JP2001092642A - 情報処理装置および記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および記録媒体

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JP2001092642A
JP2001092642A JP27182599A JP27182599A JP2001092642A JP 2001092642 A JP2001092642 A JP 2001092642A JP 27182599 A JP27182599 A JP 27182599A JP 27182599 A JP27182599 A JP 27182599A JP 2001092642 A JP2001092642 A JP 2001092642A
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JP27182599A
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Seiichi Kamon
清一 加門
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Peripherals Ltd
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Peripherals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウェアのアンインストール時に、その
ソフトウェアに関して既に使用者の操作により入力済の
各種の設定を、使用者によって確実かつ容易に、あるい
は自動的に変更することが可能な情報処理装置を提供す
る。 【解決手段】 所定のソフトウェアをオペレーティング
システムの管理下から除外するに際して、使用者の操作
に基づく設定の内容を調査し、その設定を変更せずに所
定のソフトウェアをオペレーティングシステムの管理下
から除外することによって生じる影響を判断する影響判
断手段31を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、あらゆるソフトウ
ェアがOS(operating system)によって管理される情報
処理装置、およびその情報処理装置を動作させるための
プログラムが格納された記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、最も一般的なOSがインスト
ールされたパーソナルコンピュータにおいて、ソフトウ
ェアをアンインストールする場合、OSによって、削除
しようとしているファイルが使用中であるか否かが判断
され、使用中であれば、「使用中のプログラムがあるの
で削除できません」などの警告文をモニタ装置の表示画
面に表示させる。
【0003】また、OSは、複数のアプリケーションで
共有しているファイルの場合、使用を宣言しているアプ
リケーションの数を記憶手段の所定領域に記憶させ、ア
ンインストールの際に、この数から1を減じる。したが
って、この数が0になると、その共有ファイルは削除し
てよいと考えられる。ところが、実際には、この規則を
守らないでインストールされたアプリケーション、すな
わちアプリケーションの数に1を加えないでインストー
ルされたアプリケーションが存在することがあり、その
場合、共有しているファイルを削除すると不具合を発生
する可能性がある。そこで、OSは、アンインストール
時に、複数のアプリケーションで共有しているファイル
を削除しようとする場合、「削除すると不具合が生じる
かも知れません」などの警告文をモニタ装置の表示画面
に必ず表示させる。
【0004】一方、たとえばLAN(local area netwo
rk)に接続されたネットワークプリンタを動作させるた
めのプリンタドライバをインストールした場合、そのプ
リンタドライバに含まれているプログラムによってOS
の機能が拡張され、かつ、そのプリンタドライバに予め
含まれている各種の設定がハードディスクに書き込ま
れ、さらには、そのプリンタドライバによって駆動され
るネットワークプリンタに関する各種の設定を使用者が
行えるようになる。
【0005】ところが、プリンタドライバに含まれる従
来のアンインストールプログラムでは、そのプリンタド
ライバをアンインストールする場合、OSの機能を拡張
させるプログラムと、そのプリンタドライバに予め含ま
れていた各種の設定とがハードディスクから削除される
ものの、そのプリンタドライバによって駆動されるネッ
トワークプリンタに関して使用者の操作により設定入力
された各種の設定が削除されなかった。
【0006】これは、プリンタドライバに予め含まれて
いる各種の設定がネットワークプリンタのメーカー毎に
存在し、しかも同じメーカーでもネットワークプリンタ
の機種に応じて複数種類存在し得ることと、使用者の操
作により設定入力された各種の設定が、ネットワークに
接続されているネットワークプリンタの数だけ存在し、
しかも1台のプリンタについても複数種類存在し得るこ
ととが相まって、両者の関係が非常に複雑になっている
ためと考えられる。
【0007】このような状況に対して、上記のような
「使用中のプログラムがあるので削除できません」や、
「削除すると不具合が生じるかも知れません」などの警
告文は全く無意味であり、使用者の操作により設定入力
された各種の設定が削除されないことによる不具合が発
生してしまう。たとえば、使用者の操作により設定入力
された各種の設定が存在することにより、既にアンイン
ストールされたプリンタドライバを利用して印刷可能な
ものとOSが誤認し、アプリケーションからの要求に応
じて印刷制御を開始してしまい、異常終了に至るという
ような事態を生じる。
【0008】このため従来は、プリンタドライバのアン
インストール時における、使用者の操作により既に設定
入力されている各種の設定を削除するための手順を詳細
に記述した説明書をプリンタドライバに添付していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記設定を削
除するための操作手順は相当に複雑であるため、説明書
を添付しただけでは、説明書を紛失したとか、説明書を
読むのが面倒であるとか、説明書の記載内容が理解でき
ないとか、操作が面倒であるなどの理由で、現実に上記
設定を削除するための操作を行う使用者は限られてい
た。このため、上記設定を削除しないことに起因して、
アンインストールの異常終了や、アンインストール後の
プログラム実行時の異常終了などの不都合が発生してい
た。そして、アンインストール後のプログラム実行時の
異常終了が頻発する場合、OSを含めた全てのソフトウ
ェアを再インストールするという、たいへん大掛かりな
作業によって対処していた。
【0010】
【発明の開示】本発明は、上記した事情のもとで考え出
されたものであって、ソフトウェアのアンインストール
時に、そのソフトウェアに関して既に使用者の操作によ
り入力済の各種の設定を、使用者によって確実かつ容易
に、あるいは自動的に変更することが可能な情報処理装
置、およびその情報処理装置を動作させるためのプログ
ラムが格納された記録媒体を提供することを、その課題
とする。
【0011】上記の課題を解決するため、本発明では、
次の技術的手段を講じている。
【0012】本発明の第1の側面によれば、使用者の操
作によって、各種のソフトウェアをオペレーティングシ
ステムの管理下に組み込んだり、オペレーティングシス
テムの管理下から除外したりすることが可能で、かつ、
所定のソフトウェアがオペレーティングシステムの管理
下に組み込まれた後に、そのソフトウェアによって実現
される動作に関連する各種の設定が使用者の操作により
なされた場合、その各種の設定もオペレーティングシス
テムの管理下に組み込まれる情報処理装置であって、所
定のソフトウェアをオペレーティングシステムの管理下
から除外するに際して、使用者の操作に基づく設定の内
容を調査し、その設定を変更せずに所定のソフトウェア
をオペレーティングシステムの管理下から除外すること
によって生じる影響を判断する影響判断手段を備えたこ
とを特徴とする、情報処理装置が提供される。
【0013】ソフトウェアをオペレーティングシステム
の管理下に組み込むとは、一般的なパーソナルコンピュ
ータにおいては、ソフトウェアをインストールすること
であるが、必ずしも新たなソフトウェアをハードディス
クに書き加える場合だけではなく、たとえば、既にハー
ドディスクに格納されているソフトウェアをオペレーテ
ィングシステムに認識させるような場合も含む。
【0014】ソフトウェアをオペレーティングシステム
の管理下から除外するとは、一般的なパーソナルコンピ
ュータにおいては、ソフトウェアをアンインストールす
ることであるが、必ずしもソフトウェアをハードディス
クから削除する場合だけではなく、たとえば、ハードデ
ィスクに格納されているソフトウェアをオペレーティン
グシステムが認識しないようにする場合も含む。
【0015】使用者の操作に基づく設定を変更すると
は、使用者の操作に基づく設定の内容を書き換えること
を含むのはもちろんのこと、使用者の操作に基づく設定
の内容の一部あるいは全部を削除することも含む。
【0016】好ましい実施の形態によれば、影響判断手
段により、使用者の操作に基づく設定を変更せずに所定
のソフトウェアをオペレーティングシステムの管理下か
ら除外すると不具合が生じると判断されたときに、その
不具合が生じないように設定を変更するための操作手順
を使用者に報知する操作手順報知手段を有する。
【0017】他の好ましい実施の形態によれば、影響判
断手段により、使用者の操作に基づく設定を変更せずに
所定のソフトウェアをオペレーティングシステムの管理
下から除外すると不具合が生じると判断されたときに、
その不具合が生じないように設定を変更する設定変更手
段を有する。
【0018】他の好ましい実施の形態によれば、影響判
断手段により、所定のソフトウェアをオペレーティング
システムの管理下から除外すると現在実行中の他の特定
のソフトウェアの動作に支障を及ぼすと判断されたとき
に、その特定のソフトウェアの実行を停止させる実行停
止手段を有する。
【0019】他の好ましい実施の形態によれば、所定の
ソフトウェアがオペレーティングシステムの管理下に組
み込まれることにより、オペレーティングシステムの機
能が拡張され、かつ、使用者の操作に基づかない各種の
設定がオペレーティングシステムの管理下に組み込ま
れ、さらに、使用者による設定操作が可能になり、所定
のソフトウェアがオペレーティングシステムの管理下か
ら除外されることにより、オペレーティングシステムの
機能のうち拡張された部分が除去され、かつ、使用者の
操作に基づかない設定がオペレーティングシステムの管
理下から除外され、影響判断手段は、使用者の操作に基
づく設定の内容と使用者の操作に基づかない設定の内容
とを比較することにより、使用者の操作に基づく設定を
変更せずに所定のソフトウェアをオペレーティングシス
テムの管理下から除外することによって生じる影響を判
断する。
【0020】他の好ましい実施の形態によれば、所定の
ソフトウェアは、周辺装置としてのプリンタを動作させ
るためのプリンタドライバである。
【0021】他の好ましい実施の形態によれば、プリン
タは、通信網に接続されたネットワークプリンタであ
り、プリンタドライバは、通信網に接続された複数のネ
ットワークプリンタのうちのいずれかを動作させる。
【0022】本発明の第2の側面によれば、使用者の操
作によって、各種のソフトウェアをオペレーティングシ
ステムの管理下に組み込んだり、オペレーティングシス
テムの管理下から除外したりすることが可能で、かつ、
所定のソフトウェアがオペレーティングシステムの管理
下に組み込まれた後に、そのソフトウェアによって実現
される動作に関連する各種の設定が使用者の操作により
なされた場合、その各種の設定もオペレーティングシス
テムの管理下に組み込まれる情報処理装置を動作させる
ためのプログラムが格納された記録媒体であって、所定
のソフトウェアをオペレーティングシステムの管理下か
ら除外するに際して、使用者の操作に基づく設定の内容
を調査し、その設定を変更せずに所定のソフトウェアを
オペレーティングシステムの管理下から除外することに
よって生じる影響を判断するための影響判断プログラム
を含むプログラムが格納されていることを特徴とする、
記録媒体が提供される。
【0023】好ましい実施の形態によれば、所定のソフ
トウェアがオペレーティングシステムの管理下に組み込
まれることにより、オペレーティングシステムの機能が
拡張され、かつ、使用者の操作に基づかない各種の設定
がオペレーティングシステムの管理下に組み込まれ、さ
らに、使用者による設定操作が可能になり、所定のソフ
トウェアがオペレーティングシステムの管理下から除外
されることにより、オペレーティングシステムの機能の
うち拡張された部分が除去され、かつ、使用者の操作に
基づかない設定がオペレーティングシステムの管理下か
ら除外され、影響判断プログラムは、使用者の操作に基
づく設定の内容と使用者の操作に基づかない設定の内容
とを比較することにより、使用者の操作に基づく設定を
変更せずに所定のソフトウェアをオペレーティングシス
テムの管理下から除外することによって生じる影響を判
断する。
【0024】本発明によれば、影響判断手段が、所定の
ソフトウェアをオペレーティングシステムの管理下から
除外するに際して、使用者の操作に基づく設定の内容を
調査し、その設定を変更せずに所定のソフトウェアをオ
ペレーティングシステムの管理下から除外することによ
って生じる影響を判断するので、ソフトウェアのアンイ
ンストール時に、そのソフトウェアに関して既に使用者
の操作により入力済の各種の設定を、使用者によって確
実かつ容易に、あるいは自動的に変更することが可能に
なる。
【0025】たとえば、影響判断手段の判断結果に基づ
いて、使用者の操作により入力済の各種の設定を変更す
るための操作手順を使用者に報知することが可能にな
り、使用者は設定変更の操作手順を記載した説明書を読
むことなく、容易かつ正確に設定変更を行える。したが
って、設定変更せずに所定のソフトウェアをアンインス
トールすることによって生じる各種の不都合を良好に回
避できる。
【0026】また、影響判断手段の判断結果に基づい
て、使用者の操作により入力済の各種の設定を自動的に
変更することが可能になり、使用者は何らの操作を行う
ことなく、瞬時にかつ正確に設定変更がなされる。した
がって、設定変更せずに所定のソフトウェアをアンイン
ストールすることによって生じる各種の不都合を良好に
回避できる。
【0027】本発明のその他の特徴および利点は、添付
図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明
らかとなろう。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、添付図面を参照して具体的に説明する。
【0029】図1は、本発明に係る情報処理装置の一例
としてのパーソナルコンピュータのシステム構成図であ
って、パーソナルコンピュータ1には、モニタ装置2、
周辺装置としてのプリンタ3、周辺装置としての複数の
ネットワークプリンタ4a〜4c、キーボード5、およ
びマウス6が接続されている。パーソナルコンピュータ
1とプリンタ3とは、セントロニクス規格のケーブル7
を介して接続されている。パーソナルコンピュータ1と
ネットワークプリンタ4a〜4cとは、通信網としての
LAN8を介して接続されている。パーソナルコンピュ
ータ1には,MPU(micro processing unit )11や
ハードディスク装置12などが内蔵されている。ハード
ディスク装置12は、記録媒体としてのハードディスク
13を備えている。
【0030】図2は、パーソナルコンピュータにプリン
タドライバをインストールした場合にOSに追加される
機能の概念説明図であって、パーソナルコンピュータ1
に所定のプログラムの一例としてのプリンタドライバを
インストールすることにより、OS21にポートモニタ
機能22とドライバ機能23とが追加される。そして、
ワードプロセッサ、表計算、あるいはデータベースなど
のアプリケーション24から印刷要求があった場合、ド
ライバ機能23がポートモニタ機能22を制御して、ア
プリケーション24によって生成された印刷データをプ
リンタ3あるいはネットワークプリンタ4a〜4cに供
給し、印刷させる。
【0031】図3は、パーソナルコンピュータにプリン
タドライバをインストールした場合にファイルツリーに
追加されるファイルの概念説明図であって、パーソナル
コンピュータ1にプリンタドライバをインストールする
ことにより、プリンタドライバに含まれるドライバソフ
ト25がファイルツリーに追加され、さらに、OS21
にポートモニタ機能22およびドライバ機能23が追加
される。すなわち、図3に斜線で示した部分が追加され
る。ドライバソフト25には、アンインストーラが含ま
れている。
【0032】図4は、パーソナルコンピュータにプリン
タドライバをインストールした場合にOS内設定値ツリ
ーに追加されるファイルの概念説明図であって、パーソ
ナルコンピュータ1にプリンタドライバをインストール
することにより、OS21内の設定値ツリーに、プリン
タドライバに予め含まれている設定値ファイル26が追
加される。設定値ファイル26には、プリンタドライバ
に固有の各種の設定値が格納されている。また、プリン
タドライバのインストール後、プリンタ3あるいはネッ
トワークプリンタ4a〜4cのうち、インストールした
プリンタドライバを使用して印刷させるプリンタに関し
て、使用者がマウス6あるいはキーボード5を用いて各
種の設定値を入力することが可能になり、このような入
力が行われた場合、OS21内の設定値ツリーに、使用
者の操作に基づく各種の設定値が格納された設定値ファ
イル27が追加される。この設定値ファイル27には、
いずれの設定値ファイル26およびドライバ機能23を
使用するかが指定されている。
【0033】OS21内の設定値ツリーにおいて、設定
値ファイル26のような使用者の操作に基づかない設定
値ファイルは、プリンタ3あるいはネットワークプリン
タ4a〜4cのメーカー毎に存在し、しかも同じメーカ
ーでもプリンタ3あるいはネットワークプリンタ4a〜
4cの機種に応じて複数種類存在し得る。また、OS2
1内の設定値ツリーにおいて、設定値ファイル27のよ
うな使用者の操作に基づく設定値ファイルは、プリンタ
3あるいはネットワークプリンタ4a〜4cの数だけ存
在し、しかも1台のプリンタについても複数種類存在し
得る。
【0034】次に動作を説明する。印刷に際しては、ド
ライバ機能23が、設定値ファイル26および設定値フ
ァイル27に設定されている設定値を参照しながら、ド
ライバソフト25からの印刷データを、ポートモニタ機
能22を介してプリンタ3あるいはネットワークプリン
タ4a〜4cのうち適切なプリンタに送出する。ネット
ワークプリンタ4a〜4cに印刷データを送出する場
合、ドライバ機能23は、OS21のネットワーク機能
を利用する。
【0035】プリンタドライバのアンインストールに際
して、ドライバソフト25に含まれているアンインスト
ーラを起動させると、先ずアンインストーラが、削除す
べきドライバソフト25あるいは設定値ファイル26
が、実行中のすなわち現に起動されているプログラムに
よって使用されているか否かを判断する。使用中であれ
ば、アンインストーラが、実行中のプログラムの一覧か
ら、削除すべきドライバソフト25あるいは設定値ファ
イル26を使用している特定のプログラムの名称を探
し、その名称と、使用中であるので削除できない旨の警
告文とを、モニタ装置2の表示画面に表示させ、使用者
の指示を仰ぐ。もちろん、使用者の指示を仰ぐことな
く、その特定のプログラムの実行を強制的に停止させ
て、アンインストール動作を先に進めるように構成して
もよい。本実施形態では、使用者の指示を仰ぐモードと
強制的に停止させるモードとを使用者が任意に切り替え
ることができるように構成されている。
【0036】次に、アンインストーラが、削除すべき設
定値ファイル26と設定値ファイル27との関係を総当
たりで調べ、削除すべき設定値ファイル26を使用すべ
き旨指定している全ての設定値ファイル27を探し出し
て、それらの変更手順をモニタ装置2の表示画面に順次
表示させる。すなわち、設定値ファイル26を削除して
も支障を生じないように設定値ファイル27の設定内容
を変更するための操作手順を逐一モニタ装置2の表示画
面に表示させることにより、使用者による正しい設定変
更を促す。設定値ファイル27の設定変更には、1つの
設定値ファイル27の一部あるいは全体を削除してしま
うことも含まれる。もちろん、使用者がプリンタドライ
バのバージョンアップを行なおうとしている場合のよう
に、設定値ファイル27の設定変更を行わない方が好ま
しい場合も存在するので、使用者の指示に応じて、設定
値ファイル27の設定変更を行うことなくドライバソフ
ト25および設定値ファイル26を削除できるように構
成されている。なお、使用者による設定変更を誘導する
ことなく、自動的に設定値ファイル27の設定変更を行
い、ドライバソフト25および設定値ファイル26を削
除するように構成してもよい。本実施形態では、使用者
による設定変更を誘導するモードと自動的に設定変更し
てしまうモードとを使用者が任意に切り替えることがで
きるように構成されている。
【0037】使用者による設定値ファイル27の設定変
更が終了すれば、アンインストーラが、ドライバソフト
25および設定値ファイル26を削除するとともに、O
S21に付加された拡張機能であるポートモニタ機能2
2およびドライバ機能23を削除する。
【0038】このように、プリンタドライバのアンイン
ストールに際して、使用者の操作に基づく設定値ファイ
ル27の内容を調査し、その設定を変更せずにドライバ
ソフト25および設定値ファイル26を削除することに
よって生じる影響を判断するので、悪影響が生じる場
合、悪影響が生じるのを防止するための対処を容易に行
える。
【0039】また、使用者の操作に基づく設定値ファイ
ル27を設定変更せずにドライバソフト25および設定
値ファイル26を削除すると不具合が生じる場合、モニ
タ装置2を駆動制御して、その不具合が生じないように
設定値ファイル27を設定変更するための操作手順を使
用者に報知することにより、使用者は説明書を読むこと
なく、設定値ファイル27を容易かつ正確に設定変更で
きる。
【0040】また、使用者の操作に基づく設定値ファイ
ル27を設定変更せずにドライバソフト25および設定
値ファイル26を削除すると不具合が生じる場合、その
不具合が生じないように設定値ファイル27を自動的に
設定変更することにより、使用者は何らの操作を行うこ
となく、設定値ファイル27が瞬時にかつ正確に設定変
更される。
【0041】また、ドライバソフト25および設定値フ
ァイル26を削除すると、それらを使用している現在実
行中の他の特定のソフトウェアの動作に支障を及ぼす場
合、その特定のソフトウェアの実行を停止させることに
より、異常終了を発生させることなくプリンタドライバ
のアンインストールを行える。
【0042】すなわち、パーソナルコンピュータ1のM
PU11は、図5に示すように、所定のソフトウェアを
オペレーティングシステムの管理下から除外するに際し
て、使用者の操作に基づく設定の内容を調査し、その設
定を変更せずに所定のソフトウェアをオペレーティング
システムの管理下から除外することによって生じる影響
を判断する影響判断手段31を実現している。さらにM
PU11は、影響判断手段31により、使用者の操作に
基づく設定を変更せずに所定のソフトウェアをオペレー
ティングシステムの管理下から除外すると不具合が生じ
ると判断されたときに、モニタ装置2を駆動制御して、
その不具合が生じないように設定を変更するための操作
手順を使用者に報知する操作手順報知手段32を実現し
ている。さらにMPU11は、影響判断手段31によ
り、使用者の操作に基づく設定を変更せずに所定のソフ
トウェアをオペレーティングシステムの管理下から除外
すると不具合が生じると判断されたときに、その不具合
が生じないように設定を変更する設定変更手段33を実
現している。さらにMPU11は、影響判断手段31に
より、所定のソフトウェアをオペレーティングシステム
の管理下から除外すると現在実行中の他の特定のソフト
ウェアの動作に支障を及ぼすと判断されたときに、その
特定のソフトウェアの実行を停止させる実行停止手段3
4を実現している。
【0043】また、ドライバソフト25に含まれている
アンインストーラは、所定のソフトウェアをオペレーテ
ィングシステムの管理下から除外するに際して、使用者
の操作に基づく設定の内容を調査し、その設定を変更せ
ずに所定のソフトウェアをオペレーティングシステムの
管理下から除外することによって生じる影響を判断する
ための影響判断プログラムを含んでいる。
【0044】なお、上記実施形態においては、所定のプ
ログラムがプリンタドライバである例について説明した
が、所定のプログラムはプリンタドライバに限られるも
のではなく、インストール後に使用者の操作に基づいて
設定値ファイルが作成されるプログラムであればよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
影響判断手段が、所定のソフトウェアをオペレーティン
グシステムの管理下から除外するに際して、使用者の操
作に基づく設定の内容を調査し、その設定を変更せずに
所定のソフトウェアをオペレーティングシステムの管理
下から除外することによって生じる影響を判断するの
で、ソフトウェアのアンインストール時に、そのソフト
ウェアに関して既に使用者の操作により入力済の各種の
設定を、使用者によって確実かつ容易に、あるいは自動
的に変更することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報処理装置の一例としてのパー
ソナルコンピュータのシステム構成図である。
【図2】図1に示すパーソナルコンピュータにプリンタ
ドライバをインストールした場合にOSに追加される機
能の概念説明図である。
【図3】図1に示すパーソナルコンピュータにプリンタ
ドライバをインストールした場合にファイルツリーに追
加されるファイルの概念説明図である。
【図4】図1に示すパーソナルコンピュータにプリンタ
ドライバをインストールした場合にOS内設定値ツリー
に追加されるファイルの概念説明図である。
【図5】図1に示すパーソナルコンピュータのMPUに
よって実現される機能のブロック図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ 2 モニタ装置 3 プリンタ 4a〜4c ネットワークプリンタ 5 キーボード 6 マウス 8 LAN 11 MPU 13 ハードディスク 21 OS 22 ポートモニタ機能 23 ドライバ機能 25 ドライバソフト 26 設定値ファイル 27 設定値ファイル 31 影響判断手段 32 操作手順報知手段 33 設定変更手段 34 実行停止手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の操作によって、各種のソフトウ
    ェアをオペレーティングシステムの管理下に組み込んだ
    り、オペレーティングシステムの管理下から除外したり
    することが可能で、かつ、所定のソフトウェアが前記オ
    ペレーティングシステムの管理下に組み込まれた後に、
    そのソフトウェアによって実現される動作に関連する各
    種の設定が使用者の操作によりなされた場合、その各種
    の設定も前記オペレーティングシステムの管理下に組み
    込まれる情報処理装置であって、 前記所定のソフトウェアを前記オペレーティングシステ
    ムの管理下から除外するに際して、使用者の操作に基づ
    く前記設定の内容を調査し、その設定を変更せずに前記
    所定のソフトウェアを前記オペレーティングシステムの
    管理下から除外することによって生じる影響を判断する
    影響判断手段を備えたことを特徴とする、情報処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記影響判断手段により、使用者の操作
    に基づく前記設定を変更せずに前記所定のソフトウェア
    を前記オペレーティングシステムの管理下から除外する
    と不具合が生じると判断されたときに、その不具合が生
    じないように前記設定を変更するための操作手順を使用
    者に報知する操作手順報知手段を有する、請求項1に記
    載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記影響判断手段により、使用者の操作
    に基づく前記設定を変更せずに前記所定のソフトウェア
    を前記オペレーティングシステムの管理下から除外する
    と不具合が生じると判断されたときに、その不具合が生
    じないように前記設定を変更する設定変更手段を有す
    る、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記影響判断手段により、前記所定のソ
    フトウェアを前記オペレーティングシステムの管理下か
    ら除外すると現在実行中の他の特定のソフトウェアの動
    作に支障を及ぼすと判断されたときに、その特定のソフ
    トウェアの実行を停止させる実行停止手段を有する、請
    求項1ないし3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記所定のソフトウェアが前記オペレー
    ティングシステムの管理下に組み込まれることにより、
    前記オペレーティングシステムの機能が拡張され、か
    つ、使用者の操作に基づかない各種の設定が前記オペレ
    ーティングシステムの管理下に組み込まれ、さらに、使
    用者による設定操作が可能になり、 前記所定のソフトウェアが前記オペレーティングシステ
    ムの管理下から除外されることにより、前記オペレーテ
    ィングシステムの機能のうち前記拡張された部分が除去
    され、かつ、使用者の操作に基づかない前記設定が前記
    オペレーティングシステムの管理下から除外され、 前記影響判断手段は、使用者の操作に基づく前記設定の
    内容と使用者の操作に基づかない前記設定の内容とを比
    較することにより、使用者の操作に基づく前記設定を変
    更せずに前記所定のソフトウェアを前記オペレーティン
    グシステムの管理下から除外することによって生じる影
    響を判断する、請求項1ないし4のいずれかに記載の情
    報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記所定のソフトウェアは、周辺装置と
    してのプリンタを動作させるためのプリンタドライバで
    ある、請求項1ないし5のいずれかに記載の情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記プリンタは、通信網に接続されたネ
    ットワークプリンタであり、 前記プリンタドライバは、前記通信網に接続された複数
    のネットワークプリンタのうちのいずれかを動作させ
    る、請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 使用者の操作によって、各種のソフトウ
    ェアをオペレーティングシステムの管理下に組み込んだ
    り、オペレーティングシステムの管理下から除外したり
    することが可能で、かつ、所定のソフトウェアが前記オ
    ペレーティングシステムの管理下に組み込まれた後に、
    そのソフトウェアによって実現される動作に関連する各
    種の設定が使用者の操作によりなされた場合、その各種
    の設定も前記オペレーティングシステムの管理下に組み
    込まれる情報処理装置を動作させるためのプログラムが
    格納された記録媒体であって、 前記所定のソフトウェアを前記オペレーティングシステ
    ムの管理下から除外するに際して、使用者の操作に基づ
    く前記設定の内容を調査し、その設定を変更せずに前記
    所定のソフトウェアを前記オペレーティングシステムの
    管理下から除外することによって生じる影響を判断する
    ための影響判断プログラムを含むプログラムが格納され
    ていることを特徴とする、記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記所定のソフトウェアが前記オペレー
    ティングシステムの管理下に組み込まれることにより、
    前記オペレーティングシステムの機能が拡張され、か
    つ、使用者の操作に基づかない各種の設定が前記オペレ
    ーティングシステムの管理下に組み込まれ、さらに、使
    用者による設定操作が可能になり、 前記所定のソフトウェアが前記オペレーティングシステ
    ムの管理下から除外されることにより、前記オペレーテ
    ィングシステムの機能のうち前記拡張された部分が除去
    され、かつ、使用者の操作に基づかない前記設定が前記
    オペレーティングシステムの管理下から除外され、 前記影響判断プログラムは、使用者の操作に基づく前記
    設定の内容と使用者の操作に基づかない前記設定の内容
    とを比較することにより、使用者の操作に基づく前記設
    定を変更せずに前記所定のソフトウェアを前記オペレー
    ティングシステムの管理下から除外することによって生
    じる影響を判断する、請求項8に記載の記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008015912A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Canon Inc 情報処理装置及びデバイスドライバ削除方法
US7665084B2 (en) 2003-03-25 2010-02-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Uninstall system
US8792107B2 (en) 2010-03-11 2014-07-29 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, method for uninstalling printer driver, and recording medium

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