JP2000195100A - 光ディスク - Google Patents
光ディスクInfo
- Publication number
- JP2000195100A JP2000195100A JP10374101A JP37410198A JP2000195100A JP 2000195100 A JP2000195100 A JP 2000195100A JP 10374101 A JP10374101 A JP 10374101A JP 37410198 A JP37410198 A JP 37410198A JP 2000195100 A JP2000195100 A JP 2000195100A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- wavelength region
- light transmittance
- substrate
- disk substrate
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 着色を施した光ディスクにおいて、短波長レ
ーザ光で読み取り可能とする。また、紫外線硬化樹脂を
貼り合わせ用接着剤として使用可能とする。 【解決手段】 少なくとも読み取り側のディスク基板を
染料により着色する。このとき、630nm〜800n
mの波長領域における光透過率が80%以上、600n
m以下の波長領域における光透過率が30%以下となる
ように設定する。これにより、高密度ディスクとして短
波長レーザ光で再生する場合にも、十分に情報信号の読
み取りが可能となる。また、複数のディスク基板を貼り
合わせた光ディスクの場合、読み取り側、あるいはこれ
とは反対側のディスク基板の少なくとも一方の340n
m〜400nmの波長領域における光透過率を4%以上
とする。
ーザ光で読み取り可能とする。また、紫外線硬化樹脂を
貼り合わせ用接着剤として使用可能とする。 【解決手段】 少なくとも読み取り側のディスク基板を
染料により着色する。このとき、630nm〜800n
mの波長領域における光透過率が80%以上、600n
m以下の波長領域における光透過率が30%以下となる
ように設定する。これにより、高密度ディスクとして短
波長レーザ光で再生する場合にも、十分に情報信号の読
み取りが可能となる。また、複数のディスク基板を貼り
合わせた光ディスクの場合、読み取り側、あるいはこれ
とは反対側のディスク基板の少なくとも一方の340n
m〜400nmの波長領域における光透過率を4%以上
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板が着色された
光ディスクに関するものであり、特に、高記憶容量化に
対応可能な新規な着色光ディスクに関する。
光ディスクに関するものであり、特に、高記憶容量化に
対応可能な新規な着色光ディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばレーザ光によって情報の再生を行
う光ディスクの分野において、情報の読み取り側に配さ
れるディスク基板には透明プラスチック基板を用いるの
が一般的であり、例えばポリカーボネート基板が広く用
いられている。
う光ディスクの分野において、情報の読み取り側に配さ
れるディスク基板には透明プラスチック基板を用いるの
が一般的であり、例えばポリカーボネート基板が広く用
いられている。
【0003】近年、光ディスクの種類も多様化してお
り、上記ディスク基板を着色することで外見上の差別化
を図ろうという考えが提案されており、例えば特開平2
−33742号公報には、レーザ光の透過を妨害しない
染料を組み合わせて黒色に着色した光ディスク基板が開
示されている。
り、上記ディスク基板を着色することで外見上の差別化
を図ろうという考えが提案されており、例えば特開平2
−33742号公報には、レーザ光の透過を妨害しない
染料を組み合わせて黒色に着色した光ディスク基板が開
示されている。
【0004】この光ディスク基板は、770〜850n
mの波長の光透過率が80%以上であり、かかる波長域
のレーザ光を用いる限り情報の再生に支障をきたすこと
はない。
mの波長の光透過率が80%以上であり、かかる波長域
のレーザ光を用いる限り情報の再生に支障をきたすこと
はない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光ディスク
の分野における高記録密度化は目覚ましいものがあり、
従来のデジタルオーディオディスク(いわゆるCD)よ
りも遙かに記録容量の大きなデジタルビデオディスク
(DVD)等も開発され、実用化されている。
の分野における高記録密度化は目覚ましいものがあり、
従来のデジタルオーディオディスク(いわゆるCD)よ
りも遙かに記録容量の大きなデジタルビデオディスク
(DVD)等も開発され、実用化されている。
【0006】上記DVDにおいては、情報の読み取りに
より短波長のレーザ光を使用する必要がある。そのた
め、従来提案されている黒色ディスクでは、再生レーザ
光の波長域で十分な光透過率が得られないという問題が
生ずる。
より短波長のレーザ光を使用する必要がある。そのた
め、従来提案されている黒色ディスクでは、再生レーザ
光の波長域で十分な光透過率が得られないという問題が
生ずる。
【0007】また、DVDのような高密度ディスクで
は、2枚のディスク基板を貼り合わせた貼り合わせディ
スクを使用することがあり、この場合、貼り合わせ用の
接着剤を必要とする。
は、2枚のディスク基板を貼り合わせた貼り合わせディ
スクを使用することがあり、この場合、貼り合わせ用の
接着剤を必要とする。
【0008】貼り合わせ接着方法の一つとして、紫外線
硬化樹脂を使用する方法が挙げられるが、紫外線硬化樹
脂は2枚のディスク基板の中間に塗布されるため、これ
らディスク基板は外部より照射される紫外光を十分に透
過する必要がある。
硬化樹脂を使用する方法が挙げられるが、紫外線硬化樹
脂は2枚のディスク基板の中間に塗布されるため、これ
らディスク基板は外部より照射される紫外光を十分に透
過する必要がある。
【0009】しかしながら、上記従来の黒色ディスク
は、紫外波長域に必ずしも十分な透過率を有しておら
ず、紫外線硬化樹脂の硬化が不十分なものとなるという
問題もある。
は、紫外波長域に必ずしも十分な透過率を有しておら
ず、紫外線硬化樹脂の硬化が不十分なものとなるという
問題もある。
【0010】本発明は、かかる従来の実情に鑑みて提案
されたものであり、短波長レーザ光でも読み取り可能な
着色ディスクを提供することを目的とする。
されたものであり、短波長レーザ光でも読み取り可能な
着色ディスクを提供することを目的とする。
【0011】さらに本発明は、紫外線硬化樹脂を貼り合
わせ用接着剤として使用可能な光ディスクを提供するこ
とを目的とする。
わせ用接着剤として使用可能な光ディスクを提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の光ディスクは、少なくとも読み取り側のデ
ィスク基板が染料により着色されてなり、当該ディスク
基板は、630nm〜800nmの波長領域における光
透過率が80%以上であり、600nm以下の波長領域
における光透過率が30%以下であることを特徴とする
ものである。
め、本発明の光ディスクは、少なくとも読み取り側のデ
ィスク基板が染料により着色されてなり、当該ディスク
基板は、630nm〜800nmの波長領域における光
透過率が80%以上であり、600nm以下の波長領域
における光透過率が30%以下であることを特徴とする
ものである。
【0013】630nm〜800nmの波長領域におけ
る光透過率を80%以上とすることで、例えばDVDの
ような高密度ディスクとし、短波長レーザ光で再生する
場合にも、十分に情報信号の読み取りが可能となる。
る光透過率を80%以上とすることで、例えばDVDの
ような高密度ディスクとし、短波長レーザ光で再生する
場合にも、十分に情報信号の読み取りが可能となる。
【0014】また、本発明においては、複数のディスク
基板を貼り合わせてなる光ディスクの場合、読み取り
側、あるいはこれとは反対側のディスク基板の少なくと
も一方が、340nm〜400nmの波長領域における
光透過率が4%以上であることを特徴とする。
基板を貼り合わせてなる光ディスクの場合、読み取り
側、あるいはこれとは反対側のディスク基板の少なくと
も一方が、340nm〜400nmの波長領域における
光透過率が4%以上であることを特徴とする。
【0015】340nm〜400nmの波長領域におけ
る光透過率を4%以上とすることにより、紫外線硬化樹
脂を貼り合わせ用接着剤として使用可能になる。
る光透過率を4%以上とすることにより、紫外線硬化樹
脂を貼り合わせ用接着剤として使用可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した光ディス
クについて、図面を参照しながら詳細に説明する。
クについて、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】本発明の光ディスクは、基本的には、例え
ば図1に示すように、プラスチックよりなるディスク基
板1の上に反射膜2及び保護膜3を順次成膜してなるも
のである。
ば図1に示すように、プラスチックよりなるディスク基
板1の上に反射膜2及び保護膜3を順次成膜してなるも
のである。
【0018】上記ディスク基板1には、情報信号に応じ
て凹凸ピット等が形成されており、したがって、このデ
ィスク基板1側からレーザ光等の読み取り光を照射し
て、これら情報信号を読み取るように構成されている。
て凹凸ピット等が形成されており、したがって、このデ
ィスク基板1側からレーザ光等の読み取り光を照射し
て、これら情報信号を読み取るように構成されている。
【0019】ここで、上記ディスク基板1は、染料によ
り着色された着色ディスク基板とされており、外観上、
通常の光ディスクと明瞭に識別可能とされている。
り着色された着色ディスク基板とされており、外観上、
通常の光ディスクと明瞭に識別可能とされている。
【0020】ただし、例えば染料の種類、配合、添加量
等をコントロールすることにより、光の吸収域が特定の
波長域となるように設定されている。具体的には、63
0nm〜800nmの波長領域における光透過率が80
%以上であり、600nm以下の波長領域における光透
過率が30%以下である。
等をコントロールすることにより、光の吸収域が特定の
波長域となるように設定されている。具体的には、63
0nm〜800nmの波長領域における光透過率が80
%以上であり、600nm以下の波長領域における光透
過率が30%以下である。
【0021】630nm〜800nmの波長領域におけ
る光透過率を80%以上とすることにより、例えばDV
Dのような高密度ディスクとし、短波長レーザ光で再生
する場合にも、十分に情報信号の読み取りが可能であ
る。また、600nm以下の波長領域における光透過率
を30%以下とすることにより、黒色に近い色調を得る
ことができる。
る光透過率を80%以上とすることにより、例えばDV
Dのような高密度ディスクとし、短波長レーザ光で再生
する場合にも、十分に情報信号の読み取りが可能であ
る。また、600nm以下の波長領域における光透過率
を30%以下とすることにより、黒色に近い色調を得る
ことができる。
【0022】図2は、ダミー基板を用いた例である。す
なわち、この例の光ディスクでは、反射膜2を形成した
着色ディスク基板1上に、紫外線硬化樹脂層4を介して
ダミー基板5が貼り合わされている。
なわち、この例の光ディスクでは、反射膜2を形成した
着色ディスク基板1上に、紫外線硬化樹脂層4を介して
ダミー基板5が貼り合わされている。
【0023】ダミー基板5は、透明基板であってもよい
し着色基板であってもよいが、これを透明基板とすれ
ば、このダミー基板5側から紫外線を照射することによ
り紫外線硬化樹脂層4を速やかに硬化することができ
る。
し着色基板であってもよいが、これを透明基板とすれ
ば、このダミー基板5側から紫外線を照射することによ
り紫外線硬化樹脂層4を速やかに硬化することができ
る。
【0024】この場合、着色ディスク基板1は、先の図
1の例と同様、630nm〜800nmの波長領域にお
ける光透過率を80%以上、600nm以下の波長領域
における光透過率を30%以下とすればよい。
1の例と同様、630nm〜800nmの波長領域にお
ける光透過率を80%以上、600nm以下の波長領域
における光透過率を30%以下とすればよい。
【0025】また、上記ダミー基板5を着色基板とする
場合には、上記着色ディスク基板1と同色、他色とする
ことができるが、紫外線硬化樹脂層4を硬化することを
考慮して、ダミー基板5、着色ディスク基板1の少なく
ともいずれか一方がある程度紫外線を透過するように設
定することが好ましい。
場合には、上記着色ディスク基板1と同色、他色とする
ことができるが、紫外線硬化樹脂層4を硬化することを
考慮して、ダミー基板5、着色ディスク基板1の少なく
ともいずれか一方がある程度紫外線を透過するように設
定することが好ましい。
【0026】例えば、着色ディスク基板1の630nm
〜800nmの波長領域における光透過率を80%以
上、600nm以下の波長領域における光透過率を30
%以下とし、ダミー基板5の340nm〜400nmの
波長領域における光透過率を4〜30%とする。紫外線
硬化樹脂層4を硬化する際には、ダミー基板5側から紫
外線を照射する。
〜800nmの波長領域における光透過率を80%以
上、600nm以下の波長領域における光透過率を30
%以下とし、ダミー基板5の340nm〜400nmの
波長領域における光透過率を4〜30%とする。紫外線
硬化樹脂層4を硬化する際には、ダミー基板5側から紫
外線を照射する。
【0027】あるいは、着色ディスク基板1の630n
m〜800nmの波長領域における光透過率を80%以
上、600nm〜500nmの波長領域における光透過
率を30%以下(好ましくは10%以下)、340nm
〜400nmの波長領域における光透過率を4〜30%
とする。紫外線硬化樹脂層4を硬化する際には、着色デ
ィスク基板1側から紫外線を照射する。この場合、ダミ
ー基板5には任意の着色を施すことが可能であるが、反
射膜2は、ある程度紫外線を透過する半透明膜とする必
要がある。
m〜800nmの波長領域における光透過率を80%以
上、600nm〜500nmの波長領域における光透過
率を30%以下(好ましくは10%以下)、340nm
〜400nmの波長領域における光透過率を4〜30%
とする。紫外線硬化樹脂層4を硬化する際には、着色デ
ィスク基板1側から紫外線を照射する。この場合、ダミ
ー基板5には任意の着色を施すことが可能であるが、反
射膜2は、ある程度紫外線を透過する半透明膜とする必
要がある。
【0028】さらには、着色ディスク基板1の630n
m〜800nmの波長領域における光透過率を80%以
上、600nm〜500nmの波長領域における光透過
率を30%以下、340nm〜400nmの波長領域に
おける光透過率を4〜30%とし、ダミー基板5の34
0nm〜400nmの波長領域における光透過率を4〜
30%とすることも可能である。
m〜800nmの波長領域における光透過率を80%以
上、600nm〜500nmの波長領域における光透過
率を30%以下、340nm〜400nmの波長領域に
おける光透過率を4〜30%とし、ダミー基板5の34
0nm〜400nmの波長領域における光透過率を4〜
30%とすることも可能である。
【0029】図3は、記録面を2層有する光ディスクの
例である。
例である。
【0030】この光ディスクは、第1の反射膜12が成
膜された第1のディスク基板11と、第2の反射膜14
が成膜された第2のディスク基板13とを紫外線硬化樹
脂層15を介して貼り合わせたものである。
膜された第1のディスク基板11と、第2の反射膜14
が成膜された第2のディスク基板13とを紫外線硬化樹
脂層15を介して貼り合わせたものである。
【0031】情報信号の読み取りは、例えば第1のディ
スク基板11側から行われ、したがって第1の反射膜1
2は半透過型の反射膜、第2の反射膜14はAl等の反
射率の高い金属材料からなる金属反射膜とされる。第1
のディスク基板11は着色ディスク基板である。
スク基板11側から行われ、したがって第1の反射膜1
2は半透過型の反射膜、第2の反射膜14はAl等の反
射率の高い金属材料からなる金属反射膜とされる。第1
のディスク基板11は着色ディスク基板である。
【0032】この場合、第2の反射膜14側、すなわち
第2のディスク基板13側から紫外線を照射しても、前
記第2の反射膜14によって大部分が反射されてしま
い、紫外線硬化樹脂層15を硬化することはできない。
第2のディスク基板13側から紫外線を照射しても、前
記第2の反射膜14によって大部分が反射されてしま
い、紫外線硬化樹脂層15を硬化することはできない。
【0033】そこで、上記第1のディスク基板11の6
30nm〜800nmの波長領域における光透過率を8
0%以上、600nm〜500nmの波長領域における
光透過率を30%以下(好ましくは10%以下)、34
0nm〜400nmの波長領域における光透過率を4〜
30%とする。
30nm〜800nmの波長領域における光透過率を8
0%以上、600nm〜500nmの波長領域における
光透過率を30%以下(好ましくは10%以下)、34
0nm〜400nmの波長領域における光透過率を4〜
30%とする。
【0034】このような設定とすることにより、読み取
り面側、すなわち第1のディスク基板11側から紫外線
を照射することで、紫外線硬化樹脂層15を硬化するこ
とが可能である。
り面側、すなわち第1のディスク基板11側から紫外線
を照射することで、紫外線硬化樹脂層15を硬化するこ
とが可能である。
【0035】次に、ディスク基板を着色する際の色素の
添加量に関する検討結果について説明する。なお、ここ
では3種類の色素を下記の配合で使用した。
添加量に関する検討結果について説明する。なお、ここ
では3種類の色素を下記の配合で使用した。
【0036】 表1は、この染料の添加量による反射率の相違、外観の
相違、さらには紫外線硬化樹脂の硬化・未硬化について
示すものである。また、図4〜図6は、代表的な例(染
料含有量0.2重量%、0.3重量%、0.4重量%)
について、吸収特性を示す特性図である。
相違、さらには紫外線硬化樹脂の硬化・未硬化について
示すものである。また、図4〜図6は、代表的な例(染
料含有量0.2重量%、0.3重量%、0.4重量%)
について、吸収特性を示す特性図である。
【0037】
【表1】
【0038】これらの結果から明らかなように、染料含
有量を0.2〜0.4重量%に設定することにより、着
色ディスク基板の630nm〜800nmの波長領域に
おける光透過率を80%以上、600nm以下の波長領
域における光透過率を30%以下とすることができ、さ
らには、630nm〜800nmの波長領域における光
透過率を80%以上、600nm〜500nmの波長領
域における光透過率を30%以下、340nm〜400
nmの波長領域における光透過率を4〜30%とするこ
とができる。
有量を0.2〜0.4重量%に設定することにより、着
色ディスク基板の630nm〜800nmの波長領域に
おける光透過率を80%以上、600nm以下の波長領
域における光透過率を30%以下とすることができ、さ
らには、630nm〜800nmの波長領域における光
透過率を80%以上、600nm〜500nmの波長領
域における光透過率を30%以下、340nm〜400
nmの波長領域における光透過率を4〜30%とするこ
とができる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、短波長レーザ光でも読み取り可能な着色デ
ィスクを提供することが可能である。
明によれば、短波長レーザ光でも読み取り可能な着色デ
ィスクを提供することが可能である。
【0040】また、本発明によれば、貼り合わせ用の紫
外線硬化樹脂を十分に硬化することが可能である。
外線硬化樹脂を十分に硬化することが可能である。
【図1】本発明を適用した光ディスクの一例を示す概略
断面図である。
断面図である。
【図2】ダミー基板を貼り合わせた光ディスクの一例を
示す概略断面図である。
示す概略断面図である。
【図3】記録面を2層有する光ディスクの概略断面図で
ある。
ある。
【図4】染料含有量が0.2重量%の着色ディスク基板
の光吸収特性を示す特性図である。
の光吸収特性を示す特性図である。
【図5】染料含有量が0.3重量%の着色ディスク基板
の光吸収特性を示す特性図である。
の光吸収特性を示す特性図である。
【図6】染料含有量が0.4重量%の着色ディスク基板
の光吸収特性を示す特性図である。
の光吸収特性を示す特性図である。
1,11 ディスク基板、2,12,14 反射膜、4,
15 紫外線硬化樹脂層、5 ダミー基板
15 紫外線硬化樹脂層、5 ダミー基板
フロントページの続き (72)発明者 岡田 隆雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 株式 会社ソニー・ディスクテクノロジー内 (72)発明者 古山 和雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 株式 会社ソニー・ディスクテクノロジー内 Fターム(参考) 5D029 KB20 KC04 RA09 RA43
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも読み取り側のディスク基板が
染料により着色されてなり、当該ディスク基板は、63
0nm〜800nmの波長領域における光透過率が80
%以上であり、600nm以下の波長領域における光透
過率が30%以下であることを特徴とする光ディスク。 - 【請求項2】 複数のディスク基板を貼り合わせてな
り、読み取り側のディスク基板は、630nm〜800
nmの波長領域における光透過率が80%以上であり、
600nm以下の波長領域における光透過率が30%以
下であることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。 - 【請求項3】 上記読み取り側とは反対側のディスク基
板は、340nm〜400nmの波長領域における光透
過率が4%以上であることを特徴とする請求項2記載の
光ディスク。 - 【請求項4】 上記読み取り側のディスク基板は、63
0nm〜800nmの波長領域における光透過率が80
%以上であり、600nm〜500nmの波長領域にお
ける光透過率が30%以下、340nm〜400nmの
波長領域における光透過率が4〜30%であることを特
徴とする請求項2記載の光ディスク。 - 【請求項5】 上記読み取り側とは反対側のディスク基
板は、340nm〜400nmの波長領域における光透
過率が4%以上であることを特徴とする請求項4記載の
光ディスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10374101A JP2000195100A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 光ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10374101A JP2000195100A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 光ディスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000195100A true JP2000195100A (ja) | 2000-07-14 |
Family
ID=18503265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10374101A Withdrawn JP2000195100A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 光ディスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000195100A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6991889B2 (en) | 2001-03-14 | 2006-01-31 | General Electric Company | Limited play data storage media and method for limiting access to data thereon |
US7087282B2 (en) | 2003-07-15 | 2006-08-08 | General Electric Company | Limited play optical storage medium, method for making the same |
US7202292B2 (en) | 2003-07-15 | 2007-04-10 | General Electric Company | Colored polymeric resin composition with 1,8-diaminoanthraquinone derivative, article made therefrom, and method for making the same |
-
1998
- 1998-12-28 JP JP10374101A patent/JP2000195100A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6991889B2 (en) | 2001-03-14 | 2006-01-31 | General Electric Company | Limited play data storage media and method for limiting access to data thereon |
US7087282B2 (en) | 2003-07-15 | 2006-08-08 | General Electric Company | Limited play optical storage medium, method for making the same |
US7202292B2 (en) | 2003-07-15 | 2007-04-10 | General Electric Company | Colored polymeric resin composition with 1,8-diaminoanthraquinone derivative, article made therefrom, and method for making the same |
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