JP2001092737A - ３次元共有仮想空間におけるコミュニケーション方法およびシステムならびにそのプログラムを格納した記録媒体 - Google Patents
３次元共有仮想空間におけるコミュニケーション方法およびシステムならびにそのプログラムを格納した記録媒体Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザ間の非同期の出会いが可能であり、ユ
ーザの声や顔映像をキーとしたユーザ検索サービスが可
能な、３次元共有仮想空間におけるコミュニケーション
方法とそのシステムを提供する。 【解決手段】 仮想空間サーバは３次元共用仮想空間を
実現し、掲示板サーバ１２は、ネットワーク３０を介し
て仮想空間にログインするクライアント２０のユーザの
自己紹介データを入力し、ユーザの要求に応じマルチメ
ディア掲示板に提示し、メールサーバ１３は仮想空間を
利用するクライアント２０のユーザ間のメールを送受信
し、自己紹介データデータベース１４はユーザの自己紹
介データを登録して保存する。従来の同期的なチャット
サービスに加えて、同空間かつ同時刻に存在しないユー
ザと出会う機会を提供するために、同一ユーザＩＤを用
いる掲示板サービスとメールサービスとをチャットサー
ビスに付加して統合した。
ーザの声や顔映像をキーとしたユーザ検索サービスが可
能な、３次元共有仮想空間におけるコミュニケーション
方法とそのシステムを提供する。 【解決手段】 仮想空間サーバは３次元共用仮想空間を
実現し、掲示板サーバ１２は、ネットワーク３０を介し
て仮想空間にログインするクライアント２０のユーザの
自己紹介データを入力し、ユーザの要求に応じマルチメ
ディア掲示板に提示し、メールサーバ１３は仮想空間を
利用するクライアント２０のユーザ間のメールを送受信
し、自己紹介データデータベース１４はユーザの自己紹
介データを登録して保存する。従来の同期的なチャット
サービスに加えて、同空間かつ同時刻に存在しないユー
ザと出会う機会を提供するために、同一ユーザＩＤを用
いる掲示板サービスとメールサービスとをチャットサー
ビスに付加して統合した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、３次元共有仮想空
間におけるコミュニケーション方法およびシステムに関
する。
間におけるコミュニケーション方法およびシステムに関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来提供されていた同期的にメッセージ
を交換するチャットシステムや、非同期的に送信された
メッセージを共有する会議室サービスなどの、テキスト
を用いた多人数参加型のコミュニケーション環境に対
し、インターネットの急速な発展と、パーソナルコンピ
ュータの高性能化に対応した新たなコミュニケーション
環境が求められ、コンピュータ技術、ネットワーク技術
を駆使して、２次元仮想空間をネットワーク上に構築
し、この空間の中でコミュニケーション等を楽しむサイ
バースペースサービスが提供できるようになってきた。
を交換するチャットシステムや、非同期的に送信された
メッセージを共有する会議室サービスなどの、テキスト
を用いた多人数参加型のコミュニケーション環境に対
し、インターネットの急速な発展と、パーソナルコンピ
ュータの高性能化に対応した新たなコミュニケーション
環境が求められ、コンピュータ技術、ネットワーク技術
を駆使して、２次元仮想空間をネットワーク上に構築
し、この空間の中でコミュニケーション等を楽しむサイ
バースペースサービスが提供できるようになってきた。
【０００３】さらに、端末の高性能化、コンピュータグ
ラフィック技術の発展により、会話用の仮想環境を３次
元化し、参加者がアニメ的なアバタ（Ａｖａｔａｒ 分
身）として会話環境内に登場し、さらにアバタに個人の
音声や顔映像を付けて本人の特徴を出し、サイバースペ
ースサービスもチャットのみならず情報閲覧、ショッピ
ング、教育、エンターテインメントに及ぶ３次元共有仮
想空間を用いたサイバースペースサービスが実現してい
る（正木他、「サイバーコミュニケーションプラットホ
ーム：インタースペース」ＮＴＴ Ｒ＆Ｄ、Ｖｏｌ．４
７、Ｎｏ．４、ｐｐ．４５３−４５８参照）。
ラフィック技術の発展により、会話用の仮想環境を３次
元化し、参加者がアニメ的なアバタ（Ａｖａｔａｒ 分
身）として会話環境内に登場し、さらにアバタに個人の
音声や顔映像を付けて本人の特徴を出し、サイバースペ
ースサービスもチャットのみならず情報閲覧、ショッピ
ング、教育、エンターテインメントに及ぶ３次元共有仮
想空間を用いたサイバースペースサービスが実現してい
る（正木他、「サイバーコミュニケーションプラットホ
ーム：インタースペース」ＮＴＴ Ｒ＆Ｄ、Ｖｏｌ．４
７、Ｎｏ．４、ｐｐ．４５３−４５８参照）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の３次元
共有仮想空間におけるコミュニケーションは、チャット
などの同期的なコミュニケーションが主流であり、同空
間かつ同時刻に他のユーザが存在しない場合、ユーザは
仮想空間内で出会う機会がないという問題点があった。
共有仮想空間におけるコミュニケーションは、チャット
などの同期的なコミュニケーションが主流であり、同空
間かつ同時刻に他のユーザが存在しない場合、ユーザは
仮想空間内で出会う機会がないという問題点があった。
【０００５】また、ユーザ検索サービスはテキストをキ
ーとした検索が主流であり、ユーザの声や顔映像をキー
としたユーザ検索サービスはなかつた。
ーとした検索が主流であり、ユーザの声や顔映像をキー
としたユーザ検索サービスはなかつた。
【０００６】本発明の目的は、ユーザ間の非同期の出会
いが可能であり、ユーザの声や顔映像をキーとしたユー
ザ検索サービスが可能な、３次元共有仮想空間における
コミュニケーション方法とそのシステムを提供すること
である。
いが可能であり、ユーザの声や顔映像をキーとしたユー
ザ検索サービスが可能な、３次元共有仮想空間における
コミュニケーション方法とそのシステムを提供すること
である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の３次元共有仮想
空間におけるコミュニケーション方法は、コンピュータ
ネットワークを用いた３次元共有仮想空間におけるコミ
ュニケーション方法において、仮想空間内チャットサー
ビスのユーザＩＤと同一のＩＤを用いて、ユーサの自己
紹介データを登録するマルテメディア掲示板サービス
と、メールサービスとが、仮想空間に関連付けて提供さ
れる。
空間におけるコミュニケーション方法は、コンピュータ
ネットワークを用いた３次元共有仮想空間におけるコミ
ュニケーション方法において、仮想空間内チャットサー
ビスのユーザＩＤと同一のＩＤを用いて、ユーサの自己
紹介データを登録するマルテメディア掲示板サービス
と、メールサービスとが、仮想空間に関連付けて提供さ
れる。
【０００８】マルチメディア掲示板サービスには、分類
された所定のテキスト項目に従ってユーザが入力したテ
キストが自己紹介データとして登録されており、検索す
るユーザは、任意のテキスト分類項目をキーとして所望
のユーザの検索ができてもよい。
された所定のテキスト項目に従ってユーザが入力したテ
キストが自己紹介データとして登録されており、検索す
るユーザは、任意のテキスト分類項目をキーとして所望
のユーザの検索ができてもよい。
【０００９】また、マルチメディア掲示板サービスに
は、分類された所定のテキスト項目に従ってユーザが入
力したテキスト、音声、および顔映像が自己紹介データ
として登録されており、検索するユーザは、任意のテキ
スト分類項目、代表的な話者の音声パターン、および顔
モデルパターンの少なくとも一種をキーとして所望のユ
ーザの検索ができることが好ましい。
は、分類された所定のテキスト項目に従ってユーザが入
力したテキスト、音声、および顔映像が自己紹介データ
として登録されており、検索するユーザは、任意のテキ
スト分類項目、代表的な話者の音声パターン、および顔
モデルパターンの少なくとも一種をキーとして所望のユ
ーザの検索ができることが好ましい。
【００１０】その代表的な話者の音声パターンをキーと
したユーザ検索では、検索するユーザは提示される複数
の音声パターンから所望の音声パターンと検索個数とを
指定し、マルテメディア掲示板サービスでは話者識別の
技術を用いて所望の音声パターンと登録されているユー
ザの自己紹介データの声とを比較し、類似度の高い方の
声から順に指定の個数の声を選択し、選択した声のユー
ザの自己紹介データを検索結果として提示してもよく、
顔モデルパターンをキーとしたユーザ検索では、検索す
るユーザは提示される複数の顔モデルパターンから所望
の顔モデルパターンと検索個数とを指定し、マルテメデ
ィア掲示板サービスでは顔部品特徴点の抽出技術を用い
て所望の顔モデルパターンと登録されているユーザの自
己紹介データの顔映像とを比較し、類似度の高い方の顔
映像から順に指定の個数の顔映像を選択し、選択した顔
映像のユーザの自己紹介データを検索結果として提示し
てもよい。
したユーザ検索では、検索するユーザは提示される複数
の音声パターンから所望の音声パターンと検索個数とを
指定し、マルテメディア掲示板サービスでは話者識別の
技術を用いて所望の音声パターンと登録されているユー
ザの自己紹介データの声とを比較し、類似度の高い方の
声から順に指定の個数の声を選択し、選択した声のユー
ザの自己紹介データを検索結果として提示してもよく、
顔モデルパターンをキーとしたユーザ検索では、検索す
るユーザは提示される複数の顔モデルパターンから所望
の顔モデルパターンと検索個数とを指定し、マルテメデ
ィア掲示板サービスでは顔部品特徴点の抽出技術を用い
て所望の顔モデルパターンと登録されているユーザの自
己紹介データの顔映像とを比較し、類似度の高い方の顔
映像から順に指定の個数の顔映像を選択し、選択した顔
映像のユーザの自己紹介データを検索結果として提示し
てもよい。
【００１１】本発明の３次元共有仮想空間におけるコミ
ュニケーションシステムは、コンピュータネットワーク
を用いた３次元共有仮想空間におけるコミュニケーショ
ンシステムであって、そのコミュニケーションシステム
は、３次元共有仮想空間サーバ、複数のクライアント、
および３次元共有仮想空間サーバと各クライアントとを
接続するネットワークから構成される。その３次元共有
仮想空間サーバは、仮想空間サーバ、掲示板サーバ、メ
ールサーバ、および自己紹介データデータベースを備え
ている。その仮想空間サーバは３次元共有仮想空間を実
現し、掲示板サーバは、ネットワークを介して仮想空間
にログインするクライアントのユーザの記述した自己紹
介テキストと必要に応じ声および顔映像を自己紹介デー
タとして自己紹介データデータベースに登録し、検索す
るユーザの要求に応じて対応する自己紹介データをマル
チメディア掲示板に提示し、メールサーバはネットワー
クを介して仮想空間を利用するユーザ間のメールを送受
信し、自己紹介データデータベースは掲示板サーバの指
示によりユーザの自己紹介データを登録して保存する。
ュニケーションシステムは、コンピュータネットワーク
を用いた３次元共有仮想空間におけるコミュニケーショ
ンシステムであって、そのコミュニケーションシステム
は、３次元共有仮想空間サーバ、複数のクライアント、
および３次元共有仮想空間サーバと各クライアントとを
接続するネットワークから構成される。その３次元共有
仮想空間サーバは、仮想空間サーバ、掲示板サーバ、メ
ールサーバ、および自己紹介データデータベースを備え
ている。その仮想空間サーバは３次元共有仮想空間を実
現し、掲示板サーバは、ネットワークを介して仮想空間
にログインするクライアントのユーザの記述した自己紹
介テキストと必要に応じ声および顔映像を自己紹介デー
タとして自己紹介データデータベースに登録し、検索す
るユーザの要求に応じて対応する自己紹介データをマル
チメディア掲示板に提示し、メールサーバはネットワー
クを介して仮想空間を利用するユーザ間のメールを送受
信し、自己紹介データデータベースは掲示板サーバの指
示によりユーザの自己紹介データを登録して保存する。
【００１２】また、記録媒体を備え、各サーバと各クラ
イアントの制御部の動作は、記録媒体に記録された３次
元共有仮想空間におけるコミュニケーションシステム制
御プログラムにより制御できてもよい。
イアントの制御部の動作は、記録媒体に記録された３次
元共有仮想空間におけるコミュニケーションシステム制
御プログラムにより制御できてもよい。
【００１３】本発明の記録媒体は、ユーザから登録され
た自己紹介データを格納し、掲示板に提示し、ユーザ間
のメールを仲介し、仮想空間内のチャットに統合的に結
び付ける３次元共有仮想空間におけるコミュニケーショ
ンシステム制御プログラムを記録する。
た自己紹介データを格納し、掲示板に提示し、ユーザ間
のメールを仲介し、仮想空間内のチャットに統合的に結
び付ける３次元共有仮想空間におけるコミュニケーショ
ンシステム制御プログラムを記録する。
【００１４】同空間かつ同時刻に存在しないユーザと出
会う機会を提供するために、各ユーザは仮想空間内から
自己紹介のためのテキストや声、顔映像を掲示板サーバ
ヘ登録し、掲示板サーバに登録されている自己紹介デー
タから条件に合致するユーザの検索を行ってマルチメデ
ィア掲示板に提示させ、興味のあるユーザにメールを出
せる機能を仮想空間内のチャットサービスに統合した。
この統合に際しては、ユーザの特定ができるように各コ
ミュニケーションサーピスにおいて向一のユーザＩＤが
用いられる。ここで顔映像とは、顔の静止画像と動画像
とを示すものとする。
会う機会を提供するために、各ユーザは仮想空間内から
自己紹介のためのテキストや声、顔映像を掲示板サーバ
ヘ登録し、掲示板サーバに登録されている自己紹介デー
タから条件に合致するユーザの検索を行ってマルチメデ
ィア掲示板に提示させ、興味のあるユーザにメールを出
せる機能を仮想空間内のチャットサービスに統合した。
この統合に際しては、ユーザの特定ができるように各コ
ミュニケーションサーピスにおいて向一のユーザＩＤが
用いられる。ここで顔映像とは、顔の静止画像と動画像
とを示すものとする。
【００１５】このように、マルチメディア掲示板、メー
ル、チャットを統合的に利用したコミュニケーションサ
ービスを３次元共有仮想空間サービスと同一のユーザＩ
Ｄを用いて行うことによって、同空間かつ同時刻には仮
想空間内に存在しないユーザと出会う手段が提供でき
る。
ル、チャットを統合的に利用したコミュニケーションサ
ービスを３次元共有仮想空間サービスと同一のユーザＩ
Ｄを用いて行うことによって、同空間かつ同時刻には仮
想空間内に存在しないユーザと出会う手段が提供でき
る。
【００１６】また、ユーザの声や顔映像をキーとしたユ
ーザ検索サーピスを用意することにより、従来のテキス
トのみを用いた検索よりも幅の広い検索を実行すること
ができる。ユーザの声や顔映像の検索は、音声パターン
と顔モデルパターンを選択のキーとし、話者識別の技術
や顔部品特徴点抽出の技術を用いて登録されているユー
ザの声や顔映像と比較して、類似度の高い声や顔映像を
選択することによりユーザ検索を行う。
ーザ検索サーピスを用意することにより、従来のテキス
トのみを用いた検索よりも幅の広い検索を実行すること
ができる。ユーザの声や顔映像の検索は、音声パターン
と顔モデルパターンを選択のキーとし、話者識別の技術
や顔部品特徴点抽出の技術を用いて登録されているユー
ザの声や顔映像と比較して、類似度の高い声や顔映像を
選択することによりユーザ検索を行う。
【００１７】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。本発明の実施の形態の３次
元共有仮想空間におけるコミュニケーション方法は、従
来の同期的なチャットサービスに加えて、同空間かつ同
時刻に存在しないユーザと出会う機会を提供するため
に、掲示板サービスとメールサービスとをチャットサー
ビスに付加して統合した。
て図面を参照して説明する。本発明の実施の形態の３次
元共有仮想空間におけるコミュニケーション方法は、従
来の同期的なチャットサービスに加えて、同空間かつ同
時刻に存在しないユーザと出会う機会を提供するため
に、掲示板サービスとメールサービスとをチャットサー
ビスに付加して統合した。
【００１８】図１は本発明の第１の実施の形態の３次元
共有仮想空間におけるコミュニケーションシステムの模
式的ブロック構成図である。本発明の第１の実施の形態
の３次元共有仮想空間におけるコミュニケーションシス
テムは、３次元共有仮想空間サーバ１０と、クライアン
トＡ２１、クライアントＢ２２、・・・クライアントＮ
２ｎで構成されるクライアント２０と、各サーバと各ク
ライアントとを接続するネットワーク３０とから構成さ
れる。
共有仮想空間におけるコミュニケーションシステムの模
式的ブロック構成図である。本発明の第１の実施の形態
の３次元共有仮想空間におけるコミュニケーションシス
テムは、３次元共有仮想空間サーバ１０と、クライアン
トＡ２１、クライアントＢ２２、・・・クライアントＮ
２ｎで構成されるクライアント２０と、各サーバと各ク
ライアントとを接続するネットワーク３０とから構成さ
れる。
【００１９】３次元共有仮想空間サーバ１０は仮想空間
サーバ１１、掲示板サーバ１２、メールサーバ１３、お
よび自己紹介データデータベース１４を備える。仮想空
間サーバ１１は従来型と同様の３次元共有仮想空間を実
現するためのサーバであればよく、例えば文献（清末
他、「インタースペースのアーキテクチャ」ＮＴＴ Ｒ
＆Ｄ Ｖｏｌ．４７、Ｎｏ．４、１９９８）に記載のよ
うにユーザ情報の管理・認証を行うユーザ管理サーバ、
仮想空間の管理を行うワールド管理サーバ、ワールド内
のアバタの位置座標を送受信するセルワールドサーバ、
音声データを送受信するディジタル音声サーバおよび音
声サーバ、顔映像の定期的な登録受付と送信を行う顔映
像サーバ、コンテンツデータの管理を行い要求によりク
ライアントに送信するコンテンツファイルサーバのよう
な機能別モジュールを備えたサーバであってもよい。
サーバ１１、掲示板サーバ１２、メールサーバ１３、お
よび自己紹介データデータベース１４を備える。仮想空
間サーバ１１は従来型と同様の３次元共有仮想空間を実
現するためのサーバであればよく、例えば文献（清末
他、「インタースペースのアーキテクチャ」ＮＴＴ Ｒ
＆Ｄ Ｖｏｌ．４７、Ｎｏ．４、１９９８）に記載のよ
うにユーザ情報の管理・認証を行うユーザ管理サーバ、
仮想空間の管理を行うワールド管理サーバ、ワールド内
のアバタの位置座標を送受信するセルワールドサーバ、
音声データを送受信するディジタル音声サーバおよび音
声サーバ、顔映像の定期的な登録受付と送信を行う顔映
像サーバ、コンテンツデータの管理を行い要求によりク
ライアントに送信するコンテンツファイルサーバのよう
な機能別モジュールを備えたサーバであってもよい。
【００２０】掲示板サーバ１２は、ネットワーク３０を
介して仮想空間にログインするクライアント２０のユー
ザの自己紹介データを入力して自己紹介データデータベ
ース１４に保存し、ユーザの要求に応じマルチメディア
掲示板に提示する。メールサーバ１３はネットワーク３
０を介して仮想空間を利用するクライアント２０のユー
ザ間のメールを送受信する。自己紹介データデータベー
ス１４は掲示板サーバ１２の指示によりユーザの自己紹
介データを登録して保存する。
介して仮想空間にログインするクライアント２０のユー
ザの自己紹介データを入力して自己紹介データデータベ
ース１４に保存し、ユーザの要求に応じマルチメディア
掲示板に提示する。メールサーバ１３はネットワーク３
０を介して仮想空間を利用するクライアント２０のユー
ザ間のメールを送受信する。自己紹介データデータベー
ス１４は掲示板サーバ１２の指示によりユーザの自己紹
介データを登録して保存する。
【００２１】次に本発明の第１の実施の形態の３次元共
有仮想空間におけるコミュニケーション方法について説
明する。図２は自己紹介から仮想空間内でのチャットに
至る全体の流れを示すフローチャートである。
有仮想空間におけるコミュニケーション方法について説
明する。図２は自己紹介から仮想空間内でのチャットに
至る全体の流れを示すフローチャートである。
【００２２】各ユーザは動作を開始すると（Ｓ１１）、
自己紹介のためのテキストを自己紹介データとして登録
し、自己紹介データは自己紹介データデータベースに保
存される（Ｓ１２）。自己紹介データデータベースを検
索する場合は（Ｓ１３Ｙ）、自分の希望の条件を検索用
のキーとして入力し、掲示板サーバ１２は自己紹介デー
タデータベースに保存された自己紹介データから条件に
適合したユーザを検索して掲示板に提示する（Ｓ１
４）。興味のあるユーザがいた場合は（Ｓ１５Ｙ）、メ
ールサービスを介してそのユーザにメールを送信する
（Ｓ１６）。そのユーザとメールの交換を継続するので
あれば（Ｓ１７Ｙ）、メールの交換によって交信し（Ｓ
１８）、チャットの同意に達すれば（Ｓ１９Ｙ）、仮想
空間のチャットサービスにより互いのアバタを操作して
チャットを楽しんで（Ｓ２０）、動作を終了する（Ｓ２
１）。
自己紹介のためのテキストを自己紹介データとして登録
し、自己紹介データは自己紹介データデータベースに保
存される（Ｓ１２）。自己紹介データデータベースを検
索する場合は（Ｓ１３Ｙ）、自分の希望の条件を検索用
のキーとして入力し、掲示板サーバ１２は自己紹介デー
タデータベースに保存された自己紹介データから条件に
適合したユーザを検索して掲示板に提示する（Ｓ１
４）。興味のあるユーザがいた場合は（Ｓ１５Ｙ）、メ
ールサービスを介してそのユーザにメールを送信する
（Ｓ１６）。そのユーザとメールの交換を継続するので
あれば（Ｓ１７Ｙ）、メールの交換によって交信し（Ｓ
１８）、チャットの同意に達すれば（Ｓ１９Ｙ）、仮想
空間のチャットサービスにより互いのアバタを操作して
チャットを楽しんで（Ｓ２０）、動作を終了する（Ｓ２
１）。
【００２３】この統合に際しては、ユーザの特定ができ
るように各コミュニケーションサーピスにおいて向一の
ユーザＩＤを用いることとする。このことにより、ユー
ザに同空間かつ同時刻に仮想空間内に存在しないユーザ
と出会う手段が与えられる。
るように各コミュニケーションサーピスにおいて向一の
ユーザＩＤを用いることとする。このことにより、ユー
ザに同空間かつ同時刻に仮想空間内に存在しないユーザ
と出会う手段が与えられる。
【００２４】図３は図２のステップＳ１２の自己紹介の
登録処理のフローチャートである。動作を開始しステッ
プＳ１１よりステップ１２に移行すると、既にメールサ
ービスを利用していれば（Ｓ３１Ｙ）、図２のステップ
Ｓ１３に移行する。まだメールサービスを利用していな
ければ（Ｓ３１Ｎ）、３次元共有仮想空間にログイン直
後に、「メールサービスを利用しますか？」というダイ
アログが表示される（Ｓ３２）。ここでＮＯと答えると
図２のステップＳ１３に移行し掲示板の検索はできるが
これ以降のメールサービスは受けられない（Ｓ３２
Ｎ）。ＹＥＳと答えると「指定事項を記人してくださ
い」というダイアログが表示され、ダイアログ内の記入
欄に指定事項を入力して自己紹介データを作成する（Ｓ
３３）。
登録処理のフローチャートである。動作を開始しステッ
プＳ１１よりステップ１２に移行すると、既にメールサ
ービスを利用していれば（Ｓ３１Ｙ）、図２のステップ
Ｓ１３に移行する。まだメールサービスを利用していな
ければ（Ｓ３１Ｎ）、３次元共有仮想空間にログイン直
後に、「メールサービスを利用しますか？」というダイ
アログが表示される（Ｓ３２）。ここでＮＯと答えると
図２のステップＳ１３に移行し掲示板の検索はできるが
これ以降のメールサービスは受けられない（Ｓ３２
Ｎ）。ＹＥＳと答えると「指定事項を記人してくださ
い」というダイアログが表示され、ダイアログ内の記入
欄に指定事項を入力して自己紹介データを作成する（Ｓ
３３）。
【００２５】その後、登録ボタンでＯＫを押すと（Ｓ３
４Ｙ）、掲示板サーバ１２に接続され、自己紹介データ
が自己紹介データデータベース１４に登録されて保存さ
れる（Ｓ３５）。ここでＮＯを選択すると登録処理は終
了して図２のステップＳ１３に移行する。
４Ｙ）、掲示板サーバ１２に接続され、自己紹介データ
が自己紹介データデータベース１４に登録されて保存さ
れる（Ｓ３５）。ここでＮＯを選択すると登録処理は終
了して図２のステップＳ１３に移行する。
【００２６】ここでの登録に際しては、自分の自己紹介
をあらかじめ分類された項目｛出会いの目的（個人売
買、仲間探し、趣味の情報交換など）、血液型、趣味、
性格など｝を入力し、入力された内容で登録する場合
と、登録後に掲示板サーパが、ユーザの自己紹介テキス
ト文を解析し自己紹介テキスト文中のキーワードを使用
して自己紹介データを自動分類する方法とがある。
をあらかじめ分類された項目｛出会いの目的（個人売
買、仲間探し、趣味の情報交換など）、血液型、趣味、
性格など｝を入力し、入力された内容で登録する場合
と、登録後に掲示板サーパが、ユーザの自己紹介テキス
ト文を解析し自己紹介テキスト文中のキーワードを使用
して自己紹介データを自動分類する方法とがある。
【００２７】次に、修正の要否が問い合わせられ（Ｓ３
６）、ＮＯと回答すると登録処理は終了して図２のステ
ップＳ１３に移行する（Ｓ３６Ｎ）。ＹＥＳと回答する
と（Ｓ３６Ｙ）、登録された自己紹介データが表示され
るので、必要部分を修正すると（Ｓ３７）、ステップＳ
３５に戻り、修正された自己紹介データがデータベース
に登録される。
６）、ＮＯと回答すると登録処理は終了して図２のステ
ップＳ１３に移行する（Ｓ３６Ｎ）。ＹＥＳと回答する
と（Ｓ３６Ｙ）、登録された自己紹介データが表示され
るので、必要部分を修正すると（Ｓ３７）、ステップＳ
３５に戻り、修正された自己紹介データがデータベース
に登録される。
【００２８】図４は、図２のステップ１４の自己紹介デ
ータのデータベースの検索からステップ１６のメール送
信までの流れを示すフローチャートである。
ータのデータベースの検索からステップ１６のメール送
信までの流れを示すフローチャートである。
【００２９】ステップＳ１３からステップＳ１４に移行
し、自分の希望の条件を検索用のキーとして入力すると
（Ｓ４１）、掲示板サーバ１２は自己紹介データデータ
ベース１４に登録された自己紹介データからそのキーに
対応する自己紹介データを検索しマルチメディア掲示板
ヘ提示する（Ｓ４２）。提示されたユーザに興味のある
ユーザがいなければ（Ｓ４３Ｎ）、ステップＳ４１に戻
り、検索条件を再入力する（Ｓ４１）。提示されたユー
ザに興味のあるユーザがいれば（Ｓ４３Ｙ）、該当ユー
ザにメールを送信し（Ｓ４４）、返信があれば（Ｓ４５
Ｙ）、図２のステップＳ１７に移行し、返信がない場合
（Ｓ４５Ｎ）、検索を継続するのであれば（Ｓ４６
Ｙ）、ステップＳ４１に戻り、検索条件を再入力する
（Ｓ４１）。検索を継続しない場合は図２のステップＳ
２１に移行する。
し、自分の希望の条件を検索用のキーとして入力すると
（Ｓ４１）、掲示板サーバ１２は自己紹介データデータ
ベース１４に登録された自己紹介データからそのキーに
対応する自己紹介データを検索しマルチメディア掲示板
ヘ提示する（Ｓ４２）。提示されたユーザに興味のある
ユーザがいなければ（Ｓ４３Ｎ）、ステップＳ４１に戻
り、検索条件を再入力する（Ｓ４１）。提示されたユー
ザに興味のあるユーザがいれば（Ｓ４３Ｙ）、該当ユー
ザにメールを送信し（Ｓ４４）、返信があれば（Ｓ４５
Ｙ）、図２のステップＳ１７に移行し、返信がない場合
（Ｓ４５Ｎ）、検索を継続するのであれば（Ｓ４６
Ｙ）、ステップＳ４１に戻り、検索条件を再入力する
（Ｓ４１）。検索を継続しない場合は図２のステップＳ
２１に移行する。
【００３０】次に本発明の第２の実施の形態の３次元共
有仮想空間におけるコミュニケーション方法について図
５を参照して説明する。図５は本発明の第２の実施の形
態の３次元共有仮想空間におけるコミュニケーション方
法における、掲示板サーバ１２の自己紹介データ作成と
検索のフローチャートである。第２の実施の形態では自
己紹介データのデータベースの検索のキーとしてさらに
ユーザの声とユーザの顔映像を用いることのみが第１の
実施の形態と異なるので、その他の点についての説明は
省略する。
有仮想空間におけるコミュニケーション方法について図
５を参照して説明する。図５は本発明の第２の実施の形
態の３次元共有仮想空間におけるコミュニケーション方
法における、掲示板サーバ１２の自己紹介データ作成と
検索のフローチャートである。第２の実施の形態では自
己紹介データのデータベースの検索のキーとしてさらに
ユーザの声とユーザの顔映像を用いることのみが第１の
実施の形態と異なるので、その他の点についての説明は
省略する。
【００３１】第２の実施の形態では、自己紹介データに
ユーザが登録したあらかじめ分類された項目｛出会いの
目的（個人売買、仲間探し、趣味の情報交換など）、血
液型、趣味、性格など｝の自分の自己紹介データに加え
て、ユーザの声とユーザの顔映像とを自己紹介データと
して登録する。
ユーザが登録したあらかじめ分類された項目｛出会いの
目的（個人売買、仲間探し、趣味の情報交換など）、血
液型、趣味、性格など｝の自分の自己紹介データに加え
て、ユーザの声とユーザの顔映像とを自己紹介データと
して登録する。
【００３２】掲示板サーバ１２にはキーとなる複数の音
声パターンと複数の顔モデルパターンとが予め登録保存
されており、検索を希望するユーザに提示される。検索
を希望するユーザは提示された音声パターンと顔モデル
パターンの中から所望の音声パターンと顔モデルパター
ンとそれらの検索個数とを掲示板サーバ１２に指定す
る。
声パターンと複数の顔モデルパターンとが予め登録保存
されており、検索を希望するユーザに提示される。検索
を希望するユーザは提示された音声パターンと顔モデル
パターンの中から所望の音声パターンと顔モデルパター
ンとそれらの検索個数とを掲示板サーバ１２に指定す
る。
【００３３】掲示板サーバ１２は話者識別の技術を用い
て所望の音声パターンと登録されているユーザの自己紹
介データの声とを比較し、類似度の高い方の声から順に
指定の個数の声を選択し、選択した声のユーザの自己紹
介データを検索結果としてマルチメディア掲示板に提示
する。
て所望の音声パターンと登録されているユーザの自己紹
介データの声とを比較し、類似度の高い方の声から順に
指定の個数の声を選択し、選択した声のユーザの自己紹
介データを検索結果としてマルチメディア掲示板に提示
する。
【００３４】また、掲示板サーバ１２は顔部品特徴点の
抽出技術を用いて所望の顔モデルパターンと登録されて
いるユーザの自己紹介データの顔映像とを比較し、類似
度の高い方の顔映像から順に指定の個数の顔映像を選択
し、選択した顔映像のユーザの自己紹介データを検索結
果としてマルチメディア掲示板に提示する。
抽出技術を用いて所望の顔モデルパターンと登録されて
いるユーザの自己紹介データの顔映像とを比較し、類似
度の高い方の顔映像から順に指定の個数の顔映像を選択
し、選択した顔映像のユーザの自己紹介データを検索結
果としてマルチメディア掲示板に提示する。
【００３５】これらのキーとなるパターンとの類似性の
比較は、ユーザの声と顔映像とが入力された時点で予め
行われ、ユーザの声と音声パターン、顔映像と顔モデル
パターンが類似性によりリンクされていてもよい。
比較は、ユーザの声と顔映像とが入力された時点で予め
行われ、ユーザの声と音声パターン、顔映像と顔モデル
パターンが類似性によりリンクされていてもよい。
【００３６】話者識別の技術は、例えば文献（古井、電
子・情報工学入門シリーズ２「音響・音声工学」、近代
科学社、ｐｐ．２１１〜２１９）に記載の技術を用いて
行う。また、顔部品特徴点の抽出技術は、例えば文献
（渡邊、「顔部品の認識によるアニメーション映像合
成」、ＮＴＴ Ｒ＆Ｄ、Ｖｏｌ．４７、Ｎｏ．１２、ｐ
ｐ．１２１７〜１２２４）に記載の技術を用いて行う。
子・情報工学入門シリーズ２「音響・音声工学」、近代
科学社、ｐｐ．２１１〜２１９）に記載の技術を用いて
行う。また、顔部品特徴点の抽出技術は、例えば文献
（渡邊、「顔部品の認識によるアニメーション映像合
成」、ＮＴＴ Ｒ＆Ｄ、Ｖｏｌ．４７、Ｎｏ．１２、ｐ
ｐ．１２１７〜１２２４）に記載の技術を用いて行う。
【００３７】図５において処理を開始すると（Ｓ５
１）、ユーザの自己紹介データの登録であれば（Ｓ５２
Ｙ）、ユーザに必要により声と顔映像の登録を含めた登
録項目を提示し（Ｓ５３）、ユーザはあらかじめ分類さ
れた項目に従ってユーザ自己紹介テキストを入力し（Ｓ
５４）、声を入力し（Ｓ５５）、顔映像を入力する（Ｓ
５６）。掲示板サーバ１２は、入力された自己紹介テキ
ストと声と顔映像とから自己紹介データを作成し（Ｓ５
７）、自己紹介データデータベース１４に登録して保存
し（Ｓ５８）、処理が終了でなければ（Ｓ７５Ｎ）、ス
テップ５２に戻る。
１）、ユーザの自己紹介データの登録であれば（Ｓ５２
Ｙ）、ユーザに必要により声と顔映像の登録を含めた登
録項目を提示し（Ｓ５３）、ユーザはあらかじめ分類さ
れた項目に従ってユーザ自己紹介テキストを入力し（Ｓ
５４）、声を入力し（Ｓ５５）、顔映像を入力する（Ｓ
５６）。掲示板サーバ１２は、入力された自己紹介テキ
ストと声と顔映像とから自己紹介データを作成し（Ｓ５
７）、自己紹介データデータベース１４に登録して保存
し（Ｓ５８）、処理が終了でなければ（Ｓ７５Ｎ）、ス
テップ５２に戻る。
【００３８】ユーザの自己紹介データの登録でなく（Ｓ
５２Ｎ）、ユーザの検索であれば（Ｓ６１Ｙ）、検索を
希望するユーザに複数の音声パターンと複数の顔モデル
パターンを含めてキーとして入力する項目を提示し（Ｓ
６２）、検索を希望するユーザから所定の検索内容が入
力されれば（Ｓ６３）、入力したテキストにより対応す
る自己紹介データを検索し（Ｓ６４）、対応するデータ
があれば（Ｓ６５Ｙ）、対応する自己紹介データをマル
チメディア掲示板に提示し（Ｓ６６）、対応するデータ
がなければ（Ｓ６５Ｎ）、ステップＳ６７へ移行する。
５２Ｎ）、ユーザの検索であれば（Ｓ６１Ｙ）、検索を
希望するユーザに複数の音声パターンと複数の顔モデル
パターンを含めてキーとして入力する項目を提示し（Ｓ
６２）、検索を希望するユーザから所定の検索内容が入
力されれば（Ｓ６３）、入力したテキストにより対応す
る自己紹介データを検索し（Ｓ６４）、対応するデータ
があれば（Ｓ６５Ｙ）、対応する自己紹介データをマル
チメディア掲示板に提示し（Ｓ６６）、対応するデータ
がなければ（Ｓ６５Ｎ）、ステップＳ６７へ移行する。
【００３９】次に音声検索が含まれていれば（Ｓ６７
Ｙ）、入力した所望の音声パターンと登録されている自
己紹介データの声とを話者識別の技術を用いて比較し
（Ｓ６８）、類似度の高い声よりユーザの所望の個数だ
け選択し（Ｓ６９）、その声に対応する自己紹介データ
をマルチメディア掲示板に提示する（Ｓ７０）。
Ｙ）、入力した所望の音声パターンと登録されている自
己紹介データの声とを話者識別の技術を用いて比較し
（Ｓ６８）、類似度の高い声よりユーザの所望の個数だ
け選択し（Ｓ６９）、その声に対応する自己紹介データ
をマルチメディア掲示板に提示する（Ｓ７０）。
【００４０】次に顔映像検索が含まれていれば（Ｓ７１
Ｙ）、入力した所望の顔モデルパターンと登録されてい
る自己紹介データの顔映像とを顔部品特徴点抽出の技術
を用いて比較し（Ｓ７２）、類似度の高い顔映像よりユ
ーザの所望の個数だけ選択し（Ｓ７３）、その顔映像に
対応する自己紹介データをマルチメディア掲示板に提示
して（Ｓ７４）、処理が終了でなければ（Ｓ７５Ｎ）、
ステップ５２に戻る。
Ｙ）、入力した所望の顔モデルパターンと登録されてい
る自己紹介データの顔映像とを顔部品特徴点抽出の技術
を用いて比較し（Ｓ７２）、類似度の高い顔映像よりユ
ーザの所望の個数だけ選択し（Ｓ７３）、その顔映像に
対応する自己紹介データをマルチメディア掲示板に提示
して（Ｓ７４）、処理が終了でなければ（Ｓ７５Ｎ）、
ステップ５２に戻る。
【００４１】次に、本発明の第３の実施の形態の３次元
共有仮想空間におけるコミュニケーション方法とシステ
ムについて図１を参照して説明する。図１の掲示板サー
バ１２、メールサーバ１３、およびクライアント２０は
コンピュータとして構成されており、コンピュータはモ
デム、キーボード、ポインティングデバイス等の入力
部、モデム、プリンタ、ディスプレイ等の出力部、デー
タ処理装置、記憶部から構成され、第３の実施の形態で
はさらに記録媒体を備える。記録媒体には各部の動作を
制御できる本発明の３次元共有仮想空間におけるコミュ
ニケーションシステム制御プログラムが記録されてお
り、ＦＤ，ＣＤ−ＲＯＭ、半導体メモリ等が用いられ
る。
共有仮想空間におけるコミュニケーション方法とシステ
ムについて図１を参照して説明する。図１の掲示板サー
バ１２、メールサーバ１３、およびクライアント２０は
コンピュータとして構成されており、コンピュータはモ
デム、キーボード、ポインティングデバイス等の入力
部、モデム、プリンタ、ディスプレイ等の出力部、デー
タ処理装置、記憶部から構成され、第３の実施の形態で
はさらに記録媒体を備える。記録媒体には各部の動作を
制御できる本発明の３次元共有仮想空間におけるコミュ
ニケーションシステム制御プログラムが記録されてお
り、ＦＤ，ＣＤ−ＲＯＭ、半導体メモリ等が用いられ
る。
【００４２】３次元共有仮想空間におけるコミュニケー
ションシステムやコミュニケーション方法は第１の実施
の形態と同じなので説明を省略する。
ションシステムやコミュニケーション方法は第１の実施
の形態と同じなので説明を省略する。
【００４３】ユーザから登録された自己紹介データを保
存し、掲示板に提示し、ユーザ間のメールを仲介し、仮
想空間内のチャットに統合的に結び付ける３次元共有仮
想空間におけるコミュニケーションシステム制御プログ
ラムは、記録媒体からそれぞれのデータ処理装置に読み
込まれてデータ処理装置の動作を制御する。データ処理
装置は制御プログラムの制御により以下の処理を実行す
る。
存し、掲示板に提示し、ユーザ間のメールを仲介し、仮
想空間内のチャットに統合的に結び付ける３次元共有仮
想空間におけるコミュニケーションシステム制御プログ
ラムは、記録媒体からそれぞれのデータ処理装置に読み
込まれてデータ処理装置の動作を制御する。データ処理
装置は制御プログラムの制御により以下の処理を実行す
る。
【００４４】即ち、ユーザが入力した自己紹介のための
テキストを、そのユーザの仮想空間内チャットサービス
のユーザＩＤにより自己紹介データデータベースに登録
して保存する処理と、ユーザが、自分の希望の条件を検
索用のキーとして検索を希望した場合、条件に合致した
自己紹介データを仮想空間内のマルチメディア掲示板ヘ
提示する処理と、検索したユーザから興味のあるユーザ
にメールを発信すると、同じメールサービスを介して当
該ユーザに送信し、メールの交換を仲介する処理と、双
方がチャットの同意に達すれば、互いのアバタを操作し
てチャットを楽しむための仮想空間のチャットサービス
を提供する処理と、を実行する。
テキストを、そのユーザの仮想空間内チャットサービス
のユーザＩＤにより自己紹介データデータベースに登録
して保存する処理と、ユーザが、自分の希望の条件を検
索用のキーとして検索を希望した場合、条件に合致した
自己紹介データを仮想空間内のマルチメディア掲示板ヘ
提示する処理と、検索したユーザから興味のあるユーザ
にメールを発信すると、同じメールサービスを介して当
該ユーザに送信し、メールの交換を仲介する処理と、双
方がチャットの同意に達すれば、互いのアバタを操作し
てチャットを楽しむための仮想空間のチャットサービス
を提供する処理と、を実行する。
【００４５】第４の実施の形態の３次元共有仮想空間に
おけるコミュニケーション方法とシステムでは、自己紹
介データの登録において、ユーザがテキスト文字で登録
したあらかじめ分類された項目の自己紹介データに加え
て、さらに、ユーザの声とユーザの顔映像とを登録する
点で第３の実施の形態と異なる。
おけるコミュニケーション方法とシステムでは、自己紹
介データの登録において、ユーザがテキスト文字で登録
したあらかじめ分類された項目の自己紹介データに加え
て、さらに、ユーザの声とユーザの顔映像とを登録する
点で第３の実施の形態と異なる。
【００４６】即ち、ユーザの仮想空間内チャットサービ
スのユーザＩＤにより自己紹介データデータベースに登
録する処理において、さらに、入力したユーザの声と顔
映像を自己紹介データとして自己紹介データデータベー
スに登録する処理を有し、条件に対応したユーザの自己
紹介データを仮想空間内のマルチメディア掲示板ヘ提示
する処理において、さらに、話者識別の技術を用いて、
検索するユーザの所望の音声パターンと登録されている
ユーザの自己紹介データの声とを比較し、類似度の高い
方の声から順に指定の個数の声を選択し、選択した声の
ユーザの自己紹介データを検索結果として提示する処理
と、顔部品特徴点の抽出技術を用いて、検索するユーザ
の所望の顔モデルパターンと登録されているユーザの自
己紹介データの顔映像とを比較し、類似度の高い方の顔
映像から順に指定の個数の顔映像を選択し、選択した顔
映像のユーザの自己紹介データを検索結果として提示す
る処理と、を実行する。
スのユーザＩＤにより自己紹介データデータベースに登
録する処理において、さらに、入力したユーザの声と顔
映像を自己紹介データとして自己紹介データデータベー
スに登録する処理を有し、条件に対応したユーザの自己
紹介データを仮想空間内のマルチメディア掲示板ヘ提示
する処理において、さらに、話者識別の技術を用いて、
検索するユーザの所望の音声パターンと登録されている
ユーザの自己紹介データの声とを比較し、類似度の高い
方の声から順に指定の個数の声を選択し、選択した声の
ユーザの自己紹介データを検索結果として提示する処理
と、顔部品特徴点の抽出技術を用いて、検索するユーザ
の所望の顔モデルパターンと登録されているユーザの自
己紹介データの顔映像とを比較し、類似度の高い方の顔
映像から順に指定の個数の顔映像を選択し、選択した顔
映像のユーザの自己紹介データを検索結果として提示す
る処理と、を実行する。
【００４７】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、仮想空間
内で使用するユーザＩＤと同ーのＩＤを使用して、マル
チメディア掲示板、メール、チャットサービスを提供す
ることにより、マルチメディア掲示板により同空間、同
時刻に存在しないユーザの存在に気づくことができ、同
時刻に存在しないユーザとも仮想空間内のＩＤを用いる
ことでメール交換することかできるという効果がある。
内で使用するユーザＩＤと同ーのＩＤを使用して、マル
チメディア掲示板、メール、チャットサービスを提供す
ることにより、マルチメディア掲示板により同空間、同
時刻に存在しないユーザの存在に気づくことができ、同
時刻に存在しないユーザとも仮想空間内のＩＤを用いる
ことでメール交換することかできるという効果がある。
【００４８】このように、３次元共有仮想空間内のチャ
ットサービスにおいて、チャット前に非同期のコミュニ
ケーション手段を同ーのユーザＩＤを用いて提供するの
で、仮想空間内で使用する同―のユーザＩＤを用いたマ
ルチメディア掲示板・メールを使用することで仮想空間
内で出会う機会をユーザから積極的に作り出すことがで
き、仮想空間内でユーザ同士か出会う前に、徐々に心理
的な距離を近づけることができるという効果がある。
ットサービスにおいて、チャット前に非同期のコミュニ
ケーション手段を同ーのユーザＩＤを用いて提供するの
で、仮想空間内で使用する同―のユーザＩＤを用いたマ
ルチメディア掲示板・メールを使用することで仮想空間
内で出会う機会をユーザから積極的に作り出すことがで
き、仮想空間内でユーザ同士か出会う前に、徐々に心理
的な距離を近づけることができるという効果がある。
【００４９】また、ユーザ検索において入力されたテキ
ストばかりでなく、きわめて個人的な情報であるユーザ
の声と顔映像とを用いて検索できるようにすることによ
り、興味のあるユーザをより幅広く検索することができ
るという効果がある。
ストばかりでなく、きわめて個人的な情報であるユーザ
の声と顔映像とを用いて検索できるようにすることによ
り、興味のあるユーザをより幅広く検索することができ
るという効果がある。
【図１】本発明の第１の実施の形態の３次元共有仮想空
間におけるコミュニケーションシステムの模式的ブロッ
ク構成図である。
間におけるコミュニケーションシステムの模式的ブロッ
ク構成図である。
【図２】自己紹介から仮想空間内でのチャットに至る全
体の流れを示すフローチャートである。
体の流れを示すフローチャートである。
【図３】図２のステップＳ１２の自己紹介の登録処理の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図４】図２のステップ１４の自己紹介データのデータ
ベースの検索からステップ１６のメール送信までの流れ
を示すフローチャートである。
ベースの検索からステップ１６のメール送信までの流れ
を示すフローチャートである。
【図５】本発明の第２の実施の形態の３次元共有仮想空
間におけるコミュニケーション方法における、掲示板サ
ーバ１２の自己紹介データ作成と検索のフローチャート
である。
間におけるコミュニケーション方法における、掲示板サ
ーバ１２の自己紹介データ作成と検索のフローチャート
である。
１０ ３次元共有仮想空間サーバ １１ 仮想空間サーバ １２ 掲示板サーバ １３ メールサーバ １４ 自己紹介データデータベース ２０ クライアント ２１ 仮想空間クライアントＡ ２２ 仮想空間クライアントＢ ２３ 仮想空間クライアントＮ ３０ ネットワーク Ｓ１１〜Ｓ２１、Ｓ３１〜Ｓ３７、Ｓ４１〜Ｓ４６、Ｓ
５１〜Ｓ５８、Ｓ６１〜Ｓ７６ ステップ
５１〜Ｓ５８、Ｓ６１〜Ｓ７６ ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ１０Ｌ 15/00 Ｇ０６Ｆ 15/40 ３７０Ｇ 15/403 ３２０Ｂ Ｇ１０Ｌ 3/00 ５５１Ａ Ｆターム(参考） 5B017 AA01 BA05 BB02 CA16 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 ND03 ND14 ND16 ND20 ND23 ND36 NK07 NK10 NK13 NK24 PP30 PQ02 PQ04 PQ13 PQ46 PQ60 PR06 QM08 UU24 UU40 5B089 GA11 GA21 GB04 HA10 JA17 JA18 JA19 JA31 JB01 JB04 JB05 KA02 KB06 KC37 KC44 LB14 5D015 KK01 5E501 AA02 BA05 BA14 CA02 CB02 CB15
Claims (9)
- 【請求項１】 コンピュータネットワークを用いた３次
元共有仮想空間におけるコミュニケーション方法におい
て、 仮想空間内チャットサービスのユーザＩＤと同一のＩＤ
を用いて、ユーサの自己紹介データを登録するマルテメ
ディア掲示板サービスと、メールサービスとが、仮想空
間に関連付けて提供されることを特徴とする３次元共有
仮想空間におけるコミュニケーション方法。 - 【請求項２】 前記マルチメディア掲示板サービスに
は、分類された所定のテキスト項目に従ってユーザが入
力したテキストが自己紹介データとして登録されてお
り、検索するユーザは、任意のテキスト分類項目をキー
として所望のユーザの検索ができる請求項１に記載の３
次元共有仮想空間におけるコミュニケーション方法。 - 【請求項３】 前記マルチメディア掲示板サービスに
は、分類された所定のテキスト項目に従ってユーザが入
力したテキスト、音声、および顔映像が自己紹介データ
として登録されており、検索するユーザは、任意のテキ
スト分類項目、代表的な話者の音声パターン、および顔
モデルパターンの少なくとも一種をキーとして所望のユ
ーザの検索ができる請求項１に記載の３次元共有仮想空
間におけるコミュニケーション方法。 - 【請求項４】 代表的な話者の音声パターンをキーとし
た前記ユーザ検索では、検索するユーザは提示される複
数の音声パターンから所望の音声パターンと検索個数と
を指定し、前記マルテメディア掲示板サービスでは話者
識別の技術を用いて所望の音声パターンと登録されてい
るユーザの自己紹介データの声とを比較し、類似度の高
い方の声から順に指定の個数の声を選択し、選択した声
のユーザの自己紹介データを検索結果として提示する請
求項３に記載の３次元共有仮想空間におけるコミュニケ
ーション方法。 - 【請求項５】 顔モデルパターンをキーとした前記ユー
ザ検索では、検索するユーザは提示される複数の顔モデ
ルパターンから所望の顔モデルパターンと検索個数とを
指定し、前記マルテメディア掲示板サービスでは顔部品
特徴点の抽出技術を用いて所望の顔モデルパターンと登
録されているユーザの自己紹介データの顔映像とを比較
し、類似度の高い方の顔映像から順に指定の個数の顔映
像を選択し、選択した顔映像のユーザの自己紹介データ
を検索結果として提示する請求項３に記載の３次元共有
仮想空間におけるコミュニケーション方法。 - 【請求項６】 コンピュータネットワークを用いた３次
元共有仮想空間におけるコミュニケーションシステムで
あって、該コミュニケーションシステムは、 ３次元共有仮想空間サーバ、複数のクライアント、およ
び前記３次元共有仮想空間サーバと各前記クライアント
とを接続するネットワークから構成され、 前記３次元共有仮想空間サーバは、仮想空間サーバ、掲
示板サーバ、メールサーバ、および自己紹介データデー
タベースを備え、 前記仮想空間サーバは３次元共有仮想空間を実現し、 前記掲示板サーバは、ネットワークを介して仮想空間に
ログインするクライアントのユーザの記述した自己紹介
テキストと必要に応じ声および顔映像を自己紹介データ
として自己紹介データデータベースに登録し、検索する
ユーザの要求に応じて対応する自己紹介データをマルチ
メディア掲示板に提示し、 前記メールサーバはネットワークを介して仮想空間を利
用するユーザ間のメールを送受信し、 前記自己紹介データデータベースは前記掲示板サーバの
指示によりユーザの自己紹介データを登録して保存す
る、ことを特徴とする３次元共有仮想空間におけるコミ
ュニケーションシステム。 - 【請求項７】 記録媒体を備え、前記各サーバと各クラ
イアントの制御部の動作は、記録媒体に記録された３次
元共有仮想空間におけるコミュニケーションシステム制
御プログラムにより制御できる、請求項６に記載の３次
元共有仮想空間におけるコミュニケーションシステム。 - 【請求項８】 ユーザから登録された自己紹介データを
保存し、掲示板に提示し、ユーザ間のメールを仲介し、
仮想空間内のチャットに統合的に結び付ける３次元共有
仮想空間におけるコミュニケーションシステム制御プロ
グラムを記録した記録媒体であって、 ユーザが入力した自己紹介のためのテキストを、該ユー
ザの仮想空間内チャットサービスのユーザＩＤにより自
己紹介データデータベースに登録して保存する手順と、 ユーザが、自分の希望の条件を検索用のキーとして検索
を希望した場合、条件に対応したユーザの自己紹介デー
タを仮想空間内のマルチメディア掲示板ヘ提示する手順
と、 検索したユーザから興味のあるユーザにメールを発信す
ると、同じメールサービスを介して当該ユーザに送信
し、メールの交換を仲介する手順と、 双方がチャットの同意に達すれば、互いのアバタを操作
してチャットを楽しむための仮想空間のチャットサービ
スを提供する手順と、を実行させるためのプログラムを
記録した機械読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項９】ユーザの仮想空間内チャットサービスのユ
ーザＩＤにより自己紹介のためのテキストを自己紹介デ
ータデータベースに登録する前記手順において、さら
に、 入力したユーザの声と顔映像とを自己紹介データとして
自己紹介データデータベースに登録する手順を有し、 条件に対応したユーザの自己紹介データを仮想空間内の
マルチメディア掲示板ヘ提示する手順において、さら
に、 話者識別の技術を用いて、検索するユーザの所望の音声
パターンと登録されているユーザの自己紹介データの声
とを比較し、類似度の高い方の声から順に指定の個数の
声を選択し、選択した声のユーザの自己紹介データを検
索結果として提示する手順と、 顔部品特徴点の抽出技術を用いて、検索するユーザの所
望の顔モデルパターンと登録されているユーザの自己紹
介データの顔映像とを比較し、類似度の高い方の顔映像
から順に指定の個数の顔映像を選択し、選択した顔映像
のユーザの自己紹介データを検索結果として提示する手
順と、を実行させるためのプログラムを記録した請求項
８に記載の機械読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27062899A JP2001092737A (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | ３次元共有仮想空間におけるコミュニケーション方法およびシステムならびにそのプログラムを格納した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27062899A JP2001092737A (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | ３次元共有仮想空間におけるコミュニケーション方法およびシステムならびにそのプログラムを格納した記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001092737A true JP2001092737A (ja) | 2001-04-06 |
Family
ID=17488747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27062899A Pending JP2001092737A (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | ３次元共有仮想空間におけるコミュニケーション方法およびシステムならびにそのプログラムを格納した記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001092737A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002101483A2 (en) * | 2001-06-12 | 2002-12-19 | Kent Ridge Digital Labs | Network communication system |
| JP2008112386A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Fujifilm Corp | ネットワークコミュニケーション装置、システム、方法およびプログラム |
| WO2010064371A1 (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | 日本電気株式会社 | 紹介システム、紹介方法および紹介プログラム |
| US8645826B2 (en) | 2001-10-15 | 2014-02-04 | Apple Inc. | Graphical multidimensional file management system and method |
| US8984417B2 (en) | 2008-09-12 | 2015-03-17 | 9224-5489 Quebec Inc. | Method of associating attributes with documents |
| US9058093B2 (en) | 2011-02-01 | 2015-06-16 | 9224-5489 Quebec Inc. | Active element |
| US9251643B2 (en) | 2001-10-15 | 2016-02-02 | Apple Inc. | Multimedia interface progression bar |
| US9262381B2 (en) | 2007-08-22 | 2016-02-16 | 9224-5489 Quebec Inc. | Array of documents with past, present and future portions thereof |
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| US9613167B2 (en) | 2011-09-25 | 2017-04-04 | 9224-5489 Quebec Inc. | Method of inserting and removing information elements in ordered information element arrays |
| US9646080B2 (en) | 2012-06-12 | 2017-05-09 | 9224-5489 Quebec Inc. | Multi-functions axis-based interface |
| US9652438B2 (en) | 2008-03-07 | 2017-05-16 | 9224-5489 Quebec Inc. | Method of distinguishing documents |
| US9690460B2 (en) | 2007-08-22 | 2017-06-27 | 9224-5489 Quebec Inc. | Method and apparatus for identifying user-selectable elements having a commonality thereof |
| JP2017517904A (ja) * | 2014-05-30 | 2017-06-29 | テンセント・テクノロジー・（シェンジェン）・カンパニー・リミテッド | ビデオベースの対話方法、端末、サーバ、およびシステム |
| US10671266B2 (en) | 2017-06-05 | 2020-06-02 | 9224-5489 Quebec Inc. | Method and apparatus of aligning information element axes |
-
1999
- 1999-09-24 JP JP27062899A patent/JP2001092737A/ja active Pending
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