JP2001093012A - 通信装置及びそれを用いた料金システム - Google Patents

通信装置及びそれを用いた料金システム

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JP2001093012A
JP2001093012A JP26805199A JP26805199A JP2001093012A JP 2001093012 A JP2001093012 A JP 2001093012A JP 26805199 A JP26805199 A JP 26805199A JP 26805199 A JP26805199 A JP 26805199A JP 2001093012 A JP2001093012 A JP 2001093012A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで有料道路を利用する車両を監視で
きる通信装置、情報センタ及びそれらを用いた料金シス
テムを提供し、特に、料金収受に伴う渋滞を減少させる
ことができる通信装置、情報センタ及びそれらを用いた
料金システムを提供する。 【解決手段】 有料道路の入口から有料道路の本線へ向
う第1の誘導路の位置を記憶するデータベースと、測位
用衛星からの電波を受信する受信部と、受信信号に基づ
き現在位置を検出する検出部と、検出された現在位置と
データベースに記憶された第1の誘導路の位置とが一致
した場合に、各通信装置に割り当てられた固有のコード
および現在位置を、有料道路の利用料金を計算する情報
センタへ通信衛星を介して送信する送信部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両等の有料施
設への進入を検出し、その利用料金を計算するための通
信装置、情報センタ及びそれらを用いた料金システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、有料道路などの料金所における渋
滞が大きな社会問題となっている。そこで、この問題を
解決すべく様々な料金システムが提案されている。
【0003】図3は特開平6−195536号公報に記
載された従来の料金システムを例示する説明図である。
図において、29は有料道路本線、30は有料道路入
口、31は有料道路入口30から有料道路本線29への
誘導路(以下、入口側誘導路と称す)、32は有料道路
出口、33は有料道路本線29から有料道路出口32へ
の誘導路(以下、出口側誘導路と称す)、34は有料道
路入口30付近に設置された入口端末装置、35a〜3
5cは車両、36a〜36cは車両35a〜35cのウ
ィンドガラスに装着された無線カード、37は出口側誘
導路33に設置された情報読み取り装置、38は有料道
路出口32付近に設置された出口端末装置、39はセン
タコンピュータ、27は通信衛星である。
【0004】次に動作について説明する。入口端末装置
34は、入口側誘導路31に進入してきた車両35aに
対して無線カード36aを発行する。この無線カード3
6aには、当該無線カード36aの識別番号、入口端末
装置34の識別番号など(以下、入口情報と称す)が記
憶されている。車両35aのドライバーは、この無線カ
ード36aをフロントガラスに装着した後、有料道路本
線29へ進入する。
【0005】情報読み取り装置37は、有料道路本線2
9から出口側誘導路33に進入してきた車両35bの無
線カード36bから、入口情報を読み取る。そして、こ
の入口情報、及び当該情報読み取り装置37の識別番号
をセンタコンピュータ39へ送信する。送信は通信衛星
27を介して行われる。
【0006】センタコンピュータ39は、この情報読み
取り装置37からの信号を受信し、車両35bの通行料
金を計算する。なお、センタコンピュータ39には全国
の区間別、車種別の通行料金テーブルが記録されてい
る。計算された通行料金は入口情報とともに、通信衛星
27を介して出口端末装置38へ送信される。
【0007】出口端末装置38は、そこで一旦停止した
車両35cの無線カード36cから入口情報を読み取
る。そして、この読み取った入口情報と先述したセンタ
コンピュータ39からの送信データとを照合し、通行料
金を徴収する。通行料金の収受は、現金(即ち紙幣、硬
貨)等の受け渡しによって行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の料
金システムは、通行料金の算出を車両が出口端末装置3
8に至る前に事前に済ませることにより、渋滞を緩和す
る。
【0009】しかしながら、近年、有料道路網の延長整
備化に伴い、その出入口の数は膨大な数に増加してお
り、その各々の場所に新たなインフラ設備(例えば図3
に示した情報読み取り装置37等)を備えるには多くの
費用を要する。
【0010】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、低コストで有料道路を利用する
車両を監視できる通信装置、情報センタ及びそれらを用
いた料金システムを提供し、特に、料金収受に伴う渋滞
を減少させることができる通信装置、情報センタ及びそ
れらを用いた料金システムを提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る通信装置
においては、有料道路の入口から有料道路の本線へ向う
第1の誘導路の位置を記憶するデータベースと、測位用
衛星からの電波を受信する受信部と、受信信号に基づき
現在位置を検出する検出部と、検出された現在位置とデ
ータベースに記憶された第1の誘導路の位置とが一致し
た場合に、各通信装置に割り当てられた固有のコードお
よび現在位置を、有料道路の利用料金を計算する情報セ
ンタへ通信衛星を介して送信する送信部とを備える。
【0012】また、この発明に係る通信装置において
は、データベースは有料道路の本線から有料道路の出口
へ向う第2の誘導路の位置を記憶し、送信部は検出され
た現在位置とデータベースに記憶された第2の誘導路の
位置とが一致した場合に、固有のコードおよび現在位置
を、有料道路の利用料金を計算する情報センタへ通信衛
星を介して送信する。
【0013】また、この発明に係る通信装置において
は、有料道路の入口から有料道路の本線へ向う第1の誘
導路の位置および有料道路の本線から有料道路の出口へ
向う第2の誘導路の位置を記憶するデータベースと、測
位用衛星からの電波を受信する受信部と、受信信号に基
づき現在位置を検出する検出部と、検出された現在位置
とデータベースに記憶された第1又は第2の誘導路の位
置とが一致した場合に、各通信装置に割り当てられた固
有のコードおよび現在位置を、有料道路の利用料金を計
算する情報センタへ通信衛星を介して送信する送信部と
を備える。
【0014】また、この発明に係る料金システムにおい
ては、測位用衛星からの電波を受信する受信部、この受
信信号に基づき現在位置を検出する検出部及び検出され
た現在位置が有料道路の入口から有料道路の本線へ向う
第1の誘導路である場合または有料道路の本線から有料
道路の出口へ向う第2の誘導路である場合に、各通信装
置に割り当てられた固有のコードおよび現在位置を通信
衛星を介して送信する送信部からなる通信装置と、通信
装置からの送信信号を受信し、通信装置について有料道
路の利用料金を計算する情報センタとを備える。
【0015】また、この発明に係る通信装置において
は、GPS衛星から発信時刻及び発信位置を含む電波を
受信する受信部と、この受信電波から発信時刻及び発信
位置を抽出する抽出部と、この抽出結果に基づき、抽出
された発信時刻及び発信位置を送信する送信部とを備え
る。
【0016】また、この発明に係る通信装置において
は、所定の位置を記憶するデータベースと、GPS衛星
から電波を受信する受信部と、GPS衛星が電波を発信
した時刻及び位置を電波から抽出する抽出部と、抽出さ
れた電波発信時刻及び電波発信位置に基づき現在位置を
検出する検出部と、検出された現在位置とデータベース
に記憶された所定位置とが一致した場合に、抽出された
電波発信時刻及び電波発信位置を送信する送信部とを備
える。
【0017】さらにまた、この発明に係る料金システム
においては、測位用衛星からの電波を受信する受信部、
受信信号に基づき現在位置を検出する検出部及び検出さ
れた現在位置が有料道路の本線から有料道路の出口へ向
う誘導路である場合に検出された現在位置を示す信号を
送信する送信部からなる通信装置と、通信装置から送信
される信号に基づいて誘導路の前方に設置された複数の
ゲートの一つを選択し、この選択されたゲートを示す信
号を通信装置に対して送信する情報センタとを備える。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を用いて説明する。なお、従来のものと同一又は相
当部分には、同一符号を付して説明を省略する。
【0019】実施の形態1.本発明に係る実施の形態1
の料金システムは、自車両が高速道路へ進入したこと
を、衛星を利用した測位システム(即ち、衛星航法シス
テム)を用いて検出する。衛星を利用した測位システム
には、たとえばGPS(Global Positioning System)
やGLONASS(Global Orbiting Navigation Satel
lite System)などが存在する。以下、GPSを用いた
場合について説明する。
【0020】図1は本実施の形態1に係る料金システム
の概略を例示する説明図である。図において、1a〜1
cは車両35a〜35cに車載された通信装置、2は情
報センタ、3はGPS衛星、4は出口端末装置、5a及
び5bは出口端末装置4に備えられた撮像装置、6は係
員が常駐し、現金による料金収受を行う料金所である。
なお、有料道路出口付近は分岐した複数のゲート(小
道)7a〜7dから構成され、各ゲート7a〜7dの傍ら
には撮像装置5又は料金所6が設置されている。また、
各ゲート7a〜7dには所定のコードが対応づけられて
いる。例えば、各ゲートごとに1、2、3・・・といっ
たゲート番号やA、B、C・・・といったアルファベッ
トコードなどが対応づけられている。このようなゲート
に対応づけられたコード(以下、ゲートコードと称す)
は看板表示など任意の手段でドライバーに知らされる。
28は本料金システムを利用しない車両用に設置された
通行券発行装置であり、有料道路入口を識別するための
情報を記録した磁気カードを発行する。
【0021】まず、本実施の形態1に係る料金システム
の概略を図1を用いて説明する。図1の通信装置1a
は、車両35aが入口側誘導路31に進入したことをG
PSを用いて検出する。そして、進入が検出された場合
には、通信装置1aの識別コード(以下、個体識別コー
ドと称す)及び後述する入口識別コードを情報センタ2
へ送信する。これにより、有料道路へ進入する車両を少
ないコストで監視できる。
【0022】ここで、入口識別コードとは、通信装置1
aが進入した入口側誘導路31(即ち、有料道路入口)
を識別するためのコードであり、本実施の形態1では、
入口識別コードとしてGPSデータを用いる。GPSデ
ータを入口識別コードとすることにより、不正な入口識
別コードの使用を防止できる。GPSデータについての
詳細は後述する。
【0023】なお、通信装置1aは情報センタ2との通
信手段として衛星通信を利用する。これにより、山間部
などを含めた広い範囲に本システムを対応させることが
できる。
【0024】情報センタ2は、これら通信装置1aから
送信されてきたコード(即ち、個体識別コード及び入口
識別コード)を確認し、確認コードを返信する。また、
情報センタ2は、これら確認コード、個体識別コード及
び入口識別コードを記憶保持する。確認コードとは入口
側誘導路31へ進入した各通信装置1aに昇順に付与さ
れる整理番号等である。
【0025】通信装置1bは車両35bが出口側誘導路
33に進入したことを、GPSを用いて検出する。そし
て進入が検出されると、料金計算に必要なデータを情報
センタ2へ送信する。これにより、有料道路から出よう
とする車両を少ないコストで監視できる。また、車両が
ゲート7a〜7dに至る前に情報センタ2において予め
料金計算を完了させることができるので、料金計算時間
に起因する渋滞を緩和できる。
【0026】なお、精算に必要なデータとは、例えば上
述した個体識別コード、確認コード及び出口側誘導路識
別コードである。出口側誘導路識別コードとは、通信装
置1bが進入した出口側誘導路33を識別するためのコ
ードであり、本実施の形態1では出口側誘導路33の位
置で受信されたGPSデータである。
【0027】情報センタ2は、これら送信されてきたデ
ータ(即ち、料金計算に必要なデータ)に基づき料金を
精算する。精算は、計算された料金を、利用者の指定口
座から引き落とすことにより行う。この精算処理は、料
金計算が終了した時点で行ってもよいし、通信装置1b
がゲート7a〜7dを通過したことを確認した時点で行
ってもよい。後者、即ちゲート通過確認時点で精算処理
を行う場合の詳細については後述する。
【0028】料金計算後、情報センタ2は通過すべきゲ
ートを指定する信号を通信装置1に返信する。さらに詳
しくは、有料道路出口に複数存在するゲート7a〜7d
のうちの少なくとも一つを選択し、そのゲートコードを
送信する。通信装置1bは、受信したゲートコードから
通過すべきゲート位置を特定し、そこまで車両35bを
誘導する。誘導は、当該ゲート付近の地図表示や音声誘
導によって行う。ゲートコードとゲート位置との対応
は、第1のデータベース9に記憶されている。
【0029】なお、ゲートコードに代えてゲート位置を
送信するようにすれば、第1のデータベース9に予めゲ
ートコードとゲート位置との対応関係を記憶しておく必
要がなくなる。また、ゲート数の増設やゲート位置の変
更があった場合においても、情報センタ2の第2のデー
タベース19のみを変更すればよく、本システムのメン
テナンスが容易である。
【0030】次に、GPSについて簡単に説明する。G
PSとは、地球周回軌道上に打ち上げられた複数の測位
用衛星(GPS衛星)のうち、少なくとも四個の衛星か
ら電波を同時受信することによって、現在位置及び現在
時刻を正確に測定することができるシステムである。
【0031】動作について説明する。GPS衛星の送信
電波には、GPS衛星が当該電波を発信した時刻及び位
置(以下、GPSデータと称す)が含まれる。いま、G
PS衛星の三次元位置を(X1,Y1,Z1)、自己の
三次元位置を(x,y,z)とする。このとき、両者の
距離は (X1−x)2+(Y1−y)2+(Z1ーz)
2 の平方根である。また、GPS衛星が電波を発信し
た時刻をT1、自己が当該電波を受信した時刻をtとす
ると、両者の距離は (t−T1)×光速 である。
【0032】よって、4つ以上のGPS衛星からGPS
データ、即ち位置データ(X1,Y1,Z1)及び電波
発信時刻T1を受信することにより、未知数である自己
の位置(x、y、z)および受信時刻tを正確に測定す
ることができる。
【0033】実施の形態1の料金システムについて、詳
細に説明する。図2は実施の形態1に係る料金システム
を例示する構成図である。図において、図1と同一又は
相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。
【0034】図2において、1は車載用の通信装置であ
り、後述する受信部8、第1のデータベース9、第1の
通信部10、第1の記憶部11、第1の入出力部12及
び第1の制御部13から構成される。
【0035】ここで、8はGPS衛星3からの電波を受
信し、当該電波からGPSデータを抽出するGPSデー
タ受信部、9は有料道路出入口付近についての地図情報
および個体識別コードを記憶する第1のデータベース、
10は通信衛星27との通信を行う第1の通信部、11
は各種情報を一時的に記憶するための第1の記憶部、1
2はその他の外部装置が接続される第1の入出力部であ
る。その他の外部装置とは、例えば表示装置14、スピ
ーカ15などである。
【0036】ここで、第1のデータベースは半導体記憶
装置であってもよいし、CDROMやDVDROMなど
の記録媒体及びその読み取り装置であってもよい。ま
た、「有料道路出入口付近についての地図情報」とは、
例えば図1に示した入口側誘導路31、出口側誘導路3
3、ゲート7a〜7dの3次元位置(x、y、z)など
である。13は第1の制御部であり、詳細は後述する。
【0037】また、2は通信装置1を管理する情報セン
タであり、後述する第2の通信部16、第2の記憶部1
7、第2の入出力部18、第2のデータベース19及び
第2の制御部20から構成される。
【0038】ここで、16は通信衛星27との通信を行
う第2の通信部、17は各種情報を一時的に記憶するた
めの第2の記憶部、18は「その他の機関」との通信を
行う第2の入出力部である。「その他の機関」とは、例
えばGPS管理センター21、金融機関22などであ
る。
【0039】19は第2のデータベースであり、登録者
(即ち、本システムの利用者)に関する情報、各登録者
に対応づけられた個体識別コード、各登録者が指定する
金融機関の口座番号、全国の区間別、車種別の通行料金
テーブル、及び有料道路出入口付近の地図情報、図1に
示したゲート7a〜7dに関するゲート情報などを記憶
する。ゲート情報とは、本システムを利用する車両が通
るべきゲート7a〜7cのゲートコード、本システムを
利用しない車両が通るべきゲート7dのゲートコード、
及びそれらゲートの位置情報などである。20は第2の
制御部であり、詳細は後述する。
【0040】さらにまた、図2の4は図1に示したゲー
ト7a〜7cを通過する車両を監視する出口端末装置で
あり、後述する第3の通信部23、第3の記憶部24、
撮像装置5、第3のデータベース25及び第3の制御部
26から構成される。
【0041】ここで、23は通信衛星27との通信を行
う第3の通信部、24は各種情報を一時的に記憶するた
めの第3の記憶部、5は図1に示したゲート7a〜7c
を通過する車両を撮影する撮像装置、25はゲート7a
〜7cの位置情報を記憶する第3のデータベースであ
る。26は第3の制御部であり、詳細は後述する。
【0042】以下、本料金システムの処理手順に従い、
図2に示した各構成の動作について説明する。まず、通
信装置1を載せた車両が有料道路へ入る場合について説
明する。図2に示した通信装置1のGPSデータ受信部
8は、GPS衛星3からの受信電波からGPSデータを
抽出し、第1の制御部13へ出力する。第1の制御部1
3は、このGPSデータに基づき現在位置を算出し、第
1のデータベース9に記憶されている入口側誘導路31
の位置と比較する。そして、算出された現在位置と入口
側誘導路31の位置が一致した場合、入口識別コード及
び個体識別コードを第1の通信部10から情報センタ2
へ送信する。個体識別コードは予め第1のデータベース
9に記憶されている。
【0043】ここでは入口識別コードとして、入口側誘
導路31で受信したGPSデータそのものを送信する。
即ち、4つのGPS衛星3から受信した(電波発信位
置,電波発信時刻)に関するデータを送信する。このよ
うなGPSデータは、実際にその場所で受信するか、衛
星位置を管理しているGPS管理センター(仮称)21
に問い合わせるかしなければ知ることが出来ない。故
に、偽った入口識別コードを用いた進入を防止する効果
がある。
【0044】さらに詳しくは、各入口に「固定的な入口
識別コード」を割り当てた場合には、容易に入口識別コ
ードの偽造が可能である。「固定的な入口識別コード」
とは、例えば入口Aに対しては番号「1」、入口Bに対
しては番号「2」を時不変的に割り当てることをいう。
一方、GPS衛星の位置は常に変化しているため、GP
Sデータの偽造は極めて難しい。よって、入口識別コー
ドとしてGPSデータを用いることにより不正な進入を
防止できる。
【0045】次に、情報センタ2の第2の通信部16
は、前述の通信装置1が送信したGPSデータ及び個体
識別コードを受信して、第2の制御部20へ出力する。
第2の制御部20は、このGPSデータに基づき通信装
置1が進入した有料道路入口を特定するとともに、個体
識別コードに基づき、当該通信装置1の利用者を確認す
る。
【0046】詳しく説明する。第2の制御部20は受信
した通信装置1から受信したGPSデータに基づいて通
信装置1の現在位置を計算する。そして、当該計算結果
及び第2のデータベース19に記憶された地図情報に基
づき、その車両が進入した有料道路入口(入口側誘導
路)を特定する。この際、この受信したGPSデータが
正しいかどうかを、第2の入出力部18を介して接続さ
れたGPS管理センタ21との通信で確認すれば、不正
な進入を防止する効果が更に大きい。
【0047】また、第2の制御部20は、受信した個体
識別コードの登録者が指定する金融機関口座番号を第2
のデータベース19から検索して、その口座が料金引き
落とし可能な状態であるかを確認する。この確認は、第
2の入出力部18を介して接続された金融機関22との
通信によって行う。
【0048】第2の制御部20は料金引き落としの可否
を確認した後、通信装置1に対して確認コードおよび本
システムの利用可否を伝える信号を返信する。確認コー
ドとは、たとえば当該入口に進入した各車両に昇順に付
与される整理番号などである。また、本システムを利用
出来ない旨の信号を受信した通信装置1は、スピーカ1
5などを用いて、図1に示した通行券発行装置28から
磁気カードを受け取とる旨、ドライバーへ指示する。ま
た、情報センタ2は、それら受信した個体識別コード、
検索した口座番号、特定した有料道路入口及び返信した
確認コードを第2の記憶部17へ記憶する。
【0049】次に、通信装置1が載置された車両が有料
道路を出る場合について説明する。図2に示した通信装
置1の第1の制御部13は、有料道路へ入った場合と同
様に、GPSを用いて自車両の位置を監視する。そし
て、自車両が図1に示した出口側誘導路33に進入した
ことを検出すると、第1の記憶部11に記憶されている
確認コード、個体識別コード及びその場で受信したGP
Sデータを、料金精算要求として情報センタ2へ送信す
る。
【0050】情報センタ2の第2の制御部20は、この
通信装置1から送信されてきた精算要求に含まれる確認
コードを用いて第2の記憶部17を検索する。既に述べ
たように第2の記憶部17には、当該通信装置1の個体
識別コード、金融口座番号、及び進入した有料道路入口
が確認コードと共に記憶されている。
【0051】第2の制御部20は、この第2の記憶部か
ら得られた確認コード及び個体識別コードが、精算要求
に含まれるそれと一致するかを確認する。この確認を行
うことにより、偽った確認コードを用いた精算要求を防
止することができる。
【0052】また、第2の制御部20はこの精算要求に
含まれるGPSデータに基づき、その車両が出ようとし
ている有料道路出口を特定する。そして、その車両につ
いて有料道路利用料金を計算する。なお、通行料金を計
算するための料金テーブルは第2のデータベース19に
記憶されている。
【0053】さらにまた、第2の制御部は金融機関22
へ問い合わせ、指定口座から利用料金の引き落としが可
能であるかどうかを確認する。引き落としが不可能な場
合の処理については後述する。また、利用料金の実際の
引き落としは、当該車両がゲート7を通過したことを確
認した後に行う。
【0054】計算された利用料金は、個体識別コード、
指定金融口座番号および仮精算コードとともに、一旦、
第2の記憶部17に記憶される。ここで仮精算コードと
は整理番号のことであり、その形式は任意である。
【0055】また、計算された利用料金は、個体識別コ
ード、仮精算コードと共に出口端末装置4へ送信され
る。送信は第2の通信部16から通信衛星27を介して
行われる。出口端末装置4の第3の制御部26は、この
送信されてきた信号を第3の通信部23を介して受信
し、第3の記憶部24に記憶する。
【0056】また、この計算された利用料金および仮精
算コードは通信装置1にも返信される。この際、ゲート
7のゲート番号も併せて送信される。さらに詳しくは、
情報センタ2の第2の制御部20は、第2のデータベー
スに記憶された有料道路出口付近の地図情報に基づい
て、本システムの利用車両が通過すべきゲート番号を特
定し、送信する。これにより、ゲート付近における混雑
を減少させることができる。特に、現金の収受による精
算車と、本システムの利用による精算車との混乱を避け
る効果がある。なお、前述した金融口座の確認の際に、
料金の引き落としが不可能であると分かった場合には、
図1に示した料金所6(即ち、現金精算用料金所)のゲ
ート番号が送信される。
【0057】仮精算コードを受信した通信装置1は、そ
のコードを第1の記憶部11に記憶する。また、受信し
たゲート番号は表示装置14に表示されるとともにスピ
ーカ15からの音声誘導によってドライバーへ伝えられ
る。
【0058】通信装置1は、自車両35がゲート7に進
入したことを、GPSを用いて検出する。そして進入が
検出されると、個体識別コード、先に受信した仮精算コ
ード、及びその地点で受信したGPSデータを、出口端
末装置4へ送信する。
【0059】出口端末装置4は、これらの送信データを
受信し、確認する。さらに詳しくは第3の通信部23
は、これらの送信データを受信し、第3の制御部26へ
出力する。第3の制御部26は、第3のデータベース2
5に記憶される地図情報及び送信されてきたGPSデー
タに基づいて車両の位置を特定し、その車両がゲート7
を通過していることを確認する。また、送信されてきた
仮精算コード及び個体識別コードが、情報センタ2から
既に送信され第3の記憶部に記憶されていたデータと一
致するかどうかを確認する。
【0060】以上の確認がなされて、データの不正がな
けば、出口端末装置4はその旨を情報センタ2へ通知
し、情報センタ2が実際の料金の引き落としを行う。さ
らに詳しくは、出口端末装置4は仮精算コードを情報セ
ンタ2へ返信し、情報センタ2は当該返信をうけて、そ
の仮精算コードに係る料金の引き落とし処理を行う。
【0061】情報センタ2は、料金を実際に引き落とし
た後、その旨を通信装置1及び出口端末装置4に送信す
る。以上で、料金精算が完了する。なお、不正なデータ
によりゲート7を通過した車両は、撮像装置5にて撮像
し、不正な通過の証拠として記憶する。また、電波状態
が悪い場合等を想定し、本料金システムを利用する全て
の車両に対しても、図1に示した通行券発行装置28に
おいて磁気カードを発行してもよい。
【0062】以上のように本実施の形態1の通信装置
は、測位用衛星からの電波に基づき現在位置を検出し、
有料道路の出入口付近において自動的に所定信号を送出
するので、車両監視装置を設置するコストが減少する。
【0063】また、現在位置を通知する信号としてGP
S衛星から受信したデータを送信するので、偽った現在
位置の通知を防止することができる。
【0064】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に示すような効果を奏する。この発明
に係る通信装置においては、測位用衛星からの電波に基
づいて現在位置を検出し、現在位置が有料道路上の所定
位置と一致した場合に所定の信号を送信するので、少な
い設備投資で有料道路を利用する車両を監視することが
できる。
【0065】また、この発明に係る通信装置において
は、現在位置を通知する信号として衛星から受信したデ
ータを送信するので、偽った現在位置の通知を防止する
ことができる。
【0066】さらにまた、この発明に係る料金システム
においては、所定の信号を受信した際にゲートを指示す
る信号を返信する情報センタを備えたので、有料道路付
近での交通渋滞の緩和が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る料金システムの概略を例
示する説明図である。
【図2】 実施の形態1に係る料金システムを例示する
構成図である。
【図3】 従来の料金システムを例示する説明図であ
る。
【符号の説明】
1 通信装置、 2 情報センタ、 3 GPS衛星、
4 出口端末装置、5 撮像装置、 6 料金所、
7 ゲート、 8 受信部、 9 第1のデータベー
ス、10 第1の通信部、 11 第1の記憶部、 1
2 第1の入出力部、13 第1の制御部、 14 表
示装置、 15 スピーカ、 16 第2の通信部、1
7 第2の記憶部、 18 第2の入出力部、 19
第2のデータベース、20 第2の制御部、 21 G
PS管理センター、 22 金融機関、23 第3の通
信部、 24 第3の記憶部、 25 データベース、
26 第3の制御部、27 通信衛星、28 通行券発
行装置、 29 有料道路本線、30 有料道路入口、
31 入口側誘導路、 32 有料道路出口、33
出口側誘導路、 34 入口端末装置、 35 車両、
36 無線カード、37 情報読み取り装置、 38
出口端末装置、 39 センタコンピュータ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料道路の入口から前記有料道路の本線
    へ向う第1の誘導路の位置を記憶するデータベースと、
    測位用衛星からの電波を受信する受信部と、前記受信信
    号に基づき現在位置を検出する検出部と、前記検出され
    た現在位置と前記データベースに記憶された第1の誘導
    路の位置とが一致した場合に、各通信装置に割り当てら
    れた固有のコードおよび前記現在位置を、前記有料道路
    の利用料金を計算する情報センタへ通信衛星を介して送
    信する送信部とを備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記データベースは有料道路の本線から
    前記有料道路の出口へ向う第2の誘導路の位置を記憶
    し、送信部は検出された現在位置と前記データベースに
    記憶された第2の誘導路の位置とが一致した場合に、前
    記固有のコードおよび前記現在位置を、前記有料道路の
    利用料金を計算する情報センタへ通信衛星を介して送信
    することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 有料道路の入口から前記有料道路の本線
    へ向う第1の誘導路の位置および前記有料道路の本線か
    ら前記有料道路の出口へ向う第2の誘導路の位置を記憶
    するデータベースと、測位用衛星からの電波を受信する
    受信部と、前記受信信号に基づき現在位置を検出する検
    出部と、前記検出された現在位置と前記データベースに
    記憶された第1又は第2の誘導路の位置とが一致した場
    合に、各通信装置に割り当てられた固有のコードおよび
    前記現在位置を、前記有料道路の利用料金を計算する情
    報センタへ通信衛星を介して送信する送信部とを備えた
    ことを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 測位用衛星からの電波を受信する受信
    部、この受信信号に基づき現在位置を検出する検出部及
    び前記検出された現在位置が前記有料道路の入口から前
    記有料道路の本線へ向う第1の誘導路である場合または
    前記有料道路の本線から前記有料道路の出口へ向う第2
    の誘導路である場合に、各通信装置に割り当てられた固
    有のコードおよび前記現在位置を通信衛星を介して送信
    する送信部からなる通信装置と、前記通信装置からの送
    信信号を受信し、前記通信装置について前記有料道路の
    利用料金を計算する情報センタとを備えたことを特徴と
    する料金システム。
  5. 【請求項5】 GPS衛星から発信時刻及び発信位置を
    含む電波を受信する受信部と、この受信電波から前記発
    信時刻及び前記発信位置を抽出する抽出部と、この抽出
    結果に基づき、前記抽出された発信時刻及び発信位置を
    送信する送信部とを備えたことを特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】 所定の位置を記憶するデータベースと、
    GPS衛星から電波を受信する受信部と、前記GPS衛
    星が前記電波を発信した時刻及び位置を前記電波から抽
    出する抽出部と、前記抽出された電波発信時刻及び電波
    発信位置に基づき現在位置を検出する検出部と、前記検
    出された現在位置と前記データベースに記憶された所定
    位置とが一致した場合に、前記抽出された電波発信時刻
    及び電波発信位置を送信する送信部とを備えたことを特
    徴とする通信装置。
  7. 【請求項7】 測位用衛星からの電波を受信する受信
    部、受信信号に基づき現在位置を検出する検出部及び前
    記検出された現在位置が前記有料道路の本線から前記有
    料道路の出口へ向う誘導路である場合に前記検出された
    現在位置を示す信号を送信する送信部からなる通信装置
    と、前記通信装置から送信される信号に基づいて前記誘
    導路の前方に設置された複数のゲートの一つを選択し、
    この選択されたゲートを示す信号を前記通信装置に対し
    て送信する情報センタとを備えたことを特徴とする料金
    システム。
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