JP2001091870A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JP2001091870A JP2001091870A JP26459199A JP26459199A JP2001091870A JP 2001091870 A JP2001091870 A JP 2001091870A JP 26459199 A JP26459199 A JP 26459199A JP 26459199 A JP26459199 A JP 26459199A JP 2001091870 A JP2001091870 A JP 2001091870A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scanning
- unit
- image forming
- laser light
- forming apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/435—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
- B41J2/47—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light
- B41J2/471—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light using dot sequential main scanning by means of a light deflector, e.g. a rotating polygonal mirror
- B41J2/473—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light using dot sequential main scanning by means of a light deflector, e.g. a rotating polygonal mirror using multiple light beams, wavelengths or colours
Landscapes
- Laser Beam Printer (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Abstract
形成装置において、特別な装置を用いなくても、感光体
上での各レーザビームによる副走査方向の各走査ピッチ
を各々均一となるように調整可能にする。 【解決手段】 作業者の指示に応じてステッピングモー
タ38,48により2LDユニット11,21を独立し
て回転させ、それらからそれぞれ射出される各2本のレ
ーザビームによる感光体上での副走査方向の各走査ピッ
チを調整する。また、同期検知センサによる2LDユニ
ット11の各LD31,32に対する各走査位置検出エ
ッジの時間間隔と2LDユニット21の各LD41,4
2に対する各走査位置検出エッジの時間間隔を独立して
計測し、その各計測結果が同一となるようにステッピン
グモータ38,48により2LDユニット11,21を
独立して回転させ、上記各走査ピッチを自動的に調整す
る。
Description
ームを用いて感光体上に画像の書き込みを行なう(静電
気的な画像である静電潜像を形成させる)レーザプリン
タ,デジタル複写機,ファクシミリ装置,印刷機等の画
像形成装置に関する。
等の画像形成装置では、シングルビーム走査光学系から
のレーザビームによって感光体上(予め帯電された面)
を走査して静電潜像を形成し、その静電潜像をトナーに
より現像してトナー画像を形成した後、それを用紙等の
記録媒体上に形成(転写・定着)する一連の電子写真プ
ロセスを実行する。
についてもう少し詳しく説明すると、単一のレーザ発光
素子(半導体レーザ)から射出されるレーザビームをポ
リゴンモータによって回転されるポリゴンミラー(回転
多面鏡)を用いて周期的に偏向させ、感光体の表面(感
光体上)を主走査方向(感光体の軸方向)に走査して静
電潜像を形成する。
面(感光体上)が回動方向である副走査方向に移動して
いるため、レーザビームによる走査が副走査方向にも行
なわれることになる。このようなシングルビーム走査光
学系を備えた画像形成装置において、感光体上へのレー
ザビームによる主走査方向の走査速度はポリゴンモータ
の回転速度がパラメータとなっており、走査速度の限界
はポリゴンモータの回転速度の限界によって制限されて
いる。
複数の各レーザ発光素子からそれぞれ射出される各レー
ザビーム(マルチビーム)をポリゴンミラーを用いて周
期的に偏向させ、感光体上を主走査方向に同時に並行走
査することにより、走査速度を1/(レーザ発光素子
数)で制御して感光体上に静電潜像を形成させる、マル
チビーム走査光学系が提案され、特に2本のレーザビー
ムを用いた2ビーム走査光学系については実現されてき
ている。
ム走査光学系は実現されておらず、3ビーム以上のレー
ザビームによって感光体上を安定して平行走査するレン
ズ光学系の開発が必要になる。
従来のアナログ複写機の高速機と同等の複写速度(印刷
速度)が要求されてきている。デジタル複写機やレーザ
プリンタ等の画像形成装置の印刷速度を高速にするため
には、2ビーム,3ビームと、感光体上を同時に並行走
査するレーザビームの本数を単純に増加させるとよい
が、上述したように3ビーム以上のマルチビーム走査光
学系はいまだ実用化されていない。
体上を同時に平行走査する場合、感光体上での各レーザ
ビームによる副走査方向の走査間隔(走査ピッチ)を光
学的な絞りを用いて、十分近接させなければならない。
現在、複数のLD(半導体レーザ)を近接させて製造す
る技術の開発が進んでいるが、3個以上のLDからなる
LDアレイは現在のところ、実用に至っているものは少
なく、また製法上非常に困難であり、コスト的に高くな
る。
ーム走査光学系を複数個用いることにより、デジタル複
写機やレーザプリンタ等の画像形成装置の印刷速度をよ
り高速にすることが可能になる。また、今後3ビーム以
上のマルチビーム走査光学系が実用化されれば、そのマ
ルチビーム走査光学系を複数個用いることにより、さら
に高速な印刷速度が実現可能となる。
マルチビーム走査光学系を用いる場合、感光体上での各
レーザビームによる副走査方向の走査ピッチが各々均一
になるように調整する必要があるが、その調整作業が非
常に面倒である。つまり、画像形成装置の組立工程時
に、その作業者が実際の形成画像や感光体上での各レー
ザビームによる副走査方向の走査ピッチを特別な装置を
用いてマルチビーム走査光学系の個数分測定し、その測
定結果に基づいてその走査ピッチが各々均一になるよう
に調整する必要がある。
であり、複数のマルチビーム走査光学系を用いる画像形
成装置において、特別な装置を用いなくても、感光体上
での各レーザビームによる副走査方向の各走査ピッチを
各々均一となるように調整可能にすることにより、高画
質の画像を得られるようにすることを目的とする。ま
た、入力される画像情報の画素密度によらず高画質の画
像を得られるようにすることも目的とする。
ザ発光素子からなるレーザ光源を有し、そのレーザ光源
から射出される複数のレーザビームをポリゴンミラーを
用いて周期的に偏向させ、副走査方向に移動される感光
体上を主走査方向に同時に並行走査して静電潜像を形成
させるマルチビーム走査手段を複数備えた画像形成装置
において、上記の目的を達成するため、次のようにした
ことを特徴とする。
ルチビーム走査手段の各レーザ光源内の複数のレーザ発
光素子をそれぞれ独立して変調制御して発光させるレー
ザ変調手段と、該手段によって各マルチビーム走査手段
の各レーザ光源からそれぞれ射出される各複数のレーザ
ビームによる感光体上での副走査方向の各走査ピッチを
それぞれ独立して調整するビーム走査ピッチ調整手段と
を設けたものである。
置において、各マルチビーム走査手段の各レーザ光源を
それぞれ、複数のレーザ発光素子が1直線上に並ぶよう
に配置し、各マルチビーム走査手段の各レーザ光源をそ
れぞれ、複数のレーザ発光素子の各発光点を通る直線上
のいずれかの点を中心にレーザビームの射出方向に対し
て垂直方向に独立に回転させる複数の回転手段を設け、
ビーム走査ピッチ調整手段を、各回転手段を用いること
により、各マルチビーム走査手段の各レーザ光源からそ
れぞれ射出される各複数のレーザビームによる感光体上
での副走査方向の各走査ピッチをそれぞれ独立して調整
する手段としたものである。
置において、各回転手段をそれぞれ、ステッピングモー
タ又はサーボモータ等の微小回転角度を電気的に制御可
能な手段としたものである。
形成装置において、通常の画素密度と異なる画素密度の
画像情報が入力されたとき、ビーム走査ピッチ調整手段
が、各回転手段を用いることにより、各マルチビーム走
査手段の各レーザ光源からそれぞれ射出される各複数の
レーザビームによる感光体上での副走査方向の各走査ピ
ッチをそれぞれ入力された画像情報の画素密度に応じた
最適な走査ピッチとなるように自動的に調整するように
したものである。
形成装置において、各マルチビーム走査手段の各レーザ
光源からそれぞれ射出され、ポリゴンミラーによって主
走査方向に走査される各複数のレーザビームをそれぞれ
感光体上に到達する前に検知することにより、その各複
数のレーザビームの走査位置を検出する同期検知手段
と、該手段による各マルチビーム走査手段の各レーザ光
源毎の複数のレーザ発光素子に対する各走査位置検出エ
ッジの時間間隔をそれぞれ独立して計測する走査位置間
隔計測手段とを設け、ビーム走査ピッチ調整手段が、走
査位置間隔計測手段による各計測結果が同一となるよう
に、各回転手段を用いることにより、各マルチビーム走
査手段の各レーザ光源からそれぞれ射出される各複数の
レーザビームによる感光体上での副走査方向の各走査ピ
ッチをそれぞれ自動的に調整するようにしたものであ
る。
置において、ビーム走査ピッチ調整手段が、走査位置間
隔計測手段による各計測結果を比較し、予め決められた
1個のマルチビーム走査手段のレーザ光源から射出され
る複数のレーザビームによる感光体上での副走査方向の
走査ピッチとその他のマルチビーム走査手段のレーザ光
源から射出される複数のレーザビームによる感光体上で
の副走査方向の走査ピッチが同一となるように、その走
査ピッチの調整角度を算出した後、予め決められた1個
のマルチビーム走査手段のレーザ光源は固定し、その他
のマルチビーム走査手段のレーザ光源を対応する回転手
段を用いて上記調整角度分だけ回転させることにより、
そのマルチビーム走査手段の各レーザ光源からそれぞれ
射出される各複数のレーザビームによる感光体上での副
走査方向の各走査ピッチをそれぞれ自動的に調整するよ
うにしたものである。
置において、ビーム走査ピッチ調整手段が、走査位置間
隔計測手段による各計測結果が予め設定された基準値と
一致するように、各回転手段を用いることにより、各マ
ルチビーム走査手段の各レーザ光源からそれぞれ射出さ
れる各複数のレーザビームによる感光体上での副走査方
向の各走査ピッチをそれぞれ自動的に調整するようにし
たものである。
かの画像形成装置において、電源投入後、画像形成動作
を開始する前に、各マルチビーム走査手段が所定の速度
で各レーザ光源からそれぞれ射出される各複数のレーザ
ビームによる走査を開始した時点で、ビーム走査ピッチ
調整手段が調整処理を行なうようにしたものである。
に基づいて具体的に説明する。図2は、この発明の一実
施形態である画像形成装置のドラム周りの一例を示す概
略構成図である。
光体ドラム(以下単に「感光体」と略す)2と、複数の
マルチビーム走査手段である第1の2ビーム書込ユニッ
ト3および第2の2ビーム書込ユニット4と、感光体2
を中心とした帯電ユニット5,現像ユニット6,転写ユ
ニット7,分離ユニット8,およびクリーニングユニッ
ト9とを備えた電子写真方式の画像形成装置である。
数(この例では2本)のレーザビームによって感光体2
上を走査する位置aと、第2の2ビーム書込ユニット4
が複数(この例では2本)のレーザビームによって感光
体2上を走査する位置bとの距離は、Dmmであること
とする。ここで、この画像形成装置1における一連の電
子写真プロセスについて、簡単に説明する。
回転される感光体2は、帯電ユニット5によってその表
面が一様に帯電される。その帯電面は、第1の2ビーム
書込ユニット3および第2の2ビーム書込ユニット4か
ら各ラインの画像情報に応じてそれぞれ変調された各2
本のレーザビーム(総計4本のレーザビーム)によって
同時に並行走査され、静電潜像が形成される。
ナーにより現像され、トナー画像が形成される。トナー
画像は、図示しない給紙トレイから給紙された用紙(他
の記録媒体でもよい)上に転写ユニット7によって転写
される。
ット8によって感光体2から分離された後、図示しない
定着ユニットに送られ、そこでトナー画像が熱定着さ
れ、機外に排紙される。一方、感光体2に残留している
トナーは、クリーニングユニット9によって除去され、
回収される。
よび第2の2ビーム書込ユニット4をそれぞれ構成する
2ビーム走査光学系(マルチビーム走査光学系)の構成
例を示す斜視図である。この各2ビーム走査光学系(第
1,第2の2ビーム書込ユニット3,4)による感光体
2上での主走査の方向(主走査方向)は、それぞれ逆に
なっている。
レーザ光源としての2LD(半導体レーザダイオード)
ユニット11,21、感光体2上での各2本のレーザビ
ームの走査を等速にするためのfθレンズ13,23、
反射ミラー14,24が配置されている。
通の回転多面鏡(以下「ポリゴンミラー」という)15
が配置されており、そのポリゴンミラー15は図示しな
いポリゴンモータにより、各2LDユニット11,21
からそれぞれ射出される各2本のレーザビームを周期的
に偏向させ、副走査方向に移動される感光体2上をレン
ズ等の光学素子を介して同時に並行走査して静電潜像を
形成させる。
共通の同期検知センサ(同期検知手段)16が配置され
ており、この同期検知センサ16は、各2LDユニット
11,21からそれぞれ射出され、ポリゴンミラー15
によって主走査方向に走査される各2本のレーザビーム
をそれぞれ感光体2上に到達する前に反射ミラー17,
27により検知(受光)することにより、その各2本の
レーザビームの走査位置を検出し、電気的なタイミング
信号(以下「同期検知信号」)を生成して出力する。
される同期検知信号を用いることにより、1走査毎(周
期的に)に静電潜像形成(画像書き込み)用の各レーザ
ビームの発光開始タイミングを制御することができる。
同期検知センサ16は、光学的に感光体2の表面とほぼ
同一面になるように配置されているものとする。なお、
同期検知センサ16を各2ビーム走査光学系毎に設ける
ようにしてもよい。
おいて使用されている2つのマルチビーム走査光学系は
それぞれ2ビーム走査光学系であるが、この2つの2ビ
ーム走査光学系を用いる場合の各部の関係を説明する。
但し、2ビーム走査光学系の動作の説明は省略する。
ゴンモータの回転数(RPM)は、要求された印刷速度
に応じて決定され、感光体の線速をv(mm/s)、画
像情報の画素密度をdpi(dot per inch)、ポリゴン
ミラーの反射面数(ミラー面数)をnとすると、以下の
(1)に示す式によって決定される。 RPM=(v×dpi×60)/(25.4×n) …(1)
のレーザビームで感光体上を走査させる場合のポリゴン
モータの回転数であり、この実施形態のように複数個の
LDからの各レーザビームで感光体上を同時に並行走査
する場合には、ポリゴンモータの回転数は以下の(2)
に示す式によって決定される。 RPM=(v×dpi×60)/(25.4×n×m) …(2)
実施形態では、LDが4個なので、m=4となり、ポリ
ゴンモータの回転数は、LDが1個の場合と比較して1
/4に抑えることが可能となる。
例を示す斜視図である。2LDユニット11は、レーザ
発光素子としてのLD(半導体レーザダイオード)3
1,32,コリメートレンズ33,34、アパーチャ3
5,36,ビーム合成プリズム37等によって構成され
ている。2LDユニット21も、上述と同様に、LD4
1,42,コリメートレンズ43,44、アパーチャ4
5,46,ビーム合成プリズム47等によって構成され
ている。
ら射出されたレーザビームは、コリメートレンズ33,
アパーチャ35を通過し、ビーム合成プリズム37の反
射面37bを通過してそのプリズム37より射出され、
LD32から出射されたレーザビームも同様に、コリメ
ートレンズ34,アパーチャ36を通過し、ビーム合成
プリズム37の反射面37a,37bにて反射してその
プリズム37から射出されることにより、各LD31,
32から射出される2本のレーザビームによる感光体2
上での副走査方向の走査ピッチを近接させている(ビー
ム合成処理)。
ら射出される2本のレーザビームによる感光体2上での
副走査方向の走査ピッチの調整は、ステッピングモータ
38を動力源として、LD31の発光点(LD32の発
光点でもよい)を中心に2LDユニット11全体をレー
ザビームの射出方向に対して垂直方向に回転することに
より実現することができる。
D41から射出されたレーザビームは、コリメートレン
ズ43,アパーチャ45を通過し、ビーム合成プリズム
47の反射面47bを通過してそのプリズム47より射
出され、LD42から出射されたレーザビームも同様
に、コリメートレンズ44,アパーチャ46を通過し、
ビーム合成プリズム47の反射面47a,47bにて反
射してそのプリズム47から射出されることにより、各
LD41,42から射出される2本のレーザビームによ
る感光体2上での副走査方向の走査ピッチを近接させて
いる。
ら射出される2本のレーザビームによる感光体2上での
副走査方向の走査ピッチの調整は、ステッピングモータ
48を動力源として、LD41の発光点(LD42の発
光点でもよい)を中心に2LDユニット21全体をレー
ザビームの射出方向に対して垂直方向に回転することに
より実現することができる。
も、微小な回転角度をそのステッピングモータの回転パ
ルス数を変化させることにより電気的に制御可能な回転
手段である。なお、ステッピングモータ38,48の代
わりにサーボモータ等の他の回転手段を使用することも
できる。また、1個のLDユニットに3個以上のLDが
備えられている場合は、その各発光点を通る直線上のい
ずれかの点を中心にLDユニット全体をレーザビームの
射出方向に対して垂直方向に回転することもできる。
ト3,4(各2ビーム走査光学系)の各2LDユニット
11,21からそれぞれ射出される各2本のレーザビー
ムによる感光体2上での副走査方向の各走査ピッチは、
各2LDユニット11,12の取付や、第1,第2の2
ビーム書込ユニット3,4の光学素子の光学特性のバラ
ツキ、各光学素子の取付精度等により、最初から各々均
一(同一)とはなり得ない。
は、ビームピッチ調整機構を構成する各ステッピングモ
ータ38,48により各2LDユニット11,21をそ
れぞれ独立して回転させることにより、各2LDユニッ
ト11,21からそれぞれ射出される各2本のレーザビ
ーム(各マルチビーム)による感光体2上での副走査方
向の各走査ピッチをそれぞれ独立して調整するビーム走
査ピッチ調整処理を実施し、その各走査ピッチを各々均
一(同一)にすることができる。
により、画像形成動作時に、各2LDユニット11,2
1からそれぞれ射出される各2本のレーザビームをポリ
ゴンミラー15を用いて周期的に偏向させ、副走査方向
に移動される感光体2上を主走査方向に同時に一定の走
査ピッチで平行走査して静電潜像を形成させることがで
きる。
(第1の時点とする)でのポリゴンミラー15の反射面
から反射ミラー17の反射面へのレーザビームの光路
と、ある他の時点(第2の時点とする)でのポリゴンミ
ラー15の反射面から反射ミラー14の反射面へのレー
ザビームの光路との角度をαとし、第1の時点でのポリ
ゴンミラー15の反射面から反射ミラー27の反射面へ
のレーザビームの光路と、第2の時点でのポリゴンミラ
ー15の反射面から反射ミラー24の反射面へのレーザ
ビームの光路との角度をβとすると、その各角度α,β
がα>βの関係となるように各々の反射ミラーが配置さ
れているものとする。
関係となっていることから、例えば図4に示すように、
同期検知センサ(光検出器)16からの同期検知信号の
出力は、ポリゴンミラー15による各々のマルチビーム
(2本のレーザビーム)の走査によって時間的にズレを
生じるため、各マルチビームの走査位置を判別(検出)
することが可能である。
の2LDユニット11,21ではそれぞれ、各LDから
射出される2本のレーザビームの走査が時間的にズレを
生じるように、その各LDの発光点が斜めに直線上に並
ぶように取り付けられるため、その各LDから射出され
る2本のレーザビームの走査位置を同期検知センサ16
によって検出することができる。
制御部の主要部の構成例を示すブロック図である。図6
において、スキャナ等の画像入力部50によってメイン
制御部60に入力された画像情報は、画像処理部62に
よって所定の画像処理が施された後、書込制御部70に
伝送される。
は、通常、600dpiの画素密度で入力されるものと
する。CPU61は、中央処理装置,ROM,RAM等
からなるマイクロコンピュータであり、この画像形成装
置1全体を統括的に制御する。このCPU61は、画像
処理部62から書込制御部70へ画像情報が送出される
前に、その画素密度の指定情報を書込制御部70へ送出
する。
画像情報分離部72,第1のLDユニット変調部73,
第2のLDユニット変調部74を備えており、その各部
と図示しないモータ駆動部等とにより、この発明に係わ
るビーム走査ピッチ調整手段としての機能を実現する。
6からの同期検知信号により、2LDユニット11の各
LD31,32に対する各走査位置検出エッジの時間間
隔(走査位置時間間隔)および2LDユニット21の各
LD41,42に対する各走査位置検出エッジの時間間
隔をそれぞれ独立して計測する計測部(走査位置間隔計
測手段)71aを備えている。
に、同期信号分離部71の計測部71aによって2LD
ユニット11の各LD31,32に対する各走査位置検
出エッジの時間間隔を計測することにより、その各LD
31,32から射出される2本のレーザビームによる感
光体2上での副走査方向の走査ピッチを相関的に求める
ことができる。また、以下の(1)〜(3)に示すビー
ム走査ピッチ調整処理を行なうことができる。
立工程)時に、作業者の指示(例えば操作パネル上の所
定のキー操作)に応じて図1の各ステッピングモータ3
8,48により各2LDユニット11,21をそれぞれ
独立して回転させることにより、各2LDユニット1
1,21からそれぞれ射出される各2本のレーザビーム
による感光体2上での副走査方向の各走査ピッチをそれ
ぞれ独立に調整する。
像形成動作を開始する前に、ポリゴンミラー15が所定
の回転数で安定して回転され、各2ビーム走査光学系
(第1,第2の2ビーム書込ユニット3,4)が所定の
速度で2LDユニット11,21からそれぞれ射出され
る各2本のレーザビームによる走査を開始した時点(他
の時点でもよい)で毎回、計測部71aによる各計測結
果(走査位置時間間隔)が同一となるように、各ステッ
ピングモータ38,48により各2LDユニット11,
21をそれぞれ独立して回転させることにより、各2L
Dユニット11,21からそれぞれ射出される各2本の
レーザビームによる感光体2上での副走査方向の各走査
ピッチを自動的に調整する。
71aによる各計測結果を比較し、予め決められた1個
の2ビーム走査光学系(第1,第2の2ビーム書込ユニ
ット3,4のいずれか)の2LDユニットから射出され
る2本のレーザビームによる感光体2上での副走査方向
の走査ピッチとその他の2ビーム走査光学系の2LDユ
ニットから射出される2本のレーザビームによる感光体
2上での副走査方向の走査ピッチが同一となるように、
その後者の走査ピッチの調整角度(調整値)を演算によ
り算出し、予め決められた1個の2ビーム走査光学系の
2LDユニットは固定し、その他の2ビーム走査光学系
の2LDユニットを対応するステッピングモータにより
上記調整角度分だけ回転させることにより、各2LDユ
ニット11,21からそれぞれ射出される各2本のレー
ザビームによる感光体2上での副走査方向の各走査ピッ
チを自動的に調整する。
よる各計測結果が予め設定された基準値と一致するよう
に、各ステッピングモータ38,48により各2LDユ
ニット11,21をそれぞれ独立して回転させることに
より、各2LDユニット11,21からそれぞれ射出さ
れる各2本のレーザビームによる感光体2上での副走査
方向の各走査ピッチを自動的に調整する。
時に、第1の2ビーム書込ユニット3の取付位置精度に
より、各レーザビームによる感光体2上での副走査方向
の走査ピッチが決まるため、通常の画素密度(副走査画
素密度)で感光体2上を走査するためには、同期検知セ
ンサ16による2LDユニット11の各LD31,32
に対する各走査位置検出エッジの時間間隔がどの程度の
時間となったかを計測し、その結果を基準値としてこの
画像形成装置1内に記憶させておく。
理はいずれも、通常の画素密度(この実施例では600
dpi)に対応するものであるため、メイン制御部60
からの画素密度の指定情報によって指定された画素密度
(例えば画像入力部50によって実際に入力された画像
情報の画素密度)が通常の画素密度と異なる場合は、上
記指定された画素密度に応じて上述した各ビーム走査ピ
ッチ調整処理をそれぞれ行なうようにする。それによっ
て、各2LDユニット11,21からそれぞれ射出され
る各2本のレーザビームによる感光体2上での副走査方
向の各走査ピッチがそれぞれ指定された画素密度に応じ
た最適な走査ピッチとなる。
をそれぞれ実施することにより、この実施形態の画像形
成装置1では、第1,第2の2ビーム書込ユニット3,
4が、各2LDユニット11,21からそれぞれ射出さ
れる各2本のレーザビームをポリゴンミラー15を用い
て周期的に偏向させ、副走査方向に移動される感光体2
上を主走査方向に同時に指定された画素密度に応じた最
適な走査ピッチで平行走査して静電潜像を形成させるこ
とができる。
0dpiへ変更された場合、2LDユニット11の各L
D31,32から射出される2本のレーザビームによる
感光体2上での副走査方向の走査ピッチは図8に示すよ
うに変化する。
検知センサ16からの同期検知信号を各レーザビームの
走査位置を示す同期信号として、図4に示すように4つ
の同期信号DETP1,DETP3,DETP2,DE
TP4に分離し、画像情報分離部72に出力する処理を
行なう。
からの画像情報を主走査(ライン)単位で分離し、奇数
ライン(ODD)の画像情報(感光体2上に形成される
静電潜像の奇数ライン用の画像情報)を同期信号分離部
71からの同期信号DETP1,DETP3と共に第1
のLDユニット変調部73に送出し、偶数ライン(EV
EN)の画像情報(感光体2上に形成される静電潜像の
偶数ライン用の画像情報)を同期信号分離部71からの
同期信号DETP2,DETP4と共に第2のLDユニ
ット変調部74に送出する。
報分離部72からの同期信号DETP1,DETP3お
よび奇数ラインの画像情報に応じて2LDユニット11
の各LD31,32を変調制御する。この第1のLDユ
ニット変調部73は、図2の第1の2ビーム書込ユニッ
ト3に含まれているものとする。第2のLDユニット変
調部74は、画像情報分離部72からの同期信号DET
P2,DETP4および偶数ラインの画像情報に応じて
2LDユニット21の各LD41,42を変調制御す
る。この第2のLDユニット変調部74は、図2の第2
の2ビーム書込ユニット4に含まれているものとする。
73および第2のLDユニット変調部74の構成例を示
すブロック図である。第1のLDユニット変調部73
は、制御部80,LD変調部(レーザ変調手段)81,
82によって構成されている。制御部80は、画像情報
分離部72からの奇数ライン(2ライン分)の画像情報
をそれぞれ同期信号DETP1,DETP3に同期させ
てLD変調部81,LD変調部82に送出する。
ラインの画像情報に応じて2LDユニット11のLD
(レーザ発光素子)31を独立に変調(点灯/消灯)制
御して発光させる。LD変調部82も、制御部80から
の奇数ラインの画像情報に応じて2LDユニット11の
LD32を独立に変調制御して発光させる。
90,LD変調部(レーザ変調手段)91,92によっ
て構成されている。制御部90は、ラインメモリ10
1,画像反転部102を備えている。
ニット3,4による感光体2上での各走査位置a,b
(図2参照)のズレ量と感光体2の線速とに応じた時間
差を持って各2ビーム書込ユニット3,4が感光体2上
をレーザビームで走査可能にするために、画像情報分離
部72からの偶数ライン(2ライン分)の画像情報を上
記時間差の間(一時保管時間)だけ一時保管する。
に一時保管された偶数ライン(2ライン分)の画像情報
をそれぞれ反転して最下位ビットから順次LD変調部9
1,92に送出する。LD変調部91は、制御部90か
らの偶数ラインの画像情報に応じて2LDユニット21
のLD41を独立に変調制御する。LD変調部92も、
制御部90からの偶数ラインの画像情報に応じて2LD
ユニット21のLD42を独立に変調制御する。
び第2のLDユニット変調部74について、もう少し具
体的に説明する。第1のLDユニット変調部73の制御
部80は、画像情報分離部72からの奇数ライン(2ラ
イン分)の画像情報のうち、1,5,…,4m+1(m
=0,1,2,3,…)ライン目の画像情報を同期信号
DETP1の同期パルスの立ち下がりエッジに同期させ
てLD変調部81に順次送出し、3,7,…,4m+3
(m=0,1,2,3,…)ライン目の画像情報を同期
信号DETP3の同期パルスの立ち下がりエッジに同期
させてLD変調部82に順次送出する。
0は、画像情報分離部72からの偶数ライン(2ライン
分)の画像情報を以下の(3)に示す式で与えられる時
間だけラインメモリ101に一時保管し、その画像情報
のうち、2,6,…,4m+2(m=0,1,2,3,
…)ライン目の画像情報を同期信号DETP2の同期パ
ルスの立ち下がりエッジに同期させて画像反転部102
により反転して最下位ビット(主走査の後端)から順次
LD変調部91に送出し、4,8,…,4m+4(m=
0,1,2,3,…)ライン目の画像情報を同期信号D
ETP4の同期パルスの立ち下がりエッジに同期させて
画像反転部102により反転して最下位ビットから順次
LD変調部92に送出する。
4の制御部90にラインメモリ101および画像反転部
102を備えたが、そのラインメモリ101および画像
反転部102を削除し、それらと同等の機能を有するラ
インメモリおよび画像反転部を画像情報分離部72と第
2のLDユニット変調部74との間、あるいは画像情報
分離部72に備えてもよい。
部81,82はそれぞれ、制御部80からポリゴンミラ
ー15の回転と同期した同期信号DETP1,DETP
3に同期して送られてくる奇数ラインの画像情報に応じ
て、2LDユニット11の各LD31,32を変調制御
し、その各LD31,32から変調された2本のレーザ
ビームを出力させる。
2から出力された2本のレーザビームをポリゴンミラー
15を用いて周期的に偏向させ、感光体2上を主走査方
向に2ライン毎に予め調整された走査ピッチで同時に並
行走査して奇数ラインの静電潜像を形成させる。
部91,92はそれぞれ、制御部90からポリゴンミラ
ー15の回転と同期した同期信号DETP2,DETP
4に同期して送られてくる偶数ラインの画像情報に応じ
て、2LDユニット21の各LD41,42を変調制御
し、その各LD41,42から変調された2本のレーザ
ビームを出力させる。
2から出力された2本のレーザビームをポリゴンミラー
15を用いて周期的に偏向させ、感光体2上を主走査方
向に2ライン毎に予め調整された走査ピッチで同時に並
行走査して偶数ラインの静電潜像を形成させる。
像のうち、例えば図5に示すように、第1の2ビーム書
込ユニット3のLDユニット11の各LD31,32か
ら出力される2本のレーザビームをポリゴンミラー15
を用いて偏向させ、感光体2上を主走査方向に2ライン
毎に予め調整された走査ピッチで同時に並行走査して奇
数ライン(4m+1,4m+3の2ライン)の静電潜像
を形成させる。
とにより、感光体2上での奇数ライン(4m+1,4m
+3の2ライン)の走査位置からD(mm)だけ感光体
2の表面が移動し、第2の2ビーム書込ユニット4のL
Dユニット21の各LD41,42から出力される2本
のレーザビームをそれぞれポリゴンミラー15を用いて
偏向させ、感光体2上を主走査方向に2ライン毎に予め
調整された走査ピッチで同時に並行走査して偶数ライン
(4m+2,4m+4の2ライン)の静電潜像を形成さ
せる。
Dユニット21のLD41,42による感光体2上での
各偶数ラインの走査位置の間が、第1の2ビーム書込ユ
ニット3のLDユニット11のLD32による奇数ライ
ンの走査位置となっている。また、第2の2ビーム書込
ユニット4のLDユニット21のLD41,42による
各偶数ラインの走査方向は、第1の2ビーム書込ユニッ
ト3のLDユニット11のLD31,32による各奇数
ラインの走査方向と逆方向となっている。
ニットの取り付け位置や感光体上での走査位置のバラツ
キを吸収できるようにするために、奇数ラインの走査を
行なってから偶数ラインの走査を行なうまでの時間T
(s)は、画像形成装置毎に調整可能となっている。
される画像情報としては、パーソナルコンピュータやフ
ァクシミリ装置による送信画像情報、複写機のスキャナ
による読み取り画像情報、あるいはパーソナルコンピュ
ータを介して接続されるスキャナより送信される画像情
報等がある。
は、各2ビーム書込ユニットにそれぞれ2LDユニット
を用いているが、同一パッケージ内に近接して複数のL
D(発光点)を同一線上に配置したLDアレイを用いる
ようにしてもよい。また、それぞれ3本以上のレーザビ
ームを出力するマルチビーム書込ユニットを複数設ける
ようにしてもよい。3本以上のレーザビームを出力する
マルチビーム書込ユニットが実用化されれば、前述した
実施形態の構成を用いることにより、一層容易に印刷速
度を高速化することができる。
明の画像形成装置によれば、各マルチビーム走査手段の
各レーザ光源(複数のレーザ発光素子を有する)からそ
れぞれ射出される各複数のレーザビームによる感光体上
での副走査方向の各走査ピッチをそれぞれ独立して調整
するビーム走査ピッチ調整手段を設けたので、特別な装
置を用いなくても、上記各走査ピッチを各々均一となる
ように調整することができ、高画質の画像を得ることが
できる。
ビーム走査ピッチ調整手段が、各回転手段(各マルチビ
ーム走査手段の各レーザ光源をそれぞれ複数のレーザ発
光素子の各発光点を通る直線上のいずれかの点を中心に
レーザビームの射出方向に対して垂直方向に独立に回転
させる手段)を用いることにより、各マルチビーム走査
手段の各レーザ光源からそれぞれ射出される各複数のレ
ーザビームによる感光体上での副走査方向の各走査ピッ
チをそれぞれ独立して調整することができるので、特別
な装置を用いなくても、上記各走査ピッチを各々均一と
なるように容易に調整することができ、高画質の画像を
得ることができる。
ビーム走査ピッチ調整手段が、各回転手段として、ステ
ッピングモータ又はサーボモータ等の微小回転角度を電
気的に制御可能な手段を用いることにより、各マルチビ
ーム走査手段の各レーザ光源からそれぞれ射出される各
複数のレーザビームによる感光体上での副走査方向の各
走査ピッチをそれぞれ独立して調整することができるの
で、特別な装置を用いなくても、上記各走査ピッチを各
々均一となるように容易に精度よく調整することがで
き、高画質の画像を得ることができる。
通常の画素密度と異なる画素密度の画像情報が入力され
たとき、ビーム走査ピッチ調整手段が、各回転手段を用
いることにより、各マルチビーム走査手段の各レーザ光
源からそれぞれ射出される各複数のレーザビームによる
感光体上での副走査方向の各走査ピッチをそれぞれ上記
入力された画像情報の画素密度に応じた最適な走査ピッ
チとなるように自動的に調整するので、請求項2又は3
の発明と同様の効果を得られる他に、入力される画像情
報の画素密度によらず高画質の画像を得ることができ
る。
ビーム走査ピッチ調整手段が、走査位置間隔計測手段
(同期検知手段による各マルチビーム走査手段の各レー
ザ光源毎の複数のレーザ発光素子に対する各走査位置検
出エッジの時間間隔を独立に計測する手段)による各計
測結果が同一となるように、各回転手段を用いることに
より、各マルチビーム走査手段の各レーザ光源からそれ
ぞれ射出される各複数のレーザビームによる感光体上で
の副走査方向の各走査ピッチをそれぞれ自動的に調整す
るので、サービスマン等の作業者による上記各走査ピッ
チ調整後の所定の作業(画像形成装置に画像形成動作を
行なわせ、それによって得られる画像を確認する)を行
なうことなく、上記各走査ピッチを各々均一となるよう
に確実に調整することができ、高画質の画像を得ること
ができる。
ビーム走査ピッチ調整手段が、走査位置間隔計測手段に
よる各計測結果を比較し、予め決められた1個のマルチ
ビーム走査手段のレーザ光源から射出される複数のレー
ザビームによる感光体上での副走査方向の走査ピッチと
その他のマルチビーム走査手段のレーザ光源から射出さ
れる複数のレーザビームによる感光体上での副走査方向
の走査ピッチが同一となるように、該走査ピッチの調整
角度を算出した後、予め決められた1個のマルチビーム
走査手段のレーザ光源は固定し、その他のマルチビーム
走査手段のレーザ光源を対応する回転手段を用いて上記
調整角度分だけ回転させることにより、該マルチビーム
走査手段の各レーザ光源からそれぞれ射出される各複数
のレーザビームによる感光体上での副走査方向の走査ピ
ッチをそれぞれ自動的に調整するので、請求項5の発明
と同様の効果を得られる他に、上記各走査ピッチの調整
に要する時間を短縮することができる。
ビーム走査ピッチ調整手段が、走査位置間隔計測手段に
よる各計測結果が予め設定された基準値と一致するよう
に、各回転手段を用いることにより、各マルチビーム走
査手段の各レーザ光源からそれぞれ射出される各複数の
レーザビームによる感光体上での副走査方向の走査ピッ
チを自動的に調整するので、請求項5の発明と同様の効
果を得られる他に、各マルチビーム走査手段の各レーザ
光源あるいはその内部の各レーザ発光素子の取付精度を
緩和することが可能となる。また、画像形成装置毎に上
記基準値を設定可能にすることにより、画像形成装置毎
の各マルチビーム走査手段の各レーザ光源あるいはその
内部の各レーザ発光素子の取付精度のバラツキを吸収す
ることが可能となる。
電源投入後、画像形成動作を開始する前に、各マルチビ
ーム走査手段が所定の速度で各レーザ光源からそれぞれ
射出される各複数のレーザビームによる走査を開始した
時点で、ビーム走査ピッチ調整手段が請求項5〜7のい
ずれかの調整処理を行なうので、請求項5〜7のいずれ
かの発明と同様の効果を得られる。また、画像形成装置
の設置環境,動作状態によらず、各マルチビーム走査手
段が、常に、各レーザ光源からそれぞれ射出される各複
数のレーザビームをポリゴンミラーを用いて周期的に偏
向させ、副走査方向に移動される感光体上を主走査方向
に同時に画像形成上理想的な走査ピッチで平行走査して
静電潜像を形成させることができるため、常に安定して
高画質の画像を得ることができる。
す斜視図である。
ラム周りの一例を示す概略構成図である。
の2ビーム書込ユニット4をそれぞれ構成する2ビーム
走査光学系の構成例を示す斜視図である。
検知信号に対する処理を説明するための図である。
光体2上での走査位置及び走査方向と第2の2ビーム書
込ユニット4による感光体2上での走査位置及び走査方
向との関係を説明するための図である。
構成例を示すブロック図である。
2LDユニット11の各LD31,32に対する各走査
位置検出エッジの時間間隔とその各LD31,32から
射出される2本のレーザビームによる感光体2上での副
走査方向の走査ピッチとの関係を示す図である。
更された場合の図1の2LDユニット11の各LD3
1,32から射出される2本のレーザビームによる感光
体上での副走査方向の走査ピッチを示す図である。
2のLDユニット変調部74の構成例を示すブロック図
である。
Claims (8)
- 【請求項1】 複数のレーザ発光素子からなるレーザ光
源を有し、該レーザ光源から射出される複数のレーザビ
ームをポリゴンミラーを用いて周期的に偏向させ、副走
査方向に移動される感光体上を主走査方向に同時に並行
走査して静電潜像を形成させるマルチビーム走査手段を
複数備えた画像形成装置において、 画像情報に応じて前記各マルチビーム走査手段の各レー
ザ光源内の複数のレーザ発光素子をそれぞれ独立して変
調制御して発光させるレーザ変調手段と、該手段によっ
て前記各マルチビーム走査手段の各レーザ光源からそれ
ぞれ射出される各複数のレーザビームによる前記感光体
上での前記副走査方向の各走査ピッチをそれぞれ独立し
て調整するビーム走査ピッチ調整手段とを設けたことを
特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、 前記各マルチビーム走査手段の各レーザ光源はそれぞ
れ、複数のレーザ発光素子が1直線上に並ぶように配置
されており、 前記各マルチビーム走査手段の各レーザ光源をそれぞ
れ、複数のレーザ発光素子の各発光点を通る直線上のい
ずれかの点を中心にレーザビームの射出方向に対して垂
直方向に独立に回転させる複数の回転手段を設け、 前記ビーム走査ピッチ調整手段が、前記各回転手段を用
いることにより、前記各マルチビーム走査手段の各レー
ザ光源からそれぞれ射出される各複数のレーザビームに
よる前記感光体上での副走査方向の各走査ピッチをそれ
ぞれ独立して調整する手段であることを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の画像形成装置において、 前記各回転手段はそれぞれ、ステッピングモータ又はサ
ーボモータ等の微小回転角度を電気的に制御可能な手段
であることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 請求項2又は3記載の画像形成装置にお
いて、 通常の画素密度と異なる画素密度の画像情報が入力され
たとき、前記ビーム走査ピッチ調整手段が、前記各回転
手段を用いることにより、前記各マルチビーム走査手段
の各レーザ光源からそれぞれ射出される各複数のレーザ
ビームによる前記感光体上での副走査方向の各走査ピッ
チをそれぞれ前記入力された画像情報の画素密度に応じ
た最適な走査ピッチとなるように自動的に調整するよう
にしたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 請求項2又は3記載の画像形成装置にお
いて、 前記各マルチビーム走査手段の各レーザ光源からそれぞ
れ射出され、前記ポリゴンミラーによって主走査方向に
走査される各複数のレーザビームをそれぞれ前記感光体
上に到達する前に検知することにより、該各複数のレー
ザビームの走査位置を検出する同期検知手段と、該手段
による前記各マルチビーム走査手段の各レーザ光源毎の
複数のレーザ発光素子に対する各走査位置検出エッジの
時間間隔をそれぞれ独立して計測する走査位置間隔計測
手段とを設け、 前記ビーム走査ピッチ調整手段が、前記走査位置間隔計
測手段による各計測結果が同一となるように、前記各回
転手段を用いることにより、前記各マルチビーム走査手
段の各レーザ光源からそれぞれ射出される各複数のレー
ザビームによる前記感光体上での副走査方向の各走査ピ
ッチをそれぞれ自動的に調整するようにしたことを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の画像形成装置において、 前記ビーム走査ピッチ調整手段が、前記走査位置間隔計
測手段による各計測結果を比較し、予め決められた1個
のマルチビーム走査手段のレーザ光源から射出される複
数のレーザビームによる前記感光体上での副走査方向の
走査ピッチとその他のマルチビーム走査手段のレーザ光
源から射出される複数のレーザビームによる前記感光体
上での副走査方向の走査ピッチが同一となるように、該
走査ピッチの調整角度を算出した後、前記予め決められ
た1個のマルチビーム走査手段のレーザ光源は固定し、
前記その他のマルチビーム走査手段のレーザ光源を対応
する回転手段を用いて前記調整角度分だけ回転させるこ
とにより、該マルチビーム走査手段の各レーザ光源から
それぞれ射出される各複数のレーザビームによる前記感
光体上での副走査方向の各走査ピッチをそれぞれ自動的
に調整するようにしたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項7】 請求項5記載の画像形成装置において、 前記ビーム走査ピッチ調整手段が、前記走査位置間隔計
測手段による各計測結果が予め設定された基準値と一致
するように、前記各回転手段を用いることにより、前記
各マルチビーム走査手段の各レーザ光源からそれぞれ射
出される各複数のレーザビームによる前記感光体上での
副走査方向の各走査ピッチをそれぞれ自動的に調整する
ようにしたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項8】 請求項5乃至7のいずれか一項に記載の
画像形成装置において、 電源投入後、画像形成動作を開始する前に、前記各マル
チビーム走査手段が所定の速度で前記各レーザ光源から
それぞれ射出される各複数のレーザビームによる走査を
開始した時点で、前記ビーム走査ピッチ調整手段が調整
処理を行なうようにしたことを特徴とする画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26459199A JP4083935B2 (ja) | 1999-09-17 | 1999-09-17 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26459199A JP4083935B2 (ja) | 1999-09-17 | 1999-09-17 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001091870A true JP2001091870A (ja) | 2001-04-06 |
JP4083935B2 JP4083935B2 (ja) | 2008-04-30 |
Family
ID=17405438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26459199A Expired - Fee Related JP4083935B2 (ja) | 1999-09-17 | 1999-09-17 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4083935B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7315320B2 (en) * | 2003-02-10 | 2008-01-01 | Ricoh Company, Ltd. | Optical writing system and method, and image forming apparatus receiving an external parameter |
US7990406B2 (en) | 2008-03-04 | 2011-08-02 | Ricoh Company, Ltd. | Optical scanning device having a pitch adjustment device for adjusting a beam pitch and image forming apparatus including same |
JP2017119354A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 光走査装置及びこれを用いた画像形成装置 |
-
1999
- 1999-09-17 JP JP26459199A patent/JP4083935B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7315320B2 (en) * | 2003-02-10 | 2008-01-01 | Ricoh Company, Ltd. | Optical writing system and method, and image forming apparatus receiving an external parameter |
US7990406B2 (en) | 2008-03-04 | 2011-08-02 | Ricoh Company, Ltd. | Optical scanning device having a pitch adjustment device for adjusting a beam pitch and image forming apparatus including same |
JP2017119354A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 光走査装置及びこれを用いた画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4083935B2 (ja) | 2008-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6317245B1 (en) | Multi-beam scanning optical system | |
US6396615B1 (en) | Multi-beam scanning optical system | |
JP2001201704A (ja) | 光走査装置 | |
JPH0876039A (ja) | マルチビームレーザ記録装置 | |
US7218337B2 (en) | Optical scanner, optical-path adjustment method, and image forming apparatus | |
US6236040B1 (en) | Image forming apparatus | |
US7639273B2 (en) | Image forming apparatus | |
US7425975B2 (en) | Multi-beam image forming apparatus | |
US20010004292A1 (en) | Multi-beam scanning optical system and image forming apparatus using the same | |
JP4323939B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
US8520711B2 (en) | Optical device and method for controlling the same | |
JP2001091870A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005164997A (ja) | 光走査装置およびそれに用いる同期検知方法 | |
JP4847121B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4141056B2 (ja) | マルチビーム画像形成装置 | |
JP4475733B2 (ja) | 走査光学装置 | |
US20060221172A1 (en) | Light beam scanning apparatus and image forming apparatus | |
JP2006103130A (ja) | マルチビーム画像形成装置 | |
JP3686508B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003266770A (ja) | 画像形成装置 | |
JPS58100118A (ja) | レ−ザビ−ム走査装置 | |
JP2005091570A (ja) | 光走査装置、画像形成装置およびビーム間隔補正方法 | |
JP2002250882A (ja) | マルチビーム走査装置 | |
JP2003025631A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3225749B2 (ja) | レーザ光走査装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050106 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071120 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080214 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140222 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |