JP2001092311A - 複写装置並びに複写装置の制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

複写装置並びに複写装置の制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JP2001092311A
JP2001092311A JP26489299A JP26489299A JP2001092311A JP 2001092311 A JP2001092311 A JP 2001092311A JP 26489299 A JP26489299 A JP 26489299A JP 26489299 A JP26489299 A JP 26489299A JP 2001092311 A JP2001092311 A JP 2001092311A
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Taku Sugiura
卓 杉浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写動作に影響を与えることなく、複写機の
トータルの放射ノイズを低減して、不必要なシールド等
のノイズ対策をさらに減少させることができるととも
に、放射ノイズの規格をクリアするだけでなく、より環
境にやさしい複写環境を実現すること。 【解決手段】 複写動作を行うデバイスを有する複写装
置において、指示される動作モードに応じて、各デバイ
スに入力されるクロック信号を一定の周期で周波数変調
する各SSFGの変調率を各コントローラが個別に切り
換え制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写動作を行うデ
バイスに入力されるクロック信号を一定の周期で周波数
変調して放射ノイズレベル低下可能な複写装置並びに複
写装置の制御方法およびコンピュータが読み出し可能な
プログラムを格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機の電磁妨害雑音(Elec
tro Magnetic Interferenc
e、以下、EMIと略す)対策としてはシールド強化、
波形整形等が一般的であった。また、近年新しい手法と
してデバイスに入力されるクロックを一定周期でFM
(Frequency Modulation)変調
し、放射ノイズのエネルギーを幅を持った周波数に分散
する技術が報告されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、以下の様な問題点がある。
【0004】1つのシステムを構成する複数のデバイス
の中には、動作中FM変調をかけられない部分(デバイ
ス)と、FM変調幅をあまり大きく出来ない部分(デバ
イス)とが存在する。そのため通常は動作上問題のない
範囲内でFM変調をかけ、その他必要があれば従来どう
りのシールド対策等を平行して行い、国毎の規格をクリ
アさせ、製品として作り上げる方法が一般的である。
【0005】しかし実際には、電磁波が体に与える影響
など、まだ解明されていない部分もあり、規格をクリア
する以上に出来る限り放射ノイズを抑える事はシステム
において重要である。
【0006】特に、EMIの規格は、最悪時の放射ノイ
ズレベルで規定されているが、最悪時のノイズレベルが
24時間放射されている場合と、同じレベルではあるが
一瞬放射される場合では後者の方が優れている事は言う
までもない。
【0007】このように、規格はクリアしているが、シ
ステムが動作していない時でも、動作時と同レベルの放
射ノイズを放出していたり、またシステムとしては動作
していても、例えば複写機のスキャナ部分だけが動いて
いるのに他の部分から大きなレベルの放射ノイズが放射
されている問題点があった。
【0008】また、従来から使用しない部分のクロック
を止める技術は行われており、クロックを止めれば変調
よりさらなるノイズ低減が実現されるが、システムによ
ってはクロックを止める事が出来ない部分(デバイス)
もある。
【0009】例えばCPU、通信系、DRAMコントロ
ーラ(クロックを止めるとリフレッシュ動作ができなく
なる)等もそれにあたり、これらクロックを止める事が
出来ない部分と同じクロックを使用している部分では、
使用していない場合でも、常に大きなレベルの放射ノイ
ズが放射されているという問題点があった。
【0010】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第23の発
明の目的は、指示される動作モードに応じて、複写動作
を行うデバイスに入力されるクロック信号を一定の周期
で周波数変調する変調部の変調率を切り換え制御するこ
とにより、複写動作に影響を与えることなく、複写機の
トータルの放射ノイズを低減して、不必要なシールド等
のノイズ対策をさらに減少させることができるともに、
放射ノイズの規格をクリアするだけでなく、より環境に
やさしい複写環境を実現することができる複写装置並び
に複写装置の制御方法およびコンピュータが読み出し可
能なプログラムを格納した記憶媒体を提供するものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、複写動作を行うデバイス(図2に示すCCD部1−
1,デバイスコントローラ1−2−3,画像処理部1−
2−4,システムコントローラ1−2−5,メモリコン
トローラ1−2−7,レーザ部1−3,PDLコントロ
ーラ部1−4,FAXコントローラ部1−5,SCSI
コントローラ部1−6)を有する複写装置において、前
記デバイスに入力されるクロック信号を一定の周期で周
波数変調して該クロック信号の源発周波数に対する最大
変調時の周波数の割合である変調率を複数切り換え可能
な変調手段(図2に示す周波数拡散部(SSFG;Sp
read Spectrum Frequency T
iming Generator)1−1−4,SSF
G1−2−9,SSFG1−3−5,SSFG1−4−
2,SSFG1−5−2,SSFG1−6−2)と、指
示される動作モード(図4に示すスキャナ動作3−1−
2,プリンタ動作3−1−4,画像メモリ動作3−1−
6,図6に示すFAXコントローラ動作3−3−2,図
7に示すSCSIコントローラ動作3−4−4,図8に
示すPDLコントローラ動作3−5−2)に応じて、前
記変調手段の変調率を切り換え制御する第1の制御手段
(図2に示すデバイスコントローラ1−2−3、システ
ムコントローラ1−2−5、PDLコントローラ1−4
−1、FAXコントローラ1−5−1、SCSIコント
ローラ1−6−1)とを有するものである。
【0012】本発明に係る第2の発明は、前記デバイス
が動作状態であるかスタンバイ状態であるかを判定する
第1の判定手段(図2に示すデバイスコントローラ1−
2−3、システムコントローラ1−2−5、PDLコン
トローラ1−4−1、FAXコントローラ1−5−1、
SCSIコントローラ1−6−1)と、前記第1の判定
手段の判定結果に基づいて、前記変調手段の変調率を切
り換え制御する第2の制御手段(図2に示すデバイスコ
ントローラ1−2−3、システムコントローラ1−2−
5、PDLコントローラ1−4−1、FAXコントロー
ラ1−5−1、SCSIコントローラ1−6−1)とを
設けたものである。
【0013】本発明に係る第3の発明は、前記第2の制
御手段は、前記第1の判定手段により前記デバイスがス
タンバイ状態であると判定された場合には、前記変調手
段の変調率を増加切り換え制御するものである。
【0014】本発明に係る第4の発明は、前記スタンバ
イ状態は、動作終了時点から一定時間経過し、かつ次の
動作が開始されていない状態とするものである。
【0015】本発明に係る第5の発明は、前記一定時間
を設定する設定手段(図3に示した操作部109)を設
けたものである。
【0016】本発明に係る第6の発明は、前記デバイス
が所定のタイマ精度を必要とする動作状態であるか否か
を判定する第2の判定手段(図2に示すデバイスコント
ローラ1−2−3、システムコントローラ1−2−5、
PDLコントローラ1−4−1、FAXコントローラ1
−5−1、SCSIコントローラ1−6−1)を設け、
前記第2の制御手段は、前記第2の判定手段の判定結果
に基づいて、前記変調手段の変調率を切り換え制御する
ものである。
【0017】本発明に係る第7の発明は、前記第2の制
御手段は、前記第2の判定手段により前記デバイスがタ
イマ精度を必要とする動作状態であると判定された場合
には、前記変調手段の変調率を減少切り換え制御するも
のである。
【0018】本発明に係る第8の発明は、前記第2の制
御手段は、前記第2の判定手段により前記デバイスがタ
イマ精度を必要とする動作状態でないと判定された場合
には、前記変調手段の変調率を増加切り換え制御するも
のである。
【0019】本発明に係る第9の発明は、複写動作を行
う複数のデバイス(図2に示すCCD部1−1,デバイ
スコントローラ1−2−3,画像処理部1−2−4,シ
ステムコントローラ1−2−5,メモリコントローラ1
−2−7,レーザ部1−3,PDLコントローラ部1−
4,FAXコントローラ部1−5,SCSIコントロー
ラ部1−6)を有する複写装置において、前記各デバイ
スに入力されるクロック信号を一定の周期で周波数変調
して該クロック信号の源発周波数に対する最大変調時の
周波数の割合である変調率を複数切り換え可能な各デバ
イス毎の変調手段(図2に示す周波数拡散部(SSF
G)1−1−4,SSFG1−2−9,SSFG1−3
−5,SSFG1−4−2,SSFG1−5−2,SS
FG1−6−2)と、指示される動作モード(図4に示
すスキャナ動作3−1−2,プリンタ動作3−1−4,
画像メモリ動作3−1−6,図6に示すFAXコントロ
ーラ動作3−3−2,図7に示すSCSIコントローラ
動作3−4−4,図8に示すPDLコントローラ動作3
−5−2)に応じて、前記各デバイス毎の変調手段の変
調率を個別に切り換え制御する第1の制御手段(図2に
示すデバイスコントローラ1−2−3、システムコント
ローラ1−2−5、PDLコントローラ1−4−1、F
AXコントローラ1−5−1、SCSIコントローラ1
−6−1)とを有するものである。
【0020】本発明に係る第10の発明は、前記各デバ
イスが動作状態であるかスタンバイ状態であるかを判定
する第1の判定手段(図2に示すデバイスコントローラ
1−2−3、システムコントローラ1−2−5、PDL
コントローラ1−4−1、FAXコントローラ1−5−
1、SCSIコントローラ1−6−1)と、前記第1の
判定手段の判定結果に基づいて、前記各デバイス毎の変
調手段の変調率を個別に切り換え制御する第2の制御手
段(図2に示すデバイスコントローラ1−2−3、シス
テムコントローラ1−2−5、PDLコントローラ1−
4−1、FAXコントローラ1−5−1、SCSIコン
トローラ1−6−1)とを設けたものである。
【0021】本発明に係る第11の発明は、前記第2の
制御手段は、前記第1の判定手段により前記いずれかの
デバイスがスタンバイ状態であると判定された場合に
は、該スタンバイ状態のデバイスに対応する変調手段の
変調率を増加切り換え制御するものである。
【0022】本発明に係る第12の発明は、前記スタン
バイ状態は、動作終了時点から一定時間経過し、かつ次
の動作が開始されていない状態とするものである。
【0023】本発明に係る第13の発明は、前記一定時
間を、前記各デバイス毎に個別に設定する設定手段(図
3に示した操作部109)を設けたものである。
【0024】本発明に係る第14の発明は、前記各デバ
イスが所定のタイマ精度を必要とする動作状態であるか
否かを判定する第2の判定手段(図2に示すデバイスコ
ントローラ1−2−3、システムコントローラ1−2−
5、PDLコントローラ1−4−1、FAXコントロー
ラ1−5−1、SCSIコントローラ1−6−1)を設
け、前記第2の制御手段は、前記第2の判定手段の判定
結果に基づいて、前記各デバイス毎の変調手段の変調率
を個別に切り換え制御するものである。
【0025】本発明に係る第15の発明は、前記第2の
制御手段は、前記第2の判定手段により前記いずれかの
デバイスがタイマ精度を必要とする動作状態であると判
定された場合には、前記タイマ精度を必要とする動作状
態であるデバイスに対応する変調手段の変調率を減少切
り換え制御するものである。
【0026】本発明に係る第16の発明は、前記第2の
制御手段は、前記第2の判定手段により前記いずれかの
デバイスがタイマ精度を必要とする動作状態でないと判
定された場合には、前記タイマ精度を必要とする動作状
態でないデバイスに対応する変調手段の変調率を増加切
り換え制御するものである。
【0027】本発明に係る第17の発明は、前記デバイ
スは、CPU(図2に示すデバイスコントローラ1−2
−3,システムコントローラ1−2−5,メモリコント
ローラ1−2−7,レーザ部1−3,PDLコントロー
ラ部1−4,FAXコントローラ部1−5,SCSIコ
ントローラ部1−6内の不図示のCPU),画像読取り
装置(図2に示すCCD部1−1),負荷制御装置(図
2に示すデバイスコントローラ1−2−3),画像処理
装置(図2に示す画像処理部1−2−4),メモリコン
トローラ装置(図2に示すメモリコントローラ1−2−
7),画像形成装置(図2に示すレーザ部1−3),フ
ァクシミリコントローラ装置(図2に示すFAXコント
ローラ部1−5),SCSIコントローラ装置(図2に
示すSCSIコントローラ部1−6),PDLコントロ
ーラ装置(図2に示すPDLコントローラ部1−4)を
含むものである。
【0028】本発明に係る第18の発明は、前記動作モ
ードは、スキャナ動作モード(図4に示すスキャナ動作
3−1−2),画像メモリ動作モード(図4に示す画像
メモリ動作3−1−6),プリンタ動作モード(図4に
示すプリンタ動作3−1−4),ファクシミリコントロ
ーラ動作モード(図5に示すFAXコントローラ動作3
−2−4),SCSIコントローラ動作モード(図7に
示すSCSIコントローラ動作3−4−4),PDLコ
ントローラ動作モード(図8に示すPDLコントローラ
動作3−5−2)を含むものである。
【0029】本発明に係る第19の発明は、前記変調手
段の変調率の切り換えは、変調の有無の切り換え(SS
FGのON/OFF)を含むものである。
【0030】本発明に係る第20の発明は、複写動作を
行うデバイスと、前記デバイスに入力されるクロック信
号を一定の周期で周波数変調して該クロック信号の源発
周波数に対する最大変調時の周波数の割合である変調率
を複数切り換え可能な変調部とを有する複写装置の制御
方法において、指示される動作モードに応じて、前記変
調部の変調率を切り換える切り換え工程(図9のステッ
プS101〜103)を有するものである。
【0031】本発明に係る第21の発明は、前記デバイ
スが動作状態であるかスタンバイ状態であるかを判定す
る判定工程(図10のステップS201)と、該判定結
果に基づいて、前記変調部の変調率を切り換える第2の
切り換え工程(図10のステップS203〜S205)
とを設けたものである。
【0032】本発明に係る第22の発明は、複写動作を
行うデバイスと、前記デバイスに入力されるクロック信
号を一定の周期で周波数変調して該クロック信号の源発
周波数に対する最大変調時の周波数の割合である変調率
を複数切り換え可能な変調部とを有する複写装置を制御
するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納し
た記憶媒体において、指示される動作モードに応じて、
前記変調部の変調率を切り換える切り換え工程(図9の
ステップS101〜103)を有するコンピュータが読
み出し可能なプログラムを記憶媒体に格納したものであ
る。
【0033】本発明に係る第23の発明は、前記デバイ
スが動作状態であるかスタンバイ状態であるかを判定す
る判定工程(図10のステップS201)と、該判定結
果に基づいて、前記変調部の変調率を切り換える第2の
切り換え工程(図10のステップS203〜S205)
とを設けたコンピュータが読み出し可能なプログラムを
記憶媒体に格納したものである。
【0034】
【発明の実施の形態】近年、放射ノイズの低減手法とし
て、複写動作(FAX送受信,スキャナ読取り,PDL
プリント等の動作も含む)を行うための例えば複数のデ
バイスに入力されるクロックをFM変調して、エネルギ
ーを周波数分散する手法が報告されている。
【0035】ICWORKS社のSSFTG(Spre
ad Spectrum Frequency Tim
ing Generator)チップ(W42C31)
(商品名)も、この技術を実現するチップであり、原発
周波数の1/1000以下の遅い周期で緩やかにFM変
調をかける技術である。
【0036】以下、本発明の構成を説明する前に、図1
を参照して、FM変調の挙動とFM変調の効果について
説明する。
【0037】図1は、FM変調の挙動とFM変調の効果
について説明する特性図である。
【0038】(a)はFM変調の挙動を示す図であり、
横軸は時間、縦軸は周波数シフトの割合を示している。
【0039】(b)は放射ノイズのピーク値を示す図で
あり、横軸は周波数、縦軸は振幅を示している。
【0040】図において、901は原発クロック(Ty
pical Clock)であり、902は前記源発ク
ロック901をFM変調したクロック(SSFTG)で
あり、原発のクロック(Typical Clock)
901のエネルギーがSSFTG902で示すように周
波数分散している事を示している。
【0041】この手法を使用する事により、従来のシー
ルドが中心であった放射ノイズ対策より容易に放射ノイ
ズを下げる事が可能になった。
【0042】しかし、周波数にFM変調をかけるとシス
テムの動作が不安定になる部分(デバイス)も数多く存
在する。
【0043】例えば、CPUに入力されるクロックで言
えば、タイマの精度が落ちる事になり、上述したクロッ
クにFM変調をかける技術は、精度が必要な所には使用
出来ない。
【0044】また、一般的に、ハードウエアを使用周波
数ギリギリで設計していれば、FM変調で周波数が高く
なった時に動作を保証出来なくなる。
【0045】さらに、CCDの駆動クロックにFM変調
をかけると、FM変調の周期に対応した出力レベルの変
動が起きる事も確認されている。
【0046】また、レーザ発光のクロックに変調をかけ
ればそのまま画像に影響を及ぼす事は言うまでもない。
【0047】通常、システム設計を行う場合には、上述
のようにFM変調を使用できない所には使用せず、また
FM変調の周波数変動率もシステムの動作に影響を与え
ない範囲内で選択し、ハードウエアを設計し、実際に放
射ノイズを測定してみて、さらなる低減が必要であれ
ば、さらにシールド等のノイズ対策を加える事が一般的
であった。
【0048】そのため、規格はクリアしているが、シス
テムが動作していない時でも、動作時と同レベルの放射
ノイズを放出していたり、またシステムとしては動作し
ていても、例えば複写機のスキャナ部分だけが動いてい
るのに他の部分から大きなレベルの放射ノイズが放射さ
れているという不合理がある。
【0049】これは規格内であっても極力ノイズは出さ
ないと言う事だけでなく、動作モードに応じて部分的に
大きな変調をかける事により、よけいなシールドを使用
しなくても済む場合もある。
【0050】また、従来から使用しない部分のクロック
を止める技術は行われており、クロックを止めれば変調
よりさらなるノイズ低減が実現されるが、システムによ
ってはクロックを止める事が出来ない部分(デバイス)
もある。例えばCPUもその一つであり、また画像処理
系であっても、同じクロックを通信系等の止められない
部分に使用していたり、またDRAMコントローラでは
リフレッシュ動作が止まってしまう等の不具合がる。
【0051】本発明はこの様にクロックを止める事は出
来ない部分に対して動作に応じて放射ノイズを低減する
事に有効である。
【0052】また、先に例として上げたW42C31
(商品名)の場合には、モード選択端子により複数の周
波数変動率(源発周波数に対する最大変調時の周波数の
割合)を選択可能な構成となっており、この端子を利用
する事によって簡単にモードによって変調率を複数切り
換える(変調の有無の切り換え(ON/OFF切り換
え)を含む)ことが出来る。
【0053】以下、図2を参照して、本発明の一実施形
態を示す複写装置を適用可能な複合複写機の構成につい
て説明する。
【0054】図2は、本発明の一実施形態を示す複写機
を適用可能な複合複写機の構成を説明するブロック図で
ある。
【0055】図に示すように、複合複写機は、複写動作
時に、例えば並列駆動され得る複数のデバイスとしての
CCD部1−1、メインコントロールユニット1−2、
レーザ部1−3、レーザドライバ1−3−2、レーザ発
光素子1−3−3、システムインタフェース部1−8、
PDLコントローラ部1−4、FAXコントローラ部1
−5、SCSIコントローラ部1−6を含む構成となっ
ている。
【0056】CCD部1−1において、1−1−1はC
CDイメージセンサ(以下、CCD)で原稿から読み取
られた画像を光電変換して電気信号を出力する。1−1
−2はA/Dコンバータで、CCD1−1より出力され
る電気信号をアナログデジタル変換する。
【0057】1−1−3はコントロールドライバで、C
CD1−1を駆動する。1−1−4は前記A/Dコンバ
ータ1−1−2用の周波数拡散部(以下、SSFG(s
pread spectrum frequency
generator))で、水晶発振器を含む。なお、
SSFG1−1−4の周波数変動率は後述するシステム
コントローラ1−2−5から切り換えられる構成となっ
ている。
【0058】また、コントロールドライバ1−1−3
は、システムコントローラ1−2−5との通信によりコ
ントロールされており通信用のクロックとしてSSFG
1−1−4の出力が使用されている。
【0059】メインコントロールユニット1−2におい
て、1−2−3はデバイスコントローラで、ドライバ1
−2−1を介してモータ、ソレノイド等のデバイス(各
種負荷1−7)を制御する。1−2−5はシステムコン
トローラで、画像処理、画像メモリ、FAX等のシステ
ムおよびレーザ部1−3をコントロールし、画像複写装
置全体を統括制御する。
【0060】このように、本実施形態では、システムを
コントロールするシステムコントローラ1−2−5と、
モータ、ソレノイド等のデバイスをコントロールするデ
バイスコントローラ1−2−3との2つのコントローラ
により構成されている。各コントローラは、CPU,R
OM,RAM等を有し、CPUは図示しないROM又は
その他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて処
理を実行する。
【0061】また、1−2−4は画像処理部で、CCD
部1−1から入力される画像情報に対して複写機特有の
機能である、シェーディング、変倍、濃度変換、2値化
処理、画像メモリコントロール、システムインタフェー
ス等の画像処理を行う。
【0062】1−2−10は前記画像処理部1−2−4
用のSSFGで、システムコントローラ1−2−5によ
り変調率を制御される。1−2−8は画像メモリで、D
RAMにより複数ページの画像を格納できる構成になっ
ており、電子ソート等に利用される。なお画像メモリ1
−2−8は、DRAMで構成されているため、画像メモ
リ1−2−8をハンドリングしていない場合でも、リフ
レッシュ動作の為にクロックを止める事は出来ない。
【0063】1−2−7はメモリコントローラで、画像
メモリ1−2−8(DRAM)をコントロールする。1
−2−9は前記メモリコントローラ1−2−7用のSS
FGで、システムコントローラ1−2−5により変調率
を制御される。
【0064】また、メモリコントローラ1−2−7は、
画像メモリ1−2−8内で圧縮伸長等の動作も行うた
め、画像処理系とは別の高速のクロックで動作してお
り、SSFG1−2−9からクロックを供給される。1
−2−6は前記システムコントローラ1−2−5用のS
SFGで、本実施形態ではシステムコントローラ1−2
−5自身が変調率を制御する。
【0065】デバイスコントローラ1−2−3は、複写
機のリーダ動作、プリンタの動作を制御する。ここで
は、シーケンス制御を行うため、精度が要求されるタイ
マも幾つかあり、そのため、あまり変動率の大きな周波
数変調はかけにくい。
【0066】1−2−2は前記デバイスコントローラ1
−2−3用のSSFGで、変調率はデバイスコントロー
ラ1−2−3自身が設定する。ドライバ1−2−1は、
ドライバを含む各種負荷へのインタフェース部分であ
る。各種負荷1−7は、モータ、ソレノイド、センサ、
原稿照明用ランプ、電子写真プロセスを実現する高圧処
理等も含む。
【0067】レーザ部1−3において、1−3−2はレ
ーザドライバで、メインコントロールユニット1−2よ
り出力される画像情報に基づいて、レーザ発光素子1−
3−3の発光を制御する。1−3−6はビームディテク
ト素子(BDセンサ)で、図示しない感光ドラムへのレ
ーザ書き込みの主走査方向の基準信号となるものであ
る。1−3−4はレーザ制御部で、BDセンサ1−3−
6でレーザをフル点灯させたり、主走査1ライン毎のレ
ーザのオートパワーコントロール(APC)を実現する
ための部分、並びに画像の濃度を変える為レーザのパワ
ーを複数段階切り換える部分、およびBD信号とレーザ
で書き込む画素を同期させる為の同期クロック発生部等
を含む。1−3−5は、レーザ制御部1−3−4用のS
SFGで、システムコントローラ1−2−5が変調率を
制御する。レーザ書き込みクロックは、プリンタ動作中
は周波数変調をかける事は出来ないが、未使用時には変
調をかけることが出来る。また、レーザ制御部1−3−
4は、システムコントローラ1−2−5と通信を行うた
めクロックを止めることは出来ない。
【0068】1−8はシステムインタフェース部で、メ
インコントロールユニット1−2とPDLコントローラ
部1−4、FAXコントローラ部1−5、SCSIコン
トローラ部1−6等各種システムとの通信を制御する。
【0069】PDLコントローラ部1−4において、1
−4−1はPDLコントローラで、パラレルI/F1−
4−3を介してパーソナルコンピュータ等の外部装置か
ら入力されるPDL(Page Descriptio
n Language)データを解析して、メインコン
トロールユニット1−2内の画像メモリ1−2−8にビ
ットマップ展開する。1−4−2は、PALコントロー
ラ1−4−1用のSSFGで、PALコントローラ1−
4−1が変調率を制御する。
【0070】FAXコントローラ部1−5において、1
−5−1はFAXコントローラで、NCU(Netwo
rk Control Unit)を介して電話回線等
の回線1−5−4とのファクシミリ送受信通信を制御す
る。1−5−2は前記FAXコントローラ1−5−1用
のSSFGで、FAXコントローラ1−5−1が変調率
を制御する。
【0071】SCSIコントローラ部1−6において、
SCSIコントローラ1−6−1はSCSII/F1−
6−3を介してパーソナルコンピュータ,他のプリン
タ,他のスキャナ,外部記憶装置等の各種機器との通信
を制御する。1−6−2は前記SCSIコントローラ1
−6−1用のSSFGで、SCSIコントローラ1−6
−1が変調率を制御する。
【0072】なお、SCSIコントローラ部1−6の代
わりに、USB又はネットワーク(例えば、Ether
net)とのインタフェースを備える構成であってもよ
い。
【0073】また、上記各コントローラは、CPU,R
OM,RAM等を有し、CPUは図示しないROM又は
その他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて処
理を実行する。
【0074】図3は、図2に示した複写機の構成を説明
する断面図であり、図2と同一のものには同一の符号を
付してある。
【0075】101は原稿給送装置(以下、DF)で、
後述する図6に示す原稿給送台706上に積載された原
稿を1枚ずつ順次原稿台ガラス面102上に搬送する。
104はスキャナユニットで、ランプ103およびミラ
ー105を備え原稿台ガラス面102上の原稿面を移動
しながらランプ103を点灯させて原稿全面を照明す
る。
【0076】スキャナユニット104内のミラー105
およびミラー106,107、レンズ108は、原稿か
らの反射光をCCD部1−1に入力する。
【0077】レーザ部1−3は、メインコントロールユ
ニット1−2から出力された電気信号を変調して光信号
へ変換して感光体202を照射して、感光体202上に
潜像を形成する。
【0078】203は現像器で、照射光によって感光体
202上に形成された潜像をトナー等の現像剤により現
像する。206は転写部で、現像器203により現像さ
れた感光体202上の現像剤像を、この現像剤像の先端
とタイミングを合せて転写紙積載部204または転写紙
積載部205より搬送された転写紙に転写する。
【0079】207は定着部で、転写部206により転
写された現像剤像を転写紙に定着させる。208は排紙
部で、定着後の転写紙を装置外部に排出する。また、排
紙部208は、正逆反転可能で、定着後の排紙部208
まで搬送された転写紙を逆搬送できる。209は搬送方
向切り換え部材で、排紙部208で逆搬送された用紙を
再給紙用被転写紙積載部210に導く。220はソータ
で、複数のビンを備え、排紙部208から装置外へ出力
された転写紙を各ビンに排出する。
【0080】109は操作部で、各種メッセージを表示
する表示部およびコピースタートキー等の各種キーを備
え、各種動作の設定、指示を行うことができる。
【0081】以下、図4〜図8を参照して、実際の変調
をかけるシーケンスについて説明する。
【0082】図4は、本発明の複写装置の複写動作を説
明する図であり、図2と同一のものには同一の符号を付
してある。
【0083】複写動作3−1−1は、動作モードとして
は、スキャナ動作3−1−2、プリンタ動作3−1−
4、画像メモリ動作3−1−6(ダイレクト複写、1部
の場合には必要ない)に分けられる。
【0084】また、各動作の下に書いてある番号はSS
FGをかけられない、あるいは、あまり変調率を上げら
れないSSFGを示してある。つまり、各動作の下に示
されている以外のSSFGは、各動作中においても、大
きな変動率でSSFGをかける事が可能である。
【0085】即ち、スキャナ動作3−1−2の場合に
は、3−1−3に示すように、CCD用SSFG1−1
−4、デバイスコントローラ用SSFG1−2−2、画
像処理用SSFG1−2−10、システムコントローラ
用SSFG1−2−6が制約を受ける。
【0086】また、3−1−4のプリンタ動作の場合に
は、3−1−5に示すように、デバイスコントローラ用
SSFG1−2−2、画像処理用SSFG1−2−1
0、システムコントローラ用SSFG1−2−6、レー
ザ用SSFG1−3−5が制約を受ける。
【0087】さらに、画像メモリ動作3−1−6の場合
には、3−1−7に示すように、画像メモリコントロー
ラ用SSFG1−2−9が制約を受ける。
【0088】図5は、本発明の複写装置のファクシミリ
(FAX)送信動作を説明する図であり、図2,図4と
同一のものには同一の符号を付してある。
【0089】ファクシミリ送信動作3−2−1は、動作
モードとしては、スキャナ動作3−1−2、画像メモリ
動作3−1−6、FAXコントローラ動作3−2−4に
分けられる。
【0090】また、複写動作の場合と同様に、各動作の
下に書いてある番号はSSFGをかけられない、あるい
は、あまり変調率を上げられないSSFGを示してあ
る。つまり、各動作の下に示されたいる以外のSSFG
は、各動作中においても、大きな変動率でSSFGをか
ける事が可能である。
【0091】即ち、FAXコントローラ動作3−2−4
の場合には、3−2−5に示すようにFAXコントロー
ラ用SSFG1−4−2が制約を受ける。
【0092】図6は、本発明の複写装置のファクシミリ
(FAX)受信動作を説明する図であり、図2,図4,
図5と同一のものには同一の符号を付してある。
【0093】ファクシミリ受信動作3−3−1は、動作
モードとしては、FAXコントローラ動作3−2−4、
画像メモリ動作3−1−6、プリンタ動作3−1−4に
分けられる。
【0094】また、複写動作の場合と同様に、各動作の
下に書いてある番号はSSFGをかけられない、あるい
は、あまり変調率を上げられないSSFGを示してあ
る。つまり、各動作の下に示されたいる以外のSSFG
は、各動作中においても、大きな変動率でSSFGをか
ける事が可能である。
【0095】図7は、本発明の複写装置のスキャナ読み
取り動作を説明する図であり、図2,図4〜図6と同一
のものには同一の符号を付してある。
【0096】スキャナ読み取り動作3−4−1は、動作
モードとしては、スキャナ動作3−1−2、画像メモリ
動作3−1−6、SCSIコントローラ動作3−4−4
に分けられる。
【0097】また、各動作の下に書いてある番号はSS
FGをかけられない、あるいは、あまり変調率を上げら
れないSSFGを示してある。つまり、各動作の下に示
されたいる以外のSSFGは、各動作中においても、大
きな変動率でSSFGをかける事が可能である。
【0098】即ち、SCSIコントローラ動作3−4−
4の場合には、3−4−5に示すようにSCSIコント
ローラ用SSFG1−6−2が制約を受ける。
【0099】図8は、本発明の複写装置のPDLプリン
ト動作を説明する図であり、図2,図4〜図7と同一の
ものには同一の符号を付してある。
【0100】PDLプリント動作3−5−1は、動作モ
ードとしては、PDLコントローラ動作3−5−2、画
像メモリ動作3−1−6、プリンタ動作3−1−4に分
けられる。
【0101】また、各動作の下に書いてある番号はSS
FGをかけられない、あるいは、あまり変調率を上げら
れないSSFGを示してある。つまり、各動作の下に示
されたいる以外のSSFGは、各動作中においても、大
きな変動率でSSFGをかける事が可能である。
【0102】即ち、PDLコントローラ動作3−5−2
の場合には、3−5−5に示すようにPDLコントロー
ラ用SSFG1−4−2が制約を受ける。
【0103】なお、上記、図4〜図8に示した、各種動
作は、システムコントローラ1−2−5内のCPUが図
示しないROM又はその他の記憶媒体に格納されたプロ
グラムに基づいて統括的に実行制御するものとする。
【0104】また、上記図4〜図8に示した、各動作モ
ードとSSFGの対応は、システムコントローラ1−2
−5内の図示しないROM又はその他の記憶媒体に格納
されているものとする。
【0105】上記図4〜図8に示したように、システム
コントローラ1−2−5は、ユーザから複写動作,FA
X送信動作,スキャナ読み取り動作の実行指示,電話回
線等を介してのFAX受信,ホストコンピュータからの
PDLプリント指示を受けると、各コントローラ(デバ
イスコントローラ1−2−3、システムコントローラ1
−2−5、PDLコントローラ1−4−1、FAXコン
トローラ1−5−1、SCSIコントローラ1−6−
1)に対してスキャナ動作モード,プリンタ動作モー
ド,画像メモリ動作モードの実行を指示する。
【0106】各コントローラは、指示された動作モード
(複数でもよい)を実行するとともに、指示された動作
モードに対応するSSFGのみを各動作モードに応じて
OFFまたは変調率を下げた状態にし、その他のSSF
Gの変調率を大きくするように各SSFGの変調率を制
御する。なお、各動作モードに応じた各SSFGの変調
率は、各コントローラ内の図示しないROM又はその他
の記憶媒体に格納されているものとする。
【0107】また、図4〜図8に示した各動作モードに
対応するSSFGおよび変調率は、各コントローラ内の
図示しない記憶媒体にそれぞれ格納されているものとし
てもよいし、システムコントローラ1−2−5内の図示
しないROM又はその他の記憶媒体に一括して格納され
ており、各コントローラは、システムコントローラ1−
2−5と通信して取得するように構成してもよい。
【0108】以下、図9,図10のフローチャートを参
照して、本発明の複写装置のノイズ低減制御動作につい
て説明する。
【0109】図9は、本発明の複写装置の第1のノイズ
低減制御手順の一例を示すフローチャートであり、デバ
イスコントローラ1−2−3、システムコントローラ1
−2−5、PDLコントローラ1−4−1、FAXコン
トローラ1−5−1、SCSIコントローラ1−6−1
内の各CPUが図示しないROM又はその他の記憶媒体
に格納されたプログラムに基づいて実行する。
【0110】まず、所定の動作モード(スキャナ動作3
−1−2,プリンタ動作3−1−4,画像メモリ動作3
−1−6,FAXコントローラ動作3−3−2,SCS
Iコントローラ動作3−4−4,PDLコントローラ動
作3−5−2)がシステムコントローラ1−2−5によ
り指示されているか否かを判定し(S101)、所定の
動作モードが指示されていると判定された場合は、指示
された動作モード(複数でもよい)に対応するSSFG
(図4〜図8に示した)のみを各動作モードに応じてO
FFまたは変調率を下げた状態にするように各SSFG
の変調率を切り換え制御する(S102)。なお、各動
作モードに応じた変調率は、システムコントローラ1−
2−5内の図示しないROM又はその他の記憶媒体に格
納されているものとする。
【0111】一方、ステップS101で所定の動作モー
ドが指示されていないと判定された場合は、全てのSS
FGをONまたは変調率を上げた状態にするように各S
SFGの変調率を切り換え制御する。
【0112】図10は、本発明の複写装置の第2のノイ
ズ低減制御手順の一例を示すフローチャートであり、デ
バイスコントローラ1−2−3、システムコントローラ
1−2−5、PDLコントローラ1−4−1、FAXコ
ントローラ1−5−1、SCSIコントローラ1−6−
1内の各CPUが図示しないROM又はその他の記憶媒
体に格納されたプログラムに基づいて実行する。なお、
S201〜S205は各ステップを示す。
【0113】まず、CPU自身が動作中である(即ち、
周波数変調をかけるとCPUが不正な処理を実行してし
まう可能性のある状態)か否かを判定する(S20
1)。なお、CPUに関して、動作中とスタンバイ中と
の区別は不明瞭であるが、ここでは、負荷を駆動してな
い状態および、画像をハンドリングしていない状態をス
タンバイ中と定義し、それ以外の状態を動作中と定義す
る。
【0114】ステップS201でCPU自身が動作中で
あると判定された場合は、タイマ等の制御で精度が必要
な処理が行われているか否かを判定し(S202)、タ
イマ精度が必要な処理が行われていると判定された場合
は、CPU自身に対応したSSFGをOFFし(S20
3)、ステップS201の処理に戻る。
【0115】一方、ステップS202でタイマ精度が必
要な処理が行われていないと判定された場合は、CPU
自身に対応したSSFGをONまたは変調率を上げた状
態にし(S204)、ステップS201の処理に戻る。
【0116】一方、ステップS201で自身がCPUが
動作中でない(スタンバイ中)と判定された場合は、C
PU自身に対応したSSFGをONまたは変調率を上げ
た状態にし(S205)、ステップS201の処理に戻
る。
【0117】なお、スタンバイ中の場合のSSFGの変
調率とタイマ精度が必要ない場合のSSFGの変調率と
を変えるように構成してもよい。これにより、より放射
ノイズの少ない制御を行うことができる。
【0118】また、当然の事ながらスタンバイ中は、C
PUの対応するSSFGだけではなく、図1で説明した
すべてデバイスに対応するSSFGをONするように構
成してもよい。これにより、相当量の放射ノイズを低減
することができる。
【0119】さらに、本実施形態では変調率の制御はす
べて、各コントローラ内のCPUがシステムコントロー
ラ1−2−5により指示された動作モード又はCPUの
動作状態を検知して行う場合について説明をしたが、例
えば図1に示した操作部109のコピースタートキーを
トリガとして、デバイスコントローラ1−2−3のSS
FGをOFFするように構成してもよい。
【0120】また、CPUのスタンバイモードへの移行
は、外部からのトリガ(操作部109のキーのトリガ、
PC等の外部装置からのトリガ、FAX受信等のトリ
ガ)がなくなってからの所定時間(一定時間)で移行す
るように構成してもよい。なお、所定時間(一定時間)
は、複写機の操作部109からタイマ設定という形で時
間を設定するように構成してもよい。
【0121】以上の処理により、複写動作を行うデバイ
スに入力されるクロックの周波数を一定周期でFM変調
し、放射ノイズのピークレベルを下げる方式で、原発周
波数に対する最大変調時の周波数の割合(FM変調の変
調率)を、複数選択可能であるシステムにおいて、シス
テムの動作モードに応じて上記割合(FM変調の変調
率)を切り換えること、また、システムのスタンバイ
時、上記割合を大きくすること、さらに、システムの動
作が終了した時点から一定時間後にスタンバイ状態とし
て変調割合を大きくするモードに入る、この一定時間を
個別に設定可能であることにより、発振器あるいは発振
子を内部に持つ複写機、特に複数の周波数を持つ複写
機、原発が高周波な周波数を持つ複写機のスタンバイ
中、あるいは動作モードによって、より放射ノイズを低
減する事が可能であり、不必要なシールド等のノイズ対
策をさらに減少させる事が出来ると共に、規格をクリア
するだけでなく、環境にやさしい複写機システムとする
事が可能である。
【0122】従って、スタンバイ中にFM変調の変動率
を変える、あるいは動作中に変調をかける事が出来ない
部分(デバイス)に対してスタンバイ中にかける事によ
り、スタンバイ中の放射ノイズレベルを下げる事が出来
る。
【0123】また、1つのシステムの中に個別にFM変
調をかける事が可能な部分(デバイス)が複数あり、動
作モードに応じて個別に、システムの動作上許される範
囲内でFM変調をかけることにより、スキャナ、プリン
タ等のデバイスが分離され、さらにFAX、ネットワー
ク等のシステム対応がされたデジタル複合複写機の場合
には、例えばスキャナのみが使用されている場合には、
使用していないプリンタ等の部分(デバイス)に大きな
FM変調をかける、逆にプリンタを使用している場合に
はスキャナ部分(デバイス)に対してFM変調をかける
等の組み合わせを作る事により、トータルの放射ノイズ
を押さえる事が出来る。
【0124】なお、本発明を適用可能な複写機は、電子
写真方式でも、インクジェット方式、熱転写式、昇華
式、でもその他のプリント方式でもよい。
【0125】以下、図11に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る複写装置で読み出し可能なデータ処理プ
ログラムの構成について説明する。
【0126】図11は、本発明に係る複写装置で読み出
し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体
のメモリマップを説明する図である。
【0127】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0128】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0129】本実施形態における図9,図10に示す機
能が外部からインストールされるプログラムによって、
ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0130】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0131】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0132】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0133】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0134】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0135】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0136】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0137】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明および第19の発明によれば、複写動作を行うデ
バイスを有する複写装置において、前記デバイスに入力
されるクロック信号を一定の周期で周波数変調して該ク
ロック信号の源発周波数に対する最大変調時の周波数の
割合である変調率を複数切り換え可能な変調手段の変調
率を指示される動作モードに応じて、第1の制御手段が
切り換え制御するので、複写動作に影響を与えることな
く、複写機の放射ノイズを低減することができる。
【0138】第2の発明によれば、前記デバイスが動作
状態であるかスタンバイ状態であるかを第1の判定手段
が判定し、前記第1の判定手段の判定結果に基づいて、
第2の制御手段が前記変調手段の変調率を切り換え制御
するので、複写動作に影響を与えることなく、複写機の
放射ノイズを低減することができる。
【0139】第3〜5の発明によれば、前記第2の制御
手段は、前記第1の判定手段により前記デバイスがスタ
ンバイ状態であると判定された場合には、前記変調手段
の変調率を増加切り換え制御するので、スタンバイ中の
複写機の放射ノイズを低減することができる。
【0140】第6〜8の発明によれば、前記デバイスが
所定のタイマ精度を必要とする動作状態であるか否かを
第2の判定手段が判定し、前記第2の制御手段は、前記
第2の判定手段の判定結果に基づいて、前記変調手段の
変調率を切り換え制御するので、複写動作に影響を与え
ることなく、複写機の放射ノイズを低減することができ
る。
【0141】第9の発明によれば、複写動作を行う複数
のデバイスを有する複写装置において、前記各デバイス
に入力されるクロック信号を一定の周期で周波数変調し
て該クロック信号の源発周波数に対する最大変調時の周
波数の割合である変調率を複数切り換え可能な各デバイ
ス毎の変調手段の変調率を、指示される動作モードに応
じて、第1の制御手段が個別に切り換え制御するので、
複写動作に影響を与えることなく、複写機全体としての
放射ノイズを低減することができる。
【0142】第10の発明によれば、前記各デバイスが
動作状態であるかスタンバイ状態であるかを第1の判定
手段が判定し、前記第1の判定手段の判定結果に基づい
て、前記各デバイス毎の変調手段の変調率を第2の制御
手段が個別に切り換え制御するので、複写動作に影響を
与えることなく、複写機全体としての放射ノイズを低減
することができる。
【0143】第11〜13の発明によれば、前記第2の
制御手段は、前記第1の判定手段により前記いずれかの
デバイスがスタンバイ状態であると判定された場合に
は、該スタンバイ状態のデバイスに対応する変調手段の
変調率を増加切り換え制御するので、スタンバイ中のデ
バイスの放射ノイズを低減して、複写機全体としての放
射ノイズを低減することができる。
【0144】第14〜16の発明によれば、前記各デバ
イスが所定のタイマ精度を必要とする動作状態であるか
否かを第2の判定手段が判定し、前記第2の制御手段
は、前記第2の判定手段の判定結果に基づいて、前記各
デバイス毎の変調手段の変調率を個別に切り換え制御す
るので、複写動作に影響を与えることなく、複写機全体
としての放射ノイズを低減することができる。
【0145】第17の発明によれば、前記デバイスは、
CPU,画像読取り装置,負荷制御装置,画像処理装
置,メモリコントローラ装置,画像形成装置,ファクシ
ミリコントローラ装置,SCSIコントローラ装置,P
DLコントローラ装置を含むので、複写動作に影響を与
えることなく、複写機の放射ノイズを低減することがで
きる。
【0146】第18の発明によれば、前記動作モード
は、スキャナ動作モード,画像メモリ動作モード,プリ
ンタ動作モード,ファクシミリコントローラ動作モー
ド,SCSIコントローラ動作モード,PDLコントロ
ーラ動作モードを含むので、複写動作に影響を与えるこ
となく、複写機全体としての放射ノイズを低減すること
ができる。
【0147】第20,第22の発明によれば、複写動作
を行うデバイスと、前記デバイスに入力されるクロック
信号を一定の周期で周波数変調して該クロック信号の源
発周波数に対する最大変調時の周波数の割合である変調
率を複数切り換え可能な変調部とを有する複写装置の制
御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラム
を格納した記憶媒体において、指示される動作モードに
応じて、前記変調部の変調率を切り換えるので、複写動
作に影響を与えることなく、複写機全体としての放射ノ
イズを低減することができる。
【0148】第21,第23の発明によれば、前記デバ
イスが動作状態であるかスタンバイ状態であるかを判定
し、該判定結果に基づいて、前記変調部の変調率を切り
換えるので、複写動作に影響を与えることなく、複写機
の放射ノイズを低減することができる。
【0149】従って、複写動作に影響を与えることな
く、複写機のトータルの放射ノイズを低減して、不必要
なシールド等のノイズ対策をさらに減少させることがで
きるともに、放射ノイズの規格をクリアするだけでな
く、より環境にやさしい複写環境を実現することができ
る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】FM変調の挙動とFM変調の効果について説明
する特性図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す複写機を適用可能な
複合複写機の構成を説明するブロック図である。
【図3】図2に示した複写機の構成を説明する断面図で
ある。
【図4】本発明の複写装置の複写動作を説明する図であ
る。
【図5】本発明の複写装置のファクシミリ(FAX)送
信動作を説明する図である。
【図6】本発明の複写装置のファクシミリ(FAX)受
信動作を説明する図である。
【図7】本発明の複写装置のスキャナ読み取り動作を説
明する図である。
【図8】本発明の複写装置のPDLプリント動作を説明
する図である。
【図9】本発明の複写装置の第1のノイズ低減制御手順
の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明の複写装置の第2のノイズ低減制御手
順の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係る複写装置で読み出し可能な各種
データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマッ
プを説明する図である。
【符号の説明】
1−1 CCD部 1−1−4 周波数拡散部(SSFG) 1−2 メインコントロールユニット 1−2−3 デバイスコントローラ 1−2−4 画像処理部 1−2−5 システムコントローラ 1−2−7 メモリコントローラ 1−2−9 周波数拡散部(SSFG) 1−2−10 SSFG 1−3 レーザ部 1−3−4 レーザ制御部 1−3−5 周波数拡散部(SSFG) 1−4 PDLコントローラ部 1−4−1 PDLコントローラ 1−4−2 周波数拡散部(SSFG) 1−5 FAXコントローラ部 1−5−1 FAXコントローラ 1−5−2 周波数拡散部(SSFG) 1−6 SCSIコントローラ部 1−6−1 SCSIコントローラ 1−6−2 周波数拡散部(SSFG) 1−7 各種負荷 1−8 システムインタフェース部

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写動作を行うデバイスを有する複写装
    置において、 前記デバイスに入力されるクロック信号を一定の周期で
    周波数変調して該クロック信号の源発周波数に対する最
    大変調時の周波数の割合である変調率を複数切り換え可
    能な変調手段と、 指示される動作モードに応じて、前記変調手段の変調率
    を切り換え制御する第1の制御手段と、を有することを
    特徴とする複写装置。
  2. 【請求項2】 前記デバイスが動作状態であるかスタン
    バイ状態であるかを判定する第1の判定手段と、 前記第1の判定手段の判定結果に基づいて、前記変調手
    段の変調率を切り換え制御する第2の制御手段と、を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の複写装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の制御手段は、前記第1の判定
    手段により前記デバイスがスタンバイ状態であると判定
    された場合には、前記変調手段の変調率を増加切り換え
    制御することを特徴とする請求項2記載の複写装置。
  4. 【請求項4】 前記スタンバイ状態は、動作終了時点か
    ら一定時間経過し、かつ次の動作が開始されていない状
    態とすることを特徴とする請求項2又は3記載の複写装
    置。
  5. 【請求項5】 前記一定時間を設定する設定手段を設け
    たことを特徴とする請求項4記載の複写装置。
  6. 【請求項6】 前記デバイスが所定のタイマー精度を必
    要とする動作状態であるか否かを判定する第2の判定手
    段を設け、 前記第2の制御手段は、前記第2の判定手段の判定結果
    に基づいて、前記変調手段の変調率を切り換え制御する
    ことを特徴とする請求項2記載の複写装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の制御手段は、前記第2の判定
    手段により前記デバイスがタイマ精度を必要とする動作
    状態であると判定された場合には、前記変調手段の変調
    率を減少切り換え制御することを特徴とする請求項6記
    載の複写装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の制御手段は、前記第2の判定
    手段により前記デバイスがタイマ精度を必要とする動作
    状態でないと判定された場合には、前記変調手段の変調
    率を増加切り換え制御することを特徴とする請求項6記
    載の複写装置。
  9. 【請求項9】 複写動作を行う複数のデバイスを有する
    複写装置において、 前記各デバイスに入力されるクロック信号を一定の周期
    で周波数変調するもので該クロック信号の源発周波数に
    対する最大変調時の周波数の割合である変調率を複数切
    り換え可能な各デバイス毎の変調手段と、 指示される動作モードに応じて、前記各デバイス毎の変
    調手段の変調率を個別に切り換え制御する第1の制御手
    段と、を有することを特徴とする複写装置。
  10. 【請求項10】 前記各デバイスが動作状態であるかス
    タンバイ状態であるかを判定する第1の判定手段と、 前記第1の判定手段の判定結果に基づいて、前記各デバ
    イス毎の変調手段の変調率を個別に切り換え制御する第
    2の制御手段と、を設けたことを特徴とする請求項9記
    載の複写装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の制御手段は、前記第1の判
    定手段により前記いずれかのデバイスがスタンバイ状態
    であると判定された場合には、該スタンバイ状態のデバ
    イスに対応する変調手段の変調率を増加切り換え制御す
    ることを特徴とする請求項10記載の複写装置。
  12. 【請求項12】 前記スタンバイ状態は、動作終了時点
    から一定時間経過し、かつ次の動作が開始されていない
    状態とすることを特徴とする請求項11記載の複写装
    置。
  13. 【請求項13】 前記一定時間を、前記各デバイス毎に
    個別に設定する設定手段を設けたことを特徴とする請求
    項12記載の複写装置。
  14. 【請求項14】 前記各デバイスが所定のタイマ精度を
    必要とする動作状態であるか否かを判定する第2の判定
    手段を設け、 前記第2の制御手段は、前記第2の判定手段の判定結果
    に基づいて、前記各デバイス毎の変調手段の変調率を個
    別に切り換え制御することを特徴とする請求項10記載
    の複写装置。
  15. 【請求項15】 前記第2の制御手段は、前記第2の判
    定手段により前記いずれかのデバイスがタイマ精度を必
    要とする動作状態であると判定された場合には、前記タ
    イマ精度を必要とする動作状態であるデバイスに対応す
    る変調手段の変調率を減少切り換え制御することを特徴
    とする請求項14記載の複写装置。
  16. 【請求項16】 前記第2の制御手段は、前記第2の判
    定手段により前記いずれかのデバイスがタイマー精度を
    必要とする動作状態でないと判定された場合には、前記
    タイマー精度を必要とする動作状態でないデバイスに対
    応する変調手段の変調率を増加切り換え制御することを
    特徴とする請求項14記載の複写装置。
  17. 【請求項17】 前記デバイスは、CPU,画像読取り
    装置,負荷制御装置,画像処理装置,メモリコントロー
    ラ装置,画像形成装置,ファクシミリコントローラ装
    置,SCSIコントローラ装置,PDLコントローラ装
    置を含むことを特徴とする請求項1〜16のいずれかに
    記載の複写装置。
  18. 【請求項18】 前記動作モードは、スキャナ動作モー
    ド,画像メモリ動作モード,プリンタ動作モード,ファ
    クシミリコントローラ動作モード,SCSIコントロー
    ラ動作モード,PDLコントローラ動作モードを含むこ
    とを特徴とする請求項1〜17のいずれかに記載の複写
    装置。
  19. 【請求項19】 前記変調手段の変調率の切り換えは、
    変調の有無の切り換えを含むことを特徴とする請求項1
    〜18記載の複写装置。
  20. 【請求項20】 複写動作を行うデバイスと、前記デバ
    イスに入力されるクロック信号を一定の周期で周波数変
    調して該クロック信号の源発周波数に対する最大変調時
    の周波数の割合である変調率を複数切り換え可能な変調
    部とを有する複写装置の制御方法において、 指示される動作モードに応じて、前記変調部の変調率を
    切り換える切り換え工程を有することを特徴とする複写
    装置の制御方法。
  21. 【請求項21】 前記デバイスが動作状態であるかスタ
    ンバイ状態であるかを判定する判定工程と、 該判定結果に基づいて、前記変調部の変調率を切り換え
    る第2の切り換え工程と、を設けたことを特徴とする請
    求項20記載の複写装置の制御方法。
  22. 【請求項22】 複写動作を行うデバイスと、前記デバ
    イスに入力されるクロック信号を一定の周期で周波数変
    調して該クロック信号の源発周波数に対する最大変調時
    の周波数の割合である変調率を複数切り換え可能な変調
    部とを有する複写装置を制御するコンピュータが読み出
    し可能なプログラムを格納した記憶媒体において、 指示される動作モードに応じて、前記変調部の変調率を
    切り換える切り換え工程を有することを特徴とするコン
    ピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
    体。
  23. 【請求項23】 前記デバイスが動作状態であるかスタ
    ンバイ状態であるかを判定する判定工程と、 該判定結果に基づいて、前記変調部の変調率を切り換え
    る第2の切り換え工程と、を設けたことを特徴とする請
    求項22記載のコンピュータが読み出し可能なプログラ
    ムを格納した記憶媒体。
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