JP2001090197A - 折畳み構築物 - Google Patents

折畳み構築物

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JP2001090197A JP27074599A JP27074599A JP2001090197A JP 2001090197 A JP2001090197 A JP 2001090197A JP 27074599 A JP27074599 A JP 27074599A JP 27074599 A JP27074599 A JP 27074599A JP 2001090197 A JP2001090197 A JP 2001090197A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 奥行の深いガレージ等の構築物を折り畳んだ
状態でトラック輸送できるようにする。 【解決手段】 対向する妻側の妻側枠1の間に多数の可
動枠6を配置し,これら妻側枠1とこれに隣接する可動
枠6及び各可動枠6に,それぞれ谷折り用と山折り用に
相互にヒンジ連結した平側パネル10及び屋根パネル1
2をヒンジ連結することによって折畳み構築物Aを構成
し,上記妻側枠1及び可動枠6を基準にして平側及び屋
根を折り畳むようにして奥行の深い構築物Aの長さを短
縮するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,ガレージ,仮設ハ
ウス,倉庫等の各種目的に使用する折畳み構築物に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】この種
折畳み構築物として,例えば対向する平側パネルと,相
互にヒンジ連結するとともに上記平側パネルにそれぞれ
ヒンジ連結することによって,該平側パネルに谷折りと
する妻側パネル及び山折りとする屋根パネルを備え,必
要に応じて床パネルを設置したものを提案済みである
が,この場合折畳みは上記平側パネルを設置した平側を
基準としてなされることになるため,例えばガレージの
ように奥行を5m程度とするように,特に平側を長くす
る必要がある構築物は,その輸送とこれによる現場搬入
のために平側の長さに応じた長さの荷台を有するトラッ
クを必要とすることになり,トラック輸送の面で障害を
生じる結果,現場に搬入して簡易に設置使用し得るメリ
ットから折畳み自在のものとして構成しても,現場搬入
が容易ではないため,そのメリットを生かせず,このた
め平側の長い折畳み構造物の実用化がなされない状況に
ある。
【0003】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で,その解決課題とするところは,奥行を深くするため
に平側が長くなる場合にも,トラック輸送とこれによる
現場搬入を可能とし,簡易な設置使用を可能とした折畳
み構築物を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題に添って本発明
は,対抗する妻側枠とその間の多数の可動枠を用いて,
該妻側枠と可動枠の平側及び屋根側に,それぞれ相互に
ヒンジ連結した平側パネル及び屋根パネルをそれぞれ折
畳み自在にヒンジ連結するとともに妻側枠に妻側パネル
乃至開口部材を配置することによって,構築物を上記妻
側枠及びその間の可動枠を折畳み基準として折畳むよう
に構成したものであって,即ち請求項1に記載の発明
を,平側及び屋根を折畳み自在とし伸張することによっ
て使用するガレージ,仮設ハウス,倉庫等の折畳み構築
物であって,対向する妻側に妻側枠を,該妻側枠間に同
一形状多数の可動枠をそれぞれ配置し,これら妻側枠及
び可動枠にそれぞれ相互にヒンジ連結した平側パネル及
び屋根パネルをヒンジ連結することによってこれらを介
設するとともに上記平側パネルを谷折り自在,上記屋根
パネルを山折り自在とし且つ対向する妻側枠にそれぞれ
妻側パネル又は開口部材を配置してなることを特徴とす
る折畳み構築物とし,請求項2に記載の発明は,折畳み
状態の構築物の外観を良好に維持するようにする一方,
必要に応じて,例えば開口部材として縦引きシャッター
を設置する場合,そのシャッターケースを設置するスペ
ースを確保し,また例えば折畳み状態の構築物をその妻
側枠部分をクレーンで吊り持ちしてトラックへの積載や
積降ろしを行なうにようにした場合,妻側枠のワイヤー
が折り畳んだ屋根パネルに当ったりするのを防止する
等,構造物の具体的な形態の適応性を向上するように,
これを上記対向する妻側枠の高さを,それぞれ上記屋根
パネル山折り時の高さと略同等の上記可動枠を超える高
さとするとともにその対向面側に上記可動枠と同一高さ
の連結枠部を配置して上記屋根パネルの妻側枠に対する
ヒンジ連結を行なってなることを特徴とする請求項1に
記載の折畳み構築物とし,請求項3に記載の発明は,折
畳み構築物を屋外において使用するに際して,屋根の防
水性を確保し得るように,これを,上記妻側枠及び可動
枠をそれぞれその上枠部の幅方向端部に長手方向全長の
端部立上り片を備えて形成し,上記屋根パネルのヒンジ
連結を,該端部立上り片の内側において伸張時に屋根パ
ネルが端部立上り片を覆うように行なってなることを特
徴とする請求項1又は2に記載の折畳み構築物とし,請
求項4に記載の発明は,折畳み構築物の伸張使用時に風
圧による平側パネルの揺動や屋根パネルの揺動乃至吹上
を防止して,折畳み構築物としての安定性を向上すると
ともにこれらのよる騒音発生を防止するように,これ
を,上記平側パネルの相互のヒンジ連結部を横断するよ
うにこれら平側パネルを連結して平側パネル同士を伸張
状態に維持する伸張維持部材を,上記平側パネルの上端
部と屋根パネルの側端部間に屋根パネルを下方引寄せ状
態に維持する吹上防止部材をそれぞれ配設してなること
を特徴とする請求項1,2又は3に記載の折畳み構築物
とし,請求項5に記載の発明は,折畳みの輸送や保管時
における平側パネルの揺動を防止し,そのコンパクトな
折畳み状態を確実に確保し得るように,これを,上記妻
側枠と妻側の可動枠及び隣接する可動枠間に,これらを
相互に連結して平側パネルを折畳み状態に維持する開き
止め部材を配設してなることを特徴とする請求項1,
2,3又は4に記載の折畳み構築物とし,これらをそれ
ぞれ発明の要旨として,上記課題解決の手段としたもの
である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下図面の例に従って本発明を更
に具体的に説明すれば,Aは,平側及び屋根を折畳み自
在とし伸張することによって使用する,本例において鋼
製のガレージとした折畳み構築物であり,該構築物A
は,対向する妻側に妻側枠1を,該妻側枠1間に同一形
状多数の可動枠6をそれぞれ配置し,これら妻側枠1及
び可動枠6にそれぞれ相互にヒンジ15連結した平側パ
ネル10及び屋根パネル12をヒンジ15連結すること
によってこれらを介設するとともに上記平側パネル10
を谷折り自在,上記屋根パネル12を山折り自在とし且
つ対向する妻側枠1にそれぞれ妻側パネル3又は開口部
材4を配置したものとしてあり,本例において上記対向
する妻側枠1の高さは,これを,それぞれ上記屋根パネ
ル12山折り時の高さと略同等の上記可動枠6を超える
高さとするとともにその対向面側に上記可動枠6と同一
高さの連結枠部2を配置して上記屋根パネル12の妻側
枠1に対するヒンジ15連結を行なったものとしてあ
る。
【0006】即ち本例の折畳み構築物Aは,上記ガレー
ジとして,例えば妻側長さを2.5m,平側長さを5
m,最大高さを2.5mとして,ワゴン車を格納可能の
ものとしてあり,正面をなす一方の妻側に,例えば縦引
きシャッターとした開口部材4を設置し,背面をなす他
方の妻側,平側並びに屋根はそれぞれ鋼製のパネル面を
なすものとしてある。
【0007】本例において妻側枠1は,鋼材を枠組み固
定して幅広とした鋼製フレームに,例えば波板鋼板によ
る表面板を張設した鋼製パネルの縦枠部及び上枠部によ
ってそれぞれ幅広高剛性の門型形状のものとするととも
に,その対向面側端部に同じく鋼製フレームにして縦枠
部7と妻側枠1より低い上枠部8とによる門型の上記連
結枠部2を配置固定したものとしてあり,また可動枠6
はこれを同じく太幅の鋼材を枠組み固定し,必要に応じ
てコーナー部に鋼製の方杖等を溶着する等の補強措置を
施した縦枠部7及び上枠部8によって高剛性にして,上
記妻側枠1より低く,相互に同一枠形状のものとすると
ともに上記連結枠部2と同一枠形状のものとしてあり,
このとき上記妻側枠1,本例にあっては上記連結枠部2
及び可動枠6をそれぞれその上枠部8の幅方向端部に長
手方向全長の端部立上り片9を備えたものとしてあり,
本例の端部立上り片9は上記連結枠部2及び上記可動枠
6をそれぞれ断面上向きコ字状とするようにその幅方向
両端に,その各上枠部8の鋼材端部を上向き一体に立上
げ形成したものとしてある。
【0008】平側パネル10及び妻側パネル3は,同じ
く鋼材を枠組み固定して幅広とした鋼製フレームに,上
記と同様な波板鋼板材による表面材を張設した鋼製パネ
ルによるものとしてあり,また屋根パネル12は同じく
鋼製フレームに鋼製折板屋根材を張設し,該折板屋根材
の幅方向端部の水平部に下向きの折曲片13を折曲形成
した,上記平側パネル10と同一幅の同じく鋼製パネル
によるものとしてある。
【0009】平側パネル10及び屋根パネル12は,各
2枚を相互にヒンジ15連結してそれぞれ折畳み自在と
してあり,このとき本例にあってヒンジ15は蝶番金物
を用いてその連結を行なうとともに平側パネル10にあ
っては,これを相互に谷折りの折畳みを行なうように谷
折り折曲のヒンジ15連結を,屋根パネル12にあって
は,これを相互に山折りの折畳みを行なうように山折り
折曲のヒンジ15連結を行い,その折畳み方向を逆にす
るようにしてある。
【0010】相互にヒンジ15連結した各平側パネル1
0及び屋根パネル12は,上記妻側枠1,本例にあって
はその連結枠部2とこれに隣接する妻側の可動枠6間
に,また各可動枠6間にそれぞれヒンジ15連結してこ
れらの間を閉塞するように介設してあり,このとき妻側
枠1の連結枠部2及び可動枠6に対する平側パネル10
の各ヒンジ15連結はその谷折りの折畳みを可能とする
ようにそれぞれ山折り折曲の連結を,屋根パネル12の
各ヒンジ15連結はその山折りの折畳みを可能とするよ
うに山折り折曲の連結を行なったものとしてある。
【0011】このとき上記屋根パネル12のヒンジ15
連結は,これを,上記妻側枠1,本例にあってはその連
結枠部2及び可動枠6の上枠部8における端部立上り片
9の内側において伸張時に屋根パネル12が端部立上り
片9を覆うように行なったものとしてあり,本例の該ヒ
ンジ15連結は,屋根パネル12の上記幅方向端部の水
平部に折曲形成した下向きの折曲片13の下端を上記上
枠部8の端部立上り片9の内側下端において行なうこと
によって,屋根パネル12が伸張時に該端部立上り片9
を被覆し,折畳み時に屋根パネル12が上枠部8の内側
に起立状になるようにこれを行なってあり,これによっ
て上記連結枠部2又は可動枠6の上枠部8と屋根パネル
12間に空隙が生じて雨水が浸入するのを防止するよう
にしてある。
【0012】妻側枠1の上記縦引きシャッターとした開
口部材4の設置は,そのシャッターケースを開口上方の
可動枠6との高さの差に応じたスペースに設置し,妻側
枠1の非対向側に該妻側枠1の開口を開閉自在とするよ
うにしてあり,また上記妻側パネル3の設置は,その開
口全面を閉塞するようにこれを行なってある。
【0013】図中16は,上記平側パネル10の相互の
ヒンジ15連結部を横断するようにこれら平側パネル1
0を連結して平側パネル10同士を伸張状態に維持する
伸張維持部材,18は,上記平側パネル10の上端部と
屋根パネル12の側端部間に該屋根パネル12を下方引
寄せ状態に維持する吹上防止部材であり,また19は,
上記妻側枠1と妻側の可動枠6及び隣接する可動枠6間
に,これらを相互に連結して平側パネル10を折畳み状
態に維持する開き止め部材であり,上記伸張維持部材1
6は,本例において上記平側パネル10のそれぞれ室内
側においてその一方に回動自在に軸支固定して,その他
方に設置した受け具17に係止自在として,その相互の
ヒンジ15連結部を横断することによって伸張状態にお
いてヒンジ15の回動を防止してこれらを伸張状態に維
持する連結バーによるものとし,上記吹上防止部材18
は,平側パネル10における鋼製フレーム上枠と屋根パ
ネル12における鋼製フレーム平側の側枠間の室内側に
してこれら相互のヒンジ15連結部近傍の一方に回動自
在に軸支固定してこれらの他方に設置した受け具17に
係止自在としたフックによるものとし,また上記開き止
め部材19は,上記妻側枠1と妻側の可動枠6及び隣接
する可動枠6間に架設するように,上記伸張維持部材1
6とは逆の室外側に設置し,折畳み状態において妻側枠
1乃至可動枠6相互の間隔を維持する短寸の連結バーに
よるものとしてある。
【0014】また図中5は妻側枠1の上端2箇所にそれ
ぞれ設置したクレーンによる構築物Aのトラック積載と
所定位置への据置設置を可能とするワイヤー引掛用の吊
り金具,11は平側パネル に設置した窓,14は図示
省略の特殊運搬具を使用したときに使用する屋根パネル
12に設置した運搬具ガイドレール案内用のガイド金
具,20は本例において据置設置に使用したコンクリー
ト土台,21はその固定用アンカーである。
【0015】このように形成した本例の折畳み構築物A
は,例えば開き止め部材19を掛止して折畳み状態と
し,上記吊り金具5にワイヤーを掛けてクレーンで吊り
持ちしてトラックに積載し,構築物A設置現場に輸送
し,該設置現場においては上記クレーンの吊り持ち状態
で開き止め部材19を外し,人手によって妻側枠1を離
隔するように妻側枠1及びその間の可動枠6を折畳み基
準(伸張基準)として全体を伸張し,該伸張状態で所定
位置の地表に据置設置し,上記伸張維持部材16,吹上
防止部材18を掛止して,構築物Aの伸張状態を維持す
るようにし,必要に応じて上記固定用アンカー21等に
よる地表乃至コンクリート土台20に対する固定措置を
施して,上記ガレージとして使用すればよく,また撤去
するときは,伸張維持部材16,吹上防止部材18を外
し,クレーンの吊り持ち状態で妻側枠1を近接するよう
に,同じく妻側枠1及びその間の可動枠6を折畳み基準
として全体を折畳み,トラックに積載して搬出するよう
にすればよい。
【0016】図示した例は以上のとおりとしたが,折畳
み構築物を仮設ハウス,倉庫等上記以外の用途に使用す
ること,該用途上必要に応じて例えば上記可動枠を矩形
又は方形の下枠部を備えたものとして,これに床パネル
を載置固定する等して床を設置するようにすること,妻
側枠と可動枠を同一枠形状のものとし,また妻側枠を可
動枠と同幅としてこれらを同様の構成のものとするこ
と,妻側枠,可動枠,平側パネル,屋根パネル等の構成
にアルミ押出材を使用し,ヒンジ連結をアルミ押出材の
軸と軸受とによるアルミ全面ヒンジを用いて行なうこ
と,開口部材として引き戸,ドア等を使用すること,妻
側パネルに開口部材としてこれら引き戸,ドア等を設置
すること,伸張維持部材を使用するとき,これを妻側枠
と妻側の可動枠及び隣接する可動枠間又は平側パネル相
互の隣接するヒンジ連結部間に配設することによって,
同じく平側パネルを相互に連結して平側パネル同士を伸
張状態に維持するようにすること等を含めて,本発明の
実施に当って,折畳み構築物,妻側枠,可動枠,平側パ
ネル,屋根パネル,ヒンジ,開口部材,妻側パネル,必
要に応じて使用する伸張維持部材,吹上防止部材,開き
止め部材等の各具体的形状,構造,材質,用途,これら
の関係,これらに対する付加等は,上記発明の要旨に反
しない限り,様々な形態のものとすることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のとおりに構成したから,
請求項1に記載の発明は,対抗する妻側枠とその間の多
数の可動枠を基準として平側パネルを谷折り自在に,屋
根パネルを山折り自在にコンパクトに折り畳むようにし
て,奥行を深くするために平側が長くなる場合にも,ト
ラック輸送とこれによる現場搬入を可能とし,簡易な設
置使用を可能とした折畳み構築物を提供することがで
き,請求項2に記載の発明は,折畳み状態の構築物の外
観を良好に維持するようにする一方,必要に応じて,例
えば開口部材として縦引きシャッターを設置する場合,
そのシャッターケースを設置するスペースを確保し,ま
た例えば折畳み状態の構築物をその妻側枠部分をクレー
ンで吊り持ちしてトラックへの積載や積降ろしを行なう
にようにした場合,妻側枠のワイヤーが折り畳んだ屋根
パネルに当ったりするのを防止する等,構造物の具体的
な形態の適応性を向上するものとすることができ,請求
項3に記載の発明は,折畳み構築物を屋外において使用
するに際して,屋根の防水性を確保することができ,請
求項4に記載の発明は,折畳み構築物の伸張使用時に風
圧による平側パネルの揺動や屋根パネルの揺動乃至吹上
を防止して,折畳み構築物としての安定性を向上すると
ともにこれらのよる騒音発生を防止することができ,請
求項5に記載の発明は,折畳みの輸送や保管時における
平側パネルの揺動を防止し,そのコンパクトな折畳み状
態を確実に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】折畳み構造物の斜視図である。
【図2】折畳み構造物の折畳み状態を示す斜視図であ
る。
【図3】折畳み構造物の横断面図である。
【図4】折畳み構造物の縦断面図である。
【図5】平側パネルの折畳み状態を示す横断面図であ
る。
【図6】屋根パネルの折畳み状態を示す縦断面図であ
る。
【図7】平側パネル伸張状態の伸張維持部材を示す部分
拡大図である。
【図8】平側パネルと屋根パネルの吹上防止部材を示す
部分拡大図である。
【図9】平側パネル折畳み状態の開き止め部材を示す部
分拡大図である。
【符号の説明】
A 折畳み構築物 1 妻側枠 2 連結枠部 3 妻側パネル 4 開口部材 6 可動枠 9 端部立上り片 10 平側パネル 12 屋根パネル 15 ヒンジ 16 伸張維持部材 18 吹上防止部材 19 開き止め部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平側及び屋根を折畳み自在とし伸張する
    ことによって使用するガレージ,仮設ハウス,倉庫等の
    折畳み構築物であって,対向する妻側に妻側枠を,該妻
    側枠間に同一形状多数の可動枠をそれぞれ配置し,これ
    ら妻側枠及び可動枠にそれぞれ相互にヒンジ連結した平
    側パネル及び屋根パネルをヒンジ連結することによって
    これらを介設するとともに上記平側パネルを谷折り自
    在,上記屋根パネルを山折り自在とし且つ対向する妻側
    枠にそれぞれ妻側パネル又は開口部材を配置してなるこ
    とを特徴とする折畳み構築物。
  2. 【請求項2】 上記対向する妻側枠の高さを,それぞれ
    上記屋根パネル山折り時の高さと略同等の上記可動枠を
    超える高さとするとともにその対向面側に上記可動枠と
    同一高さの連結枠部を配置して上記屋根パネルの妻側枠
    に対するヒンジ連結を行なってなることを特徴とする請
    求項1に記載の折畳み構築物。
  3. 【請求項3】 上記妻側枠及び可動枠をそれぞれその上
    枠部の幅方向端部に長手方向全長の端部立上り片を備え
    て形成し,上記屋根パネルのヒンジ連結を,該端部立上
    り片の内側において伸張時に屋根パネルが端部立上り片
    を覆うように行なってなることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の折畳み構築物。
  4. 【請求項4】 上記平側パネルの相互のヒンジ連結部を
    横断するようにこれら平側パネルを連結して平側パネル
    同士を伸張状態に維持する伸張維持部材を,上記平側パ
    ネルの上端部と屋根パネルの側端部間に屋根パネルを下
    方引寄せ状態に維持する吹上防止部材をそれぞれ配設し
    てなることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の折
    畳み構築物。
  5. 【請求項5】 上記妻側枠と妻側の可動枠及び隣接する
    可動枠間に,これらを相互に連結して平側パネルを折畳
    み状態に維持する開き止め部材を配設してなることを特
    徴とする請求項1,2,3又は4に記載の折畳み構築
    物。
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