JP2001092961A - 指紋認証装置 - Google Patents

指紋認証装置

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JP2001092961A
JP2001092961A JP26596099A JP26596099A JP2001092961A JP 2001092961 A JP2001092961 A JP 2001092961A JP 26596099 A JP26596099 A JP 26596099A JP 26596099 A JP26596099 A JP 26596099A JP 2001092961 A JP2001092961 A JP 2001092961A
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Harunobu Mori
晴信 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の指を使用できない場合でも、信頼性を
低下させることなく個人を認証できる簡易な構成の指紋
認証装置を提供する。 【解決手段】 指紋特徴量用メモリ13には、同一人物
について2以上の本数Nr1の指の指紋に関するデータ
が登録される。指紋撮像デバイス11は、同一人物につ
いて複数の指の指紋に関するデータを入力する。制御部
16は、プログラム用ROM15に記録されたプログラ
ムに従って、入力データと登録データとを照合し、入力
された指の本数とNr1未満の所定の閾値Nt1とを比
較し、入力データが登録データに一致する照合結果、お
よび入力された指の本数がNt1以上である比較結果が
得られた場合に個人を認証する。このような構成によっ
て、指を負傷するなどして、特定の指の指紋を入力でき
なくなった場合でも、それ以外の指を使用して指紋認証
を続行することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指紋を利用して個
人または複数人のグループを認証する指紋認証装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】指紋を利用した個人認証は従来より行な
われており、指紋認証の信頼性を向上させる技術とし
て、指紋認証とともにIC(集積回路)カードや暗証番
号などを併用するものが考えられている。この他の先行
技術を次に挙げる。
【0003】特開昭61−175865に記載された個
人識別装置では、複数本の指の指紋を各個人固有の所定
順序で登録しておき、順に入力された指の指紋を登録順
に従って照合し、登録された全ての指の指紋が一致し、
かつ入力順が登録順に一致した場合に限って、登録され
た個人と同一であるという最終判定を下す。
【0004】特開昭61−177580に記載された指
紋判別装置では、2本以上の指について、指紋リーダか
ら読取られた指紋情報と、メモリに記憶しておいた指紋
データとを照合し、記憶されていた全ての指に関して一
致した場合に限って、登録された個人であると識別す
る。また、複数台の指紋リーダで2本以上の指の指紋情
報を同時に読取る構成例も記載されている。
【0005】特開平10−154231に記載される本
人認証装置では、利用者の生態情報およびその順序を登
録しておき、これと利用者によって入力された生態情報
および入力順序とを照合し、両者が一致した場合に限っ
て正しい利用者であると判定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術においては、指紋認証装置の他に、ICカード
リーダや番号入力キーなどが必要であり、装置の構成が
複雑で大型となる。
【0007】また、利用者が指の登録順序を忘れた場合
や、指を負傷して特定の指の指紋を入力できなくなった
場合に、利用者が正規の利用者として識別されず、指紋
認証を利用した機器を全く操作できなくなる。また、指
紋リーダを複数使用する場合、設置コストが増大する。
【0008】本発明の目的は、特定の指を使用できない
場合でも、信頼性を低下させることなく個人を認証でき
る簡易な構成の指紋認証装置を提供することである。
【0009】また本発明の目的は、特定の人の指を使用
できない場合に、信頼性を低下させることなく複数人の
グループを認証できる簡易な構成の指紋認証装置を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、同一人物につ
いて2以上の本数Nr1の指の指紋に関するデータを登
録する登録手段と、同一人物について複数の指の指紋に
関するデータを入力する入力手段と、入力データと登録
データとを照合する照合手段と、入力された指の本数と
Nr1未満の所定の閾値Nt1とを比較する比較手段と
を備え、入力データが登録データに一致する照合結果、
および入力された指の本数がNt1以上である比較結果
が得られた場合に個人を認証することを特徴とする指紋
認証装置である。
【0011】本発明に従えば、予め定めた本数Nt1以
上の指の指紋が、登録した指紋に一致した場合にその個
人を認証するので、指を負傷するなどして、特定の指の
指紋を入力できなくなった場合でも、それ以外の指を使
用して指紋認証を続行することができる。また、Nr1
未満の数の中からNt1を適当に選ぶことによって、信
頼性をそれほど低下させることはない。たとえば、Nr
1=5本の指を登録し閾値としてNt1=3または4を
選ぶことによって、5本の指のうち3本以上または4本
以上の指が登録データと一致しさえすれば、その個人を
認証することができ、信頼性も充分である。勿論、1本
の指だけの指紋認証よりも、信頼性は高い。さらに、N
t1を増減させることによって、利用状況に応じ信頼性
と使い勝手とのバランスを取ることも可能である。
【0012】また本発明は、前記入力手段によって入力
された指の本数を表わす入力情報を記憶する入力情報記
憶手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、利用者によって入力され
た指の本数を表わす入力情報を記憶しておくので、この
入力情報をさらに個人認証のために使用したり、指紋認
証装置の内部の制御、または装置の外部に接続された機
器の制御のために使用することなどが可能である。
【0014】また本発明は、前記入力手段によって入力
された指の種類を表わす入力情報を記憶する入力情報記
憶手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、利用者によって入力され
た指の種類を表わす入力情報を記憶しておくので、上述
したのと同様に、入力情報をさらに個人認証のために使
用したり、指紋認証装置の内部の制御、または装置の外
部に接続された機器の制御のために使用することなどが
可能である。
【0016】また本発明は、前記入力情報記憶手段は、
指の種類を入力順に記憶することを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、利用者によって入力され
た指の種類を入力順に記憶しておくので、指の入力順も
入力情報と同様に使用できる。すなわち、個人認証のた
めに使用したり、指紋認証装置の内部の制御、または装
置の外部に接続された機器の制御のために使用すること
などが可能である。
【0018】また本発明は、同一グループに属する2以
上の人数Nr2の人物について指紋に関するデータをそ
れぞれ登録する登録手段と、複数の人物について指紋に
関するデータをそれぞれ入力する入力手段と、入力デー
タと登録データとを照合する照合手段と、入力された人
の数とNr2未満の所定の閾値Nt2とを比較する比較
手段とを備え、入力データが登録データに一致する照合
結果、および入力された人の数がNt2以上である比較
結果が得られた場合にグループを認証することを特徴と
する指紋認証装置である。
【0019】本発明に従えば、複数人のグループを単位
として認証することができる。たとえば、グループを構
成する各個人の指紋認証によって開錠する電子ロックな
どを実現することが可能である。
【0020】また、予め定めた人数Nt2以上の人の指
紋が登録した指紋に一致した場合に複数人のグループを
認証するので、グループの1人だけが居ないなど、特定
の人の指紋を入力できない場合でも、それ以外の人の指
だけで指紋認証を続行できる。また、Nr2未満の数の
中からNt2を適当に選ぶことによって、信頼性をそれ
ほど低下させることはない。たとえば、Nr2=10人
の指を登録し閾値としてNt2=8または9を選ぶこと
によって、10人のうち8人以上または9人以上の人の
指が登録データと一致しさえすれば、そのグループを認
証することができ、信頼性も充分である。さらに、Nt
2を増減させることによって、利用状況に応じ信頼性と
使い勝手とのバランスを取ることも可能である。
【0021】また本発明は、前記登録手段は、人数Nr
2の人の指紋データを所定の順序で登録し、前記照合手
段は、入力順および登録順に従って入力データと登録デ
ータとを照合することを特徴とする。
【0022】本発明に従えば、入力順および登録順に従
って入力データと登録データとを照合するので、指紋が
一致してかつ入力の順序が一致した場合に限って、グル
ープを認証でき、グループ認証の信頼性をさらに向上さ
せることができる。
【0023】また本発明は、前記入力手段によって入力
された人数を表わす入力情報を記憶する入力情報記憶手
段をさらに備えたことを特徴とする。
【0024】本発明に従えば、指紋を入力した人の数を
表わす入力情報を記憶しておくので、この入力情報をさ
らにグループ認証のために使用したり、指紋認証装置の
内部の制御、または装置の外部に接続された機器の制御
のために使用することなどが可能である。
【0025】また本発明は、前記入力手段によって入力
された人を識別するための入力情報を記憶する入力情報
記憶手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0026】本発明に従えば、指紋を入力した人を識別
するための入力情報、すなわち識別データを記憶してお
くので、上述したのと同様に、識別データをさらにグル
ープ認証のために使用したり、指紋認証装置の内部の制
御、または装置の外部に接続された機器の制御のために
使用することなどが可能である。
【0027】また本発明は、前記入力情報記憶手段は、
入力情報を入力順に記憶することを特徴とする。
【0028】本発明に従えば、指紋を入力した人の識別
データを入力順に記憶しておくので、その入力順も識別
データと同様に使用できる。すなわち、グループ認証の
ために使用したり、指紋認証装置の内部の制御、または
装置の外部に接続された機器の制御のために使用するこ
となどが可能である。
【0029】また本発明は、接続された外部機器に入力
情報を出力する出力手段をさらに備えたことを特徴とす
る。
【0030】本発明に従えば、接続された外部機器に入
力情報を出力するので、上記の様々な入力情報を用いて
外部機器を制御することができる。たとえば、外部機器
に設けられた複数のスイッチのオン/オフ制御などが可
能である。特に、指の種類や利用者の識別データに応じ
た制御も可能であるため、これらの入力情報を組合わせ
れば、外部機器に数多くの指示を送ることが可能であ
り、たとえば、テレビのリモコンなどに認証装置を接続
し、親が一緒に居るときのみ子供がテレビを操作できる
ようにすることも可能となる。
【0031】また本発明は、接続された外部機器に、入
力情報記憶手段に記憶された入力情報を記憶順に出力す
る出力手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0032】本発明に従えば、入力順と同一順序で記憶
された入力情報を、さらに同一順序で外部機器に出力す
るので、入力順も入力情報と同様に扱うことができ、外
部機器を制御するための情報として使用可能である。
【0033】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施形態で
ある指紋認証装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。指紋認証装置は、撮像デバイス11、指紋画像用メ
モリ12、指紋特徴量用メモリ13、入力指情報用メモ
リ14、プログラム用ROM(ReadOnly Memory)1
5、制御部16および出力部17を備える。
【0034】撮像デバイス11は、CCD(固体撮像素
子)カメラなどであって、指紋を画像として撮像する。
指紋画像用メモリ12は、DRAM(Dynamic RAM;Rand
omAccess Memory)などの揮発性の記憶装置であり、指
紋特徴量用メモリ13および入力情報用メモリ14は、
フラッシュメモリなどの不揮発性の記憶装置である。特
に、入力情報用メモリ14は、一致すると判定した指の
種類とユーザを識別する識別番号を入力順に格納する。
プログラム用ROM(Read Only Memory)15は、デー
タを記録するCD−ROM(Conpact Disk-ROM)などの
記録媒体であって、読出し装置によって記録されている
データが読出される。プログラム用ROM15に記録さ
れたプログラムは、指紋特徴量抽出処理を行うプログラ
ム、指紋類似度算出処理を行うプログラム、および認証
判定処理を行うプログラムなどである。
【0035】制御部16は、各種演算を行うCPU(中
央処理装置)などで構成され、プログラム用ROM15
に記録されたプログラムに従って処理流れを制御する。
出力部17は、入力に使用された指の本数と指の種類と
ユーザの識別番号を入力順に出力する。
【0036】図2は、図1の指紋認証装置の処理流れを
示すフローチャートである。処理が開始されると、ステ
ップa1において、撮像デバイス11によって撮像され
た指紋画像は、指紋画像用メモリ12に格納される。次
にステップa2において、制御部16は、プログラム用
ROM15内のプログラムに従って指紋画像から指紋特
徴量を抽出する。指紋特徴量は、指紋の隆線の方向や隆
線が分岐する点の座標、隆線の端となる点の座標などで
ある。指紋特徴量を抽出するアルゴリズムについては、
既に公知技術が数多く存在している。
【0037】次にステップa3において、制御部16
は、予め指紋特徴量用メモリ13に登録されている本数
Nr1の指の指紋特徴量と、入力された指紋から抽出し
た特徴量とを比較してその類似度を算出する。指紋特徴
量用メモリ13には、登録したユーザの識別番号と指の
種類も同時に登録しておく。次にステップa4におい
て、類似度が充分大きいか否かを判定する。類似度が充
分大きく、同一指と判定される場合、次のステップa5
に進む。類似度が大きくない場合、ステップa1に戻っ
て、類似度が充分大きくなるまで、ステップa1〜a4
の処理を繰返す。
【0038】ステップa5では、入力情報用メモリ14
に、その指を登録したユーザの識別番号と指の種類を入
力順に格納する。次にステップa6において、制御部1
6は入力情報用メモリ14に格納された入力指データを
調べ、閾値判定を行う。あるユーザが予め定めた本数N
t1以上の指で入力を行なっていた場合、次のステップ
a7に進み、閾値Nt1を超えない場合、ステップa1
に戻って、閾値Nt1を超えるまでステップa1〜a6
の処理を繰返す。Nt1は、Nr1未満の数である。
【0039】ステップa7では、そのユーザが認証され
たと判定し、出力部17より入力に使用された指の本数
と指の種類とユーザの識別番号を入力順に出力する。次
にステップa8では、入力情報用メモリ14の内容を削
除した後、全体の処理を終了する。
【0040】なお、認証開始ボタンを用意しておいて、
ユーザがボタンを押した時点で、入力された指の本数な
どを元に認証するかどうかの判定を行なってもよい。ま
た、入力が必要な指の本数を可変にするスイッチを設け
て、認証装置の管理者のみが変更を行なえるようにして
もよい。
【0041】図3は、本発明の第2実施形態である指紋
認証装置の処理流れを示すフローチャートである。第2
実施形態の電気的構成は、第1実施形態と同一であるの
で、説明を省略する。
【0042】図3の処理が開始されると、ステップb1
において、撮像デバイス11によって撮像された指紋画
像は指紋画像用メモリ12に送られて格納される。次に
ステップb2において、制御部16はプログラム用RO
M15内のプログラムに従って指紋画像から指紋の隆線
の方向や隆線が分岐する点の座標、隆線の端となる点の
座標などの特徴量を抽出する。
【0043】次にステップb3において、制御部16は
予め指紋特徴量用メモリ13に登録された指紋特徴量
と、入力された指紋から抽出した特徴量とを比較してそ
の類似度を算出する。指紋特徴量用メモリ13には、所
定の人数Nr2人のユーザの指紋特徴量、識別番号およ
び指の種類を同時に登録しておく。次にステップb4に
おいて、類似度が充分大きいか否かを判定する。類似度
が充分大きく、同一指と判断される場合、次のステップ
b5に進み、類似度がそれほど大きくなく、同一指と判
断されない場合、ステップb1に戻り、類似度が充分の
大きくなるまで、ステップb1〜b4の処理を繰返す。
【0044】ステップb5では、入力情報用メモリ14
にその指を登録したユーザの識別番号と指の種類を入力
順に格納する。なお、登録された指紋の中に入力された
指紋と同―指であると判断されるものがなかった揚合が
一定以上連続した時、認証に失敗したと判定して入力情
報用メモリ14の内容を削除してもよい。あるいは、認
証開始時点から―定時間経過して未だ認証に至らなかっ
た時、認証に失敗したと判定して、入力情報用メモリ1
4の内容を削除してもよい。
【0045】次にステップb6において、入力したユー
ザ数が予め定めた閾値Nt2以上であるか否かを判定す
る。ユーザ数がNt2以上である場合、次のステップb
7に進み、ユーザ数がNt2未満である場合、ステップ
b1に戻り、ユーザ数がNt2以上になるまでステップ
b1〜b6の処理を繰返す。Nt2は、Nr2未満の数
である。
【0046】ステップb7では、制御部16は入力情報
用メモリ14に格納された入力指データを調べ、入力し
たユーザ数があらかじめ定めた人数以上に達していた場
合、認証されたと判定し、出力部17より入力に使用さ
れた指の本数と指の種類とユーザの識別番号を入力順に
出力する。次にステップb8において、入力情報用メモ
リ14の内容を削除した後、全体の処理を終了する。
【0047】あるいは判定条件として、入力したユーザ
の順序が、例えぱ登録時の順序と同一であった場合に限
り、認証されたと判定してもよい。この時、入力を行な
う順序は、認証装置の管理者が自由に変更できるように
してもよい。また、登録した人物の中で特定の人物(一
人以上)が指紋を入力していない場合には、認証されな
いように制限を加えてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、予め定め
た本数Nt1以上の指の指紋が、登録した指紋に一致し
た場合にその個人を認証するので、指を負傷するなどし
て、特定の指の指紋を入力できなくなった場合でも、そ
れ以外の指を使用して指紋認証を続行することができ
る。
【0049】また、利用者によって入力された指の本数
または種類を表わす入力情報を記憶しておくので、この
入力情報をさらに個人認証のために使用したり、指紋認
証装置の内部の制御、または装置の外部に接続された機
器の制御のために使用することなどが可能である。
【0050】また、利用者によって入力された指の種類
を入力順に記憶しておくので、指の入力順も入力情報と
同様に、個人認証のために使用したり、指紋認証装置の
内部の制御、または装置の外部に接続された機器の制御
のために使用することなどが可能である。
【0051】また、複数人のグループを認証することが
でき、さらに、予め定めた人数Nt2以上の人の指紋が
登録した指紋に一致した場合に複数人のグループを認証
するので、グループの1人だけが居ないなど、特定の人
の指紋を入力できない場合でも、それ以外の人の指だけ
で指紋認証を続行できる。
【0052】また、入力順および登録順に従って入力デ
ータと登録データとを照合することによって、グループ
認証の信頼性をさらに向上させることができる。
【0053】また、指紋を入力した人の数を表わす入力
情報、または入力された人を識別するための入力情報を
記憶しておくので、この入力情報をさらにグループ認証
のために使用したり、指紋認証装置の内部の制御、また
は装置の外部に接続された機器の制御のために使用する
ことなどが可能である。
【0054】また、指紋を入力した人の識別データを入
力順に記憶しておくので、その入力順も識別データと同
様に、グループ認証のために使用したり、指紋認証装置
の内部の制御、または装置の外部に接続された機器の制
御のために使用することなどが可能である。
【0055】また、接続された外部機器に入力情報を出
力するので、上記の様々な入力情報を用いて外部機器を
制御することができる。たとえば、外部機器に設けられ
た複数のスイッチのオン/オフ制御などが可能である。
特に、指の種類や利用者の識別データに応じた制御も可
能であるため、これらの入力情報を組合わせれば、外部
機器に数多くの指示を送ることが可能であり、たとえ
ば、テレビのリモコンなどに認証装置を接続し、親が一
緒に居るときのみ子供がテレビを操作できるようにする
ことも可能となる。
【0056】また、入力順と同一順序で記憶された入力
情報を、さらに同一順序で外部機器に出力するので、入
力順も入力情報と同様に扱うことができ、外部機器を制
御するための情報として使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である指紋認証装置の電
気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1の指紋認証装置の処理流れを示すフローチ
ャートである。
【図3】本発明の第2実施形態である指紋認証装置の処
理流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 撮像デバイス 12 指紋画像用メモリ 13 指紋特徴量用メモリ 14 入力指情報用メモリ 15 プログラム用ROM 16 制御部 17 出力部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一人物について2以上の本数Nr1の
    指の指紋に関するデータを登録する登録手段と、 同一人物について複数の指の指紋に関するデータを入力
    する入力手段と、 入力データと登録データとを照合する照合手段と、 入力された指の本数とNr1未満の所定の閾値Nt1と
    を比較する比較手段とを備え、 入力データが登録データに一致する照合結果、および入
    力された指の本数がNt1以上である比較結果が得られ
    た場合に個人を認証することを特徴とする指紋認証装
    置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段によって入力された指の本
    数を表わす入力情報を記憶する入力情報記憶手段をさら
    に備えたことを特徴とする請求項1記載の指紋認証装
    置。
  3. 【請求項3】 前記入力手段によって入力された指の種
    類を表わす入力情報を記憶する入力情報記憶手段をさら
    に備えたことを特徴とする請求項1記載の指紋認証装
    置。
  4. 【請求項4】 前記入力情報記憶手段は、指の種類を入
    力順に記憶することを特徴とする請求項3記載の指紋認
    証装置。
  5. 【請求項5】 同一グループに属する2以上の人数Nr
    2の人物について指紋に関するデータをそれぞれ登録す
    る登録手段と、 複数の人物について指紋に関するデータをそれぞれ入力
    する入力手段と、 入力データと登録データとを照合する照合手段と、 入力された人の数とNr2未満の所定の閾値Nt2とを
    比較する比較手段とを備え、 入力データが登録データに一致する照合結果、および入
    力された人の数がNt2以上である比較結果が得られた
    場合にグループを認証することを特徴とする指紋認証装
    置。
  6. 【請求項6】 前記登録手段は、人数Nr2の人の指紋
    データを所定の順序で登録し、 前記照合手段は、入力順および登録順に従って入力デー
    タと登録データとを照合することを特徴とする請求項5
    記載の指紋認証装置。
  7. 【請求項7】 前記入力手段によって入力された人数を
    表わす入力情報を記憶する入力情報記憶手段をさらに備
    えたことを特徴とする請求項5記載の指紋認証装置。
  8. 【請求項8】 前記入力手段によって入力された人を識
    別するための入力情報を記憶する入力情報記憶手段をさ
    らに備えたことを特徴とする請求項5記載の指紋認証装
    置。
  9. 【請求項9】 前記入力情報記憶手段は、入力情報を入
    力順に記憶することを特徴とする請求項8記載の指紋認
    証装置。
  10. 【請求項10】 接続された外部機器に入力情報を出力
    する出力手段をさらに備えたことを特徴とする請求項
    2、3、7および8のうちのいずれか1項に記載の指紋
    認証装置。
  11. 【請求項11】 接続された外部機器に、入力情報記憶
    手段に記憶された入力情報を記憶順に出力する出力手段
    をさらに備えたことを特徴とする請求項4または9記載
    の指紋認証装置。
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