JP2001091152A - 引き出し型冷蔵庫 - Google Patents
引き出し型冷蔵庫Info
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- JP2001091152A JP2001091152A JP2000194924A JP2000194924A JP2001091152A JP 2001091152 A JP2001091152 A JP 2001091152A JP 2000194924 A JP2000194924 A JP 2000194924A JP 2000194924 A JP2000194924 A JP 2000194924A JP 2001091152 A JP2001091152 A JP 2001091152A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- chamber
- container
- rail
- drawer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D23/00—General constructional features
- F25D23/02—Doors; Covers
- F25D23/021—Sliding doors
Landscapes
- Refrigerator Housings (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ドアの開放時、内容物の荷重によ
る容器の転倒を防止し得る引き出し型冷蔵庫を提供する
ことである。 【解決手段】 後方壁の内部に延長溝11aが形成され
たチャンバー10と、前記チャンバー10の両側壁面
に、前記延長溝11aの内部まで延設されるガイドレー
ル12’と、前記チャンバー10内に安置される容器1
6と一体的に形成され、前記チャンバー10を引き出し
方式で開閉するドア15と、前記ドア15の両側から前
記チャンバー10の後方に形成され、前記ガイドレール
12’に挿入され、前記ドア15の開閉をガイドするド
アレール17’とを含んで構成される。
る容器の転倒を防止し得る引き出し型冷蔵庫を提供する
ことである。 【解決手段】 後方壁の内部に延長溝11aが形成され
たチャンバー10と、前記チャンバー10の両側壁面
に、前記延長溝11aの内部まで延設されるガイドレー
ル12’と、前記チャンバー10内に安置される容器1
6と一体的に形成され、前記チャンバー10を引き出し
方式で開閉するドア15と、前記ドア15の両側から前
記チャンバー10の後方に形成され、前記ガイドレール
12’に挿入され、前記ドア15の開閉をガイドするド
アレール17’とを含んで構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は引き出し型冷蔵庫に
関するもので、より詳しくは重い食品が収納された容器
を引き出すとき、該容器が前方に転倒するのを防止し得
る転倒防止機能を有する引き出し型冷蔵庫に関するもの
である。
関するもので、より詳しくは重い食品が収納された容器
を引き出すとき、該容器が前方に転倒するのを防止し得
る転倒防止機能を有する引き出し型冷蔵庫に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】通常の冷蔵庫とは異なり、引き出し型冷
蔵庫は少なくとも一つのチャンバーを備え、前記チャン
バーの内部には引き出し方式で引き出される容器が設け
られている。そして、前記チャンバーには、チャンバー
を開放するとともに容器を引き出すドアが設けられるこ
ともある。
蔵庫は少なくとも一つのチャンバーを備え、前記チャン
バーの内部には引き出し方式で引き出される容器が設け
られている。そして、前記チャンバーには、チャンバー
を開放するとともに容器を引き出すドアが設けられるこ
ともある。
【0003】したがって、このような構成の引き出し型
冷蔵庫に食品を収納するときは、ドアを引き寄せて容器
を引き出し、このように引き出された容器に食品を収納
した後、ドアを押して閉じる方式である。このような方
式の冷蔵庫は、冷凍専用冷蔵庫又はキムチ専用冷蔵庫と
して使用される。以下、図3を参照しながら従来の引き
出し型冷蔵庫の構造及び動作について詳細に説明する。
冷蔵庫に食品を収納するときは、ドアを引き寄せて容器
を引き出し、このように引き出された容器に食品を収納
した後、ドアを押して閉じる方式である。このような方
式の冷蔵庫は、冷凍専用冷蔵庫又はキムチ専用冷蔵庫と
して使用される。以下、図3を参照しながら従来の引き
出し型冷蔵庫の構造及び動作について詳細に説明する。
【0004】従来の引き出し型冷蔵庫は、大別して、食
品を保管する上部の第1チャンバー10及び下部の第2
チャンバー20を備える冷蔵庫本体と、前記各チャンバ
ー10、20の内部に設けられ、引き出し方式で引き出
される容器16、26と、前記チャンバー10、20を
開閉し、容器16、26を引き出すドア15、25とか
ら構成される。前記第1チャンバー10及び第2チャン
バー20は食品を貯蔵する部分であり、内側壁はインナ
ーケース10aからなっている。
品を保管する上部の第1チャンバー10及び下部の第2
チャンバー20を備える冷蔵庫本体と、前記各チャンバ
ー10、20の内部に設けられ、引き出し方式で引き出
される容器16、26と、前記チャンバー10、20を
開閉し、容器16、26を引き出すドア15、25とか
ら構成される。前記第1チャンバー10及び第2チャン
バー20は食品を貯蔵する部分であり、内側壁はインナ
ーケース10aからなっている。
【0005】同図に示すように、前記容器16はドア1
5と一緒に引き出されるように構成されている。すなわ
ち、ドア15の両側からチャンバーの内側に向かってド
アレール17が連設され、前記ドアレール17は前記容
器16の側面に結合されているので、ドア15を引き寄
せて開けると、前記容器16も一緒に前方に引き出され
るように構成される。
5と一緒に引き出されるように構成されている。すなわ
ち、ドア15の両側からチャンバーの内側に向かってド
アレール17が連設され、前記ドアレール17は前記容
器16の側面に結合されているので、ドア15を引き寄
せて開けると、前記容器16も一緒に前方に引き出され
るように構成される。
【0006】そして、各ドアレール17の後端部にはド
アローラー17aが設けられている。前記ドアローラー
17aは、チャンバー10のインナーケース10aの両
側壁に取り付けられたガイドレール12により支持され
る。そして、前記ガイドレール12の前方部にはガイド
ローラー12aがそれぞれ設けられている。
アローラー17aが設けられている。前記ドアローラー
17aは、チャンバー10のインナーケース10aの両
側壁に取り付けられたガイドレール12により支持され
る。そして、前記ガイドレール12の前方部にはガイド
ローラー12aがそれぞれ設けられている。
【0007】前記ドアレール17とガイドレール12は
互いに対向する“コ”字形に形成されているので、それ
ぞれのドアローラー17a及びガイドローラー12aが
その内部に収納されたままで支持できるように構成され
る。すなわち、ドアレール17の後端部に設けられたド
アローラー17aは、チャンバー10の両側壁に取り付
けられたガイドレール12内に挿入された状態で支持さ
れる。従って、ドア15を引き寄せるか押し入れると、
前記ドアローラー17aはガイドレール12の内側上面
又は下面と接触したままで回転しながら移動することに
なる。
互いに対向する“コ”字形に形成されているので、それ
ぞれのドアローラー17a及びガイドローラー12aが
その内部に収納されたままで支持できるように構成され
る。すなわち、ドアレール17の後端部に設けられたド
アローラー17aは、チャンバー10の両側壁に取り付
けられたガイドレール12内に挿入された状態で支持さ
れる。従って、ドア15を引き寄せるか押し入れると、
前記ドアローラー17aはガイドレール12の内側上面
又は下面と接触したままで回転しながら移動することに
なる。
【0008】そして、チャンバー10の両側壁のドア側
に設けられ、回転可能に支持されているガイドローラー
12aはドアレール17を支持している。従って、ドア
15の引出し時には、前記ドアレール17の上側面が前
記ガイドローラー12aと接触し、ドアレール17の移
動によって前記ガイドローラー12aが回転することに
なる。以上では、第1チャンバー10における容器16
及びドア15の引出し構造のみについて説明したが、第
2チャンバー20における容器26及びドア25の引出
し構造も同様である。
に設けられ、回転可能に支持されているガイドローラー
12aはドアレール17を支持している。従って、ドア
15の引出し時には、前記ドアレール17の上側面が前
記ガイドローラー12aと接触し、ドアレール17の移
動によって前記ガイドローラー12aが回転することに
なる。以上では、第1チャンバー10における容器16
及びドア15の引出し構造のみについて説明したが、第
2チャンバー20における容器26及びドア25の引出
し構造も同様である。
【0009】このように構成される従来の引き出し型冷
蔵庫の場合、チャンバー10、20に食品を保管する
か、又は保管されている食品を取り出すためには、前記
ドア15、25を前方に引き寄せることにより、前記容
器16、26を引き出す。
蔵庫の場合、チャンバー10、20に食品を保管する
か、又は保管されている食品を取り出すためには、前記
ドア15、25を前方に引き寄せることにより、前記容
器16、26を引き出す。
【0010】しかし、前記のような従来の引き出し型冷
蔵庫はつぎのような問題点がある。前記容器16の内部
に保管される食品が重い場合、前記ドア15を前方に引
き出すか、ドア15が開放された状態でドア15を持ち
下方に力を加えると、容器16が前方に傾くか、場合に
よっては容器が転倒される。
蔵庫はつぎのような問題点がある。前記容器16の内部
に保管される食品が重い場合、前記ドア15を前方に引
き出すか、ドア15が開放された状態でドア15を持ち
下方に力を加えると、容器16が前方に傾くか、場合に
よっては容器が転倒される。
【0011】この場合、一定荷重(mg)の容器16を
一定距離(d)だけ引き出すと、容器16とドア15の
質量中心の移動により、容器には、ガイドローラー12
を回転中心とするモーメント(M)が発生して、前方に
回転しようとする力が生じる。前記回転しようとするモ
ーメント(M)は下記[数学式1]によるので、容器1
6の荷重(mg)が大きいほど、かつ引出し距離(d)
が長いほど、大きくなる。 [数学式1]M=mgd
一定距離(d)だけ引き出すと、容器16とドア15の
質量中心の移動により、容器には、ガイドローラー12
を回転中心とするモーメント(M)が発生して、前方に
回転しようとする力が生じる。前記回転しようとするモ
ーメント(M)は下記[数学式1]によるので、容器1
6の荷重(mg)が大きいほど、かつ引出し距離(d)
が長いほど、大きくなる。 [数学式1]M=mgd
【0012】一方、前記容器16が前方に回転しようと
することを阻止する力は、前記容器を前方に回転させる
モーメント(M)の反作用で発生した反作用モーメント
(M’)と容器全体の荷重であろう。
することを阻止する力は、前記容器を前方に回転させる
モーメント(M)の反作用で発生した反作用モーメント
(M’)と容器全体の荷重であろう。
【0013】ドアレール17のチャンバー側端部のドア
ローラー17aが前記ガイドレール12により下方に支
持される力をFとし、前記ガイドレール12により支持
されて支持点の役目を務めるドアローラー17aと前記
モーメント(M)の回転中心の役目を務める前記ガイド
ローラー12a間の距離をLとすると、前記回転しよう
とするモーメント(M)の反作用により発生する反作用
モーメント(M’)は、下記[数学式2]による。 [数学式2]M’=FL
ローラー17aが前記ガイドレール12により下方に支
持される力をFとし、前記ガイドレール12により支持
されて支持点の役目を務めるドアローラー17aと前記
モーメント(M)の回転中心の役目を務める前記ガイド
ローラー12a間の距離をLとすると、前記回転しよう
とするモーメント(M)の反作用により発生する反作用
モーメント(M’)は、下記[数学式2]による。 [数学式2]M’=FL
【0014】従って、容器の全荷重が同一であると、前
記ドアローラー17aとガイドローラー12a間の距離
(L)が長くなるか、前記ドアレール17の端部ドアロ
ーラー17aに下方に作用する力(F)が大きくなる場
合にだけ、容器16は転倒されない。しかし、前記ドア
レール17のドアローラー17aを下方に支持するガイ
ドレール12の力(F)は、容器16の荷重と引出し距
離によって決まるものであるので、容器の転倒を防止す
るためには、容器16に収納された内容物の重量を減ら
すしかない。
記ドアローラー17aとガイドローラー12a間の距離
(L)が長くなるか、前記ドアレール17の端部ドアロ
ーラー17aに下方に作用する力(F)が大きくなる場
合にだけ、容器16は転倒されない。しかし、前記ドア
レール17のドアローラー17aを下方に支持するガイ
ドレール12の力(F)は、容器16の荷重と引出し距
離によって決まるものであるので、容器の転倒を防止す
るためには、容器16に収納された内容物の重量を減ら
すしかない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は前記
問題点を解決するためのもので、その目的は、引き出し
型冷蔵庫で、重い食品の収納された容器が引き出される
ことにより、該容器が前方に転倒しようとするモーメン
トが発生するとき、前記モーメントに対応する反作用モ
ーメントを大きくして、容器の転倒を防止し得る引き出
し型冷蔵庫を提供することである。
問題点を解決するためのもので、その目的は、引き出し
型冷蔵庫で、重い食品の収納された容器が引き出される
ことにより、該容器が前方に転倒しようとするモーメン
トが発生するとき、前記モーメントに対応する反作用モ
ーメントを大きくして、容器の転倒を防止し得る引き出
し型冷蔵庫を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明による容器転倒防止機能を有する引き出し型
冷蔵庫は、後方壁の内部に延長溝が形成されたチャンバ
ーと、前記チャンバーの両側壁面に、前記延長溝の内部
まで延設されるガイドレールと、前記チャンバー内に安
置される容器と一体的に形成され、前記チャンバーを引
き出し方式で開閉するドアと、前記ドアの両側から前記
チャンバーの後方に形成され、前記ガイドレールに挿入
され、前記ドアの開閉をガイドするドアレールとを含ん
で構成されることを特徴とする。
め、本発明による容器転倒防止機能を有する引き出し型
冷蔵庫は、後方壁の内部に延長溝が形成されたチャンバ
ーと、前記チャンバーの両側壁面に、前記延長溝の内部
まで延設されるガイドレールと、前記チャンバー内に安
置される容器と一体的に形成され、前記チャンバーを引
き出し方式で開閉するドアと、前記ドアの両側から前記
チャンバーの後方に形成され、前記ガイドレールに挿入
され、前記ドアの開閉をガイドするドアレールとを含ん
で構成されることを特徴とする。
【0017】また、本発明は、前記ドアレールが前記ガ
イドレールに対応して延設され、ドアを閉じる場合、前
記ドアレールが前記ガイドレールに沿って前記延長溝の
内部まで挿入されることを特徴とする。
イドレールに対応して延設され、ドアを閉じる場合、前
記ドアレールが前記ガイドレールに沿って前記延長溝の
内部まで挿入されることを特徴とする。
【0018】前記本発明の特徴によると、ドアレールの
長さを延長したため、ドアを前方に引き出した場合、前
記ドアレールの端部に設けられるドアローラーと容器に
作用するモーメントの回転中心の役目を務めるガイドロ
ーラー間の距離が延長される。従って、容器が前方に転
倒しようとするモーメントに対応する反作用モーメント
を大きくすることにより、ドアの引出しにより容器の質
量中心が前方に移動しても、容器が前方に転倒すること
を防止し得る利点がある。また、前記延長されたドアレ
ールは、ドアを閉じたとき、前記チャンバーの後壁と干
渉することなく、前記チャンバーの延長溝に挿入される
ので、前記チャンバーを完全に閉鎖することができる。
長さを延長したため、ドアを前方に引き出した場合、前
記ドアレールの端部に設けられるドアローラーと容器に
作用するモーメントの回転中心の役目を務めるガイドロ
ーラー間の距離が延長される。従って、容器が前方に転
倒しようとするモーメントに対応する反作用モーメント
を大きくすることにより、ドアの引出しにより容器の質
量中心が前方に移動しても、容器が前方に転倒すること
を防止し得る利点がある。また、前記延長されたドアレ
ールは、ドアを閉じたとき、前記チャンバーの後壁と干
渉することなく、前記チャンバーの延長溝に挿入される
ので、前記チャンバーを完全に閉鎖することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明による好ましい実施例について詳細に説明する。図
1は本発明による引き出し型冷蔵庫の実施の形態を示す
概略断面図である。この図では、従来の技術と同一構造
に対しては同一符号を付けて説明する。
発明による好ましい実施例について詳細に説明する。図
1は本発明による引き出し型冷蔵庫の実施の形態を示す
概略断面図である。この図では、従来の技術と同一構造
に対しては同一符号を付けて説明する。
【0020】図示のように、本発明による容器転倒防止
機能を有する引き出し型冷蔵庫は、ドアレール17’を
延長して、前記ガイドレール12’により支持される支
持点の役目を務めるドアローラー17aと回転中心の役
目を務めるガイドローラー12a間の距離を十分に確保
することにより、容器を転倒させようとするモーメント
(M)に対応する反作用モーメント(M’)を大きくし
たことを特徴とする。
機能を有する引き出し型冷蔵庫は、ドアレール17’を
延長して、前記ガイドレール12’により支持される支
持点の役目を務めるドアローラー17aと回転中心の役
目を務めるガイドローラー12a間の距離を十分に確保
することにより、容器を転倒させようとするモーメント
(M)に対応する反作用モーメント(M’)を大きくし
たことを特徴とする。
【0021】このように、ドアレール17’を延長する
に従い、チャンバー10のインナーケース11の両側壁
に取り付けられ、前記ドアレール17’をガイドするガ
イドレール12’も相応して延長される。従って、本発
明によると、図2に示すように、前記インナーケース1
1の後方壁には、延長されたガイドレール12’が取り
付けられるように、冷蔵庫の後壁部に陥没されたガイド
延長溝11aがそれぞれ形成されている。
に従い、チャンバー10のインナーケース11の両側壁
に取り付けられ、前記ドアレール17’をガイドするガ
イドレール12’も相応して延長される。従って、本発
明によると、図2に示すように、前記インナーケース1
1の後方壁には、延長されたガイドレール12’が取り
付けられるように、冷蔵庫の後壁部に陥没されたガイド
延長溝11aがそれぞれ形成されている。
【0022】以下、添付図面を参照しながら、本発明に
よる容器転倒防止機能を有する引き出し型冷蔵庫の作動
関係を説明する。冷蔵庫から荷重(mg)の容器を引き
出すと、容器の全体質量中心の移動により、容器が転倒
しようとするモーメント(M)が発生する。ここで、前
述したように、前記モーメント(M)は容器(mg)の
荷重が大きくなるほど、引出し距離(d)が大きくなる
ほど大きくなる。
よる容器転倒防止機能を有する引き出し型冷蔵庫の作動
関係を説明する。冷蔵庫から荷重(mg)の容器を引き
出すと、容器の全体質量中心の移動により、容器が転倒
しようとするモーメント(M)が発生する。ここで、前
述したように、前記モーメント(M)は容器(mg)の
荷重が大きくなるほど、引出し距離(d)が大きくなる
ほど大きくなる。
【0023】前記モーメント(M)により容器が前方に
転倒されることを阻止するためには、前記モーメント
(M)に対応して発生する反作用モーメント(M’)と
容器の全荷重との合計が前記モーメント(M)と同じで
あるか、又はより大きくなければならない。前記容器を
転倒させようとするモーメント(M)と対応する反作用
モーメント(M’)を大きくするためには、前述したよ
うに、ドアレール17’の端部がガイドレール12’に
より下方に支持される力(F)が大きいか、前記ガイド
レール12’に支持されるドアローラー17aとガイド
ローラー12a間の距離(L)が長くなければならな
い。
転倒されることを阻止するためには、前記モーメント
(M)に対応して発生する反作用モーメント(M’)と
容器の全荷重との合計が前記モーメント(M)と同じで
あるか、又はより大きくなければならない。前記容器を
転倒させようとするモーメント(M)と対応する反作用
モーメント(M’)を大きくするためには、前述したよ
うに、ドアレール17’の端部がガイドレール12’に
より下方に支持される力(F)が大きいか、前記ガイド
レール12’に支持されるドアローラー17aとガイド
ローラー12a間の距離(L)が長くなければならな
い。
【0024】ところで、本発明では、前記距離(L)を
長くするため、ドアローラー17aが設けられている前
記ドアレール17’を延長した。従って、前記力(F)
及び容器の全荷重が同一であっても、重い食品の収納さ
れた容器16を引き出すか、引き出された容器16に下
方に力が加わることにより、容器が前方に転倒しようと
するとき、従来に比べ、前記容器を前方に転倒させよう
とするモーメント(M)に対応して発生する反作用モー
メント(M’)が大きくなる。
長くするため、ドアローラー17aが設けられている前
記ドアレール17’を延長した。従って、前記力(F)
及び容器の全荷重が同一であっても、重い食品の収納さ
れた容器16を引き出すか、引き出された容器16に下
方に力が加わることにより、容器が前方に転倒しようと
するとき、従来に比べ、前記容器を前方に転倒させよう
とするモーメント(M)に対応して発生する反作用モー
メント(M’)が大きくなる。
【0025】前記のように延長されたドアレール17’
を有するドア15を閉じると、前記ドアレール17’は
本発明によるインナーケース11の両側壁に延設された
ガイドレール12’に沿って誘導される。そして、ドア
レール17’のチャンバー側端部はインナーケース11
の後方に形成された延長溝11aに挿着されることによ
り、前記延長されたドアレール17’はインナーケース
11と干渉しなくなり、ドア15はチャンバー10及び
容器16を閉鎖することになる。
を有するドア15を閉じると、前記ドアレール17’は
本発明によるインナーケース11の両側壁に延設された
ガイドレール12’に沿って誘導される。そして、ドア
レール17’のチャンバー側端部はインナーケース11
の後方に形成された延長溝11aに挿着されることによ
り、前記延長されたドアレール17’はインナーケース
11と干渉しなくなり、ドア15はチャンバー10及び
容器16を閉鎖することになる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ドア
レールを延長して、ガイドレールにより支持されるドア
ローラーとガイドローラー間の距離を延長することで、
容器が転倒されることを阻止する力を増大させたので、
重い食品を収納した容器を引き出す場合にも、容器が前
方に転倒されることを防止し得る効果が期待できる。ま
た、前記延設されたドアレールはガイドレールに沿って
チャンバーの延長溝に挿入されるので、ドアを閉じる場
合にも、チャンバーの後壁面との干渉がない。
レールを延長して、ガイドレールにより支持されるドア
ローラーとガイドローラー間の距離を延長することで、
容器が転倒されることを阻止する力を増大させたので、
重い食品を収納した容器を引き出す場合にも、容器が前
方に転倒されることを防止し得る効果が期待できる。ま
た、前記延設されたドアレールはガイドレールに沿って
チャンバーの延長溝に挿入されるので、ドアを閉じる場
合にも、チャンバーの後壁面との干渉がない。
【図1】本発明による引き出し型冷蔵庫の実施の形態を
示す概略断面図である。
示す概略断面図である。
【図2】本発明による引き出し型冷蔵庫の実施の形態に
おけるインナーケースの構造を示す概略断面図である。
おけるインナーケースの構造を示す概略断面図である。
【図3】従来の引き出し型冷蔵庫の構造を示す概略断面
図である。
図である。
10、20…チャンバー 10a、11…インナーケース 11a…延長溝 12、22、12’…ガイドレール 12a、22a…ガイドローラー 15、25…ドア 16、26…容器 17、27、17’…ドアレール 17a…ドアローラー
Claims (2)
- 【請求項1】 後方壁の内部に延長溝が形成されたチャ
ンバーと、 前記チャンバーの両側壁面に、前記延長溝の内部まで延
設されるガイドレールと、 前記チャンバー内に安置される容器と一体的に形成さ
れ、前記チャンバーを引き出し方式で開閉するドアと、 前記ドアの両側から前記チャンバーの後方に形成され、
前記ガイドレールに挿入され、前記ドアの開閉をガイド
するドアレールとを含んで構成されることを特徴とする
引き出し型冷蔵庫。 - 【請求項2】 前記ドアレールは前記ガイドレールに対
応して延設され、ドアを閉じる場合、前記ドアレールが
前記ガイドレールに沿って前記延長溝の内部まで挿入さ
れることを特徴とする請求項1記載の引き出し型冷蔵
庫。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR10-1999-0038865A KR100377729B1 (ko) | 1999-09-11 | 1999-09-11 | 전도방지 기능을 구비한 서랍형 냉장고 |
KR38865/1999 | 1999-09-11 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001091152A true JP2001091152A (ja) | 2001-04-06 |
Family
ID=19611135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000194924A Pending JP2001091152A (ja) | 1999-09-11 | 2000-06-23 | 引き出し型冷蔵庫 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001091152A (ja) |
KR (1) | KR100377729B1 (ja) |
CN (1) | CN1240982C (ja) |
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