JP2001092443A - 画像描画システム及び画像描画システムの制御方法 - Google Patents

画像描画システム及び画像描画システムの制御方法

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JP2001092443A JP26872799A JP26872799A JP2001092443A JP 2001092443 A JP2001092443 A JP 2001092443A JP 26872799 A JP26872799 A JP 26872799A JP 26872799 A JP26872799 A JP 26872799A JP 2001092443 A JP2001092443 A JP 2001092443A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像描画に必要なバッファメモリの容量を少
なくし、且つ、滑らかな画像スクロールを可能とする画
像描画システム及び画像描画システムの制御方法を提供
することを目的とする。 【解決手段】 ホストコンピュータ2で生成されたコマ
ンドデータを画像描画装置1に転送し、画像描画装置1
内に設けられたローカルバッファメモリ4上には画像表
示に必要な描画命令をコマンドデータ形式で持ってい
る。移動点を中心とした表示領域を表示するために必要
な領域の画像データのみを、当該コマンドデータから生
成し、当該画像データから表示に必要な表示データの生
成を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像描画システ
ム及び画像描画システムの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像の描画を目的とした装置
(以下「画像描画装置」と記す)では、予め生成された
図形表示のための画像データを基にして、図形上に設定
した移動点の位置をディスプレイ上に表示し、移動点の
移動に伴って、画像データの書き換えを行うことによっ
て表示画像のスクロールを行っている。このような画像
描画装置では移動点の移動に伴って画像データの書き換
えを短時間で行わなければならない。いま、図12に示
すように、連続した図形中の移動点の移動開始位置20
1がデイスプレイ上に表示されるとき、ディスプレイ上
に表示される全体の領域(以下「ディスプレイ表示領
域」と記す)がC0であるとする。このとき、ディスプ
レイ表示領域C0の1画面分の画像を1ブロックとする
と、移動体の任意の移動に伴ってスムーズに画像のスク
ロールを行うためには、ディスプレイ表示領域C0及び
隣接する8画面で計9ブロック分の大きさの画像B1〜
B9が必要になる。この9ブロック分の画像B1〜B9
に対応した画像データをDG1〜DG9とすると、画像デー
タDG1〜DG9の記憶領域を予め画像描画装置内に設けて
おけば、移動点の移動に沿った画像の切換を行うことが
できる。このような、スムーズなスクロールを可能にし
た画像描画装置には、例えば特開平6−88731号公
報記載の装置が有る。本公報記載の画像描画装置におい
ては、図13に示すように、画像描画装置内に設けられ
たバッファメモリ211に画像データDG1〜DG9の記憶
領域(以下D G記憶領域という)212と、ディスプレ
イ表示のために用いる画像データ(以下表示データDH
という)の記憶領域(以下DH記憶領域という)21
3、214が設けられている。この画像データDG1〜D
G9の記憶領域212には図12に示した、画像B1〜B
9に対応した画像データDG1〜DG9がCD−ROMから
転送され、記憶される。そして、ディスプレイ表示領域
C0の表示に必要な表示データDHC0に該当する部分の
画像データがDG記憶領域212からDH記憶領域21
3、或いは、214へ転送され、ディスプレイ上に表示
される。このときDH記憶領域213と214は、一方
がディスプレイ上に表示中の表示データDHを記憶して
おり、もう一方が次の表示データDHの生成に用いるた
めの作業領域となる。図12において移動開始位置20
1を含むディスプレイ表示領域C0が表示されている状
態から、移動点が移動位置202まで移動することによ
って、ディスプレイ表示領域がC4までスクロールした
時を考える。この場合には、バッファメモリ211のD
G記憶領域212に画像B10〜B12の3ブロック分
の画像に対応した画像データDG10〜DG12をCD−RO
Mから転送して、画像データD G1、DG4、DG7を削除す
ることにより、画像B1〜B9の画像範囲を超えるよう
なスクロールを可能としていた。しかし、本公報に記載
の画像描画装置の場合、移動点を含む画像をディスプレ
イ上に表示するために、予め生成しておいた画像データ
をCD−ROM等の記憶媒体に記憶しておく必要があ
り、記録媒体として非常に大きな容量が必要となってし
まう。
【0003】このため、外部接続したホストコンピュー
タから画像データDGを生成するのに必要なコマンドデ
ータを画像描画装置に転送して表示画像のスクロールを
行うシステムが提案されている。図14は、この画像描
画装置220の構成を示すブロック図である。図14に
示すように、画像描画装置220はホストコンピュータ
221から与えられたコマンドデータを基に、グラフィ
ックディスプレイコントローラ222が画像データを生
成し、バッファメモリ211に画像データを書き込む構
成となっている。ここで図14の211は図13に示し
たバッファメモリ211と同じ記憶領域を有している。
ここで、この装置によって、図12に示すように、移動
点の移動に伴ってスムーズな画像のスクロールを行うた
めに必要な画像データDG1〜DG9を生成する場合を考え
てみる。この場合、図15に示すように、まず画像B1
分の処理が第1ルーチンであるステップS11に従って
行われる。ここで、画像データDG1〜D G9を生成するの
に必要なコマンドデータをDC1〜DC9とする。 ホストコンピュータ221から画像B1分のコマン
ドデータDC1が転送される(S11−1)。 転送されてきたコマンドデータDC1を基にグラフィ
ックディスプレイコントローラ222が画像B1分の画
像データDG1の生成を行う(S11−2)。 描画された画像データDG1をバッファメモリ211
に取り込む(S11−3)。この処理が画像B2〜B9
分についても第2ルーチンS12〜第9ルーチンS19
で行われ、画像のスクロールに必要な画像データDG1
G9がバッファメモリに記憶されることとなる。このた
め、予め生成しておいた画像データをCD−ROM等の
記憶媒体に記憶しておく必要がなくなり、記憶媒体とし
て非常に大きな容量を持つことが必要なくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述してき
た従来の画像描画装置では表示画面の滑らかなスクロー
ルを行うため、常に表示画像の属するブロック及びそれ
に隣接するブロックの合計9ブロック分の画像データ記
憶領域がバッファメモリ上に必要となってしまう。この
ため、バッファメモリには、大きな記憶領域が必要とな
ってしまう。
【0005】本発明は、以上の事情に鑑み、画像描画に
必要なバッファメモリの容量を少なくし、且つ、滑らか
な画像スクロールを可能とする画像描画システム及び画
像描画システムの制御方法を提供することを目的とし
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した問題点の解決の
ために、本発明の画像描画システムは、表示領域を含む
複数の画像を描画するためのコマンドデータが外部のホ
スト装置より入力され、前記コマンドデータを記憶する
コマンドデータ記憶手段と、前記コマンドデータに基づ
いて複数の画像データを生成する描画手段と、前記複数
の画像データから前記表示領域に対応する部分の表示画
像データを生成する表示画像データ生成手段と、前記表
示画像データを記憶する表示画像データ記憶手段と、前
記表示画像データに基づいて表示を行う表示手段と、を
備えたことを特徴とする。請求項2に記載の画像描画シ
ステムは、請求項1に記載の特徴に加えて、前記表示領
域は、外部からの指定により変更され、前記表示手段に
おける表示画像は、表示画面上で上下左右にスクロール
表示されることを特徴とする。請求項3に記載の画像描
画システムは、請求項1または請求項2に記載の特徴に
加えて、前記表示領域における画像の大きさを1ブロッ
クとした場合に、前記コマンドデータ記憶手段は、4ブ
ロック分以上の画像に相当する前記コマンドデータを記
憶することを特徴とする。請求項4に記載の画像描画シ
ステムは、請求項1に記載の特徴に加えて、前記表示領
域の位置に対応する表示位置情報を出力する表示位置情
報出力手段を有し、前記表示位置情報に基づいて新たな
前記コマンドデータが前記ホスト装置より入力されるこ
とを特徴とする。請求項5に記載の画像描画システム
は、請求項1ないし請求項4の何れかに記載の特徴に加
えて、表示画像データ記憶手段は、第n表示タイミング
(n:自然数)における前記表示画像データを記憶する
第1表示画像データ記憶手段と、第(n+1)表示タイ
ミングにおける前記表示画像データを記憶する第2表示
画像データ記憶手段と、を有し、前記表示手段は、前記
第1表示画像データ記憶手段に格納された前記表示画像
データおよび前記第2表示画像データ記憶手段に格納さ
れた前記表示画像データを表示タイミング毎に切り替え
て用いることにより表示を行うことを特徴とする。請求
項6に記載の画像描画しすてむの制御方法は、コマンド
データを記憶するコマンドデータ記憶装置を備えた画像
描画装置の制御方法であって、表示領域を含む複数の画
像を描画するためのコマンドデータが外部のホスト装置
より入力され、前記コマンドデータを前記コマンドデー
タ記憶装置に記憶させるコマンドデータ記憶過程と、前
記コマンドデータに基づいて前記複数の画像データを生
成する描画過程と、前記複数の画像データから表示領域
に対応する部分の表示画像データを生成し、記憶する表
示画像データ記憶過程と、前記表示画像データに基づい
て表示を行う表示過程と、を備えたことを特徴とする。
請求項7に記載の画像描画システムの制御方法は、請求
項6に記載の特徴に加えて、前記表示領域の位置に対応
する表示位置情報を前記ホスト装置に対して出力する表
示位置情報出力過程と、前記表示位置情報に基づいて前
記ホスト装置より入力された新たな前記コマンドデータ
を前記コマンドデータ記憶装置に記憶させるコマンドデ
ータ更新手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】[1]第1実施形態 [1.1]実施形態の構成 図1は本実施形態の基本構成を示すブロック図である。
図1において、本実施形態に係る画像描画システムは、
ホストコンピュータ2と、画像描画部1、ディスプレイ
8及び入力装置10から構成されている。
【0008】ホストコンピュータ2は画像データの生成
に必要なプログラムを含んだコマンドデータDCB及びこ
のコマンドデータDCBからディスプレイ表示領域の表示
に必要な画像データ(以下表示データDHという)を生
成する際の制御プログラムを含んだコマンドデータDCM
を送出することが出来る装置である。ホストコンピュー
タ2から送出されるコマンドデータDCB及びDCMについ
ては後に詳細を説明する。
【0009】入力装置10は移動点の移動命令(以下ス
クロール命令という)を出力する装置である。この入力
装置10には、単にスクロール命令を送出するだけなら
ジョイスティック等があり、カーナビゲーションシステ
ムで本発明の画像描画装置を用いるのであれば自車位置
を検出するGPS(Global Positioni
ng System)等がある。また、この入力装置1
0は、通信ライン61を介してホストコンピュータ2と
接続されている。
【0010】また、図1において画像描画部1は、ホス
トコンピュータ2との接続のためのインターフェース3
と、コマンドデータDCB、DCM及び表示データDHの記
憶領域としてのローカルバッファメモリ4と、ローカル
バッファメモリ4に記憶されたコマンドデータDCB及び
CMを読み出し、実行して描画命令を出力するコマンド
データ処理回路5と、コマンドデータ処理回路5から出
力された描画命令に基づいて画像データDGの生成を行
う描画回路6と、表示データDHをデジタル/アナログ
変換して得られる画像信号をディスプレイ8に出力する
駆動回路7、を有する。
【0011】インターフェース3は、通信ライン60を
介してホストコンピュータ2と接続されている。このイ
ンターフェース3には、例えば、USB(Universal Se
rial Bus)インターフェース、IEEE1394インタ
ーフェース等のシリアルインターフェース、SCSI
(Small Computer System Interface)インターフェー
ス、セントロニクスインターフェース等のパラレルイン
ターフェースがある。
【0012】ローカルバッファメモリ4はデータの読み
込み/書き込みを自由に行える記憶領域が設けられてい
る。そして、この記憶領域は大別して、ホストコンピュ
ータ2からのコマンドデータDCB及びDCMを記憶してお
くコマンドデータ記憶領域41及び、描画回路6の作業
領域である描画領域42、表示データDHを記憶するた
めの表示領域43からなっている。これらコマンドデー
タ記憶領域41、描画領域42、表示領域43のローカ
ルバッファメモリ4内での領域及びサイズは、ホストコ
ンピュータ2から任意に設定することが可能である。ま
た、ローカルバッファメモリ4は接続ライン51を介し
てインターフェース3と接続されている。コマンドデー
タ記憶領域41、描画領域42、表示領域43について
は後に詳細を説明する。
【0013】コマンドデータ処理回路5は、接続ライン
52を介してローカルバッファメモリ4と、接続ライン
58を介してインターフェース3と、接続ライン53を
介して描画回路6と接続されている。また、この描画回
路6は、前記ローカルバッファメモリ4とは接続ライン
54を介して接続され、更に接続ライン59を介してイ
ンターフェース3と接続されている。
【0014】駆動回路7は接続ライン56を介して前記
ローカルバッファメモリ4と接続されており、接続ライ
ン57を介してディスプレイ8と接続されている。ま
た、駆動回路7は、設定を行うためインターフェイス3
とも接続されている。
【0015】次に、図2はホストコンピュータ2内のホ
ストメモリ20の記憶領域の構成を示した図である。図
12に示すように、連続した図形中の移動点の移動開始
位置201がデイスプレイ上に表示されるとき、ディス
プレイ表示領域がC0であるとする。このとき、移動点
の移動に伴ってC0の画像を各方向にスクロール可能と
するためには、C0及び隣接する8画面で計9ブロック
分の大きさの画像B1〜B9が必要になる。このため、
図2に示すように、ホストコンピュータ2内のホストメ
モリ20には、計9ブロックの画像B1〜B9分の画像
データDG1〜D G9を生成するのに必要なコマンドデータ
CB1〜DCB9記憶領域21-1〜21-9(以下、DCB
憶領域という)が設けられている。
【0016】一方、図2に示すように、ホストメモリ2
0には、コマンドデータDCB記憶領域21-1〜21-9
の他に、表示データDHの生成を制御するコマンドデー
タDC Mの記憶領域22を有している。図12に示す場
合、このコマンドデータDCM記憶領域22には、ディス
プレイ表示領域C0の表示データDHC0の生成を制御す
るコマンドデータDCMC0が記憶されている。このコマン
ドデータDCMが行う制御については後に詳細を説明す
る。
【0017】次に、図3(a)はディスプレイ8上に表
示されるディスプレイ表示領域と画像B1〜B9との関
係を示した図、(b)はローカルバッファメモリ4内の
コマンドデータ記憶領域41及び描画領域42の構成を
示した図である。
【0018】ディスプレイ表示領域がC1であるとき、
図3(a)においてディスプレイ表示領域C1は、画像
B1、B2、B4、B5に跨っている。このとき、ディ
スプレイ表示領域C1は、画像B1の一部である部分画
像A1、画像B2の一部である部分画像A2、画像B4
の一部である部分画像A3、画像B5の一部である部分
画像A4から構成されている。このため、ディスプレイ
表示領域C1を全て表示するためには、画像B1、B
2、B4、B5分の画像データDG1、DG2、DG4、DG5
を生成するために、コマンドデータDCB1、DCB2、D
CB4、DCB5の全てが必要になる。また、図3(a)から
も分かるように、ディスプレイ表示領域を全て表示する
ためには最低1ブロック、最大4ブロック分の画像を描
画するのに必要なDCBが必要になる。このため、ローカ
ルバッファメモリ4内のコマンドデータ記憶領域41に
は4ブロック分の画像を描画するのに必要なDCBの記憶
領域41-1が設けられている。例えば、図3(a)の
場合には、図3(b)に示すように、画像B1、B2、
B4、B5を描画するために、コマンドデータDCB1
CB2、DCB 4、DCB5が書き込まれている。
【0019】また、コマンドデータ記憶領域41には、
このDCB記憶領域41-1の他に、表示データDHの生成
を制御するコマンドデータDCMの記憶領域41-2も設
けられている。図3(a)に示す場合、ディスプレイ表
示領域がC1の場合には、このコマンドデータDCM記憶
領域22にはコマンドデータDCMC1が記憶されている。
【0020】次に、図3(b)において描画領域42
は、描画回路6がコマンドデータDCBから画像データD
Gを生成するための作業領域として用いられる。
【0021】次に、図4はローカルバッファメモリ4内
の描画領域42と表示領域43の構成を示した図であ
る。図4において表示領域43は2ブロック分の表示デ
ータD Hの記憶領域43-1、43-2が設けられてい
る。これら表示データDH記憶領域43-1、43-2
は、それぞれ交互に書き込み/読み込みが可能であり、
表示データDH記憶領域43-1で読み込みが行われてい
る間、表示データDH記憶領域43-2に書き込みを行う
というように動作することが可能である。例えば、図3
(a)の場合には、画像データDG1、DG2、DG4、DG5
のうち、ディスプレイ表示領域C1を表示するのに必要
な表示データDHC1が描画領域42から転送された画像
データによって生成されている。
【0022】[1.2]実施形態に係る描画命令コマン
ドデータの構成 描画回路6では画像データDGを生成するために、各ブ
ロック毎の画像上で座標を決定して描画を行うが、描画
過程において実際に表示に供されるデータを表示データ
H記憶領域43-1、43-2に書き込む。いま、各ブ
ロック毎の画像上の座標は(Xi、Yi)で表されるの
で、点A(X1、Y1)、点B(X2、Y2)の2点を
含む青い直線を表示するためには画像データDGとし
て、コマンドデータDCBに基づいて、2点の座標に対応
する2画素を結ぶ間の点のデータが必要となる。ここ
で、本実施形態における、この点A(X1、Y1)、点
B(X2、Y2)の2点間を結ぶ線分を青で描画する場
合のコマンドデータDCBを図5に示す。図5のステップ
S2は点A(X1、Y1)の座標を指定するコマンド、
ステップS3は点B(X2、Y2)の座標を指定し、点
A(X1、Y1)、点B(X2、Y2)を結ぶ線上に位
置する画素を描画させるコマンド、ステップS1はステ
ップS3で指定された画素の色を青に指定するコマンド
である。
【0023】また、点A(X1、Y1)、点B(X2、
Y2)、点C(X3、Y3)の3点を結ぶ三角形の内部
を赤で塗りつぶす描画を行う場合のコマンドデータDCB
を図6に示す。ここで図6のステップS2-2は点A
(X1、Y1)の座標を指定するコマンド、ステップS
2-3は点B(X2、Y2)の座標を指定するコマン
ド、S2-4は点C(X3、Y3)の座標を指定し、点
A(X1、Y1)、点B(X2、Y2)、点C(X3、
Y3)を結ぶ三角形の領域に含まれる画素を塗りつぶす
コマンド、ステップS2-1はステップS2-4で指定さ
れた画素の色を赤に指定するコマンドである。
【0024】[2]実施形態の動作 図7はディスプレイ上に画像を表示する場合のフローチ
ャートである。いま、図12に示すように移動点が移動
開始位置201にあり、ディスプレイ上に初めてディス
プレイ表示領域としてC0が表示される場合を考える。
このとき、入力装置10のスクロール命令に従って、移
動点の移動に伴ったスクロールを可能とするためには、
ディスプレイ表示領域C0及び隣接する8画面で計9ブ
ロック分の大きさの画像B1〜B9が必要になる。この
ときディスプレイ上には以下のようにしてディスプレイ
表示領域C0が表示されることとなる。
【0025】まず、ホストコンピュータ2によって、移
動点の移動開始位置201が画像B1〜B9のいずれの
画像上にあるかが検出される(ステップS101)。移
動点の位置が検出されると、ホストコンピュータ2は、
スクロールに必要なコマンドデータDCBを検出し、この
コマンドデータDCBが、ホストメモリ20内に記憶済み
か否かを確認する(ステップS102、S103)。し
かし、初めて画像が表示される状態ではホストメモリ内
にコマンドデータDCBは記憶されていないため、画像B
1〜B9を描画するためのコマンドデータDCB1〜DCB9
及びDCMC0がホストコンピュータ2で生成され、ホスト
メモリ20の記憶領域21-1〜21-9及び22に記憶
される(ステップS104、S105)。コマンドデー
タDCMC0が生成されると、ホストコンピュータ2は、そ
のコマンドデータDCMC0を、画像描画部1に転送する
(ステップS106)。コマンドデータDCMC0が転送さ
れると、コマンドデータ処理回路5は、ローカルバッフ
ァメモリ4に対してアクセスし、コマンドデータDCB5
がコマンドデータ記憶領域41に記憶されていないこと
を確認する(ステップS108)。コマンドデータ処理
回路5はコマンドデータDCB5が記憶されていないこと
を確認するとコマンドデータDCB5の転送命令をホスト
コンピュータ2に対し出力する(ステップS109)。
この転送命令を受けるとホストコンピュータ2はローカ
ルバッファメモリ4に対しコマンドデータDCB5の転送
を行う(ステップS110)。
【0026】以上のようにしてローカルバッファメモリ
4内のコマンドデータ記憶領域41に記憶されたコマン
ドデータDCB5は、コマンドデータ処理回路5によって
読み込まれ、コマンドデータ処理回路5と描画回路6に
よって各種描画処理が行われる(ステップS111〜S
118)。このようにして、表示データDHC0が生成さ
れ、ディスプレイ上に表示されることとなる。このステ
ップS111〜S118については後に詳細を説明す
る。
【0027】表示データDHC0が生成され、ディスプレ
イ上に表示されると、描画回路6は表示画面フラグMを
反転させる(ステップS119、S120)。この表示
画面フラグMは、表示データDH記憶領域43-1、43
-2の切り換え制御に用いられ、表示画面フラグMが反
転すると、表示データDHの作業領域が43-1から43
-2へ切り換わるように制御される。つまり、電源投入
後のセットアップ時に表示画面フラグMを0と設定して
おくと、表示データDHC0が生成され、ステップS11
9で表示画面フラグMが反転すると次に表示される表示
データDHの生成には、表示データDH記憶領域43-2
が使用されることとなる。
【0028】次に、図8(a)はディスプレイ8上に表
示されるディスプレイ表示領域と画像B1〜B9との関
係を示した図、(b)はディスプレイ表示領域がC1の
場合のホストコンピュータ2内のホストメモリ20の構
成及び、ローカルバッファメモリ4内のコマンドデータ
記憶領域41の構成を示した図、(c)はディスプレイ
表示領域がC1の画像B1、B2、B4、B5との関係
を示した図である。ここで図8において図3(a)と同
様の部分には同一の符号を付すものとする。
【0029】図8(a)において移動開始位置201を
含むディスプレイ表示領域C0が表示されている状態か
ら入力装置10のスクロール命令に従って、移動点が移
動位置203まで移動し、ディスプレイ上にC1が表示
された場合を図7に沿って説明する。
【0030】図8(a)において、ディスプレイ表示領
域C1は、画像B1の一部である部分画像A1、画像B
2の一部である部分画像A2、画像B4の一部である部
分画像A3、画像B5の一部である部分画像A4から構
成されている。いま部分画像A1〜A4の画像データ
を、部分画像データDGA1〜DGA4とすると、ディスプレ
イ表示領域C1の表示データDHC1は以下の手順によっ
て生成される。
【0031】まず、入力装置10からのスクロール命令
が通信ライン61を介してホストコンピュータ2に出力
される。このスクロール命令を受けるとホストコンピュ
ータ2はステップS101を実行して、スクロール命令
に従った移動点の移動位置203が画像B1〜B9のい
ずれの画像上にあるかを検出する。そして、図8(a)
において移動点の移動位置203を含んだディスプレイ
表示領域C1を表示するための表示データDHC1の生成
に必要なコマンドデータDC BがコマンドデータDCB1
CB2、DCB4、DCB5であることが検出される(ステッ
プS102)。
【0032】ステップS102によって表示データD
HC1の生成に必要なコマンドデータDC Bが検出される
と、ホストコンピュータ2はコマンドデータDCB1〜D
CB9がホストメモリ20内に記憶済みのため、コマンド
データDCB1、DCB2、DCB4、DCB5が記憶されていると
判断する(ステップS103)。そして、ホストコンピ
ュータ2はホストメモリ20内にコマンドデータ
CB1、DCB2、DCB4、DCB5が記憶されていると判断す
ると、ステップS105を実行し表示データDHC1の生
成を制御するコマンドデータDCMC1の生成を行う。コマ
ンドデータDCMC1が生成されると、コマンドデータD
CMC1をローカルバッファメモリ4及びコマンドデータ処
理回路5に転送する(ステップS106)。
【0033】コマンドデータDCMC1が転送されると、コ
マンドデータ処理回路5は、ローカルバッファメモリ4
に対してアクセスし、コマンドデータDCB1、DCB2、D
CB4、DCB5がコマンドデータ記憶領域41に記憶済みか
否かを判断する(ステップS108)。しかし、コマン
ドデータ記憶領域41にはコマンドデータDCB5以外の
コマンドデータDCB1、DCB2、DCB4が存在しないため
コマンドデータ処理回路5はコマンドデータDCB1、D
CB2、DCB4の転送命令をホストコンピュータ2に対し出
力する(ステップS109)。この転送命令を受けると
ホストコンピュータ2はローカルバッファメモリ4に対
しコマンドデータDCB1、DCB2、DCB 4の転送を行う
(ステップS110)。
【0034】以上のようにしてローカルバッファメモリ
4内のコマンドデータ記憶領域41に記憶されたコマン
ドデータDCB1、DCB2、DCB4、DCB5は、コマンドデー
タ処理回路5によって読み込まれ、コマンドデータ処理
回路5と描画回路6によって各種描画処理が行われるこ
とになる(ステップS111〜S119)。
【0035】次に図7のステップS111〜S119に
ついて、もう少し詳しく述べることにする。図9は、表
示データDHC1を生成する際にコマンドデータ処理回路
5及び描画回路6内で行われるデータ処理を示した図で
ある。まず、ステップS111において、部分画像デー
タDGA1〜DGA4=DGAXとなる、Xという変数を定義
し、この変数Xを1に設定する。この設定が成される
と、図9(1)に示すように、コマンドデータ処理回路
5は、コマンドデータDCB1をローカルバッファメモリ
4から読み取り、描画回路6に対し画像データDG1の描
画命令を送出する(ステップS112)。描画回路6
は、画像データDG1の描画命令を受けると、描画領域4
2に対し画像データDG1の生成を行う(ステップS11
3)。画像データDG1の生成が終了するとコマンドデー
タ処理回路5は、生成した画像データDG1のどの部分が
部分画像データDGA1に該当するのかをコマンドデータ
CMC1から読み取り、描画回路6に対し、部分画像デー
タDGA1の転送命令を送出する(ステップS114)。
そして描画回路6は、部分画像データDGA1の転送命令
に従って、部分画像データDGA1を表示領域43の対象
位置へと転送する(ステップS115)。部分画像デー
タDGA1の転送後、画像データDG1は、必要なくなるの
で、同じ描画領域42に次の画像データを生成する。同
様に部分画像データDGA2、DGA3、DGA4についても、
ステップS112〜S116のルーチンが繰り返される
ことになる。このようにして、部分画像データDGA1
GA2、DGA3、DGA4についての、描画が終了し表示デ
ータDHC1が表示領域43に記憶されると、表示データ
HC1は駆動回路7によって、デジタル/アナログ変換
されディスプレイ8上に表示画像が表示される(ステッ
プS119)。その後、描画回路6は表示画面フラグM
を反転させる(ステップS120)。このようにして、
ディスプレイ表示領域C1分の表示データDHC1が生成
される。
【0036】同様に、ディスプレイ表示領域C0分の表
示データDHC0を生成する場合について説明する。表示
データDHC0を生成する場合には、ディスプレイ表示領
域C0が画像B5に完全に一致しているため、ディスプ
レイ表示画像C0の部分画像の全体もまた画像B5と一
致している状態にある。この場合、ディスプレイ表示領
域C0の部分画像の全てをA1(=画像B5)とし、こ
の部分画像A1の画像データを、部分画像データDGA1
とすると、表示データDHC0を生成するためには、部分
画像データDGA1のみが必要なためステップS117で
他に必要な部分画像データは無いと判断され、ステップ
S112〜S116のルーチンは、それ以上繰り返され
ることなくステップS119へと進む。
【0037】次に、図10はディスプレイ表示領域と画
像B1、B2、B4、B5との関係を示した図である。
図10において移動点の移動位置203を含むディスプ
レイ表示領域C1が表示されている状態から入力装置1
0のスクロール命令に従って、移動点が移動位置204
まで移動することによって、ディスプレイ表示領域がC
2までスクロールした場合を考える。図10に示す場
合、ディスプレイ表示領域C2は画像B1、B2、B
4、B5内に有るので、表示データDHC1の生成時に既
にコマンドデータ記憶領域41に書き込まれた、コマン
ドデータDCB1、DCB2、DCB4、DCB5を用いて表示デー
タDHC2を生成することが可能である。このとき、ステ
ップS114でディスプレイ表示領域C2の部分画像A
1’、A2’、A3’、A4’に対応するようにし、表
示領域43に転送することによって表示データDHC2
生成することが出来る。
【0038】次に、C1が、画像ブロックB1、B2、
B4、B5外のC3へ画像スクロールしたときについて
説明する。図11(a)はディスプレイ表示領域C3と
画像B1〜B9との関係を示した図、(b)はディスプ
レイ表示領域がC3の場合のホストメモリ20の構成及
びコマンドデータ記憶領域41の構成を示した図、
(c)はディスプレイ表示領域C3と画像B1、B2、
B4、B5との関係を示した図である。ここで図11に
おいて図7と同様の部分には同一の符号を付すものとす
る。
【0039】図11(a)において移動開始位置203
を含むディスプレイ表示領域C1が表示されている状態
から入力装置10のスクロール命令に従って、移動点が
移動位置205まで移動することによって、ディスプレ
イ表示領域がC3までスクロールしたとき、ディスプレ
イ表示領域C3は画像データB2、B3、B5、B6に
跨っている。この場合、ディスプレイ表示領域C3は、
画像B2の一部である部分画像A1’’、画像B3の一
部である部分画像A2’’、画像B5の一部である部分
画像A3’’、画像B6の一部である部分画像A4’’
から構成されている。いま部分画像A’’1〜A’’4
の画像データを、部分画像データDGA''1〜DGA''4とす
る。このとき、ディスプレイ表示領域C3の表示データ
HC3を生成しようとするときは、図7のステップS1
01〜S107までは、表示データD HC1を生成した際
の手順と全く同様にルーチンが実行される。そしてステ
ップS108においてコマンドデータDCB3及びDCB6
足りないと判断され、ホストメモリ20からコマンドデ
ータDCB3及びDCB6がローカルバッファメモリ4に転送
される。その後、ステップS115までが実行され、表
示データDHC3に対応した部分画像データDGA''1〜D
GA''4が表示領域43に転送されることによって、表示
データDHC3が生成される。
【0040】一方、図12に示すようにディスプレイ表
示領域が画像B1〜B9の範囲外のC4にスクロールし
てしまったときを考える。この場合、図8のステップS
103において画像B10〜B12を描画するために、
コマンドデータDCB10〜DCB 12が生成され、このコマン
ドデータDCB10及びDCB11が、ローカルバッファメモリ
4に転送される。このようにして、ホストメモリ20に
記憶されているコマンドデータDCBで描画出来る画像の
範囲を超えたスクロールが行われた場合でも、画像のス
クロールが可能となる。
【0041】以上に述べてきたように、画像のスクロー
ルが成された場合に、ローカルバッファメモリ4内のD
CB記憶領域41-1に記憶されたコマンドデータDCB
全てを上書きする必要はなく、一部のみを書き換えれば
よい。このため、コマンドデータDCBの転送時間を短縮
でき、高速での画像スクロールにも対応できるようにな
る。
【0042】一方、本実施形態においてはディスプレイ
8上に表示される画像がカラー表示であるためローカル
バッファメモリ4内の描画領域42に転送される画像デ
ータは1ピクセル当たり8bitの深さを持たせること
により、256階調、すなわち、1670万色の表示が
可能となる。しかし、描画領域42に書き込む際にはカ
ラー表示用の画像データとはせずに1bitで書込むこ
とによってローカルバッファメモリ4の容量は更に小さ
くすることも可能となる。この場合、表示領域43に表
示データDHを転送する際にディスプレイ8上に表示さ
れる色及び、階調を図5或いは、図6に示した、SET
−FOREGROUND−COLORコマンドによって
指定された色に従って、各画素に対応した描画回路6中
のSET−FOREGROUND−COLORレジスタ
に記憶された色としてカラー表示用の表示データDH
する。
【0043】また、本実施形態においては画像表示用の
ディスプレイ8を画像描画部1に外部接続した構成とし
ているが、当然内蔵しても構わない。同様に、本実施形
態においては入力装置10をホストコンピュータ2に外
付けした構成としているが、画像描画部1、或いは、ホ
ストコンピュータ2に内蔵しても構わない。
【0044】また、本実施形態においては、図7のステ
ップS104においてホストコンピュータ2が生成した
コマンドデータDCBを画像描画部1側からの転送命令に
従ってホストコンピュータ2側から画像描画部1側に転
送するルーチンとなっている(ステップS109、S1
10)。しかし、画像描画部1側からの転送要求を受け
ることなく、予め表示画像の表示に必要なコマンドデー
タDCBを画像描画部1に転送するルーチンにしても構わ
ない。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、画像描画に必要なメモ
リ容量を少なくし、且つ、滑らかな画像スクロールを可
能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像描画装置の基本構成を示す
ブロック図である。
【図2】 図2はホストコンピュータ2内のホストメモ
リ20の記憶領域の構成を示した図である。
【図3】(a)はディスプレイ表示領域C1と画像B
1、B2、B4、B5との関係を示した図である。
(b)はローカルバッファメモリ4内のコマンドデータ
記憶領域41及び描画領域42の構成を示した図であ
る。
【図4】 ローカルバッファメモリ4内の描画領域42
及び表示領域43の構成を示した図である。
【図5】 点A(X1、Y1)、点B(X2、Y2)の
2点間を結ぶ線分を青で描画する描画命令コマンドデー
タである。
【図6】 点A(X1、Y1)、点B(X2、Y2)、
点C(X3、Y3)の3画素を結ぶ三角形の内部を赤で
塗りつぶす描画を行う場合の描画命令コマンドデータで
ある。
【図7】 ディスプレイ上に画像を表示する場合のフロ
ーチャートである。
【図8】(a)は、ディスプレイ表示領域と画像B1〜
B9との関係を示した図である。(b)はディスプレイ
表示領域がC1の場合のホストメモリ20の構成及び、
ローカルバッファメモリ4内のコマンドデータ記憶領域
41の構成を示した図である。(c)はディスプレイ表
示領域とC1の画像B1、B2、B4、B5との関係を
示した図である。
【図9】 コマンドデータ処理回路5及び、描画回路6
内で行われるデータ処理を示した図である。
【図10】 ディスプレイ表示領域と画像B1、B2、
B4、B5との関係を示した図である。
【図11】(a)はディスプレイ表示領域C3と画像B
1〜B9との関係を示した図である。(b)はディスプ
レイ表示領域がC3の場合のホストメモリ20の構成及
びコマンドデータ記憶領域41の構成を示した図であ
る。(c)はディスプレイ表示領域C3と画像B1、B
2、B4、B5との関係を示した図である。
【図12】 ディスプレイ表示領域C0、C4と画像B
1〜B9との関係を示した図である。
【図13】 従来の画像描画装置内に設けられたバッフ
ァメモリ211の構成を示す図である。
【図14】 従来の画像描画装置の基本構成を示すブロ
ック図である。
【図15】 従来の画像描画装置における画像描画のた
めのフローチャートである。
【符号の説明】
1:画像描画装置 2:ホストコンピュータ 3:インターフェース 4:ローカルバッファメモリ 5:コマンドデータ処理回路 6:描画回路 7:駆動回路 8:ディスプレイ 41:コマンドデータ記憶領域 41-1:描画命令コマンドデータ記憶領域 41-2:描画制御コマンドデータ記憶領域 42:描画領域 43:表示領域 43-1、43-2:画像データ記憶領域 B1〜B9:画像ブロック C1〜C3:ディスプレイ表示画像

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示領域を含む複数の画像を描画するた
    めのコマンドデータが外部のホスト装置より入力され、
    前記コマンドデータを記憶するコマンドデータ記憶手段
    と、 前記コマンドデータに基づいて複数の画像データを生成
    する描画手段と、 前記複数の画像データから前記表示領域に対応する部分
    の表示画像データを生成する表示画像データ生成手段
    と、 前記表示画像データを記憶する表示画像データ記憶手段
    と、 前記表示画像データに基づいて表示を行う表示手段と、 を備えたことを特徴とする画像描画システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像描画システムにおい
    て、 前記表示領域は、外部からの指定により変更され、前記
    表示手段における表示画像は、表示画面上で上下左右に
    スクロール表示されることを特徴とする画像描画システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の画像描画
    システムにおいて、 前記表示領域における画像の大きさを1ブロックとした
    場合に、前記コマンドデータ記憶手段は、4ブロック分
    以上の画像に相当する前記コマンドデータを記憶するこ
    とを特徴とする画像描画システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像描画システムにおい
    て、 前記表示領域の位置に対応する表示位置情報を出力する
    表示位置情報出力手段を有し、 前記表示位置情報に基づいて新たな前記コマンドデータ
    が前記ホスト装置より入力されることを特徴とする画像
    描画システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の画像描画システムにおいて、 表示画像データ記憶手段は、第n表示タイミング(n:
    自然数)における前記表示画像データを記憶する第1表
    示画像データ記憶手段と、 第(n+1)表示タイミングにおける前記表示画像デー
    タを記憶する第2表示画像データ記憶手段と、を有し、 前記表示手段は、前記第1表示画像データ記憶手段に格
    納された前記表示画像データおよび前記第2表示画像デ
    ータ記憶手段に格納された前記表示画像データを表示タ
    イミング毎に切り替えて用いることにより前記表示を行
    うことを特徴とする画像描画システム。
  6. 【請求項6】 コマンドデータを記憶するコマンドデー
    タ記憶装置を備えた画像描画システムの制御方法であっ
    て、 表示領域を含む複数の画像を描画するためのコマンドデ
    ータが外部のホスト装置より入力され、前記コマンドデ
    ータを前記コマンドデータ記憶装置に記憶させるコマン
    ドデータ記憶過程と、 前記コマンドデータに基づいて前記複数の画像データを
    生成する描画過程と、 前記複数の画像データから表示領域に対応する部分の表
    示画像データを生成し、記憶する表示画像データ記憶過
    程と、 前記表示画像データに基づいて表示を行う表示過程と、 を備えたことを特徴とする画像描画システムの制御方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の画像描画システムの制御
    方法において、 前記表示領域の位置に対応する表示位置情報を前記ホス
    ト装置に対して出力する表示位置情報出力過程と、 前記表示位置情報に基づいて前記ホスト装置より入力さ
    れた新たな前記コマンドデータを前記コマンドデータ記
    憶装置に記憶させるコマンドデータ更新手段と、 を備えたことを特徴とする画像描画システムの制御方
    法。
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