JP2001091570A - 半導体検査装置 - Google Patents

半導体検査装置

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JP2001091570A
JP2001091570A JP26400599A JP26400599A JP2001091570A JP 2001091570 A JP2001091570 A JP 2001091570A JP 26400599 A JP26400599 A JP 26400599A JP 26400599 A JP26400599 A JP 26400599A JP 2001091570 A JP2001091570 A JP 2001091570A
Authority
JP
Japan
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dut
temperature
sensor
control signal
signal pattern
Prior art date
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Application number
JP26400599A
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English (en)
Inventor
Izumi Koga
泉 古賀
Isamu Koura
勇 小浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】DUTの温度が期待値となるように制御するこ
とができる半導体検査装置を提供する。 【解決手段】外部からの制御信号パターンに応じて自己
発熱する発熱手段を備えたDUTと、このDUTの温度
を直接監視するセンサと、このセンサの出力に基づき、
前記DUTの温度が期待値に一致するような前記制御信
号パターンを発生する手段を備え、DUTの温度が制御
できるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーンインテスタ
と呼ばれる半導体検査装置に関し、詳しくは被試験対象
である半導体デバイス(以下DUTという)の温度制御
方式の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体検査装置は、DUT自体の温度と
そのときの特性との関係を検査する機能を有する。図A
は従来のこの種の半導体検査装置の構成を示す模式図で
ある。
【0003】恒温槽10内のDUT11aは、恒温槽1
0外に設置されたテスタ20により制御・測定される。
このとき、恒温槽10内に設けたヒータ12とファン1
3を作動させて恒温槽10内の雰囲気を所望の温度に制
御する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては次のような課題があった。 (1)DUT周辺の雰囲気全体を加熱するための恒温槽
が必須であり、装置全体として大掛かりとなり、また電
力効率も悪い。 (2)DUT11は恒温槽10の雰囲気温度で間接的に
加温制御されているだけであり、DUTの温度を直接測
定していないため果たしてDUT11が期待通りの温度
になっているかどうかはなはだ疑問である。このため、
DUTの精密な温度制御・温度管理ができず、高精度の
テストは保証できない。
【0005】本発明の目的は、上記の課題を解決するも
ので、DUTの温度が期待値となるように制御すること
ができる半導体検査装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明では、外部からの制御信号パ
ターンに応じて自己発熱する発熱手段を備えたDUT
と、このDUTの温度を直接監視するセンサと、このセ
ンサの出力に基づき、前記DUTの温度が期待値に一致
するような前記制御信号パターンを発生する手段を備
え、DUTの温度が制御できるように構成したことを特
徴とする。
【0007】このような構成によれば、DUTの温度を
直接測定し、その結果により制御信号パターンを変更
し、最終的にDUTの温度を一定に保つことができるの
で、従来装置が必要としていた恒温槽が不要となり、ス
ペース効率や電力効率を容易に向上させることができ
る。
【0008】この場合、請求項2のように、センサとし
て赤外線温度センサを使用すれば、非接触でDUTの温
度を測定することができる。あるいは、請求項3のよう
に、センサがDUTに内臓されていれば、それを用いる
ことにより、よりスペース効率を上げることもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明に係る半導体検査装置の一実施
例を示す構成図である。本発明では、DUTの表面温度
を非接触で検出し、その検出温度が設定温度に一致する
ように制御信号パターンをDUTに与えてDUTを自己
発熱させる。
【0010】図において、温度センサ30は、DUT1
1aの表面温度を非接触で測定するもので、例えば赤外
線温度センサを使用する。テスタ20aは、テストシス
テムコントローラ21と、DUT11aの温度制御を行
なうパターン(制御信号パターンという)を発生するパ
ターン発生器22を備える。
【0011】テストシステムコントローラ21は、赤外
線温度センサ30の出力からDUT11aの表面温度を
求め、その表面温度とあらかじめ設定した設定温度(期
待値温度ともいう)との比較を行ない、DUT11aに
与える制御信号パターンの命令をパターン発生器22に
伝達することができるように構成されている。
【0012】パターン発生器22は、テストシステムコ
ントローラ21からの命令に応じて温度制御を行なうパ
ターンを決定しDUT11aに送ることができるように
構成されている。
【0013】DUT11aは、テスタ20aから入力さ
れる制御信号パターンに応じて自己発熱素子が発熱する
ように構成された発熱手段が内臓されている。
【0014】なお、ここでは、本発明に直接関係のある
温度制御に係る構成要素のみ示し、他の機能に係る構成
要素についてはすべて省略してある。
【0015】このような構成における動作を次に説明す
る。赤外線温度センサ30により測定されたDUT11
aの表面温度に対応した信号がテストシステムコントロ
ーラ21に入力され、ここで、あらかじめ設定された設
定温度と比較される。テストシステムコントローラ21
は、DUT11aの表面温度が設定温度に一致しない場
合には、DUT11aに出力する制御信号パターンの命
令を出力する。
【0016】この命令を受けたパターン発生器22は温
度制御を行なうパターン(制御信号パターン)を決定
し、DUT11aに出力する。DUT11aではこの制
御信号パターンに基づいて発熱素子が駆動される。
【0017】前記温度制御を行なう制御信号パターン
は、使用する発熱素子に応じてその形態が異なる。例え
ば、発熱素子として半導体素子を用いた場合は、その半
導体素子に流す電流のON/OFF制御の周期を変える
ことによって発熱温度の制御を行なう。
【0018】また、使用する発熱素子として複数の抵抗
素子に電流を流して発熱させる抵抗発熱手段を用いた場
合には、各抵抗素子に電流供給するON/OFFスイッ
チを制御して温度制御するが、そのON/OFFの態様
(制御信号パターン)を変えることによって発熱温度の
制御を行なう。
【0019】このような自己発熱により加熱されたDU
T11aの温度は赤外線温度センサ30により測定され
る。このような温度制御と温度測定を繰り返すことによ
り、最終的にDUTの温度を設定温度に等しくすること
ができる。
【0020】なお、以上の説明は、本発明の説明および
例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎな
い。したがって本発明は、上記実施例に限定されること
なく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、
変形をも含むものである。
【0021】例えば、実施例では、DUT11aの表面
温度の検出に赤外線温度センサを用いたが、本発明はこ
れに限定されるものではない。非接触でDUTの温度を
検出できるものであれば赤外線温度センサ以外のもので
あってもよい。更にまた、必ずしも非接触でなくてもよ
く、接触型の温度センサを使用してもよい。また、DU
T内に温度センサがある場合はそれを用いてもよい。
【0022】また、冷却手段を備え、DUTの温度が設
定温度を越えた場合には冷却手段で強制的に冷却するよ
うにしてもよい。また、DUTは雰囲気中にさらしてお
くのではなく、例えば密閉型の容器の中に入れるように
してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば次の
ような効果がある。本発明では、DUTの温度を直接測
定し、その結果に基づいて制御信号パターンが変更さ
れ、DUTはその制御信号パターンに応じて自己発熱す
る。このような制御が繰り返し行われ、最終的にDUT
は設定温度と等しい温度に自動的に保たれる。そのた
め、従来装置が必要としていたような恒温槽は全く不要
となり、スペース効率および電力効率のよい半導体検査
装置を容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体検査装置の一実施例を示す
要部構成図である。
【図2】従来の半導体検査装置の一例を示す要部構成図
である。
【符号の説明】
11a DUT 20a テスタ 21 テストシステムコントローラ 22 パターン発生器 30 温度センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部からの制御信号パターンに応じて自己
    発熱する発熱手段を備えたDUTと、 このDUTの温度を直接監視するセンサと、 このセンサの出力に基づき、前記DUTの温度が期待値
    に一致するような前記制御信号パターンを発生する手段
    を備え、DUTの温度が制御できるように構成したこと
    を特徴とする半導体検査装置。
  2. 【請求項2】前記センサとして赤外線温度センサを使用
    し、非接触でDUTの温度を測定するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の半導体検査装置。
  3. 【請求項3】前記センサがDUTに内臓されていること
    を特徴とする請求項1記載の半導体検査装置。
JP26400599A 1999-09-17 1999-09-17 半導体検査装置 Pending JP2001091570A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8446792B2 (en) 2008-12-25 2013-05-21 Panasonic Corporation Semiconductor integrated circuit

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