が
成型される。
【0033】次に、射出成型機により成型された第1の
基板2のピットパターン3が形成された面側にアルミニ
ウムなどの高反射率材料よりなる反射膜4を成膜する。
【0034】第1の基板2の製造と同時に第2の基板7
を光透過性を有する合成樹脂材料である透明なポリカー
ボネート樹脂材料を用いて成型する。第2の基板7の成
型も第1の基板2を成型する射出成型する射出成型機と
同様の射出成型機を用いて成型される。
【0035】なお、第2の基板7も第1の基板と同様に
上述した着色されたポリカーボネート樹脂のペレットを
用いて成型してもよい。
【0036】次に、第1の基板2の反射膜4が成膜され
た面又は第2の基板7の第1の基板2への接合面側に紫
外線硬化型樹脂を被着し接着層6を設け、互いの接合面
側を接着層6を介して突き合わせ、第2の基板7側から
紫外線を照射して接着層6を硬化させることにより、第
1及び第2の基板2,7が接合され、本発明に係る光デ
ィスク1が作成される。
【0037】また、他の方法として、図3に示すよう
に、上述したようにポリエステル系可塑剤にアトラキノ
ン系ブルー染料を混練した着色剤を用意し、この着色剤
が添加され着色されたポリカーボネート樹脂のペレット
を用意するとともに、無着色のポリカーボネート樹脂の
ペレットをそれぞれ用意する。
【0038】これら着色ペレット及び無着色ペレットと
ともに、上述した例と同様に原盤に基づいて形成された
スタンパを用意する。このスタンパを射出成型用の成型
機に装着し、この成型機のホッパに着色ペレットととも
に無着色ペレットを投入する。このとき、着色ペレット
は、このペレットに含有された着色剤が全体のポリカー
ボネート樹脂材料に対し0.1重量%〜0.03重量%
の割合で添加されるようにホッパに投入される。ホッパ
に投入された着色ペレット及び無着色ペレットは、射出
成型機に設けたスクリューにより加熱されながら溶融さ
れることによりこれらを混練して着色溶融ポリカーボネ
ート樹脂を形成し、この溶融樹脂をスタンパが装着され
た金型に射出されることにより、前述と同様の一方の面
にスタンパのピットパターンが転写され着色された第1
の基板2が成型される。
【0039】この第1の基板2は、前述した方法と同様
に形成された第2の基板7と接合されることにより本発
明に係る光ディスク1が作成される。
【0040】さらに、他の方法として、図4に示すよう
に、無着色のポリカーボネート樹脂のペレットが投入さ
れる成型機のホッパに着色用のポリエステル系可塑剤に
アトラキノン系ブルー染料を混練した着色剤を直接投入
し、これらを射出成型機に設けたスクリューにより加熱
されながら溶融して混練し着色溶融ポリカーボネート樹
脂を形成し、この溶融樹脂をスタンパが装着された金型
に射出されることにより、前述と同様の一方の面にスタ
ンパのピットパターンが転写され着色された第1の基板
2が成型される。
【0041】この第1の基板2も、前述した方法と同様
に形成された第2の基板7と接合されることにより本発
明に係る光ディスク1が作成される。
【0042】上述のように構成された着色剤が添加され
たポリカーボネート樹脂を用いて形成された第1の基板
2は、青色系の着色が施されたものとなり、この第1の
基板2を用いて形成した光ディスク1の外観は青色を呈
したものとなる。
【0043】ところで、着色剤に混練される各染料の機
能を説明すると、アンスラキノン系ブルー染料は青色の
発色を促すものであり、アンスラキノン系バイオレット
染料は、光ディスク1に入射される630nm〜650
nmの波長の光ビームL1が反射膜で反射されて戻る光
ビームL2の反射量が所定値となるように機能するもの
である。そして、ペリレン系黄色蛍光染料は、紫外光を
含む光源でこの着色剤が混入された光ディスク1を見る
際、紫外光のエネルギーで400nm〜450nm青色
波長を励起し、この青色波長をアンスラキノン系ブルー
染料及びアンスラキノン系バイオレット染料により発色
する400nm〜450nmの発色波長に加算すること
により、波長の長い赤色系の発色の割合を相対的に低減
して青色発色を増強し、光ディスク12の青色の色相を
強調するように機能する。
【0044】そして、アンスラキノン系ブルー染料1に
対し、アンスラキノン系バイオレット染料を3〜5、ペ
リレン系黄色蛍光染料を0.3〜0.8の割合で配合さ
れた染料を5重量%〜10重量%の割合で混合され着色
剤が0.03重量%〜0.1重量%の範囲で混入された
ポリカーボネート樹脂などの合成樹脂材料により形成さ
れた第1の基板2を光ディスク1は、第1の基板2の信
号記録部5が設けられた面に対向する他方の面である光
ビーム入射面側から光ビームL1が入射されると、この
光ビームL1は第1の基板2内を透過し、90%以上の
高反射率を有する反射膜4により反射されて反射光ビー
ムL2となって光ビーム入射面側に戻るとき、入射光ビ
ームL1の60%以上を反射光ビームL2として透過させ
る。
【0045】すなわち、本発明に係る光ディスク1は、
上述したような3種の染料を混練した着色剤を含む合成
樹脂材料により第1の基板2を形成することにより、赤
色系の発色の割合を相対的に低減され青色発色が増強さ
れた色相を呈しながら、630nm〜800nmの波長
の光ビームを60%以上反射させることを可能となす。
【0046】したがって、本発明に係る光ディスク1
は、青色系の着色を認識することにより他の光ディスク
との識別を目視により容易に行うことを可能としなが
ら、十分な光強度で情報信号の読み取りを行うことが可
能となり、再生特性の劣化を防止し、高精度に情報信号
の読み出しを行うことができる。
【0047】なお、第1の基板2のみならず、第2の基
板7も第1の基板2と同様に上述したような着色剤を添
加したポリカーボネート樹脂などの合成樹脂材料により
形成してもよい。第1及び第2の基板2,7の双方に青
色系の着色を施すことにより、青色系の色相を一層強調
するものとすることができ、他の光ディスクとの識別を
目視により一層容易に行うことができる。
【0048】上述した光ディスクは、互いに貼り合わせ
られる第1の基板側にのみ情報信号を記録するようにし
ているが、信号記録部を2層に設け、一方の面側から光
ビームL1を入射して各記録部に記録された情報信号を
読み出すようにした光ディスクにも適用することができ
る。
【0049】信号記録部を2層に設けた光ディスク11
は、図5に示すように、合成樹脂を成型した第1の基板
12及び第2の基板13を備える。第1及び第2の基板
12,13の一方の面側には、この光ディスク11に記
録される情報信号に対応する微少な凹凸からなるピット
パターン14,15がそれぞれ形成されている。各ピッ
トパターン14,15は、第1及び第2の基板12,1
3を成型する金型装置に装着されたスタンパに形成され
たピットパターンが転写されることにより形成される。
第1及び第2の基板12,13のピットパターン14,
15には、第2の基板13の他方の面側である光ビーム
の入射面側から入射される光ビームL1を反射させる第
1及び第2の反射膜16,17がそれぞれ被着されてい
る。第2の基板13側に形成される第2の反射膜17
は、光ビームの入射面側から入射される光ビームL1
所定量反射させながら所定量を第1の反射膜16側に透
過させるように半透過反射膜として形成される。一方、
第1の反射膜15は、第2の反射膜17を透過して照射
される光ビームL1を90%以上反射させる高反射率を
確保できるアルミニウムや銀などの金属により形成され
る。そして、各ピットパターン14,15と各反射膜1
6,17とにより第1及び第2の信号記録部18,19
が形成される。第1及び第2の基板12,13は、第1
及び第2の反射膜16,17が形成された面側を接合面
として接着層20を介して接合され、1枚の光ディスク
11を構成する。
【0050】このように第1及び第2の基板12,13
を接合して形成された光ディスク11は、図5に示すよ
うに、反射膜17を半透過反射膜として形成された第2
の基板13側を光ビームの入射面として各信号記録部1
8,19に記録された情報信号の読み出しが行われる片
面読み出し型として構成される。光ビームの入射面とな
らない第1の基板12の表面は、この光ディスク11に
記録された情報信号の内容などが印刷されるレーベル印
刷部21とされる。
【0051】なお、この光ディスク11の第1及び第2
の基板12,13も、約0.6mmの厚さに形成され、
互いに貼り合わされて1.2mmの厚さの光ディスク1
1を構成する。また、この光ディスク11は、直径が約
12cmの大きさに形成される。
【0052】この光ディスク11においては、第1及び
第2の信号記録部18,19に記録された情報信号を読
み取る光ビームL1が入射される第2の基板13を前述
した光ディスク1の第1の基板2と同様に、アンスラキ
ノン系ブルー染料1に対し、アンスラキノン系バイオレ
ット染料を3〜5、ペリレン系黄色蛍光染料を0.3〜
0.8の割合で配合された染料を5重量%〜10重量%
の割合で混合した着色剤が0.03重量%〜0.1重量
%の範囲で添加されたポリカーボネート樹脂などの合成
樹脂材料により形成する。
【0053】第2の基板13をこのように形成すること
により、この基板13を用いて形成した光ディスク11
も、赤色系の発色の割合を相対的に低減され青色発色が
増強された色相を呈したものとなる。
【0054】信号記録部を2層に設けられながら片面読
み出し型として形成された光ディスク11にあっては、
半透過反射膜として形成された第2の反射膜17から反
射される光ビームL2がこの光ディスク11に入射され
る630nm〜650nmの波長の光ビームL1の少な
くとも60%以上を戻りの光ビームL2として反射させ
るように、第2の基板13を形成する合成樹脂材料に添
加される着色剤の添加量が5重量%〜10重量%の範囲
で調製される。
【0055】この光ディスク11においても、赤色系の
発色の割合を相対的に低減され青色発色が増強された色
相を呈しながら、630nm〜800nmの波長の光ビ
ームを60%以上反射させることを可能となし、青色の
着色を認識することにより他の光ディスクとの識別を目
視により容易に行うことを可能としながら、十分な光強
度で情報信号の読み取りを行うことが可能となり、再生
特性の劣化を防止し、高精度に情報信号の読み出しを行
うことができる。
【0056】この光ディスク11においても、第2の基
板13のみならず、第1の基板12も第2の基板13と
同様に上述したような着色剤を添加したポリカーボネー
ト樹脂などの合成樹脂材料により形成してもよい。第1
及び第2の基板12,13の双方に青色系の着色を施す
ことにより、青色系の色相を一層強調するものとするこ
とができ、他の光ディスクとの識別を目視により一層容
易に行うことができる。
【0057】さらに、本発明は、互いに貼り合わせられ
る第1及び第2の基板それぞれに情報信号を記録し、各
基板側から情報信号の読み出しを行う両面読み出し型の
光ディスクにも適用することができる。
【0058】この光ディスク31は、図6に示すよう
に、合成樹脂を成型した第1の基板32及び第2の基板
33を備える。第1及び第2の基板32,33の一方の
面側には、この光ディスク31に記録される情報信号に
対応する微少な凹凸からなるピットパターン34,35
がそれぞれ形成されている。各ピットパターン34,3
5は、第1及び第2の基板32,33を成型する金型装
置に装着されたスタンパに形成されたピットパターンが
転写されることにより形成される。第1及び第2の基板
32,33のピットパターン34,35には、第1及び
第2の基板32,33の他方の面側である光ビームの入
射面側から入射される光ビームL1を反射させる反射膜
36,37がそれぞれ被着されている。反射膜36,3
7は、各基板32,33に入射された光ビームL1を9
0%以上反射させる高反射率を確保できるアルミニウム
や銀などの金属により形成される。このピットパターン
34,35と反射膜36,37とにより信号記録部3
8,39が形成される。第1及び第2の基板32,33
は、反射膜36,37が形成された面側を接合面として
接着層40を介して接合され、1枚の光ディスク31を
構成する。
【0059】このように第1及び第2の基板32,33
を信号記録部38,39が形成された面側を接合面とし
て接合して形成された光ディスク31は、両面からそれ
ぞれ情報信号の読み出しが行われる両面読み出し型とし
て構成される。
【0060】なお、この光ディスク31の第1及び第2
の基板32,33も、約0.6mmの厚さに形成され、
互いに貼り合わされて1.2mmの厚さの光ディスク3
1を構成する。また、この光ディスク31は、直径が約
12cmの大きさに形成される。
【0061】この光ディスク31にあっては、光ビーム
の入射面となる第1及び第2の基板32,33の双方を
前述した光ディスク1の第1の基板2と同様に、アンス
ラキノン系ブルー染料1に対し、アンスラキノン系バイ
オレット染料を3〜5、ペリレン系黄色蛍光染料を0.
3〜0.8の割合で配合された染料を5重量%〜10重
量%の割合で混合した着色剤が0.03重量%〜0.1
重量%の範囲で添加されたポリカーボネート樹脂などの
合成樹脂材料により形成する。
【0062】このように形成された光ディスク31も、
赤色系の発色の割合を相対的に低減され青色発色が増強
された色相を呈したものとなり、青色の着色を認識する
ことにより他の光ディスクとの識別を目視により容易に
行うことを可能する。また、第1及び第2の基板32,
33のいずれに設けられた信号記録部38,39に記録
された情報信号を読み出す場合にも。630nm〜80
0nmの波長の光ビームを60%以上反射させることを
可能となし、十分な光強度で情報信号の読み取って再生
特性の劣化を防止し、高精度に情報信号の読み出しを行
うことができる。
【0063】さらに本発明は、図7に示すように、1枚
の基板を用いて形成した光ディスクにも適用することが
できる。
【0064】この光ディスク51は、合成樹脂を成型し
た厚さを約1.2mmとなす基板52を備える。この基
板52の一方の面側には、この光ディスク51に記録さ
れる情報信号に対応する微少な凹凸からなるピットパタ
ーン53が形成されている。このピットパターン53上
には、基板52の他方の面側である光ビーム入射面側か
ら入射される光ビームL1を反射させる反射膜54が被
着されている。反射膜54は、基板52に入射された光
ビームを90%以上反射させる高反射率を確保できるア
ルミニウムや銀などの金属により形成される。このピッ
トパターン53と反射膜54とにより、信号記録部55
が形成される。
【0065】基板52の反射膜54が形成された面側に
は、基板52を構成する合成樹脂と同様のポリカーボネ
ート樹脂などの合成樹脂の保護膜56が成膜されててい
る。この光ディスク51の保護膜56が成膜された面側
は、この光ディスク51に記録された情報信号の内容な
どが印刷されるレーベル印刷部57とされている。
【0066】この光ディスク51にあっては、基板52
を前述した光ディスク1の第1の基板2と同様に、アン
スラキノン系ブルー染料1に対し、アンスラキノン系バ
イオレット染料を3〜5、ペリレン系黄色蛍光染料を
0.3〜0.8の割合で配合された染料を5重量%〜1
0重量%の割合で混合した着色剤が0.03重量%〜
0.1重量%の範囲で添加されたポリカーボネート樹脂
などの合成樹脂材料により形成する。
【0067】この光ディスク51においても、赤色系の
発色の割合を相対的に低減され青色発色が増強された色
相を呈しながら、630nm〜800nmの波長の光ビ
ームを60%以上反射させることを可能となし、青色の
着色を認識することにより他の光ディスクとの識別を目
視により容易に行うことを可能としながら、十分な光強
度で情報信号の読み取りを行うことが可能となり、再生
特性の劣化を防止し、高精度に情報信号の読み出しを行
うことができる。
【0068】1枚の基板52を用いて形成した光ディス
ク51にあっては、図8に示すように、基板52の光ビ
ームの入射面となる面側に青色系の色相を呈する着色層
58を形成するようにしてもよい。この着色層58は、
アンスラキノン系ブルー染料1に対し、ジオキサン系顔
料を0.05の割合で配合され、粒子径が30μm以下
とされ色素をキシレン系溶剤1リットル中に5g〜10
gの割合で溶解分散させた着色剤を基板52の光ビーム
の入射面側に塗布して形成される。
【0069】このような着色層58を形成した光ディス
ク51においても、青色系の色彩に着色された着色層5
8を有することにより、この色彩を認識することにより
他の光ディスクとの識別を目視により容易に行うことが
でき、630nm〜800nmの波長の光ビームを60
%以上反射させることにより、十分な光強度で情報信号
の読み取りを行うことが可能となる。
【0070】上述した説明では、本発明を光ディスクに
適用した例を挙げて説明したが、その他の光ビームを用
いて情報信号の記録又は再生が行われる光記録媒体に広
く適用し、上述した各光ディスクに適用した場合と同様
の利点を得ることができる。
【0071】
【発明の効果】上述したように、本発明に係る光記録媒
体は、青色系に着色され、この光記録媒体に入射される
630nm〜650nmの波長の光ビームの60%以上
を反射可能としていているので、媒体の色相を認識する
ことにより、他の光ディスクとの識別を目視により容易
に行うことができることに加え、十分な光強度で情報信
号の読み取りを行うことが可能となり、再生特性の劣化
を防止し、高精度に情報信号の読み出しを行うことがで
きる。
【0072】特に、本発明に用いられる着色剤は、赤色
系の発色の割合を相対的に低減して青色発色を増強する
ので、従来光記録媒体に用いられていていない青色が一
層強調されたものとなり、他の光記録媒体と識別が一層
容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスクの一例を示す断面図で
ある。
【図2】本発明に係る光ディスクを製造する工程を説明
する図である。
【図3】本発明に係る光ディスクを製造する工程の他の
例を説明する図である。
【図4】本発明に係る光ディスクを製造する工程のさら
に他の例を説明する図である。
【図5】本発明に係る光ディスクの他の例を示す断面図
である。
【図6】本発明に係る光ディスクのさらに他の例を示す
断面図である。
【図7】本発明に係る光ディスクのさらに他の例を示す
断面図である。
【図8】本発明に係る光ディスクのさらに他の例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 光ディスク、 2 第1の基板、 4 反射膜、
5 信号記録部、 7第2の基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 隆雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 株式 会社ソニー・ディスクテクノロジー内 Fターム(参考) 5D029 KA01 KA26 NA17 PA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の基板の一方の面側に信号記
    録部が設けられ、他方の面側から光ビームが照射され、
    上記信号記録部から反射された光ビームを検出して上記
    信号記録部に記録された情報の読み取りが行われる光記
    録媒体において、 上記基板は、アンスラキノン系ブルー染料、アンスラキ
    ノン系バイオレット染料、ペリレン系黄色蛍光染料が混
    練された着色剤が添加された合成樹脂により形成され、
    青色系の色相に着色されてなる光記録媒体。
  2. 【請求項2】 上記着色剤は、分散剤に、アンスラキノ
    ン系ブルー染料1に対し、アンスラキノン系バイオレッ
    ト染料を3〜5、ペリレン系黄色蛍光染料を0.3〜
    0.8の割合で配合された染料を5重量%〜10重量%
    の割合で混合されたことを特徴とする請求項1記載の光
    記録媒体。
  3. 【請求項3】 上記基板は、上記着色剤が0.03重量
    %〜0.1重量%の範囲で混入された合成樹脂材料によ
    り形成されたことを特徴とする請求項2記載の光記録媒
    体。
  4. 【請求項4】 合成樹脂製の基板の一方の面側に信号記
    録部が設けられ、他方の面側から光ビームが照射され、
    上記信号記録部から反射された光ビームを検出して上記
    信号記録部に記録された情報の読み取りが行われる光記
    録媒体において、 アンスラキノン系ブルー染料1に対し、ジオキサン系顔
    料を0.05の割合で配合され、粒子径が30μm以下
    とされ色素をキシレン系溶剤1リットル中に5g〜10
    gの割合で溶解分散させた着色剤を上記基板の上記光ビ
    ームの入射面側に塗布して青色系の色相の着色層が設け
    られてなる光記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6991889B2 (en) 2001-03-14 2006-01-31 General Electric Company Limited play data storage media and method for limiting access to data thereon
US7202292B2 (en) 2003-07-15 2007-04-10 General Electric Company Colored polymeric resin composition with 1,8-diaminoanthraquinone derivative, article made therefrom, and method for making the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6991889B2 (en) 2001-03-14 2006-01-31 General Electric Company Limited play data storage media and method for limiting access to data thereon
US7202292B2 (en) 2003-07-15 2007-04-10 General Electric Company Colored polymeric resin composition with 1,8-diaminoanthraquinone derivative, article made therefrom, and method for making the same

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