JP2002140708A - 指紋による個人認証システムおよび方法 - Google Patents

指紋による個人認証システムおよび方法

Info

Publication number
JP2002140708A
JP2002140708A JP2000334675A JP2000334675A JP2002140708A JP 2002140708 A JP2002140708 A JP 2002140708A JP 2000334675 A JP2000334675 A JP 2000334675A JP 2000334675 A JP2000334675 A JP 2000334675A JP 2002140708 A JP2002140708 A JP 2002140708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fingerprint
finger
user
feature information
password
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000334675A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Komatsu
憲一 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Solution Innovators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Solution Innovators Ltd filed Critical NEC Solution Innovators Ltd
Priority to JP2000334675A priority Critical patent/JP2002140708A/ja
Publication of JP2002140708A publication Critical patent/JP2002140708A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 明確かつ柔軟なユーザインタフェースを備え
た指紋による個人認証システムおよび方法を提供する。 【解決手段】 ユーザID特定部3は、指紋入力部1が
入力した指紋データと指紋特徴情報データベース2に登
録されている指紋データとを照合(1対N照合)してユ
ーザIDを特定する。パスワード特定部4は、ユーザI
D特定部3で特定したユーザIDに対応する指番号リス
トを指紋特徴情報データベース2から取得し、取得した
指番号リストの中からランダムに指番号を選択し、選択
した指番号に対応する指の指紋データを指紋入力部1か
ら入力し、入力した選択指の指紋データと指紋特徴情報
データベース2に登録されている特定したユーザIDに
対応する選択指の指紋データとを照合(1対1照合)し
てパスワードを特定し、特定したユーザIDとパスワー
ドをアプリケーションシステム7に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は指紋による個人認証
システムおよび個人認証方法に関し、特に、2段階の組
み合わせにより認証を行うことを特徴とする指紋による
個人認証システムおよび個人認証方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、入室の許可などにおける物理的ア
クセス管理あるいはパーソナルコンピュータなどの端末
で情報アクセスを行うユーザが本人かどうかを確認する
ユーザ認証動作において、磁気カードなどの所持品を持
っているか否か、あるいは暗証番号やパスワードなどの
秘密知識を知っているか否かによって認証を行ってい
る。すなわち、アプリケーションシステムでは、磁気カ
ードなどを読み込み、あるいはユーザIDとパスワード
を入力させて、本人であるか否かの認証を行っている。
【0003】しかし、本人認証を行う場合に、所持品に
よる認証だけではそれを拾った他人が使え、また秘密知
識でも盗み見たり当て推量したりした者がその知識を入
力することで不正なアクセス許可を得ることができてし
まう。
【0004】そこで、所持品や秘密知識による認証に加
えて、指紋照合などバイオメトリクスによる認証が使用
されている。
【0005】人間の指先の皮膚紋様である指紋は、「万
人不同」・「終生不変」という特徴を持つとされ、表皮
が損傷を受けてもその奥の不変な真皮から同じ指紋が復
元されるため、精密な個人の同定を可能にするバイオメ
トリクスとして広く知られている。
【0006】例えば、アクセスを要求する場合のユーザ
認証動作においては、指紋を入力させ、これが登録して
ある指紋と一致する場合にはアクセスを許可し、その指
紋が一致していない場合は不正ユーザとしてアクセスを
許可しない、と言う使い方ができ、指紋照合による方法
では本当の本人だけが認証を受けられる、という機能を
実現している。
【0007】指紋照合システムの構成としては、指紋を
採取する指紋センサーと、その画像から照合用の特徴を
抽出する手段と、登録指紋の特徴を記憶しておく手段
と、抽出された特徴と記憶されていた特徴との間で照合
し指紋の同一性を判定する手段とを備えている。
【0008】また、指紋照合システムのユーザインタフ
ェースとしては、1本あるいはそれ以上の指をランダム
に選択して入力を指示し指紋スキャナで読み取り照合す
る技術が、特許2985839号”生体照合方法および
装置、情報記憶媒体”、あるいは特開平09−1672
31号公報”生体測定による識別方法及びその装置”に
記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の技術には、以下のような問題点がある。
【0010】すなわち、特許2985839号や特開平
09−167231号公報に記載されている指をランダ
ムに選択して入力を指示し指紋スキャナで読み取る方式
では、選択した指が必ずしも事前に登録してあるとは限
らない、あるいは10指すべてを必ず登録させるように
しなければならないということである。
【0011】さらに、使用者等にとって必ずしも明確か
つ柔軟なユーザインタフェースではないということであ
る。
【0012】本発明の第1の目的は、上記の問題点を解
決し、ユニークなユーザIDを入力せずに指紋のみによ
る照合でもセキュリティーを高くすることができる指紋
による個人認証システムおよび方法を提供することにあ
る。
【0013】本発明の第2の目的は、使用者にとって明
確かつ柔軟なユーザインタフェースを備えた指紋による
個人認証システムおよび方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明の指紋に
よる個人認証システムは、任意の指の指紋を入力して登
録指紋と照合する第1照合手段と、指定された指の指紋
を入力して登録指紋と照合する第2照合手段と、前記第
1照合手段と前記第2照合手段の照合結果により登録認
証情報を送出する認証情報送出手段と、を備えることを
特徴とする。
【0015】本願第2の発明の指紋による個人認証シス
テムは、指紋を入力する指紋入力部と、1人以上のユー
ザについて各ユーザのユーザIDとパスワードと指番号
リストと前記指番号リストに記録されている指の指紋特
徴情報とを登録している指紋特徴情報データベースと、
前記指紋入力部で入力した指紋から指紋特徴情報(指紋
特徴点)を抽出して前記指紋特徴情報データベースに登
録されている指紋特徴情報と照合(1対N照合)を行い
一致した指紋特徴情報に対応するユーザIDを前記指紋
特徴情報データベースから取り出しユーザIDを特定す
るユーザID特定部と、前記ユーザID特定部で特定し
たユーザIDに対応する前記指番号リストを前記指紋特
徴情報データベースから取得し取得した指番号リストの
中からランダムに指番号を選択し選択した指番号に対応
する指種の指を前記指紋入力部に載せることを要求し前
記指紋入力部から前記選択指の指紋を入力し前記入力し
た選択指の指紋から指紋特徴情報を抽出して前記指紋特
徴情報データベースに登録されている前記ユーザIDに
対応する前記選択指の指紋特徴情報と照合(1対1照
合)を行い一致した指紋特徴情報に対応するパスワード
を前記指紋特徴情報データベースから取り出しパスワー
ドを特定し前記特定したユーザIDとパスワードを認証
信号としてアプリケーションシステムに送り出すパスワ
ード特定部と、を備えることを特徴とする。
【0016】本願第3の発明の指紋による個人認証シス
テムは、1人以上のユーザについて各ユーザのユーザI
Dとパスワードと指番号リストと前記指番号リストに記
録されている指の指紋特徴情報とを登録している指紋特
徴情報データベースと、ユーザID入力部からユーザI
Dを入力しユーザIDを特定するユーザID特定部と、
前記ユーザID特定部で特定したユーザIDに対応する
前記指番号リストを前記指紋特徴情報データベースから
取得し取得した指番号リストの中からランダムに指番号
を選択し選択した指番号に対応する指種の指を前記指紋
入力部に載せることを要求し前記指紋入力部から前記選
択指の指紋を入力し前記入力した選択指の指紋から指紋
特徴情報を抽出して前記指紋特徴情報データベースに登
録されている前記ユーザIDに対応する前記選択指の指
紋特徴情報と照合(1対1照合)を行い一致した指紋特
徴情報に対応するパスワードを前記指紋特徴情報データ
ベースから取り出しパスワードを特定し前記特定したユ
ーザIDとパスワードを認証信号としてアプリケーショ
ンシステムに送り出すパスワード特定部と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0017】本願第4の発明の指紋による個人認証シス
テムは、第2または第3の発明において前記パスワード
特定部は、乱数を発生させる乱数発生手段と前記乱数発
生手段で発生させた数字が前記指番号リストに存在した
場合にその数字を指番号とする指番号指定手段とを備え
ることを特徴とする。
【0018】本願第5の発明の指紋による個人認証シス
テムは、第2または第3の発明において前記パスワード
特定部は、前記選択した指番号に対応する指種の指を前
記指紋入力部に載せることを要求するときに、前記指紋
入力部に対して前記選択した指番号に対応する指種をメ
ッセージ表示する手段を備えることを特徴とする。
【0019】本願第6の発明の指紋による個人認証シス
テムは、第2の発明のおいて前記ユーザID特定部は、
前記1対N照合で指紋特徴情報が一致しない場合にユー
ザIDを入力するユーザID入力部を備えることを特徴
とする。
【0020】本願第7の発明の指紋による個人認証シス
テムは、第2または第3の発明において前記パスワード
特定部は、前記1対1照合で指紋特徴情報が一致しない
場合にパスワードを入力するパスワード入力部を備える
ことを特徴とする。
【0021】本願第8の発明の指紋による個人認証シス
テムは、第3または第6の発明のおいて前記ユーザID
入力部は、キーボード入力によりユーザIDを入力する
ことを特徴とする。
【0022】本願第9の発明の指紋による個人認証シス
テムは、第3または第6の発明のおいて前記ユーザID
入力部は、携帯可能な記憶媒体であるIDカードよりユ
ーザIDを入力することを特徴とする。
【0023】本願第10の発明の指紋による個人認証シ
ステムは、第9の発明において前記IDカードは、磁気
カードであることを特徴とする。
【0024】本願第11の発明の指紋による個人認証シ
ステムは、第9の発明において前記IDカードは、光カ
ードであることを特徴とする。
【0025】本願第12の発明の指紋による個人認証シ
ステムは、第9の発明において前記IDカードは、IC
カードであることを特徴とする。
【0026】本願第13の発明の指紋による個人認証方
法は、任意の指の指紋を入力して登録指紋と第1の照合
を行い、指定された指の指紋を入力して登録指紋と第2
の照合を行い、前記第1の照合と前記第2の照合の照合
結果により登録認証情報を送出する、ことを特徴とす
る。
【0027】本願第14の発明の指紋による個人認証方
法は、指紋入力部から指紋を入力し、前記入力した指紋
から指紋特徴情報を抽出して指紋特徴情報データベース
に登録されている1人以上の登録指紋特徴情報と照合
(1対N照合)を行い、一致した指紋特徴情報に対応す
るユーザIDを指紋特徴情報データベースから取得し、
前記ユーザIDで指紋特徴情報データベースを検索し前
記ユーザIDに対応する登録指番号リストを取得し取得
した指番号リストの中からランダムに指番号を選択し選
択した指番号に対応する指種の指を指紋入力部に載せる
ことを要求し、指紋入力部から前記選択指の指紋を入力
し、前記入力した選択指の指紋から指紋特徴情報を抽出
して指紋特徴情報データベースに登録されている前記ユ
ーザIDに対応する前記選択指の指紋特徴情報と照合
(1対1照合)を行い、一致した指紋特徴情報に対応す
るパスワードを指紋特徴情報データベースから取得し、
前記取得したユーザIDとパスワードを認証信号として
アプリケーションシステムに送り出す、ことを特徴とす
る。
【0028】本願第15の発明の指紋による個人認証方
法は、ユーザID入力部からユーザIDを入力し、前記
ユーザIDで指紋特徴情報データベースを検索し前記ユ
ーザIDに対応する登録指番号リストを取得し取得した
指番号リストの中からランダムに指番号を選択し選択し
た指番号に対応する指種の指を指紋入力部に載せること
を要求し、指紋入力部から前記選択指の指紋を入力し、
前記入力した選択指の指紋から指紋特徴情報を抽出して
指紋特徴情報データベースに登録されている前記ユーザ
IDに対応する前記選択指の指紋特徴情報と照合(1対
1照合)を行い、一致した指紋特徴情報に対応するパス
ワードを指紋特徴情報データベースから取得し、前記入
力したユーザIDと前記取得したパスワードを認証信号
としてアプリケーションシステムに送り出す、ことを特
徴とする。
【0029】本願第16の発明の指紋による個人認証方
法は、第14または第15の発明において前記指番号リ
ストの中からランダムに指番号を選択するときに、乱数
を発生させ発生させた数字が指番号リストに存在した場
合にその数字を指番号とすることを特徴とする。
【0030】本願第17の発明の指紋による個人認証方
法は、第14または第15の発明において前記選択した
指番号に対応する指種の指を指紋入力部に載せることを
要求するときに、前記選択した指番号に対応する指種を
メッセージ表示して要求することを特徴とする。
【0031】本願第18の発明の指紋による個人認証方
法は、第14の発明において前記1対N照合で指紋特徴
情報が一致しない場合には、ユーザID入力部からユー
ザIDを入力することを特徴とする。
【0032】本願第19の発明の指紋による個人認証方
法は、第14または第15の発明において前記1対1照
合で指紋特徴情報が一致しない場合には、パスワード入
力部からパスワードを入力することを特徴とする。
【0033】本願第20の発明の指紋による個人認証シ
ステムは、第2または第3の発明において前記指紋入力
部は、ユーザが指を任意の角度に傾けて指紋を入力する
機能を有することを特徴とする。
【0034】本願第21の発明の指紋による個人認証方
法は、第14または第15の発明において前記指紋を入
力するときに、ユーザが指を任意の角度に傾けて指紋を
入力することを特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】初めに、指紋データについての前
提を説明する。
【0036】指紋照合は、入力した照合指紋とすでに登
録されている登録指紋とを照合することで行われる。
【0037】指紋は、指紋センサーで読み込まれると、
指紋から指紋画像が採取され、採取された画像から指紋
を構成する線である隆線が検出され、次いで特徴点が検
出される。特徴点は、隆線の端点や、分岐点の位置デー
タと、更にこれらの特徴点が存在する隆線が伸びる方向
が方向データとして検出される。これらの特徴点は一個
の指紋からは通常は数十個が検出される。
【0038】登録指紋の指紋データは、ユニークなユー
ザID、パスワード、登録されている指を示す指番号リ
ストの後に、「指番号、特徴点1(端点または分岐点、
位置、方向)特徴点2(端点または分岐点、位置、方
向)・・・特徴点m(端点または分岐点、位置、方
向):指番号、特徴点1(端点または分岐点、位置、方
向)特徴点2(端点または分岐点、位置、方向)・・・
特徴点n(端点または分岐点、位置、方向):・・・」
のような形式で登録されている。登録された指が2本な
らば2本分のデータ、3本ならば3本分のデータとな
り、最大10本分までとなる。
【0039】指番号として、左手の拇指,示指,中指,
環指,小指それぞれに0,1,2,3,4の指番号、右
手の拇指,示指,中指,環指,小指それぞれに5,6,
7,8,9の指番号を割り当てる。
【0040】指番号リストには、登録されている指の指
番号が記録されている。例えば、登録指が、左手では示
指と中指が登録され、右手では拇指と中指が登録されて
いるならば、1,2,5,7が登録指番号リストにな
る。
【0041】次に、本発明の第1の実施の形態の構成と
動作について、図面を参照して詳細に説明する。
【0042】図1は、本発明の第1の実施の形態の構成
を示す図である。
【0043】図2は、本発明の第1の実施の形態の動作
を示す図である。
【0044】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態の構成は、指紋センサーである指紋入力部1,1人
以上のユーザについて各ユーザのユーザIDとパスワー
ドと登録指番号リストと各指番号と各指毎の指紋特徴デ
ータを記憶し外部から要求されたデータを記憶したり送
出したり等の機能を持つ指紋特徴情報データベース2,
ユニークなユーザIDを特定するユーザID特定部3,
パスワードを特定するパスワード特定部4,ユーザID
指定手段5,パスワード指定手段6および本認証システ
ムを利用するアプリケーションシステム7から構成され
る。
【0045】指紋入力部1は、指紋センサーに指を置い
て指紋データを入力する。
【0046】ユーザID特定部3は、指紋1対N照合部
31とユーザID入力部32とから構成される。
【0047】指紋1対N照合部31は、ユーザIDもパ
スワードも使用せずに指紋のみにより照合を行う。すな
わち、指紋入力部1で入力した指紋と指紋特徴情報デー
タベース2に登録されている指紋とを照合する。1対N
照合とは、照合する指紋特徴情報を特定せず、指紋特徴
情報データベース2に登録されている全ての指紋特徴情
報と比較を行う照合方式である。登録されているすべて
の指紋特徴情報と照合処理を行うため、処理性能はデー
タ数に依存する。
【0048】ユーザID入力部32は、指紋1対N照合
部31での照合で指紋特徴情報が一致しない時にキーボ
ード等のユーザID指定手段5によりユニークなユーザ
IDを入力する。
【0049】パスワード特定部4は、指番号指定部41
と乱数発生部42と指紋1対1照合部43とパスワード
入力部44とユーザIDパスワード出力部45とから構
成される。
【0050】指番号指定部41は、ユーザID特定部3
から受理したユーザIDを指紋特徴情報データベース2
に送り、指紋特徴情報データベース2からユーザIDに
対応する登録指番号リストを送らせ、指番号リストにあ
る指番号に合うまで乱数発生部42から1桁の乱数を発
生させ、発生させた番号が指番号リストにあったらその
指番号を指紋特徴情報データベース2に送る。
【0051】乱数発生部42は、外部からの要求に応じ
て1桁の乱数を発生して送る。
【0052】指紋1対1照合部43は、ユーザID特定
部3から受理したユーザIDと指番号指定部41から指
定された指番号とその指番号の指紋特徴情報(指紋特徴
点データ)を指紋特徴情報データベース2から受理し、
使用者に指番号に対応する指種をメッセージ表示してそ
の指種の指を指紋センサーに載せることを要求し、要求
に応じて新たに入力された指種の指からの指紋を指紋特
徴情報データベース2から送られた指紋特徴情報と比較
して一致するか否かを確認する。1対1照合とは、ユー
ザIDにより照合する指紋特徴情報を特定し、2つの指
紋特徴情報を比較する照合方式である。照合処理が少な
くてすむため高速である。
【0053】パスワード入力部44は、指紋特徴情報が
一致しない時にキーボード等のパスワード指定手段6に
よりパスワードを入力する。
【0054】ユーザIDパスワード出力部45は、指紋
特徴情報が一致すれば指紋特徴情報データベース2か
ら、あるいは指紋特徴情報が不一致であればパスワード
入力部44から、パスワードを取り込み、ユーザIDと
パスワードを認証信号としてアプリケーションシステム
7に送り出す。
【0055】図2を参照して、本発明の第1の実施の形
態の動作を説明する。
【0056】指紋センサーである指紋入力部1から指紋
を取得してユーザID特定部3に送る(ステップA
1)。ここでは、ユーザが事前に登録した複数個の指の
内から任意の指を採取する。
【0057】ユーザID特定部3では指紋入力部1から
送られた指紋から指紋特徴情報(指紋特徴点)を抽出す
る(ステップA2)。
【0058】指紋特徴情報データベース2の登録指紋デ
ータと抽出した指紋特徴情報による照合(1対N照合)
を行う(ステップA3)。
【0059】指紋特徴情報が一致したら、一致した指紋
特徴情報に対応するユーザIDを指紋特徴情報データベ
ース2から取得し、パスワード特定部4に送る(ステッ
プA4〜A5)。
【0060】指紋特徴情報が一致しない時は、キーボー
ド等のユーザID指定手段5によりユニークなユーザI
Dを入力する(ステップA4、A6)。
【0061】入力したユーザIDが指紋特徴情報データ
ベース2上に登録されているユーザIDと一致すれば、
ユーザIDをパスワード特定部4に送る(ステップA
7)。
【0062】パスワード特定部4では、ユーザID特定
部3から受理したユーザIDを指紋特徴情報データベー
ス2に送り、指紋特徴情報データベース2からユーザI
Dに対応する登録指番号リストを送らせ(ステップB
1)、指番号リストにある指番号に合うまで、乱数発生
部42から1桁の乱数を発生させ、発生させた番号が指
番号リストにあったらその指番号を指紋特徴情報データ
ベース2に送る。指紋特徴情報データベース2はユーザ
IDと、指定された指番号と、その指番号の指紋特徴情
報を指番号指定部41に送り、使用者に指番号に対応す
る指種をメッセージ表示して、その指種の指を指紋入力
部1である指紋センサーに載せることを要求する(ステ
ップB2)。
【0063】指紋センサーである指紋入力部1から指紋
を取得して指紋1対1照合部43に送る(ステップB
3)。
【0064】新たに入力された指種の指からの指紋から
指紋特徴情報を抽出し指紋特徴情報データベース2から
送られた指紋特徴情報と照合(1対1照合)をする(ス
テップB4〜B5)。
【0065】指紋特徴情報が一致すれば、パスワードを
指紋特徴情報データベース2から取り込み、ユーザID
とパスワードを認証信号として本認証システムを利用し
ているアプリケーションシステム7に送り出す(ステッ
プB6〜B8)。
【0066】指紋特徴情報が一致しない時には、キーボ
ード等のパスワード指定手段6によりパスワードを入力
する(ステップB9)。
【0067】入力したパスワードが指紋特徴情報データ
ベース2上のユーザIDに対応するパスワードと一致す
れば、パスワードを指紋特徴情報データベース2から取
り込み、ユーザIDとパスワードを認証信号として本認
証システムを利用しているアプリケーションシステム7
に送り出す(ステップB10、B8)。
【0068】このように、ユニークなユーザIDを入力
せずに指紋のみによる照合(1対N照合)によって個人
を特定し、特定された個人のユニークなユーザIDを手
がかりに引き出された、ユーザが事前に登録した複数個
の指番号をランダムに選択して入力する指番号を指定
し、指定された指番号の登録指紋データと、指定された
指番号に従って入力された照会指紋データとを照合(1
対1照合)して一致するかを確認するという2段階の組
み合わせにより認証を行っているので、セキュリティー
を高くするという効果を発揮している。
【0069】また、指紋のみによる照合(1対N照合)
によって個人を特定出来ない場合や、指定された指番号
にしたがって入力された照会指紋データを照合(1対1
照合)して一致しなかった場合は、キーボードからユニ
ークなユーザIDやパスワードを入力できることを特徴
としている。この認証方法によって、ユーザが登録した
指に傷を負ったりしたために、ネットワークへのアクセ
スの許可を得たり、入室の許可を得てドアを開けること
ができない不都合をなくしている。
【0070】さらに、ユーザは10本の指すべてを必ず
登録しておく必要はなく、なおかつ特定されたユニーク
なユーザIDを手がかりにユーザが事前に登録した複数
個の指から選択するので、登録されていない指を選択し
て入力を指示してしまうことがないので、使用者にとっ
て明確かつ柔軟なユーザインタフェースを提供できると
いう効果も生じる。
【0071】次に、本発明の第2の実施の形態の構成と
動作について、図面を参照して詳細に説明する。
【0072】図3は、本発明の第2の実施の形態の構成
を示す図である。
【0073】図4は、本発明の第2の実施の形態の動作
を示す図である。
【0074】図3を参照すると、本発明の第2の実施の
形態の構成は、図1に示す第1の実施の形態におけるユ
ーザID特定部3をユーザID特定部8に、ユーザID
指定手段5をユーザID指定手段9に変更したものであ
る。
【0075】ユーザID特定部8は、ユーザID入力部
82から構成される。
【0076】ユーザID入力部82は、ユーザID指定
手段5からユニークなユーザIDを入力してパスワード
特定部4に送る。具体的には、カードリーダ等である。
【0077】ユーザID指定手段5は、IDカードであ
る。なお、IDカードには、磁気カード、光カード、I
Cカードを含む。
【0078】図4を参照して、本発明の第2の実施の形
態の動作を説明する。
【0079】ユーザID特定部8では、ユーザID指定
手段9であるIDカードなどからユーザID入力部82
であるカードリーダを通してユニークなユーザIDを取
得する(ステップC1)。IDカードには特定の1人の
ユーザIDに限定されているので、ユーザID指定手段
9であるIDカード等がユーザID入力部82であるカ
ードリーダで読まれた時点でユーザIDが特定できる。
【0080】入力したユーザIDが指紋特徴情報データ
ベース2上に登録されているユーザIDと一致すれば、
ユーザIDをパスワード特定部4に送る(ステップC
2)。
【0081】ステップB1〜B10の動作は、図2に示
す第1の実施の形態の動作におけるステップB1〜B1
0と同じである。
【0082】さらに、本発明の第3の実施の形態の構成
と動作について、図面を参照して詳細に説明する。
【0083】図5は、本発明の第3の実施の形態の構成
を示す図である。
【0084】図6は、本発明の第3の実施の形態の動作
を示す図である。
【0085】図5を参照すると、本発明の第3の実施の
形態の構成は、図3に示す第2の実施の形態における指
紋特徴情報データベース2を指紋特徴情報データベース
10に、ユーザID特定部8をユーザID特定部11
に、ユーザID指定手段9をユーザID指定手段12に
変更したものである。
【0086】指紋特徴情報データベース10は、ICカ
ードのような記憶容量が大きい携帯可能な記憶媒体上に
構築されている。指紋特徴情報データベース10の機能
および格納されるデータは、指紋特徴情報データベース
2と同様である。
【0087】ユーザID特定部11は、ユーザID入力
部112から構成される。
【0088】ユーザID入力部112は、ユーザID指
定手段12からユニークなユーザIDを入力してパスワ
ード特定部4に送る。具体的には、カードリーダ等であ
る。
【0089】ユーザID指定手段12は、ICカードな
どである。
【0090】図6を参照して、本発明の第3の実施の形
態の動作を説明する。
【0091】ユーザID特定部11では、ユーザID指
定手段12であるICカードなどからユーザID入力部
112であるカードリーダを通してユニークなユーザI
Dを取得する(ステップD1)。ICカードもまた特定
の1人のユーザIDに限定されているので、ユーザID
指定手段12であるICカードがユーザID入力部11
2であるカードリーダで読まれた時点でユーザが特定さ
れる。
【0092】入力したユーザIDが指紋特徴情報データ
ベース10上に登録されているユーザIDと一致すれ
ば、ユーザIDをパスワード特定部4に送る(ステップ
D2)。
【0093】ステップB1〜B10の動作は、図4に示
す第2の実施の形態の動作におけるステップB1〜B1
0と同様である。但し、指紋特徴情報データベース10
がICカード上に構築されているので、指紋特徴情報デ
ータベース10へのアクセスはICカードに対するアク
セスとなる。
【0094】このように、指紋特徴情報データベースを
ICカード上に持つことにより、ユーザがICカード上
に自分の指紋特徴情報を持ち携帯することで、ユーザを
特定する1対N照合が必要がなくなり、他人の指紋が候
補に上がることがなく、認証に要する時間を短縮できる
効果がある。
【0095】上述の実施の形態においては、照合時およ
び登録時に、指紋センサーに対して真っ直ぐ指を置いて
指紋を入力する場合について説明しているが、指紋セン
サーに対して真っ直ぐ指を置かずに、真横(90度)や斜
め横(45度)程度に傾けて置いて指紋を入力するように
してもよい。
【0096】すなわち、指紋照合のための登録指紋入力
時において、指紋入力部に指を置くときに、ユーザが指
を任意の角度に傾けて指紋を登録する。ユーザは指紋に
よる照合時に、登録時と同じ角度に傾けて指紋を入力す
る。この認証方法により、他人が指定された指番号の指
を何らかの方法で偽造できたとしても、登録時の傾けた
角度までは知り得ないので、さらにセキュリティーを高
くすることができるという効果を生む。
【0097】
【発明の効果】第1の効果は、ユニークなユーザIDを
入力せずに指紋のみによる照合でもセキュリティーを高
くすることができ、コップなど他の物体やセンサー面に
残っている指紋から偽指を製造して指紋照合システムに
入力して本人になりすます行為を防止することができる
ことである。
【0098】第2の効果は、使用者にとって明確かつ柔
軟なユーザインタフェースを備えた、指紋による個人認
証方法および認証システムを提供できることにある。
【0099】その理由は、ユニークなユーザIDを入力
せずに指紋のみによる照合(1対N照合)によって個人
を特定できた場合は、特定されたユニークなユーザID
を手がかりに引き出された、ユーザが事前に登録した複
数個の指番号をランダムに選択して入力する指番号を指
定し、指定された指番号の登録指紋データと、指定され
た指番号にしたがって入力された照合指紋データを、照
合(1対1照合)して一致するかを確認するという2段
階の組み合わせにより、ユーザは10指すべて必ず登録
しておく必要はなく、なおかつ特定されたユニークなユ
ーザIDを手がかりにユーザが事前に登録した複数個の
指から選択するので、登録されていない指を選択して入
力を指示してしまうことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態の動作を示す図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態の構成を示す図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施の形態の動作を示す図であ
る。
【図5】本発明の第3の実施の形態の構成を示す図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施の形態の動作を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 指紋入力部 2 指紋特徴情報データベース 3 ユーザID特定部 4 パスワード特定部 5 ユーザID指定手段 6 パスワード指定手段 7 アプリケーションシステム 8 ユーザID特定部 9 ユーザID指定手段 10 指紋特徴情報データベース 11 ユーザID特定部 12 ユーザID指定手段 31 指紋1対N照合部 32 ユーザID入力部 41 指番号指定部 42 乱数発生部 43 指紋1対1照合部 44 パスワード入力部 45 ユーザIDパスワード出力部 82 ユーザID入力部 112 ユーザID入力部

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の指の指紋を入力して登録指紋と照
    合する第1照合手段と、指定された指の指紋を入力して
    登録指紋と照合する第2照合手段と、前記第1照合手段
    と前記第2照合手段の照合結果により登録認証情報を送
    出する認証情報送出手段と、を備えることを特徴とする
    指紋による個人認証システム。
  2. 【請求項2】 指紋を入力する指紋入力部と、1人以上
    のユーザについて各ユーザのユーザIDとパスワードと
    指番号リストと前記指番号リストに記録されている指の
    指紋特徴情報とを登録している指紋特徴情報データベー
    スと、前記指紋入力部で入力した指紋から指紋特徴情報
    (指紋特徴点)を抽出して前記指紋特徴情報データベー
    スに登録されている指紋特徴情報と照合(1対N照合)
    を行い一致した指紋特徴情報に対応するユーザIDを前
    記指紋特徴情報データベースから取り出しユーザIDを
    特定するユーザID特定部と、前記ユーザID特定部で
    特定したユーザIDに対応する前記指番号リストを前記
    指紋特徴情報データベースから取得し取得した指番号リ
    ストの中からランダムに指番号を選択し選択した指番号
    に対応する指種の指を前記指紋入力部に載せることを要
    求し前記指紋入力部から前記選択指の指紋を入力し前記
    入力した選択指の指紋から指紋特徴情報を抽出して前記
    指紋特徴情報データベースに登録されている前記ユーザ
    IDに対応する前記選択指の指紋特徴情報と照合(1対
    1照合)を行い一致した指紋特徴情報に対応するパスワ
    ードを前記指紋特徴情報データベースから取り出しパス
    ワードを特定し前記特定したユーザIDとパスワードを
    認証信号としてアプリケーションシステムに送り出すパ
    スワード特定部と、を備えることを特徴とする指紋によ
    る個人認証システム。
  3. 【請求項3】 1人以上のユーザについて各ユーザのユ
    ーザIDとパスワードと指番号リストと前記指番号リス
    トに記録されている指の指紋特徴情報とを登録している
    指紋特徴情報データベースと、ユーザID入力部からユ
    ーザIDを入力しユーザIDを特定するユーザID特定
    部と、前記ユーザID特定部で特定したユーザIDに対
    応する前記指番号リストを前記指紋特徴情報データベー
    スから取得し取得した指番号リストの中からランダムに
    指番号を選択し選択した指番号に対応する指種の指を前
    記指紋入力部に載せることを要求し前記指紋入力部から
    前記選択指の指紋を入力し前記入力した選択指の指紋か
    ら指紋特徴情報を抽出して前記指紋特徴情報データベー
    スに登録されている前記ユーザIDに対応する前記選択
    指の指紋特徴情報と照合(1対1照合)を行い一致した
    指紋特徴情報に対応するパスワードを前記指紋特徴情報
    データベースから取り出しパスワードを特定し前記特定
    したユーザIDとパスワードを認証信号としてアプリケ
    ーションシステムに送り出すパスワード特定部と、を備
    えることを特徴とする指紋による個人認証システム。
  4. 【請求項4】 前記パスワード特定部は、乱数を発生さ
    せる乱数発生手段と前記乱数発生手段で発生させた数字
    が前記指番号リストに存在した場合にその数字を指番号
    とする指番号指定手段とを備えることを特徴とする請求
    項2または請求項3記載の指紋による個人認証システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記パスワード特定部は、前記選択した
    指番号に対応する指種の指を前記指紋入力部に載せるこ
    とを要求するときに、前記指紋入力部に対して前記選択
    した指番号に対応する指種をメッセージ表示する手段を
    備えることを特徴とする請求項2または請求項3記載の
    指紋による個人認証システム。
  6. 【請求項6】 前記ユーザID特定部は、前記1対N照
    合で指紋特徴情報が一致しない場合にユーザIDを入力
    するユーザID入力部を備えることを特徴とする請求項
    2記載の指紋による個人認証システム。
  7. 【請求項7】 前記パスワード特定部は、前記1対1照
    合で指紋特徴情報が一致しない場合にパスワードを入力
    するパスワード入力部を備えることを特徴とする請求項
    2または請求項3記載の指紋による個人認証システム。
  8. 【請求項8】 前記ユーザID入力部は、キーボード入
    力によりユーザIDを入力することを特徴とする請求項
    3または請求項6記載の指紋による個人認証システム。
  9. 【請求項9】 前記ユーザID入力部は、携帯可能な記
    憶媒体であるIDカードよりユーザIDを入力すること
    を特徴とする請求項3または請求項6記載の指紋による
    個人認証システム。
  10. 【請求項10】 前記IDカードは、磁気カードである
    ことを特徴とする請求項9記載の指紋による個人認証シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 前記IDカードは、光カードであるこ
    とを特徴とする請求項9記載の指紋による個人認証シス
    テム。
  12. 【請求項12】 前記IDカードは、ICカードである
    ことを特徴とする請求項9記載の指紋による個人認証シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 任意の指の指紋を入力して登録指紋と
    第1の照合を行い、指定された指の指紋を入力して登録
    指紋と第2の照合を行い、前記第1の照合と前記第2の
    照合の照合結果により登録認証情報を送出する、ことを
    特徴とする指紋による個人認証方法。
  14. 【請求項14】 指紋入力部から指紋を入力し、前記入
    力した指紋から指紋特徴情報を抽出して指紋特徴情報デ
    ータベースに登録されている1人以上の登録指紋特徴情
    報と照合(1対N照合)を行い、一致した指紋特徴情報
    に対応するユーザIDを指紋特徴情報データベースから
    取得し、前記ユーザIDで指紋特徴情報データベースを
    検索し前記ユーザIDに対応する登録指番号リストを取
    得し取得した指番号リストの中からランダムに指番号を
    選択し選択した指番号に対応する指種の指を指紋入力部
    に載せることを要求し、指紋入力部から前記選択指の指
    紋を入力し、前記入力した選択指の指紋から指紋特徴情
    報を抽出して指紋特徴情報データベースに登録されてい
    る前記ユーザIDに対応する前記選択指の指紋特徴情報
    と照合(1対1照合)を行い、一致した指紋特徴情報に
    対応するパスワードを指紋特徴情報データベースから取
    得し、前記取得したユーザIDとパスワードを認証信号
    としてアプリケーションシステムに送り出す、ことを特
    徴とする指紋による個人認証方法。
  15. 【請求項15】 ユーザID入力部からユーザIDを入
    力し、前記ユーザIDで指紋特徴情報データベースを検
    索し前記ユーザIDに対応する登録指番号リストを取得
    し取得した指番号リストの中からランダムに指番号を選
    択し選択した指番号に対応する指種の指を指紋入力部に
    載せることを要求し、指紋入力部から前記選択指の指紋
    を入力し、前記入力した選択指の指紋から指紋特徴情報
    を抽出して指紋特徴情報データベースに登録されている
    前記ユーザIDに対応する前記選択指の指紋特徴情報と
    照合(1対1照合)を行い、一致した指紋特徴情報に対
    応するパスワードを指紋特徴情報データベースから取得
    し、前記入力したユーザIDと前記取得したパスワード
    を認証信号としてアプリケーションシステムに送り出
    す、ことを特徴とする指紋による個人認証方法。
  16. 【請求項16】 前記指番号リストの中からランダムに
    指番号を選択するときに、乱数を発生させ発生させた数
    字が指番号リストに存在した場合にその数字を指番号と
    することを特徴とする請求項14または請求項15記載
    の指紋による個人認証方法。
  17. 【請求項17】 前記選択した指番号に対応する指種の
    指を指紋入力部に載せることを要求するときに、前記選
    択した指番号に対応する指種をメッセージ表示して要求
    することを特徴とする請求項14または請求項15記載
    の指紋による個人認証方法。
  18. 【請求項18】 前記1対N照合で指紋特徴情報が一致
    しない場合には、ユーザID入力部からユーザIDを入
    力することを特徴とする請求項14記載の指紋による個
    人認証方法。
  19. 【請求項19】 前記1対1照合で指紋特徴情報が一致
    しない場合には、パスワード入力部からパスワードを入
    力することを特徴とする請求項14または請求項15記
    載の指紋による個人認証方法。
  20. 【請求項20】 前記指紋入力部は、ユーザが指を任意
    の角度に傾けて指紋を入力する機能を有することを特徴
    とする請求項2または請求項3記載の指紋による個人認
    証システム。
  21. 【請求項21】 前記指紋を入力するときに、ユーザが
    指を任意の角度に傾けて指紋を入力することを特徴とす
    る請求項14または請求項15記載の指紋による個人認
    証方法。
JP2000334675A 2000-11-01 2000-11-01 指紋による個人認証システムおよび方法 Pending JP2002140708A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000334675A JP2002140708A (ja) 2000-11-01 2000-11-01 指紋による個人認証システムおよび方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000334675A JP2002140708A (ja) 2000-11-01 2000-11-01 指紋による個人認証システムおよび方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002140708A true JP2002140708A (ja) 2002-05-17

Family

ID=18810547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000334675A Pending JP2002140708A (ja) 2000-11-01 2000-11-01 指紋による個人認証システムおよび方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002140708A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004126813A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Toshiba Corp 個人認証装置、個人認証方法、入退出管理装置及び入退出管理方法
JP2005293139A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Secom Co Ltd 個人照合装置
JP2006255332A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2007148950A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Hitachi Ltd 情報処理装置
JP2008071366A (ja) * 2007-10-22 2008-03-27 Toshiba Corp 顔画像照合装置、顔画像照合システム及び顔画像照合方法
JP2008522271A (ja) * 2004-11-29 2008-06-26 サジェム デファンス セキュリテ 変更済バイオメトリック特徴によってユーザを識別する方法およびその方法を実現するためのデータベース
JP2010198341A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Fujitsu Fsas Inc 認証処理プログラム及び装置
JP2017510909A (ja) * 2015-01-08 2017-04-13 バイドゥ オンライン ネットワーク テクノロジー (ベイジン) カンパニー リミテッド 指紋認証方法、装置、インテリジェント端末及びコンピュータ記憶媒体
JP2019061462A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 富士通フロンテック株式会社 生体認証システムおよび生体認証方法
KR20200020389A (ko) * 2018-08-17 2020-02-26 엔에이치엔 주식회사 생체인식 기반의 결제 방법 및 장치
JP2023033184A (ja) * 2021-08-27 2023-03-09 冬菊 李 指紋認証自動パスワード選択、送信及び入力装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004126813A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Toshiba Corp 個人認証装置、個人認証方法、入退出管理装置及び入退出管理方法
JP2005293139A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Secom Co Ltd 個人照合装置
JP4733142B2 (ja) * 2004-11-29 2011-07-27 モルフォ 変更済バイオメトリック特徴によってユーザを識別する方法およびその方法を実現するためのデータベース
JP2008522271A (ja) * 2004-11-29 2008-06-26 サジェム デファンス セキュリテ 変更済バイオメトリック特徴によってユーザを識別する方法およびその方法を実現するためのデータベース
JP2006255332A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP4728022B2 (ja) * 2005-03-18 2011-07-20 株式会社リコー 画像形成装置
JP2007148950A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Hitachi Ltd 情報処理装置
JP2008071366A (ja) * 2007-10-22 2008-03-27 Toshiba Corp 顔画像照合装置、顔画像照合システム及び顔画像照合方法
JP2010198341A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Fujitsu Fsas Inc 認証処理プログラム及び装置
JP2017510909A (ja) * 2015-01-08 2017-04-13 バイドゥ オンライン ネットワーク テクノロジー (ベイジン) カンパニー リミテッド 指紋認証方法、装置、インテリジェント端末及びコンピュータ記憶媒体
JP2019061462A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 富士通フロンテック株式会社 生体認証システムおよび生体認証方法
KR20200020389A (ko) * 2018-08-17 2020-02-26 엔에이치엔 주식회사 생체인식 기반의 결제 방법 및 장치
KR102089061B1 (ko) 2018-08-17 2020-03-13 엔에이치엔 주식회사 생체인식 기반의 결제 방법 및 장치
JP2023033184A (ja) * 2021-08-27 2023-03-09 冬菊 李 指紋認証自動パスワード選択、送信及び入力装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Pankanti et al. Biometrics: The future of identification [guest eeditors' introduction]
JP4832951B2 (ja) 生体認証装置および生体認証プログラム
US6735695B1 (en) Methods and apparatus for restricting access of a user using random partial biometrics
US6072891A (en) Method of gathering biometric information
JP5975293B2 (ja) 認証装置及びプログラム
Harris et al. Biometric authentication: assuring access to information
US20100174914A1 (en) System and method for traceless biometric identification with user selection
WO1999056250A1 (en) Method of providing secure user access
US10296734B2 (en) One touch two factor biometric system and method for identification of a user utilizing a portion of the person's fingerprint and a vein map of the sub-surface of the finger
JP2006085559A (ja) 個人認証装置および個人認証方法および記憶媒体
JP2003186845A (ja) バイオメトリクス認証システム及び方法
JP2000358025A (ja) 情報処理方法、情報処理装置及び情報処理プログラムを記憶した記録媒体
JP2002140708A (ja) 指紋による個人認証システムおよび方法
Matyáš et al. Biometric authentication systems
WO2020261545A1 (ja) 認証システム、認証装置、認証方法、及びプログラム
JP2001014276A (ja) 個人認証システム及びその方法
JP7207521B2 (ja) 認証方法、認証装置、プログラム
KR102545565B1 (ko) 라이브니스 검증 방법, 및 이를 이용하는 서버 및 프로그램
JP2003323412A (ja) 個人認証方法、個人認証装置およびクライアントサーバ型の個人認証システム
JP2004021615A (ja) 画像照合システム、画像照合装置、情報処理装置、画像照合方法及びその方法を記述したプログラム
JP2002269510A (ja) Icカードシステムにおける認証方法及びシステム
JP2009288936A (ja) 認証システム、及び認証サーバ
JP2007011885A (ja) 生体認証システム、生体認証方法、生体認証プログラム
Nguyen et al. An approach to protect private key using fingerprint biometric encryption key in BioPKI based security system
JP2002304230A (ja) 本人認証システム及び入力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041214

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050315

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050726